「BMAX B7 Power」はRyzenよりお得? コスパ重視のミニPCと徹底 比較!


2023年6月に発売された「BMAX B7 Power」とコスパ重視のミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークスコアの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年11月、「BMAX B8 Pro」(Core i7-1255U)が発売されました。

※2023年7月、「BMAX B6 Plus」(Core i3-1000NG4 / Core-i5-1030NG7)が発売されました。

※2023年2月から「BMAX B7 Pro」(Core i5-1145G7)も発売中です。

「BMAX B7 Power」の特徴

BMAX B7 Power」の特徴をまとめてみました。

Core i7-11390H・Iris Xe・DDR4メモリ

BMAX B7 Power」は第11世代 (Tiger Lake) インテル Core i7-11390H プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された4コア8スレッド、最大5.0 GHz 駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約1万を記録しています。また、CPU内蔵のGPUにインテル Iris Xe グラフィックスを採用。3DMark Ice Stom Physicsで「75994」を記録し、Adobeのイラストレーターやフォトショップ、アフターエフェクトなどの負荷の高いグラフィック系アプリも快適に動作します。

そのほか、DDR4規格のメモリを16GB/32GB 搭載。2つのスロットを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

1TB M.2 SSD・ダブル拡張スロット・フル機能Type-C

BMAX B7 Power」はPCIe 3.0接続のNVMe M.2 SSDストレージを1TB搭載。3500MB/sの超高速な転送が利用できます。また、NVMe M.2 SSDの拡張スロットを搭載。2.5インチの拡張スロットも搭載し、SATA HDD/SSDで拡張することもできます。

そのほか、フル機能のType-Cポートを搭載し、10Gbpsの高速データ転送、PD給電、Displayport映像出力が利用可能。2つのUSB3.0ポートと2つのUSB2 .0ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器とスムーズに接続できます。

4K 3画面出力・Wi-Fi 6・冷却システム

BMAX B7 Power」は4K出力に対応したHDMI2.0bポートを2つ搭載。Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面 出力も利用できます。また、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 5.0や1Gのギガビット有線LANも利用できます。

そのほか、スマートファンと2つの銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載。本体は厚さ44mm、重さ425gメタルボディで、モニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています。

公式ページ: MaxMini B7 Power-32GB – Mini PCs – BMAX 

MaxMini B7 Power-16GB – Mini PCs – BMAX

価格を比較

BMAX B7 Power」と「GMKtec NucBox M2」、「MINISFORUM UM560XT」、「LarkBox X 2023」の価格を比較してみました。

「BMAX B7 Power」

BMAX B7 Power」は、Amazonで65,999円 (税込・14,000円OFFクーポン付き)、米国 Amazon.comで$399.99で販売されています。

「GMKtec NucBox M2」

GMKtec NucBox M2」は、Amazonで56,980円 (税込・16G+512GBモデル・15,000円 OFFクーポン付き)、GMKtec公式サイトで$339.59 ($60 OFFクーポン付き・日本円で約48,790円)、AliExpressでUS $329.99 (16GB+512GBモデル・日本円で約47,410円)で販売されています。

「MINISFORUM UM560XT」

MINISFORUM UM560XT」は、Amazonで57,980円 税込 (税込・11016円OFFクーポン付き・Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、楽天市場で47,280円(※UM560・Ryzen 5 5625U・16GB+512GB・送料無料)、ヤフーショッピングで58,511円(送料無料・Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、

MINISFORUM公式サイトで49,280円(16GB+512GBモデル/ベアボーンモデルは33,980円/32GB+512GBは55,980円/32GB+1TBは62,590円)、AliExpressでUS $269.00 (Ryzen 5 5600H・16GB+512GBモデル・日本円で約38,650円)、米国 Amazon.comで$369.99 (Ryzen 5 5600H・16GB+512GB・日本円で約53,160)で販売されています。

「LarkBox X 2023」

LarkBox X 2023」は、Amazonで25,415円 (税込・タイムセール価格)、楽天市場で34,422円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,500円(送料無料)、CHUWI公式ストアで税込26,900円(US $199.00)、AliExpressでUS $207.49 (日本円で約29,480円)、米国 Amazon.comで$199.00 (日本円で約28,280円)で販売されています。

スペックを比較

BMAX B7 Power」と「GMKtec NucBox M2」、「MINISFORUM UM560XT」、「LarkBox X 2023」のスペックを比較してみました。

「BMAX B7 Power」のスペック

  • プロセッサ 第11世代(Tiger Lake) Intel Core i7-11390H
    ※10nm/4コア/8スレッド/最大5.0GHz/TDP 28W 最大35W
  • GPU Intel Iris Xe Graphics
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4
  • 拡張メモリ 最大64GBまで (SO-DIMM X2)
  • ストレージ 1TB M.2 SSD SATA_2280
  • 拡張ストレージ M.2_NVME_2280 x1、2.5インチHDD/SSD x1
  • 電源 ACアダプター (DDC19V/2.5A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1G ギガビット有線LAN (1000Mbps)
  • インターフェース Type-C (フル機能) x 1、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、HDMI 2.0b x 2、有線LAN(RJ45) x 1
  • 映像出力 4K 3画面出力、4K/60Hz(HDMI/Type-C)
  • 冷却システム スマートファン + 2つの銅製ヒートパイプ
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 アルミニウム合金 ※新しいテクスチャデザイン採用
  • OS Windows 11
  • サイズ 125 x 112 x 44mm
  • 重量 370 g
  • カラー ブラック/グレー
  • 付属品 1×ユーザーガイド 1×メタルブラケット 1×電源アダプタ

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「GMKtec NucBox M2」のスペック

  • プロセッサ 第11世代 (Tiger Lake) インテル Core i7-11390H
    ※10nm/64bit/4コア/8スレッド/最大5.00GHz/TDP 最大35W
  • GPU Intel Iris Xe グラフィックス 1.40GHz
  • RAM(メモリ)16GB/32GB DDR4 3200 MHz
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 512GB/1TB SSD M.2 2280 PCIe 3.0
  • 拡張ストレージ M.2で最大2TB、PCIe 4.0
  • 電源 ACアダプター (20V/5A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C (DP/DATA) x1、USB3.2(Gen1x1)x3、USB2 .0 x1、HDMI2.0 (4K@60Hz) x2、2.5G ギガビット有線LAN (RJ45) x1、3.5mmヘッドフォンジャック x1、DCポート x1
  • 映像出力 4K 3画面出力
  • 冷却システム インテリジェントファン、熱伝導に強い銅素材、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro ※Linuxをサポート
  • サイズ 114mm x 106mm x 42.5mm
  • 重量 425g
  • カラー ブラック

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「MINISFORUM UM560XT」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5600H
    ※7nm/64bit/6コア/12スレッド/最大4.2GHz
  • GPU Radeon グラフィックス 1800MHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 (8GB×2 デュアルチャンネル)
  • 拡張メモリ 最大64GB (SODIMM スロット×2、各32GBまで拡張可能)
  • ストレージ 256GB/512GB M.2 2280 PCIe SSD
  • ストレージ拡張 2.5 インチ SATA HDD スロット ×1 (SATA 3.0 6.0Gb/s、拡張上限なし、7mm以内対応)
  • 電源 DC 19V (電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 M.2 2230 WIFI サポート (Wi-Fi 6、BlueTooth 5.2)
  • 有線LAN 2.5ギガビット
  • インターフェース Type-C (USB3.2 DP1.4) ×1、Type-C(USB3.2 Data Only 前側)×1、Type-A (USB3.2 Gen2×2 ,USB2.0 ×2) ×4、HDMI ×2、イーサネットポート(RJ45) ×1、3.5mm オーディオジャック ×1、DMIC ×1、Clear CMOS ×1
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×2、USB-C ポート (Dispaly1.2 4K@60Hz、前側)
  • オーディオ出力 HDMI×2、3.5mm オーディオジャック
  • 冷却システム スマートファン、液体金属、デュアルヒートシンク、4つの通気孔
  • VESAマウント 対応(100×100mm規格)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 127×128×47mm
  • 重量 約652 g
  • カラー ブラック

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「LarkBox X 2023」のスペック

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 12GB LPDDR5
  • ストレージ 512GB PCIe SSD
  • 拡張ストレージ M.2 2280 SSD
  • 電源 ACアダプター 12V/3A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN ギガビット有線LAN(2つのLAN端子あり)
  • インターフェース USB Type-C (PD給電/DP1.4映像出力) ×1、USB-A 3.1 ×4、Displayport(4K@60Hz)×1、HDMI(4K@60Hz)×1、3.5mmオーディオ出力 ×1、有線LAN RJ45 Gigabit Ethernet ×2、
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応(HDMI,Type-C,DP)、4K ultra HD 対応
  • 冷却システム 8mmヒートパイプ、熱移動を加速させる効率的なファン、TDP合計25Wで稼働
  • VESAマウント 対応
  • 筐体の材質 ポリカーボネート
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 127×127×49(H)mm
  • 重量 400g
  • カラー 白黒

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ベンチマークを比較

BMAX B7 Power」と「GMKtec NucBox M2」、「MINISFORUM UM560XT」、「LarkBox X 2023」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「BMAX B7 Power」

<CPU> Core i7-11390H

Passmarkによるベンチマークスコアは「10470」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1715」、マルチコアで「5432」。

<GPU> Intel Iris Xe グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4700」。

3DMark Ice Stom Physicsで「75994」
※Intel Core i7-10810Uは「43938」

<プロセッサ性能を解説>

10nmプロセスで製造された4コア、8スレッド、最大5GHz駆動の第11世代 (Tiger Lake) インテル Core i7-11390H プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約1万を記録しています。

このスコアは第12世代のIntel Core i3-1215UやIntel Core i3-N305、AMD Ryzen 3 4300Gとほぼ同じくらいのスコアで、Intel N100の約2倍 高いスコアになります。

CPU内蔵のGPUにインテル Iris Xe グラフィックスで、3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアで約「4700」を記録しています。このスコアはNVIDIA GeForce GTX1050のスコア(5425)よりもやや低い数値で、ほぼ同等の性能を発揮します。また、AMD Ryzen 5 5600Hと比較すると、約2倍高いスコアになります。

公式ページによると、「League of Legends」でFPS:122-140、「Minecraft」でFPS:46-61、「DDOTA 2」でFPS:97-121、「Counter-Strike」でFPS:106-138、「Devil May Cry 5」でFPS:43-52、「Watch Dogs 2」でFPS:40-51のフレームで動作することが報告されています。

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業で快適に動作し、Adobeのイラストレーターやフォトショップ、アフターエフェクトなどの負荷の高いアプリも利用できます。

SteamなどのPCゲームは比較的軽めのものであれば快適に動作します。グラフィックカードを必須とするような高負荷の3Dゲームは遊べないので注意してください。

PS2やXboxなどを含め、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「GMKtec NucBox M2」

<CPU> Core i7-11390H

Passmarkによるベンチマークスコアは「10500」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1715」、マルチコアで「5432」。

<GPU> Intel Iris Xe グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4700」。

「MINISFORUM UM560XT」

<CPU> AMD Ryzen 5 5600H

Passmarkによるベンチマークスコアは「17182」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1620」、マルチコアで「5719」。

<GPU> Radeon グラフィックス 1800MHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2300」前後。

「LarkBox X 2023」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5535」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「BMAX B7 Power」のメリット・デメリット

BMAX B7 Power」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・ 16GB/32GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できる

BMAX B7 Power」はDDR4規格のメモリを16GB/32GB搭載しています。また、2つのスロットを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

一方、「GMKtec NucBox M2」と「MINISFORUM UM560XT」は16GB/32GB DDR4 メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「LarkBox X 2023」は12GB LPDDR5メモリを搭載しています。

・1TB M.2 SSDストレージ搭載

BMAX B7 Power」はPCIe 3.0接続のNVMe M.2 SSDストレージを1TB搭載し、3500MB/sの超高速な転送が利用できます。

一方、「GMKtec NucBox M2」はPCIe 3.0接続の512GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載しています。「MINISFORUM UM560XT」はPCIe接続の256GB/512GB M.2 2280 ストレージを搭載しています。「LarkBox X 2023」は512GB PCIe SSDストレージを搭載しています。

・M.2 SSDと2.5インチHDD/SSDの拡張スロットを搭載

BMAX B7 Power」はNVMe M.2 SSDの拡張スロットを搭載しています。また、2.5インチの拡張スロットも搭載し、SATA HDD/SSDで拡張することもできます。

一方、「GMKtec NucBox M2」はM.2 ストレージで最大2TBまで拡張できます。「MINISFORUM UM560XT」は2.5 インチの拡張スロットを搭載。SATA接続のHDD/SSDでストレージ容量を無制限に拡張できます。「LarkBox X 2023」はM.2 SSDストレージで拡張できます。

・ Wi-Fi 6とBluetooth 5.2、1Gのギガビット有線LAN通信に対応

BMAX B7 Power」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.0や1Gのギガビット有線LANも利用できます。

一方、「GMKtec NucBox M2」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応しています。「MINISFORUM UM560XT」と「LarkBox X 2023」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。

・フル機能のType-Cポートを搭載

BMAX B7 Power」はル機能のType-Cポートを搭載し、10Gbpsの高速データ転送、PD給電、Displayport映像出力が利用できます。

一方、「GMKtec NucBox M2」と「LarkBox X 2023」はフル機能Type-Cポートを搭載しています。「MINISFORUM UM560XT」は2つのType-Cポートを搭載し、1つはDP映像出力、データ転送に対応し、もう1つはUSB3.2の高速データ転送のみに対応しています。

・2つのUSB 3.0ポートと2つのUSB 2.0ポートを搭載

BMAX B7 Power」は2つのUSB3.0ポートと2つのUSB2 .0ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器とスムーズに接続できます。

一方、「GMKtec NucBox M2」は3つのUSB3.2ポートと1つのUSB2.0ポートを搭載しています。「MINISFORUM UM560XT」は2つのUSB3.2 Gen2ポートと2つのUSB2.0ポートを搭載しています。「LarkBox X 2023」は4つのUSB-A 3.1ポートを搭載しています。

・4K 3画面出力に対応

BMAX B7 Power」は4K出力に対応したHDMI2.0bポートとフル機能のType-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力が利用できます。

一方、「GMKtec NucBox M2」はは2つのHDMI2.0ポートとType-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。「MINISFORUM UM560XT」は2つのHDMI 2.0ポートとType-Cポートを組み合わせて、4K 3画面出力も利用できます。「LarkBox X 2023」は4K出力に対応したDisplayportとHDMIポート、Type-C ポートを組み合わせて4K 3画面出力が利用できます。

・冷却システムを搭載

BMAX B7 Power」はスマートファンと2つの銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載しています。

一方、「GMKtec NucBox M2」はインテリジェントファンと熱伝導に強い銅素材を採用した冷却システムを搭載しています。「MINISFORUM UM560XT」はスマートファンやデュアルヒートシンクを採用した強力な冷却システムを搭載しています。「LarkBox X 2023」は8mmヒートパイプと熱移動を加速させる効率的なファンを備えた冷却システムを搭載しています。

・VESAマウントに対応

BMAX B7 Power」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

一方、「GMKtec NucBox M2」はVESAマウントに対応しています。「MINISFORUM UM560XT」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。「LarkBox X 2023」はモニターの背面に設置できるVESAマウントも利用できます。

・厚さ44mmで重さ370gの小型アルミボディ・ブラック/グレーカラーを用意

BMAX B7 Power」は厚さ44mmで重さ370gの小型アルミボディで、ブラック/グレーカラーを用意しています。

一方、「GMKtec NucBox M2」はサイズ 114mm x 106mm x 42.5mmの小型メタルボディで、ブラックカラーを用意しています。「MINISFORUM UM560XT」はサイズ 127×128×47mmの小型ボディで、ブラックカラーを用意しています。「LarkBox X 2023」はサイズ 127×127×49(H)mm、重さ400gの小型軽量デザインで、白黒カラーを用意しています。

・Windows 11搭載で新機能も使える

BMAX B7 Power」はWindows 11搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの機能が追加されています。

一方、「GMKtec NucBox M2」はOSにWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。「MINISFORUM UM560XT」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。「LarkBox X 2023」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。

デメリット

・USB 4.0ポートを搭載していない

BMAX B7 Power」はThunderbolt3互換のUSB 4.0ポートを搭載していないため、40Gbpsの高速データ転送、PD充電(100W)、DP1.4映像出力が利用できません。

一方、「GMKtec NucBox M2」、「MINISFORUM UM560XT」、「LarkBox X 2023」もUSB 4.0ポートを搭載していません。

「BMAX B7 Power」の評価

BMAX B7 Power」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2023年2月に発売された「BMAX B7 Pro」の後継モデルになります。プロセッサをCore i5-1145G7からCore i7-11390Hに変更し、より使いやすいミニPCになっています。

Core i7-11390HプロセッサはPassmarkのCPUベンチマークで約1万ほど。前モデルとあまり変わらないスコアですが、「LarkBox X 2023」の2倍高いスコアでパワフルなことに変わりはありません。また、GPUのグラフィックスコアは「MINISFORUM UM560XT」よりも2倍以上高いスコアで、SteamなどのPCゲームはもちろん、イラストレーター、フォトショップなどのグラフィック系アプリ、動画編集ソフトも快適に動作します。

そのほか、1TBNVMe M.2 SSDストレージ搭載で、2.5インチのSATA拡張スロットも搭載。フル機能のType-Cポートや2つのUSB3.0ポートと2つのUSB2 .0ポートも搭載。4K 3画面出力も利用できるので、仕事用のミニPCとしても活用できるでしょう。

ハイエンドなミニPCのようなケタはずれに高いパフォーマンスは発揮できませんが、プロの仕事以外は一通りこなせる性能で、一般の人にとってはかなり使いやすいはず。価格が安ければ、人気の高いRyzenミニPCよりもお買い得です。

BMAX B7 Power」の発売時の価格は65,999円 (税込・14,000円OFFクーポン付き)。

実質5万1千円台で購入できるので、前モデルと同様にかなり安いです。前モデルはかなり早い段階で売り切れたので、欲しい人は早めに購入した方がいいでしょう。インテルCore iプロセッサ搭載のコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「BMAX B7 Power」の販売・購入先

BMAX B7 Power」は、

Amazonで65,999円 (税込・14,000円OFFクーポン付き)、

米国 Amazon.comで$399.99、

で販売されています。

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楽天市場で「BMAX mini PC」をチェックする

ヤフーショッピングで「BMAX B」をチェックする

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他のミニPCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「BMAX B8 Pro」(Core i7-1255U・4K 3画面出力)

★「BMAX B6 Plus」(Core i3-1000NG4 / Core-i5-1030NG7)

★「LarkBox X 2023」(Intel N100・4K 3画面出力)

★「GMKtec NucBox G2」(Intel N100・4K 3画面出力)

GMKtec NucBox M2

MINISFORUM UM560XT

LarkBox X 2023

TRIGKEY G5」(Intel N100・4K 3画面出力)

MINISFORUM UN100/305

Beelink EQ12

CHUWI CoreBox 4th

MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

Blackview MP200」(Core i5 11400H・最大128GBメモリ)

GMKtec NucBox K1 /K2」(Ryzen 7 6800H / Ryzen 7 7735HS)

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