「MINISFORUM UM560XT」が衝撃的な安い? 人気RyzenミニPCと徹底 比較!


2023年5月中旬に発売された「MINISFORUM UM560XT」と人気のRyzenミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年6月下旬、「MINISFORUM EM680」(Ryzen 7 6800U)が発売されました。

「MINISFORUM UM560XT」の特徴

MINISFORUM UM560XT」の特徴をまとめてみました。

Ryzen 5 5600H・32GB DDR4メモリ・Windows 11 Pro

MINISFORUM UM560XT」はAMD Ryzen 5 5600Hプロセッサを搭載。7nmプロセスで製造された6コア12スレッド最大4.2GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約1万7千を記録しています。また、 16GB/32GB DDR4 デュアルチャンネルメモリを搭載。2つのSODIMM スロッを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。

そのほか、OSにWindows 11 Proを搭載。「Amazonアプリストア プレビュー」の10,000点以上のAndroidアプリやMicrosoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用したLinuxのGUIアプリを使うこともできます。

512GB M.2ストレージ・拡張スロット・USB3.2ポート

MINISFORUM UM560XT」は256GB/512GB M.2 2280ストレージを搭載。PCIe接続でSATA接続のSSDよりも高速なデータ転送が利用できます。また、2.5 インチ拡張スロットを搭載。SATA接続のHDD/SSDでストレージ容量を無制限に拡張できます。

そのほか、2つのUSB3.2 Gen2ポートと2つのUSB2.0ポートを搭載。高速なデータ転送が利用できるほか、外付けHDDなどのUSB周辺機器ともスムーズに接続できます。

Type-Cポート・4K 3画面出力・冷却システム

MINISFORUM UM560XT」は2つのType-Cポートを搭載。1つはDP映像出力、データ転送に対応し、もう1つはUSB3.2の高速データ転送のみに対応しています。また、2つのHDMI 2.0ポートを搭載。Type-Cポートと組み合わせて、4K 3画面出力も利用できます。そのほか、 スマートファンやデュアルヒートシンクを採用した強力な冷却システムを搭載。本体はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

公式ページ: Minisforum UM590/UM690 – Minisforum JP

価格を比較

MINISFORUM UM560XT」と「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」の価格を比較してみました。

「MINISFORUM UM560XT」

MINISFORUM UM560XT」は、Amazonで54,266円(税込・Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、楽天市場で84,323円料(送料無料・Ryzen 5 5600H・32GB+512GB)、ヤフーショッピングで62,600円(Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、

MINISFORUM公式サイトで49,280円(税込・ベアボーンモデルは33,980円)、AliExpressでUS $322.91 (Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、米国 Amazon.comで$369.00 (Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)で販売されています。

「Beelink SER5 Pro 5800H」

Beelink SER5 Pro 5800H」は、Amazonで55,800円 (税込・4000円OFFクーポン付き・Ryzen7 5800H・16GB+500GB)、楽天市場で56,365円(税込・送料無料・Ryzen7 5800H)、ヤフーショッピングで63,001円(税込・送料無料・Ryzen7 5800H)、AliExpressでUS $380.00 (Ryzen7 5800H・16GB+500GB)、米国 Amazon.comで$419.00 (Ryzen7 5800H・日本円で約59,530円)で販売されています。

「GMK NucBox 9」

GMK NucBox 9」は、Amazonで37,584円 (税込・セール価格・Ryzen 5 5600U・16GB+512GB)、楽天市場で55,836円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで53,329円 (税込・送料無料)、GMK Tek公式サイトで$269.99 (セール価格・日本円で約38,360円)、米国 Amazon.comで$323.10 (日本円で約45,910円)で販売されています。

「CHUWI RZBOX」

CHUWI RZBOX」は、Amazonで65,900円(8000円OFFクーポン付き・Ryzen 7 5800H・16GB RAM+ 512GB)、楽天市場で66,900円 (税込・送料無料・20%OFFクーポン付き・ポイント5倍あり)、ヤフーショッピングで69,000円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $599.99(Ryzen 7 5800H・16GB RAM+ 512GB)、米国 Amazon.comで$499.00で販売されています。

スペックを比較

MINISFORUM UM560XT」と「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」のスペックを比較してみました。

「MINISFORUM UM560XT」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5600H
    ※7nm/64bit/6コア/12スレッド/最大4.2GHz
  • GPU Radeon グラフィックス 1800MHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 (8GB×2 デュアルチャンネル)
  • 拡張メモリ 最大64GB (SODIMM スロット×2、各32GBまで拡張可能)
  • ストレージ 256GB/512GB M.2 2280 PCIe SSD
  • ストレージ拡張 2.5 インチ SATA HDD スロット ×1 (SATA 3.0 6.0Gb/s、拡張上限なし、7mm以内対応)
  • 電源 DC 19V (電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、BlueTooth 5.2 (M.2 2230 WIFI サポート)
  • 有線LAN 2.5ギガビット
  • インターフェース Type-C (USB3.2 DP1.4) ×1、Type-C(USB3.2 Data Only 前側)×1、Type-A (USB3.2 Gen2×2 ,USB2.0 ×2) ×4、HDMI ×2、イーサネットポート(RJ45) ×1、3.5mm オーディオジャック ×1、DMIC ×1、Clear CMOS ×1
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×2、USB-C ポート (Dispaly1.2 4K@60Hz、前側)
  • オーディオ出力 HDMI×2、3.5mm オーディオジャック
  • 冷却システム スマートファン、液体金属、デュアルヒートシンク、4つの通気孔
  • VESAマウント 対応(100×100mm規格)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 127×128×47mm
  • 重量 約652 g
  • カラー ブラック
  • 付属品 電源アダプター ×1、電源ケーブル ×1、ベース ×1、HDMI ケーブル ×1、SATAケーブル ×1、取り付けブラケット ×1、取扱説明書(日本語対応) ×1

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「Beelink SER5 Pro 5800H」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
    ※7nm/64bit/8コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics 8core 2000 MHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 3200MHZ ※最大64GB
  • ストレージ NVMe SSD 500GB ※最大2TBまで
  • 拡張ベイ 2.5インチ、SATA、7mm
  • 電源 ACアダプター(入力:100V~240V AC. 50/60Hz、出力:19V 3.42A 認証)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・ギガビット有線LAN
  • インターフェース USB Type-C (DATA/DP映像出力) x1 、USB3.2 x3、USB2.0 x1、HDMI 2.0 (4K/60Hz) x2、有線LAN (RJ45) x1、3.5mmジャック、DCジャック、電源ボタン
  • 映像出力 4K 3画面出力・4K ULTRA HD
  • 冷却システム デュアルヒートパイプ+熱伝導チューブ+強力ファン(静音)
  • オーディオ 3.5mmジャックはマルチチャンネル オーディオ出力をサポート
  • 自動電源ON 対応
  • VASAマウント 対応
  • 筐体の素材 フルメタル(金属)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 12.6 x 11.3 x 4.2 cm
  • 重量 455g
  • カラー ブラック
  • 付属品 ユーザーマニュアル x1、壁掛けマウント ブラケット x1、HDケーブル x2、パワー アダプター x1

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「GMK NucBox 9」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5600U ヘキサコア 2.3GHz
    ※10nm/6コア/12スレッド/最大 4.2GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics 7コア 1800 MHz
  • RAM (メモリ) 16GB DDR4 PCIE 3.0 / 最大 3200MHz / SODIMM スロット×2
  • 拡張メモリ 最大64GB (空きスロット1)
  • ストレージ M.2 SSD 512GB (PCle 3.0 NVMe)
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大2TBまで
  • 電源 DC AC 100~240V,50/60Hz、19V/3.42A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース USB Type-C (PD充電/DP映像出力/転送) x1、USB 3.1 Gen2 x2 (10Gb)、USB 2.0 x2、ギガビット有線LAN (RJ45/2.5G) x1、HDMI 2.0 x2 (4K@60Hz)、microSDカードスロット x1(最大128GB)、3.5mmオーディオジャック、DCポート、Locking Port
  • 映像出力 3台同時出力(Type-C、HDMI x2/4K@60Hz)
  • 冷却 冷却ファン内蔵/放熱性に優れた複合炭素繊維(カーボンファイバー)採用
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro ※Linux、Ubuntu サポート
  • サイズ 123.5 x 111.5 x 36.9mm
  • 重量 820g
  • カラー シルバー

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「CHUWI RZBOX」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
  • GPU Radeon Graphics (8コア)
  • RAM(メモリ) 16GB DDR4 3200MHz
  • 拡張メモリ 最大64GBまで拡張可・2種類の拡張スペースあり
  • ストレージ M.2 SSD 512GB NVMe 2280
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで拡張可能(スロット空き1つあり)
  • 電源 ACアダプター(19V/4.74A,90W)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ax(2.4GHz+5.0GHz/Wi-Fi 6)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN  対応(2つのLAN端子あり)
  • インターフェース USB 2.0 Type-C×1、USB 2.0 Type-A×3、USB 3.0 Type-A×2、HDMI 2.0、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet ×2、3.5mmジャック
  • 冷却システム 8mmの銅製ヒートパイプを内蔵
  • 筐体の素材 アルミ合金(フルメタル)
  • OS Windows 11 ※LinuxとUbuntuもサポート
  • サイズ 177.5×188.0×61.5(H)mm
  • 重量 1350g
  • カラー ダークグレー

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ベンチマークを比較

MINISFORUM UM560XT」と「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」のベンチマークスコアを比較してみました。

「MINISFORUM UM560XT」

<CPU> AMD Ryzen 5 5600H

Passmarkによるベンチマークスコアは「17182」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1620」、マルチコアで「5719」。

<GPU> Radeon グラフィックス 1800MHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2300」前後。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

<プロセッサ性能を解説>

7nmプロセスで製造された6コア、12スレッド、最大4.2GHz駆動のプロセッサ「AMD Ryzen 5 5600H」を搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで約1万7千を記録しています。

このスコアはインテル Core i5-12500 (Passmark:19987)よりも約2千ほど低くなりますが、それほど大きな差はありません。

また、3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアは約「2300」前後を記録。CPUの性能が高いため、SteamなどのPCゲームもプレイ可能です。

ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームは遊べないので注意が必要です。

PS2、XBOXを含め、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

なお、動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業でも快適に動作します。

もちろんOffice文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集でも快適に動作します。

「Beelink SER5 Pro 5800H」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21294」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1320」、マルチコアで「6996」。

<GPU> AMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

Passmark Average G3D Markで「2802」

「GMK NucBox 9」

<CPU> AMD Ryzen 5 5600U

Passmarkによるベンチマークスコアは「15387」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1100」、マルチコアで約「5000」。

<GPU>Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「3735」。

「CHUWI RZBOX」

<CPU> Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21299」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1736」、マルチコアで「7076」。

<GPU> AMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

「MINISFORUM UM560XT」のメリット・デメリット

MINISFORUM UM560XT」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・16GB/32GB DDR4 デュアルチャンネルメモリ搭載で最大64GBまで拡張できる

MINISFORUM UM560XT」は16GB/32GB DDR4 デュアルチャンネルメモリを搭載し、スムーズに動作します。また、2つのSODIMM スロッを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」は16GB/32GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「GMK NucBox 9」は16GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「CHUWI RZBOX」は16GB DDR4 3200MHzメモリを搭載しています。

・PCIe接続の256GB/512GB M.2 2280 ストレージを搭載

MINISFORUM UM560XT」は256GB/512GB M.2 2280ストレージを搭載しています。このストレージはPCIe接続でSATA接続のSSDよりも高速なデータ転送が利用できます。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」はNVMe規格のSSDストレージを500GB搭載し、最大2TBまで拡張することもできます。「GMK NucBox 9」はM.2 SSD 512Gストレージ搭載です。「CHUWI RZBOX」はM.2 SSD 512GB NVMe 2280を搭載しています。

・2.5インチの拡張スロットを搭載・SATA接続のHDD/SSDで拡張できる

MINISFORUM UM560XT」は2.5 インチの拡張スロットを搭載。SATA接続のHDD/SSDでストレージ容量を無制限に拡張できます。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」はストレージ用の2.5インチ拡張ベイを搭載し、SATA HDD/SSDでストレージ容量を増やすことができます。「GMK NucBox 9」と「CHUWI RZBOX」は2.5インチの拡張スロットを搭載していません。

・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G ギガビット有線LANに対応

MINISFORUM UM560XT」はM.2の通信モジュール搭載し、Wi-Fi 6とBluetooth 5.2が利用できます。また、2.5Gのギガビット有線LAN通信も利用できます。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。「GMK NucBox 9」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。「CHUWI RZBOX」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2を搭載しています。

・2つのType-Cポートを搭載

MINISFORUM UM560XT」は2つのType-Cポートを搭載。1つはDP映像出力、データ転送に対応し、もう1つはUSB3.2の高速データ転送のみに対応しています。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」はUSB Type-Cポートを搭載し、高速なデータ転送の他にDP映像出力も利用できます。「GMK NucBox 9」はDP映像出力、高速データ転送に対応したType-Cポートを1つ搭載しています。「CHUWI RZBOX」は1つのType-Cポートを搭載しています。

・4K 3画面出力に対応

MINISFORUM UM560XT」は2つのHDMI 2.0ポートを搭載。Type-Cポートと組み合わせて、4K 3画面出力も利用できます。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」は4K 3画面出力に対応しています。「GMK NucBox 9」はType-Cポートと2つのHDMI 2.0ポートで4K 3画面出力が利用できます。「CHUWI RZBOX」はHDMI 2.0、DisplayPort、ミニD-Sub15ピンで映像出力できます。

・サイズ 127×128×47mmの小型ボディ・ブラックカラーを用意

MINISFORUM UM560XT」はサイズ 127×128×47mm、重さ約652 gの小型デザインになっています。また、本体カラーとしてブラックを用意しています。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」は厚さ4.2cmで重さ455gの小型メタルボディで、ブラックカラーを用意しています。「GMK NucBox 9」は厚さ36.9mmで重さ820gの小型ボディで、シルバーカラーを用意しています。「CHUWI RZBOX」はサイズ 177.5×188.0×61.5(H)mm、重さ1350gでダークグレーカラーを用意しています。

・強力な冷却システムを搭載

MINISFORUM UM560XT」はスマートファンやデュアルヒートシンクを採用した強力な冷却システムを搭載しています。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」はデュアルヒートパイプと熱伝導チューブ、強力なファンを備えた冷却システムを搭載し、静音で長時間 安定して動作します。「GMK NucBox 9」は大型の冷却ファンを搭載し、熱を効率よく排出することができます。「CHUWI RZBOX」は8mmの銅製ヒートパイプを内蔵した冷却システムを搭載しています。

・VESAマウント対応でモニターの背面に設置できる

MINISFORUM UM560XT」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」はVASAマウントに対応し、モニターの背面に設置することができます。「GMK NucBox 9」はVASAマウントに対応しています。「CHUWI RZBOX」はVESAマウントに対応していません。

・Windows 11 Proの新機能が使える

MINISFORUM UM560XT」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、

「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)

などの機能が追加されています。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」と「GMK NucBox 9」はWindows 11 Proを搭載し、新機能も使えるようになっています。「CHUWI RZBOX」はWindows 11を搭載しています。

デメリット

・USB 4.0ポートを搭載していない

MINISFORUM UM560XT」はUSB 4.0ポートを搭載していないため、外付けeGPUボックスと接続することができません。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」もUSB 4.0ポートを搭載していません。

・グラフィックボードを搭載できない

MINISFORUM UM560XT」はグラフィックボードを搭載してグラフィック性能を向上させることができません。

一方、「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」もグラフィックボードを搭載していません。

「MINISFORUM UM560XT」の評価

MINISFORUM UM560XT」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

MINISFORUMから発売されたAMD Ryzen 5 5600H搭載のミニPCです。全体的な性能は高めですが、価格を5万円前後に抑えており、非常にコストパフォーマンスに優れるモデルになっています。

Ryzen 5 5600HのPassmarkベンチマークは約1万7千ほど。Ryzen 5 5600U搭載の「GMK NucBox 9」よりも少し高いスコアで、 Ryzen 7 5800H搭載の「Beelink SER5 Pro 5800H」、「CHUWI RZBOX」よりも4千ほど低いスコアになっています。SteamなどのPCゲームはほとんど快適に動作するレベルで、ゲーム用としても十分に使えるミニPCです。

また、2つのType-Cポートを搭載しており、そのうち1つはDP映像出力に対応。2つのHDMIポートと組み合わせて4K 3画面出力にも対応するので、グラフィック制作や動画編集などでも快適に使えます。そのほか、PCIe接続の256GB/512GB M.2 2280ストレージ搭載で、2.5インチのHDD/SSDで拡張することも可能。強力な冷却システムを搭載しているため、長時間の動作でも安心です。

MINISFORUM UM560XT」の発売時の価格は46,380円(16GB+512GBモデル/32GB+512GBは51,980円/32GB+1TBは57,580円)。すでにOS入りのストレージを持っている人にはベアボーンモデルが用意されており、31,980円で購入できます。この価格は現状のミニPCの中では非常に安い価格でお買い得です。Ryzen 5 5600H搭載のコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「MINISFORUM UM560XT」の販売・購入先

MINISFORUM UM560XT」は、

Amazonで54,266円(税込・Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、

楽天市場で84,323円料(送料無料・Ryzen 5 5600H・32GB+512GB)、

ヤフーショッピングで62,600円(Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、

MINISFORUM公式サイトで49,280円(税込・ベアボーンモデルは33,980円)、

AliExpressでUS $322.91 (Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、

米国 Amazon.comで$369.00 (Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、

で販売されています。

で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「GMKtec NucBox M5」(Ryzen 7 5700U・4K 3画面出力)

★「Beelink SER5 MAX」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面・DP)

★「ASUS PN42」(Intel N100・4K 2画面・ベアボーンPC)

★「TRIGKEY S5 Pro」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面出力)

★「BMAX B7 Power」(Core i7-11390H・4K 3画面出力)

★「MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

★「Blackview MP200」(Core i5 11400H・最大128GBメモリ)

★「GMKtec NucBox M2」(Core i7-11390H・4K 3画面出力)

Beelink SER5 Pro 5800H」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面出力)

GMK NucBox 9

CHUWI RZBOX

MINISFORUM MC560」(カメラ付き)

Beelink SEi 12 pro」(第12世代Core i5-1240p)

BMAX B7 Pro」(Core i5-1145G7)

CHUWI CoreBox 4th」(Core i3-1215U)

GMKtec NucBox 12」(第10世代Core i7 10875H)

Mac mini M2」(Apple M2チップ)

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