「Beelink SER5 Pro 5800H」超お得か? 高コスパなRyzen ミニPCと徹底 比較!


2023年4月に発売された「Beelink SER5 Pro 5800H」と高コスパなRyzen ミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年7月、「Beelink SER5 MAX」が発売されました。

「Beelink SER5 Pro 5800H」の特徴

Beelink SER5 Pro 5800H」の特徴をまとめてみました。

Ryzen 7 5800H・DDR4メモリ・冷却システム

Beelink SER5 Pro 5800H」はAMD Ryzen 7 5800H プロセッサを搭載。7nmプロセスで製造された8コア16スレッド最大4.4GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約2万1千(第12世代のCore i5に相当)を記録しています。また、DDR4 規格のメモリを16GB/32GB 搭載。2つのスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。

そのほか、デュアルヒートパイプと熱伝導チューブ、強力なファンを備えた冷却システムを搭載。静音で長時間 安定して動作します。

NVMe SSD 500GB・ストレージ拡張・USB3.2ポート

Beelink SER5 Pro 5800H」はNVMe規格のSSDストレージを500GB搭載。最大2TBまで拡張することもできます。また、ストレージ用の拡張ベイを搭載。SATA HDD/SSDでストレージ容量を増やすことができます。そのほか、高速データ転送が可能な3つのUSB3.2ポートを搭載。1つのUSB2.0ポートも搭載し、外付けHDDなどのUSB機器ともスムーズに接続できます。

Type-Cポート・4K 3画面出力・Wi-Fi 6

Beelink SER5 Pro 5800H」はUSB Type-Cポートを搭載。高速なデータ転送の他にDP映像出力も利用できます。また、4K映像出力に対応した2つのHDMI 2.0ポートを搭載。Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。そのほか、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 5.2ギガビット有線LAN通信も利用できます。

公式ページ: Beelink SER5 Pro 5800H

価格を比較

Beelink SER5 Pro 5800H」と「MINISFORUM MC560」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI LarkBox X」の価格を比較してみました。

「Beelink SER5 Pro 5800H」

Beelink SER5 Pro 5800H」は、Amazonで55,800円 (税込・Ryzen7 5800H・16GB+500GB)、楽天市場で64,771円(税込・送料無料・Ryzen7 5800H)、ヤフーショッピングで62,526円(税込・送料無料・Ryzen7 5800H)、AliExpressでUS $377.00 (Ryzen7 5800H・16GB+500GB)、米国 Amazon.comで$319.20 (Ryzen7 5800H・日本円で約45,229円)で販売されています。

「MINISFORUM MC560」

MINISFORUM MC560」は、Amazonで58,633円 (税込・3000円OFFクーポン付き)、楽天市場で79,389円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで66,400円(税込・送料無料)、日本MINISFORUM公式サイトで53,580円(税込・送料別)、米国 Amazon.comで$339.99で販売されています。

「GMK NucBox 9」

GMK NucBox 9」は、Amazonで37,584円 (税込・セール価格・Ryzen 5 5600U・16GB+512GB)、楽天市場で55,836円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで53,329円 (税込・送料無料)、GMK Tek公式サイトで$269.99 (セール価格・日本円で約38,360円)、米国 Amazon.comで$323.10 (日本円で約45,910円)で販売されています。

「CHUWI LarkBox X」

CHUWI LarkBox X」は、Amazonで39,900円 (税込)、楽天市場で48,900円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで44,970円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $439.99、Banggoodで44,388円、米国 Amazon.comで$299.00で販売されています。

スペックを比較

Beelink SER5 Pro 5800H」と「MINISFORUM MC560」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI LarkBox X」のスペックを比較してみました。

「Beelink SER5 Pro 5800H」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
    ※7nm/64bit/8コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics 8core 2000 MHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 3200MHZ ※最大64GB
  • ストレージ NVMe SSD 500GB ※最大2TBまで
  • 拡張ベイ 2.5インチ、SATA、7mm
  • 電源 ACアダプター(入力:100V~240V AC. 50/60Hz、出力:19V 3.42A 認証)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・ギガビット有線LAN
  • インターフェース USB Type-C (DATA/DP映像出力) x1 、USB3.2 x3、USB2.0 x1、HDMI 2.0 (4K/60Hz) x2、有線LAN (RJ45) x1、3.5mmジャック、DCジャック、電源ボタン
  • 映像出力 4K 3画面出力・4K ULTRA HD
  • 冷却システム デュアルヒートパイプ+熱伝導チューブ+強力ファン(静音)
  • オーディオ 3.5mmジャックはマルチチャンネル オーディオ出力をサポート
  • 自動電源ON 対応
  • VASAマウント 対応
  • 筐体の素材 フルメタル(金属)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 12.6 x 11.3 x 4.2 cm
  • 重量 455g
  • カラー ブラック
  • 付属品 ユーザーマニュアル x1、壁掛けマウント ブラケット x1、HDケーブル x2、パワー アダプター x1

関連記事BeelinkのミニPCがコスパ高すぎで大人気に! 2023 最新 機種 まとめ

Amazonで「Beelink SER5 Pro 5800H」をチェックする

楽天市場で「Beelink SER5 Pro 5800H」をチェックする

ヤフーショッピングで「Beelink SER5 Pro 5800H」をチェックする

AliExpressで「Beelink SER5 Pro 5800H」をチェックする

米国 Amazon.comで「Beelink SER5 Pro 5800H」をチェックする

「MINISFORUM MC560」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5625U
    ※6nm/6コア/12スレッド/最大4.3GHz
  • GPU AMD Radeon グラフィックス (1800MHz)
  • RAM(メモリ)16GB DDR4 デュアルチャンネル (8GB×2/SODIMM スロット×2)
  • 拡張メモリ 各32GBまで拡張可能
  • ストレージ M.2 SSD 256GB/512GB PCIe3.0 2280
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大2TBまで
  • 電源 DC 19V (電源アダプター含み)
  • カメラ QHD カメラ×1 (5MP:2592*1944 HDR@30fps/視野角93.8度)
  • ワイヤレス通信 M.2 2230 WIFI サポート(Dual-Band Wi-Fi,BlueTooth)
  • 有線LAN 対応
  • インターフェース 1×Type-C (USB3.2 Gen1 DP/PD/DATA) 、2×Type-A (USB3.2 Gen2)、1×HDMI、1×3.5mm オーディオジャック、1×RJ45 2.5ギガビットイーサネットポート、1×Clear CMOS
  • 映像出力 USB-C ポート(4K@60Hz) ×1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×1
  • 4K 2台同時出力 対応
  • スピーカー デュアルスピーカー (3W ×2)
  • マイク デュアルマイク (DMIC ×2) ※AIノイズリダクション
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 127 × 128 × 47mm
  • 重量 不明
  • カラー シルバー
  • 付属品 1 × 電源アダプター、1 × 電源ケーブル、1 × HDMI ケーブル、1 × 取扱説明書(日本語対応)

関連記事:「MINISFORUM MC560」カメラ付き? 超人気のRyzenミニPCと徹底 比較!

Amazonで「MINISFORUM MC560」をチェックする

楽天市場で「MINISFORUM」をチェックする

ヤフーショッピングで「MINISFORUM MC560」をチェックする

MINISFORUM公式サイトで「MINISFORUM MC560」をチェックする

米国 Amazon.comで「MINISFORUM MC560」をチェックする

「GMK NucBox 9」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5600U ヘキサコア 2.3GHz
    ※10nm/6コア/12スレッド/最大 4.2GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics 7コア 1800 MHz
  • RAM (メモリ) 16GB DDR4 PCIE 3.0 / 最大 3200MHz / SODIMM スロット×2
  • 拡張メモリ 最大64GB (空きスロット1)
  • ストレージ M.2 SSD 512GB (PCle 3.0 NVMe)
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大2TBまで
  • 電源 DC AC 100~240V,50/60Hz、19V/3.42A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース USB Type-C (PD充電/DP映像出力/転送) x1、USB 3.1 Gen2 x2 (10Gb)、USB 2.0 x2、ギガビット有線LAN (RJ45/2.5G) x1、HDMI 2.0 x2 (4K@60Hz)、microSDカードスロット x1(最大128GB)、3.5mmオーディオジャック、DCポート、Locking Port
  • 映像出力 3台同時出力(Type-C、HDMI x2/4K@60Hz)
  • 冷却 冷却ファン内蔵/放熱性に優れた複合炭素繊維(カーボンファイバー)採用
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro ※Linux、Ubuntu サポート
  • サイズ 123.5 x 111.5 x 36.9mm
  • 重量 820g
  • カラー シルバー

関連記事:「GMK NucBox 9」と高性能AMD Ryzen ミニPCを徹底 比較!

Amazonで「NucBox 9」をチェックする

楽天市場で「NucBox 9」をチェックする

ヤフーショッピングで「NucBox 9」をチェックする

GMK Tek公式サイトで「NucBox 9」をチェックする

AliExpressで「NucBox 9」をチェックする

米国 Amazon.comで「NucBox 9」をチェックする

「CHUWI LarkBox X」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 3750H
  • GPU Radeon RX Vega 10 Graphics 1400MHz
  • RAM(メモリ) 8GB DDR4
  • ストレージ M.2 SSD 256GB (PCIe)
  • 拡張ストレージ 2.5インチHDD&SSDで最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6(802.11ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応(2つのLAN端子あり)
  • インターフェース USB Type-C x1、USB-A 3.1 x4、DisplayPort x1、HDMI 2.0 x1、有線LAN端子(Gigabit Ethernet) x2、3.5mmジャック、マイク端子
  • 映像出力 4Kでの3画面同時出力に対応(HDMI,Type-C,DP)
  • 冷却方式 大口径の冷却ファン
  • VASAマウント 対応
  • OS Windows 10 Home ※Windows 11にアップグレード可能
  • サイズ 127×127×49 mm
  • 重量 460g
  • カラー ホワイト&ブラック

関連記事:「CHUWI LarkBox X」と最新のRyzenミニPCを徹底 比較!

Amazonで「CHUWI LarkBox X」をチェックする

楽天市場で「CHUWI LarkBox X」をチェックする

ヤフーショッピングで「CHUWI LarkBox X」をチェックする

Banggoodで「CHUWI LarkBox X」をチェックする

AliExpressで「CHUWI LarkBox X」をチェックする

米国 Amazon.comで「CHUWI LarkBox X」をチェックする

ベンチマークを比較

Beelink SER5 Pro 5800H」と「MINISFORUM MC560」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI LarkBox X」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「Beelink SER5 Pro 5800H」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21294」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1320」、マルチコアで「6996」。

<GPU> AMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

Passmark Average G3D Markで「2802」

<プロセッサ性能を解説>

7nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのプロセッサ「AMD Ryzen 7 5800H」を搭載し、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約2万1千を記録しています。このスコアは第12世代のCore i5に相当します。

同じプロセッサは「MINISFORUM UM580B」にも搭載されています。

また、CPUの内蔵グラフィックはAMD Radeon Graphicsで3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで「2465」を記録しています。

性能的には、動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業で快適に動作します。

もちろん、Office文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどでも快適に動作します。

SteamなどのPCゲームは、「League of Legends」で 63FPS、「Call of Duty: WWII」で 60FPS、PUBG で 52FPS、「Counter-Strike: Global Offensive」(CS:GO)で約 69FPSで動作することが確認されています。

ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームはプレイできないので注意してください。

PS2、Xboxを含めたPSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「MINISFORUM MC560」

<CPU> AMD Ryzen 5 5625U

Passmarkによるベンチマークスコアは「15001」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1000」、マルチコアで約「4900」。

<GPU> AMD Radeon グラフィックス (1800MHz)

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「3200」。

「GMK NucBox 9」

<CPU> AMD Ryzen 5 5600U

Passmarkによるベンチマークスコアは「15387」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1100」、マルチコアで約「5000」。

<GPU>Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「3735」。

「CHUWI LarkBox X」

<CPU> AMD Ryzen 7 3750H

Passmarkによるベンチマークスコアは「8332」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「961」、マルチコアで「2992」。

<GPU> Radeon™ RX Vega 10

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2230」。

「Beelink SER5 Pro 5800H」のメリット・デメリット

Beelink SER5 Pro 5800H」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・16GB/32GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できる

Beelink SER5 Pro 5800H」はDDR4規格のメモリを16GB/32GB搭載し、2つのスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。

一方、「MINISFORUM MC560」と「GMK NucBox 9」は16GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「CHUWI LarkBox X」は8GB DDR4メモリを搭載しています。

・ NVMe SSD 500GBストレージ搭載で最大2TBまで拡張できる

Beelink SER5 Pro 5800H」はNVMe規格のSSDストレージを500GB搭載し、最大2TBまで拡張することもできます。

一方、「MINISFORUM MC560」はPCIe3.0接続のM.2 SSD 256GB/512GBストレージを搭載しています。「GMK NucBox 9」はM.2 SSD 512Gストレージ搭載です。「CHUWI LarkBox X」は256GB SSDを搭載しています。

・拡張ベイ搭載でSATA HDD/SSDで拡張できる

Beelink SER5 Pro 5800H」はストレージ用の拡張ベイを搭載し、SATA HDD/SSDでストレージ容量を増やすことができます。

一方、「MINISFORUM MC560」と「GMK NucBox 9」は M.2 SSDで最大2TBまで拡張できます。「CHUWI LarkBox X」はM.2スロット搭載で最大1TBまで拡張できます。

・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応

Beelink SER5 Pro 5800H」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.2やギガビット有線LAN通信も利用できます。

一方、「MINISFORUM MC560」はWi-Fi、Bluetooth、有線LANに対応しています。「GMK NucBox 9」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。「CHUWI LarkBox X」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2、デュアル有線LAN通信に対応しています。

・Type-Cポート搭載でDP映像出力に対応

Beelink SER5 Pro 5800H」はUSB Type-Cポートを搭載し、高速なデータ転送の他にDP映像出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM MC560」と「GMK NucBox 9」、「CHUWI LarkBox X」はDP映像出力、高速データ転送に対応したType-Cポートを1つ搭載しています。

・4K 3画面出力に対応

Beelink SER5 Pro 5800H」は4K映像出力に対応した2つのHDMI 2.0ポートを搭載し、Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM MC560」はType-C (DP映像出力対応)とHDMIポートで4K 2台同時出力が利用できます。「GMK NucBox 9」はType-Cポートと2つのHDMI 2.0ポートで4K 3画面出力が利用できます。「CHUWI LarkBox X」は4Kでの3画面同時出力に対応しています。

・厚さ4.2cmで重さ455gの小型メタルボディ・ブラックカラーを用意

Beelink SER5 Pro 5800H」は厚さ4.2cmで重さ455gの小型メタルボディになっています。また、本体カラーとしてブラックカラーを用意しています。

一方、「MINISFORUM MC560」はサイズ 127 × 128 × 47mmの縦長 小型デザインで、シルバーカラーを用意しています。「GMK NucBox 9」は厚さ36.9mmで重さ820gの小型ボディで、シルバーカラーを用意しています。「CHUWI LarkBox X」はサイズ127×127×49 mm、重さ460gでホワイト&ブラックカラーを用意しています。

・冷却システム搭載で安定して動作する

Beelink SER5 Pro 5800H」はデュアルヒートパイプと熱伝導チューブ、強力なファンを備えた冷却システムを搭載し、静音で長時間 安定して動作します。

一方、「MINISFORUM MC560」は冷却ファンと効率的な熱排出(背面側から吸気して、天面から排気する)の仕組みを採用しています。「GMK NucBox 9」は大型の冷却ファンを搭載し、熱を効率よく排出することができます。「CHUWI LarkBox X」は大口径の冷却ファンを搭載しています。

・VASAマウントに対応

Beelink SER5 Pro 5800H」はVASAマウントに対応し、モニターの背面に設置することができます。

一方、「MINISFORUM MC560」はVASAマウントに対応していません。「GMK NucBox 9」、「CHUWI LarkBox X」はVASAマウントに対応しています。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

Beelink SER5 Pro 5800H」はWindows 11 Proを搭載し、新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、

「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)

などの機能が追加されています。

一方、「MINISFORUM MC560」と「GMK NucBox 9」はWindows 11 Proを搭載し、新機能が使えるようになっています。「CHUWI LarkBox X」はWindows 10 Homeを搭載しています。

デメリット

・カメラとマイクを搭載していない

Beelink SER5 Pro 5800H」はカメラとマイクを搭載していません。利用するには別途購入する必要があります。

一方、「MINISFORUM MC560」はデュアルスピーカー (3W ×2)とデュアルマイク (DMIC ×2) を搭載しています。「GMK NucBox 9」と「CHUWI LarkBox X」はカメラとマイクを搭載していません。

・高音質なスピーカーを搭載していない

Beelink SER5 Pro 5800H」は高音質なスピーカーを搭載していません。

一方、「MINISFORUM MC560」は3Wのデュアルスピーカーを搭載しています。「GMK NucBox 9」と「CHUWI LarkBox X」は高音質なスピーカーを搭載していません。

「Beelink SER5 Pro 5800H」の評価

Beelink SER5 Pro 5800H」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Beelinkから発売されたRyzen 7 5800H搭載のミニPCです。小型サイズでパワフルに動作し、インターフェースや通信性能も充実しています。

注目のRyzen 7 5800HプロセッサはPassmarkのCPUベンチマークで約2万1千を記録。「MINISFORUM MC560」、「GMK NucBox 9」よりも約5千前後高いスコアになり、「CHUWI LarkBox X」との比較では約1万3千ほど高いスコアになります。

このパワフルなプロセッサはSteamなどのPCゲームもプレイ可能で、大人気ゲーム「League of Legends」で63FPSで滑らかに動作します。ゲーム用としても十分に使える性能です。

また、Type-Cと2つのHDMIポートで4K 3画面出力に対応。3つのUSB3.2ポート、1つのUSB2.0ポートも搭載し、インターフェースもかなり充実しています。そのほか、Wi-Fi 6 、Bluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応するなど通信性能も充実。長時間でも安定して動作する冷却システムも搭載するなどコストパフォーマンスにも優れています。

Beelink SER5 Pro 5800H」の現在の価格はUS $306.00。日本のAmazonでは約5万2千円なので、「MINISFORUM MC560」や「GMK NucBox 9」よりもお買い得です。Ryzen 7プロセッサを搭載したコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「Beelink SER5 Pro 5800H」の販売・購入先

Beelink SER5 Pro 5800H」は、

Amazonで55,800円 (税込・Ryzen7 5800H・16GB+500GB)、

楽天市場で64,771円(税込・送料無料・Ryzen7 5800H)、

ヤフーショッピングで62,526円(税込・送料無料・Ryzen7 5800H)、

AliExpressでUS $377.00 (Ryzen7 5800H・16GB+500GB)、

米国 Amazon.comで$319.20 (Ryzen7 5800H・日本円で約45,229円)、

で販売されています。

Amazonで「Beelink SER5 Pro 5800H」をチェックする

楽天市場で「Beelink SER5 Pro 5800H」をチェックする

ヤフーショッピングで「Beelink SER5 Pro 5800H」をチェックする

AliExpressで「Beelink SER5 Pro 5800H」をチェックする

米国 Amazon.comで「Beelink SER5 Pro 5800H」をチェックする

 

 

 

他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「Beelink SER5 MAX」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面・DP)

★「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」(第13世代Intel Core i3/i5)

★「MINISFORUM NAB6」(Core i7-12650H・4K 4画面出力)

★「TRIGKEY S5 Pro」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面出力)

★「MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

★「Blackview MP200」(Core i5 11400H・最大128GBメモリ)

★「GMKtec NucBox K1 /K2」(Ryzen 7 6800H/7735HS)

★「MINISFORUM UM560XT」(Ryzen 5 5600H・4K 3画面出力)

MINISFORUM MC560

GMK NucBox 9

CHUWI LarkBox X

Mac mini M2」(Apple M2チップ)

CHUWI CoreBox 4th」(Core i3-1215U)

MINISFORUM UM580B」(AMD Ryzen 7 5800H)

BMAX B7 Pro」(Core i5-1145G7)

MinisForum UM773 Lite」(Ryzen 7 7735HS)

GMKtec NucBox 12」(第10世代Core i7 10875H)

Beelink SEi 12 pro」(第12世代Core i5-1240p)

他のBeelinkミニPCと比較

他にもBeelinkのミニPCが販売されています。ぜひ比較してみてください。

BeelinkのミニPCがコスパ高すぎで大人気に! 2023 最新 機種 まとめ

その他のおすすめ小型PCは?

その他のおすすめ小型PCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

激安で買える海外製の小型PC 最新 まとめ 

海外製の小型PCをまとめて紹介しています。

リビングにふさわしい超小型デスクトップPC まとめ

国内で販売されたリビング用の小型PCをまとめて紹介しています。

Amazon整備済み品で買える超激安ミニPC まとめ

Amazon整備済み品の激安ミニPCをまとめています。

<インテル  NUC / ベアボーン>

Intel NUCのミニPCを激安ゲット! 選び方、おすすめ、できるこ

<ドッキングステーション>

ノートPCの機能を拡張する最新ドッキングステーション 2021 まとめ

HDD&TFカード

懐かしの名作がぎっしり! レトロゲーム収録HDD&TFカード まとめ