
2021年10月に発売された「GPD XP」とコントローラー一体型 携帯ゲーム機を徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。
「GPD XP」の特徴
「GPD XP」の特徴をまとめてみました。
6.81インチ液晶・モジュール接続
「GPD XP」は6.81インチで解像度1080×2400ドットのIPS液晶を搭載。10点マルチタッチ操作にも対応しています。また、モジュラー設計を採用し、本体右側に3種類のモジュラーを接続することが可能。オンライン対戦ゲーム用でボタンがないカバータイプのモジュール、FPSゲーム用で5つのボタンを備えるモジュール、クラウドストリーミングゲームやエミュレータ用のXbox/PS3互換モジュールが用意されています。
Helio G95搭載・PS2&Wii・Android11
「GPD XP」はMediaTek Helio G95 オクタコアプロセッサと 6GB LPDDR4xメモリを搭載。Antutuベンチマーク総合で約290,000点を記録しています。また、PS2やWii、N64、PSP、DC、GBAなど多数のエミュレーターに対応。OSはAndroid 11でGoogle PlayストアのAndroidゲームも追加できます。
冷却システム・4G通信・AACステレオスピーカー
「GPD XP」は47×58mmの純銅製ヒートシンクと40×37mmのアクティブクーリングファンを使った冷却システムを搭載。SoCのコア温度を60℃以下に下げることができます。また、SIMスロットを搭載し、4G LET通信が利用可能。Wi-Fiディスプレイ対応で外部ディスプレイに画面を映し出すこともできます。そのほか、高音質なAACリニアステレオスピーカーを2つ搭載。ジョイスティックレバーはアルプス製でレバー押し込みでL3/R3ボタンとして使用できます。
「GPD XP」のスペック
- ディスプレイ 6.81インチ、解像度1080 x 2400 ドットのIPS液晶
※10点マルチタッチ/Corning Gorilla glass 5/TFT LCD/388ppi/60Hz/OGS/画面比率87.10%/輝度500nits/コントラスト比1500:1 - プロセッサ MediaTek Helio G95 オクタコア
- CPU (2×ARM Cortex-A76 @2050MHz,6×ARM Cortex-A55 @2000MHz)
- GPU ARM Mali-G76 MC4 @900MHz
- RAM(メモリ) 6GB LPDDR4x
- ストレージ 128GB UFS 2.1
- 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで・スロット2つ
- 収録ゲーム数 Google Play&Androidで無限大
- 対応エミュレーター Androidゲーム(PSP, PS, Arcade, N64, NDS, DC, MDなど多数)、クラウドゲーム(Google Stadia, Microsoft Project xCloud, Sony PS Now)、ローカルストリーミングゲーム( (Xbox One, PS4, desktop with NVIDIA graphics card))
- バッテリー 7000mAh ポリマーリチウム電池
- 充電 20W急速充電 (PD2.0、充電器)
- カメラ 5.0 MP (フロント)
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (A-GPS,GLONASS,Beidou,Galileo)
※Wi-Fiディスプレイ対応 - インターフェース USB Type C (OTG) ×1、microSDカードスロット ×2、3.5mmイヤホンジャック ×1
- スピーカー AACリニアステレオスピーカー ×2
- マイク 2つのマイクポートあり
- 冷却システム シングルファン、アクティブヒートシンク(47×58mmの純銅製ヒートシンクと40×37mmのアクティブクーリングファン)
- 筐体の素材 LG-DOW 121H(ABS合成樹脂)+UVコーティング
- ゲームの追加 対応
- Google Play 対応・利用できます
- OS Android 11
- サイズ 205/216/233×83×18~41mm(幅×奥行き×高さ、モジュールにより幅が異なる)
- 重量 330g~370g
- カラー グレイ
- SIMカード NanoSIM(デュアルSIM)
- 対応バンド ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au回線に対応(※電話機能なし)
4G: FDD-LTE B1/2/3/5/7/8/12/17/20/26/28 ,TDD-LTE B34/38/39/40/41
3G: WCDMA B1
2G: GSM B3/8
ベンチマークを比較
「GPD XP」と「Retroid Pocket 2」、「AYA NEO」、「ONE XPLAYER」のベンチマークスコアを比較してみました。
「GPD XP」
Antutu総合で約290,000
<CPU> MediaTek Helio G95
※「realme 7」、「UMIDIGI BISON GT」、「iiiF150 R2022」と同じプロセッサ
Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「513」、マルチコアで「1640」。
<プロセッサ性能を解説>
12nmプロセスで製造されたMediaTek Helio G95オクタコアプロセッサを搭載し、Antutu総合で約290,000点を記録しています。同じプロセッサは「realme 7」、「UMIDIGI BISON GT」、「iiiF150 R2022」にも搭載されています。
Androidの3Dゲームは多少負荷が高くても快適に動作します。
Android用のPS2エミュレーター「DamonPS2」は一部の軽めのゲームなら動作します。
Android用のPS1エミュレーター「ePSXe for Android」は一部を除いて快適に動作します。
Android用のPSPエミュレーター「PPSSPP」は一部を除いて快適に動作します。
Android用のWiiエミュレーター「Dolphinエミュレータ」は一部を除いて快適に動作します。
そのほか、Google PlayストアにあるFC、MD、GBAなどのエミュレーターも利用できます。ただし、自分で吸い出したROMが必要です。PS1とPS2は比較的簡単に吸い出すことが可能です。
「Retroid Pocket 2」
Antutu総合で「不明」
Geekbench 5で不明
「AYA NEO」
<CPU> Ryzen 7 4800U ※日本国内版
Passmarkによるベンチマークスコアは「17220」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1029」、マルチコアで「5893」。
<GPU> Radeon™ Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2989」。
「ONE XPLAYER」
<CPU> Core i7-1195G7 ※Superモデル
Passmarkによるベンチマークスコアは「14179」(CPU)。
<GPU> Intel® Iris® Xe Graphics eligible
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「5,351」。
「GPD XP」のメリット・デメリット
「GPD XP」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・6.8インチのIPS液晶・10点マルチタッチに対応
「GPD XP」は6.81インチで解像度1080×2400ドットのIPS液晶を搭載。画面比率87.10%、輝度500nits、コントラスト比1500:1で美しい映像を映し出せます。また、10点マルチタッチに対応。液晶表面は堅牢なゴリラガラスで保護されています。
一方、「Retroid Pocket 2」は3.5インチで解像度640 x 480 pxのIPS液晶を搭載しています。「AYA NEO」は7インチで解像度1280×800ドットのH-IPS液晶を搭載しています。「ONE XPLAYER」は8.4インチで解像度2560 x 1600 ドットのIPS液晶を搭載しています。
・6GBメモリ&128GBストレージに対応
「GPD XP」は6GB LPDDR4xメモリを搭載し、スムーズに動作します。また、128GB UFS 2.1ストレージを搭載し、 microSDカードで最大2TBまで拡張できます。
一方、「Retroid Pocket 2」は1GB LPDDR3メモリと64GBストレージを搭載しています。「AYA NEO」は16GB LPDDR4メモリとM.2 SSD 500GB/1TBを搭載しています。「ONE XPLAYER」は16GB LPDDR4xメモリとM.2 SSD 512GB/1TB/2TBを搭載しています。
・7000mAhバッテリー搭載で20W急速充電に対応
「GPD XP」は7000mAhバッテリー搭載で長時間動作します。また、Type-C端子を搭載し、20W急速充電(PD2.0、充電器)も利用できます。
一方、「Retroid Pocket 2」は4000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「AYA NEO」は最大5~6時間駆動する47Whバッテリー搭載で65W急速充電に対応しています。「ONE XPLAYER」は59Whバッテリー搭載でType-C(USB4.0)充電に対応しています。
・Wi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 5.0&GPSに対応
「GPD XP」は高速で途切れにくいWi-Fi デュアルバンド(2.4GHz+5GHz)とBluetooth 5.0に対応。GPS (A-GPS,GLONASS,Beidou,Galileo)ナビゲーションも利用できます。
一方、「Retroid Pocket 2」はWi-Fi (2.4GHz)&Bluetooth 4.0に対応しています。「AYA NEO」と「ONE XPLAYER」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.0に対応しています。
・4G LET通信に対応
「GPD XP」はSIMスロット搭載で単体で4G LET通信が利用できるようになっています。
一方、「Retroid Pocket 2」、「AYA NEO」、「ONE XPLAYER」は4G LET通信に対応していません。
・薄型軽量ボディ
「GPD XP」は厚さ18~41mm、重さ330g~370gになっています。
一方、「Retroid Pocket 2」は厚さ17mmで重さ194gになっています。「AYA NEO」は厚さ20mmで重さ650gになっています。「ONE XPLAYER」は厚さ2.1cmで重さ827gになっています。
・2つのAACリニアステレオスピーカー搭載で音がいい
「GPD XP」はつのAACリニアステレオスピーカー搭載で高音質なサウンドが楽しめます。
一方、「Retroid Pocket 2」はデュアルスピーカーを搭載しています。「AYA NEO」はステレオスピーカーを搭載しています。「ONE XPLAYER」はステレオデュアルスピーカーを搭載しています。
・冷却システム搭載でオーバーヒートを防げる
「GPD XP」は47×58mmの純銅製ヒートシンクと40×37mmのアクティブクーリングファンを使った冷却システムを搭載し、SoCのコア温度を60℃以下に下げることができます。
一方、「Retroid Pocket 2」は冷却システムを採用していません。「AYA NEO」は2021年版のみ冷却システム(ヒートシンク&ヒートパイプ)を搭載しています。「ONE XPLAYER」はダブルヒートパイプ&デュアル放熱ファンによる冷却システムを搭載しています。
・モジュールを追加できる
「GPD XP」はモジュラー設計を採用し、本体右側に3種類のモジュラーを接続することができます。オンライン対戦ゲーム用でボタンがないカバータイプのモジュール、FPSゲーム用で5つのボタンを備えるモジュール、クラウドストリーミングゲームやエミュレータ用のXbox/PS3互換モジュールが用意されています。
一方、「Retroid Pocket 2」、「AYA NEO」、「ONE XPLAYER」はモジュールが用意されていません。
デメリット
・ストリーミング(リモート)でゲームをする際に高速な通信環境が必要になる
「GPD XP」はSteam Link、Xbox ONE、Playステーション 5などでストリーミング(リモート)を利用してプレイすることができますが、それには高速な通信環境が必要になります。
一方、「Retroid Pocket 2」はストリーミング(リモート)モードが利用できません。「AYA NEO」と「ONE XPLAYER」はトリーミング(リモート)モードが利用できますが、高速な通信環境が必要になります。
・スマホのように通話できない
「GPD XP」はチャットやSNSでの通話は利用できますが、スマートフォンのような電話機能はありません。
一方、「Retroid Pocket 2」、「AYA NEO」、「ONE XPLAYER」も電話機能がありません。
「GPD XP」の評価
「GPD XP」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
Android 11を搭載したコントローラー一体型のゲーム機です。主にAndroidゲームをするためのゲーム機ですが、Steam LinkなどのリモートアプリとWi-Fi通信機能でPCやXboXなどのゲームもプレイできます。また、Xbox Cloud Gamingや「Nvidea GeForce NOW」などのクラウドゲーミングサービス(有料)を利用することもできます。
ただし、上述した通り、高速な通信環境が必要になり、ユーザーによってはそのメリットが活かせないこともあります。
しかし、そのような場合であっても「GPD XP」は豊富なエミュレーター機能でPS2やWiiなどのレトロなゲームがプレイできるようになっています(※Google Playストア対応でAndroidゲームもプレイ可能)。自分で吸い出したROMが必要になりますが、このエミュレーター機能を利用することで中華ゲーム機のように使用することもできるでしょう。
発売時の価格は$369.00。同スペックのスマートフォンとそれほど変わらないのでかなり安いといえるでしょう。
なお、2021年の年末にはPCゲームに対応した「Steam Deck」が発売される予定です。こちらは399ドルからという噂ですが詳細は不明。日本でも発売されるといいですね。
「GDP XP」の販売・購入先
「GDP XP」は、
Amazonで41,240円、
楽天市場で42,600円 (税込)、
Banggoodで40,465円、
AliExpressでUS $348.22、
で販売されています。
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