インテルN100搭載のミニPC「Minisforum UN100L」とパワフルな低価格ミニPCを徹底 比較!メリットやデメリット、ベンチマーク、原神のFPS、ゲーム、評価、詳細な価格情報も紹介しています。
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「Minisforum UN100L」が発売開始!
2023年12月15日、中国のPCメーカーの MINISFORUM(ミニスフォーラム) から新製品「UN100L」(ユーエヌ100エル)が発売されました。
第12世代 Intel N100 プロセッサを搭載したWindows ミニPCです。
MINISFORUMからは2023年5月に「MINISFORUM UN100」が発売されています。
このミニPCは「格安でもすごい性能」、「省電力でモバイルバッテリーからでも動く」と評判でした。
新モデルはその性能を受け継ぎつつ、さらに使いやすく進化しているようです。
もちろん、底面のネジを外して分解もできますよ(メモリ増設は不可)。
それでは早速、どんなミニPCなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
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公式ページ:【事務用】Minisforum UN100L|UN100DミニPC‐Intel® N100 https://store.minisforum.jp/products/minisforum-un100l
「Minisforum UN100L」と「UN100D」の違いは3つ!
「Minisforum UN100L」と「UN100D」の違いは3点あります。
1点目はストレージの規格です。
「UN100D」はストレージの規格がPCIe3.0x1からPCIe3.0x2に変更されています(M.2 2280 PCIe3.0 SSDx1である点は変更されていません)。
2点目は有線LANポートの数です。
「UN100D」は有線LANポートが1つから2つになり、新たに速度が1000Mbpsから2.5Gbpsに変更されました。
3点目はUSBポートの数と位置です。
「UN100D」は背面にあった2つのUSB-A 2.0 ポートが1つに変更され、位置も背面から前側(前面)に変更されています。
「MINISFORUM UN100」との違い1:USB-CポートでPD給電に対応・USB-A 2.0も使える
新モデル「Minisforum UN100L」は1つのUSB-C 3.2ポートを搭載し、PD給電を利用できます。
具体的には、PD対応モニターと接続することで、給電、ディスプレイ出力、データ転送の機能を1本のケーブルで利用できます。
また、2つのUSB-A 3.2 Gen2ポートと2つのUSB-A 2.0 ポートも搭載し、合計4つのUSBポートを利用できます。
一方、前モデル「MINISFORUM UN100」は1つのUSB-C 3.2ポート、2つのUSB-A 3.2 Gen2、2つのUSB-A 3.2 Gen1ポートを搭載していました。
新モデルはUSB-A 3.2ポート以外にUSB-A 2.0 ポートも使えるようになっています。
他メーカーのミニPCと比較
「Beelink EQ12」と「LarkBox X 2023」はType-Cポート搭載でPD給電に対応しています。「GMKtec NucBox G3」はPD給電に対応していません。
「MINISFORUM UN100」との違い2:メモリ容量が2倍の16GBに・DDR5で高速転送
新モデル「Minisforum UN100L」はDDR5-4800規格のメモリ16GB 搭載しています。
DDR5規格は最大6.4Gbpsの転送が可能で、DDR4規格(最大3.2Gbps)よりも2倍 高速です。
オンボード仕様のため、メモリの増設はできません。
一方、前モデル「MINISFORUM UN100」は8GB LPDDR5メモリを搭載していました。
新モデルは前モデルよりも2倍多いメモリ容量になっています。
他メーカーのミニPCと比較
「Beelink EQ12」はDDR5規格のメモリを8/16GB搭載しています。「GMKtec NucBox G3」は8GB DDR4メモリを搭載し、最大32GBまで拡張できます。「LarkBox X 2023」はLPDDR5規格のメモリを12GB搭載しています。
「MINISFORUM UN100」との違い3:ストレージ容量が2倍以上に増加・PCIe3.0接続で高速転送
新モデル「Minisforum UN100L」はPCIe3.0接続の512GB M.2 SSDストレージを搭載しています。
PCIe3.0は約4,000MB/sの高速な転送が可能です。
他メーカーのミニPCと比較
「Beelink EQ12」はPCIe x1接続のM.2 SSDを500GB搭載しています。「GMKtec NucBox G3」はPCIe 3.0接続の256GB/512GB M.2 2280 NVMeストレージを搭載しています。「LarkBox X 2023」はPCIe接続のM.2 SSDストレージを500GB搭載しています。
拡張性について
M.2 SSDで拡張することもできます。
また、ストレージ用の拡張スロットを搭載。安価な2.5インチ SATA HDD/SSDで容量を増やすことができます。
一方、前モデル「MINISFORUM UN100」は 128GB/ 256GB M.2 2280 SATA SSD ストレージを搭載し、
2.5インチ SATA HDD での拡張もできました。
新モデルはストレージ容量が前モデルよりも2倍以上多くなり、より多くのデータを保存できるようになっています。
他メーカーのミニPCと比較
「Beelink EQ12」は2.5インチの拡張スロットを搭載し、SATA HDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。「GMKtec NucBox G3」はM.2 2242 SATA ストレージでの拡張に対応し、最大2TBまで拡張できます。「LarkBox X 2023」はM.2 SSD で拡張できます。
「MINISFORUM UN100」との違い4:DPポートを追加・4K 3画面出力に対応
新モデル「Minisforum UN100L」は新たにDisplayport 1.4ポートを搭載しています。
また、Altモード対応のUSB-C 3.2 Gan2 ポートで、Displayport映像出力を利用できます。
そのほか、1つのHDMI 2.0ポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。
一方、前モデル「MINISFORUM UN100」はUSB-C 3.2 ポートと2つのHDMI 2.0ポートで4K 3画面出力に対応していました。
新モデルの方がDisplayport 1.4ポートを変換なしで直接利用できるので便利です。
他メーカーのミニPCと比較
「Beelink EQ12」はDP映像出力に対応したType-Cポートと4K出力に対応した2つのHDMIポートを利用して4K 3画面出力を利用できます。
「GMKtec NucBox G3」は4K出力に対応した2つのHDMIポートを搭載し、4K 2画面出力も利用できます。「LarkBox X 2023」は4K出力に対応したDisplayportとHDMIポート、Type-C ポートを組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。
「MINISFORUM UN100」との違い5:より小型サイズに進化・VESAマウントにも対応
新モデル「Minisforum UN100L」はサイズ 115 × 110 × 46 mm、重量 440 gになっています。
また、モニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています。
カラーはグレーのみを用意してます。
一方、前モデル「MINISFORUM UN100」はサイズ 136 × 121 × 39mm、重量 440 gでした。
新モデルの方が前モデルよりも小さく、コンパクトになり、省スペースで利用できるようになっています。
他メーカーのミニPCと比較
「Beelink EQ12」はサイズ 約123.9×112×38.9mm、重さ506gで、4色カラーを用意しています。「GMKtec NucBox G3」はサイズ 114 × 106 × 42 mmの省スペース設計でグリーン、グレーカラーを用意しています。
「LarkBox X 2023」はサイズ 127×127×49(H)mm、重さ400gの小型軽量デザインで、白黒カラーを用意しています。
前モデル「MINISFORUM UN100」から引き継いだメリット
新モデル「Minisforum UN100L」が前モデル「MINISFORUM UN100」から引き継いだメリットは全部で2つあります。
以下、その項目で解説していきます。
- 通信
- プロセッサ(CPU)
メリット1:Wi-Fi 5、BlueTooth 5.1、1Gbpsの有線LAN通信に対応
新モデル「Minisforum UN100L」は前モデルと同じく、高速で途切れにくいWi-Fi 5のacデュアルバンドに対応しています。
また、BlueTooth 5.1をサポートし、ワイヤレス対応の周辺機器ともスムーズに接続できます。
そのほか、1つのLANポートを搭載し、1Gbpsのギガビット有線LAN通信を利用できるようになっています。
メリット2:第12世代 Intel N100 プロセッサでパワフルに動作する
新モデル「Minisforum UN100L」は第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサは10nmプロセス、4コア、4スレッド、最大3.4GHz 駆動のCPUを搭載し、省電力(TDP 6W)でパワフルに動作するという特徴があります。
また、内蔵のGPUは第12世代のIntel UHD Graphics 750 MHzで、4K 60Hzの映像出力に対応。
グラフィック API のDirectX 12.1、OpenGL 4.6、OpenCL 3.0にも対応し、ゲームや映像をスムーズに再生できます。
原神のFPS
原神は画質「低」設定で 30 FPSで動作します。
戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは15 FPSまで下がることがあります。
また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは50 FPS 以上を記録することもあります。
プレイできるゲーム
Intel N100 プロセッサは比較的パワフルに動作するため、PCゲームもプレイできます。
各 ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。
原神(Genshin Impact)・・・30FPS
フォートナイト (Fortnite)・・・45 FPS
DOTA 2・・・40FPS
GRID: Autosport・・・60FPS
GTA V・・・44 FPS
Minecraft・・・30 FPS
Resident Evill 5・・・80 FPS
Skyrim・・・30 FPS
CS GO・・・60FPS
Forza Horizon 4・・・30FPS
ファイナルファンタージーⅢ ピクセルリマスター・・・63 FPS
ストリートファイター 30th Anniversary Collection・・・60 FPS
怒首領蜂(どどんぱち)大復活・・・60 FPS
タクティクスオウガ リボーン・・・58 FPS
原神は画質 低 設定で30 FPSで動作します。快適ではなく、一応ふつうにプレイできるレベルです。
フォートナイトは45 FPSで快適にプレイできます。
また、Skyrim、Battlefield 3など少し古い世代のPCゲームは比較的快適に動作します。
インテル N100で遊べないゲーム
「Grim Dawn」「Project Wingman」は、FPSが一ケタで実質的にプレイできません。
また、「エルデンリング」は起動しません。
対応ソフト・アプリ
Intel N100 プロセッサは、Adobeのフォトショップ(Photoshop)での画像編集、イラストレーター(Illustrator)によるグラフィック制作、ライトルーム(Lightroom)の写真編集、に対応しています。
また、動画制作では豪Blackmagic Designが開発した高機能な動画編集ソフト「DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)」サイバーリンクが開発した動画編集ソフト「PowerDirector」を利用できます。
そのほか、3Dのグラフィック制作として、オープンソースの統合型3DCGソフト「Blender」が使えるようになっています。
生成AIサービス
生成AIサービスは有料のものを含めて、ChatGPT、Stable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)、Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)、Google Gemini(ジェミニ)、Microsoft Copilot(コパイロット)、Meta Llama (ラマ)3など主要なサービスを利用できます。
インテルN100の消費電力
アイドル時はおおむね10W前後
SteamのPCゲームをプレイしたときはピークでも20Wを少し越える程度です。
ベンチマーク
新モデル「Minisforum UN100L」が搭載するIntel N100 プロセッサのベンチマークを測定してみました。
PassmarkのCPUベンチマークで「5533」
Geekbench 6のシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」
Cinebench R23 シングルコア「880」、マルチコア「2113」
PCMark 10のスコアで「2814」
<グラフィック>
Fire Strike グラフィックスコアで「1147」
Time Spy グラフィックスコアで「369」
3DMark Night Raidで「4233」
3DMark Wild Life「2775」
<ゲーム>
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク
FHD解像度で高品質(デスクトップPC)設定で「5891」
Passmarkで比較
5万円以下の低価格なミニPCが搭載しているCPUとPassmarkで比較すると、Intel N100 プロセッサは4番目に高いスコアでした。
1.Intel Core i3-N305・・・Passmark:10448
2.Intel N97・・・Passmark:5877
3.Intel N200・・・Passmark:5600
4.★ Intel N100・・・Passmark:5500
5.Intel N95・・・Passmark:5400
6.Intel N5105・・・Passmark:4000
7.AMD Ryzen 3 3200U・・・Passmark:3819
8.Intel Celeron J4125・・・Passmark:3000
PCMark 10で比較
1.Intel N97・・・PCMark 10:3057
2.Intel N200・・・PCMark 10:3164
3.Intel N100・・・PCMark 10:3009
4.Intel N95・・・PCMark 10:3003
5.Intel N5105・・・PCMark 10:2543
Geekbench 6 マルチで比較
1.Intel N97・・・Geekbench 6 M:3051
2.Intel N200・・・Geekbench 6 M:3504
3.Intel N100・・・Geekbench 6 M:3129
4.Intel N95・・・Geekbench 6 M:2857
5.Intel N5105・・・Geekbench 6 M:1489
グラフィック性能を比較
第12世代のIntel UHD Graphics 750 MHzは3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] のグラフィックスコアで「800-1000」前後を記録しています。
他のGPUと比較
intel N100 (UHD Graphics 750 MHz)・・・3DMark Fire Strikeで「800-1000」前後
Intel N5105 (UHD Graphics 450 MHz)・・・3DMark Fire Strikeで「600-800」前後
Celeron J4125 (UHD Graphics 600)・・・3DMark Fire Strikeで「400」前後
intel N100はCeleron J4125と比べて約 2倍高いグラフィック性能を持っています。また、Intel N5105よりもワンランク高いグラフィック性能を持っています。
「Minisforum UN100L」のデメリットは2つ!
「Minisforum UN100L」のデメリットを2つ紹介します。
メモリを拡張できない
「Minisforum UN100L」はオンボード仕様のメモリを搭載しているため、メモリ容量を増やすことができません(最大16GBまでです)。
一方、「Beelink EQ12」は1つのSO-DIMMスロットを搭載し、メモリの交換が可能です。「GMKtec NucBox G3」は最大32GBまでメモリを拡張できます。「LarkBox X 2023」はオンボード仕様でメモリを拡張できません。
Wi-Fi 6に対応していない
「Minisforum UN100L」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応していません。
一方、「Beelink EQ12」と「GMKtec NucBox G3」、「LarkBox X 2023」はWi-Fi 6に対応しています。
他メーカーのミニPCと比較
「Minisforum UN100L」と「Beelink EQ12」、「GMKtec NucBox G3」、「LarkBox X 2023」を比較してみました。
ベンチマークを比較
「Minisforum UN100L」と「Beelink EQ12」、「GMKtec NucBox G3」、「LarkBox X 2023」のベンチマーク スコアを比較してみました。
「Minisforum UN100L」
<CPU> Intel N100
Passmarkによるベンチマークスコアは「5635」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。
「Beelink EQ12」
Passmarkによるベンチマークスコアは「5547」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。
「GMKtec NucBox G3」
<CPU> Intel N100
Passmarkによるベンチマークスコアは「5624」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。
「LarkBox X 2023」
<CPU> Intel N100
Passmarkによるベンチマークスコアは「5535」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。
「Minisforum UN100L」のスペック
- モデル Venus Series UN100L
- プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz - GPU Intel UHD Graphics
- RAM(メモリ) 16GB LPDDR5-4800 ※オンボードで最大16GBまで
- ストレージ 512GB M.2 2280 PCIe3.0 SSD ×1
- 拡張ストレージ 2.5インチ SATA HDD Slot ×1 (SATA 3.0 6.0Gb/s)、TF カート スロット x1
- 電源 DC 12V(丸形コネクタのACアダプタ)、PD給電 対応
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 M.2 2230 WIFI サポート (Wi-Fi 5,BlueTooth 5.1)
- 有線LAN 1000Mbps LAN
- インターフェース USB-C 3.2 (Gan2、Alt Data DP and PD) ×1、USB-A 3.2 (Gen2、前側) ×2、USB-A 2.0 (背面) ×2、HDMI 2.0 ×1、DisplayPort 1.4 ×1、RJ45 1000M イーサネットポート ×1、3.5mmコンボジャック ×1、DMIC ×1、Clear CMOS ×1
- 映像出力 4K 3画面出力、USB-C (4K@60Hz)×1、DisplayPort 1.4 (4K@60Hz)×1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×1
- オーディオ出力 HDMI ×1/DisplayPort×1/ 3.5mmコンボジャック ×1
- 冷却ファン 搭載・静音
- VESAマウント 対応・ブランケット付属
- 筐体 メタル(金属)、CNC加工
- OS Windows 11 Home
- サイズ 115 × 110 × 46 mm
- 重量 440 g
- カラー グレー
- 付属品 1 × 電源アダプター(丸形コネクタ)、1 × HDMI ケーブル、1 × 取り付けブラケット、4 × 取り付けネジ、1 × 取扱説明書(日本語対応)
「Minisforum UN100L」の評価
「Minisforum UN100L」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★
機能:★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2023年5月に発売された「MINISFORUM UN100」の後継モデルになります。USB-Cポート搭載でPD給電に対応しています。
メモリは8GB/16GB LPDDR5から16GB LPDDR5のみに、ストレージは256GB/ 512GB M.2 SSDから512GB M.2 SSDのみに変更。インターフェースには新たにDisplayPort 1.4が追加され、2つあったHDMIポートは1つに変更されています。
また、サイズ 136 × 121 × 39mmから115 × 110 × 46 mmに変更され、前モデルよりも小型化しています。
全体的に前モデルから大きな変更はありませんが、低価格でもパワフルなIntel N100プロセッサ搭載で、USB-CポートやDisplayPort 1.4を搭載していることが大きなメリットです。
ただし、「GMKtec NucBox G3」のようにメモリ容量を増やすことができません。Wi-Fi 6にも対応していないようなので若干 注意が必要です。
「Minisforum UN100L」の発売時の価格は32,980円。
ほぼ同じ性能の「Beelink EQ12」(※Wi-Fi 6対応)と同じくらいの価格になり、「GMKtec NucBox G3」や「LarkBox X 2023」よりも高い価格になります。将来的にメモリを拡張するかどうかをよく考えてから購入した方がいいでしょう。
インテルN100プロセッサやUSB-Cポートを搭載したコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。
「Minisforum UN100L」のデザイン
手のひらサイズのコンパクトサイズで、タテ 115mm、ヨコ 110mmの正方形に近い形状です。
また、筐体はCNC加工のメタルボディで高級感もあり。
天板にはMINISFORUMのロゴがあり、側面には熱を排出する排気口が2列に配置されています。
そのほか、カラーは薄いグレー色を採用。コンパクトサイズなので、どこに置いても目立たないのがいいですね。
リビングにもオフィスにも自然と溶け込むような、シンプルかつエレガントなデザインです。
※上の文面はThreadsからの引用です。
「Minisforum UN100L」のデザインは下の動画でチェックできます。
⇒ Youtubeショート動画でデザインをチェックする
⇒ Instagramでデザインをチェックする
「Minisforum UN100L」の販売・購入先
「Minisforum UN100L」は、
Amazonで31,980円(税込)、
楽天市場で28,582円(送料無料・2倍ポイント付き・楽天クーポンあり)、
ヤフーショッピングで49,800円、
MINISFORUM公式サイトで31,980円、
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で販売されています。
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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
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関連記事:ミニPC「Beelink EQ13」アダプター不要のメリット・デメリット
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