「GPD WIN Max 2」(日本版)が発売! 人気ゲーミングUMPCと徹底 比較


2022年10月末に発売される「GPD WIN Max 2」(日本版)と人気ゲーミングUMPCと徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年12月下旬、日本で「GPD WIN Mini」が発売されました。

※2022年12月28日、日本で「GPD WIN 4」の予約受付が開始されました。

※2021年6月から「GPD WIN3」も発売されています。

「GPD WIN Max 2」の特徴

GPD WIN Max 2」の特徴をまとめてみました。

Ryzen 7 6800U&最大32GBメモリ・M.2 SSD

GPD WIN Max 2」はAMD Ryzen 7 6800Uオクタコアプロセッサを搭載。6nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのプロセッサで、最大周波数は4.7GHz。PassmarkCPUベンチマークは「221411」を記録し、「Marvel’s Spider-Man Remastered」や「Forza Horizon 5」、「エルデンリング」などのトリプルAゲームも快適に動作します。

また、LPDDR5-6400 MT/s規格のメモリ16GB/32GB搭載。ストレージPCIe 3.0規格のM.2 SSDで、1TB/2TBを用意し、M.2 SSDでのストレージ拡張にも対応しています。

10.1液晶・筆圧ペン入力・高精度ジョイスティック

GPD WIN Max 2」は10.1インチIPS液晶を搭載。解像度は1280×800ドットから最大2560×1600ドットになり、豊かな色表現が可能なDCI-P3 80.2%にも対応しています。また、タッチ対応筆圧4096段階スタイラスペン入力に対応。Surfaceペンと互換性もあります。そのほか、ホールセンサーを採用した高精度なジョイスティックを搭載。キーボード上部のゲームパッドはカバーで覆って隠せるようになっています。

100W PD急速充電・4G LET通信・クアッドスピーカー

GPD WIN Max 2」は長時間動作できる67Whバッテリーを搭載。100W PD急速充電に対応し、短時間で充電を完了できます。また、オプションで4G LTEモジュールも用意。装着することで単体で通信できるようになります。そのほか、4つのスーパーリニアスピーカーを搭載し、サラウンドサウンドに対応。指紋認証冷却システム、200万画素のWebカメラUSB 4ポート(外付けeGPU接続可)も利用できます。

公式ページ  GPD WIN Max2 – GPDダイレクト

価格を比較

GPD WIN MAX2」と「AYANEO Air」、「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」の価格を比較してみました。

「GPD WIN MAX2」

GPD WIN MAX2」は、Amazonで159,900円 (税込・セット品・16GB+SSD1TBモデル)、楽天市場で209,800円(税込・中古美品は120,480円)、ヤフーショッピングで209,800円(税込)、AliExpressでUS $944.10、米国 Amazon.comで$1,159.95で販売されています。

「AYANEO Air」

AYANEO Air」は、Amazonで117,000円(STANDARD・Ryzen5・国内正規版)、楽天市場で126,225円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで108,000円(税込)、ビックカメラで137,700円(13,770ポイント付き)、ハイビーム公式サイトで123,930円~(Lite版97,020円、Pro版136,980円、Pro AD版186,120円)米国 Amazon.comで$899.99で販売されています。

「Steam Deck」

Steam Deck」は、KOMODO公式サイトで59,800円~(日本版・64GBモデル・256GBモデルは7.9800円、512GBモデルは99,800円)で販売されています。

「ONEXPLAYER mini Ryzen」

ONEXPLAYER mini Ryzen」は、Amazonで182,710円(18271円OFFクーポン付き)、楽天市場で170,610円 (税込)、ヤフーショッピングで170,610円 (税込)、AliExpressでUS $899.00、米国 Amazon.comで$1,369.95で販売されています。

スペックを比較

GPD WIN MAX2」と「AYANEO Air」、「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」のスペックを比較してみました。

「GPD WIN MAX2」(日本版)のスペック

  • ディスプレイ 10.1インチ、解像度2560×1600ドットのIPS液晶
    ※16:10/299ppi/輝度450nit/DCI-P3 80.2%/画面比率90%/10点マルチタッチ/アイプロテクションディスプレイ搭載/第5世代Corning Gorilla Glass
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※Zen3+/8 コア/16 スレッド/最大4.70GHz/TDP15W-28W
  • GPU AMD Radeon 680M 12コア
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5-6400 MT/s
  • ストレージ 1TB/2TB M.2 2280 SSD ※スロット2つあり
  • 拡張ストレージ M.2 2230 SSD ※PCIe 4.0サポート
  • バッテリー 67Wh
  • 充電 100W PD急速充電に対応
  • カメラ 前面200万画素のWebカメラ、ヒンジの中央に搭載、最大解像度:1612×1212、超広角、高リフレッシュレート
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2、MU-MIMO
  • 4G通信 対応・4G LTEモジュール搭載(オプションで着脱可能)
  • 右側面インターフェース USB 3.2 Gen2ポート x2
  • 背面インターフェース ヘッドホンジャック、USB 3.2 Gen2 x2、HDMI 2.1 x1、USB 4 x1、Type-C(フル機能/USB 3.2 Gen 2)x1、SDカードスロット x1、microSDカードスロット x1、3.5mm 2in1ヘッドフォン/マイク端子×1
  • センサー 6軸設計:3軸重力センサー、3軸ジャイロセンサー
  • スピーカー クアッドスピーカー(スーパーリニアスピーカー4個)
  • スタイラスペン 筆圧4096段階 ※Surfaceペンと互換性あり
  • キーボード WASD付きQWERTY配列のキーボード、バックライト設計 (2 段階の明るさ調整)
  • タッチパッド プレシジョンタッチパッド (PTP モード)
  • ゲームパッド ジョイスティック、十字キー、ボタン、R1/R2/L1/L2、2つのマッピング可能なバックキー(底面)
  • カスタムキー 底面に2つのカスタムキーを搭載
  • 冷却システム アクティブクーリング、大型ファン+デュアルヒートパイプ
  • 振動モーター  デュアル振動モーター
  • ジャイロスコープ 対応・本体を傾けて操作
  • 生体認証 指紋認証(側面の電源ボタン)
  • 筐体の素材 A/B/C面:6061アルミニウム・マグネシウム合金、D面:ABS合成樹脂
  • ドッキングステーション なし
  • OS Windows 11 Home (オプションで Steam OS 3.0 をサポート)
  • サイズ 227 × 160 × 23 mm
  • 重量 1005g
  • カラー アイアンブラック
  • SIMカード NanoSIM
  • 対応バンド
    4G: LTE TDD B34/B38/B39/B40/B41 , LTE FDD B1/B3/B5/B8
    3G: WCDMA B1/B8 , TD-SCDMA B34/B39 , CDMA BC0
    2G: GSM900/1800MHz

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「AYANEO Air」のスペック

  • ディスプレイ 5.5インチ、解像度1920×1080ドットのAMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL)
    ※404 ppi/NTSC100%色域/コントラスト比100000:1/マルチタッチ/ブルーライト低減
  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5560U ※7nm
    Pro ADVANCE版:AMD Ryzen 7 5825U
  • GPU AMD Radeon Graphics
  • RAM(メモリ) 16GB デュアルチャネル LPDDR4x 4267Mhz
    Lite版:8GB デュアルチャネル LPDDR4x 4267Mhz
  • ストレージ 512GB SSD M.2 2280
    Pro ADVANCE版:1TB SSD M.2 2280
    Lite版:128GB SSD M.2 2280
  • バッテリー 7350mAhバッテリー搭載 (28Wh)
    Pro版:10050mAhバッテリー搭載 (38Wh)
    Pro ADVANCE版:10050mAhバッテリー搭載 (38Wh)
    Lite版:7350mAhバッテリー搭載 (28Wh)
  • 充電 65WのPD急速充電、AC 100-240V
  • 電源オプション 8W-15W(AYASPACEにて調整可能)
    Pro ADVANCE版:8W-18W(AYASPACEにて調整可能)
    Lite版:8W-12W(AYASPACEにて調整可能)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2
  • インターフェース 2×Type-Cポート / 1×TF カードスロット / 1×3.5mmイヤホンジャック
  • センサー デュアルジャイロスコープ
  • スピーカー デュアルチャネル スピーカー、ステレオサウンド対応
  • 冷却システム 高圧ターボ冷却ファン、銅管冷却モジュール
  • 生体認証 指紋認証サポート
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 約224×89.5x26mm / 最薄部:約18mm
    Pro版:約224×89.5×29.6mm / 最薄部:約21.6mm
    Pro ADVANCE版:約224×89.5×29.6mm / 最薄部:約21.6mm
    Lite版:約224×89.5x26mm / 最薄部:約17mm
  • 重量 約398g
    Pro版:約450g
    Pro ADVANCE版:約450g
    Lite版:約398g
  • カラー Aurora White / オーロラホワイト , Polar Black / ポーラブラック
    Pro版:Polar Black / ポーラブラック
    Pro ADVANCE版:Polar Black / ポーラブラック
    Lite版:Aurora White / オーロラホワイト
  • オプション 専用クレードル(LAN,HDMI2.0,充電,USB-A×2,Type-C)
    ※有線LAN、最大5Gbpsのデータ伝送、PD 1.4急速充電プロトコル、PD電源と互換あり、最大65Wの電源

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「Steam Deck」のスペック

  • ディスプレイ 7インチ、解像度1280 x 800ドットのIPS液晶
    ※16:10/輝度400nit/タッチ対応/アンチグレアエッチングガラス
  • リフレッシュレート 60 Hz
  • プロセッサ Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz(最大448 GFlops FP32)
    ※4コア/8スレッド/
  • GPU 8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6 TFlops FP32)
    ※APU power:4~15ワット
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR5 (5500 MT/s クアッド 32ビットチャンネル)
  • ストレージ eMMC 64GB / M.2 SSD 256/512GB NVMe (PCIe Gen 3 x4) ※マルチブート対応で複数OSのインストール可
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可能(ゲームの保存・microSDカードからのOS起動に対応)
  • バッテリー 40 WHr
  • 駆動時間 一般的な3Dゲームで2~8時間、2DゲームやWeb閲覧で最大 約7〜8時間
  • 充電 45W急速充電 (45W USB Type-C PD3.0電源)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5(デュアルバンド)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB Type-C (DP映像出力/PD充電/データ転送)、microSDカードリーダー(UHS-I)、3.5mmヘッドホンジャック
  • オーディオ DSP内蔵ステレオスピーカー、デュアルアレイマイク
  • ゲームパッド A B X Yボタン、十字キー、L&Rアナログトリガー、L&Rバンパー、表示&メニューボタン、割り当て可能な4個のグリップボタン ※レバー(サムスティック)に静電容量式のタッチセンサーを搭載し、高精度な操作が可能・背面に4つのグリップボタンを搭載し、任意の動作などに割り当てられる
  • センサー ジャイロ 6軸IMU、環境光センサー
  • 冷却システム  あり・コンパクトな冷却システム
  • OS Steam OS 3.0 (Arch Linux, KDE Plasma on desktop)
  • サイズ 298 x 117 x 49 mm
  • 重量 669 g
  • カラー ブラック
  • オプション Steam Deck ドッキングステーション(※発売予定)
    ※外部ディスプレイ、有線ネットワーク、USB周辺機器、電源への接続、充電(USB-C)

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「ONEXPLAYER mini Ryzen」のスペック

  • ディスプレイ 7インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶
    ※10点マルチタッチ/323PPI/100%sRGB
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800U
    ※Zen3/8コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU インテル AMD Radeon RX Vega 8
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR4x (4266MHz)
  • ストレージ M.2 SSD 512GB/1TB/2TB (NVMeプロトコル、PCIE3.0、2280)
  • バッテリー 12600mAh(48Wh)
  • 充電 65W急速充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (IEEE802.11 ax/ac/b/g/n, 2.4GHz&5GHz準拠)、Bluetooth5.0
  • インターフェース 2×USB 4.0 Type-C、1×USB 3.0 Type-C、1×3.5mmイヤホンジャック
  • スピーカー フロントステレオデュアルスピーカー
  • オプション 専用クレードル(別売・着脱可能)
  • コントローラー アルプス電子社製 3Dジョイスティック内蔵、XBOX配列
  • 冷却ファン ダブル純銅ヒートシンク+純アルミニウムヒートシンクフィン
  • OS Windows 11
  • サイズ 262mm × 107mm × 23mm~35mm
  • 重量 619g
  • カラー ブラック&オレンジ(マット指紋防止加工)
  • 保証 1年(日本国内サポート)/技適認証取得済み

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ベンチマークを比較

GPD WIN MAX2」と「AYANEO Air」、「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」のベンチマークスコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「GPD WIN MAX2」

<CPU> Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「21411」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1567」、マルチコアで「9129」。

<GPU> AMD Radeon 680M 12コア

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000~7000」。

<プロセッサ性能を解説>

プロセッサはAMD Ryzen 7 6800U オクタコアです。6nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのプロセッサで、最大周波数は4.7GHz。

PassmarkのCPUベンチマークは「21411」を記録し、第12世代のインテルCore i5-12600と同じくらいのスコアになっています。

また、GPUはAMD Radeon 680Mで、NVIDIA GeForce MX550以上のグラフィック性能を発揮します。

GeForce MX550は3DMark Fire Strikeで「5927」なので、Radeon 680Mは推定で6000から7000ぐらいのスコアになるはずです。最高に高いスコアではありませんが、人気のPCゲームをプレイするには十分なスコアです。

「AYANEO Air」

<CPU> AMD Ryzen 5 5560U

Passmarkによるベンチマークスコアは「17084」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1215」、マルチコアで「5278」。

<GPU> AMD Radeon Graphics ※Ryzen 5 5560U

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「3400」。

<CPU> AMD Ryzen 7 5825U

Passmarkによるベンチマークスコアは「18356」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1353」、マルチコアで6572」。

<GPU> AMD Radeon Graphics ※Ryzen 7 5825U

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「3800」。

「Steam Deck」

<CPU> Custom Zen 2 Van Gogh

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「830」、マルチコアで「3666」。

※AMD Ryzen 3 3200、AMD Ryzen 5 3400Gに近いスコア

<GPU> 8 RDNA 2 CUs, 1.0 – 1.6 GHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4500」。

※グラフィック性能はAMD Ryzen 9 4900HSを搭載したラップトップ(Zephyrus G14 2020)と同等

「ONEXPLAYER mini Ryzen」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「18939」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1300」、マルチコアで約「6000」。

<GPU> AMD Radeon RX Vega 8

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2094」。

「GPD WIN MAX2」のメリット・デメリット

GPD WIN MAX2」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・10.1インチの高精細なIPS液晶・DCI-P3対応で色鮮やか

GPD WIN MAX2」は10.1インチのIPS液晶を搭載。解像度は1280×800ドットから最大2560×1600ドットになり、豊かな色表現が可能なDCI-P3 80.2%にも対応しています。

一方、「AYANEO Air」は5.5インチ、解像度1920×1080ドットのAMOLEDを搭載しています。「Steam Deck」は7インチ、解像度1280 x 800ドットのIPS液晶を搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は7インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶を搭載しています。

・16GB/32GBメモリ搭載

GPD WIN MAX2」はLPDDR5-6400 MT/s規格のメモリを16GB/32GB搭載し、スムーズに動作します。

一方、「AYANEO Air」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」は16GB LPDDR4xメモリを搭載しています。「Steam Deck」は16GB LPDDR5メモリを搭載しています。

・M.2 SSD 1TB/2TBストレージ搭載で拡張もできる

GPD WIN MAX2」はストレージはPCIe 3.0規格のM.2 SSDで、1TB/2TBを用意し、M.2 SSDでのストレージ拡張にも対応しています。

一方、「AYANEO Air」は512GB SSD M.2 2280ストレージを搭載しています。「Steam Deck」はeMMC 64GB / M.2 SSD 256/512GB NVMe (PCIe Gen 3 x4)ストレージを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はM.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載しています。

・67Whバッテリー搭載で100W PD急速充電に対応

GPD WIN MAX2」は長時間動作できる67Whバッテリーを搭載しています。また、100W PD急速充電に対応し、短時間で充電を完了できます。

一方、「AYANEO Air」は7350mAh(28Wh)バッテリー搭載で、 65WのPD急速充電に対応しています。「Steam Deck」は40WHrバッテリー搭載で45W急速充電に対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は12600mAhバッテリー搭載で65W急速充電に対応しています。

・前面200万画素のWebカメラが使える

GPD WIN MAX2」は前面200万画素のWebカメラを搭載。最大解像度は1612×1212で超広角、高リフレッシュレートに対応しています。

一方、「AYANEO Air」、「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」はカメラを搭載していません。

・Wi-Fi 6 &Bluetooth 5.2に対応

GPD WIN MAX2」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.2に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「AYANEO Air」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。「Steam Deck」はWi-Fi 5(デュアルバンド)、Bluetooth 5.0に対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はWi-Fi 6とBluetooth 5.0に対応しています。

・4G LET通信モジュールを用意

GPD WIN MAX2」はオプションで4G LTEモジュールも用意し、装着することで単体で通信できるようになります。

一方、「AYANEO Air」、「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」は4G LET通信に対応していません。

・筆圧4096段階のスタイラスペンが使える

GPD WIN MAX2」はタッチ対応で筆圧4096段階のスタイラスペン入力に対応。Surfaceペンと互換性もあります。

一方、「AYANEO Air」、「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」は筆圧スタイラスペン入力に対応していません。

・バックライト付きのQWERTYキーボード搭載

GPD WIN MAX2」はバックライト付きのQWERTYキーボードを搭載しています。

一方、「AYANEO Air」、「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」はQWERTYキーボードを搭載していません。

・Windows 11の新機能が使える

GPD WIN MAX2」はWindows 11を搭載し、新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加

などの機能が追加されています。

一方、「AYANEO Air」はWindows 11 Homeを搭載しています。「Steam Deck」はSteam OS 3.0を搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はWindows 11を搭載しています。

デメリット

・本体が重く、携帯性があまり高くない

GPD WIN MAX2」は厚さ23mmで重さ1005gのメタルボディ(アルミニウム・マグネシウム合金)になっています。キーボードなしのゲーミングUMPCと比べると本体が重く、携帯性があまり高くありません。

一方、「AYANEO Air」は厚さ26mmで重さ約398gになっています。「Steam Deck」は厚さ49mmで重さ669gになっています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は厚さ23mm~35mmで重さ619gになっています。

「GPD WIN MAX2」の評価

GPD WIN MAX2」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★

<総合評価>

2020年11月に発売された「GPD WIN Max」の後継モデルになります。ディスプレイサイズは8インチから10.1インチにに大型化し、解像度は1280×800ドットから2560×1600ドットに向上しています。

また、プロセッサはのIntel Core i5-1035G7からAMD Ryzen 7 6800Uに変更し、高速化。最大メモリは16 GBから32GBに、最大ストレージは512GBから2TBにバッテリー容量は57Whから67Whに増強し、100W PD急速充電も利用できます。

そのほか、4G LETモジュールを搭載し、Wi-Fiのない場所でも単体で通信することが可能。ホールセンサーを採用した高精度なジョイスティックや冷却システム、指紋認証、筆圧スタイラスペン入力にも対応しています。

発売時の価格は税込16万7,400円。10.1インチでキーボードを搭載した高性能なゲーミングUMPCを探している人におすすめです。

※YouTube動画でも紹介しています。「GPD WIN MAX2」は極み抜かれた至高のUMPC! 性能をざっくり解説

「GPD WIN MAX2」の販売・購入先

GPD WIN MAX2」は、

Amazonで159,900円 (税込・セット品・16GB+SSD1TBモデル)、

楽天市場で209,800円(税込・中古美品は120,480円)、

ヤフーショッピングで209,800円(税込)、

AliExpressでUS $944.10、

米国 Amazon.comで$1,159.95、

で販売されています。

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他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「GPD WIN Mini」(7インチ・Ryzen 7 7840U / Ryzen 5 7640U)

★「AYANEO KUN」(8.4インチ・Ryzen 7 7840U)

★「ONEXPLAYER 2 Pro」(8.4インチ・Ryzen 7 7840U)

★「AYANEO 2S」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

★「ROG ALLY」(7インチ・Ryzen Z1 Extreme)

★「GPD WIN 4」(6型・Ryzen 7 6800U・スライド式)

★「ONEXPLAYER 2

★「AYANEO GEEK」(日本版)

★「OneMix4S」(国内版・10.1インチ)

★「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)

★「AYA NEO 2」(Ryzen 7 6800U)

★「AOKZOE A1

★「ANBERNIC WIN600 Blue」(新版)

AYANEO Air

Steam Deck

ONEXPLAYER mini Ryzen

ANBERNIC WIN600

OneGx1 Pro

GPD WIN3

AYANEO NEXT

AYANEO 2021 PRO

GPD XP Plus」(Android 11)

他のGPDパソコンと比較

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