冷却付きのゲーミングタブレット「REDMAGIC Nova」。早くも「ゲームに特化した機能が豊富で使いやすそう」と評判です。
しかし、その一方で「ふつうのハイスペックなタブレットで十分。やめておけ」という意見もあり、購入を迷っている人も多くいるようです。
そこで今回はその違いを明らかにするために次の8点を重点的に解説します。
- プロセッサ・Antutu
- ディスプレイ・リフレッシュレート
- 冷却システム(PAD ICE 2.0)
- デザイン(サイズ・重量・RGBライト)
- バッテリー・充電(充電分離機能)
- オーディオ(DTS:X Ultra認証の4スピーカー、3つのマイク)
- REDMAGICゲームスペース
- X Gravityプラットフォーム
また、他のハイスペックなタブレットとの比較も紹介!Antutuベンチマークやゲーム性能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「REDMAGIC Nova」が日本で発売!
2024年11月13日、日本で中国 Nubia Technology(ヌビアテクノロジー)の新製品「REDMAGIC Nova」(レッドマジック ノバ)が発売されます(11⽉6⽇から先行予約開始)。
※海外では2024年9月5日に発売済みです。
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 リーディングバージョンを搭載した10.9インチのゲーミングタブレットです(REDMAGIC OS 9.5)。
Nubiaはこれまで「REDMAGIC 9 Pro」などのゲーミングスマホを中心に販売してきました。
いずれも「高性能なプロセッサで負荷の高いゲームでもサクサク遊べる」、「ゲームに特化した機能が豊富で使いやすい」と評判でした。
新モデルはNubiaから発売される初のゲーミングタブレットで、超強力な冷却システム「PAD ICE 2.0」を搭載していることで話題になっています。
もちろん、「崩壊:スターレイル」、「鳴潮」 (Wuthering Waves)、「ゼンレスゾーンゼロ」などの人気ゲームも60 fps以上でプレイできますよ。
それでは早速どんなゲーミングタブレットなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:REDMAGIC Nova ゲーミングタブレット 製品詳細 – REDMAGIC日本公式サイト – REDMAGIC (Japan)
日本版の価格は92,800円から・最安6万円台の高性能モデルよりもお買い得なのか?
新モデル「REDMAGIC Nova」のくわしい特徴(メリット)を見ていく前に、関連した製品の価格を全体的に抑えておきましょう。
まず、「REDMAGIC Nova」日本版は12GB + 256GBモデルで92,800円(税込・先行予約価格は86,800円)、
16GB + 512GBモデルで122,800円(税込・先行予約価格は116,800円)で販売されます。
一方、他メーカーでは海外で2023年8月に発売された8.8インチのゲーミングタブレット「Lenovo Legion Y700 2023」が、
AliExpressで43,324円で販売中です。こちらは海外モデルでGoogle Playストアに対応しませんが、
Snapdragon 8+ Gen 1 プロセッサ搭載で高速に動作します。
日本では似た性能をもつ「LAVIE Tab T9 T0995/HAS」も販売されていますが、価格が8~10万円とかなり高額になります。
そのほか、一般的なハイスペックなタブレットとしてMediaTek Dimensity 9300+ 搭載のサムスン「Galaxy Tab S10」が187,777円~、
Snapdragon 8 Gen 2搭載の「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」がAmazonで69,800円で販売中。
Apple M4チップ搭載の「iPad Pro M4」(2024)は168,800円で販売されています。
ハイスペックなタブレットは約10万円前後になることが多く、安いものでも6万円前後になります。
「REDMAGIC Nova」との価格差は2~3万円ほどで、それほど大きな差ではありません。
果たして新モデル「REDMAGIC Nova」は他のハイスペックなタブレットよりもお買い得なのでしょうか?
くわしいメリット(特徴)を見ていきましょう。
メリット1:Snapdragon 8 Gen 3の性能とAntutuベンチマーク
新モデル「REDMAGIC Nova」はQualcomm Snapdragon 8 Gen 3 LEADING VERSION プロセッサを搭載しています。
このプロセッサはQualcommが開発した最新のスマートフォン向けSoC(システムオンチップ)をベースに、
RedMagicが独自にカスタマイズしたバージョンです。
通常のSnapdragon 8 Gen 3よりもCPUやGPUのクロック周波数が引き上げられ、
ゲームプレイに最適化されているため、より高い処理能力で快適にゲームを動作させることができます。
Snapdragon 8 Gen 3の性能
Qualcomm Snapdragon 8 Gen3 プロセッサは4nmプロセスで製造された8コア、最大3.4GHz駆動のCPUを搭載し、生成AIでの処理に最適化されているという特徴があります。
具体的にはQualcomm AI エンジンを搭載し、デバイス上で最大 100 億のパラメータを持つ生成 AI モデルをサポート。
LLM モデルでスマートフォン最速となる最大 20 トークンの実行が可能になっています。
内蔵のGPUはQualcomm Adreno 750で、従来モデルよりもグラフィック レンダリングで 25%、電力効率で 25% 向上。
ゲームパフォーマンスを向上させる Snapdragon Elite GamingやUnreal Engine 5.2をサポートしています。
また、グラフィック APIのOpenGL ES 3.2、OpenCL 2.0 FP、Vulkan 1.3もサポートし、ゲームやストリーミングの映像がよりスムーズに再生できるようになっています。
同じプロセッサはスマートフォンの「REDMAGIC 9 Pro」、「Zenfone 11 Ultra」などにも搭載されています。
Antutu ベンチマーク
Antutuベンチマーク V10 総合は約215万 前後 を記録しています。LEADING VERSIONバージョンでもほぼ同じスコアになります。
例1:Antutu V10 総合で「2159816」、CPUで「471045」、GPUで「911401」、MEMで「418158」、UXで「359212」。
例2:Antutu V10 総合で「2154553」、CPUで「467703」、GPUで「904996」、MEMで「419003」、UXで「362851」。
Snapdragon 8 Gen 3 性能を比較
性能的にはApple M4、MediaTek Dimensity 9300+ よりも低く、
Snapdragon 8 Gen 2 や MediaTek Dimensity 8300 よりも高くなります。
<CPUランキング>
- 1.Apple M4 (iPad Pro M4)・・・Antutu:247万
- 2.MediaTek Dimensity 9300+ (Galaxy Tab S10)・・・Antutu:230万
- 3.Apple M2 (第6世代 iPad Air)・・・Antutu:218万
- 4.★ Snapdragon 8 Gen3 (REDMAGIC Nova)・・・Antutu:215万
- 5.Snapdragon 8 Gen 2 (Xiaomi Pad 6S Pro 12.4/Galaxy Tab S9)・・・Antutu:150万
- 6.MediaTek Dimensity 8300 (Lenovo Xiaoxin Pad Pro 12.7 2025)・・・Antutu:140万・・・Antutu:140万
- 7.Snapdragon 8+ Gen 1 (Xiaomi Pad 6 Pro/LAVIE Tab T9 T0995 HAS/Lenovo Legion Y700 2023)・・・Antutu:110万
- 8.MediaTek Dimensity 9000 (OnePlus Pad/OPPO Pad 2/LAVIE Tab T14/Lenovo Legion Y900)・・・Antutu:100万
- 9.Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 (Galaxy Tab S8 Ultra/Galaxy Tab S8)・・・Antutu:90万
- 10.Google Tensor G2 (Google Pixel Tablet)・・・Antutu:80万
- 11.Snapdragon 870 5G (OPPO Pad/Lenovo Xiaoxin Pad Pro 12.7/Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:70万
- 12.Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・約 62万
- 13.MediaTek Helio G99 (Headwolf HPad5)・・・約 40万
ゲーム性能
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 リーディングバージョン プロセッサはパワフルでゲームに最適化されているため、多くのゲームが動作します。
「崩壊:スターレイル」、「鳴潮」 (Wuthering Waves) 、「ゼンレスゾーンゼロ」はいずれも60 FPS以上で快適に動作します。
また、「原神」はグラフィック設定「高」、50-60 FPS で快適にプレイできます。グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。
戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは24 FPSまで下がることがあります。
また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。
各ゲーム タイトルのフレームレートは以下の通りです。
- 崩壊:スターレイル・・・60.2 FPS
- 鳴潮 (Wuthering Waves) ・・・60.1 FPS
- ゼンレスゾーンゼロ・・・60.4 FPS
- 原神 Genshin Impact・・・59 FPS
- PUBG Mobile・・・90 FPS
- Call of Duty: Mobile・・・60 FPS
- フォートナイト Fortnite・・・56 FPS
- Shadowgun Legends・・・118 FPS
- World of Tanks Blitz・・・120 FPS
- Mobile Legends: Bang Bang・・・59 FPS
そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。
メリット2:10.9インチの高解像度な液晶・最大輝度550nitでHDRに対応
新モデル「REDMAGIC Nova」は10.9インチ(解像度2880 x 1800 px)のディスプレイを搭載しています。
このディスプレイは最大輝度550nitと非常に明るく、HDRに対応した高解像度な映像表示が可能です。
また、SGS「低視覚疲労認証」を取得し、長時間のゲームプレイでも目の疲れを最小限に抑えられるようになっています。
<ディスプレイを比較>
- 1.「Lenovo Legion Y700 2023」・・・8.8インチ、解像度2560 x 1600 pxのIPS
- 2.「Galaxy Tab S10」・・・S10+:12.4インチ、解像度2800 x 1752 pxのDynamic AMOLED 2X
- 3.「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」・・・12.4インチ、解像度 3048 x 2032 ドットのLCD
- 4.「iPad Pro M4」(2024)・・・ 11インチ:解像度、2,420 x 1,668 pxのUltra Retina XDR
144Hzリフレッシュレート対応で滑らかに表示できる・タッチは最大840Hz
新モデル「REDMAGIC Nova」は最大144Hz のリフレッシュレートに対応した滑らかな映像表示が可能です。
また、瞬間 最大 840Hz のタッチサンプリングレートにも対応し、高速なタッチ入力も可能です。
<最大リフレッシュレートを比較>
- 1.「Lenovo Legion Y700 2023」・・・リフレッシュレート 144Hz / タッチ 240Hz
- 2.「Galaxy Tab S10」・・・リフレッシュレート 120GHz
- 3.「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」・・・リフレッシュレート 144Hz / タッチ 360Hz
- 4.「iPad Pro M4」(2024)・・・リフレッシュレート 120Hz
<REDMAGIC Nova ディスプレイの特徴 まとめ>
- 高解像度(解像度2880 x 1800 px)な映像を楽しめる
- 最大輝度550nitで明るく表示できる
- HDRに対応(非常に明るい部分(ハイライト)と非常に暗い部分(シャドウ)の両方を詳細に表現)
- 144Hzのリフレッシュレートに対応で滑らかに表示できる
- 840Hz のタッチサンプリングレート対応で高速なタッチ入力ができる
メリット3:冷却システム「PAD ICE 2.0」を採用・コアの温度を25度まで下げられる
新モデル「REDMAGIC Nova」は冷却システム「PAD ICE 2.0」を採用しています。
この冷却システムはREDMAGICのスマホで培った冷却技術をタブレット向けに最適化したものです。
具体的には業界初の大型銅製3Dヒートパイプで本体内の熱を循環させ、
9層の冷却レイヤーと9268mm2の銅箔‧グラファイトシートで熱を素早く拡散。
最大20,000RPMの高速ファンで熱を効率よく排出します。
これにより、SoCのコア温度を最大で摂氏25度引き下げることができます。
<冷却システムの有無を比較>
- 1.「Lenovo Legion Y700 2023」・・・冷却システムあり(放熱面積39021平方mm、8771平方mmVC面積)
- 2.「Galaxy Tab S10」・・・冷却システムなし
- 3.「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」・・・冷却システムなし
- 4.「iPad Pro M4」(2024)・・・冷却システムなし
メリット4:スケルトン風デザインを採用・厚さ7.3mmでRGBライトも利用できる
新モデル「REDMAGIC Nova」はスケルトン風デザインを採用し、内部の構造が透けて見えるようになっています。
筐体には滑らかな曲線とシャープなエッジを組み合わせ、スタイリッシュで洗練された外観を演出。
厚さ7.3mm(サイズ 253.3 x 164.6 x 7.3 mm)、重さ530gの薄型ボディで、
長時間ゲームをプレイしても疲れにくい、グリップ性に優れた形状も採用しています。
また、背面にRGBライトを搭載し、様々な色の光でゲームを演出できるようになっています。
RGBライトはゲームの状況に合わせてカスタマイズすることも可能です。
カラーは落ち着いたダークグレーを採用しています。
<サイズ・重量を比較>
- 1.「Lenovo Legion Y700 2023」・・・208.94 x 129.46 x 7.6 mm / 約350g
- 2.「Galaxy Tab S10」・・・S10+:185.4 x 285.4 x 5.6 mm / S10+:571 g
- 3.「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」・・・278.70 x 191.58 x 6.26 mm / 590 g
- 4.「iPad Pro M4」(2024)・・・11インチ:249.7 x 177.5 x 5.3 mm / 444g
メリット5:10100 mAhバッテリー搭載で80W 急速充電・充電分離機能を利用できる
新モデル「REDMAGIC Nova」は容量 10100 mAh のバッテリーを搭載し、
長時間のゲームプレイが可能になっています。
また、80Wの急速充電に対応(専用ケーブル同梱)。
バッテリーに負担をかけずに本体に直接給電する充電分離機能も利用できます。
※「充電分離機能」とは、充電中にバッテリーと他の電気システムを分離することによって、
バッテリーの寿命を延ばし、安全性を向上させる技術です。
<充電分離機能のメリット>
- 充電時に過電流や過熱を防ぐことで、バッテリーの劣化を抑えることができる
- 充電中は不要な負荷からバッテリーを分離するため、充電効率が向上する
- バッテリーと他の電気回路が分離されることで、短絡や火災のリスクが低減し、安全に使用できる
- 充電中の温度管理がしやすくなり、最適な動作温度を維持できる
<バッテリー・充電を比較>
- 1.「Lenovo Legion Y700 2023」・・・6550mAh / 45W急速充電
- 2.「Galaxy Tab S10」・・・S10+:10090 mAh / 45W急速充電
- 3.「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」・・・10000mAh / 120W急速充電
- 4.「iPad Pro M4」(2024)・・・11インチ:31.29 Wh / PD急速充電
メリット6:クアッドスピーカー搭載でDTS:X認証に対応・3つのマイクでクリアな通話も
新モデル「REDMAGIC Nova」は本体に4つのスピーカーを搭載し、臨場感のあるサウンドを再生できます。
また、DTS:X認証を取得し、映画やゲームのサウンドをより立体的かつ臨場感豊かに再現することができます。
そのほか、3つのマイクを搭載。QualcommのSnapdragon Soundテクノロジーも採用し、
ゲーム中のボイスチャットなどもクリアな音声でやり取りできます。
<オーディオ性能を比較>
- 1.「Lenovo Legion Y700 2023」・・・デュアル ステレオスピーカー / Dolby Atmos
- 2.「Galaxy Tab S10」・・・クアッドスピーカー
- 3.「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」・・・6 スピーカー / Dolby Atmos
- 4.「iPad Pro M4」(2024)・・・4スピーカー / Dolby Atmos
メリット7:ゲームアシスト機能「REDMAGICゲームスペース」を利用できる
新モデル「REDMAGIC Nova」はゲームプレイをより快適にするための専用モード「REDMAGICゲームスペース」に対応しています。
このモードでは、ゲームに不要な通知やアプリを非表示にしたり、
パフォーマンスモードで性能を引き上げたりすることができます。
また、ゲームごとに異なる設定を保存したり、マクロ機能を設定したりすることが可能。
スクリーンショットの撮影、録画、ゲームブースターなどの便利なツールも利用できます。
メリット8:「X Gravityプラットフォーム」に対応・リモートプレイプレイも可
新モデル「REDMAGIC Nova」はゲーミング体験をさらに拡張する機能「X Gravityプラットフォーム」に対応しています。
このプラットフォームでは、キーボード、マウス、コントローラーなど、さまざまなデバイスと接続することで、
PCゲームのようにREDMAGIC Novaでゲームをプレイすることができるようになっています。
また、PS RemoteやSteam Linkなど、リモートプレイに対応したサービスも利用可能。
USB-C to HDMIケーブルによる有線ミラーリングや、REDMAGIC Studioを使用した無線ミラーリングに対応し、
大画面でゲームを楽しむこともできます。
「REDMAGIC Nova」のデメリット
「REDMAGIC Nova」のデメリットを紹介します。
デメリット1:microSDカードでストレージ容量を増やせない
「REDMAGIC Nova」はmicroSDカードスロットがないため、別売のmicroSDカードでストレージ容量を増やすことができません。
デメリット2:ACアダプターが同梱されない
「REDMAGIC Nova」の日本向けモデルはACアダプターが同梱されていません。
そのため、別途充電用のACアダプターを用意する必要があります。
デメリット3:120W急速充電に対応しない
「REDMAGIC Nova」の日本向けモデルは120W急速充電に対応していません。80Wの急速充電には対応しています。
海外で発売されているモデルは120Wの急速充電に対応し、わずか45分でフル充電できるようになっています。
「REDMAGIC Nova」のスペック
- ディスプレイ 10.9インチ、解像度2880 x 1800 px
※16:10/2.8K/550nit/SGS認証済み ブルーライトカットディスプレイ - リフレッシュレート 最大144Hz
- タッチサンプリングレート 最大840 Hz
- プロセッサ Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 LEADING VERSION
※4nm/64bit/8コア/最大3.4GHz - CPU 1×3.4GHz Cortex-X4 & 3×3.1GHz Cortex-A720 & 2×2.9GHz Cortex-A720 & 2×2.2GHz Cortex-A520
- GPU Adreno 750
- RAM(メモリ) 12GB / 16GB LPDDR5X
- ストレージ 256GB / 512GB UFS 4.0
- バッテリー 10100mAh
- 充電 80W対応(専用ケーブル同梱)
- 背面カメラ 50MP
- 前面カメラ 20MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi (WIFI 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be)、Bluetooth 5.4
- インターフェース Type-C USB 3.1 Gen2
- センサー 電子コンパス、ジャイロスコープ、近接センサー、加速度センサーセンサー、ホールセンサー
- スピーカー 左右対称4スピーカー付き、デュアルスピーカー方式で、高音質でクリアな音を実現
- オーディオ DTS: X Ultraに対応した臨場感ある3Dサウンド
- マイク 3つの内蔵マイクを搭 載し、最適な音声収集を実現
- 冷却システム 17173.4mm高速遠心式ファン、29400 mm²大面積アンダースクリーン航空アルミニウム合金、9268 mm² 大面積メインボード熱伝導銅箔など
- オプション REDMAGICキーボード、マウス、ペン、ゲームパッド
- OS REDMAGIC OS 9.5 (Android 14.0ベース)
- サイズ 253.3 x 164.6 x 7.3 mm
- 重量 530g
- カラー ダークグレー
- 付属 Type-C データケーブル x 1、取扱説明書 x 1、REDMAGIC ステッカー x 1
「REDMAGIC Nova」の評価
7つの基準で「Galaxy Tab S10」を5段階で評価してみました。
- スペック:★★★★★
- デザイン:★★★★★
- 耐久性:★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★
<総合評価>
REDMAGICから発売される初のゲーミングタブレットになります。
スケルトン風のボディに独自にカスタマイズしたQualcomm Snapdragon 8 Gen 3 リーディングバージョンを搭載。
RGBライトや冷却システム、X軸リニアモーターによる振動効果、ゲームアシスト機能「REDMAGICゲームスペース」など、
ゲームプレイを快適にするあらゆる機能を備えています。
注目はパワフルなプロセッサで高速に動作しつつ、強力な冷却システムで安定して動作する点です。
スペックの高さだけに注目するとわすれがちですが、高性能になればなるほど発熱が増し、
遅延などゲームパフォーマンスに悪影響を与えることがあります。
しかし、「REDMAGIC Nova」の場合はREDMAGICのスマホで培った技術を使った冷却システム「PAD ICE 2.0」で本体を強力に冷却できます。
長時間負荷の高いゲームをプレイする場合はこの機能が非常に役立つはずです。
また、タッチサンプリングレート 最大840 Hzに対応した高速なタッチ入力が可能な点も大きなメリットです。
一般的なタブレットはタッチサンプリングレート 60Hzであるため、タッチ入力が遅くなるというデメリットがあります。
しかし、「REDMAGIC Nova」の場合は超高速なタッチ入力で、入力の遅延がほぼなく、快適にプレイすることが可能です。
タブレットの大きさが10.9インチと大きいため、挟みこむ形式の外部コントローラーが使えないため、
この高速タッチ入力はタブレット単体で使う上で非常に優れた操作性をもたらしてくれます。
そのほか、ゲームアシスト機能「REDMAGICゲームスペース」、
キーボード、マウス、コントローラーなど、様々なデバイスとの連携が可能な「X Gravityプラットフォーム」など、
ゲームに特化した機能が利用できるのも大きな魅力です。
(まとめ)
新モデル「REDMAGIC Nova」はゲームに必要な機能をすべて備えた本格的ゲーミングタブレットです。
超パワフルなプロセッサと強力な冷却システムを備えつつ、
優れたデザインと操作性も兼ね備えています。
また、ゲームに特化した機能も搭載されており、一般的なタブレットとは異なる使い方も可能になっています。
価格は最安でも92,800円(税込・先行予約価格は86,800円)とやや高めですが、
本格的にゲームで使用するなら、このタブレットが最も最適です。
妥協せずに最高のパフォーマンスを発揮できる本格的なゲーミングタブレットを探している人におすすめです。
「REDMAGIC Nova」の価格・販売先
※日本版は2024年11月6日に日本国内(公式ページ)で先行予約販売を開始しています。
<通常価格と先行予約価格>
- 12GB + 256GBモデルで販売価格:92,800円(税込)
- 先行予約価格※:86,800円(税込)
- 16GB + 512GBモデルで販売価格:122,800円(税込)
- 先行予約価格※:116,800円(税込)
予約はこちらの公式ページでできます。
REDMAGIC Nova ゲーミングタブレット – REDMAGIC日本公式サイト – REDMAGIC (Japan)
※海外版は2024年9月5日から発売されています。
ECサイト
米国 Amazon.comで12GB+256GBモデルが$649.00 ($100 OFFクーポン付き・適用で83866円)、
16GB+512GBモデルが$799.00(日本円で122057円)、
で販売されています。
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「REDMAGIC Nova」に似た性能をもつタブレットも販売されています。
「Lenovo Legion Y700 2025」
レノボから発売された8.8インチのゲーミングタブレットです(2024年11月 発売)。
ZUI 16(Android 14)、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、12GB/16GB LPDDR5X メモリ、256GB/512GB UFS4.0 ストレージ、6550mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、デュアル 超線形スピーカー(ステレオ)、Dolby Atmos、冷却システム、
68W急速充電(スーパーフラッシュチャージ)、バイパス充電、デュアルX軸リニアモーター、超広視野モード、ゲームアイランド、3段階のパフォーマンスモード、
最大1TBまでのストレージ拡張、USB Type-C 3.1 Gen2 (OTG/DP映像出力) x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、AliExpressで70,001円、ヤフーショッピングで99,800円、です。
関連記事:「Lenovo Legion Y700 2025」と2023モデルを比較
「Lenovo Legion Y700 2023」
レノボから発売された8.8インチのタブレットです(2023年8月発売)。
Android 13 + ZUI 15、Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1、12GB/16GB LPDDR5Xメモリ、解像度2560 x 1600 pxのIPS液晶、256GB/512GBストレージ、6550mAhバッテリー、背面13MP+2MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを備搭載しています。
また、デュアル ステレオスピーカー、Dolby Atmosサウンド、冷却システム、デュアルX軸リニアバイブレーター、45W急速充電、リフレッシュレート 144Hz、タッチサンプリングレート 240Hz、USB-C 3.1 Gen2 (OTG/DP映像出力) 、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPSにも対応しています。
価格は、楽天市場で98,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで72,800円、AliExpressで43,324円、です。
関連記事:「Lenovo Legion Y700 2023」ゲームで最強か? 高性能8型タブレットと徹底 比較!
「Galaxy Tab S10」
サムスンから発売された12.4/14.6インチのタブレットです(2024年10月3日発売)。
Android 14 + One UI 6.1、MediaTek Dimensity 9300+ プロセッサと12GB メモリ、Dynamic AMOLED 2X 液晶、256GB/512GB ストレージ、背面13MP + 8MPの2眼カメラ、前面12MP(Ultra:12MP + 12MP)のフロントカメラを搭載しています。
また、生成AI機能「Galaxy AI」、「Gemini」、反射防止技術、45W急速充電、Sペン(付属)、AIキー付きのキーボード(別売)、クアッドスピーカー、IP68防水防塵、リフレッシュレート 120GHz、最大1.5TBまでのストレージ拡張、USB 3.2 Gen1 Type-C (OTG/DP映像出力/PD充電)、Wi-Fi 6E (Ultra:Wi-Fi 7)、Bleutooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで187,777円~(税込・Ultra)、楽天市場で179,900円(送料無料・Plus版)、ヤフーショッピングで209,000円(Ultra 256GB)、米国 Amazon.comで$990.54 (Galaxy Tab S10+)、です。
関連記事:ハイエンドの極み「Galaxy Tab S10」とS9シリーズを比較
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シャオミから発売された12.4インチのAndroid 14(Xiaomi HyperOS)タブレットです。Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2、8GB / 12GB LPDDR5X メモリ、3K液晶、256GB/512GB UFS 4.0、 10000mAh バッテリ、背面 50MP+2MP の2眼カメラ、前面 32MPのフロントカメラ搭載で、
リフレッシュレート 144Hz (可変)、タッチサンプリングレート 360Hz、6 スピーカー、Dolby Atmos、ディレクターモード、AIアート、FocusFrame、AIカンファレンスツールボックス、指紋認証、NFC、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで69,800円、楽天市場で69,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで68,400円(中古)、AliExpressで62,401円、米国 Amazon.comで$549.99です。
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Appleから発売された11 / 13インチのタブレットです。iPadOS 17、Apple M4チップと16コアNeural Engine、8GB/16GBメモリ、Ultra Retina XDR XDR液晶、256GB/512GB/1TB/2TBストレージ、最大10時間駆動する31.29Wh/38.99WhWhバッテリー、背面12MPのメインカメラ、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。
また、5G通信(※Cellularモデルのみ)、Apple Pencil Pro)、新しいMagic Keyboard、Thunderbolt/USB 4ポート(OTG、充電、映像出力)、クアッドスピーカー、Dolby Atmosサウンド、5つのスタジオ品質マイク、最大120HzのProMotion(リフレッシュレート)、Apple Pay、音声認識Siri、生体認証「Face ID」、Wi‑Fi 6E、4×4 MIMO、Bluetooth 5.3、GPS (※Cellularモデルのみ)に対応しています。
価格は、Amazonで168,800円(税込・11インチ・13インチは218,800円)、楽天市場で151,912円(送料無料)、ヤフーショッピングで151,980円(中古)、です。
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