4.7インチの防水防塵スマホ「Ulefone Armor Mini 20T Pro」。早くも「強力なライト機能が便利そう」と評判です。しかし、その一方で「他のミニスマホとの違いが分からない」という人も多くいるようです。
そこで今回はその違いがよく分かるように、次の8点を重点的に解説します。
- デザイン(サイズ・重量・カラー)
- ディスプレイ
- プロセッサ(CPU)
- バッテリー・充電
- カメラ性能(サーモグラフィカメラ)
- ライト機能(LEDライト、警告灯)
- メモリ・ストレージ
- オプション製品(カメラホルダー)
また、他のミニスマホとの違いも紹介!Dimensity 6300の性能やAntutuベンチマーク、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」が発売開始!
2024年10月、中国のモバイル機器メーカー Ulefone(ウレフォン)の新製品「Armor Mini 20T Pro」(アーマーミニ 20ティー プロ)が発売されました。
防水防塵に対応した4.7インチの5Gスマートフォンです(Android 14、Dimensity 6300)。
Ulefonekからは2022年8月に5.45インチの4Gスマホ「Ulefone Armor 15」(Android 12・MediaTek Helio G35)が発売されています。
このスマートフォンは「小さくても頑丈で長時間使える」と評判でした。
新モデルは小型ボディにパワフルなプロセッサを搭載しつつ、
LEDライトや緊急時の警告灯、熱を可視化するサーモグラフィーカメラを搭載していることで話題になっています。
もちろん、本体を別売のカメラホルダー(ケースキット)で胸ポケットやベルト、リュックなどに取りつけられますよ。
それでは早速どんなスマートフォンなのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:Pocket-Sized Powerhouse: Armor Mini 20T Pro with 5G and Thermal Imaging – Ulefone Global
発売時の価格は約5万5千円・2万円台のミニスマホ以上の価値があるのか?
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」のくわしい特徴(メリット)を見ていくまえに、関連した製品の価格を全体的におさえておきましょう。
まず、「Ulefone Armor Mini 20T Pro」はAliExpressで55,692円で販売されています。
サーモグラフィーカメラが搭載してないモデル「Ulefone Armor Mini 20 Pro」も発売されていて、こちらは41,768円と約1万4千円ほど安くなります。
一方、前モデルで5.45インチの「Ulefone Armor 15」(2022年8月発売)はAliExpressで23,658円で発売されていました。
他メーカーの4.3型「TANK MINI」(8849)はAmazonで36,999円で発売中です。
同じく4.3インチの「Blackview N6000」(2023年7月に発売)はAmazonで36,900円で発売中。
スペックを抑えた廉価版「Blackview N6000 SE」はクーポン適用で23,900円で発売されています。
そのほか、5.4インチの「TORQUE G06」はau KDDIで98,000円で発売中で、キャンペーン適用+スマホトクするプログラム加入で実質負担額54,300円になります。
小さいサイズの防水防塵スマホはあまりスペックが高くなければ2万円台で購入できますが、
スペックが高いとかなりの高額になる傾向があるようです。
果たして新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」の約5万5千円という価格はお買い得なのでしょうか?
そのくわしい特徴(メリット)を他のミニスマホと比べながらくわしく見ていきましょう。
違い1:片手に収まる超小型デザイン・厚さ24.9 mmで重さ301 g
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」は片手でラクラクともてるほどコンパクトなサイズになっています。
サイズは縦幅が133.5mm、横幅が63.3mmで、一般的なクレジットカードと同じくらいの大きさです。
胸ポケットにもすっぽりと収まるサイズです。
ただし、厚さは24.9 mm(約2.5cm)で、一般的なスマートフォン(約8mm前後)と比べるとかなり厚いです。
また、重さは301 gで、一般的なスマートフォンよりも約 2倍 重くなります。
本体のカラーはフロストブラックのみです。
側面はアルミ合金フレームを採用して強度を高め、背面はカメラの周りを六角形でイエローカラーの線で囲んでいます。
もちろん、最高レベルのIP68/69K防水防塵に対応し、アメリカ規格「MIL-STD-810H」準拠の高い耐久性も備えています。
一方、前モデル「Ulefone Armor 15」はサイズ 170.2 x 79.6 x 18.2 mmで、
新モデルよりも大きなサイズになりますが、厚さは6.7mmも薄くなります。
重さは346 gで、新モデルよりも45 g 重くなります。
他メーカーの「Blackview N6000」とは、ほぼ同じくらいの大きさです。ただし、重さは208gで新モデルよりも約100gも軽くなります。
「TORQUE G06」は新モデルよりもやや大きめですが、厚さ14.6 mm、重さ約234 gで新モデルよりも薄く軽くなります。
<サイズ・重量を比較>
1.「Ulefone Armor Mini 20T Pro」・・・133.5 x 63.3 x 24.9 mm / 301 g
2.「Ulefone Armor 15」・・・170.2 x 79.6 x 18.2 mm / 346 g
3.「TORQUE G06」・・・約 75 × 154 × 14.6 mm / 約234 g
4.「Blackview N6000」・・・133 x 62.25 x 18.4 mm / 208g
違い2:4.7インチのHD+液晶・リフレッシュレート 90Hz対応で滑らかに再生できる
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」は4.7インチ(解像度720 x 1600 px)のIPSディスプレイを搭載しています。
このディスプレイはアスペクト比 20:9、最大輝度700 nit、ピクセル密度373ppiの明るくワイドなHD+液晶で、
屋外の太陽光下でもシャープで鮮やかな映像を映し出せます。
また、リフレッシュレート 90Hzに対応し、動きの激しいシーンでもより滑らかな映像を映し出すことが可能。
最も強度の高いCorning Gorilla Glass Victusによる保護や指紋防止撥油コーティングも採用しています。
一方、前モデル「Ulefone Armor 15」は5.45インチ(解像度720 x 1440 px)のIPSディスプレイを搭載していました。
新モデルの方が面が0.75インチ小さいですが、解像度はわずかに高くなっています。
他メーカーでは「Blackview N6000」が4.3インチ(解像度540 x 1200 px)で新モデルよりも0.4インチ小さくなります。
「TORQUE G06」は約5.4インチ(解像度2160 × 1080ドット)の有機ELで、新モデルよりも0.7インチ大きくなり、
高コントラストで発色にすぐれる有機ELパネルも採用しています。
<ディスプレイを比較>
1.「Ulefone Armor Mini 20T Pro」・・・4.7インチ、解像度720 x 1600 px
2.「Ulefone Armor 15」・・・5.45インチ、解像度720 x 1440 px
3.「TORQUE G06」・・・約5.4インチ、解像度2160 × 1080ドットの有機EL
4.「Blackview N6000」・・・4.3インチ、解像度540 x 1200 pxのTN
違い3:Dimensity 6300 の性能とAntutuベンチマーク
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」はMediaTek Dimensity 6300 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサはMediaTekが2024年4月に発表したスマートフォン向けのSoC(System on a Chip)です。
6nmプロセスで製造された8コア、最大2.4GHz駆動のCPUを搭載し、高い処理性能と優れたバッテリー寿命を兼ね備えています。
内蔵のGPUはARMのMali-G57 MC2で、MediaTek HyperEngineを搭載。Androidのゲームもスムーズに動作します。
Antutu V10 ベンチマークはAntutu V10 総合で約43万 (434964)前後を記録しています。
例: Antutu V10 総合で「434964」、CPUで「135114」、GPUで「69784」、MEMで「112727」、UXで「117339」
投稿者: @akibaburariThreadsで見る
同じプロセッサはタブレットの「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」、スマートフォンの「FOSSiBOT F109」にも採用されています。
一方、前モデル「Ulefone Armor 15」はMediaTek Helio G35 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約15万前後を記録していました。
新モデルはベンチマークのスコアが29万高くなっていることから、飛躍的に性能が向上しているといえます。
Dimensity 6300の性能を比較
Dimensity 6300 プロセッサをAntutuベンチマーク総合で比較してみました。
すると、13機種中、5番目に高いスコアを記録していました。
<CPUランキング>
1.MediaTek Dimensity 8050 (OUKITEL WP30 Pro)・・・Antutu:Antutu:80万
2.MediaTek Dimensity 8020 (Blackview BL9000)・・・Antutu:Antutu:70万
3.Qualcomm Snapdragon 7 Gen1 (TORQUE G06)・・・Antutu:67万 前後
4.MediaTek Dimensity 7050 (DOOGEE S200/Blackview BL8000)・・・Antutu:60万
5.★ MediaTek Dimensity 6300 (Ulefone Armor Mini 20T Pro/FOSSiBOT F109)・・・Antutu:44万 前後
6.MediaTek Helio G99 (Blackview N6000/FOSSiBOT F102/DOOGEE S100/Unihertz TANK/OUKITEL WP27)・・・Antutu:40万 前後
7.Dimensity 6100+ (OUKITEL WP35)・・・Antutu:38万 前後
8.MediaTek Dimensity 700 (DuraForce EX)・・・Antutu:35万 前後
9.UNISOC T606 (OUKITEL G1/OUKITEL WP32/UMIDIGI G5 Mecha)・・・Antutu:26万 前後
10.MediaTek Helio G72 (Blackview BV5300 Plus)・・・Antutu:25万 前後
11.Helio P60 (UMIDIGI BISON X20)・・・Antutu:24万 前後
12.MediaTek MT8788 (OUKITEL WP36)・・・Antutu:22万 前後
13.MediaTek Helio G35 (Ulefone Armor 15)・・・Antutu:15万 前後
違い4:6200 mAhバッテリーを搭載・33W急速充電、15Wワイヤレス充電も利用できる
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」は容量 6200 mAh のバッテリーを搭載しています。
駆動時間はスタンバイで336時間、通話で34時間です。
充電はType-Cポートを介した33W急速充電、15Wワイヤレス充電、リバース充電を利用できます。
一方、前モデル「Ulefone Armor 15」は6600mAh バッテリー搭載で、
スタンバイで360時間、通話で36時間 駆動できました。
新モデルは前モデルよりも400mAh容量が少なくなり、駆動時間も短くなっています。
ただし、「TORQUE G06」(4270mAh)、「Blackview N6000」(3380 mAh)と比べると、
バッテリー容量は多くなります。
<バッテリー容量とスタンバイ時間を比較>
1.「Ulefone Armor Mini 20T Pro」・・・6200 mAh(336時間)
2.「Ulefone Armor 15」・・・6600mAh(360時間)
3.「TORQUE G06」・・・4270mAh(390時間)
4.「Blackview N6000」・・・3380 mAh(432時間)
違い5:背面50MPカメラと前面32MPカメラを搭載・2K動画も撮影できる
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」は背面に50MPのメインカメラを、前面に32MPのフロントカメラを搭載しています。
背面カメラはサムスンの大型1/1.31センサー搭載で、5000万画素の超高解像度撮影、AI シーン検出やHDR、水中撮影(撮影モードの素早い切り替えをサポート)、スローモーション撮影などを利用できます。
前面カメラはサムスン GD1 センサー搭載で、AI 絵文字やポートレート撮影、タイムラプスなどを利用できます。
動画撮影は最大2K 30fpsの撮影に対応しています。
<カメラの仕様>
- 背面50MPカメラ・・・Samsung GN1 1/1.31センサー、F値1.95、FOV 85°、1.2μm、7ピースレンズ
- 前面32MPカメラ・・・Samsung GD1 センサー、F値2.45、FOV 80.4°、0.8µm、5 ピースレンズ
- サーモグラフィカメラ・・・統合FLIRサーマルイメージング
- 動画撮影 (背面)2K 30fps (前面)2K 30fps
<カメラの機能>
(背面)通常モード、フィルムモード、50MP モード、ナイトモード、ドキュメント補正、グループ写真、AI 絵文字、GIF、ポートレート、スポーツ、プロモード、パノラマ、スローモーション、タイムラプス、
インテリジェント スキャン HDR、AI シーン検出、フィルター、位置情報、ブランド ウォーターマーク、カメラ ミュート、タッチ撮影、タイムラプス、グリッド ライン、音量キー機能、ちらつき防止、長押し
(前面)通常モード、フィルムモード、グループ写真、AI 絵文字、GIF、ポートレート フィルター、位置情報、ウォーターマーク、ミラー、カメラミュート、タッチ撮影、タイムラプス、グリッドライン、音量キー機能、ちらつき防止
<カメラの画素数を比較>
1.「Ulefone Armor Mini 20T Pro」・・・背面:50MP、前面:32MP
2.「Ulefone Armor 15」・・・背面:12MP+13MP、前面:16MP
3.「TORQUE G06」・・・背面:16MP+64MP+2MP、前面:8MP
4.「Blackview N6000」・・・背面:48MP、前面:16MP
サーモグラフィカメラで熱を可視化できる
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」は熱を可視化するサーモグラフィカメラ(サーマルカメラ)も搭載しています。
※サーモグラフィカメラなしの「Ulefone Armor Mini 20 Pro」も発売中です。
このカメラはサーマルカメラの分野で定評のあるFLIR製を採用し、高品質な熱画像を撮影できます。
主にキャンプで野生動物を探したり、機械の異常個所の発見などに活用します。
<サーマルカメラの主な活用例>
- 配管の熱漏れ検出
- 電気回路の異常検知など
- キャンプ中の野生動物の探索、
- 室内での熱源の発見
- 食品の温度管理
- 機械の故障診断
<サーモグラフィカメラの有無を比較>
1.「Ulefone Armor Mini 20T Pro」・・・サーモグラフィカメラあり
2.「Ulefone Armor 15」・・・サーモグラフィカメラなし
3.「TORQUE G06」・・・サーモグラフィカメラなし
4.「Blackview N6000」・・・サーモグラフィカメラなし
違い6:強力なLEDライトを搭載・警告灯で危険を知らせることもできる
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」は130個のLEDを備えたライトを搭載しています。
このライトは明るさ500ルーメンで、完全な暗闇でも明るく照らすことが可能です。
また、常時点灯、点滅、SOS信号など、様々な点灯パターンを選択可能で、状況に合わせて使用できます。
そのほか、赤と青が交互に光る警告灯(※どちらか一方を常時点灯させることも可能です)を搭載。
火災や応急処置を必要とするような危険な状況であることを警告音とともに知らせることができます。
一方、前モデル「Ulefone Armor 15」は強力なライト機能を備えていませんでした。
他メーカーの「TORQUE G06」や「Blackview N6000」にも強力なライト機能はありません。
<強力なライト機能の有無を比較>
1.「Ulefone Armor Mini 20T Pro」・・・強力なライト機能がある
2.「Ulefone Armor 15」・・・強力なライト機能がない
3.「TORQUE G06」・・・強力なライト機能がない
4.「Blackview N6000」・・・強力なライト機能がない
違い7:最大16GBメモリと256GB UFS2.2で快適に使用できる
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」は8GBメモリと搭載し、
+8GBの仮想メモリ機能で最大16GBまで拡張できます。
また、ストレージは256GB UFS2.2 を搭載し、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。
一方、前モデル「Ulefone Armor 15」は6GBメモリと128GBストレージ(最大256GBまで)を搭載していました。
<メモリとストレージを比較>
1.「Ulefone Armor Mini 20T Pro」・・・8GB(最大16GB)+ 256GB UFS2.2(最大2TB)
2.「Ulefone Armor 15」・・・6GB + 128GB(最大256GB)
3.「TORQUE G06」・・・6GB + 128GB(最大1TB)
4.「Blackview N6000」・・・8GB(最大16GB)+ 256GB UFS2.1(最大1TB)
違い8:専用ケースキットで胸ポケットやベルト、リュックに装着できる
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」はオプションで専用のケースキット(ボディ カメラホルダー)を用意し、
胸ポケットやベルト、リュックなど様々な場所に取り付けられるようになっています。
また、このカメラホルダーはスタンド機能を搭載し、本体を自立させることもできます。
そのほか、180度回転に対応したショルダークリップを搭載。
クリップを持ったまま音声を録音するなど、変則的な使用もできます。
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」のデメリット
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」のデメリットを紹介します。
デメリット1:超広角撮影やマクロ撮影が利用できない
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」は超広角撮影やマクロ撮影を利用することができません。
一方、「TORQUE G06」は超広角撮影やマクロ撮影を利用できるようになっています。
デメリット2:4K動画撮影を利用できない
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」は2K 30Fpsの動画撮影は利用できますが、4K動画撮影は利用できません。
一方、「DOOGEE S100」は4K動画撮影に対応し、高画質な動画撮影を楽しめるようになっています。
デメリット3:おサイフケータイを利用できない
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」はGoogle Payは利用できますが、おサイフケータイ(Felica)には対応していません。
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」のスペック
- ディスプレイ 4.7インチ、解像度720 x 1600 px
※20:9/HD+/373ppi/Corning Gorilla Glass Victus/指紋防止撥油コーティング/グローブモード対応 - リフレッシュレート 90Hz
- プロセッサ MediaTek Dimensity 6300 MT6835T
※6nm/64bit/8コア/最大2.4GHz - CPU architecture: 8, 4 x Arm Cortex-A76 2.4GHz, 4 x Arm Cortex-A55 2.0GHz
- GPU Arm Mali-G57 MC2
- RAM(メモリ)8GB
- 仮想メモリ +8GBで最大16GBまで
- ストレージ 256GB UFS2.2
- 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで
- バッテリー 6200 mAh
- 駆動時間 スタンバイで336時間、通話で34時間
- 充電 33W急速充電、15Wワイヤレス充電、リバース充電
- 背面カメラ 50MP
- 前面カメラ 32MP
- 動画撮影 2K 30fps
- サーマルカメラ 統合FLIRサーマルイメージング
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11 a/ac/b/g/n)、Bluetooth 5.2
- 衛星測位 GPS、GLONASS、Galileo、BEIDOU、QZSS
- NFC/Google Pay 対応
- インターフェース USB 2.0 Type-C (OTG)、microSDカードスロット、音量ボタン、電源キー(指紋センサー)、ヘッドホンジャック
- センサー 熱画像センサー、赤外線センサー、NFC、近接センサー、光センサー、重力センサー、加速度センサー、地磁気センサー、ジャイロセンサー、クーロンカウンター、歩数計、気圧センサー
- スピーカー 高音質 スピーカー
- マイク 内蔵
- 防水防塵 IP68/69K
- 耐久性 MIL-STD-810H
- アウトドアツール 対応
- カスタムキー 搭載
- 生体認証 サイド指紋認証、顔認証
- ライト 最大500ルーメン、最大出力 5W、IPX8 防水
- 警告灯 赤色光、青色光、赤青光
- FMラジオ ヘッドホンなしで使用可
- OS Android 14
- サイズ 133.5 x 63.3 x 24.9 mm
- 重量 301 g
- カラー フロストブラック
- 5G通信 対応
- SIMカード NanoSIM
対応バンド
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
5G NR Sub6: N1/2/3/5/7/8/20/25/28/38/40/4166/71/77/78/79
4G LTE-FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66/71 LTE-TDD: B32/34/38/39/40/41
3G WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
2G GSM:B2/3/5/8 CDMA:BC0/BC1/BC10
5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、その両方に対応しています。
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」の評価
6つの基準で「Ulefone Armor Mini 20T Pro」を5段階で評価してみました。
スペック:★★★★
耐久性:★★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★
<総合評価>
Ulefoneから発売された小型の防水防塵スマホになります。
2022年8月に発売された「Ulefone Armor 15」(5.45インチ)よりも小さい4.7インチで、
パワフルなプロセッサや強力なライト機能、サーモグラフィーカメラなどを備えています。
注目は専用ケースキット(ボディ カメラホルダー)で体に身に着けて使用できる点です。
オプションにはなりますが、この専用ケースキットは、
リュックやベルト、胸ポケットなどにも装着しやすい形状になっています。
そのため、アウトドアでの探索などで突然撮影したい衝動に駆られたとき、
すぐにカメラを取り出して撮影が可能です。
カメラは物理的なカスタムキーですぐに呼び出して起動できるため、
「さっと取り出してすぐ撮影」できます。
また、アウトドアでの帰途で暗くなった際には500ルーメンの明るいLEDライトで周囲を照らすことも可能です。
さらに万が一、遭難など緊急事態が発生した場合でも警告灯を振って遠くにいる人に助けを求めることもできます。
アウトドア機能では他にも、IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810Hの高い耐久性に対応し、
さまざまなアウトドアツールやグローブモード、5つの衛星測位に対応したGPSナビゲーションにも対応しているため、
屋外での使用で十分に役立つ性能を備えているといえます。
なお、個人的にはヘッドホン接続を必要としないでFMラジオが聴ける点が気に入りました。
(まとめ)
新モデル「Ulefone Armor Mini 20T Pro」はパワフルなプロセッサや長時間使えるバッテリーを備えているだけでなく、
専用ケースキット(ボディ カメラホルダー)で体に身に着けて快適に撮影できるというメリットを持っています。
また、アウトドアで役立つ強力なライト機能や高い耐久性を備えており、
屋外で快適に使用できる性能を十分に備えているといえます。
価格は約5万円台と高めですが、
小型でこれほど性能が高く、機能性を優れたモデルは他にありません。
小さくても本格的な性能、機能を兼ね備えた防水防塵スマホを探している人におすすめします。
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」の価格・販売先
ECサイト
AliExpressで55,692円(サーマルカメラなしのUlefone Armor Mini 20 Proは41,768円)、
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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
おすすめの類似製品を紹介
「Ulefone Armor Mini 20T Pro」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。
「TANK MINI」(8849)
8849から発売された4.3インチの防水防塵スマホです(2024年2月 発売)。
Android 13、MediaTek Helio G99、12GB メモリ、IPS液晶(解像度 1200 x 540 px)、256GBストレージ、5800mAhバッテリー、背面100MPのメインカメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、距離測定、ライト機能、33W急速充電、リバースチャージ、IP68防水防塵、耐衝撃、耐寒、耐熱、アウトドアツール、赤外線リモコン、指紋認証、顔認証、USB Type-C (OTG)、4G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで36,999円、楽天市場で45,629円(送料無料)、AliExpressで35,359円、です。
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「Blackview N6000」
Blackviewから発売された4.3インチの防水防塵 スマートフォンです(2023年7月に発売)。
Android 13ベースのDoke-OS 3.1、MediaTek Helio G99、8GBメモリ、QHD+液晶、256GB UFS 2.1ストレージ、3380mAhバッテリー、背面48MPのメインカメラ、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。
また、最大16GBまでのメモリ拡張、カスタマイズキー(ショートカットキー)、冷却システム、18W急速充電、2.5Wリバースチャージ、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STG-810H、アウトドアツール、NFC/Google Pay 、指紋認証、顔認証、デザリング、FMラジオ 、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで36,900円(税込・SE版は29,900円で6000円クーポン付き)、楽天市場で21,400円(送料無料・中古Bランク品)、ヤフーショッピングで21,400円(中古品)、AliExpressで22,276円、米国 Amazon.comで$279.99 ($100 OFFクーポン付き)です。
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「TORQUE G06」
au KDDIから発売された5.4インチの防水防塵 スマートフォンです(2023年10月19日に発売)。
Android 13、Qualcomm Snapdragon 7 Gen1、6GBメモリ、フルHD+の有機EL液晶、128GBストレージ、4270mAhバッテリー、背面16MP+64MP+2MPの3眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、マクロ撮影、「虫眼鏡フォト」、IP68防水防塵、MIL-STD-810H (29項目の試験をクリア)、グローブタッチ、ウェットタッチ、HYBRID SHIELD、おサイフケータイ、フロントステレオスピーカー、「みんスピ」、ワイヤレス充電、PD 急速充電、泡ハンドソープでの洗浄、アルコール除菌シートのふき取り、最大1TBまでのストレージ拡張、マスク顔認証、サイド指紋認証、USB Type-C、ANT+、NFC、5G通信、Wi-Fi 6、、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、au KDDIで98,000円(キャンペーン適用+スマホトクするプログラム加入で実質負担額54,300円)です。
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「DOOGEE Smini」
DOOGEEから発売された4.5インチのスマートフォンです(2023年11月発売)。
Android 13、MediaTek Helio G99、8GBメモリ、qHD+液晶、背面ディスプレイ、256GB UFSストレージ、3000mAhバッテリー、背面50MP+2MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、最大15GBまでのメモリ拡張、イージーランチャー、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STG-810H対応、カスタムボタン(ショートカットキー)、アウトドアツール(デジタルツールキット)、サイド指紋認証、4G LET通信、NFC/Google Pay、FMラジオ、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で35,800円(送料無料)、AliExpressで21,575円、米国 Amazon.comで$189.99、です。
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