防水で激安「FOSSiBOT F109」のAntutu、性能、評価を解説

FOSSiBOT F109 top
6.7インチの防水スマホ「FOSSiBOT F109」。早くも「サブディスプレイ付きなのに安い」と評判です。しかし、その一方で、「安すぎるので、性能が悪いのでは?」と心配に思う人も多くいるようです。

そこで今回はその性能をよく知ってもらうために、次の6点を重点的に解説します。

  1. ディスプレイサブ液晶
  2. プロセッサCPU
  3. バッテリー充電
  4. メモリストレージ
  5. カメラ性能
  6. デザインサイズ重量

<引き継いだメリット>

  1. 耐久性防水防塵
  2. 通信性能

また、前モデル「FOSSiBOT F102」や「OUKITEL G1」などの他の防水スマホとの違いも比較して紹介!Antutuベンチマークやゲーム性能、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、安く買う方法、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

このページ内の目次

「FOSSiBOT F109」が発売開始!

2024年9月、中国 FOSSiBOTの新製品「FOSSiBOT F109」(フォッシボット エフ109)が発売されました。

防水に対応した6.7インチの 5Gスマートフォンで、

MediaTek Dimensity 6300とAndroid 14を搭載しています。

FOSSiBOTからは2023年8月にキャンピングライトとHelio G99を搭載した「FOSSiBOT F102」が発売されています。

このスマートフォンは「ランタンとしても使えてサクサク動く」、「16500mAhバッテリーで長時間使える」と評判でした。

新モデルは新たにサブディスプレイを搭載し、よりコスパの高いモデルになっていることで話題になっています。

もちろん、お風呂でも使えて、人気ゲームの原神ウマ娘なども快適にプレイできますよ。

それでは早速どんなスマートフォンなのか、その性能メリットデメリット)を詳しく見ていきましょう。

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公式ページ:FOSSiBOT F109 5G 8GB+256GB 6.745-Inch Main & 1.32-inch Innovative & Mu

メリット1:6.7インチの大型HD+液晶・画面比率89%で見やすく表示できる

FOSSiBOT F109 ディスプレイ

新モデル「FOSSiBOT F109」は6.745インチ(解像度 720 x 1600 px)のディスプレイを搭載しています。

このディスプレイはアスペクト比 20:9、画面比率 89% のワイドなHD+液晶で、YouTubeなどの動画やゲームなども見やすく表示できます。

また、液晶表面は強化ガラス「ドラゴントレイル」で保護されています。

「ドラゴントレイル」はAGC株式会社(旧旭硝子)が開発したスマホ、タブレット向けの強化ガラスです。

高い強度と耐傷性を持ち、薄くても割れにくいという特徴を持っています。

一方、前モデル「FOSSiBOT F102」は6.58インチ(解像度 1080 x 2408 px)のディスプレイを搭載していました。

新モデルは前モデルよりも大きいディスプレイを採用していますが、解像度は下がっています。

他の防水スマホと比較すると、大きさは「UMIDIGI BISON X20」よりも大きく、「DOOGEE S200」と同じくらいです。

解像度は「OUKITEL G1」と同じくらいになります。

新モデル「FOSSiBOT F109」は低価格なモデルのため、フルHD画質ではありませんが、

画面サイズが大きく、占有率が高いため、見やすさは比較 良い方です。

メイン ディスプレイの仕様を比較

  • 1.「OUKITEL G1」・・・6.52インチ、解像度720 x 1600 pxのIPS
  • 2.「UMIDIGI BISON X20」・・・6.53インチ、解像度1600 x 720 px
  • 3.「DOOGEE S200」・・・6.72インチ、解像度1080 x 2400 px
  • 4.「Blackview BV9300 Pro」・・・ 6.7インチ、解像度1080 x 2408 pxのIPS

1.32インチのサブディスプレイを利用できる

FOSSiBOT F109 サブディスプレイ

新モデル「FOSSiBOT F109」は1.32インチサブディスプレイを搭載しています。

このディスプレイで時刻、カレンダー、バッテリー残量、コンパスの表示が可能で、

音楽再生のコントール、カメラの起動、通話の受信などの操作も行えます。

前モデル「FOSSiBOT F102」はこのサブディスプレイを搭載していませんでした。

DOOGEE S200」は有機ELのサブディスプレイを搭載しています。

また、「Blackview BV9300 Pro」もサブディスプレイを搭載し、

新モデルと同様の表示や操作を行うことができます。

サブディスプレイの有無を比較

  • 1.「OUKITEL G1」・・・サブディスプレイ なし
  • 2.「UMIDIGI BISON X20」・・・サブディスプレイ なし
  • 3.「DOOGEE S200」・・・サブディスプレイ あり
  • 4.「Blackview BV9300 Pro」・・・サブディスプレイ あり

MediaTek Dimensity 6300の性能とAntutuベンチマーク

FOSSiBOT F109」はMediaTek Dimensity 6300 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサはMediaTekが2024年4月に発表したスマートフォン向けのSoC(System on a Chip)です。

6nmプロセスで製造された8コア、最大2.4GHz駆動のCPUを搭載し、高い処理性能と優れたバッテリー寿命を兼ね備えています。

内蔵のGPUはARMのMali-G57 MP2で、MediaTek HyperEngineを搭載。Androidのゲームもスムーズに動作します。

Antutu V10 ベンチマークは総合で約 41万 (415486) 前後を記録しています。

例1: Antutu V10 総合で「415486」、CPUで「137560」、GPUで「94351」、MEMで「94351」、UXで「114046」

例2: Antutu V10 総合で「398046」、CPUで「128706」、GPUで「69224」、MEMで「89634」、UXで「110482」

一方、前モデル「FOSSiBOT F102」はMediaTek Helio G99 プロセッサ搭載で、Antutu V10 ベンチマーク総合で約40万 前後を記録していました。

新モデルは前モデルと同じか、もしくは少し高い性能をもっているといえます。

MediaTek Dimensity 6300 性能を比較

他の防水スマホが搭載するCPUと比較すると、

12機種中、5番目に高いスコアを記録していました。

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合で比較したものです。

  • 1.MediaTek Dimensity 8050 (OUKITEL WP30 Pro)・・・Antutu:Antutu:80万
  • 2.MediaTek Dimensity 8020 (Blackview BL9000)・・・Antutu:Antutu:70万
  • 3.Qualcomm Snapdragon 7 Gen1 (TORQUE G06)・・・Antutu:67万 前後
  • 4.MediaTek Dimensity 7050 (DOOGEE S200/Blackview BL8000)・・・Antutu:60万
  • 5.★ MediaTek Dimensity 6300 (FOSSiBOT F109)・・・Antutu:41万 前後
  • 6.MediaTek Helio G99 (FOSSiBOT F102/DOOGEE S100/Unihertz TANK/Blackview N6000/OUKITEL WP27)・・・Antutu:40万 前後
  • 7.Dimensity 6100+ (OUKITEL WP35)・・・Antutu:38万 前後
  • 8.MediaTek Dimensity 700 (DuraForce EX)・・・Antutu:35万 前後
  • 9.UNISOC T606 (OUKITEL G1/OUKITEL WP32/UMIDIGI G5 Mecha)・・・Antutu:26万 前後
  • 10.MediaTek Helio G72 (Blackview BV5300 Plus)・・・Antutu:25万 前後
  • 11.Helio P60 (UMIDIGI BISON X20)・・・Antutu:24万 前後
  • 12.MediaTek MT8788 (OUKITEL WP36)・・・Antutu:22万 前後

ゲーム性能

MediaTek Helio G99 プロセッサはゲームに最適化されているため、多くのゲームをプレイできます。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

各ゲームタイトルのFPS

  • 原神 Genshin Impact・・・31 FPS
  • PUBG Mobile・・・33 FPS
  • Call of Duty: Mobile・・・38 FPS
  • フォートナイト Fortnite・・・27 FPS
  • Shadowgun Legends・・・60 FPS
  • World of Tanks Blitz・・・60 FPS
  • Mobile Legends: Bang Bang・・・32 FPS

人気ゲームの「原神」はグラフィック設定「低」、30 FPS 前後で快適にプレイできます。

グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは20 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。

メリット3:超長持ち10600 mAh のバッテリーで25日使える・18W急速充電にも対応

FOSSiBOT F109 バッテリー

新モデル「FOSSiBOT F109」は容量 10600 mAh のバッテリーを搭載しています。

駆動時間はシングルSIMのスタンバイで603時間、デュアルSIMのスタンバイでで547時間、通話で41時間 です。

充電は18W急速充電(充電器 付属)に対応し、短時間で充電を完了できます。

また、OTG逆充電(リバースチャージ)に対応し、他のUSB機器を充電することもできます。

一方、前モデル「FOSSiBOT F102」は16500mAh バッテリー を搭載し、33W急速充電に対応していました。

新モデルは前モデルよりもバッテリー夜用が5900 mAh少なくなり、充電スピードも下がっています。

他の防水スマホと比較すると、「OUKITEL G1」とほぼ同じバッテリー容量と充電スピードであることが分かります。

充電スピードは33W急速充電に対応した高性能モデル「DOOGEE S200」や「Blackview BV9300 Pro」よりも遅くなります。

バッテリー・充電の仕様を比較

  • 1.「OUKITEL G1」・・・10600 mAh / 18W急速充電
  • 2.「UMIDIGI BISON X20」・・・6000 mAh / Type-C充電
  • 3.「DOOGEE S200」・・・10100 mAh / 33W急速充電、OTG逆充電
  • 4.「Blackview BV9300 Pro」・・・15080 mAh / 33W急速充電

メリット4:最大16GBメモリと256GB UFSストレージで快適に使用できる

新モデル「FOSSiBOT F109」は8GB LPDDR4X メモリを搭載しています。

LPDDR4X規格は最大4.266Gpsの転送が可能で、LPDDR4規格(最大3.2Gbps)よりも高速に転送できます。

また、+8GBの仮想メモリ機能で、最大16GBまでメモリの容量を拡張・増設することができます。

ストレージは256GB UFSです。

UFS規格はeMMC規格よりも高速に転送できます。

また、別売のmicroSDカード最大2TBまで拡張・増設することもできます。

一方、前モデル「FOSSiBOT F102」は12GBメモリと256GBストレージを搭載していました。

新モデルは前モデルよりもメモリ容量が4GB、ストレージ容量が128GB 少なくなっています。

他の防水スマホと比較すると、「OUKITEL G1」や「UMIDIGI BISON X20」よりも

標準で搭載されているメモリ容量が2GB 多いことが分かります。

また、ストレージ容量は高性能モデル「DOOGEE S200」と「Blackview BV9300 Pro」と同じになっています。

新モデルは低価格なモデルよりも標準で搭載されているメモリ容量が多く、ストレージ容量も高性能モデルと変わらないため、

コスパに優れたモデルであるといえます。

メモリ・ストレージの仕様を比較

  • 1.「OUKITEL G1」・・・6GB(最大24GB)+ 256GB
  • 2.「UMIDIGI BISON X20」・・・6GB LPDDR4X(最大12GB)+ 128GB
  • 3.「DOOGEE S200」・・・12GB DDR5(最大32GB)+ 256GB
  • 4.「Blackview BV9300 Pro」・・・12GB LPDDR4X(最大24GB)+ 256GB UFS 2.1

メリット5:背面50MPカメラと前面16MPの2眼カメラで撮影できる

FOSSiBOT F109 カメラ

新モデル「FOSSiBOT F109」は背面に50MPカメラを、前面に16MP + 5MPの2眼カメラを搭載しています。

背面の50MPカメラは5000万画素の超高解像度撮影、夜景用のナイトモード、プロモード、スキャンが利用できます。

前面の16MPカメラは1600万画素の高精細なポートレート撮影やビューティモード、背景ぼかしを利用できます。

前面の5MPカメラはマクロ撮影用で、被写体に近づいて大きく撮影できます。

カメラの仕様

1.背面の50MPカメラ・・・PDAF センサー: HI5021 感知エリア:1/2.55インチ 6P ピクセルサイズ: 6128*8160 絞り:F1.8±5%

2.前面の16MPカメラ・・・FF センサー: IMX471 光学寸法: 1/3.1インチ ピクセルサイズ: 4608*3456 絞り: F2.45±5%

3.前面の5MPカメラ・・・マクロカメラ 5MP FF センサー: S5K4E8 光学寸法: 1/4インチ、3P ピクセルサイズ: 2560*1920 絞り:F2.2

一方、前モデル「FOSSiBOT F102」は背面に108MPカメラを、前面に32MPカメラを搭載していました。

新モデルは前モデルよりもカメラの画素数が低くなっています。

他の防水スマホと比較すると、背面カメラが「OUKITEL G1」や「UMIDIGI BISON X20」のように2眼構成になっていないことが分かります。

そのかわり、新モデルは前面カメラが2眼構成になっています。

背面カメラの画素数に関しては「OUKITEL G1」、「Blackview BV9300 Pro」と同じくらいになります。

ただし、高性能モデル「DOOGEE S200」と比べると、画素数は約半分になります。

カメラの仕様を比較

  • 1.「OUKITEL G1」・・・背面:48MP + 2MP / 前面 5MP
  • 2.「UMIDIGI BISON X20」・・・背面: 20MP + 2MP / 前面 8MP
  • 3.「DOOGEE S200」・・・背面:100MP + 20MP + 2M / 前面 20MP
  • 4.「Blackview BV9300 Pro」・・・背面: 50MP / 前面 16MP + 5MP

メリット6:厚さ18.5 mmの薄型デザイン・シルバー、グレーの2色を用意

FOSSiBOT F109 デザイン

新モデル「FOSSiBOT F109」は背面に細い線状のパターン模様を縫いこんだボードカバーを採用しています。

厚さは18.5 mm(サイズ 176.1 x 81.7 x 18.5 mm)で、大容量バッテリーを搭載した防水スマホの中では薄い方です。

重量は385 gです。カラーはシルバー(Knight Silver)、グレー(Armor Gray)の2色を用意しています。

一方、前モデル「FOSSiBOT F102」は厚さ25.8 mm(サイズ 172 x 82.3 x 25.8 mm)で、重量は492gでした。

新モデルは前モデルよりも7.3mm薄く、107g 軽量になっています。

他の防水スマホと比較すると、厚さは「OUKITEL G1」よりもわずかに厚くなります。

重さは.「UMIDIGI BISON X20」よりも107 g重くなります。

FOSSiBOT F109」のデザインはこちらのYouTube動画で詳細に確認できます。ぜひご覧ください。

サイズ・重量を比較

  • 1.「OUKITEL G1」・・・サイズ 172.4 x 82.3 x 17.1 mm、重量 不明
  • 2.「UMIDIGI BISON X20」・・・サイズ 172.1 x 83.8 x 12.9 mm、重量 278 g
  • 3.「DOOGEE S200」・・・サイズ 179.5 x 82.5 x 16.0 mm、重量 非公開
  • 4.「Blackview BV9300 Pro」・・・サイズ 184.6 x 85.6 x 22.8mm、重量 525g

「FOSSiBOT F102」から引き継いだメリット

新モデル「FOSSiBOT F109」が前モデル「FOSSiBOT F102」から引き継いだメリットを紹介します。

メリット1:IP68/IP69K防水防塵とMIL-STD-810Hに対応・頑丈で落下の衝撃にも耐える

FOSSiBOT F109 耐衝撃

新モデル「FOSSiBOT F109」はIP68/IP69K防水防塵MIL-STD-810Hに対応しています。

IP68の防水防塵は、防塵性能は6段階中「6」で、防水性能が8段階中「8」であることを表しています。

具体的には、深さ1.5mまでの水没に30分耐えられるほか、埃を完全にシャットアウトすることもできます。

また、IP69Kの「IP6」は粉塵混入に対する最高レベルの保護を意味し、

「9K」は高圧の水分混入、またはスチームなどのクリーニングにおいても混入を防ぐ最大レベルの保護を意味します。

強力な防水性能のため、お風呂でも使用できます。ただし、サウナシャワーでは故障するリスクもあるので、使用しない方が無難です。

MIL-STD-810Hはアメリカの規格で、過酷な環境条件などにおいても耐えうることをテストしたものです。

この規格に対応したデバイスは最高レベルの耐久性(耐寒、耐熱、耐衝撃性能など)を持っていることを意味しています。

メリット2:5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPS対応で快適に通信できる

新モデル「FOSSiBOT F109」はSIMフリーの5G通信に対応し、単体で通信できます。

また、高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0によるワイヤレス接続をサポート。

4衛星測位(GPS/Glonass/Galileo/Beidou)に対応したGPSナビゲーションも利用できます。

「FOSSiBOT F109」のデメリット

FOSSiBOT F109 ブラック

FOSSiBOT F109」のデメリットを紹介します。

デメリット1:リフレッシュレート 120Hzに対応していない

FOSSiBOT F109」はリフレッシュレート 120Hzに対応していません。一般的なスマートフォンと同じ60Hz対応です。

そのため、動画やゲームで、残像の少ない滑らかな映像を再生できません。

一方、「DOOGEE S200」はリフレッシュレート 120Hzに対応しています。

デメリット2:ボディにチタン合金を採用しない

FOSSiBOT F109」はボディに軽くて丈夫なチタン合金素材を採用していません。

そのため、最高レベルの強度があるとはいえません。

一方、「DOOGEE S200」は航空宇宙グレードの高強度チタン合金、コーニング製の高強度カバーガラスを採用しています。

デメリット3:Wi-Fi 6に対応していない

新モデル「FOSSiBOT F109」は次世代通信規格のWi-Fi 6には対応していません。

Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した超高速なワイヤレス通信が利用できないので不便です。

一方、「DOOGEE S200」はWi-Fi 6に対応しています。

「FOSSiBOT F109」のスペック

  • ディスプレイ 6.745インチ、解像度 720 x 1600 px
    ※20:9/225ppi/画面比率89%/in-Cell Touch
  • サブディスプレイ 1.32インチ
  • リフレッシュレート 60Hz
  • プロセッサ MediaTek Dimensity 6300
    ※6nm/64bit/8コア/最大2.4GHz
  • CPU Arm Cortex-A78 @ 2.6GHz Arm Cortex-A55 @ 2.0GHz
  • GPU Mali-G57 MP2
  • RAM(メモリ)8GB LPDDR4X
  • 拡張メモリ +8GBで最大16GB
  • ストレージ 256GB UFS
  • 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで
  • バッテリー 10600 mAh
  • 駆動時間 スタンバイ(シングルSIM)で603時間、(デュアルSIM)で547時間、通話で41時間
  • 充電 18W急速充電(充電器 付属)、Type-C、OTG逆充電(リバースチャージ)
  • 背面カメラ 50MP
  • 前面カメラ 16MP + 5MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2
  • 衛星測位 GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/A-GPS
  • NFC/Google Pay 対応
  • インターフェース USB 2.0 Type-C (OTG)
  • センサー Gセンサー、地磁気、コンパスセンサー、近接センサー、周囲光センサー、ジャイロスコープ
  • スピーカー 内臓
  • マイク 内蔵
  • 防水防塵 IP68/69K
  • 耐久性 MIL-STD-810H
  • カスタマイズキー 対応
  • アウトドアツール 対応(コンパス、拡大鏡、グラディエンタ、懐中電灯、写真ぶら下げ、身長測定、警告、分度器、プラムボブ)
  • FMラジオ 対応(ヘッドホン接続)
  • 生体認証 指紋認証、顔認証
  • OS Android 14
  • サイズ 176.1 x 81.7 x 18.5 mm
  • 重量 385 g
  • カラー シルバー(Knight Silver)、グレー(Armor Gray)
  • 付属品 SIMカードピン x1、Type-C ケーブル x1、急速充電器 (18W) x1、クイックガイド x1、保証書 x1、梱包箱 x1
  • SIMカード Nano SIM

対応バンド

FOSSiBOT F109」は5G通信に対応しています。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

5G:NR SA:N1/3/5/8/20/28/38/41/77/78

4G:FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28AB/66 TDD:38/40/41

3G:WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19

2G:GSM:B2/B3/B5/B8

5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、n78のみに対応しています。

4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック! 

対応バンドの詳細

ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線のバンドにどのくらい対応しているのか、詳細に調べてみました。

ドコモ回線

5G NR: 主要バンドのn77、n78に加え、n1、n3、n28、n41に対応しているので、ドコモの5Gエリアを広くカバーできます。
4G LTE: 主要バンドであるB1、B3、B19、B21に対応し、さらに繋がりやすさに貢献するB18、B28にも対応しているので、快適に利用できます。
3G WCDMA: 主要バンドのB1、B5、B19に対応。
2G GSM: B2、B5に対応。

au回線

5G NR: 主要バンドのn77、n78に加え、n28、n41に対応しているので、auの5Gエリアで利用可能です。
4G LTE: 主要バンドのB1、B3、B18、B28に対応しているので、広いエリアで利用できます。B26にも対応しているので、さらに繋がりやすさが期待できます。
3G WCDMA: 主要バンドのB1に対応。
2G GSM: B2、B5に対応。

ソフトバンク回線

5G NR: 主要バンドのn77に対応。n3、n78にも対応しているので、ソフトバンクの5Gエリアでも利用できます。
4G LTE: 主要バンドのB1、B3、B8に対応しているので、問題なく利用できます。プラチナバンドB8にも対応しているので、屋内や郊外でも繋がりやすいでしょう。
3G WCDMA: B1、B8に対応。
2G GSM: B2、B3、B5、B8に対応。

楽天モバイル回線

5G NR: 主要バンドのn77、n78に対応。楽天モバイルの5Gエリアで利用できます。
4G LTE: 主要バンドのB3、B18に対応。パートナー回線(au回線)のB18、B28も利用できるので、楽天モバイルの自社回線エリア外でも繋がります。
3G WCDMA: B1に対応。
2G GSM: B2、B5に対応。

結論

この対応バンドであれば、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線のいずれも利用可能です。 特にドコモ回線は、5G、4Gともに主要バンドに加えて、繋がりやすさを左右するバンドにも対応しているので、より快適に利用できるでしょう。

「FOSSiBOT F109」を安く買う方法

FOSSiBOT F109」を安く買うのはAliExpressを利用するのが最も良い方法です。

AliExpressにはFOSSiBOTの公式ストアがあり、

そのトップページに複数の割引クーポンが貼られています。

AliExpressにログインしていれば、クリックするだけでそのクーポンを取得できます。

現在は、20,572円を使って、4094円のクーポンが取得できるようになっています。

実質、「FOSSiBOT F109」が約4千円も安くなるということですね。

割引クーポンの場所はこちらです。

FOSSiBOT Official Store

クーポンがなくなるかもしれないので、他の方には教えないでください。ツイート拡散は厳禁です。

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AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

「FOSSiBOT F109」の評価

FOSSiBOT F109 サブ液晶を操作

7つの基準で「FOSSiBOT F109」を5段階で評価してみました。

  1. スペック:★★★★
  2. 耐久性:★★★★★
  3. 通信:★★★★
  4. 機能:★★★★
  5. デザイン:★★★★★
  6. 使いやすさ:★★★★
  7. 価格:★★★★

総合評価

FOSSiBOTから発売された6.7インチの防水スマホです。

Android 14 OSで5G通信に対応するほか、背面にサブディスプレイを搭載しています。

注目すべき点は3点です。

一つ目は低価格なモデルでありながらもサブディスプレイを搭載している点です。

サブ液晶は高性能なモデルに搭載されることが多く、低価格なモデルでは非常に少ないです。

しかも「FOSSiBOT F109」の場合はほぼ高性能なモデルと変わらない機能が利用でき、

お買い得が非常に高いといえます。

特にサブ液晶で音楽再生のコントール、カメラの起動、通話の受信などの操作が行えるのが便利です。

二つ目はプロセッサの性能が比較的高いことです。

ベンチマークのところで取り上げましたが、MediaTek Dimensity 6300 プロセッサはMediaTek Helio G99とはほぼ同等か、あるいはそれ以上の性能があります。

FOSSiBOT F109」の場合は最大16GBメモリも利用でき、低価格ながらも、高いパフォーマンスを発揮できるというメリットがあります。

この点はUNISOC T606を搭載した「OUKITEL G1」との大きな違いになります。

FOSSiBOT F109」は、ゲーム用としてサクサクと動く点で「OUKITEL G1」よりも有利です。

三点目は前面に2眼カメラを備えていることです。

一般的には背面カメラの方が2眼になっていることが多いのですが、「FOSSiBOT F109」の場合は前面に16MP + 5MP(マクロ用)の2眼カメラを搭載しています。

そのため、マクロ機能を利用して、花や植物を背景にしたポートレート撮影も撮影できます。

そのほかにもナイトモードやビューティーモード、プロモードなどカメラ機能も充実しており、写真撮影用のスマホとしても十分に使えるレベルです。

(まとめ)

FOSSiBOT F109」は低価格ながらもサブディスプレイを搭載するなど、コスパの高いモデルになっています。

プロセッサ性能も高く、カメラ性能が高いため、ゲームや写真撮影も存分に楽しめる性能です。

また、IP68/69K防水防塵MIL-STD-810Hに対応する高い耐久性を持ち、

超長持ちの10600 mAhバッテリーを備えていることも大きなメリットです。

5G通信に加えて、カスタマイズキーアウトドアツール指紋認証などにも対応しており、

低価格モデルとは思えないほどの高い性能を備えています。

FOSSiBOT F109」の現在の価格は22,059円です。

OUKITEL G1」よりも5千円ほど高くなりますが、それでも十分に安いです。

サブディスプレイ付きで、防水防塵に対応したコスパの高い5Gスマホを探している人におすすめです。

「FOSSiBOT F109」の価格・販売先

FOSSiBOT F109 正面

※9/11-9/17 まで発売セール開催中です。

FOSSiBOT 公式サイト

$269.99 ($100 OFFクーポン付き・公式サイトにクーポンコードあり)で販売されています。

FOSSiBOT 公式サイトで「FOSSiBOT F109」をチェックする

ECサイト

Amazonで37,900円(税込・セール価格)、

楽天市場で37,890円(送料無料・ポイント5倍あり)、

AliExpressで27,410円、

米国 Amazon.comで$279.99、

で販売されています。

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FOSSiBOT F109」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。

「OUKITEL G1」

OUKITELから発売された6.52インチの防水スマホです。UNISOC T606、6GB メモリ、HD+液晶、256GBストレージ、10600 mAh バッテリー、背面48MP + 2MPのデュアルカメラ、前面5MPのフロントカメラ搭載で、

最大24GBまでのメモリ拡張、18W急速充電、最大1TBまでのストレージ拡張、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール、グローブタッチ、指紋認証、顔認証、4G通信(技適認証済み)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで27,900円(税込・4000円OFFクーポン付き)、AliExpressで18,345円、です。

関連記事:防水で最強コスパ「OUKITEL G1」のメリット・デメリットを解説

「UMIDIGI BISON X20」

UMIDIGIから発売された6.53インチの4Gスマートフォンです。Android 13、MediaTek Helio P60、6GB LPDDR4X メモリ、HD+液晶、128GBストレージ、 6000 mAhバッテリ、背面20MP + 2MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、

2つのホットキー、FMラジオ(ヘッドセットフリー)、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810G、アウトドアツール、最大12GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、NFC、Google Pay、サイド指紋認証、AI顔認証、USB Type-C (OTG)、4G通信、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで20,315円(税込)、楽天市場で23,900円(送料無料)、AliExpressで18,647円、米国 Amazon.comで$179.99 ($18 OFFクーポン付き) です。

関連記事:「UMIDIGI BISON X20」薄型で機能もいい? 低価格なタフネススマホと徹底 比較!

「DOOGEE S200」

DOOGEEから発売された6.8インチの防水対応 5Gスマートフォンです。

Android 14、MediaTek Dimensity 7050、12GB DDR5 メモリ、6.78型の2.4K液晶、1.32インチのAMOLED サブ液晶、256GBストレージ、10100 mAhバッテリー、背面100MP + 20MP + 2MPの3眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。

また、リフレッシュレート 120Hz、33W急速充電、OTG逆充電(リバースチャージ)、IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール 高音質 スピーカー、サイド指紋認証、Google Pay、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetoothに対応しています。

価格は、AliExpressで30,217円、ヤフーショッピングで43,800円、です。

関連記事:防水で近未来的「DOOGEE S200」のメリット・デメリットを解説

「Blackview BV8100」

Blackviewから発売された6.5インチの4G スマートフォンです。

Android 14 ベースのDoke-OS 4.0、MediaTek Helio G99、8GB LPDDR4X メモリ、2.4K液晶、256GB UFS 2.1ストレージ、8800 mAhバッテリー、背面50MP + 13MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラ、ジャイロスコープを搭載しています。

また、デュアルLEDライト(照明モード、SOSモード)、45W急速充電、リバースチャージ(5W逆充電)、カスタマイズキー、グローブモード、IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール、最大16GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、リフレッシュレート 120Hz、タッチサンプリングレート 240Hz、冷却システム、ゲームモード、NFC/Google Pay、USB Type-C (OTG)、4G LET通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで54,900円(税込・15000 OFFクーポン付き)、楽天市場で64,380円(送料無料)、AliExpressで33,985円、米国 Amazon.comで$399.99 ($80 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:「Blackview BV8100」と9300 Pro、BL8000の違い

「Blackview BV9300 Pro」

Blackviewから発売された6.7インチの防水対応 4G スマートフォンです。

Android 13ベースのDoke-OS 4.0、MediaTek Helio G99、12GB LPDDR4X メモリ、2.3K液晶、 1.3インチのサブディスプレイ、256GB UFS 2.1ストレージ、15080mAhバッテリー、背面64MP + 8MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、100ルーメンのライト、最大24GBまでのメモリ拡張、ゲームモード、冷却システム、スマートPA BOXスピーカー、3Dサラウンドサウンド、グローブモード、IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810H、カスタマイズキー、

リフレッシュレート 120GHz、タッチサンプリングレート 240Hz、サイド指紋認証、顔認証、ストラップフック、最大1TBまでのストレージ拡張、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5 のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、 GPSに対応しています。

価格は、Amazonで59,900円(税込)、AliExpressで28,489円、米国 Amazon.comで$459.99 ($100 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:「Blackview BV9300」超強力ライト付き? 高性能タフネススマホと徹底 比較!

「Blackview BV4800 Pro」

Blackviewから発売された6.56インチの防水スマホです(2024年11月発売)。

UNISOC T606、4GB LPDDR4メモリ、HD+液晶、5180mAhバッテリー、背面16MP +2MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STG-810H、カスタマイズキー(ショートカットキー)、グローブモード、アウトドアツール、最大12GBまでのメモリ拡張、タッチサンプリングレート 120Hz、5Wリバースチャージ、NFC、Google Pay、デザリング、FMラジオ、指紋認証、顔認証、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで19,425円(税込・1500円 OFFクーポン付き)、AliExpressで18,945円、です。

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他の防水スマホと比較

他にも防水に対応したスマートフォンが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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