「Ulefone Armor Pad」(タフネス) と注目の最新8型タブレットを徹底比較！

2023年3月20日に発売された「Ulefone Armor Pad」(タフネス)と注目の最新8型タブレットを徹底比較！価格やAntutuベンチマーク、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年9月、「Ulefone Armor Pad Lite」(MT8766)が発売されました。

このページ内の目次

「Ulefone Armor Pad」の特徴

「Ulefone Armor Pad」の特徴をまとめてみました。

8型HD液晶・7650mAhバッテリ・ステレオスピーカー

「Ulefone Armor Pad」は8インチで解像度1280 × 800 ドットのIPSディスプレイを搭載。アスペクト比16:10のHD画質で、キックスタンド付きのハンドストラップも利用できます。また、7650mAhバッテリー搭載でスタンバイで414時間、スクリーンオンの状態で14時間駆動することが可能。Type-Cを介した充電も利用できます。

そのほか、本体にデュアルステレオスピーカーを搭載。高音質なサウンドで音楽を楽しめます。

Helio G25・4GBメモリ・64GBストレージ

「Ulefone Armor Pad」はMediaTek Helio G25 オクタコアプロセッサを搭載。12nmプロセッサで製造された8コア、最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約9万前後を記録しています。また、4GB LPDDR4xメモリ搭載でスムーズに動作。ストレージは64GB eMMC 5.1で、別売のmicroSDカードで拡張できます。

そのほか、OSにAndroid 12を搭載。ダイナミックカラー（壁紙に合わせてUIカラーも変化）、会話ウィジェット（特定の人専用のウィジェット）、プライバシーダッシュボード（権限にアクセスしたアプリを一覧表示）、エクストラディム（画面の明るさを自動調整）などの新機能も利用できます。

13MPカメラ・カスタムキー・防水防塵

「Ulefone Armor Pad」は背面に13MPのメインカメラを搭載し、高精細な写真を撮影することが可能。前面には5MPのフロントカメラを搭載し、ビデオ通話やチャットなどに活用できます。また、本体にカスタムキー（ショートカットキー）を搭載。トランシーバー（プッシュツートーク）やSOS、フラッシュライト、スクリーンショット、水中カメラ、録音などの機能にボタンを割り当てることができます。

そのほか、IP68/IP69Kの防水防塵、MIL-STD-810H規格の耐衝撃、耐寒、耐熱性能に対応。SIMフリーの4G LET通信、マイクロスコープ（電子顕微鏡）などの外部機器に接続できる拡張コネクタ、顔認証にも対応しています。

公式ページ:Ulefone Tablets, Tab A Series, The Best Android Tablet

価格を比較

「Ulefone Armor Pad」と「OUKITEL RT3」、「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」、「Blackview Tab 5」の価格を比較してみました。

「Ulefone Armor Pad」

「Ulefone Armor Pad」は、AliExpressでUS $179.99 (日本円で25,810円)、ヤフーショッピングで44,300円（※お取り寄せ・送料無料）、米国 Amazon.comで$209.99 (日本円で30,120円)で販売されています。

「OUKITEL RT3」

「OUKITEL RT3」は、Amazonで24,900円（税込・2000円OFFクーポン付き）、楽天市場で29,825円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで28,733円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $144.99(3/20~のアニバーサリーセール価格)、米国 Amazon.comで$178.49で販売されています。

「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」

「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」は、レノボ公式サイトで18,623円（税込・送料無料）、Amazonで22,880円（税込・予約販売・2023年4月15日発売）、楽天市場で18,810円 (税込・送料無料・ポイント最大10倍)、ヤフーショッピングで18,810円（税込・送料無料）、米国 Amazon.comで$109.99で販売されています。

「Blackview Tab 5」

「Blackview Tab 5」は、Amazonで10,965円（税込・1000円OFFクーポン付き）、AliExpressでUS $107.09、米国 Amazon.comで$89.99で販売されています。

Antutuベンチマークを比較

「Ulefone Armor Pad」と「OUKITEL RT3」、「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」、「Blackview Tab 5」の価格を比較してみました。

「Ulefone Armor Pad」

Antutu総合で約90,000前後

＜CPU＞ MediaTek Helio G25

＜プロセッサ性能を解説＞

12nmプロセスで製造された64bit対応の8コアCPUで、最大2.0GHzで駆動します。Antutuベンチマークは総合で約9万前後です。

同じプロセッサを搭載するタブレットはありませんが、スマートフォンではモトローラ「moto e7」、「HONOR X6」、「TCL 408」などに搭載されています。

Helio P22搭載の「OUKITEL RT3」と比較すると、スコアが約1万低くなります。

Helio A22 MT6761搭載の「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」と比較すると、スコアがほぼ同じになります。

Rockchip RK3326S搭載の「Blackview Tab 5」と比較すると、スコアが約1万高くなります。

性能的には動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生（ストリーミングを含む）、電子書籍、写真撮影などで快適に動作します。

Androidの3Dゲームは動作しますが、一部のゲームで遅延が生じることがあります。

PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「OUKITEL RT3」

AnTuTu総合で約90,000

＜CPU＞ MediaTek Helio P22 MT8768
※「UMIDIGI A11 Tablet」、「HUAWEI MatePad T8」と同じプロセッサ

「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」

Antutu総合で約80,000

＜CPU＞ Mediatek Helio A22 MT6761

「Blackview Tab 5」

Antutu総合で約70,000前後

＜CPU＞　Rockchip RK3326S

スペックを比較

「Ulefone Armor Pad」と「OUKITEL RT3」、「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」、「Blackview Tab 5」のスペックを比較してみました。

「Ulefone Armor Pad」のスペック

ディスプレイ 8インチ、解像度1280 × 800 ドットのIPS
※16:10/WXGA/グローブモード
プロセッサ MediaTek Helio G25 MT6762V/CB オクタコア
※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz
GPU IMG PowerVR GE8320
RAM（メモリ） 4GB LPDDR4x
ストレージ 64GB eMMC 5.1
外部ストレージ microSDカードで拡張可能
バッテリー 7650mAh
駆動時間 スタンバイで414時間、通話で41時間、スクリーンオンで14時間、ナビゲーションで12時間
背面カメラ 13MP, f2.0
前面カメラ 5MP, f2.2
ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (GPS/GLONASS/Beidou/Galileo)
インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカードスロット、拡張コネクタ(uSmart Expansion Connector)
スピーカー デュアルステレオスピーカー
防水防塵 IP68/IP69K
耐久性 MIL-STD-810H
カスタムキー（ショートカットキー）対応
拡張コネクタ マイクロスコープ（電子顕微鏡）などの外部機器に接続可能
オプション ハンドストラップ（キックスタンド付き）
生体認証 顔認証
OS Android 12
サイズ 213 x 128.8 x 14 mm
重量 560g
カラー ブラック
4G LET通信 対応
SIMカード NanoSIM

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「OUKITEL RT3」のスペック

ディスプレイ 8インチ、解像度1280 x 800ドット
※HD/14.9:9/225 ppi/輝度350 nits/アンチスクラッチガラス
プロセッサ MediaTek Helio P22 MT8768 オクタコア
※12nm/64bit/8コア
GPU IMG Ge8320 650MHz
RAM（メモリ）4GB LPDDR4X
ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
バッテリー 5150 mAh
充電 Type-C、リバースチャージ
背面カメラ 16MP + マクロカメラ
※1/2 spmu IMX519, f/1.79, 81.5度
前面カメラ 8MP
※1/4 Sony IMX314センサー、f2.0、75度
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4Ghz+5GHz)、Bluetooth 4.2、GPS (Galileo/Glonass)
NFC 非対応・利用できません
インターフェース USB Type-C (OTG)
センサー Gセンサー、コンパス、地磁気、ジャイロスコープ、アンビエントライト
防水防塵　IP68/IP69K
耐久性　MIL-STD-810H・耐衝撃（背面をゴムラバーで保護）、耐寒、耐熱
スピーカー　デュアルスピーカー
アウトドアツール　対応
OS Android 12
サイズ 209 x 136.6 x 14mm
重量 538.1g
カラー　グレー、グリーン、オレンジ

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「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」のスペック

型番 ZABU0172JP
ディスプレイ 8.0インチ、解像度1280×800ドットのIPS
※10点マルチタッチ/Miracast対応/アイケアモード(ブルーライトカット)
プロセッサ　MediaTek Helio A22 クアッドコア
※12nm/64bit/4コア/最大2.0GHz
GPU IMG PowerVR
RAM（メモリ） 3GB LPDDR4x
ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
バッテリー　5100mAh
駆動時間　約 16 時間
充電　Type-C、時間：4時間、AC 100-240V(50/60Hz)
背面カメラ 5MP ※オートフォーカス対応
前面カメラ 2MP
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS
インターフェース USB 2.0 Type-Cポート（OTG機能付き）、microSDカードスロット、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
センサー　加速度センサー、光センサー、GPS
スピーカー　デュアルスピーカー(スピーカー×2)
マイク　マイクロホン×1
セキュリティ プライバシーダッシュボード(プライバシーのアクセス権を管理)
OS　Android 12 Go Edition ※3年間のセキュリティアップデートあり
サイズ　約 197.97 x 119.82 x 8.95mm
重量　約 320g
カラー　アークティックグレー

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「Blackview Tab 5」のスペック

ディスプレイ 8インチ、解像度1280 x 800 pxのIPS
※HD/画面比率83%
プロセッサ Rockchip RK3326S
※28nm/4コア/最大1.5GHz
GPU Mali-G31MP2
RAM (メモリ) 3GB LPDDR3
拡張メモリ +2GBで最大5GBまで
ストレージ 64GB eMMC 5.1
外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
バッテリー 5580mAh
充電 5V/2A
背面カメラ 2MP
前面カメラ 0.3MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (GLONASS/GALILEO/BEIDOU)
インターフェース USB Type-C (OTG)
スピーカー デュアルBOXスピーカー (1217 2PCS BOX Speakers with Smart PA)
Google Playストア 対応・Google Mobile Service (GMS) 認証に対応
OS Android 12ベースのDoke OS Go 3.0
サイズ 211.2 x 126.2 x 9.7mm
重量 355g
カラー ブルー(Twilight Blue)、グレー(Truffle Gray)
4G LET通信 対応
SIMカード NanoSIM（デュアルSIM+TFカード）

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「Ulefone Armor Pad」のメリット・デメリット

「Ulefone Armor Pad」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・8インチのHD IPS液晶・専用ハンドストラップも用意

「Ulefone Armor Pad」は8インチで解像度1280 × 800 ドットのIPSディスプレイを搭載し、広視野角で色鮮やかな映像を映し出せます。また、キックスタンド付きのハンドストラップ（オプション）も利用できます。

一方、「OUKITEL RT3」は8インチで解像度1280 x 800ドットのHD液晶を搭載しています。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」は8.0インチで解像度1280×800ドットのIPSディスプレイを搭載しています。「Blackview Tab 5」は8インチで解像度1280 x 800 pxのIPSディスプレイを搭載しています。

・4GB LPDDR4xメモリ搭載でスムーズに動作する

「Ulefone Armor Pad」は4GB LPDDR4xメモリ搭載でスムーズに動作します。

一方、「OUKITEL RT3」は4GB LPDDR4Xデュアルチャンネルメモリを搭載しスムーズに動作します。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」は3GB LPDDR4xメモリ搭載でスムーズに動作します。「Blackview Tab 5」は3GB LPDDR3メモリを搭載し、+2GBのメモリ拡張機能で最大5GBまで容量を増やせます。

・64GB eMMC 5.1ストレージ搭載で最大256GBまで拡張できる

「Ulefone Armor Pad」は64GB eMMC 5.1ストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張できます。

一方、「OUKITEL RT3」は64GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで増設できます。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」は32GBストレージ搭載で、別売のmicroSSDカードで最大1TBまで拡張できます。「Blackview Tab 5」は64GB eMMC 5.1ストレージ搭載で最大1TBまで拡張できます。

・7650mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応

「Ulefone Armor Pad」は7650mAhバッテリー搭載でスタンバイで414時間、スクリーンオンの状態で14時間駆動することが可能です。また、Type-Cを介した充電も利用できます。

一方、「OUKITEL RT3」は5150mAhバッテリー搭載でType-C充電＆リバースチャージに対応しています。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」は5100mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Blackview Tab 5」は5580mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・背面13MPカメラと前面5MPカメラが使える

「Ulefone Armor Pad」は背面に13MPのメインカメラを搭載し、高精細な写真を撮影することが可能。前面には5MPのフロントカメラを搭載し、ビデオ通話やチャットなどに活用できます。

一方、「OUKITEL RT3」は背面16MP+マクロ撮影対応カメラと前面8MPカメラを搭載しています。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」は背面5MP(AF対応)と前面2MPカメラを搭載しています。「Blackview Tab 5」は背面2MPカメラと前面0.3MPカメラを搭載しています。

・Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応

「Ulefone Armor Pad」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドに対応しています。また、Bluetooth 5.0、GPS (GPS/GLONASS/Beidou/Galileo)に対応しています。

一方、「OUKITEL RT3」はWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 4.2、GPSに対応しています。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」はWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。「Blackview Tab 5」はWi-Fi(2.4GHz)通信とBluetooth、GPSに対応しています。

・SIMフリーの4G LET通信に対応

「Ulefone Armor Pad」はSIMスロット搭載で単体でSIMフリーの4G LET通信が利用できます。

一方、「OUKITEL RT3」、「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」は4G LET通信に対応していません。「Blackview Tab 5」はSIMスロット搭載で、単体で通信できる4G LET通信が利用できます。

・小型の頑丈ボディ・ブラックカラーを用意

「Ulefone Armor Pad」はサイズ 213 x 128.8 x 14 mm、重さ560gの小型ボディで、ブラックカラーを用意しています。

一方、「OUKITEL RT3」はサイズ209 x 136.6 x 14mmで、重さ538.1gになっています。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」は厚さ8.95mmで重さ約320gの薄型軽量デザインになっています。「Blackview Tab 5」は厚さ9.7mmで重さ355gの薄型軽量デザインになっています。

・ IP68/IP69K防水防塵・MIL-STD-810Hに対応

「Ulefone Armor Pad」はIP68/IP69K防水防塵に対応し、高温・高水圧・スチームジェットでも耐えられるほか、粉塵の内部侵入を完全に防ぐことができます。また、アメリカ規格MIL-STD-810Gに対応し、耐衝撃、耐寒、耐熱性能も備えています。

一方、「OUKITEL RT3」はIP68/IP69K防水防塵とMIL-STD-810Hに対応しています。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」と「Blackview Tab 5」は防水防塵やMIL規格に対応していません。

・デュアルステレオスピーカー搭載で音がいい

「Ulefone Armor Pad」は本体にデュアルステレオスピーカーを搭載。高音質なサウンドで音楽を楽しめます。

一方、「OUKITEL RT3」はデュアルスピーカーを搭載しています。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」はデュアルスピーカー搭載で高音質なサウンドが楽しめます。「Blackview Tab 5」は高音質なデュアルBOXスピーカーを搭載し、ステレオサウンドが楽しめます。

・カスタムキー（ショートカットキー）が使える

「Ulefone Armor Pad」は本体にカスタムキー（ショートカットキー）を搭載。トランシーバー（プッシュツートーク）やSOS、フラッシュライト、スクリーンショット、水中カメラ、録音などの機能にボタンを割り当てることができます。

一方、「OUKITEL RT3」、「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」、「Blackview Tab 5」はカスタムキー（ショートカットキー）を搭載していません。

・拡張コネクタで周辺機器を接続できる

「Ulefone Armor Pad」はマイクロスコープ（電子顕微鏡）などの外部機器に接続できる拡張コネクタを搭載しています。

一方、「OUKITEL RT3」、「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」、「Blackview Tab 5」は拡張コネクタを搭載していません。

・Android 12の新機能が使える

「Ulefone Armor Pad」はAndroid 12を搭載し、新機能も使えるようになっています。

Android 12には、

「Material You」（新UI・壁紙の色を抽出）、新しいウィジェットデザイン、拡大鏡機能、Extra dim（夜間の輝度を抑制）、盗撮・盗聴の防止機能（マイク＆スピーカーの有効化ボタン）、Scrolling Screenshot（ページ・画面全体をスクリーンショット）、スクリーンショットの編集機能、Wi-Fiパスワードのかんたん共有設定、「クイックタップ」（2回タップで撮影）、位置情報の精度を選択（正確・アバウトから選択）

などの新機能が追加されています。

一方、「OUKITEL RT3」はAndroid 12を搭載しています。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」はOSに軽量版のAndroid 12 Go Editionを採用し、3年間のセキュリティアップデートが利用できます。「Blackview Tab 5」はAndroid 12ベースのDoke OS Go 3.0搭載し、Google Playストアも利用できます。

デメリット

・マクロ撮影が利用できない

「Ulefone Armor Pad」は被写体に近づいて大きく撮影できるマクロ撮影が利用できません。

一方、「OUKITEL RT3」はマクロ撮影が利用できます。「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」と「Blackview Tab 5」はマクロ撮影が利用できません。

・メモリ拡張機能が使えない

「Ulefone Armor Pad」はメモリ拡張機能が使えません。

一方、「Blackview Tab 5」は+2GBのメモリ拡張機能で最大5GBまで容量を増やせます。「OUKITEL RT3」と「Lenovo Tab M8 (4th Gen)」はメモリ拡張機能が使えません。

「Ulefone Armor Pad」の評価

「Ulefone Armor Pad」の評価を紹介します。

スペック：★★★

通信：★★★★

機能：★★★★★

デザイン：★★★★

使いやすさ：★★★★

価格：★★★★

＜総合評価＞

Ulefoneから発売されたタフネス仕様の8型タブレットです。タフネススマホと同様に強力な防水防塵、耐衝撃性能を備えつつ、アウトドアで役立つ機能も搭載されています。

同じ8型のタフネスタブレットには「OUKITEL RT3」がありますが、こちらは「Ulefone Armor Pad」と違い、4G LET通信に対応していません。その点で「Ulefone Armor Pad」はスマートフォンが故障した際にSIMを取り替えてサブ機として使えるので非常に便利です。

また、「Ulefone Armor Pad」はカスタムキー（ショートカットキー）に対応しており、物理的なボタンにさまざまな機能を割り当てることができます。この点でも「Ulefone Armor Pad」はまるでスマートフォンのように使えるようになっており、「OUKITEL RT3」よりも便利です。

さらに「Ulefone Armor Pad」は拡張コネクタを搭載し、マイクロスコープ（電子顕微鏡）などの外部機器に接続できるというメリットがあります。この拡張コネクタは「OUKITEL RT3」には搭載されていません。

ただし、「OUKITEL RT3」はリバースチャージ対応でマクロ撮影が利用可能です。アウトドアツールが使えるなど「Ulefone Armor Pad」にはないメリットがあります。

「Ulefone Armor Pad」の発売時の価格はUS $159.99 – 222.55 (3/20~のアニバーサリーセール価格)。セールで安くなるときがあるので、その際に買うのがベストでしょう。8インチでタフネス仕様のAndroid 12タブレットを探している人におすすめです。