11型「TECLAST P50」と微妙に違う類似モデルを比較してみた

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11型「TECLAST P50」タブレットと微妙に違う類似モデルの性能を比較してみました。Antutuベンチマークやスペック、価格の違い、比べて分かったことも合わせて掲載しています。

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このページ内の目次

「TECLAST P50」と 似たモデル

2024年4月20日、中国のタブレット製造メーカー テクラストから「TECLAST P50」が発売されました(※Amazon.co.jpで発売)。

Android 14 OSを搭載した11インチのエントリー向けタブレットです。

同じPシリーズの「TECLAST P30T」はすでに販売済みで、低価格ながら快適に使えるタブレットだと評判になっています。

また、TECLASTからはすでに中級者向けMシリーズの「TECLAST M50」が発売済み(※Pro版もあり)。

上級者向けのTシリーズの廉価版である「Teclast T50HD」も販売されています。

ここで新モデルP50と似た製品を整理すると、

1.TECLAST P30T

2.TECLAST M50

3.Teclast T50HD

の3つが販売されており、それぞれスペックが微妙に異なっています。

そこで今回は「TECLAST P50」と、それに似た製品を比較しつつ、その違いをはっきりとさせていきたいと思います。

新モデルP50を購入するべきかどうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

新モデルP50はT50HDよりも安い

まず最初に価格を比較してみましょう。新モデルP50は、Amazonで約1万6千円で、Tシリーズの「Teclast T50HD」(約2万円)よりも安くなっています。次に安いのは「TECLAST M50」で約1万3千円。最も安いのが「TECLAST P30T」で約1万2千円です。価格はセール時に大きく変わることがありますが、だいだいの価格の違いをおさえておくと、購入する際に役立ちます。

11インチの大画面で10型よりも見やすい

TECLAST P50 ディスプレイ

動画や写真を見る上で重要になるのが画面の大きさです。「TECLAST P50」は約11インチ(10.95インチ)の画面サイズで、一般的な10.1インチのタブレットよりも少し大きくなっています。解像度は1280 x 800 ドットとあまり高くありませんが、TECLAST独自の映像技術「T-Colur 3.0」採用で、高コントラストで色鮮やかな映像を映し出せるというメリットがあります。

また、ガラスとパネルを一体化させたTDDIフルラミネート技術を採用し、よりクリアな映像を映し出せます。そのほか、TUVブルーライト認証のブルーライト軽減にも対応しているので、長時間の使用でも目が疲れにくくなっています。

他のタブレットと比較すると、P30TやM50よりも画面サイズが大きいことが分かります。

1.TECLAST P30T・・・ 10.1インチ、解像度1280 × 800 ドットのIPS

2.TECLAST M50・・・10.1インチ、解像度 1280 x 800 ドットのIPS

3.Teclast T50HD・・・10.95インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS

T50HDとは画面サイズが同じですが、解像度がフルHDで、P50よりも高精細な映像を映し出せるようになっています。

P50は解像度がやや低いという弱点がありますが、大画面で10インチサイズのタブレットよりも「見やすさ」で優っているといえます。

多彩なモードに対応

TECLAST タブレットのディスプレイは多彩なモードが用意されています。新モデル P50にも「アイプロテクションモード」という目の保護モードや夜間に適した明るさに自動調整する「ナイトモード」、読書に適した「リーディングモード」、白黒を反転させて表示する「ダークモード」が利用できるようになっています。

また、画面分割に対応し、一つの画面に2つのアプリを表示させることができます。例えば、Webサイトを見ながらメールを書いたり、動画を観ながら、SNSで返信したりできます。

これらの機能は他のTECLAST タブレットでも共通して利用できます。特に大きな違いはありません。

Widevine L1に対応

DRM(デジタル著作権管理)技術「Widevine L1」に対応していると、動画配信サービスで1080Pの高画質な映像が見られるので便利です。「TECLAST P50」はWidevine L1に対応しているため、Netflixなどの動画配信サービスの映像も非常にキレイです。そのほか、Hulu、Prime Vedeo、Disney+など世界中の30以上の主要なビデオアプリにも対応し、1080Pの高画質で、動画を思う存分楽しめます。

他のTECLAST タブレットもWidevine L1に対応しています。この点は違いがありません。

Unisoc T606 はAllwinnerより性能が高い

TECLAST P50 CPU

タブレットでサクサク操作する上でプロセッサ(CPU)は重要です。「TECLAST P50」は8コアで最大2.0GHzで駆動するUNISOC T606 プロセッサを搭載しています。

このCPUには内蔵GPUとしてARM Mali-G57 が採用されており、「Valhall」(ヴァルハール)アーキテクチャにより、家庭用ゲーム機のような高いグラフィック性能を発揮できます。

他のタブレットと比較すると、M50やT50HDでも同じプロセッサが採用されていることが分かります。

1.TECLAST P30T・・・CPU: Allwinner A523 / GPU: Mali-G57 MC1 2EE

2.TECLAST M50・・・CPU: UNISOC T606 / GPU: Mali-G57

3.Teclast T50HD・・・ CPU: UNISOC T606 / GPU: Mali-G57

P30Tに搭載されているAllwinner A523 プロセッサは、8コアで最大1.8GHzで駆動します。最大2.0GHzで駆動するUNISOC T606と比べると、やや性能が劣るようです。

Antutuベンチマークは意外と高い

UNISOC T606 プロセッサはAntutu V10ベンチマーク総合で約25~27万ぐらいになる傾向があります。

TECLAST P50」もほぼ同じくらいの測定結果になると予想されます。

同じプロセッサを搭載するTeclast T50HDの測定結果が参考になります。

Antutu V10.2.3 総合で「280158」、CPUで「80794」、GPUで「23423」、MEMで「115815」、UXで「60126」。

Allwinner A523搭載の「TECLAST P30T」はAntutu総合で約16万前後です。UNISOC T606 プロセッサの方が約10万前後高いスコアになります。

ゲーミング性能は比較的 良い方

TECLAST P50 ゲーム

Androidのゲームはほとんどプレイできます。「原神」は画質は「最低」で快適プレイできます。画質を上げると動作がカクカクして快適にプレイできなくなります。負荷の高いゲームアプリも同じです。

その他の比較的軽い「ビックリマン・ワンダーコレクション」や「HIT : The World」、「Call of Duty: Warzone Mobile」、「PUBGモバイル」、「マインクラフト」、「ウマ娘」などのゲームは快適にプレイできます。

そのほかのAndroid ゲームなどのゲームも快適にプレイできます。

なお、PS2の一部のゲームを含め、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

6GB メモリ搭載で最大14GBまで増設できる

メモリの容量もタブレットの動作に大きな影響を与えます。「TECLAST P50」は6GB メモリを搭載し、+8GBの仮想メモリ機能で最大14GBまで増設できます。

他のタブレットと比較すると、M50とT50HDと同じメモリ容量で、増設できるメモリの容量も同じになっていることが分かります。

1.TECLAST P30T・・・4GB + 6GBで最大10GBまで

2.TECLAST M50・・・6GB + 8GBで最大14GBまで

3.Teclast T50HD・・・6GB + 8GBで最大14GBまで

P30は最大10GBなので、P50の方が4GB多くのメモリを搭載できます。よりスムーズに動作させたいなら、「TECLAST P50」の方が有利です。

ただし、メモリの容量は4GBぐらいでも十分に快適に動作します。よほど重いアプリを同時に使わない限り、それほど不便に感じるシーンはありません。また、TECLASTのタブレットは頻繁に性能をアップデートする傾向があり、メモリ容量が増設できる容量が変更になることがあるので注意してください。

128GBストレージで最大1TBまで増設

ストレージ容量が多いと別売のmicroSDカードも必要なくなります。「TECLAST P50」は最初から128GB ストレージを内蔵しています。また、microSDカードを利用して最大1TBまで増設することもできます。

他のタブレットと比較すると、P30とM50と同じストレージ容量になっていることが分かります。増設できる容量も全く同じです。

1.TECLAST P30T・・・ 128GB(最大1TB)

2.TECLAST M50・・・ 128GB(最大1TB)

3.Teclast T50HD・・・ 256GB UFS (最大1TB)

ストレージ容量が最も多いのは上位モデルであるT50HDで、P50よりも2倍多い容量になっています。また、ストレージの規格がUFSで、一般的なeMMC規格よりも高速に転送できるようになっています。「TECLAST P50」はUFS規格ではありませんが、128GBも容量があるため、ストレージ不足になることもなさそうです。

8000mAhバッテリーでType-C充電に対応

TECLAST P50 バッテリー

バッテリー容量が多いほど長く駆動できて充電の手間も少なくなります。「TECLAST P50」は8000 mAhバッテリーを搭載しています。駆動時間も非常に長いです。

具体的には、通話で7時間、オンラインビデオ再生で11時間、ゲームで8時間、Webで11時間、電子書籍で13時間、音楽再生で10時間 駆動できます。

充電は一般的なType-Cポートを利用して行います。急速充電には対応していません。

他のタブレットと比べると、バッテリー容量がT50HDと同じになっていることが分かります。充電もType-Cで同じです。

1.TECLAST P30T・・・6000 mAh (Type-C充電)

2.TECLAST M50・・・6000 mAh (Type-C充電)

3.Teclast T50HD・・・8000 mAh (Type-C充電)

P50はP30TやM50よりも2000 mAh多いバッテリー容量で、より長く駆動できるというメリットがあります。

カメラ性能

TECLAST P50 カメラ

きれいな写真を撮る上でカメラの性能は重要です。「TECLAST P50」は背面に13MP (1300万画素) + 補助のAIデュアルカメラを搭載しています。

補助カメラは奥行きを表現するためのもので、背景をぼかした写真を撮るのに役立ちます。

機能面では自動でピントを合わせるオートフォーカス、暗いシーンでも明るく撮影できるLEDフラッシュなどを利用できます。

前面カメラは5MP (500万画素)で、ポートレート撮影のほかに、HDビデオ通話やチャットなどにも利用できます。

他のタブレットと比べると、M50とカメラ性能が全く同じであることが分かります。

1.TECLAST P30T・・・背面 5MP + 補助 / 前面 2MP

2.TECLAST M50・・・背面 13MP + 補助 / 前面 5MP

3.Teclast T50HD・・・背面 13MP + 補助 / 前面 8MP

P30Tと比べると、圧倒的にP50の方がカメラ性能が高いことが分かります。

T50HDとは背面カメラの画素数が同じですが、前面カメラの画素数が8MP (800万画素)で、P50よりも性能が高くなっています。

P50は前面カメラの性能があまり高くありませんが、背面カメラの性能は比較的高く、カメラの機能もしっかりと搭載されています。

Wi-Fi 5 とBluetooth 5.0をサポート

通信速度が速いと、ネットの調べものでもサクサクこなせます。「TECLAST P50」はWi-Fi 5のacデュアルバンドに対応しています。従来よりも高速で途切れにくい通信が利用できる規格です。

また、Bluetooth 5.0をサポートしているため、ワイヤレスキーボードやマウス、イヤホン、ヘッドホン、ゲームパッドなどともスムーズに接続できます。

他のタブレットと比較すると、M50とT50HDと同じ通信規格を採用していることがわかります。

1.TECLAST P30T・・・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4

2.TECLAST M50・・・Wi-Fi 5 (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0

3.Teclast T50HD・・・Wi-Fi 5 (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0

最も通信速度が速いのはTECLAST P30Tです。Wi-Fi 6に対応しているため、従来よりも約4〜10倍の速度で通信でき、4Kや8Kのような高画質映像の鑑賞やオンライン会議などもストレスなく利用できます。

P50はWi-Fi 6には対応していませんが、比較的 高速な通信規格を採用しています。ゲームのストリーミング プレイには適していませんが、それ以外tの用途ではあまり不便を感じません。

4衛星測位のGPSナビに対応

GPSに対応していると、Google Mapなどで目的地へのルートを確認できて便利です。「TECLAST P50」は4つの衛星測位(A-GPS,GLONASS,Galileo,Beidou)に対応しているため、高層ビル群などのつながりにくい場所でも安定して通信できます。

他のタブレットも4衛星即に対応しています。この点は大きな違いがありません。

SIMフリーの4Gに対応・対応バンドも豊富

TECLAST P50 SIMフリー

4Gのモバイル通信に対応しているとWi-Fiが使えない環境でも通信できるので便利です。「TECLAST P50」はSIMふりの4G LET通信に対応し、単体でも通信できます。

対応するSIMカードはNanoSIMで、デュアルSIM(TFカードと兼用)にも対応しています。SIMカードは別途用意する必要があります。日本の技適認証に対応しているため、安全に使用できます。

対応バンドは、以下の通りです。

  • 4G(FDD-LTE):B1/B3/B5/B7/B8/B20 (TD-LTE):B34/B38/B39/B40/B41
  • 3G(WCDMA):B1/B2/B5/B8
  • 2G(GSM):B2/B3/B5/B8

4Gは、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応し、VoLTE通話にも対応しています。

自分のSIMカードが対応しているかどうかは以下のページで調べることができます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

なお、TECLAST P30Tは4G LET通信に対応していません。M50とT50HDはSIMフリーの4G通信に対応しています。

デュアル チャンネルスピーカーで音がいい

高音質なスピーカーがあると、音楽や動画、ゲームもより楽しくなります。「TECLAST P50」はデュアル チャンネルスピーカー搭載でステレオサウンドに対応しています。

本体にはデジタルアンプチップが内蔵されているため、一般的なタブレットよりもクリアで臨場感のあるサウンドを再生できます。

他のタブレットと比べると、P30Tと同じサウンド性能を持っていることが分かります。

1.TECLAST P30T・・・デュアル チャンネルスピーカー(ステレオサウンド)

2.TECLAST M50・・・デュアル ステレオスピーカー (スマートKアンプフィルター内蔵・Momentum Ⅲ オーディオシステム)

3.Teclast T50HD・・・デュアル スピーカー(Smart K アンプフィルターチップ内蔵・Sweet 4 サウンドシステム)

M50はTECLAST独自のサウンドシステム Momentum Ⅲ を採用しており、T50HDはSweet 4 サウンドシステムを採用しています。

P50はそれらに対応していないため、やや音質が劣るようです。

専用フォリオケースを用意

TECLAST P50 ケース

専用の保護ケースがあると、製品と適した作りでトラブルなく使用できます。「TECLAST P50」は専用のフォリオケースを用意しています。背面の一部分を折りたたむことで自立させることができ、2段階で角度調整することもできるので便利です。

他のタブレットを調べてみると、P30Tのみ専用ケースが用意されていました。

1.TECLAST P30T・・・専用の超薄型ケースを用意

2.TECLAST M50・・・専用ケースなし

3.Teclast T50HD・・・専用ケースなし

P50のフォリオケースは別売になりますが、本体を保護・自立させることができるので便利です。

薄型メタルボディでアクア カラーを用意

TECLAST P50 デザイン

TECLAST P50」はサイズ 258 x 170 x 8.6 mm、重さ543gの薄型軽量デザインで、アクア (ブルー)カラーを用意しています。

他のタブレットと比較すると、本体が一番 重いことが分かります。

1.TECLAST P30T・・・サイズ 242 x 161 x 7.8mm、重量 440g、カラー スペースグレー

2.TECLAST M50・・・サイズ 238.4 ×157.7 ×8.4 mm、重量 460g、カラー アクア

3.Teclast T50HD・・・サイズ 238.4 ×157.7 ×8.4 mm、重量 460g、カラー アクア

P50が重いのはメタル素材を使用しているためかもしれません。継ぎ目のないユニボディ設計で、背面には独自のリング シメトリー デザインも採用されています。

OSにAndroid 14を採用・新機能も使える

TECLAST P50」のOSはAndroid 14で、

ロック画面のカスタマイズ(カスタマイズピッカー)、ロック画面のテンプレート(フォント、ウィジェット、色、スタイルなど)、テキスト入力による壁紙の自動作成、Ultra HDR(カメラ)、6桁のPINコード入力でロック解除、アプリのデータ仕様の詳細確認、健康管理「ヘルスコネクト」、ピンチ操作でのズームインやズームアウト、クイック設定パネルからのフォントサイズ変更、ライト点滅で通知を知らせる「フラッシュ通知」

などの新機能が使えるようになっています。

他のタブレットもAndroid 14を搭載しており、OSにおいて違いはありません。

高品質で頑丈・安全性も高い

TECLASTのタブレットはデザイン性だけでなく、品質が高く、耐久性にも優れています。具体的には落下テストや圧力テストなどの一連の耐久性 試験をクリアしています。そのため、すぐに壊れることなく、頑丈にできているといえます。また、個人情報が漏洩するといったセキュリティ上の問題も報告されていません。製品には12ヶ月の長い保証サービスがついており、万が一のトラブル時には交換などに応じてくれるので安心です。

公式ページ: Teclast P50 タブレット

「TECLAST P50」のスペック

TECLAST P50 スペック

  • ディスプレイ 10.95インチ、解像度1280 x 800 ドットのIPS
    ※16:10/輝度300nit/T-Colur 3.0/TDDIフルラミネート/Incell/TUVブルーライト認証
  • 液晶の機能 Dim Mode(目の保護モード、アイプロテクションモード)、ナイトモード、リーディングモード、ダークモード、画面分割
  • Widevine L1 対応(NETFLIXを含む)
  • プロセッサ UNISOC T606
    ※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz
  • CPU 2x ARM Cortex-A75 1.6GHz + 6x ARM Cortex-A55 1.6GHz
  • GPU ARM Mali-G57 1コア@ 650MHz
  • RAM(メモリ)6GB LPDDR4X
  • 拡張メモリ +8GBで最大14GBまで
  • ストレージ 128GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 8000 mAh
  • 駆動時間 通話で7時間、オンラインビデオ再生で11時間、ゲームで8時間、Webで11時間、電子書籍で13時間、音楽再生で10時間
  • 充電 Type-C充電、5V2A
  • 背面カメラ 13MP+補助 ※AIサブカメラ、AF、LEDフラッシュ対応
  • 前面カメラ 5MP ※HDビデオ通話
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
  • 衛星測位 A-GPS,GLONASS,Galileo,Beidou
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカードスロット、3.5mm ヘッドホンジャック
  • センサー 重力センサー、ホールセンサー
  • スピーカー デュアル チャンネルスピーカー
  • オーディオ ステレオサウンド、デジタルアンプチップ内蔵
  • マイク デュアルマイク、アクティブノイズキャンセリング
  • キーボード TECLAST KS10 Bluetooth キーボード(別売)
  • ケース 専用フォリオケース(別売、自立、2段階で角度調整)
  • ペアレンタルコントロール 対応
  • ワイヤレス投影 対応
  • 生体認証 顔認証
  • 筐体 メタル(金属)、ユニボディ、リング シメトリー デザイン
  • OS Android 14 ※GMS認証、Google Playストア対応、技適認証取得済
  • サイズ 258 x 170 x 8.6 mm
  • 重量 543g
  • カラー アクア
  • 付属品 充電器(5V/2A)+保護フィルム付き+日本語取扱説明書
  • 4G LET 対応(VoLTE通話に対応)、技適認証 取得済み
  • SIMカード NanoSIM

比較して分かったこと まとめ

TECLAST P50 比較

TECLAST P50」と他のタブレットを比較して分かったことをまとめてみました。

画面が大きいがフルHD画質ではない

通常のタブレットよりも少し大きい約11インチ(10.95インチ)で見やすいですが、高精細なフルHD画質ではありません。

CPU性能はエントリーモデルの中では高い方

UNISOC T606 プロセッサ搭載でTECLAST P30Tが搭載するAllwinner A523 よりも高い性能を発揮できます。性能はエントリーモデルの中で高い方だといえます。

メモリ・ストレージ容量は十分なほど多い

メモリは6GB + 8GBで最大14GBまで拡張でき、ストレージは128GBで最大1TBまで搭載できました。上位モデルには及びませんが、十分な容量です。

バッテリー容量は上位モデルと同じくらい多い

8000 mAh バッテリー搭載で、上位モデルのTeclast T50HDと同じ容量でした。急速充電には対応していませんが、長時間駆動できるので充電の手間がかからず、便利です。

背面カメラの性能は高い方

背面には背面 13MP + 補助のAIデュアルカメラ搭載で、上位モデルと同じカメラ性能でした。前面カメラが5MPで、上位モデルと比べて やや性能が劣ります。

通信性能はなかなか良い

Wi-Fi 5のacデュアルバンドとBluetooth 5.0、4衛星測位のGPSナビゲーション、それに加えてSIMフリーの4G LET通信に対応していました。i-Fi 6に対応していないという弱点がありますが、まずまず快適に使える通信性能です。

音質はもう一歩

デュアル チャンネルスピーカー搭載でステレオサウンドに対応しているので、一般的なタブレットよりは音がいいといえます。しかし、TECLAST独自のサウンドシステムに対応していなかったり、クアッドスピーカーでなかったりと、やや不便な点があります。

専用フォリオケースが便利

上位モデルには用意されていない専用フォリオケースが用意されていました。別売ですが、本体を自立させることができて便利だと感じました。

薄型だが、本体がやや重い

厚さ8.6 mm、重さ543gの薄型軽量デザインですが、他のタブレットと比べると、本体が重かったです。400g台になっていればなおよかったと思います。

「TECLAST P50」は安いのか?

価格は4機種中、2番目に高かったです。より安いモデルとして「TECLAST P30T」や「TECLAST M50」がありますが、その分性能が下がってしまうのが難点です。

特にM50とはバッテリー容量が大きく違っていました。その他のスペックはかなり似ていますが、専用フォリオケースが用意されていないなどの違いもあり、「TECLAST P50」の方が便利に使えるようです。

性能とコスパの両方を考慮すると、やはりP50がおすすめです。

「TECLAST P50」の価格・販売先

TECLAST P50 価格

Amazonで15,900円(税込)で販売されています。

Amazonで「TECLAST P50」をチェックする

楽天市場で「TECLAST P50」をチェックする

ヤフーショッピングで「TECLAST P50」をチェックする

AliExpressで「TECLAST P50」をチェックする

米国 Amazon.comで「TECLAST P50」をチェックする

類似モデルの価格

「TECLAST P50」に似た性能を持つタブレットの価格を紹介します。

「TECLAST P30T」

価格はAmazonで12,664円、楽天市場で14,980円(送料無料)、楽天市場で15,934円(送料無料)、ヤフーショッピングで14,482円(送料無料)、AliExpressで$85.02 (日本円で約13013円)、米国 Amazon.comで $119.99 ($20 OFFクーポン付き)です。

関連記事:「TECLAST P30T」新OSでサクサク? 最安コスパのタブレットと徹底 比較!

「TECLAST M50」

価格は、Amazonで13,515円 税込、楽天市場で20,080円、AliExpressで$88.59 (日本円で約13560円) です。

関連記事:「Teclast M50 Pro」大容量でも安い? 話題の高性能タブレットと徹底 比較!

「Teclast T50HD」

価格は、Amazonで19,900円(税込)、楽天市場で22,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで26,170円、AliExpressで$118.46 (日本円で約18132円)です。

関連記事:「Teclast T50HD」大画面で大容量? コスパの高いタブレットと徹底 比較!

他のTECLAST タブレットと比較

他にもTECLASTのタブレットが販売されています。ぜひ比較してみてください。

Teclast タブレット 全機種を比較! ハイスペック モデルもあり

その他のおすすめAndroidタブレットは?

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