2023年3月上旬に発売される「Minisforum NUCG5」と新世代パワフル小型PCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2023年4月中旬、「MINISFORUM NAB6」が発売されます。
※2023年3月下旬から「MinisForum UM773 Lite」も発売中です。
※2023年2月13日、「MINISFORUM MC560」が発売されました。
※2023年1月から「Minisforum NAD9」(Core i9-12900H)も発売中です。
※2022年11月から「Minisforum HX90G」も発売中です。
「Minisforum NUCG5」の特徴
「Minisforum NUCG5」の特徴をまとめてみました。
2つのThunderbolt 4ポート・4K 4画面出力・炭素繊維
「Minisforum NUCG5」は2つのThunderbolt 4ポートを搭載。40 Gbpsの高速データ転送や4K映像出力、15Wの電源出力(他デバイスへの充電)に対応するほか、外付けのeGPUボックスとも接続できます。
また、2つのHDMIポートを搭載。2つのThunderbolt 4ポートと組み合わせて4K 4画面出力が利用できます。
そのほか、衝撃や熱伝導性に優れる炭素繊維複合材料を採用したボディを採用。冷却ファンと優れた放熱システムとの組み合わせで安定して動作します。
最大512GBストレージ・3つのUSB 3.2ポート・Wi-Fiモジュール
「Minisforum NUCG5」はM.2 SSD 256GB/512GBストレージを搭載。PCIe接続で高速に処理できます。また、USB 3.2ポートを3つ搭載。USB 2.0ポートも1つ搭載し、外付けHDDなどのUSB機器ともスムーズに接続できます。そのほか、M.2規格のWi-Fi モジュールを内蔵。超高速なWi-Fi 6e通信やBluetooth 5.2も利用できます。
第12世代Core i5・最大64GBメモリ・Windows 11 Pro
「Minisforum NUCG5」は第12世代インテルCore i5-1240pプロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された12コア、16スレッドのプロセッサで、PassmarkのCPUベンチマークスコアで「17308」を記録しています。また、DDR4規格のメモリを16GB/32GB搭載。最大64GBまで拡張することもできます。
そのほか、OSにWindows 11 Proを搭載。「Amazonアプリストア プレビュー」の10,000点以上のAndroidアプリやMicrosoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用したLinuxのGUIアプリを使うこともできます。
公式ページ: Minisforum NUCG5 – Minisforum JP
価格を比較
「Minisforum NUCG5」と「Beelink SER6 Pro」、「Beelink SEi 12 pro」、「Mac mini M2」の価格を比較してみました。
「Minisforum NUCG5」
「Minisforum NUCG5」は、日本Minisforum公式サイトで85,980円(※予約販売価格)で販売されています。
「Beelink SER6 Pro」
「Beelink SER6 Pro」は、Amazonで91,800円、ヤフーショッピングで99,361 円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $600.00、米国 Amazon.comで$699.00で販売されています。
「Beelink SEi 12 pro」
「Beelink SEi 12 pro」は、Amazonで88,800円(税込)、楽天市場で93,476円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで97,492 円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $556.00、米国 Amazon.comで$849.00で販売されています。
「Mac mini M2」
「Mac mini M2」は、Amazonで84,800円、楽天市場で129,800円 (税込・MMFK3J/A)、ヤフーショッピングで83,800円 (MMFJ3J/A)、ビックカメラで84,800円~(税込・送料無料・256GBモデル)、Apple公式サイトで84,800円(税込・256GB SSDモデル。512GB SSDモデルは112,800円、M2 Prpモデルは184,800円)、米国 Amazon.comで$598.93で販売されています。
スペックを比較
「Minisforum NUCG5」と「Beelink SER6 Pro」、「Beelink SEi 12 pro」、「Mac mini M2」のスペックを比較してみました。
「Minisforum NUCG5」のスペック
- プロセッサ 第12世代 Intel Core i5-1240P
※10nm/64bit/12 コア/16 スレッド/最大4.4GHz - GPU Intel Iris Xe
- RAM(メモリ) 16GB / 32GB DDR4 デュアルチャンネル
- 拡張メモリ 最大64GBまで(SODIMM スロット×2)
- ストレージ M.2 SSD 256GB/512GB PCIe SSD×1
- 電源 DC 19V(電源アダプター含み)
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2
※M.2 2230 WIFI サポート(Wi-Fi , BT) - 有線LAN 対応・2.5G ギガビット有線LAN
- 背面インターフェース Thunderbolt 4 x2、HDMI x2、USB-Type-A (3.2および2.0) x2、2.5G Ethernet
- 前面インターフェース USB 3.2 Gen2 x2、3.5mmコンポジャック
- 映像出力 HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×2、Thunderbolt 4ポート (4K@60Hz)×2
- オーディオ出力 HDMI 2.0×2/ 3.5mmコンボジャック
- 冷却 冷却ファン、優れた放熱システム、周囲温度104 ℉で安定した性能を発揮
- 4K 4画面出力 対応(HDMI 2.0×2、Thunderbolt 4ポート×2)
- 筐体の素材 炭素繊維複合材料
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 109.5 x 110.5 x 61.6mm
- 重量 700 g
- カラー ブラック
関連記事: MINISFORUMのハイスペックな小型PC ラインナップ まとめ
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「Beelink SER6 Pro」のスペック
- プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
※8コア/16スレッド/最大4.7GHz
※SER6はAMD Ryzen 5 6600H - GPU AMD Radeon 680M RDNA 2 Graphics
- RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5 4800MHZ ※2スロット、最大64GB
- ストレージ M.2 SSD 500GB NVMe PCIe 4.0 2280 (速度3500MB/s・最大2TBまで)
- 拡張ベイ 2.5インチ、SATA、7mm、最大2TBまで
- 電源 ACアダプター (out 19V 6.32A/in 100-240V)
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
- 有線LAN 対応・2.5Gギガビット有線LAN
- インターフェース USB-C 4.0 x1、USB3.2 Gen2 x3、USB2.0 x1、HDMI x2、有線LAN(2.5G RJ45) x1、3.5mmジャック、DCジャック
- 冷却システム デュアルファンデザイン採用・CPUファン+システム クール ファン
- 静音動作 対応
- VASAマウント 対応
- 筐体の素材 フルメタル(金属)
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 126 x 113 x 42 mm
- 重量 不明
- カラー ブラック
関連記事:「Beelink SER6 Pro」ゲームに最適? 超高性能ミニPCと徹底 比較!
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「Beelink SEi 12 pro」のスペック
- プロセッサ 第12世代インテルCore i5-1240p
※10nm/64bit/12コア/16スレッド/最大4.4GHz - GPU intel Iris Xe Graphics eligible
- RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5 (スロット x2)
- 拡張メモリ 最大64GBまで
- ストレージ SSD 500GB NVMe PCle 4.0
- 拡張ストレージ SATA HDD (2.5インチ/7mm)、M.2 2280 NVMe SSDで最大2TBまで
- 電源 ACアダプター 入力100-240V AC、出力:19V-6.32A
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
- 有線LAN 2.5Gbps
- インターフェース Type-C (Thunderbolt 4互換)、USB 3.0 x4、HDMI(4K 60Hz HD) x2、有線LAN(2.5G)、DCポート、イヤホンジャック
- 3台同時出力 対応(トリプル4Kディスプレイをサポート)
- 冷却システム デュアルファン(システムファン&CPUファン)
- 壁掛けブランケット 付属
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 126 x 113 x 42 mm
- 重量 不明
- カラー ダークブルー
関連記事:「Beelink SEi 12 pro」(12世代)は超高性能? 人気ミニPCと徹底 比較!
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「Mac mini M2」のスペック
- プロセッサ Apple M2チップ / Apple M2 Proチップ
※M2:4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
※M2 Pro:6つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した10コアCPU - GPU M2: 10コアGPU/ 16コア Neural Engine
※M2 Pro: 16コアGPU/ 16コア Neural Engine - RAM (メモリ) M2: 8GB / M2 Pro:16GB
※M2:オプションで16GBまたは24GBに変更可能
※M2 Pro:プションで32GBに変更可能 - ストレージ M2: 256GB SSD/512GB SSD , M2 Pro: 512GB
※M2:オプションで512GB、1TB、2TB、4TB、8TBに変更可能
※M2 Pro:オプションで1TB、2TBに変更可能 - 電源 ACアダプター・電源電圧:100〜240V AC
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.3
- 有線LAN 対応・10/100/1000BASE-TギガビットEthernet(RJ-45コネクタ)
- インターフェース Thunderbolt 4/USB 4×2、USB 3.1 Gen2 ×2、HDMI 2.0、ギガビットEthernetポート、3.5mmヘッドフォンジャック
- スピーカー 内蔵スピーカー
- オーディオ ハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応する3.5mmヘッドフォンジャック、マルチチャンネルオーディオ出力に対応するHDMIポート
- ビデオ再生 HEVC、H.264、ProResなどのフォーマットに対応、HDR(ドルビービジョン、HDR10、HLG)
- オーディオ再生 AAC、MP3、Apple Lossless、FLAC、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス、ドルビーアトモスなどのフォーマットに対応
- OS macOS Ventura
※Rosetta 2採用で既存のIntelベース向けアプリとiPhone/iPad用アプリも動作可能 - サイズ 197×197×3.58 mm (幅×奥行き×高さ)
- 重量 1.18kg
- カラー シルバー
関連記事:「Mac mini M2」と超人気の高性能ミニPCを徹底 比較!
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ベンチマークを比較
「Minisforum NUCG5」と「Beelink SER6 Pro」、「Beelink SEi 12 pro」、「Mac mini M2」のベンチマークスコアを比較してみました。
「Minisforum NUCG5」
<CPU> Core i5-1240p
Passmarkによるベンチマークスコアは「17308」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1650」、マルチコアで約「8500」。
<GPU> intel Iris Xe Graphics eligible
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4277」。
<プロセッサ性能を解説>
10nmプロセスで製造された12コア、16スレッドの第12世代インテルCore i5-1240pプロセッサを搭載し、最大4.4GHzで駆動します。PassmarkのCPUベンチマークスコアは「17336」で非常に高速です。
また、3DMark Fire StrikeによるGPUのグラフィックスコアで「4277」を記録し、高いグラフィック性能を発揮することがわかります。
同じプロセッサは「Beelink SEi 12 pro」にも搭載されています。
Ryzen 7 6800U搭載の「Beelink SER6 Pro」と比較すると、PassmarkのCPUで約3千、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約2千ほどスコアが下がります。
Apple M2チップ搭載の「Mac mini M2」と比較すると、PassmarkのCPUで約2千スコアが高くなり、DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約1千ほどスコアが下がります。
性能的には動画編集、3Dの画像編集、音楽DTM制作、写真の現像、動画のエンコードなどで快適に動作します。動作は高速で遅延が生じることはまずないでしょう。
SteamなどのPCのゲームも十分にプレイできる性能をもっています。ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームは遊べないので注意が必要です。
PS2やWii、Xboxなどを含めてPSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。
「Beelink SER6 Pro」
<CPU> AMD Ryzen 7 6800U
Passmarkによるベンチマークスコアは「20553」(CPU)。
<GPU> AMD Radeon 680M
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。
「Beelink SEi 12 pro」
<CPU> Core i5-1240p
Passmarkによるベンチマークスコアは「17336」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1650」、マルチコアで約「8500」。
<GPU> intel Iris Xe Graphics eligible
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4277」。
「Mac mini M2」
<CPU> Apple M2チップ
Passmarkによるベンチマークスコアは「14933」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1892」、マルチコアで「8739」。
<GPU> 10コアGPU
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4739」。
「Minisforum NUCG5」のメリット・デメリット
「Minisforum NUCG5」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・16GB / 32GB DDR4メモリ搭載・最大64GBまで拡張できる
「Minisforum NUCG5」はDDR4規格のメモリを16GB/32GB搭載し、スムーズに動作します。また、最大64GBまで拡張することもできます。
一方、「Beelink SER6 Pro」は高速なLPDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載し、最大64GBまで拡張できます。「Beelink SEi 12 pro」は最も高速なDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載。最大64GBまで拡張することもできます。「Mac mini M2」は8GBメモリ搭載でスムーズに動作します。
・M.2 SSD 256GB/512GB (PCIe)ストレージを搭載
「Minisforum NUCG5」はM.2 SSD 256GB/512GBストレージを搭載。PCIe接続で高速に処理できます。
一方、「Beelink SER6 Pro」はPCIe 4.0規格のM.2 SSDストレージを500GB搭載しています。「Beelink SEi 12 pro」はPCle 4.0規格のSSDを500GB搭載しています。「Mac mini M2」は256GB SSDと512GB SSDストレージの2種類を用意しています。
・ Wi-Fi 6e通信とBluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応
「Minisforum NUCG5」はM.2規格のWi-Fi モジュールを内蔵。超高速なWi-Fi 6e通信やBluetooth 5.2も利用できます。
一方、「Beelink SER6 Pro」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.2&ギガビット有線LANに対応しています。「Beelink SEi 12 pro」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。「Mac mini M2」はWi-Fi 6e通信、Bluetooth 5.3、ギガビット有線LAN通信に対応しています。
・2つの Thunderbolt 4ポートを搭載・外付けeGPUボックスと接続できる
「Minisforum NUCG5」は2つのThunderbolt 4ポートを搭載しています。40 Gbpsの高速データ転送や4K映像出力、15Wの電源出力(他デバイスへの充電)に対応するほか、外付けのeGPUボックスとも接続できます。
一方、「Beelink SER6 Pro」はUSB 4.0ポート搭載で外付けeGPUボックスとも接続できます。「Beelink SEi 12 pro」はThunderbolt 4互換のType-Cポートを搭載し、外付けeGPUボックスと接続できます。「Mac mini M2」は2つのThunderbolt 4(USB4互換)ポートを搭載しています。
・4K 4画面出力 対応
「Minisforum NUCG5」は2つのHDMIポートを搭載。2つのThunderbolt 4ポートと組み合わせて4K 4画面出力が利用できます。
一方、「Beelink SER6 Pro」はType-Cポートと2つのHDMIで3台のモニターに同時出力することができます。「Beelink SEi 12 pro」はThunderbolt 4ポートと、4K映像出力に対応した2つのHDMIポートを搭載し、3台同時に4K画質で映像出力できます。「Mac mini M2」はThunderbolt 4とHDMI 2.0ポートで、4Kでの2台同時出力や8K映像出力が利用できます。
・炭素繊維のボディ・冷却ファンと優れた放熱システムで安定動作
「Minisforum NUCG5」は衝撃や熱伝導性に優れる炭素繊維複合材料を採用したボディを採用。冷却ファンと優れた放熱システムとの組み合わせで安定して動作します。
一方、「Beelink SER6 Pro」はデュアルファン冷却システムを搭載し、CPUとシステムをそれぞれ効率的に冷却することができます。「Beelink SEi 12 pro」はデュアルファン搭載の冷却システムが使えるようになっています。「Mac mini M2」は冷却ファンを搭載していません。
・厚さ61.6mmで重さ700gの薄型軽量デザイン・ブラックカラーを用意
「Minisforum NUCG5」は厚さ61.6mmで重さ700gの薄型軽量デザインを採用しています。また、カラーはブラックを用意しています。
一方、「Beelink SER6 Pro」はサイズ 126 x 113 x 42mmの軽量デザインになっています。「Beelink SEi 12 pro」はサイズ 126 x 113 x 42 mmの小型軽量デザインになっています。「Mac mini M2」は厚さ3.58mmで重さ1.18kgの薄型軽量デザインになっています。
・Windows 11 Proの新機能が使える
「Minisforum NUCG5」はWindows 11 Proを搭載し、新機能が使えるようになっています。
Windows 11には、
タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、
「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)
などの機能が追加されています。
一方、「Beelink SER6 Pro」はWindows 11 Proを搭載し、新機能が使えるようになっています。「Beelink SEi 12 pro」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。「Mac mini M2」はmacOS Venturaを搭載しています。
デメリット
・ストレージ用の拡張ベイが搭載されていない
「Minisforum NUCG5」はストレージ用の拡張ベイが搭載されていないため、SATAの2.5インチHDD/SSDで拡張できません。
一方、「Beelink SER6 Pro」と「Beelink SEi 12 pro」は2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できます。「Mac mini M2」は拡張ベイを搭載していません。
・6K映像出力に対応していない
「Minisforum NUCG5」は6K映像出力に対応していません。
一方、「Mac mini M2」は最大6Kの映像出力に対応しています。
「Beelink SER6 Pro」と「Beelink SEi 12 pro」は6K映像出力に対応していません。
「Minisforum NUCG5」の評価
「Minisforum NUCG5」の評価を紹介します。
スペック:★★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
Minisforumから発売された第12世代 Core i5搭載のミニPCです。従来モデルと比べると、ボディサイズが非常に小さく、10cm(厚さ6cm)ほどしかありません。
プロセッサ性能に関してはすでに述べた通り、非常に性能が高く、グラフィック性能も高いです。Ryzen 7 6800U搭載の「Beelink SER6 Pro」にはかないませんが、「Mac mini M2」とはいい勝負ではないでしょうか? CPU性能だけなら「Minisforum NUCG5」の方が高速です。
また、「Mac mini M2」と同じく2つのThunderbolt 4ポートを搭載しているのも大きなメリットです。これによって外付けeGPUボックスと接続が可能になり、グラフィック性能を大幅に上げることが可能になります。
「Minisforum NUCG5」の価格は現在、85,980円(※予約販売価格)。第12世代のパワフルなプロセッサを搭載した高性能なミニPCを探している人におすすめです。
「Minisforum NUCG5」の販売・購入先
「Minisforum NUCG5」は、
Minisforum公式サイトで85,980円(※予約販売価格・日本版あり)、
で販売されています。
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他の小型PCと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「MINISFORUM NAB6」(Core i7-12650H・4K 4画面出力)
★「Beelink GTR6」(Ryzen 9 6900HX・8K 4画面出力)
★「MinisForum UM773 Lite」(Ryzen 7 7735HS・8K 3画面出力)
★「Xiaomi Mini Host」(第12世代Core i5-1240P・アルミ合金)
★「MINISFORUM MC560」(Ryzen 5 5625U・カメラ付き)
「Beelink SEi 12 pro」(Core i5-1240p・4K 3画面出力)
「MINISFORUM TH80」(Mac mini風デザイン)
「GMK NucBox 9」(Ryzen 5 5600U)
「Minisforum NAD9」(第12世代)
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