「Galaxy Watch4」と最強スマートウォッチを徹底比較！

2021年9月22日に日本で発売されるサムスン「Galaxy Watch4」と最強スマートウォッチを徹底比較！価格や計測できること・機能、スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年8月11日、「Galaxy Watch6」が発売されました。

※2022年8月26日、「Galaxy Watch5 /Pro」が発売されました。

このページ内の目次

「Galaxy Watch4」の特徴

「Galaxy Watch4」の特徴をまとめてみました。

有機EL液晶・高速プロセッサ・防水

「Galaxy Watch4」は1.4インチで解像度450 x 450 pxのSuper AMOLED（有機EL）液晶を搭載。回転ベゼルを搭載した「Galaxy Watch 4 Classic」も用意しています。また、5nmプロセスのExynos W920 デュアルコアプロセッサを搭載し、従来モデルよりもCPUで20％、GPUで10倍高速化。5気圧防水の他にIP68の防水防塵にも対応しています。

体組成測定・いびきパターン・95ワークアウト

「Galaxy Watch4」はBIA体組成測定機能を搭載。スマートウォッチの側面に指を2本添えて水分量、体脂肪、筋肉量、基礎代謝量などを測定できます。また、睡眠中のいびきのパターンを計測することが可能。血中酸素飽和度(SpO2)も計測できます。そのほか、95種類のワークアウトモードに対応。アクティビティの自動検知機能や友人や家族と競いあう「グループチャレンジ」機能も利用できます。

新OS・ワイヤレス充電・eSIM

「Galaxy Watch4」はGoogleと共同開発した新OS「Wear OS Powered by Samsung」を搭載。独自OS搭載モデルだった従来モデルと違い、GoogleマップなどのWear OS向けアプリが使用できるようになっています。また、44mmモデルで361mAh、40モデルで247mAhのバッテリーを搭載。ワイヤレス充電も利用できます。そのほか、LETモデルのみeSIMに対応。ナンバーシェアサービスに対応し、スマホなしで電話の発着信・データ通信が利用できます。

公式ページ
Galaxy Watch4｜スマートウォッチ｜Galaxy公式（日本）
https://www.galaxymobile.jp/galaxy-watch4/

Galaxy Watch4 Classic｜スマートウォッチ｜Galaxy公式（日本）
https://www.galaxymobile.jp/galaxy-watch4-classic/

価格を比較

「Galaxy Watch4」と「HUAWEI WATCH 3」、「Garmin VENU 2」、「Apple Watch Series 6」の価格を比較してみました。

「Galaxy Watch4」

「Galaxy Watch4」は、Amazonで30,927円(40mm/SM-R860NZKAXJP)、楽天市場で34,020円 (税込/40mm)、ヤフーショッピングで30,800円 (税込/40mm)、米国Amazon.comで$218.99で販売されています。

「HUAWEI WATCH 3」

「HUAWEI WATCH 3」は、Amazonで45,800円（3000円OFF）、楽天市場で50,380円(税込)、ヤフーショッピングで50,380円 (税込)で販売されています。

「Garmin VENU 2」

「Garmin VENU 2」は、Amazonで42,700円、楽天市場で43,780円 (税込)、ヤフーショッピングで47,080円(税込)、ビックカメラで46,970円（税込・4,697ポイント）、米国Amazon.comで$419.99 （日本発送は+ $70.37）で販売されています。

「Apple Watch Series 6」

「Apple Watch Series 6」は、ビックカメラで47,080円（税込・送料無料）、Amazonで50,380円、楽天市場で51,130円 (税込)、ヤフーショッピングで49,800円、米国Amazon.comで319.99 (+ $44.25)で販売されています。

計測できること・機能を比較

「Galaxy Watch4」と「HUAWEI WATCH 3」、「Garmin VENU 2」、「Apple Watch Series 6」の計測できること・機能を比較してみました。

「Galaxy Watch4」

計測できること

BIA体組成（水分量、体脂肪、筋肉量）、血中酸素飽和度(SpO2)、いびきのパターン、睡眠、心拍数（24時間リアルタイム）、ストレス、歩数、消費カロリー、距離・ルート・ペース（GPS内蔵）

90種類以上のエクササイズ

機能

ナンバーシェアサービス、ワイヤレス充電、eSIM(LETモデルのみ)、アクティビティの自動検知、ウォッチフェイスの変更、音楽再生、Galaxyデバイスとの連携、睡眠アドバイス、NFC、Google Pay、Wi-Fi(2.4GHz)、Bluetooth 5.0、16GBストレージ保存、Google アシスタント、Google Play ストア（アプリの追加）、通話

「HUAWEI WATCH 3」

計測できること

体表面温度（手首回りの温度を測定）、血中酸素飽和度 SpO2（HUAWEI TruSeen™ 4.5+）、歩数、活動期間、消費カロリー、心拍数、睡眠の質、ストレスレベル、距離・速度・経路（GPSセンサー搭載）

100種類以上のワークアウトモード（屋内外のスポーツに対応した17のプロモードと85のカスタムモード）

機能

動画ウォッチフェイス（スマホ撮影のショートビデオ使用）、ウォッチフェイスの変更（30種類プリインストール・HUAWEI Watch Face Storeでダウンロード）、音楽ストリーミング、ジェスチャー操作（着信、電話に出る）、転倒検知機能、手洗い検出

Bluetooth通話、Wi-Fi(2.4GHz)、NFC、16GBストレージ保存

「Garmin VENU 2」

計測できること

血中酸素飽和度(SpO2)、呼吸数、水分補給トラッキング、歩数、消費カロリー、移動距離（GPS速度と距離）、心拍数、睡眠、VO2Max、上昇階数、週間運動量、フィットネス年齢、ストレスレベル、ライフログ、Body Batteryのエネルギー、気圧、高度、温度、生理周期

25種類以上のスポーツアクティビティ計測（ランニング、サイクリング、水泳、ゴルフなどに加え、屋内クライミング、ボルダリング、HIIT高強度インターバルトレーニングなど）

機能

「睡眠スコア」（睡眠の質を0～100までの数値で示す）、「筋力トレーニング」（トレーニング時に鍛えた筋肉部位をグラフィックで表示する）、ヘルススナップショット（2分間のセッションを記録して、心拍数2や心拍変動、呼吸数、ストレス、血中酸素レベルなどの主な統計データを記録）、動画ワークアウト（ワークアウトをアニメーションで表示）、通知機能（電話・メールなど）、Garmin Pay(Suicaキャッシュレス決済)、音楽再生機能(Amazon Music、LINE Musicなどのプレイリストなど、650曲をウォッチにダウンロード可能)、Garmin Coach（最適なトレーニングプランを提案）、Moveバー（運動を促すアラート）、バッテリー節約モード

「Apple Watch Series 6」

計測できること

血中酸素飽和度(SpO2)、不整脈（心電図）、心拍数（第3世代の光学式心拍センサー）、睡眠
歩数、消費カロリー、ルート・速度・移動距離(GPS/GNSS内蔵)、高度（常時計測の高度計）、方角（コンパス）

8種類のワークアウトモード（室内ウォーキング、ウォーキング、室内ランニング、ランニング、エリプティカル、ローイング、プールスイミング、オープンウォータースイミング）

機能

心電図の作成、Apple Pay（Suica対応）、緊急SOS、緊急通報（海外）、転倒検出、音楽再生、32GBストレージ保存、常時表示、防水（50m防水）
GymKitアプリ、音声認識Siri、インターコム機能、アクティビティの共有、スマートフォンの通知受信、通話

スペックを比較

「Galaxy Watch4」と「HUAWEI WATCH 3」、「Garmin VENU 2」、「Apple Watch Series 6」のスペックを比較してみました。

「Galaxy Watch4」のスペック

ディスプレイ　1.4インチ (34.6mm)、解像度450 x 450 pxのSuper AMOLED液晶
※16M/有機EL/タッチ対応
プロセッサ　Exynos W920 デュアルコア 1.18GHz
※5nmプロセス/CPUで20％、GPUで10倍高速化
RAM（メモリ）　1.5GB
ストレージ　16GB
バッテリー　44mmモデル361mAh、40モデル247mAh
駆動時間　最大40時間
充電ワイヤレス充電に対応
カメラ　なし
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (Glonass,Beidou,Galileo)
NFC＆Google Pay 対応
インターフェース　充電端子
センサー　加速度、気圧、ジャイロ、磁気、光学式心拍、環境光、生体電気インピーダンス分析
スピーカー＆マイク　搭載
ケース　アーマーアルミニウムのメタルフレーム
オーディオ再生フォーマット　MP3,M4A,3GA,AAC,OGG,OGA,WAV,AMR,AWB
バンド　「Hybrid Leather Band」、「Extreme Sports Band」
アプリ 専用アプリ「Galaxy Global Goals」
防水　5ATM + IP68
耐久性　MIL-STD-810G
OS　Wear OS Powered by Samsung
サイズ　44.4 x 43.3 x 9.8 mm
重量　30.3 g（ストラップ除く）
カラー　ブラック、グリーン、シルバー
SIMカード　LET版のみeSIMに対応

Amazonで「Galaxy Watch4」をチェックする

楽天市場で「Galaxy Watch4」をチェックする

ヤフーショッピングで「Galaxy Watch4」をチェックする

AliExpressで「Galaxy Watch4」をチェックする

米国Amazon.comで「Galaxy Watch4」をチェックする

「HUAWEI WATCH 3」のスペック

ディスプレイ　1.43インチ、解像度466 x 466 pxのAMOLED液晶
※326ppi/有機EL/3D曲面ガラス/ナノコーティング/タッチ対応
プロセッサ　不明
RAM（メモリ） 2 GB
ストレージ 16 GB
バッテリー　超長時間バッテリー持続モードで約14日間、スマートモードで約3日間
充電　ワイヤレス充電に対応・5V 2A
カメラ　なし
ワイヤレス通信　Wi-Fi(2.4GHz)、Bluetooth 5.2 BR + BLE
GPS 対応・GPS + GLONASS + Galileo + BeiDou + QZSS
NFC　対応
インターフェース　ホームボタン（回転式クラウン）・サイドボタン
センサー　加速度センサー / ジャイロセンサー / 磁気センサー(コンパス) /光学式心拍センサー/環境光センサー / 気圧センサー / 皮膚温度センサー
マイク　あり
スピーカー　あり
防水　5 ATM（5気圧防水・50m防水・プールで使用可）
ストラップ　ブラックフルオロエラストマーベルト、レザーベルト
筐体の材質　ステンレススチール＋セラミック
アプリ　HUAWEI AppGalleryからダウンロード可
対応OS Android 6.0 以上、iOS 9.0 以上
OS 独自OS
ケースサイズ　46 mm
サイズ　縦46.2 mm x 横46.2 mm x 厚さ12.15 mm
重量　約54 g（ベルトを含まず）
カラー スポーツモデル,クラシックモデル

Amazonで「HUAWEI WATCH 3」をチェックする

楽天市場で「HUAWEI WATCH 3」をチェックする

ヤフーショッピングで「HUAWEI WATCH 3」をチェックする

AliExpressで「HUAWEI WATCH 3」をチェックする

「Garmin VENU 2」のスペック

ディスプレイ 直径1.3インチ（45mm）、解像度416 x 416 ドットの AMOLED（有機EL）液晶
※「VENU 2S」は1.1インチ(40mm)、解像度360×360 ドットの AMOLED（有機EL）液晶
※フルカラー表示 / タッチ対応 / Corning Gorilla ガラス 3
ベゼルの素材 ステンレススチール
プロセッサ 不明
内蔵メモリ/履歴　200時間のアクティビティデータ
ストレージ　64GB（最大 650 曲の音楽ファイルを保存可能）
バッテリー駆動時間　スマートウォッチモード：約 11 日間、GPS+音楽モード：約8時間、GPSモード：約22時間
※「VENU2S」はスマートウォッチモード：約 10 日間、GPS+音楽モード：約7時間、GPSモード：約19時間
カメラ なし
ワイヤレス通信　Wi-Fi、Bluetooth、ANT+
GPS　みちびき、GLONASS、Galileo
インターフェース　充電端子
センサー　血中酸素トラッキング、Garmin Elevate光学式心拍計、気圧高度計、コンパス、ジャイロセンサー、加速度計、温度計、環境光センサー、GPS、GLONASS、みちびき（補完信号）、Galileo
防水　5 ATM（5気圧防水）
Garmin Pay 対応（Suica対応）
バンドサイズ 22mm
※「VENU2S」は18mm
OS　独自OS
対応OS iPhone、Android
サイズ　45.4 x 45.4 x 12.2 mm （次の手首周りサイズにフィットします： 135-200mm）
※「VENU2S」は40.4 x 40.4 x 12.1 mm （次の手首周りサイズにフィットします：110-175mm）
重量　49.0 g
カラー　Granite Blue/Silver、Black/Slate
※「VENU2S」はGraphite/Slate、Light Sand/Light Gold、Mist Gray/Silve、White/Rose Gold

Amazonで「Garmin VENU 2」をチェックする

楽天市場で「Garmin VENU 2」をチェックする

ヤフーショッピングで「Garmin VENU 2」をチェックする

米国Amazon.comで「Garmin VENU 2」をチェックする

「Apple Watch Series 6」のスペック

ディスプレイ　LTPO OLED常時表示Retina液晶　※輝度1000ニト
44mm、解像度368 x 448ピクセル、977平方ミリメートルの表示領域
40mm、解像度324 x 394ピクセル、759平方ミリメートルの表示領域
プロセッサ　S6 SiP（64ビットデュアルコア）
※W3 Appleワイヤレスチップ+U1チップ（超広帯域）
RAM（メモリ）　1GB
ストレージ 32GB
バッテリー　リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵
40mm: 1.024 Wh (265.9 mAh)
44mm: 1.17 Wh (303.8 mAh)
駆動時間　最大18時間
充電　磁気充電ケーブル
カメラ　なし
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11b/g/n(2.4GHz、5GHz)、Bluetooth 5.0、LTE、UMTS(GPS + Cellularモデルのみ)
インターフェース　充電端子、ボタン
センサー　GPS、ジャイロスコープ、環境光センサー、電子式心拍数センサー、高度センサー
スピーカー＆マイク　あり・通話に対応
防水　5気圧防水（50m防水）
OS　watchOS 7
発売日 2020年9月
サイズ
40 mm：40 x 34 x 10.7 mm
44 mm：44 x 38 x 10.7 mm
重量
40 mm：アルミニウムケースで30.5g、ステンレススチールケースで39.7g、チタニウムケースで34.6g
44 mm：アルミニウムケースで36.5g、ステンレススチールケースで47.1g、チタニウムケースで41.3g

Amazonで「Apple Watch Series 6」をチェックする

楽天市場で「Apple Watch Series 6」をチェックする

ヤフーショッピングで「Apple Watch Series 6」をチェックする

米国Amazon.comで「Apple Watch Series 6」をチェックする

「Galaxy Watch4」のメリット・デメリット

「Galaxy Watch4」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・1.4インチの有機EL液晶・回転ベゼル付きモデルも用意

「Galaxy Watch4」は1.4インチ (34.6mm)、解像度450 x 450 pxのSuper AMOLED液晶を搭載。回転ベゼルを搭載した「Galaxy Watch 4 Classic」も用意しています。

一方、「HUAWEI WATCH 3」は1.43インチで解像度466 x 466 pxのAMOLED液晶を搭載しています。「Garmin VENU 2」は直径1.3インチ（45mm）で解像度416 x 416 ドットの AMOLED（有機EL）液晶を搭載しています。「Apple Watch Series 6」は44mmで解像度368 x 448ピクセルのRetina液晶と40mmで解像度324 x 394ピクセルのRetina液晶を搭載しています。

・体組成＆血中酸素を計測できる

「Galaxy Watch4」はBIA体組成測定機能を搭載。スマートウォッチの側面に指を2本添えて水分量、体脂肪、筋肉量、基礎代謝量などを測定できます。また、血中酸素飽和度(SpO2)も計測できます。

一方、「HUAWEI WATCH 3」は体表面温度（手首回りの温度を測定）と血中酸素飽和度 SpO2（HUAWEI TruSeen™ 4.5+）に対応しています。「Garmin VENU 2」は血中酸素飽和度(SpO2)の計測に対応しています。「Apple Watch Series 6」は不整脈（心電図）と血中酸素飽和度(SpO2)の計測に対応しています。

・95種類のワークアウトに対応・自動検知機能

「Galaxy Watch4」は5種類のワークアウトに対応し、さまざまなスポーツアクティビティを計測することができます。また、自動検知機能を搭載し、アプリを立ち上げることなくアクティビティを計測できます。

一方、「HUAWEI WATCH 3」は100種類以上のワークアウトモード（屋内外のスポーツに対応した17のプロモードと85のカスタムモード）に対応しています。「Garmin VENU 2」は25種類以上のスポーツアクティビティ計測に対応しています。「Apple Watch Series 6」は8種類のワークアウトモードに計測しています。

・16GBストレージ搭載で音楽再生に対応

「Galaxy Watch4」は16GBストレージ搭載で、音楽ファイルを保存・再生することができます。

一方、「HUAWEI WATCH 3」は16GBストレージを搭載しています。「Garmin VENU 2」は64GBストレージを搭載しています。「Apple Watch Series 6」は32GBストレージを搭載しています。

・最大40時間駆動するバッテリー・ワイヤレス充電に対応

「Galaxy Watch4」は44mmモデルで361mAh、40モデルで247mAhバッテリーを搭載し、最大40時間駆動することができます。また、ワイヤレス充電にも対応しています。

一方、「HUAWEI WATCH 3」は超長時間バッテリー持続モードで約14日間、スマートモードで約3日間駆動できるバッテリーを搭載し、ワイヤレス充電に対応しています。「Garmin VENU 2」はスマートウォッチモードで約11日間、GPS+音楽モードで約8時間、GPSモードで約22時間駆動できるバッテリーを搭載しています。「Apple Watch Series 6」は40mmで265.9 mAh、44mmで303.8 mAhバッテリーを搭載しています。

・Wi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPSに対応

「Galaxy Watch4」は高速で途切れづらいWi-Fiデュアルバンドに対応し、単体で通信することができます。また、Bluetooth 5.0やGPSナビゲーションも利用できます。

一方、「HUAWEI WATCH 3」はWi-Fi(2.4GHz)＆Bluetooth 5.2＆GPS (GLONASS + Galileo + BeiDou + QZSS)に対応しています。「Garmin VENU 2」はWi-Fi＆Bluetooth＆ANT+＆GPS(みちびき、GLONASS、Galileo)に対応しています。「Apple Watch Series 6」はWi-Fi(2.4GHz、5GHz)＆Bluetooth 5.0＆GPS(GPS + Cellularモデルのみ)に対応しています。

・eSIM＆ナンバーシェアサービスに対応

「Galaxy Watch4」はLETモデルのみeSIMに対応しています。また、ナンバーシェアサービスに対応し、スマホなしで電話の発着信・データ通信が利用できます。

一方、「HUAWEI WATCH 3」と「Garmin VENU 2」はeSIMには対応していません。「Apple Watch Series 6」はeSIMには対応していませんが、ナンバーシェアサービスに対応しています。

・5気圧防水＆IP68防水防塵＆MIL-STD-810Gに対応

「Galaxy Watch4」は5気圧防水の他にIP68の防水防塵にも対応しています。また、米軍規格MIL-STD-810Gに対応し、耐衝撃、耐寒、耐熱性能も備えています。

一方、「HUAWEI WATCH 3」、「Garmin VENU 2」、「Apple Watch Series 6」は5気圧防水に対応しています。

・Wear OS向けアプリを自由に追加できる

「Galaxy Watch4」はGoogleと共同開発した新OS「Wear OS Powered by Samsung」を搭載。Wear OS向けアプリを自由に追加できます。

一方、「HUAWEI WATCH 3」はファーウェイの独自OSを搭載しています。「Garmin VENU 2」はガーミンのの独自OSを搭載しています。「Apple Watch Series 6」はwatchOS 7搭載でアプリを追加できます。

デメリット

・節電モードがない

「Galaxy Watch4」節電モードでバッテリー駆動時間を延ばすことができません（最大1.6日間）。

一方、「HUAWEI WATCH 3」は超長時間バッテリー持続モードで約14日間駆動できます。「Garmin VENU 2」は電力消費の少ない独自OSを搭載し、スマートウォッチモードで約 11 日間駆動できます。「Apple Watch Series 6」は節電モードがありません（最大18時間）。

・VO2Max(最大酸素摂取量)が測定できない

「Galaxy Watch4」はVO2Max(最大酸素摂取量)が測定できないため、運動後にどれだけ体力がついたか確認することができません。

一方、「Garmin VENU 2」はVO2Max(最大酸素摂取量)の計測に対応しています。「HUAWEI WATCH 3」と「Apple Watch Series 6」はVO2Max(最大酸素摂取量)の計測に対応していません。

「Galaxy Watch4」の評価

「Galaxy Watch4」の評価を紹介します。

スペック：★★★★

通信：★★★★★

機能：★★★★★

デザイン：★★★★★

使いやすさ：★★★★★

価格：★★★

＜総合評価＞

2020年10月に発売された「Galaxy Watch3」の後継モデルです。Googleと共同開発した新OS「Wear OS Powered by Samsung」が新たに採用され、Wear OS向けの豊富なアプリが利用できるようになっています。

ただし、最も注目すべき点は「バッテリー」、「eSIM」、「体組成」の3つです。

バッテリーに関しては従来モデルまではサムスンの独自OSを搭載していたため、電力消費が少なく、長時間駆動できるというメリットがありました。実際、「Galaxy Watch3」の駆動時間も約3日間で、今回発売された「Galaxy Watch4」は最大1.6日間と約半分の駆動時間になっています。購入する際にはこのデメリットをよく考えた方がいいでしょう。

eSIMはLETモデルのみの対応となりますが、スマートウォッチ単体で通信したいと考えている人にはかなり便利な機能です。物理的なSIMカードを必要としないため、手続きや送付に時間がかかることもありません。また、通信サービスによっては一定の期間のみで利用できるというメリットがあります。

「体組成」に関してはあまり注目されていませんが、従来のスマートウォッチにはない画期的な機能だと思います。健康状態を把握するための機能という点では血中酸素と変わりがないものの、この機能を利用すれば肥満や生活習慣病の予防・改善にも役立ちます。体重計や体脂肪計では分からなかった「筋肉量の減少」や「基礎代謝量の減少」「内臓脂肪レベルの増加」などに気づくことができるというメリットもあり、従来よりもきめ細かく健康状態を把握できるのは間違いありません。

以上の点を含めて総合的に「Galaxy Watch4」を評価すると、バッテリー駆動時間にやや問題があるものの、機能や使いやすさにおいてかなり優れたスマートウォッチであることが分かります。これまで積み上げたきた基本的な性能をさらにブラッシュアップして使いやすくなっているため、「Galaxy Watch3」からの買い替えもアリだと思います。高性能スマートウォッチを探している人にもおすすめです。