最新のモバイルルーターをまとめて紹介! 特徴、スペック、価格の違いが分かるようにまとめています。
最新モバイルルーターの特徴
最新モバイルルーターの特徴を紹介します。
5G通信で超高速通信が可能に・Wi-Fi 6も
最新モバイルルーターの中には5G通信に対応するものも増えてきました。4G LETよりも約10倍以上の速度で通信できるため、2時間の映画でもわずか10秒未満でダウンロードすることができます。
また、Wi-Fi 6対応のモバイルルーターも増加中。従来のWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)よりも1.4倍に高速化するとともに「つながりやすさ」も格段に向上しています。5G通信やWi-Fi 6を活用することで、テレワークやオンライン授業はもちろん、高速通信が必要なオンラインゲームも快適になります。
自宅で使えるホームルーターが人気
テレワークの普及とともに自宅で使える「ホームルーター」を使う人も多くなっています。Wi-Fiの電波が行き届かない場所でも5G通信や4GLET通信が利用可能。モバイルルーターと違い、バッテリーを搭載していないため、劣化のないACアダプターで電源を供給できるというメリットもあります。
また、光回線とは違い、開通工事が不要で利用できます。申し込みを済ませて数日間待たされることもなく、機器が届いたらすぐに使用できるというメリットもあります。
専用アプリ・液晶付き・クラウドSIM
最新モバイルルーターのほとんどはスマートフォンやタブレットで使える専用アプリが用意されています。このアプリを利用することで簡単に機器と接続したり、電波状態を確認したりできます。
また、液晶ディスプレイを搭載したモデルも増加中。本体のみで接続状態の確認や通信設定が行えるようになっています。そのほか、物理的なSIMカードを必要としないクラウドSIM対応のモバイルルーターも増加中。セキュリティ性能も大幅に向上しています。
5G対応のモバイルルーター ラインナップ 一覧
ここでは5G対応のモバイルルーターを紹介します。自宅用のホームルーターもあります。
「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」
auから発売されたサムスン製の5Gモバイルルーターです。WiMAX 2+とauの5G/4G LTE回線に対応。5G接続で受信速度最大2.2Gbps、送信速度最大183Mbpsの高速通信が利用できます。
また、5000mAhバッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能。背面にスタンドを搭載し自立させることもできます。そのほか、約5.3インチ大画面ディスプレイを採用。データ使用量や設置場所の電波強度、カレンダーの表示やダークモードも利用できます。
「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」のスペック
- 通信速度:受信最大2.2Gbps/送信最大183Mbps
- バッテリー:5,000mAh
- インターフェース:USB Type-C
- 重さ:約203g
- 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5Ghz対応)
- 機能:最大10台までの同時接続、USBテザリング(Mac)、ダークモード、マルチインフォディスプレイ
- 参考価格:16,800円 (税込)
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「Pocket WiFi 5G A102ZT」
ワイモバイル初となる5G対応のモバイルルーターです。長時間駆動できる大容量5300mAhバッテリーを搭載し、急速充電に対応。2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルWi-Fi機能を備えるほか、別売クレードル利用で有線LAN通信も利用できます。
そのほか、ディスプレイのQRコードをスマホで読み込むことで簡単に接続できる機能を搭載。WPS接続や約5秒での高速起動にも対応しています。
「Pocket WiFi 5G A102ZT」のスペック
- 通信速度:5Gは下り最大2.4Gbps / 上り最大110Mbps、4Gは下り最大838Mbps※7 / 上り最大46Mbps
- バッテリー:5,300mAh
- インターフェース:Type-C USB3.1
- 重さ:約240g
- 無線LAN:a/b/g/n/ac/ax
- 機能:急速充電、最大30台までの同時接続、QRコードのスマホ読み込で接続、WPS接続、約5秒での高速起動
- 参考価格:割引後で10,800円(36回払いで月額300円)
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「Wi-Fi STATION SH-52B」
ドコモの最新5Gモバイルルーターです。ドコモのモバイルルーター史上受信時最速1.7Gbpsの通信速度を実現しています。また、4000mAhバッテリー搭載で長時間の駆動が可能。最大速度1.2GbpsのWi-Fi 6に対応するほか、専用クレードル(別売)で有線LANも利用できます。そのほか、USBテザリングに対応。QRコード接続、WPS接続で簡単に接続することもできます。
「Wi-Fi STATION SH-52B」のスペック
- 通信速度:5Gで受信時最大4.2Gbps/送信時最大218Mbps、4Gで受信時最大1.7Gbps/送信時最大131.3Mbps
- バッテリー:4000mAh
- インターフェース:USB Type-C
- 重さ:約166g
- 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz)
- 機能:最大17台の同時接続、WPS、QRコード接続、USBテザリング
- 参考価格:未定 ※2021年9月10日発売
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「Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01SWU」
au/UQモバイルから発売された5G対応ホームルーター(ZTE製)です。WiMAX 2+とauの5G/4G LTE回線が同時に利用できます。また、Wi-Fi 6にも対応。5GHz帯で1201Mbpsの高速通信が利用できます。そのほか、専用アプリ「ZTELink JP」を用意。スマートフォンやタブレット上でデータ通信量・電波状態の確認やルーター設定が利用できます。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01SWU」のスペック
- 通信速度:最大通信速度は受信時2.7Gbps/送信時183Mbps
- バッテリー:なし ※ACアダプター使用。電源はAC100V-240V
- インターフェース:DCポート、Ethernetポート
- 重さ:約599g
- 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz)
- 機能:WPS、QRコード、Wi-Fi設定お引越し、TWT(Target Wake Time)、WPA3
- 参考価格:19,800円(未使用品)
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「home 5G HR01」
ドコモの最新ホームルーターです。5G通信に対応するほか、4G(LTE)通信でも受信時最速1.7Gbpsの通信速度を実現しています。また、最大速度1201Mbpsで通信できるWi-Fi 6に対応。QRコード、WPS接続で簡単に接続することもできます。
「home 5G HR01」のスペック
- 通信速度:5Gで受信時最大4.2Gbps/送信時最大218Mbps、4Gで受信時最大1.7Gbps/送信時最大131.3Mbps
- バッテリー:なし ※ACアダプター使用
- インターフェース:DCポート、LANポート
- 重さ:約720g
- 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz)
- 機能:最大65台の同時接続、WPS、QRコード接続
- 参考価格:39,600円(税込・docomoオンラインショップ価格)
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4G対応のモバイルルーター ラインナップ 一覧
ここでは4G対応のモバイルルーターを紹介します。自宅用のホームルーターもあります。
「Aterm MR10LN」
NECプラットフォームズから発売されたSIMフリーのモバイルルーターです。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの国内4社のネットワークに対応。海外170以上の国と地域で利用されているバンドにも対応します。
また、nanoSIMを2枚挿せるスロットを搭載し、2つの電話番号を使い分けることが可能。LET通信の他にWi-Fi 5(11ac)による最大433Mbpsの高速通信も利用できます。そのほか、2.4インチのディスプレイを搭載。ホーム画面で「受信・送信」のステータスや「日付・時刻」などを確認することができます。
「Aterm MR10LN」のスペック
- 通信速度:最大受信速度150Mbps、最大送信速度50Mbps
- バッテリー:4000mAh
- インターフェース:USB Type-Cコネクタ×1(電源DC+5V入力用)、nanoSIM×2
- 重さ:約145g
- 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz)
- 機能:最大16台の同時接続、自動SIM切替、スムーズSIM切替、WPA3-SAE(AES)、「見えて安心ネット」、「こども安心ネットタイマー」
- 参考価格:20,780円 (税込)
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「GlocalMe G4 Pro」
Cloud SIMに対応したSIMカード不要で使えるモバイルWi-Fiルーターです。海外渡航の度にWi-Fiルーターをレンタルしたり、現地でSIMカード探したりする手間なく利用することができます。利用できる国は世界100カ国以上で海外の主要なバンドにはほぼすべて対応しています。
また、5インチHDタッチスクリーン液晶を搭載し、端末の状態やデータの使用状況の確認が可能。スマートフォン専用のGlocalMeアプリも用意し、スマホでデータの購入や使用状況の確認・管理が行えるようになっています。そのほか、3900 mAhバッテリーとType-C端子搭載で5V2Aの急速充電に対応。購入時には1GB分のグローバルデータパッケージが無料で付属します。なお、nano SIM(×1),micro SIM(×1)でも通信できます。
「GlocalMe G4 Pro」のスペック
- 通信速度:最大通信速度:50Mbps(上り)/150Mbps(下り)
- バッテリー:3900 mAh
- インターフェース:USB Type-C
- 重さ:400g
- 無線LAN:Wi-Fiホットスポット対応
- 機能:10台データ節約機能、ブロックリスト機能
- 参考価格:19,990円
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「IODATA WN-CS300FR」
IODATAのホームルーターです。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル回線に対応し、格安SIMカードで通信することもできます。また、各キャリアのプラチナバンドもカバー。LTE通信で接続するバンドを指定できる「利用バンド設定機能(バンド固定)」も利用できます。そのほか、Wi-Fi(2.4GHz)と有線LAN通信に対応。通信量節約モードやAPN選択だけの簡単設定も利用できます。なお、対応SIMカードはmicroSIMになります。
「IODATA WN-CS300FR」のスペック
- 通信速度:下り最大75Mbps、上り最大50Mbps
- バッテリー:なし
- インターフェース:DCポート、有線LANポート
- 重さ:約210g
- 無線LAN:IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
- 機能:最大16台の同時接続、「利用バンド設定機能(バンド固定)」、通信量節約モード、APN選択だけの簡単設定
- 参考価格:13,909円 (税込)
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「Aterm HT100LN/HT110LN」
回線工事不要で使えるNECのホームルーターです。LET利用時で受信時150Mbps、送信時50Mbpsの高速通信を実現しています。また、電波干渉の少ない5GHz帯11acでのWi-Fi通信に対応し、最大約433Mbpsで通信できます。
そのほか、無料の専用アプリ「Aterm らくらく設定アシスト」で簡単にAPN設定、子機Wi-Fiの設定が可能。LETの電波状態やWi-Fi接続時の状態をイルミネーションで確認する機能、不具合を修正するメンテナンスバージョンアップ機能なども利用できます。
「Aterm HT100LN/HT110LN」のスペック
- 通信速度:受信時150Mbps、送信時50Mbps
- バッテリー:なし ※ACアダプターを使用
- インターフェース:DCポート、LANポート
- 重さ:200g
- 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
- 機能:Wi-Fi接続通知機能、イルミネーションで電波状態確認、メンテナンスバージョンアップ機能
- 参考価格:12,980円 (税込)
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最新モバイルルーターの選び方
最新モバイルルーターの選び方を紹介します。
通信速度をチェック
5Gの場合と4Gの場合の両方をチェックしておきましょう。5Gで通信できない場合もあることから、4Gの通信速度も重要になります。
バッテリー&電源をチェック
外出先で使う人はできるだけバッテリー容量の多いものを選びましょう。ホームルーターはバッテリーがないため、ACアダプターで給電します。
インターフェースをチェック
最新モデルはUSB Type-Cで充電する方式を採用しています。古いものはmicroUSB端子になるので注意してください。
重さをチェック
外出先で使う人はできれば200g前後のものを選びましょう。ホームルーターはけっこう重いので持ち歩きには適していません。
無線LANをチェック
Wi-Fi 6(ax)対応か、あるいはacの2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応かをよく調べておきましょう。古いモデルはこれらに対応していないため、通信速度が遅く、途切れやすくなります。
機能をチェック
各モバイルルーター、ホームルーターによって機能は異なっています。自分の用途に合う機能があるかどうか事前にチェックしておきましょう。
価格をチェック
通信速度が速ければ速いほど、あるいは機能が多ければ多いほど価格が高くなります。自分に必要な通信速度、機能をよく考えてから購入しましょう。
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