「PowKiddy RGB20」とレトロ携帯ゲーム機を徹底比較！

2020年11月に発売された「PowKiddy RGB20」とレトロ携帯ゲーム機を徹底比較して紹介！価格や収納ゲーム数、対応エミュレーター、スペックなどの違いに加えて、メリット・デメリットも紹介します。

※2022年8月、「PowKiddy RGB20S」が発売されました。スペック情報を追記しています。

※2021年3月、タテ型「RG351V」が発売されました。

※2020年11月からタテ型「RG280V」も発売中です。

このページ内の目次

「PowKiddy RGB20」の特徴

「PowKiddy RGB20」の特徴をまとめてみました。

RK3326プロセッサでN64・DC・PSPゲームも快適に動作

「PowKiddy RGB20」は豊富なエミュレーターを搭載し、ニンテンドー64、ドリームキャスト、PSPゲームにも対応。RockChip RK3326 クアッドコアプロセッサを搭載しているため、遅延なく軽快に動作します。また、ゲームの追加にも対応。自分で吸い出したROMファイルをmicroSDカードに保存することでお気に入りのゲームを楽しむことができます。

3.5型IPS液晶・ジョイスティック・6時間駆動

「PowKiddy RGB20」は3.5インチ、解像度320×480 pxのIPS液晶を搭載。ガラスとパネルを一体化させたことで、反射が少なくなり、高コントラストの映像を映し出せます。また、十字キーの他にジョイスティックレバーも搭載し、スムーズに操作することが可能。バッテリー容量は3000 mAhで6時間駆動することができます。

Wi-Fi＆Bluetooth対応・Type-Cで便利

「PowKiddy RGB20」はWi-Fi通信に対応し、ゲームのROMファイルをワイヤレスで転送することができます（※オンラインでシステムのアップデートも可能です）。また、Bluetoothに対応し、別売のワイヤレスコントローラーと接続することが可能。OTG対応のType-C端子も搭載するため、有線ケーブルでゲームパッドと接続することもできます。

価格を比較

「PowKiddy RGB20」と、「RG280V」、「Supretro」、「RG300」(RG99)の価格を比較してみました。

「PowKiddy RGB20」

「PowKiddy RGB20」は、Amazonで10,599円（※週末に入荷していることが多いです）、楽天市場で15,990円(税込)、ヤフーショッピングで12,972円、Banggoodで9,963円、AliexpressでUS $66.12 – 99.24、Whatsko公式ストアで10,999円で販売されています。

「RG280V」

「RG280V」は、Amazonで10,980円、楽天市場で14,097円 (税込)、ヤフーショッピングで11,233円、AliExpressでUS $79.99 – 88.98、Banggoodで8,301円（16GBモデル）、米国Amazon.comで$89.99 （日本発送は+$9.74）で販売されています。

「Supretro」

「Supretro」は、ヤフーショッピングで15,200 円、Gearbestで11630 円、AliExpressでUS $93.16、Geekbuyingで$ 76.99、Banggoodで8,591円（Coolbaby RS-16）、米国Amazon.comで$84.99 （+ 日本発送は$10.59/NEXADAS Retroid Pocket）で販売されています。

「RG300」(RG99)

「RG300」(RG99)は、Amazonで7,980円、楽天市場で 7,990円 (税込・RG99)、ヤフーショッピングで6,824円（税込）、Banggoodで6,582円、AliExpressでUS $13.03 – 45.52 、米国 Amazon.comで$39.99 （日本発送は+ $9.51）で販売されています。

収納ゲーム数・対応エミュレーターを比較

「PowKiddy RGB20」と、「RG280V」、「Supretro」、「RG300」(RG99)の収納ゲーム数・対応エミュレーターを比較してみました。

「PowKiddy RGB20」

収録ゲーム数

8000種　※販売先によって異なります。ゲームはmicroSDカードに収録されています。

対応エミュレーター

N64/PS1/CP3CP2/CP1/NEOGEO/GBA/NES/SFC/MD/GBC/GB/NDS/PSP/DC　など20種類以上をサポート

※動画レビューからN64版「スーパーマリオ64」、DC版「MARVEL VS.CAPCOM MAME 2003-Plus」、PSP版の「リッジレーサー」、DC版「DEAD OR ALIVE 2」などが入っていることを確認しました。比較的動画のレビューが多いため、Youtubeなどからどんなゲームが入っているのか確認できます。

「RG280V」

収録ゲーム数

販売先によって異なります。Banggoodでは15000種ゲーム、23000種ゲームが付属するモデルも販売されています。また、RG350用のゲームデータがそのまま使えるという情報もあります。なお、Amazonでゲームを収録したカードが販売されています。「Whatsko RG350 /RG350M/RG280M/RG350P/RG280V ポータブルゲーム機 64GB専用ゲームカード RG350カスタム保護パッケージ」

対応エミュレーター

PS1, CPS1, CPS2, CPS3, FBA, NEOGEO, NEOGEO POCKET, GBA, GBC, GB, SFC, FC, MD, SMS, GG, Handy, MSX, PCE, WSC, POKE MINI, transplant games など20種類以上のゲームフォーマットをサポート

「Supretro」

収録ゲーム数　2300種　※販売先によって異なります

対応エミュレーター

FC、SFC、MD、DC、N64、PCE、PSP、PS、GBA、GB、GBC、WS、WSC、MAME、FBAなど15種類

「RG300」(RG99)

収録ゲーム数　3007 ※販売先によって異なっています

対応エミュレーター

PS1、CPS1、CPS2、FBA、NEOGEO、NEOGEO POCKET、GBA、GBC、GB、SFC、FCを完全にサポート、MD、SMS、GG、Handy、MSX、PCE、WSC、POKE MINI、アーケードゲームなど20種類

スペックを比較

「PowKiddy RGB20」と、「RG280V」、「Supretro」、「RG300」(RG99)のスペックを比較してみました。

「PowKiddy RGB20」のスペック

ディスプレイ　3.5インチ、解像度320×480 pxのIPS液晶
プロセッサ　RockChip RK3326 クアッドコア 1.5GHZ
GPU　Mali-G31
RAM（メモリ）　1GB DDR3
ストレージ　なし　※microSDカードにゲームを収録
※64GB/128GB/256GBの3種類があり、販売先によって異なる
バッテリー 3000 mAh
駆動時間　6時間
充電　5V/2A・2.5時間でフルチャージ
カメラ　なし
ワイヤレス通信　Wi-Fi、Bluetooth
インターフェース Type-C（OTG）、充電端子、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
スピーカー　内蔵・モノラル
ボタン　A、B、X、Y、L1 / L2、R1 / R2、ジョイスティックレバー、十字キー、リセット、電源ボタン、セレクト、スタート、L3,Ⅱ,V,R3
ボディの素材　プラスチック
ゲームの追加　対応
セーブ機能　対応
OS　Open Source Linux
サイズ　108 x 93 x 20 mm
重量　173 g
カラー ゴールド＆レッド
付属品　USB Type-Cケーブル、マニュアル（英語、日本語、中国語）
発売日 2020年11月

関連記事：海外のレアすぎる携帯ゲーム機 2020 まとめ

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「RG280V」のスペック

ディスプレイ　2.8インチ、解像度320 x 480 pxのIPS液晶
※OCAフルラミネーション/2.5D
プロセッサ　JZ4770 デュアルコア 1.0 GHz
RAM（メモリ） 512MB DDR2
内蔵ストレージ なし ※microSDカードが付属・収録ゲーム数は販売先によって異なります。
外部ストレージ MicroSDカードで最大256GBまで
バッテリー　2100mAh
充電 PD充電に対応（Type-C）
駆動時間　7時間
カメラ　なし
ワイヤレス通信　なし
インターフェース　Type-C充電端子、microSDカードスロット x2、3.5mmイヤホンジャック
スピーカー　ステレオスピーカー
ボタン：A、B、X、Y、L1 / L2、R1 / R2、選択、開始、電源オン
バイブレーション（振動）　対応
OS　OpenDingux
サイズ　89mm x 78mm x 18mm
重量　約120g
カラー　ゴールド、シルバー
言語　英語、中国語

関連記事：「RG280V」と人気の携帯ゲーム機を徹底比較！

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「Supretro」のスペック

ディスプレイ　　3.5インチ、解像度640×480 pxのIPS液晶
CPU　クアッドコア Cortex-A7 1.3GHz
GPU ARM Mail400-MP2 500MH
メモリ　512MB、LPDDR2/3 1066MHz
ストレージ　32GB eMMC + microSDカード32GB
外部ストレージ　MicroSDカードで最大128GBまで拡張可能
バッテリー　4,000mAh 5V/1A
駆動時間　4〜6時間
充電時間 4時間
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.0
インターフェース　MicroUSB、mini HDMI、3.5mmイヤフォンジャック
言語　日本語/英語/スペイン語/中国語(繁体/簡体)/韓国語
OS　Android 6.0（カスタムランチャー搭載）
サイズ　141×88×25mm
重量　210g
カラー　ブルー、イエロー、ホワイト

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「RG300」(RG99)のスペック

ディスプレイ　 3.0インチ、解像度960×460 pxのIPS液晶
プロセッサ デュアルコア 528MHz
RAM（メモリ） 128MB DDR2
ストレージ 16GB
※内部に16GBのSDカードが入っていますが、取り出しは不可です。
外部ストレージ microSDカードで最大32GBまで
※ゲームを収録したmicroSDカードが付属するようですが、販売先で異なっており、詳細は不明です。
バッテリー　1800mAh BP-5L 3.7V Li-ion Battery
駆動時間　6時間
カメラ　非搭載
ワイヤレス通信　非対応
インターフェース　USB Type-C（充電用）、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
OS　Open Source Linuxシステム「RetroFW」
言語　英語、中国語
サイズ　11.9cmx8.2cmx2.5cm
重量　150 g
カラー スケルトン（ブラック、グレイ）

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「PowKiddy RGB20」のメリット・デメリット

「PowKiddy RGB20」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・3.5インチのIPS液晶が見やすい

「PowKiddy RGB20」は3.5インチ、解像度320×480 pxのIPS液晶を搭載しています。視野角が広く斜めからも見やすいほか、明るさ・コントラスト・発色にも優れています。

一方、「RG280V」は2.8インチで解像度320 x 480 pxのIPS液晶を搭載、「Supretro」は3.5インチで解像度640×480 pxのIPS液晶を搭載、「RG300」(RG99)は3.0インチで解像度960×460 pxのIPS液晶を搭載しています。

・ジョイスティックレバーで操作できる

「PowKiddy RGB20」はジョイスティックレバー搭載で格闘ゲームも快適にプレイできます。

一方、「RG280V」、「RG300」(RG99)はジョイスティックレバーを搭載していません。「Supretro」はジョイスティックレバーで操作できるようになっています。

・N64・DC・PSPゲームが遊べる

「PowKiddy RGB20」は20種類以上のエミュレーターに対応し、N64・DC・PSPゲームも遊べるようになっています。

一方、「RG280V」、「RG300」(RG99)はN64・DC・PSPゲームに対応していません。「Supretro」はN64・DC・PSPゲームが遊べるようになっています。

・Wi-Fi＆Bluetooth通信に対応

「PowKiddy RGB20」はWi-Fi通信に対応し、ゲームデータの転送、システムのアップデートがワイヤレスで利用できます。また、Bluetooth通信に対応し、ワイヤレスコントローラーにも接続できます。

一方、「RG280V」と「RG300」(RG99)はWi-Fi＆Bluetooth通信に対応していません。「Supretro」はWi-Fi(2.4GHz)＆Bluetooth 4.0に対応しています。

・OTG対応のType-C搭載で他の機器と接続できる

「PowKiddy RGB20」はOTG対応のType-Cポートを搭載し、有線のゲームパッド、Wi-Fiドングルなども接続できるようになっています。

一方、「RG280V」と「RG300」(RG99)はType-C端子を搭載していますが、充電用のみの対応になります。　「Supretro」はType-C端子を搭載していません。

・3000 mAhバッテリーで6時間動作する

「PowKiddy RGB20」は3000 mAhバッテリー搭載で6時間動作するようになっています。

一方、「RG280V」は2100mAhバッテリー搭載で7時間動作します。「Supretro」は4,000mAhバッテリー搭載で4〜6時間駆動できます。「RG300」(RG99)は1800mAhバッテリー搭載で6時間動作します。

デメリット

・テレビ・ディスプレイに出力できない

「PowKiddy RGB20」はminiHDMI端子が搭載されていないため、有線ケーブルでテレビ・ディスプレイに出力することができません。

一方、「Supretro」はmini HDMI端子を搭載し、テレビ・ディスプレイに出力できます。「RG280V」、「RG300」(RG99)はテレビ・ディスプレイに出力できません。

・Android ゲームがプレイできない

「PowKiddy RGB20」はAndroid OSを搭載していないため、Androidのゲームはプレイできません。

一方、「Supretro」はAndroid 6.0搭載でAndroidゲームも遊べるようになっています。「RG280V」、「RG300」(RG99)はAndroidゲームが遊べません。

「PowKiddy RGB20S」が発売！

2022年8月、「PowKiddy RGB20S」が発売されました。

収録ゲーム数・対応エミュレーター

「PowKiddy RGB20S」の収録ゲーム数・対応エミュレーターを紹介します。

収録ゲーム数

数千種以上　※販売先によって異なります。ゲームはmicroSDカードに収録されています。

対応エミュレーター

N64/PS1/CP3CP2/CP1/NEOGEO/GBA/NES/SFC/MD/GBC/GB/NDS/PSP/DC　など20種類以上をサポート

スペック

「PowKiddy RGB20S」のスペックを紹介します。

ディスプレイ　3.5インチ、解像度640×480 pxのIPS液晶
※OCA
プロセッサ　RockChip RK3326 クアッドコア 1.5GHZ
GPU Mali-G31
RAM（メモリ）1GB DDR3
ストレージ　TFカードスロット 64GB/128GB
バッテリー 3500 mAh
駆動時間　8時間
充電　5V/2A・2時間でフルチャージ
カメラ　なし
ワイヤレス通信　Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth
インターフェース Type-C（OTG）、充電端子、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
スピーカー　内蔵・モノラル
ボタン　A、B、X、Y、L1 / L2、R1 / R2、ジョイスティックレバー、十字キー、リセット、電源ボタン、セレクト、スタート、L3,Ⅱ,V,R3
ボディの素材　プラスチック
ゲームの追加　対応
セーブ機能　対応
OS Open Source Linux
サイズ　120 x 83 x 21 mm
重量　172 g
カラー ホワイト、イエロー、ブルー
付属品　USB Type-Cケーブル、マニュアル（英語、日本語、中国語）

価格

「PowKiddy RGB20S」は、

Amazonで8,999円、

楽天市場で18,903円 (税込)、

ヤフーショッピングで11,599 円 (税込)、

AliExpressでUS $65.36 (日本円で約9769円)、

米国 Amazon.comで $75.99 (日本円で約11357円)、

で販売されています。

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「PowKiddy RGB20」の販売・購入先

「PowKiddy RGB20」は、

Amazonで10,599円（※週末に入荷していることが多いです）、

楽天市場で15,990円(税込)、

ヤフーショッピングで12,972円、

Banggoodで9,963円、

AliexpressでUS $66.12 – 99.24、

Whatsko公式ストアで10,999円、

で販売されています。

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他のゲーム機と比較する

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★「ANBERNIC RG35XX Plus」(3.5型・H700・30種エミュ)

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★「ANBERNIC RG353V/VS」(タテ型・Android 11)

★「Powkiddy A20」(タテ型)

★「GKDmini」(タテ型)

★「RGB10 MAX」

★「RG351V」(タテ型)

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「RG280V」(タテ型)

「Supretro」

「RG300」(RG99)

「RG351P」

「RK2020」

「RG350」(M)

「Powkiddy A13」

「RG280M」

「Powkiddy V90」（タテ型・折り畳み型）

「PowKiddy X15」

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