2019年の中華ゲーム機をまとめて紹介!AndroidやLinux OSを搭載するもの、プログラミング対応のものもあります。
2019 中華ゲーム機の特徴
ここでは2019年 最新の 中華ゲーム機の特徴について説明していきます。
Android7.0搭載の物理コントラーラ付きゲーム機が登場!
2019年に入ってからさまざまな中華ゲーム機が登場しているが、中でも注目なのがAndroid7.0搭載の折りたたみ式ゲーム機「Whatsko Androidアーケード用互換機」だ。このゲーム機はAndroid OSを搭載した「GPD XD Plus」や「GPD XD」にそっくり。17種類のゲームフォーマットが入っており、5インチ液晶と5000mAhバッテリーで快適にゲームがプレイできるようになっている。価格は2万円ほどで、「GPD XD Plus」より1万円も安い。
今まで中華ゲーム機は独自OSにエミュレーション機能を入れたものが多く、Android OSを採用したものは少なかった(かつてはAndroid4.4が主流。くわしくはこちらを参照)。スマホ用ゲームも遊べるようになることで、中華ゲーム機に興味をもつ人も増えそうだ。
セーブ機能は当たり前?! モバイルバッテリー付きモデルも
中華ゲーム機はこれまで「スムーズに動かない」、「セーブができない」といった弱点が存在していた。しかし、2019年から登場したモデルの中にはオートセーブ機能が搭載されており、自動でゲームの進行状況を保存。64ビットのクアッドコアCPUを搭載するモデルも増え、アクションゲームなどもキビキビ動作するように改善されている。また、モバイルバッテリーとしてスマホに給電できるモデルや4K画質で外部ディスプレイに出力できるゲーム機も登場。あらかじめ、4つのコントラーラが付属し、4人で楽しめるゲーム機も販売されている。
中華ゲーム機 Whatsko シュミ 2019 パートⅠ
ここでは最も人気が高い2019年の携帯型の中華ゲーム機をまとめて紹介します。リンク先からさらに詳しいスペック情報や性能、価格などが分かるようになっています。
<ジョイスティックレバー・Android・Whatsko X15>
「PowKiddy X15」
「PowKiddy X15」(Whatsko X15)はAndroid7.0を搭載した ポータブルゲーム機。DC/ONS/NGP/PSP/NDS/PS/N64/MAME/FBA/GBA/GBC/WS/FC/SFC/MD/PCEなど16種類のゲームフォーマットをサポートする。
ディスプレイは5.5インチ、解像度1280 x 720 pxのIPS液晶を搭載。5点タッチに対応するほか、本体に搭載したジョイスティックレバーと物理ボタンでスムーズにコントロールできる。CPUは4コアA53 64ビットプロセッサ1.3GHzで、2GB DDR3メモリ、32GB EMMCストレージを搭載する。また、バッテリー容量は3000mAh。HDMI出力をサポートし、外部ディスプレイやテレビに出力できる。
追記:中身は折り畳み型の「PowKiddy X18」(Whatsko Androidアーケード用互換機)とほぼ同じで設定方法もほぼ同じです(※ワンダドロイドが入ってます)。言語設定はデフォルトで中国語ですが、設定から日本語に変更可能。microSDカードからゲームROMを内蔵HDの所定の場所にコピーすることで手持ちのPS1ゲームなども遊べるようになります。
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<超人気・14000ゲーム・360度レバー>
「RG350」
「RG350」は14000以上のゲームを内蔵した中華ポータブルゲーム機。Linuxシステムを採用し、PS1,CPS1,FBA,NEOGEO,POCKET,GBA,GBC,GB,SFC,MDなど20種以上のエミュレーターに対応している。液晶ディスプレイは3.5インチのIPS液晶を採用。JZ4770デュアルコア プロセッサと 512M DDR2メモリとの組み合わせでスムーズに動作するほか、16GBストレージも搭載する。また、本体には十字キーやボタンのほかに360度のジョイスティックレバーを搭載。最大128GBのストレージ拡張や音楽再生・電子書籍の閲覧にも対応する。
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<Android7.0・折りたたみ式・Whatsko Androidアーケード用互換機>
「PowKiddy X18」
「PowKiddy X18」(Whatsko Androidアーケード用互換機)はAndroid7.0 OSを搭載したポータブルゲーム機。ドリームキャスト、ネオジオポケット、PSP、ニンテンドーDSなど(DC/ ONS/NGP/PSP/ NDS /PS /N64/ MAME/FBA/GBA /GBC/WS/FC/SFC/MD/PCE)17種類のゲームフォーマットをサポートする。
液晶サイズは5インチで本体は折りたたみ式。ジョイスティックや十字キーなどの物理ボタンを搭載する。また、本体に5000mAhバッテリーを搭載し、長時間プレイすることも可能。HDMI 出力に対応し、テレビや外部ディスプレイに接続して大画面でプレイできる。そのほか、Wi-Fi通信に対応。本体にはSDカードスロットも備えている。
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<7インチ・シュミ X19青春版ポータブルゲーム機 >
「PowKiddy X19」
「PowKiddy X19」は10000種のゲームを内蔵した7インチの携帯ゲーム機。MD/アーケード/PSなど9種類のシミュレータがサポートされている。また、1800mAhバッテリを搭載。microSDカードで32GBまで拡張できる。そのほか、コントローラにダブルレバージョイスティックを搭載。カスタマイズも可能になっている。
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<48GB・9500種ゲーム・JXD 5.1インチ 9500 ゲーム>
「JXD game console」
「JXD game console」は9500種のゲームを内蔵したポータブルゲーム機。NEOGEO / CPS FC / NES、SFC / SNES / GB / GBC / GBA / SMC / SMD / SEGA のゲームフォーマットをサポートする。ディスプレイは5.1インチLCDカラー液晶を採用。AV出力に対応し、画面を外部ディスプレイやテレビに映し出すことができる。バッテリーは充電式リチウム電池を採用。ストレージは48GB(ホスト:16GB + 32GB TFゲームカード)。セーブ機能搭載で、進行状況を6つまで保存できる。サイズは19.5 x 8.5 x 1.8cm 、 重量は 180g 。カラーはグレイを採用する。
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<セーブ機能付き・Whatsko ポータブルゲーム機 3000種 64ビット>
「PAP-KⅢ」
「PAP-KⅢ」(Whatsko ポータブルゲーム機 3000種 64ビット)は3000種類のゲームが遊べるポータブルゲーム機。Arcade \ NEOGEO \ CPS \ GBA \ GBC \ GB \ SFC \ FC \ MD \ GG \ SMSなど11種類のゲームフォーマットをサポートしている。
ディスプレイは4.3インチで、16:9のTFTフルスクリーン液晶を採用。64ビット対応のデュアルコアのCPUとDDR2 SDRAM(64M)メモリでサクサクと動作する。また、「GameSave Manager」搭載で進行状況を自動で保存。microSDカードスロット搭載なほか、外部出力にも対応する(アナログTV出力/RCA・4端子ジャック)。なお、ゲームタイトル名は全て英語もしくはローマ字表示。言語は一応 日本語設定が可能になっている。バッテリー駆動時間は2時間ほど。レビューによると、収録ゲームは全部で2,660本。内訳はNEOGEO=117本、GBA=744本、SFC=270本、MD=638本、FC=713本、GBC=178本となっている。
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「RS-97 Plus」
「RS-97 Plus」は3022種類のゲームが遊べるポータブルゲーム機。CPS、NEOGEO、MD、GB、GBC、アーケードなど10種類のシミュレータをサポートするほか、別途「Opendingux」や「RetroFW」などのシミュレータを導入することで、PS1ゲームも遊べるようになる。
本体には十字キーのほかに360°ゲームレバーを搭載。ディスプレイは3.0インチのIPS液晶(HD画質)で、セーブ機能も備える。また、本体には16GBのストレージを内蔵。microSDカードで最大32GBまで拡張できる。バッテリー容量は1800mAhで、製品にはAVケーブル(外部出力用)、充電ケーブルも付属する。
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ラズパイ&レトロパイゲーム機も プログラミングでカスタマイズも可
2019年に登場している中華ゲーム機の特徴はまだある。それはラズパイ(Raspberry Pi)やレトロパイ(Retoro Pie)OSを使ったゲーム機が増えていることである。「Whatsko Raspberry Pi ポータブルゲーム機 15000種」はその名の通り15,000以上のゲームが遊べる携帯型のラズパイゲーム機で、18種類以上のエミュレーションに対応する。また、「Whatsko スーパーパンドラボックス 7S+14000」は20種以上のエミュレーションに対応する据え置き型のラズパイゲーム機で、14,000以上のゲームが遊べるようになっている。
その他にも5つのモジュール(パーツ)を組み合わせてプログラミングすることで、オリジナルゲーム機が作れる「GameShell」が登場。オープンソースのLinuxシステムを搭載し、機能モジュールとUIをカスタマイズできる 「Whatsko Linux ミニレトロゲーム機」も販売される。
<15,000以上のゲームが遊べるラズパイゲーム機>
「Whatsko Raspberry Pi ポータブルゲーム機」
「Whatsko Raspberry Pi ポータブルゲーム機 」は合計15,000以上のゲームを収録した5インチのポータブルゲーム機。ラズベリーパイ モデルメインボ—ドを採用し、64ビット対応のクアッドコア(4 core 1.2GHz)CPUを搭載。FC、FDS、SFC、PCE、MD、GG、GB、GBA、GBC、セガマスターシステム、MSX、N64、PS、32X、SG1000、ATARI系、NEOGEO、CPS(FBA系)、MAME系などのエミュレーションに対応している。カードを入れ替えて新しいゲームを追加することも可能。ゲームによっては英語から日本語に言語を変更することもできる。
ディスプレイ解像度は800 x 480。HDMI出力をサポートし、テレビや外部ディスプレイにも出力できる。また、USBキーボードと マウスを接続することも可能。KODI搭載でビデオ再生、音楽再生、画像ファイルなどの閲覧などもサポートしている。サイズは20cm x 13cm x 3.5cmで、重量は600g。
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<プログラミングでオリジナルゲーム機が作れる>
「GameShell」
「GameShell」(ゲームシェル)は、5つの独立したモジュールにより構成された携帯ゲーム機。メインボード(clockwork Pi)、スクリーン、キーパッド、ステレオスピーカー、バッテリーを組み合わせ、自由にプログラミングすることができる。本体にはCortex-A7クアッドコアCUPと1GB DDR3メモリを搭載。1200mAhバッテリーを搭載するほか、Micro HDMI経由での出力にも対応する。プログラミング言語はC言語、Python、LUA、LISPなどをサポート。製品にはClockworkPi OSを収録した16GBのマイクロSDカードが付属する。
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<Retoro Pie OS 搭載のゲーム機>
「Whatsko スーパーパンドラボックス 7S+14000」
「Whatsko スーパーパンドラボックス 7S+14000」は14,000以上のゲームが遊べる据え置き型のゲーム。Arcade/FC/MD/N64/PSP/GBA/GB/GBC/GG/NPC/PC-Engine/SG-1000/NEOGEOなど20種以上のシミュレータをサポートする。
OSにはレトロパイ(retrorangepi)を採用。CPUにはクアッドコア1.6GHzを搭載。RAMメモリは1GBにアップグレードされている。またセーブ機能搭載で、途中でゲームを切り替えてプレイすることも可能。HDMI出力をサポートし、テレビや外部ディスプレイに出力することもできる。製品には有線コントラーロー2個、4A電源プラグ、128GB SDカード、HDMIケーブルが付属する。
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<ゲームボーイみたいに遊べる>
「レトロビット ゴーレトロ! ポータブル」
「レトロビット ゴーレトロ! ポータブル」は260種類以上のゲームが遊べる携帯ゲーム機。主に収録されているゲームはストリートファイター、テトリス、1942、1943年、Son Son、ヒゲマル、伝説の翼、メガマン2、メガマン3、など。液晶は3インチで、3.5mmのヘッドフォン端子付き。電源は単4電池x4本(別売り)で、最大10時間のプレイが可能。Micro USBケーブルによる給電でも動作する。その他の主な収録ゲームは以下の通り。
バージェルティ、Strider NES、悪い男、8アイ、バッドストリートブロウラー、バイオニックコマンド、バギーポッパー、コードネーム:Viper、Commando、Dark Lord、ダッシュギャラクシー、Exed Exes、ガーゴイルクエスト2、幽霊のようなゴブリン、メガマン、マイティファイナルファイト、モーターシティパトロール、ミュータントウイルス、Nightshade、Noah’s Ark、Power Punch 2、Ra 、大使館の使命、セクション、サイドポケット、 、ターゲットレネゲード、サンダーボルト2、トレジャーマスター、トロイの木馬など。
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「Bittboy V3」
「Bittboy V3」はゲームボーイデザインのポータブルゲーム機。FC/SFC/GB/GBC/GBA/SMD/SMS/PCEのゲームフォーマットをサポートする(※SDカードにゲームを内蔵せず、自分で用意する必要あり)。ディスプレイは2.4インチ、IPS液晶を搭載。セーブ機能付きでいつでも中断セーブしたところから再開できる。なお、「Bittboy V3」は縦型のゲーム機だが、横型になった「PocketGo」(中身はBittboy V3と同じ)も販売されている。
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「ポータブル 多機能 レトロゲーム機」
「ポータブル 多機能 レトロゲーム機」は156種類のゲームが遊べるアーケードゲーム筐体型の携帯ゲーム機。主に遊べるゲームはストリートファイター2、テトリス、ぷよぷよ、ピンボール、大魔界村、サムライスピリットなど、海外版のメガドライブのゲームが収録されている。液晶サイズは2.5インチ(TFTスクリーン。サイズは7×3.5×3.5インチ(製品のみ)で、重量は350グラム。プレイするには別途 単三電池3本が必要になる(バッテリーはなし)。
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「パンドラボックス 9S 」
「パンドラボックス 9S 」はアーケードコントローラー一体型のゲーム機。KOFシリーズ、Vampire Hunter 2、Galaxy Fight、Savage regn、Tao Taido、ストリートファイターシリーズ、サムライスピッツなど2200種のアーケードゲームを収録している。解像度は1280 × 780pxで4 K テレビでも使用可。別の 本体をつなぎ合わせて、いっしょにゲームを楽しむこともできる。インターフェースはVGA、HDMI。言語は韓国語、英語、中国語に対応している。
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