
2023年7月27日にXiaomiから発売された「Redmi Watch 3 Active」は、5,000円台という驚きの価格でスマートウォッチの常識を覆し、今なお多くの注目を集めています。
このレビューでは、Redmi Watch 3 Activeが日々の生活をどれだけ豊かにしてくれるのか、そのデザイン、機能性、そして実際の使い勝手を、利用して見えてきた良い点・悪い点を含めて徹底的に解説します。
【先に結論からお伝えしましょう】
Redmi Watch 3 Active の長所 (Pros):
- 5,000円台で手に入る、圧倒的なコストパフォーマンス
- 標準的な使い方なら1週間以上持つ、驚異的なバッテリー性能
- 通知やデータが見やすい1.83インチの大型ディスプレイ
- ハンズフリーで便利なBluetooth通話機能
- 高精度センサーによる充実した健康・運動モニタリング
Redmi Watch 3 Active の短所 (Cons):
- GPS非搭載のため、単体でのランニングルート記録は不可
- LINEなど一部アプリの通話機能との相性が悪い
- Suicaなどのキャッシュレス決済(NFC)には非対応
- 画面の常時表示機能がない
総合評価:
Redmi Watch 3 Activeは、スマートウォッチの基本的な機能(通知確認、健康管理、長時間バッテリー)を、驚くほどの低価格で体験したい人にとって理想的な入門機です。ランニング時のGPSやキャッシュレス決済といった高度な機能を求めないライトユーザーであれば、間違いなく価格以上の満足感を得られるでしょう。
<この記事で分かること>
- 価格を超えた高級感のあるデザインと装着感
- 1.83インチ大型ディスプレイの見やすさと操作性
- 200種類以上のウォッチフェイス(文字盤)によるカスタマイズ性
- 100種類以上のスポーツモードと運動記録の実力
- 心拍数・血中酸素レベル・睡眠のモニタリング精度
- 通常使用で10日間以上持つバッテリー性能と充電方法
- Bluetooth通話の品質と、LINE通話利用時の注意点
- LINEやメールの通知機能の使い勝手
- 専用アプリ「Mi Fitness」の機能とOSとの連携(iPhone/Android)
- Redmi Watch 3 Activeの詳しいスペック(仕様)一覧
- 購入前に知っておきたいメリット・デメリット
- 専門家による5段階評価と詳細な総評
- 最新の価格とお得な購入先
この記事を最後まで読むことで、「Redmi Watch 3 Active」を購入するべきかどうかが、はっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:Redmi Watch 3 Active – Xiaomi Japan
デザイン:Redmi Watch 3 Active の価格を超えた質感と実用性
ここでは、Redmi Watch 3 Activeのデザイン、耐久性、そして装着感の鍵となるストラップについて、実際に使って感じたことを詳しくレビューしていきます。
Apple Watchを彷彿とさせる、高級感あるたたずまい
初めてRedmi Watch 3 Activeを手にしたとき、5,000円台という価格からは想像できないほどの高級感に驚きました。角を丸くした長方形のケースは、どこかApple Watchを思わせる洗練されたデザインです。注目すべきは、側面に施されたメタリック仕上げのミドルフレームです。光沢のあるこの加工が、プラスチック特有の安っぽさを感じさせず、まるで金属のような上質な雰囲気を醸し出しています。フォーマルなジャケットスタイルから休日のカジュアルな服装まで、シーンを選ばずに合わせやすいデザインは、毎日身に着けるデバイスとして非常に魅力的です。
大画面なのに軽量、男女で異なるサイズ感
本体サイズは縦46.94mm、横38.88mmで、ディスプレイが大きいため存在感はありますが、重量はストラップを含めてもわずか41.67gと非常に軽量です。実際に一日中装着してPC作業をしたり、睡眠時に着けたりしてみましたが、「つけていることを忘れそう」なほど快適で、重さによるストレスは全く感じませんでした。ただし、サイズ感については性別や手首の太さで印象が分かれるかもしれません。私のような標準的な体格の男性には丁度良い大きさですが、手首の細い女性が着けると「若干大きく感じる」可能性があります。カラーは落ち着いたブラックとグレーの2色展開で、どちらも上品な印象です。
傷や水濡れに強い、タフな日常のパートナー
ディスプレイには2.5D曲面高強度ガラスが採用されており、日常的な使用で起こりがちな擦り傷などに対する耐摩耗性が考慮されています。本体もNCVM(非導電性蒸気メッキ)という加工で、耐摩耗性を高めています。また、5ATMの防水性能を備えている点も心強いポイントです。雨の日の外出や手洗いはもちろん、先日子供とプールへ行った際も着けたままでしたが、全く問題ありませんでした。水に入った後に、本体の排水機能を使えばスピーカーに入った水を排出できるなど、アクティブなシーンでの利用もしっかり考えられています 。
装着に少しコツがいるが、フィット感は良好なストラップ
付属のストラップは、肌触りの良いゴム製(熱可塑性ポリウレタン)です。ただ、装着方法が少し独特で、余ったベルトの先端を内側にしまい込むタイプのため、慣れるまでは少し留めにくいと感じるかもしれません。しかし、一度装着してしまえば、腕にしっかりとフィット。穴の数が多く調整幅が広いため、自分の手首にぴったり合わせることができ、ランニングのような激しい動きでもズレることはありませんでした。標準でブラックかグレーのストラップが付属しますが、別売りでグリーンやイエローも用意されており、サードパーティ製バンドも豊富なので、気分に合わせてカスタマイズする楽しみもあります。
<Redmi Watch 3 Activeの付属品>
- ウォッチ本体
- マグネット充電ケーブル
- ユーザーマニュアル(保証書を含む)
まとめ:デザイン
- 第一印象:5,000円台とは思えないメタリック調のフレームによる高級感
- 形状:角が丸く、シンプルで洗練された長方形のデザイン
- 装着感:大画面ながら約42gと軽量で、長時間の使用でも快適
- 耐久性:傷に強いガラスと5ATM防水で、日常からアクティブな場面まで安心して使える
- ストラップ:装着には慣れが必要だが、調整幅が広くフィット感は良好
ディスプレイと操作性:Redmi Watch 3 Active の視認性と直感的な使い心地
ここでは、Redmi Watch 3 Activeの顔とも言えるディスプレイの見やすさ、日々の使い勝手を左右する操作性、そして個性を表現できるウォッチフェイスについて、実際に使用して感じた点を詳しくレビューしていきます。
情報が一目瞭然、大きくて見やすいディスプレイ
Redmi Watch 3 Activeを起動して最初に心惹かれたのは、その1.83インチという大きな液晶ディスプレイです。上位モデルの有機ELディスプレイのような息をのむほどの鮮やかさはありませんが、色彩は豊かで、文字やアイコンの表示もクリアです。特に、この大画面のおかげで、LINEのメッセージやトレーニング中のデータなどが一目で確認できる視認性の高さは、このウォッチの大きな強みだと感じました。画面の縁が滑らかにカーブした2.5Dガラスも、見た目にエレガントさを加えており、価格以上の満足感を与えてくれます。
価格と性能のバランスが取れた表示品質
ディスプレイの解像度は240×280ピクセルです。スマートフォンの高精細な画面に見慣れていると、文字の輪郭などに若干の粗さ(ジャギ)を感じることもありますが、時計としての情報を確認する上では全く問題ありません。むしろ、この価格でこのサイズと見やすさを実現している点は評価できます。ただし、輝度が最大450nitで自動調光機能がないため、真夏の直射日光下では少し画面が見づらいと感じる場面がありました。室内や曇りの日であれば、視認性に不満を感じることはないでしょう。また、コストを抑えバッテリー持ちを優先するためか、画面を常時表示する機能には対応していません。
スマホのように直感的で、ストレスフリーな操作感
操作性は非常に良好で、まるでスマートフォンのように直感的に扱えます。画面のタッチ感度は高く、スワイプやタップへの反応もスムーズです。メニュー間の移動でわずかな遅延を感じることもありますが、日常使いでストレスになるほどではありません。上下のスワイプで通知やアプリ一覧を、左右のスワイプでウィジェットを切り替えるというシンプルな操作系は、初めてスマートウォッチを使う人でもすぐに慣れることができるでしょう。右側面の物理ボタンを押せばホーム画面に戻るという分かりやすさも好印象です。また、腕を傾けると画面が点灯する機能の反応も良く、時計をすぐ確認したい時に便利でした。
200種類以上から選べる、自分だけの文字盤
Redmi Watch 3 Activeの大きな楽しみの一つが、専用アプリ「Mi Fitness」から選べる200種類以上のウォッチフェイスです。クラシックなアナログ時計風のデザインから、歩数や心拍数などの情報を満載したデジタルデザインまで、その日の気分や服装、利用シーンに合わせて自由に変更できます。実際に、平日の仕事中はシンプルなアナログ表示に、休日のランニングでは消費カロリーが大きく表示されるものに、といった使い分けを楽しんでいます。スマートフォンのアルバムから好きな写真を選んで、自分だけのオリジナルウォッチフェイスを作成することも可能で、カスタマイズ性の高さには非常に満足しています。
<Redmi Watch 3 Activeのディスプレイ仕様>
- 種類: 1.83インチ LCD ディスプレイ
- 解像度: 240 × 280 ピクセル
- 輝度: 最大450nit(調整可能)
- 常時表示: 非対応
- ガラス: 2.5D曲面高強度ガラス
まとめ:ディスプレイと操作性
- ディスプレイ:1.83インチの大型液晶で情報が非常に見やすいが、直射日光下での視認性は一歩譲る
- 視認性:解像度は価格相応だが、通知やデータの確認には十分なクリアさを確保
- 操作性:タッチ操作は直感的でスムーズ、ストレスを感じさせないレスポンス
- ウォッチフェイス:200種類以上と圧倒的に豊富で、自分好みにカスタマイズする楽しみがある
- 注意点:画面の常時表示機能には非対応のため、腕を傾けての表示が基本となる
スポーツ機能:Redmi Watch 3 Active が毎日の運動を楽しくする
ここでは、Redmi Watch 3 Activeが日々の運動をどのようにサポートしてくれるのか、そのスポーツ機能について詳しくレビューしていきます。100種類以上のワークアウトモードから、実際の使用感まで、アクティブな毎日を送りたいあなたの参考になるはずです。
100種類以上のモードで、あらゆる運動を記録
Redmi Watch 3 Activeのスポーツ機能でまず驚かされるのが、その対応種目の多さです。100種類以上のワークアウトモードを搭載しており、日常的なウォーキングやランニングはもちろん、トレッキングやジャンプロープといった10種類のプロスポーツモードまでカバーしています。ここまで種類が豊富だと、ジムでのトレーニングから週末のアウトドア活動まで、ほとんどの運動を記録できます。これから運動を習慣にしたいと考えている人にとって、これほど心強いパートナーはいないでしょう。
価格以上のデータ分析力と、割り切りも必要な手動操作
注目すべきは、この価格帯でありながら、運動中のデータ分析がしっかりしている点です。内蔵センサーが心拍数や消費カロリーを正確に捉え、運動後にアプリ「Mi Fitness」を見れば、心拍数の推移がグラフで一目瞭然。自分の頑張りが可視化されるのは、モチベーション維持に繋がります。ただし、運動を自動で検知する機能はないため、トレーニング開始時には手動でモードを選択する必要があります。この一手間が、価格とのトレードオフと言えるでしょう。
スマホ連携が前提のランニング機能
先日、いつもの公園でランニングを試してみました。このウォッチにはGPSが内蔵されていないため、正確な走行ルートやペースを記録するにはスマートフォンとの連携が必須です。正直、スマホを持って走るのは少し億劫ですが、その分価格が抑えられていると考えると納得できます。スマホと接続すれば、記録されるルートや距離の精度に問題はありませんでした。スマホでSpotifyの音楽を流し、手元のウォッチで曲送りしながら走る、といった使い方ができるのは便利でした。
<Redmi Watch 3 Activeのスポーツ機能 一覧>
- ワークアウトモード:100種類以上(プロスポーツモード10種を含む)
- 運動データの記録:時間、距離(スマホ連携時)、消費カロリー、心拍数、ペースなど
- 心拍数モニタリング:運動中のリアルタイム計測、高心拍数アラート
- GPS機能:非搭載(スマートフォンとの連携で利用可能)
- 防水性能:5ATM(水泳に対応)
- ワークアウト自動検出:非対応
- 音楽コントロール:対応(スマホの音楽再生を操作)
まとめ:スポーツ機能
- 対応種目:100種類以上と豊富で、日常的な運動から本格的なトレーニングまで幅広くカバー
- データ記録:心拍数や消費カロリーの記録精度は高く、運動の成果を可視化できる
- GPS:非搭載のため、ルート記録にはスマートフォンが必須という割り切りが必要
- コストパフォーマンス:GPSや自動検出を省くことで、フィットネス初心者には十分な機能を驚きの低価格で実現
ヘルスケア機能:Redmi Watch 3 Active が日常に寄り添う健康の羅針盤
ここでは、Redmi Watch 3 Activeが私たちの健康をどのように見守ってくれるのか、そのヘルスケア機能について、実際に使って感じたことを詳しくレビューしていきます。
価格以上の充実度、進化した健康モニタリング
Redmi Watch 3 Activeはエントリーモデルでありながら、一昔前の高級機に匹敵するほどのヘルスケア機能を搭載していることに、まず感銘を受けました。特に、血中酸素レベル(SpO2)の常時測定やストレスレベルのチェック機能は、この価格帯で手に入るとは思えないほど本格的です。これまでは心拍数や歩数計が中心でしたが、より多角的に自分の体と向き合えるようになったのは大きな進化点と言えるでしょう。これらの機能が、日々のコンディションを客観的に把握するための強力なツールとなります。
高精度センサーが捉える、日々のバイタルサイン
このウォッチの核となるのは、驚くほど正確なセンサーです。心拍数は24時間体制でモニタリングされ、異常な高まりを検知するとアラートで知らせてくれるため、まるで専属のトレーナーがそばにいるような安心感があります。また、歩数計の精度も非常に高く、一日の活動量を正確に記録してくれます。在宅ワークで運動不足になりがちな私にとって、設定した目標歩数を達成すると通知が来る機能は、意識的に体を動かす良いきっかけになりました。
血中酸素レベルも測定でき、健康状態のバロメーターとして役立ちますが、常時測定をオンにするとバッテリー消費が激しくなるため、私は普段オフにして、気になった時に手動で測定するようにしています。
睡眠の質を可視化し、生活改善のヒントをくれる
私が特に活用しているのが、睡眠モニタリング機能です。軽量で着け心地が良いため、就寝中に装着していても全く気になりません。翌朝、専用アプリ「Mi Fitness」を開くと、睡眠時間が「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」に分解され、総合的な睡眠スコアが表示されます。飲み会があった翌日などは、正直にスコアが低く表示され、睡眠の質がいかに生活習慣に左右されるかを痛感させられます。アプリは睡眠改善のためのアドバイスもくれるため、自分の睡眠パターンを理解し、より良い休息を得るための具体的な行動に繋げやすいのが嬉しいポイントです。
<Redmi Watch 3 Activeのヘルスケア機能 一覧>
- 心拍数モニタリング: 24時間常時測定、高心拍数アラート
- 血中酸素レベル測定: 手動測定、常時測定(設定可能)
- 睡眠モニタリング: 睡眠時間、睡眠段階(深い/浅い/レム)、睡眠スコアの記録
- 歩数・活動量計: 歩数、消費カロリー、活動時間
- ストレスレベル測定: 手動でのストレスチェック
- 女性の健康トラッキング: 月経周期の記録・予測
- 緊急SOS機能: サイドボタン3回押しで緊急連絡先に発信
まとめ:ヘルスケア機能
- 精度:心拍数や歩数などの基本的な測定項目は専門機器に迫るほど高精度
- 睡眠記録:睡眠の質をスコアで可視化し、生活習慣を見直す良いきっかけになる
- 機能性:血中酸素レベルやストレス測定など、価格を超えた充実の機能を搭載
- バッテリー:血中酸素レベルの常時測定などを有効にするとバッテリー消費は早まるため、使い方に工夫が必要
- 注意点:医療機器ではないため、測定値はあくまで健康管理の参考として活用すべき
バッテリー持ちと充電:Redmi Watch 3 Active の驚異的なスタミナと手軽さ
ここでは、スマートウォッチを選ぶ上で最も重要な要素の一つであるバッテリーの持続時間と、その充電方法について、私の実体験を交えながら詳しくレビューしていきます。
公式スペックと、それを裏付ける実力
Redmi Watch 3 Activeは、289mAhのバッテリーを搭載しています。メーカーの公称値では、通常の使用で最大12日間、心拍数モニタリングの間隔を短くするなどのヘビーユースでも最大8日間という、非常に長いバッテリー持続時間を謳っています。これは、消費電力の少ないハードウェアと最適化されたソフトウェアの組み合わせによって実現されているとのことです。そして、この数字は決して大げさなものではありませんでした。
充電を忘れるほどの、ロングライフ体験
実際にフル充電の状態から使い始めてみたところ、公称値に近いパフォーマンスを何度も実感できました。心拍数や睡眠のモニタリングを標準設定で使い、LINEや電話の通知を日常的に受け取るというごく一般的な使い方で、バッテリーは実に約10日間も持続したのです。週末に一度充電すれば、次の週末まで充電器のことをすっかり忘れていられるほどの安心感です。少なくとも5日から1週間は余裕で持つため、旅行や出張の際に充電器を持っていくか悩む必要もありません。
設定次第で変化する、ヘビーユース時の持続時間
もちろん、使い方によってはバッテリーの消費ペースは変わります。試しに、血中酸素レベルの常時測定や高精度の睡眠モニタリングなど、全てのヘルスケア機能をフル稼働させてみたところ、バッテリーの減りは格段に速くなり、約3日で充電が必要になりました。特に血中酸素レベルの常時測定はバッテリー消費が大きいようで、この機能をオフにするだけで持続時間が5日程度まで改善しました。自分の使い方に合わせて機能をカスタマイズすることが、この長いバッテリーライフを最大限に活かすコツと言えそうです。
手軽なマグネット充電と、長期利用での注意点
充電は、付属のマグネット式ケーブルを使います。ウォッチの背面に近づけるだけで「カチッ」と小気味よく吸着し、ズレる心配もありません。ゼロの状態から約80分でフル充電が完了するスピードも、普段使いには十分です。ただし、長期的な使用におけるバッテリーの劣化については注意が必要かもしれません。ある報告では、約10ヶ月の使用でバッテリーが1日も持たなくなったという声もあり、価格相応の耐久性である可能性も考慮しておくと良いでしょう。
<Redmi Watch 3 Activeのバッテリー・充電 仕様>
- バッテリー容量:289 mAh
- 公称駆動時間:通常使用モードで最大12日間、ヘビーユースモードで最大8日間
- 充電方式:マグネット式充電
- 充電時間:約80分でフル充電
まとめ:バッテリー持ちと充電
- 持続時間:標準的な使い方なら1週間以上、使い方次第で10日間持つ驚異的なスタミナ
- ヘビーユース時:全てのセンサーを常時オンにすると約3日と短くなるため設定の工夫が必要
- 充電:マグネット式で手軽、約80分でフル充電とスピーディー
- 長期利用:約10ヶ月でバッテリーが劣化したという報告もあり、価格相応の耐久性の可能性
スマート機能:Redmi Watch 3 Active が日常生活をより便利にする多彩な連携
ここでは、Redmi Watch 3 Activeがスマートフォンと連携することで、どれだけ日常をスマートにしてくれるのか、その多彩な機能について、実際の使い勝手とともに詳しくレビューしていきます。
ハンズフリーが便利なBluetooth通話と、その注意点
このウォッチの注目すべき機能の一つが、5,000円台という価格でありながらBluetooth通話に対応している点です。庭の手入れをしている最中に着信があり、泥だらけの手でスマートフォンを探すことなく、手元のウォッチをタップするだけで応答できたのは非常に便利でした。静かな室内であれば、相手の声も聞き取りやすく、こちらの声も問題なく届き、普通に会話ができます。
ただし、交通量の多い道路沿いなど、騒がしい場所では少し聞き取りにくさを感じることもありました。また、最も注意したいのがLINE通話との連携です。LINEの音声通話には対応しておらず、着信時にウォッチが意図せず音声出力を奪ってしまい、スマートフォンのスピーカーから音が出なくなるという不便な現象が起きました。標準の電話機能専用と割り切るのが良さそうです。
スマホに触れず音楽を操る、快適なコントロール機能
Redmi Watch 3 Activeは、ウォッチ本体に音楽を保存することはできませんが、スマートフォンで再生している音楽を手元でコントロールする機能を備えています。ジムでトレーニング器具を使いながら、あるいは満員電車でスマートフォンを取り出しにくい時に、この機能が真価を発揮します。実際に、Spotifyでプレイリストを再生中に、ウォッチの画面をタップするだけで曲の再生・停止や曲送りができ、思った以上に快適でした。スマートフォンをポケットやカバンに入れたままでも、手軽にお気に入りの音楽を操作できるのは、日々の小さなストレスを確実に減らしてくれます。
見やすい通知機能と、あると嬉しい便利機能
スマートウォッチの基本である通知機能も、1.83インチの大画面のおかげで非常に使いやすいです。LINEやメールのメッセージが届くと、手元で内容をしっかり確認できるため、スマートフォンを取り出す頻度がぐっと減りました。アプリごとに通知のオン・オフを細かく設定できるので、必要な情報だけを受け取れるのも便利な点です。ただ、一部の漢字が少し特殊なフォントで表示されたり、絵文字が表示されなかったりする点は、今後のアップデートに期待したいところです。
このほかにも、集合写真を撮る際に役立つリモートカメラシャッターや、「スマートフォンを探す」機能など、日常生活を豊かにしてくれる機能が満載です。
<Redmi Watch 3 Activeのスマート機能 一覧>
- Bluetooth通話:ウォッチでの着信応答・発信(標準電話のみ)
- 通知機能:LINE、メールなどのアプリ通知受信(個別設定可能)
- 音楽コントロール:スマートフォンの音楽再生を操作
- リモートカメラシャッター:スマートフォンのカメラを遠隔操作
- スマートフォンを探す:ウォッチからスマートフォンを鳴らす
- 緊急SOS機能:サイドボタン3回押しで発信
まとめ:スマート機能
- Bluetooth通話:標準電話のハンズフリー通話は便利だが、LINE通話との相性に難あり
- 通知機能:大画面で見やすくカスタマイズ性も高いが、返信機能はない
- 連携機能:音楽コントロールやカメラシャッターなど、あると嬉しい便利機能が充実
- コストパフォーマンス:一部制限はあるものの、価格を考えれば非常に多機能で実用的
OSとアプリ:Redmi Watch 3 Active のシンプルさとスマートフォン連携のすべて
ここでは、Redmi Watch 3 Activeを動かすソフトウェア、つまりOS(オペレーティングシステム)の使い勝手や、スマートフォンとの連携に不可欠な専用アプリについて、実際に使って感じたことを詳しくレビューしていきます。
誰でも直感的に使える、シンプルなOSとUIデザイン
Redmi Watch 3 Activeの操作で最も印象的だったのは、そのシンプルで分かりやすいUI(ユーザーインターフェース)です。初めてスマートウォッチに触れる人でも、おそらく説明書を読むことなく基本的な操作ができるでしょう。上下のスワイプでアプリ一覧や通知を、左右のスワイプでウィジェットを表示し、右側面のボタンでホーム画面に戻るという操作は、普段使っているスマートフォンの感覚そのものです。上位モデルと比較すればアニメーションの滑らかさにわずかな差は感じられますが、日常操作でストレスを感じるような遅延はなく、非常に快適に動作します。
専用アプリ「Mi Fitness」と、OS別の連携ポイント
このウォッチの全機能を引き出すには、スマートフォンに専用アプリ「Mi Fitness」をインストールする必要があります。Android 6.0以降、iOS 12.0以降の幅広いスマートフォンに対応しています。アプリ自体のUIは直感的で分かりやすく、日々の健康データの詳細な分析から、200種類以上あるウォッチフェイスの変更まで、あらゆる設定が可能です。
Androidスマートフォンとの連携は非常にスムーズでしたが、iPhoneと連携する際は少し注意が必要です。安定した接続のためには「通知用」と「通話用」の2つのBluetooth設定を行う必要があり、一部の環境では接続が不安定になるという報告も見られました。
スワイプで素早く情報にアクセスできるウィジェット
ホーム画面(時計表示)から左右にスワイプするだけで、心拍数や天気、その日の活動量といった情報に素早くアクセスできるのがウィジェット機能です。朝起きてすぐにその日の天気を確認したり、運動の合間に現在の心拍数をチェックしたりと、日常のふとした瞬間に役立つ情報がカード形式でまとめられており、非常に実用的です。わざわざアプリ一覧を開く手間なく、使用頻度の高い情報をすぐに確認できるこの機能は、日々の使い勝手を大きく向上させてくれています。
<Redmi Watch 3 ActiveのOS・アプリ仕様>
- 独自OS:Xiaomi独自OS
- UIデザイン:スワイプと物理ボタンによる直感的な操作
- 専用アプリ:Mi Fitness
- 対応OS:Android 6.0以降、iOS 12.0以降
まとめ:OSとアプリ
- 操作性:スマートフォンのように直感的で、初心者でも迷わず使えるシンプルさ
- 専用アプリ:「Mi Fitness」は多機能かつ使いやすいUIで完成度が高い
- 連携の安定性:Androidとの連携はスムーズだが、iPhoneでは接続手順に注意が必要で、不安定になる場合がある
- ウィジェット:左右のスワイプで主要な情報に素早くアクセスでき、日常使いで非常に便利
Redmi Watch 3 Activeのメリット・デメリット
「Redmi Watch 3 Active」は、その驚異的なコストパフォーマンスで多くの注目を集めていますが、価格が安いからこそのメリットと、割り切る必要のあるデメリットが存在します。ここでは、実際に使って見えてきた長所と短所を詳しく解説していきます。
【メリット】
メリット1:圧倒的なコストパフォーマンス
最大のメリットは、5,490円(税込)という価格です。この価格帯でありながら、Bluetooth通話機能や100種類以上のスポーツモード、充実した健康モニタリング機能を備えています。多くのレビューで「コスパが良い」「高いスマートウォッチいらない」と評価されており、初めてスマートウォッチを購入する人にとって、失敗を恐れずに試せる最適な一台と言えるでしょう。
メリット2:充電を忘れるほどのバッテリー持続時間
バッテリー性能は非常に優秀です。通常使用であれば最大12日間、ヘビーユースでも最大8日間という長いバッテリーライフを誇ります。実際に標準的な設定で使ったところ、1週間から10日間は充電なしで過ごすことができました。頻繁な充電の手間から解放されるため、旅行や出張でも安心して使えます。
メリット3:大きくて見やすい1.83インチディスプレイ
1.83インチの大型液晶ディスプレイは、通知や健康データの視認性を大きく高めています。LINEのメッセージやワークアウト中のデータも一目で確認でき、操作もしやすいです。ウォッチフェイスは200種類以上用意されており、気分や服装に合わせてデザインを自由に変更できるのも大きな楽しみの一つです。
メリット4:高精度な健康・運動モニタリング
心拍数や血中酸素レベル、歩数といった基本的な健康データは、専門機器と比較しても誤差が非常に少ない高精度なものです。睡眠モニタリング機能も、入眠・起床時間を正確に記録し、日々のコンディション把握に役立ちます。100種類以上のスポーツモードが搭載されており、消費カロリーなどがわかるため、運動のモチベーション維持にも繋がります。
メリット5:ハンズフリーで便利なBluetooth通話
スマートフォンと連携し、ウォッチ上で着信に応答できるBluetooth通話機能を搭載しています。庭仕事中や手が離せない作業中でも、スマートフォンを取り出すことなく通話できるのは非常に便利です。音質も静かな場所であれば問題なく会話できるレベルです。
【デメリット】
デメリット1:GPSが内蔵されていない
本体にはGPSが搭載されていないため、ランニングやサイクリングで移動ルートを正確に記録するには、常にスマートフォンを携帯し、Bluetoothで接続しておく必要があります。スマートフォンを持たずに身軽に運動したい人にとっては、大きなデメリットと感じるでしょう。
デメリット2:LINE通話など一部アプリとの連携に難あり
標準の電話機能は使えますが、LINEなどのサードパーティ製アプリによる音声通話には対応していません。特にLINE通話の着信時に、ウォッチが意図せず音声出力を奪ってしまい、スマートフォンでの通話がしにくくなるという問題が報告されています。
デメリット3:常時表示やキャッシュレス決済に非対応
コストを抑えるため、画面を常に表示させておく「常時表示機能」には対応していません。また、SuicaやiDといったキャッシュレス決済機能も搭載されていないため、ウォッチだけで買い物などをすることはできません。
デメリット4:音楽の保存はできず、操作のみ
ウォッチ本体に音楽を保存して再生する機能はありません。できるのは、スマートフォンで再生している音楽の再生・停止や曲送りといった「音楽コントロール」機能のみです。
デメリット5:長期使用によるバッテリー劣化の可能性
約10ヶ月間の使用でバッテリーの持ちが著しく悪化し、1日持たなくなったという長期使用者のレビューがあります。価格が安い分、バッテリーの耐久性も価格相応である可能性は考慮しておく必要があります。
Redmi Watch 3 Activeのスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 1.83インチ、解像度240 × 280 pxのLCD ※輝度450 nits/2.5D 曲面 高強度ガラス
- バッテリー: 289mAh 駆動時間 通常使用で最大12日間、ヘビーユースモードで最大8日間 充電 マグネット式
- ワイヤレス通信: Bluetooth 5.3 GPS 非搭載
- インターフェース: 充電端子
- センサー: 心拍数センサー(血中酸素センサーを含む)、加速度計
- スピーカー: 内蔵
- マイク: 内蔵
- 防水: 5気圧防水 (シュノーケリング対応)
- ケース: メタリック仕上げ、NCVM加工
- ストラップ: 素材:TPU(熱可塑性ポリウレタン)、長さ:135~200mm、4色カラー(ブラック、グレー、グリーン、イエロー)
- アプリ: Mi Fitness
- 言語: 日本語、英語、中国語などマルチ言語に対応
- 対応OS: Android 6.0以上、iOS 12.0以上
- OS: 独自OS
- サイズ: 46.94 x 38.88 x 10.94mm
- 重量: 41.67g(付属ストラップを含む)
- カラー: ブラック、グレー
- 付属品: マグネット充電ケーブル、ユーザーマニュアル(保証書含む)
Redmi Watch 3 Activeの評価
8つの評価基準で「Redmi Watch 3 Active」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★☆
1.83インチの大型液晶ディスプレイは非常に見やすく、通知やデータの確認が容易です。ただし、直射日光下では少し見づらくなる点と、解像度が価格相応である点を考慮しました。
健康管理・スポーツ:★★★☆☆
心拍数や睡眠などの基本的な健康管理機能は高精度ですが、GPSが非搭載で、本格的なスポーツウォッチとしては機能が限定的です。
機能性:★★★★☆
Bluetooth通話や音楽コントロール、通知機能など、価格を考えれば非常に多機能です。ただし、LINE通話との相性の悪さや、返信機能がない点がマイナスです。
バッテリーの持ち:★★★★★
標準的な使い方で1週間以上持つバッテリー性能は圧倒的です。頻繁な充電の手間から解放される点は、最大の魅力の一つと言えます。
耐久性:★★★★☆
耐摩耗性に配慮されたガラスや5ATM防水性能を備え、日常使いでの安心感は高いです。長期使用によるバッテリー劣化の可能性を考慮しました。
ファッション性:★★★★☆
シンプルで高級感のあるデザインは、様々な服装に合わせやすいです。ウォッチフェイスやバンドの交換で、自分好みにカスタマイズできる点も評価できます。
価格:★★★★★
これだけの機能を5,000円台で実現しているコストパフォーマンスは驚異的で、他の追随を許しません。
使いやすさ:★★★★☆
スマートフォンライクな直感的な操作が可能で、初心者でも迷うことなく使えます。iPhoneとの連携で一部不安定さが見られる点を考慮しました。
【総評】:★★★★☆
驚異的なコストパフォーマンスを誇る、スマートウォッチ入門の最適解
Redmi Watch 3 Activeは、「スマートウォッチを試してみたいけれど、高価なモデルには手が出しづらい」と感じているすべての人にとって、まさに理想的な一台です。最大の魅力は、疑いようもなくその圧倒的な価格にあります。5,000円台という手頃さでありながら、日常使いで「あったら嬉しい」と感じる機能がほぼすべて詰め込まれています。
割り切りが生んだ、明確な強みと弱み
もちろん、この価格を実現するために削られた機能もあります。ランニングのルートを単体で記録できるGPSや、キャッシュレス決済、常時表示ディスプレイといった上位モデルの便利機能は搭載されていません。Bluetooth通話も、標準電話では活躍するものの、LINE通話では不便が生じる場面があります。
しかし、このウォッチの本質はそこにありません。1週間以上も充電を気にせず使える驚異的なバッテリー、大きくて見やすい画面での通知確認、そして高精度なセンサーによる健康管理といった、スマートウォッチの核となる体験が、この価格で高いレベルで提供されているのです。
こんな人におすすめ
もしもスマートフォンを取り出す頻度を減らし、日々の健康状態を気軽に把握し、頻繁な充電の手間から解放されたいと考えているなら、Redmi Watch 3 Activeは最高の選択肢となるでしょう。高価なスマートウォッチは不要だと感じさせてくれるほどの、満足度の高い一台です。
[amazon]
Redmi Watch 3 Activeの価格・購入先
※価格は2025/10/11に調査したものです。価格は変動します。
Xiaomi公式サイト(mi.com)
5,490円(税込)で販売されています。
Xiaomi公式サイト(mi.com)で「Redmi Watch 3 Active」をチェックする
ECサイト
- 楽天市場で3,900円(中古品・送料770円)、
- ヤフーショッピングで2,580円(中古品)、
で販売されています。
Amazonで「Redmi Watch 3 Active」をチェックする
楽天市場で「Redmi Watch 3 Active」をチェックする
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