「GMKtec NucBox M2」は超お買い得? パワフルな低価格ミニPCと徹底 比較!


2023年5月に発売された「GMKtec NucBox M2」とパワフルな低価格ミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークスコアの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年10月、「GMKtec NucBox M4」(Core i9-11900H)が発売されました。

※2023年9月、「GMKtec NucBox M3」(Core i5-12450H)が発売されました。

※2023年5月から「GMKtec NucBox K3」(Core i7-1260P)も発売中です。

「GMKtec NucBox M2」の特徴

GMKtec NucBox M2」の特徴をまとめてみました。

第11世代 Core i7・Iris Xe・最大32GBメモリ

GMKtec NucBox M2」は第11世代 (Tiger Lake) インテル Core i7-11390H プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された4コア8スレッド最大5GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約1万を記録しています。また、CPU内蔵のGPUにインテル Iris Xe グラフィックスを採用。Adobeのイラストレーターやフォトショップ、アフターエフェクトなどの負荷の高いアプリも快適に動作します。

そのほか、DDR4規格のメモリを16GB/32GB搭載。2つのスロットを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

最大1TB SSD・M.2で2TB拡張・Type-C

GMKtec NucBox M2」はPCIe 3.0接続のM.2 SSDストレージを512GB/1TB 搭載。PCIe 2.0接続と比較して2倍の速度で転送できます。また、M.2 ストレージで最大2TBまで拡張することが可能。PCIe 4.0接続での拡張もサポートしています。

そのほか、Type-Cポートを搭載し、10Gbpsの高速データ転送とDP映像出力が利用可能。3つUSB3.2 ポートと1つのUSB2 .0 ポートも搭載し、外付けHDDなどのUSB機器ともスムーズに接続できます。

4K 3画面出力・Wi-Fi 6・小型メタルボディ

GMKtec NucBox M2」は4K出力に対応したHDMI2.0ポートを2つ搭載。Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。また、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 5.22.5Gギガビット有線LANも利用できます。

そのほか、厚さ42.5mm、重さ425gの小型メタルボディを採用。モニターの背面に設置できるVESAマウントも利用できます。

公式ページ: Intel 11th Core i7 11390H ミニ PC–NucBox M2

価格を比較

GMKtec NucBox M2」と「Beelink EQ12 Pro」(N305)、「CHUWI CoreBox 4th」、「TRIGKEY G5」の価格を比較してみました。

「GMKtec NucBox M2」

GMKtec NucBox M2」は、Amazonで50,384円 (特選タイムセール価格・税込・Core-i7 11390H・32G+1TBモデル)、楽天市場で54,276円(送料無料・ i7 11390H 16G+512GB)、

GMKtec公式サイトで$339.59 ($60 OFFクーポン付き・日本円で約47,406円)、AliExpressでUS $329.99 (16GB+512GBモデル・日本円で約46066円)で販売されています。

「Beelink EQ12 Pro」(N305)

Beelink EQ12 Pro」(N305)は、Amazonで56,800円 (税込・9000円 OFFクーポン付き・Core i3 N305モデル・N100モデルは38,800円で3000円OFFクーポン付き)、楽天市場で72,100円(送料無料・Core i3 N305)、ヤフーショッピングで80,800円(送料無料・Core i3 N305)、AliExpressでUS $308.00 (Core i3 N305・日本円で約43,100円)、米国 Amazon.comで$389.00 (Core i3 N305)で販売されています。

「CHUWI CoreBox 4th」

CHUWI CoreBox 4th」は、Amazonで49,900円(税込・特選タイムセール価格・Core i3-1215U)、楽天市場で69,019円(送料無料・Core i3-1215U)、ヤフーショッピングで63,504円(Core i3-1215U)、CHUWI公式ストアで53,900円 (Core i3-1215U)、米国 Amazon.comで$399.00 (Core i3-1215U)で販売されています。

「TRIGKEY G5」

TRIGKEY G5」は、Amazonで38,800円 (税込・8000円 OFFクーポン付き・Intel N100)、米国 Amazon.comで$289.00 (日本円で約40,450円・Intel N100)で販売されています。

スペックを比較

GMKtec NucBox M2」と「Beelink EQ12 Pro」(N305)、「CHUWI CoreBox 4th」、「TRIGKEY G5」のスペックを比較してみました。

「GMKtec NucBox M2」のスペック

  • プロセッサ 第11世代 (Tiger Lake) インテル Core i7-11390H
    ※10nm/64bit/4コア/8スレッド/最大5.00GHz/TDP 最大35W
  • GPU Intel Iris Xe グラフィックス 1.40GHz
  • RAM(メモリ)16GB/32GB DDR4 3200 MHz
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 512GB/1TB SSD M.2 2280 PCIe 3.0
  • 拡張ストレージ M.2で最大2TB、PCIe 4.0
  • 電源 ACアダプター (20V/5A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C (DP/DATA) x1、USB3.2(Gen1x1)x3、USB2 .0 x1、HDMI2.0 (4K@60Hz) x2、2.5G ギガビット有線LAN (RJ45) x1、3.5mmヘッドフォンジャック x1、DCポート x1
  • 映像出力 4K 3画面出力
  • 冷却システム インテリジェントファン、熱伝導に強い銅素材、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro ※Linuxをサポート
  • サイズ 114mm x 106mm x 42.5mm
  • 重量 425g
  • カラー ブラック

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「Beelink EQ12 Pro」(N305)

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake-N) Intel Core i3-N305
    ※10nm/64bit/8コア/8スレッド/最大3.80 GHz
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 8GB/16GB DDR5 SO-DIMM 4800MHz
  • ストレージ 500GB M.2 2280 SSD PCle 3.0 (NVMe or SATA)、800MB/S
  • 拡張ストレージ 2.5インチ SATA HDD/SSD Slot (7mm)、最大2TBまで、500MB/s
  • 電源 ACアダプター、Input 100-240V AC 50/60Hz Output 12V 3A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.2 (ATX101)
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース Type-C (10Gbps,DP Alt 4K 60Hz) x1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) ×3、2.5Gbps Ethernet ×2 (Intel i225-V)、HDMI 2.0 (4K 60Hz) ×2、オーディオジャック、DCポート、電源ボタン、RTCキー
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応
  • 動画再生 8K/60fps
  • 冷却 デュアルファン、ヒートシンク
  • 自動電源ON 対応
  • VESA 壁掛けマウントに対応
  • 筐体の材質 プラスチック
  • OS Windows 11 Pro プリインストール
  • サイズ 約123.9×112×38.9mm
  • 重量 不明
  • カラー ネイビーブルー、パールホワイト、シニアグレー、ミレニアルグレー

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「CHUWI CoreBox 4th」

  • プロセッサ Intel Core i3-1215U
    ※10nm/6コア/8スレッド/最大4.40 GHz
  • GPU Intel UHD Graphics、最大 1.1GHz
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR5
  • ストレージ 512GB M.2 SSD (PCIe)
  • 拡張ストレージ  M.2 2280 SSD 1TB
  • 電源 ACアダプター、19V/4.74A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax/2.4GHz+5GHz)、Bluetooth
    ※WiFi6 (AX200 Model)
  • 有線LAN 対応
  • インターフェース Thunderbolt 4×1、USB-A 3.0×4、HDMI 2.0×1、ディスプレイ ポート×1、ギガビットイーサネット×1、3.5mm マイクジャック×1、 3.5mm イヤホンジャック×1、DC ポート×1
  • 映像出力 4K@60Hz
  • VESAマウント  非対応
  • 冷却システム 換気性能を高めた大型ファン、伝熱性の高いアルミ製ヒートシンク
  • 筐体の素材 アルミニウム・マグネシウム合金 & ポリカーボネート
  • OS Windows 11
  • サイズ 173×158×73(H)mm
  • 重量 約 865g
  • カラー ブラック+スペースグレイ

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「TRIGKEY G5」

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
  • GPU Intel UHD Graphics 第12世代
  • RAM(メモリ)8GB/16GB DDR5 4800MHz
  • 拡張メモリ 最大16GBまで
  • ストレージ 500GB PCle SSD (M.2 NVMe SATA3対応)
    ※NVMe最大転送速度900MB/S、SATA3最大転送速度500MB/s
  • 拡張ストレージ 2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで、M.2 NVMe SATA3で最大2TBまで
  • 電源 12V/3A・ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 ※intel AX101 採用
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LAN・Intel i225-V・LANポート2つ搭載
  • インターフェース Type-C (10Gbps、DP Alt 4K 60Hz) x 1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x3、HDMI 2.0 (4K 60Hz) x2、 イーサネットポート x2、3.5mmヘッドホンジャック、電源ボタン、DCポート
  • 映像出力 4K 3画面出力 対応 (Tye-C、HDMI 2.0 x 2)
  • 冷却システム  冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラー搭載・静音で動作
  • 自動電源オン Wake On LAN・PXEブート・RTCウェイクに対応
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro ※Ubuntu、Manjaro をサポート
  • サイズ 12.4 x 11.3 x 3.9 cm
  • 重量 不明
  • カラー ブルーグレー

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ベンチマークを比較

GMKtec NucBox M2」と「Beelink EQ12 Pro」(N305)、「CHUWI CoreBox 4th」、「TRIGKEY G5」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「GMKtec NucBox M2」

<CPU> Core i7-11390H

Passmarkによるベンチマークスコアは「10500」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1715」、マルチコアで「5432」。

<GPU> Intel Iris Xe グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4700」。

<プロセッサ性能を解説>

10nmプロセスで製造された4コア、8スレッド、最大5GHz駆動の第11世代 (Tiger Lake) インテル Core i7-11390H プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約1万を記録しています。

このスコアは第12世代のIntel Core i3-1215UやIntel Core i3-N305、AMD Ryzen 3 4300Gとほぼ同じくらいのスコアになります。

CPU内蔵のGPUにインテル Iris Xe グラフィックスで、3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアで約「4700」を記録しています。

このスコアはNVIDIA GeForce GTX1050のスコア(5425)よりもやや低い数値で、ほぼ同等の性能を発揮します。

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業で快適に動作し、Adobeのイラストレーターやフォトショップ、アフターエフェクトなどの負荷の高いアプリも利用できます。

SteamなどのPCゲームは比較的軽めのものであれば動作します。グラフィックカードを必須とするような高負荷の3Dゲームは遊べないので注意してください。

PS2やXboxなどを含め、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「Beelink EQ12 Pro」(N305)

Beelink EQ12 Pro」のベンチマーク

<CPU> Intel Core i3-N305

Passmarkによるベンチマークスコアは「10448」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1000」、マルチコアで「3000」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1200」前後。

「CHUWI CoreBox 4th」

<CPU> Intel Core i3-1215U

Passmarkによるベンチマークスコアは「11374」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1669」、マルチコアで「5581」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2400」。

「TRIGKEY G5」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5540」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「GMKtec NucBox M2」のメリット・デメリット

GMKtec NucBox M2」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・16GB/32GB DDR4 メモリ搭載・最大64GBまで拡張できる

GMKtec NucBox M2」はDDR4規格で最大速度3200 MHzのメモリを16GB/32GB搭載。2つのスロットを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)は8GB/16GB DDR5 4800MHz メモリを搭載しています。「CHUWI CoreBox 4th」は最大速度4800MHzの16GB LPDDR5メモリを内蔵しています。「TRIGKEY G5」は8GB/16GB DDR5 4800MHz搭載でスムーズに動作します。

・PCIe 3.0接続の512GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載

GMKtec NucBox M2」はPCIe 3.0接続のM.2 SSDストレージを512GB/1TB搭載。PCIe 2.0接続と比較して2倍の速度で転送できます。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)はPCle 3.0の 500GB M.2 SSD ストレージを搭載しています。「CHUWI CoreBox 4th」はPCIe接続の512GB M.2 SSDストレージを搭載しています。「TRIGKEY G5」はPCle接続の500GB M.2 SSDストレージを搭載で、最大900MB/Sの高速転送が可能です。

・M.2で最大2TBまで拡張できる・PCIe 4.0接続もサポート

GMKtec NucBox M2」はM.2 ストレージで最大2TBまで拡張できます。また、PCIe 4.0接続での拡張もサポートしています。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)は2.5インチ SATA HDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。「CHUWI CoreBox 4th」はM.2 SSD もしくは2.5HDD/SSDで拡張できます。「TRIGKEY G5」は2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。

・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応

GMKtec NucBox M2」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.2に対応し、ワイヤレス機器とスムーズに接続できます。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)はWi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.2 (ATX101)に対応しています。「CHUWI CoreBox 4th」はWi-Fi 6通とBluetoothに対応しています。「TRIGKEY G5」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

・2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応

GMKtec NucBox M2」は2.5Gのギガビット有線LANの高速で安定した通信を利用できます。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)は2.5G ギガビット有線LANに対応しています。「CHUWI CoreBox 4th」は有線LAN通信に対応しています。「TRIGKEY G5」は2.5G ギガビット有線LANに対応し、2つのLANポートも使えるようになっています。

・Type-Cポートを搭載・DP映像出力に対応

GMKtec NucBox M2」はType-Cポートを搭載し、10Gbpsの高速データ転送とDP映像出力が利用できます。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)は1つのType-C (10Gbps,DP Alt 4K 60Hz)ポートを搭載しています。「CHUWI CoreBox 4th」は最大8Kの映像出力、40Gbps/sの高速データ転送に対応したThunderbolt 4ポートを搭載しています。「TRIGKEY G5」はDP映像出力と10Gbpsの高速転送に対応したType-Cポートを搭載しています。

・3つのUSB3.2ポートと1つのUSB2.0ポートを搭載

GMKtec NucBox M2」は3つのUSB3.2ポートと1つのUSB2 .0ポートも搭載し、外付けHDDなどのUSB機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)は3つのUSB 3.2 Gen2 (10Gbps) ポートを搭載しています。「CHUWI CoreBox 4th」は4つのUSB-A 3.0ポートを搭載しています。「TRIGKEY G5」は3つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載し、10Gbpsの高速転送も利用できます。

・4K 3画面出力に対応

GMKtec NucBox M2」は2つのHDMI2.0ポートとType-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)は2つのHDMI2.0ポートとType-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。「CHUWI CoreBox 4th」はThunderbolt 4ポートとディスプレイポート、HDMIポートを組み合わせて 4K 3画面出力を利用できます。「TRIGKEY G5」は4K出力に対応したHDMI 2.0ポートを2つ搭載。Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

・冷却システムを搭載

GMKtec NucBox M2」はインテリジェントファンと熱伝導に強い銅素材を採用した冷却システムを搭載しています。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)はデュアルファンとヒートシンクを採用した冷却システムを搭載しています。「CHUWI CoreBox 4th」は換気性能を高めた大型ファンと伝熱性の高いアルミ製ヒートシンクを採用した冷却システムを搭載しています。「TRIGKEY G5」は冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラー搭載した冷却システムを搭載し、静音で動作します。

・VESAマウントに対応

GMKtec NucBox M2」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)は壁掛けマウントに対応しています。「CHUWI CoreBox 4th」はVESAマウントに対応していません。「TRIGKEY G5」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

・厚さ42.5mmで重さ425gの小型メタルボディ・ブラックカラーを用意

GMKtec NucBox M2」はサイズ 114mm x 106mm x 42.5mmの小型メタルボディで、ブラックカラーを用意しています。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)はサイズ 約123.9×112×38.9mmの小型ボディで、ネイビーブルー、パールホワイト、シニアグレー、ミレニアルグレーの4色を用意しています。「CHUWI CoreBox 4th」はサイズ 173×158×73(H)mm、重さ約865gの小型ボディになっています。「TRIGKEY G5」はサイズ 12.4 x 11.3 x 3.9 cmの小型デザインで、ブルーグレーカラーを用意しています。

・Window 11 Pro搭載で新機能も使える

GMKtec NucBox M2」はOSにWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの機能が追加されています。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)はWindows 11 Proをプリインストールしています。「CHUWI CoreBox 4th」はWindows 11 OSを搭載し、新機能も使えるようになっています。「TRIGKEY G5」はOSにWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

デメリット

・2.5インチHDD/SSDで拡張できない

GMKtec NucBox M2」は2.5インチHDD/SSDで拡張できません。

一方、「Beelink EQ12 Pro」(N305)、「CHUWI CoreBox 4th」、「TRIGKEY G5」は2.5インチHDD/SSDで拡張できます。

・Thunderbolt 4 ポートがない

GMKtec NucBox M2」は最大8Kの映像出力、40Gbps/sの高速データ転送に対応したThunderbolt 4 ポートを搭載していません。

一方、「CHUWI CoreBox 4th」はThunderbolt 4 ポートを搭載しています。「Beelink EQ12 Pro」(N305)と「TRIGKEY G5」はThunderbolt 4 ポートがありません。

「GMKtec NucBox M2」の評価

GMKtec NucBox M2」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

GMKtecから発売された第11世代 インテル Core i7-11390H プロセッサ搭載のミニPCです。第12世代から一つ前の世代になりますが、CPUのパワーとグラフィック性能が高いうえに価格も比較的安くなるというメリットがあります。

Core i7-11390HのCPU性能はPassmark約1万ほどですが、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアでは約4千台を記録しています。

Core i7-11390Hと同等のIntel Core i3-1215U(「CHUWI CoreBox 4th」)、Intel Core i3-N305(「Beelink EQ12 Pro」)搭載モデルもありますが、いずれもグラフィック性能はCore i7-11390Hの半分以下となり、やはりグラフィック性能においてCore i7-11390Hプロセッサは非常に有利といえます。

特にAdobeのイラストレーターやフォトショップ、アフターエフェクトなどの負荷の高いアプリを使う人には、Intel N100搭載モデル(「TRIGKEY G5」)よりも高速かつ安定した動作ができるため、安心しておすすめできます。

また、「GMKtec NucBox M2」はDP映像出力に対応したType-CポートとHDMI 2.0ポート搭載し、4K 3画面出力にも対応しています。メモリ容量やストレージ容量も多く、後から買い足す必要がほとんどないことも魅力的です。

なお、intel N100やCore i3-N305を搭載する「MINISFORUM UN100/305」は現在、売り切れ中です。第11世代のIntel Core i5-1145G7プロセッサを搭載する「BMAX B7 Pro」も売り切れるなど、パワフルでコスパの高いインテル プロセッサ搭載モデルはすぐに売り切れる傾向があるようです。

GMKtec NucBox M2」の発売時の価格は62,980円 (税込・15000 OFFクーポン付き)。クーポン適用で実質的に47,980円となり、非常に安く購入できます。このモデルも売り切れるかもしれないので欲しい人は早めに購入した方がいいでしょう。第11世代のインテル Core i7プロセッサを搭載したコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「GMKtec NucBox M2」の販売・購入先

GMKtec NucBox M2」は、

Amazonで50,384円 (特選タイムセール価格・税込・Core-i7 11390H・32G+1TBモデル)、

楽天市場で54,276円(送料無料・ i7 11390H 16G+512GB)、

GMKtec公式サイトで$339.59 ($60 OFFクーポン付き・日本円で約47,406円)、

AliExpressでUS $329.99 (16GB+512GBモデル・日本円で約46066円)、

で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「GMKtec NucBox M4」(Core i9-11900H・4K 3画面出力)

★「CHUWI CoreBox 5th」(Core i5-13500H・4K 4画面出力)

★「GMKtec NucBox M3」(Core i5-12450H・4K 3画面出力)

★「ASUS PN42」(Intel N100・4K 2画面・ベアボーンPC)

★「BMAX B6 Plus」(第10世代Core i3/5・4K 3画面出力)

★「BMAX B7 Power」(Core i7-11390H・4K 3画面出力)

★「Blackview MP200」(Core i5 11400H・最大128GBメモリ)

Beelink EQ12 Pro」(N305)

CHUWI CoreBox 4th

TRIGKEY G5

MINISFORUM UN100」(Intel N100・4K 3画面出力)

LarkBox X 2023」(Intel N100・4K 3画面出力)

GMKtec NucBox G1」(Intel N95・4K 2画面出力)

BMAX B7 Pro」(Intel Core i5-1145G7)

MINISFORUM UM560XT」(Ryzen 5 5600H)

GMKtec NucBox K1 /K2」(Ryzen 7 6800H / Ryzen 7 7735HS)

Mac mini M2」(Apple M2チップ)

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