「AQUOS R8 pro」のAntutu、カメラ性能、評価を解説!Snapdragon 8 Gen 2の性能、ゲーム性能、カメラ性能、メリット・デメリット、スペック、詳細な価格情報、おすすめの類似製品も掲載しています。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「AQUOS R8 pro」が発売開始!
2023年7月、日本でシャープが開発した「AQUOS R8 pro」、「AQUOS R8」が発売されました。
※SIMフリー版「AQUOS R8 pro」は8月31日に発売。
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2とライカ カメラを搭載した6.6インチのハイエンドなスマートフォンです(Android 13)。
シャープからは2022年7月に「AQUOS R7」が発売され、
ライカ監修カメラを搭載した超高性能なスマートフォンとして話題になりました。
新モデルはそれを超える性能を持つスマホとして早くも話題になっています。
もちろん、SIMフリーモデル(楽天モバイル、auでも使用可)も用意し、おサイフケータイ(Felica)やIP68防水防塵にも対応していますよ。
それでは早速どんなスマートフォンなのか、詳しく見ていきましょう。
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公式ページ:AQUOS R8 proの特長|AQUOS:シャープ
Snapdragon 8 Gen 2の性能とAntutuベンチマーク
新モデル「AQUOS R8 pro」はQualcomm Snapdragon 8 Gen 2 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサはQualcommが開発したスマートフォン向けのハイエンドなSoC(System on a Chip)で、5G通信、AI処理に最適化されています。
具体的には4nmプロセスで製造された8コア、最大3.36 GHz駆動のCPUを搭載し、35% 高速なパフォーマンスと 40% 優れた電力効率を実現。
内蔵のGPUはQualcomm Adreno GPUで、ゲームやグラフィックス処理において優れたパフォーマンスを発揮します。
また、AI処理を強化するための専用のAIエンジンを搭載。これにより、カメラ機能や音声認識、バッテリー性能を向上させています。
Antutu ベンチマーク
Antutu V10 ベンチマークは約115万 (1158702)前後を記録しています。
例: Antutu V10 総合で「1158702」、CPUで「253607」、GPUで「501692」、MEMで「234491」、UXで「168912」
投稿者: @akibaburariThreadsで見る
ただし、一般的にはAntutu V10 ベンチマーク総合で140万前後を記録することが多いプロセッサです。
<CPUランキング>
- 1.MediaTek Dimensity 9300+ (Xiaomi 14T Pro)・・・Antutu:約 230万 前後
- 2.Snapdragon 8 Gen3 (Zenfone 11 Ultra/Galaxy S24 Ultra/Xperia 1 VI)・・・Antutu:約 219万 前後
- 3.Snapdragon 8s Gen 3 (AQUOS R9 Pro)・・・Antutu:約 150万 前後
- 4.Apple A18 Bionic (iPhone 16)・・・Antutu:約 150万 前後
- 5.★ Snapdragon 8 Gen 2 (AQUOS R8 pro/POCO F6 Pro/Zenfone 10/Xperia 5 V)・・・Antutu:約 140万 前後
- 6.Apple A16 Bionicチップ (iPhone 15)・・・Antutu:約 140万 前後
- 7.Dimensity 8300 Ultra (Xiaomi 14T/POCO X6 Pro)・・・・・・Antutu:約 140万 前後
- 8.Snapdragon 8 Gen 1 (AQUOS R7/motorola edge30 PRO)・・・Antutu:約 117万
- 9.Tensor G4 (Google Pixel 9/Pro/Pro XL)・・・Antutu:約 115万
- 10.Tensor G3 (Google Pixel 8 / Pixel 8a)・・・Antutu:約 107万 前後
- 11.Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万 前後
- 12.Snapdragon 7+ Gen 3 (AQUOS R9)・・・Antutu:約 85万 前後
ゲーム性能
ベンチマークの結果から「Qualcomm Snapdragon 8 Plus Gen 1」(Antutu 総合で130万以上)に近い性能を持っていることが分かります。
原神は画質「中~高」設定で約 56 FPSで動作します。
戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは34 FPSまで下がることがあります。
また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。
各ゲームタイトルをフレームレートで測定すると、以下のようになります。
- 原神 Genshin Impact・・・56 FPS
- PUBG Mobile・・・89 FPS
- Call of Duty: Mobile・・・60 FPS
- フォートナイト Fortnite・・・47 FPS
- Shadowgun Legends・・・114 FPS
- World of Tanks Blitz・・・120 FPS
- Mobile Legends: Bang Bang・・・58 FPS
ジャイロセンサー搭載のため、位置ゲーム「ポケモンGO」、「信長の野望 出陣」、「ドラゴンクエストウォーク」、「Pikmin Bloom」、「駅メモ!ステーションメモリーズ!」、「妖怪ウォッチ ワールド」がプレイできます。
そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。
総合的な性能
性能的には負荷の高いAndroidの3Dゲームがサクサクと動作するレベルです。また、PS2、Xbox、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。
もちろん、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影などでも快適に動作します。
カメラ性能
「AQUOS R8 pro」は背面カメラは47.2MPのシングル構成です。前モデル「AQUOS R7」は47.2MP+1.9MPの2眼構成だったので大きく変更されています。
センサーは前モデルと同じ1インチの大型イメージセンサーでライカと共同開発したズミクロンレンズを搭載する点は同じです。
新たに追加されたのは、より高い精度と速度を実現した「14chスペクトルセンサー」です。
このセンサーは600種類以上の光源を判定して最適な画質に整えることができ、AIでのシーン認識と連動します。
そのほか、緻密な被写体判定が可能な進化したAIエンジン搭載で、AFでペットを追随する機能やペット向けのポートレートモード、星空や花火の専用モード、秒間15枚撮影が可能なHDR連射撮影、速度が約40%向上したRAWのHDR処理機能などが新たに追加されています。
<カメラの仕様>
- 背面カメラ 47.2MP ※ライカ監修、1インチセンサー、SUMMICRONレンズ
- 前面カメラ 12.6MP
- 超広角 対応
- 望遠 非対応・レンズなし・デジタルズームは利用可能
- マクロ撮影 非対応
<カメラの機能>
AFでペットを追随する機能やペット向けのポートレートモード、星空や花火の専用モード、秒間15枚撮影が可能なHDR連射撮影、速度が約40%向上したRAWのHDR処理機能、
「全画素オートフォーカス Octa PD AF」、ハイレゾモード、高速化されたAIシーン認識(人物・顔・瞳)、ポートレートモード(モノクロセンサー使用)、暗所のノイズ低減
光学的な背景ぼかし、電子式手ブレ補正、超広角撮影、6倍デジタルズーム、夜景モード、8K動画撮影
6.6インチのPro IGZO OLED液晶で色鮮やかに表示できる
「AQUOS R8 pro」は約6.6インチで解像度1260×2730 pxのPro IGZO OLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。
このディスプレイは最大輝度2000nit、コントラスト比2000万:1の明るい画面で、
Dolby VISIONやRich Colorに対応した色鮮やかな映像を映し出します。
Dolby Visionは、より明るいハイライトと深いシャドウを表現できるため、映像にリアルな立体感を与えます。
Rich Colorはより広い色域をカバーして自然で豊かな色彩を再現するほか、色の深みやコントラストを強化し、映像の表現力を向上させます。
<Pro IGZO OLEDの特徴>
- IGZO(インジウム・ガリウム・亜鉛酸化物)を使用し、高い解像度で細かいディテールやクリアな画像表示が可能です。
- 色再現性が優れており、広い色域を持つため、鮮やかで豊かな色彩を楽しむことができます。
- OLED技術により、真っ黒を表現できるため、コントラスト比が非常に高く、暗いシーンでも明瞭に表示できます。
- IGZOトランジスタは、低消費電力で動作するため、バッテリー寿命の延長に寄与します。
- OLEDの特性により、非常に高速な応答速度を持ち、動きのある映像でも残像が少なくなります。
- OLEDパネルは薄型で軽量なため、デバイスのデザインに柔軟性を持たせることができます。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」は6.8インチで解像度3088 x 1440 ドットのDynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載しています。
「Google Pixel 7 /7 Pro」はスタンダード版で6.3インチで解像度1080x2400pxのOLEDディスプレイを、Pro版で6.7インチで解像度1440×3120 pxのOLEDディスプレイを搭載しています。
「Xperia 5 IV」は6.1インチで解像度1080x2520pxのOLED液晶を搭載しています。
常時ブルーライト低減に対応
「AQUOS R8 pro」は常時ブルーライト低減に対応しています。
「常時ブルーライト低減」は、ディスプレイやモニターに搭載される機能で、
高画質を維持しながら画面から発せられるブルーライトの量を約50%減少させる技術です。
これにより、目の疲れや視力への影響を軽減することができます。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」と「Google Pixel 7 /7 Pro」、「Xperia 5 IV」は常時ブルーライト低減に対応していません。
可変リフレッシュレート 1~240Hzに対応
「AQUOS R8 pro」は最大240Hzの可変リフレッシュレートに対応し、映像の内容に応じてリフレッシュレートを動的に変更することが可能。
シーンに応じて最適なリフレッシュレートに調整することで、よりスムーズな動きを再現し、バッテリーの消耗も抑えることができます。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」は可変リフレッシュレート 最大120Hzに対応しています。
「Google Pixel 7 /7 Pro」はスタンダード版でリフレッシュレート90Hzに対応し、Pro版でリフレッシュレート120Hzに対応しています。
「Xperia 5 IV」はリフレッシュレート120Hzとタッチサンプリングレート240Hzに対応しています。
5000mAhバッテリー搭載で急速充電、ワイヤレス充電を利用できる
「AQUOS R8 pro」は5000mAhバッテリーを搭載し、2日間の駆動が可能です。
また、Type-Cポートを介して急速充電が利用可能。
ワイヤレス充電も利用できます。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」は5000mAhバッテリー搭載で急速ワイヤレス充電2.0、45W急速充電、ワイヤレス PowerShareに対応しています。
「Google Pixel 7 /7 Pro」はスタンダード版で4355mAhバッテリーを、Pro版で5000mAhバッテリーを搭載し、30W急速充電やQiワイヤレス充電に対応しています。
「Xperia 5 IV」は5000mAhバッテリー搭載でPD3.0 急速充電、ワイヤレス充電、リバースワイヤレス充電、いたわり充電に対応しています。
サーモマネジメントシステムを搭載・本体の高熱化を防げる
「AQUOS R8 pro」はサーモマネジメントシステムを採用しています。
このシステムは、スマートフォン内部の熱を効率的に放出し、長時間高負荷な処理を行っても端末が熱くなりすぎず、
快適に操作できるよう設計されたシャープ独自の冷却システムです。
側面と本体背面の大型のカメラリングを通して、内部の熱を効率的に放出し、
表面温度で最大8度、熱発生量で最大30%温度を下げることができます。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」と「Google Pixel 7 /7 Pro」、「Xperia 5 IV」はサーモマネジメントシステムに対応していません。
おサイフケータイ(Felica)を利用できる
「AQUOS R8 pro」はNFC対応で、おサイフケータイ(Felica) によるキャッシュレスの電子マネー決済が利用できます。
現金がなくてもWAON(ワオン)やSuica(スイカ)、LINE Pay、au WALLET(auウォレット) · nanaco(ナナコ) などで決済できるので便利です。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」は日本版のみおサイフケータイ(Felica)に対応しています。「Google Pixel 7 /7 Pro」と「Xperia 5 IV」はおサイフケータイ(Felica)に対応しています。
IP68防水防塵に対応・水没に耐えられる
「AQUOS R8 pro」はIP68防水防塵に対応しています。
IP68の防水防塵は、防塵性能は6段階中「6」で、防水性能が8段階中「8」であることを表しています。
具体的には、深さ1.5mまでの水没に30分耐えられるほか、埃を完全にシャットアウトすることもできます。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」と「Google Pixel 7 /7 Pro」はIP68防水防塵に対応しています。「Xperia 5 IV」はIP65/68相当の防水防塵に対応しています。
画面内指紋認証と顔認証を利用できる
「AQUOS R8 pro」は3D超音波指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」採用の画面内指紋認証に対応しています。
Qualcomm 3D Sonic Maxは、Qualcommが開発した次世代の指紋認証技術です。
従来の2D指紋認証に比べて、指紋の深さや微細な特徴を認識することで、より高精度な認証を実現しています。
また、3D Sonic Maxは、水や油が付着した状態でも正確に指紋を読み取ることができるため、日常的な使用においても高い信頼性を持っています。
そのほか、顔認証にも対応しています。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」は画面内指紋認証、顔認証に対応しています。「Google Pixel 7 /7 Pro」はディスプレイ内指紋認証、顔認証に対応しています。「Xperia 5 IV」はサイド指紋認証に対応しています。
薄型軽量デザイン・2色カラーを用意
「AQUOS R8 pro」はサイズ約161mm×77mm×9.3mmで、重さ203gの薄型軽量デザインでブラック、シルバーの2色カラーを用意しています。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」は厚さ8.9mmで重さ233gの薄型軽量デザインで、グリーン、ファントムブラック、ラベンダー、クリームの4色カラーを用意しています。
「Google Pixel 7 /7 Pro」は厚さ8.7mm/8.9mm、重さ197g/212gで、Lemongrass、Snow、Obsidian(Pro版はObsidian/Snow/Hazel)カラーを用意しています。
「Xperia 5 IV」は厚さ8.2 mm、重さ172 gで、グリーン、ブラック、エクリュホワイトの3色カラーを用意しています。
OSバージョンアップ 最大3回・Android 13の新機能も使える
「AQUOS R8 pro」はOSバージョンアップ 最大3回、セキュリティアップデート 最大5年提供されます。
発売時のOSはAndroid 13で新機能も使えるようになっています。
Android 13には、
テーマ別アイコンデザイン(サードパーティ製アプリを含む)、クイック設定の変更(ボタンの位置変更・タイル数の増加・不要な実行中アプリを停止)、ホーム画面のカスタマイズ、メディアコントロール(音楽でデザインが変化)、テキストのコピーツール、アプリごとの言語設定、おやすみ時間モードのカスタマイズ(設定項目が増加)、「バイブレーションとハプティクス」(通話のバイブレーションなどの設定項目が追加)、
通知の制御(ユーザーに許可を求める)、クリップボード履歴の自動消去、特定の写真や動画のみにアクセスを許可、空間オーディオ、Bluetooth LE Audio(音楽を他のユーザーと共有)、Chromebookとの連携、端末間でコピー&ペースト、タブレットのマルチタスク、手のひらとスタイラスペンの別タッチ登録
などの機能が追加されています。
一方、「Galaxy S23 Ultra」はOSにAndroid 13とサムスンの独自UI「One UI 5.1」を採用し、新機能も使えるようになっています。「Google Pixel 7 /7 Pro」はAndroid 13搭載で5年間のセキュリティアップデートが保証されています。「Xperia 5 IV」はAndroid 12搭載で新機能も使えるようになっています。
12GB LPDDR5メモリと256GB UFS 4.0ストレージで快適に使用できる
「AQUOS R8 pro」は12GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作します。
また、256GB UFS 4.0ストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」は12GB LPDDR5Xメモリと256GB/512GB/1TBの4種類を用意しています。
「Google Pixel 7 /7 Pro」はスタンダード版で8GB LPDDR5メモリ、Pro版で12GB LPDDR5メモリを搭載しています。また、スタンダード版で128/256GB UFS 3.1ストレージを搭載。Pro版は128/256/512GB UFS 3.1ストレージを搭載しています。
「Xperia 5 IV」は8GBメモリと128GB/256GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張できます。
5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応
「AQUOS R8 pro」は5G通信に対応し、わずか数秒で動画ファイルをダウンロードできます。
また、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.3やGPSも利用できます。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」は5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
「Google Pixel 7 /7 Pro」は5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
「Xperia 5 IV」は5G通信、Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
「AQUOS R8 pro」のデメリット
「AQUOS R8 pro」のデメリットを紹介します。
Dolby Atmosサウンドに対応していない
「AQUOS R8 pro」はステレオスピーカーで高音質なサウンドを再生できますが、立体音響技術 Dolby Atmosサウンドに対応していません。そのため、立体的で臨場感のあるサウンドを再生できません。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」はステレオスピーカー搭載で、立体音響技術Dolby Atmosに対応したサラウンド サウンドが楽しめます。
「Google Pixel 7 /7 Pro」はステレオスピーカー搭載ですが、Dolby Atmosサウンドに対応していません。
「Xperia 5 IV」はフルステージステレオスピーカー搭載で、立体音響技術「360 Reality Audio」や「360 Spatial Sound」に対応しています。
MIL-STD-810Gに対応していない
「AQUOS R8 pro」はMIL-STD-810Gに対応した高い耐久性に対応していません。
MIL-STD-810Gは、さまざまな環境条件下での耐久性を評価するための試験方法を定めたアメリカの規格です。
この規格をクリアしていることは、製品が過酷な環境でも信頼性を持つことの証明になります。
スタンダード版のR8モデルはMIL-STD-810Gに対応していました。
他のスマートフォンと比較
一方、「Galaxy S23 Ultra」、「Google Pixel 7 /7 Pro」、「Xperia 5 IV」もMIL-STD-810Gに対応していません。
「AQUOS R8 /pro」のスペック
- ディスプレイ 約6.4インチ、解像度1080×2340 pxのPro IGZO OLED
※Pro版:約6.6インチ、解像度1260×2730 pxのPro IGZO OLED
※有機EL/最大輝度2000nit/コントラスト比2000万:1/10億色/Dolby VISION/Rich Color/常時ブルーライト低減 - リフレッシュレート 1~240Hz (可変)
- プロセッサ Qualcomm SM8550 Snapdragon 8 Gen 2 オクタコア
※4nm/64bit/8コア/最大3.36 GHz - CPU 1×3.2 GHz Cortex-X3 & 2×2.8 GHz Cortex-A715 & 2×2.8 GHz Cortex-A710 & 3×2.0 GHz Cortex-A510
- GPU Adreno 740
- RAM(メモリ) 8GB LPDDR5
※Pro版:12GB LPDDR5 - ストレージ 256GB UFS 4.0
- 外部ストレージ microSDXCカードで最大1TBまで
- バッテリー 4570mAh
※Pro版:5000mAh - 充電 急速充電、インテリジェント充電
※Pro版: 急速充電、ワイヤレス充電 - 背面カメラ 50.3MP+13MP ※電子式手ブレ補正
※Pro版:47.2MP - 前面カメラ 8MP
※Pro版:12.6MP - ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.3、GPS (Glonass/Beidou/Galileo/QZSS)
- NFC・おサイフケータイ(Felica) 対応
- インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
- スピーカー 広帯域のBOX構造スピーカー
- 防水/防塵 IPX5・IPX8(お風呂防水対応)/IP6X
- 耐久性 MIL-STD-810G ※R8モデルのみ
- 冷却 サーモマネジメントシステム
- 生体認証 顔認証(マスク対応)、指紋認証
※Pro版:顔認証、画面内指紋認証(3D超音波指紋センサー「Qualcomm® 3D Sonic Max」) - OS Android 13 ※OSバージョンアップ 最大3回、セキュリティアップデート 最大5年
- サイズ 約161mm×77mm×9.3mm
- 重量 203g
- カラー ブラック、シルバー
※Pro版:ブラック - 5G通信 対応
- SIMカード NanoSIM + eSIM ※DSDV対応
対応バンド
「AQUOS R8」、「AQUOS R8 pro」はともに5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。
SIMフリーモデルは楽天モバイル、au のSIMでも利用できます。
対応バンドは以下の通りです。
5G NR sub6 n1 / n3 / n5 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79
4G FDD-LTE 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 66 TD-LTE 38 / 39 / 40 / 41 / 42
3G WCDMA 1 / 2 / 4 / 5 / 8
2G GSM 850 / 900 / 1800 / 1900
対応バンド
5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、その両方に対応しています。
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
「AQUOS R8 pro」と「AQUOS R8」の違い
主な違いはメモリ、背面カメラ、バッテリーです。
メモリの違い
「AQUOS R8 pro」・・・12GB
「AQUOS R8」・・・8GB
背面カメラの違い
「AQUOS R8 pro」・・・47.2MP / SUMMICRON レンズ、F1.9、14chスペクトルセンサー/1インチセンサー/190万画素の測距用センサー
「AQUOS R8」・・・50.3MP+13MP / HEKTOR レンズ / 標準(F1.9)+広角(F2.3)
バッテリーの違い
「AQUOS R8 pro」・・・5000mAh
「AQUOS R8」・・・4570mAh
「AQUOS R8 pro」の評価
「AQUOS R8 pro」の評価を紹介します。
スペック:★★★★★
通信:★★★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★
<総合評価>
2022年7月に発売されたシャープ「AQUOS R7」の後継モデルになります。
新モデルは上位版の「AQUOS R8 pro」、スタンダード版の「AQUOS R8」の2種類が用意されており、それぞれスペックが異なっています。
プロセッサはQualcomm Snapdragon 8 Gen 2で、「Galaxy S23 Ultra」と同じになります。Antutuベンチマークは約129万で、「Google Pixel 7 /7 Pro」、「Xperia 5 IV」よりも高速です。
注目のカメラは47.2MP+1.9MPから47.2MPのシングル構成に変更。前モデルと同じ1インチの大型イメージセンサーでライカと共同開発したズミクロンレンズを搭載していますが、新たに「14chスペクトルセンサー」を搭載しており、600種類以上の光源を判定して最適な画質に整えることができます。
そのほか、AFでペットを追随する機能やペット向けのポートレートモード、星空や花火の専用モードなど新しい機能が追加され、カメラ性能は大幅に強化されていると見ていいでしょう。
その他の変更点としては「サーモマネジメント」が挙げられます。これは大型カメラリングを利用して熱を効率よく排出し、発熱量を抑えて安定的に動作させるものです。また、常時ブルーライト低減で、高画質を維持しながらブルーライトを約50%軽減する機能も追加されています。
全体的に見て上位版の「AQUOS R8 pro」は非常にハイスペックで、サムスン「Galaxy S23 Ultra」に匹敵する性能です。カメラはシングル構成ですが、超高画質な写真が撮影できるライカ カメラで、映りの良さに関しては「Google Pixel 7 /7 Pro」や「Xperia 5 IV」をはるかに超える性能を持っているといえます。シャープ製のスマホの中でもっとも性能が高く、最高傑作ともいえる完成度ではないでしょうか。
「AQUOS R8 pro」の価格は約15万円前後。高価ですが、それだけの価値は十分にあるスマホであることは間違いないでしょう。ライカカメラを搭載したハイエンドなAndroidスマホを探している人におすすめです。
「AQUOS R8 pro」の価格・販売先
ECサイト
楽天市場で139,200円(税込)、
ヤフーショッピングで153,120円(送料無料)、
で販売されています。
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他のシャープAQUOSスマホと比較
他にもシャープAQUOSスマホが販売されています。2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
シャープの AQUOS スマホがコスパ高すぎで人気! 最新の全機種 まとめ
おすすめの類似製品を紹介
「AQUOS R8 pro」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。
「AQUOS R9 Pro」
シャープが開発した6.7インチの5Gスマートフォンです(2024年12月上旬以降に発売)。
Android 14、Qualcomm Snapdragon 8s Gen 3、Quad HD+のPro IGZO OLED液晶、12GB LPDDR5 メモリ、512GB UFS 4.0 ストレージ、背面 50.3MP + 50.3MP + 50.3MPの3眼カメラ、前面 50.3MPのフロントカメラを搭載しています。
また、電話アシスタント機能、Gemini(内蔵・電源キーで呼び出し)、放熱システム「デュアル・サーモマネジメント」、フルメタルBOXスピーカー、「8Way Audio」、「ブロードキャスト機能」、
リフレッシュレート 1~240Hz (可変)、急速充電、ワイヤレス充電、おサイフケータイ、IP68防水防塵、顔認証、画面内指紋認証、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、19万円、です。
関連記事:ライカ3眼「AQUOS R9 Pro」スマホとR8 Pro、R7を比較
「Xiaomi 14T Pro」
シャオミから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2024年11月下旬発売)。
Android 14ベースのXiaomi HyperOS、MediaTek Dimensity 9300+、12GB LPDDR5X メモリ、1.5KのAMOLED液晶、128GB / 256GB UFS4.0 ストレージ、5000mAhバッテリー、背面50MP + 50MP + 12MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能(Advanced AI、Google Gemini)、120Wハイパーチャージ、10Wワイヤレスチャージ、ステレオスピーカー、IP68防水防塵、冷却システム、リフレッシュレート 最大144Hz、タッチサンプリングレート 最大 480Hz、NFC、おサイフケータイ(Felica)、X軸リニア振動モーター、画面内指紋認証、AI顔認証、USB Type-C 2.0 (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で158,800円(送料無料・グローバル版)、ヤフーショッピングで148,000円(グローバル版)、AliExpressで113,827円、米国 Amazon.comで$729.50、です。
関連記事:ライカで進化「Xiaomi 14T」シリーズと13T Proを比較
「Xperia 1 VI」(マーク6)
ソニーから発売された6.5インチの5Gスマートフォンです(2024年6月7日に発売)。
Android 14、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、12GB / 16GBメモリ、19.5:9の有機EL液晶、256GB / 512GB ストレージ、背面 48MP + 12MP + 12MPの3眼カメラ、前面12MPのフロントカメラ、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。
また、光学7倍ズーム、テレマクロ、姿勢推定技術、新しいカメラアプリ、フルステージ ステレオスピーカー、Dolby Atmos、360 Reality Audio、360 Upmix、ワイヤレス充電、いたわり充電、IP68防水防塵、サイド指紋認証、FMラジオ、最大1.5TBまでのストレージ拡張、
リフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 最大240Hz、USB Type-C (OTG)、5G通信、eSIM、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4 (LE Audio)、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで189,200円(税込)、楽天市場で210,629円(送料無料)、ヤフーショッピングで188,800円、AliExpressで146,548円、米国 Amazon.comで$969.99、です。
関連記事:レンタル前に「Xperia 1 VI」のカメラ性能を詳細に調べてみた
「AQUOS R9」
シャープから発売された6.4インチの5Gスマートフォンです(2024年7月26日以降に発売)。
Android 14、Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 オクタコアプロセッサと12GB LPDDR5X メモリを搭載。Pro IGZO OLED液晶、256GB UFS 4.0ストレージ、5000 mAhhバッテリー、背面50.3MP + 50.3MPの2眼ライカカメラ、前面MP50.3MPのフロントカメラを搭載しています。
また、生成AIによる留守番電話の要約機能、ベイパーチャンバー採用の放熱システム、BOX構造のステレオスピーカー、最大20GBまでのメモリ拡張、可変リフレッシュレート 1~240Hz、急速充電、NFC・おサイフケータイ(Felica)、IP68防水防塵、MIL-STD-810G、
最大1TBまでのストレージ拡張、顔認証(マスク対応)、指紋認証、eSIM、DSDV、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で97,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで97,980円、です。
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「iPhone 16」
Appleから発売された6.1インチの5Gスマートフォンです。
iOS 18、Apple A18 Bionicチップ、8GB メモリ、Super Retina XDR液晶、128GB/256GB/512GBストレージ、ビデオ再生で最大22時間駆動できるバッテリー、背面 48MP+12MPの2眼カメラ、前面 12MPのフロントカメラ、ステレオスピーカーを搭載しています。
また、生成AI機能「Apple Intelligence」、アクションボタン、カメラコントロールボタン、Apple Pay、Suica決済、空間オーディオ再生、IP68防水防塵、音声操作 Siri、衛星経由の緊急SOS、衝突事故検出、衛星経由の「探す」、USB-C (DisplayPort/USB 2 最大480Mb/s)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、GPSにも対応している。
価格は、Amazonで126,061円(税込)、楽天市場で133,060円(送料無料)、ヤフーショッピングで130,980円、AliExpressで149,032円、です。
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