2021年6月にAmazonで発売された「BMAX i9」と低価格10.1タブレットを徹底 比較!価格やAntutuベンチマーク、スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2022年6月、「BMAX MaxPad I9 Plus」が発売されました。
※2021年12月、「BMAX MaxPad i10 Plus」が発売されました。
※2021年8月、「BMAX MaxPad I11」が発売されました。
※2021年1月から「BMAX i10」も発売中です。
※「BMAX i9」の正式名称は「BMAX MaxPad I9」です。
「BMAX i9」の特徴
「BMAX i9」の特徴をまとめてみました。
フルメタル・3Dサラウンド・Wi-Fiディスプレイ
「BMAX i9」は厚さ8.9 mmの薄型デザインを採用。フルメタルボディで高級感のある外観になっています。また、2つのチャンネルスピーカーを搭載。立体的な3Dサラウンドサウンドで音楽を楽しむことができます。そのほか、Wi-Fiディスプレイに対応。ワイヤレスでタブレットの画面を外部ディスプレイに映し出すことができます。
Allwinner A133 & Android 10
「BMAX i9」はAllwinner A133 クアッドコアプロセッサを搭載。2GBメモリとAndroid 10 OSとの組み合わせで軽快に動作します。また、32GBストレージを搭載。別売のmicroSDカードで容量を増やすこともできます。
5MPカメラ・Type-C・顔認証
「BMAX i9」は背面にオートフォーカス対応の5MP(500万画素)のメインカメラを搭載。前面には2MP(200万画素)のフロントカメラを搭載し、ZoomなどのWeb会議やオンライン授業でも活用できます。また、6~8時間駆動する5000mAhバッテリーを搭載。USB Type-C搭載でPD充電も利用できます。そのほか、顔認証に対応。カメラに顔をかざすだけですばやくロック解除できます。
価格を比較
「BMAX i9」と「Vastking Kingpad Z10」、「TCL TAB 10 Wi-Fi」、「Vankyo S10」(2021)の価格を比較してみました。
「BMAX i9」
「BMAX i9」は、Amazonで12,990円(2000円OFFクーポン付き)、楽天市場で19,317円 (税込)、ヤフーショッピングで14,289 円、AliExpressでUS $117.96で販売されています。
「Vastking Kingpad Z10」
「Vastking Kingpad Z10」は、Amazonで13,999円(Z10m・2000円OFFクーポン付き)、楽天市場で17,504円 (税込)、ヤフーショッピングで17,378 円(税込)、米国Amazon.comで$105.99、で販売されています。
「TCL TAB 10 Wi-Fi」
「TCL TAB 10 Wi-Fi」は、Amazonで12,000円、楽天市場で14,673円 (税込)、ヤフーショッピングで13,220 円 で販売されています。
「Vankyo S10」(2021)
「Vankyo S10」(2021)は、Amazonで13,999円(2000円OFFクーポン付き・2021モデル)、楽天市場で 15,999円 (税込・ポイント10倍・2021モデル)、ヤフーショッピングで17,920円円(2021モデル)、米国 Amazon.comで$129.99 (日本発送は+ $13.54) で販売されています。
Antutuベンチマークを比較
「BMAX i9」と「Vastking Kingpad Z10」、「TCL TAB 10 Wi-Fi」、「Vankyo S10」(2021)のAntutuベンチマークスコアを比較してみました。
「BMAX i9」
AnTuTu総合で約63,000
<CPU> Allwinner A133
※「Teclast P80」と同じプロセッサ
<プロセッサ性能を解説>
Allwinner A133 クアッドコアプロセッサを搭載し、AnTuTu総合で約63,000点を記録しています。最近のAndroid 10低価格タブレットは約10万ほどのスコアなので約4万ほどスコアが低くなります。OSが軽量版のAndroid 10 Go Editionであるなら比較的高速に動作しますが、公式ページでは「Android 10」と表記されています。
一方、Unisoc SC7731E搭載の「Vastking Kingpad Z10」、「Vankyo S10」(2021)はAntutu総合で約4万ほどです。軽量版のAndroid 10 Go Editionなので想像以上に軽快に動作します。
「Vastking Kingpad Z10」
Antutu総合で約37,000
<CPU> Unisoc SC7731E クアッドコア
※「Vankyo S10」、「Teclast P80H」(2020)と同じプロセッサ
「TCL TAB 10 Wi-Fi」
Antutu総合で約75000
<CPU> MediaTeK MT8766B
「Vankyo S10」(2021)
AnTuTu総合で「43096」、CPUで「18345」、GPUで「1516」、MEMで「16522」、UXで「6713」。
<CPU> Unisoc SC7731E クアッドコア
スペックを比較
「BMAX i9」と「Vastking Kingpad Z10」、「TCL TAB 10 Wi-Fi」、「Vankyo S10」(2021)のスペックを比較してみました。
「BMAX i9」のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280 x 800 ドットのIPS液晶
※HD - プロセッサ Allwinner A133 クアッドコア
- GPU IMG PowerVR GE8300
- RAM(メモリ)2GB
- ストレージ 32GB
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 5000mAh /3.7V
- 駆動時間 6~8時間
- 背面カメラ 5MP ※オートフォーカス対応
- 前面カメラ 2MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.2
- インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
※Wi-Fiディスプレイ対応 - センサー Gセンサー
- スピーカー 2つのチャンネルスピーカー(3Dサラウンドサウンド)
- 筐体の素材 金属(メタル)
- 生体認証 顔認証
- OS Android 10 ※Go Editionである可能性あり
- Google Playストア 対応・利用できます
- サイズ 241 x 168 x 8.9 mm
- 重量 520g
- カラー シルバー
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「Vastking Kingpad Z10」のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280 x 800 ドットのIPS液晶
※目の保護モード(ブルーライト低減) - プロセッサ Unisoc SC7731E クアッドコア 1.3 GHz
- GPU ARM Mali T820、600MHz
- RAM(メモリ) 2GB
- ストレージ 32GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大512GBまで
- バッテリー 6000 mAh
- 駆動時間 通常使用で最大12時間、スタンバイで20日間
- 充電 PD充電に対応・5V/2A(10W)
- 背面カメラ 8MP
- 前面カメラ 2MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2、GPS (Wi-Fi・チップ内蔵でオフラインGoogleマップ利用可)
- インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
- スピーカー デュアルスピーカー
- 生体認証 顔認識
- ボディの素材 金属(フルメタル)
- 音声認識 Google アシスタント対応
- OS Android 11 Go Edition
- Google Playストア 対応
- サイズ 240 x 160 x 6 mm
- 重量 450g
- カラー グレイ
- 付属品 充電器、充電ケーブル、マニュアル
- 発売日 2021/4/28にAmazon.co.jpで取り扱い開始
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「TCL TAB 10 Wi-Fi」のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280×800ドットのIPS液晶
※マルチタッチ対応/HD/画面占有率80% - プロセッサ MediaTeK MT8766B クアッドコア 1.8GHz
※12 nm/64bit/4コア/4スレッド/最大2.0 GHz - GPU IMG PowerVR GE8300
- RAM(メモリ) 3GB
- ストレージ 32GB
- 外部ストレージ microSDカード(MicroSDXC対応)で最大256GBまで
- バッテリー 5500mAh
- 駆動時間 スタンバイで400時間(16日間)、最大で約19時間30分
- 充電 PD充電・5V 2A・時間:約3時間50分
- 背面カメラ 5MP
- 前面カメラ 5MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS
- インターフェース USB Type-C 3.0 (OTG)、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
- センサー GPS、加速度
- スピーカー シングルスピーカー搭載
- マイク 搭載
- 防水防塵 IP52
- OS Android 10
- Google Play ストア 対応・利用できます
- サイズ 234.3 × 161.2 × 9.35 mm
- 重量 456g
- カラー ブラック
- 付属品 クイックガイド、商品安全保護シート
- 発売日 2021年3月31日にAmazon.co.jpで取り扱い開始
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「Vankyo S10」(2021)のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280×800 ドットのIPS液晶
※16:10 / 160ppi / Eye health(バックライト自動調光機能で目に優しい) - プロセッサ Unisoc SC7731E クアッドコア
※64ビット - CPU Cortex A7 1.3GHz
- GPU Mali-T820 600MHz
- RAM(メモリ) 2GB
- ストレージ 32GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大128GB まで
- バッテリー 6000mAh
- 駆動時間 最大10時間、動画再生で6時間
- 背面カメラ 8MP
- 前面カメラ 2MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.0、GPS (Wi-Fi)
- インターフェース USB Type-C、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
- スピーカー 2つ搭載
- Googleアシスタント 内蔵
- Google Mobile Service (GMS) 取得
- Google Play 対応
- FMラジオ 対応
- OS Android 9.0 ※2021年4月からAndroid 10 Goモデルが発売されています。
- サイズ 24 x 16.4 x 1cm
- 重量 490g
- カラー グレー
- 付属品 説明書×1、充電用USBケーブル×1、充電用アダプタ×1
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「BMAX i9」のメリット・デメリット
「BMAX i9」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・HD画質のIPS液晶
「BMAX i9」は10.1インチ、解像度1280 x 800 ドットのIPS液晶を搭載しています。画質はHDで、視野角が広いIPSパネルも採用しています。
一方、「Vastking Kingpad Z10」と「Vankyo S10」(2021)は10.1インチで解像度1280 x 800 ドットのIPS液晶(ブルーライト低減)を搭載しています。「TCL TAB 10 Wi-Fi」は10.1インチで解像度1280×800ドットのIPS液晶(マルチタッチ対応)を搭載しています。
・2GBメモリ&32GBストレージ搭載
「BMAX i9」は2GBメモリを搭載し、スムーズに動作します。また、32GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張することができます。
一方、「TCL TAB 10 Wi-Fi」は3GBメモリ&32GBストレージを搭載しています。「Vastking Kingpad Z10」と「Vankyo S10」(2021)は2GBメモリ&32GBストレージを搭載しています。
・5000mAhバッテリー搭載でPD充電に対応
「BMAX i9」は5000mAhバッテリー搭載で6~8時間駆動できます。また、Type-C端子搭載でPD充電も利用できます。
一方、「Vastking Kingpad Z10」は6000 mAhバッテリー搭載でPD充電に対応しています。「TCL TAB 10 Wi-Fi」は5500mAhバッテリー搭載でPD充電に対応しています。「Vankyo S10」(2021)は6000mAhバッテリー搭載でPD充電に対応しています。
・Wi-Fi(2.4GHz)&Bluetooth 4.2に対応
「BMAX i9」はWi-Fi(2.4GHz)とBluetooth 4.2に対応しています。
一方、「Vastking Kingpad Z10」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 4.2&GPSに対応しています。「TCL TAB 10 Wi-Fi」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 5.0&GPSに対応しています。「Vankyo S10」(2021)はWi-Fi(2.4GHz)&Bluetooth 4.0&GPS (Wi-Fi)に対応しています。
・厚さ8.9 mmで重さ520gの薄型メタルボディ
「BMAX i9」は厚さ厚さ8.9 mmで重さ520gになっています。筐体の素材は金属(メタル)で高級感ある外観になっています。
一方、「Vastking Kingpad Z10」は厚さ6 mmで重さ450gになっています。「TCL TAB 10 Wi-Fi」は厚さ9.35 mmで重さ456gになっています。「Vankyo S10」(2021)は厚さ1cmで重さ490gになっています。
・2つのチャンネルスピーカーで音がいい
「BMAX i9」は2つのチャンネルスピーカー搭載で立体感のある3Dサラウンドサウンドで音楽を楽しめます。
一方、「Vastking Kingpad Z10」と「Vankyo S10」(2021)はデュアルスピーカーを搭載しています。「TCL TAB 10 Wi-Fi」はシングルスピーカー搭載です。
・Wi-Fiディスプレイ対応
「BMAX i9」はWi-Fiディスプレイ対応で、ワイヤレスでタブレットの画面を外部ディスプレイに映し出すことができます。
一方、「Vastking Kingpad Z10」、「TCL TAB 10 Wi-Fi」、「Vankyo S10」(2021)もWi-Fiディスプレイに対応しています。
デメリット
・防水に対応していない
「BMAX i9」は防水に対応していません。
一方、「TCL TAB 10 Wi-Fi」はIP52の防水に対応しています。
「Vastking Kingpad Z10」と「Vankyo S10」(2021)は防水に対応していません。
・OSがAndroid 11でない
「BMAX i9」はAndroid 10搭載です。
一方、「Vastking Kingpad Z10」はAndroid 11 Go Editionを搭載しています。「TCL TAB 10 Wi-Fi」はAndroid 10搭載です。「Vankyo S10」(2021)はAndroid 10 Go Edition搭載です。
「BMAX i9」の評価
「BMAX i9」の評価を紹介します。
スペック:★★★
通信:★★★
機能:★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
フルメタルボディの低価格Android 10タブレットです。価格が1万円ほどなのでプロセッサ性能は高くはありません。
しかし、2GBメモリ&32GBストレージ搭載で動画視聴や電子書籍、Webサイト閲覧ぐらいなら軽快に動作します。3Dゲームをプレイしないのであれば十分な性能です。デザインも非常にいいですね。
なお、OSはおそらく「Android 10」でなく、「Android 10 Go Edition」だと思います。軽量版の「Go Edition」の方が軽快に動作するのでそちらの方が望ましいです。価格が1万円ほどであるならおすすめします。
「BMAX i9」の販売・購入先
「BMAX i9」は、
Amazonで12,990円(2000円OFFクーポン付き)、
楽天市場で19,317円 (税込)、
ヤフーショッピングで14,289 円、
AliExpressでUS $117.96、
で販売されています。
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[Amazon]
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★「Teclast P25」(Android 11)
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「Vankyo S10」(2021)
「Fire HD 10」(2021)
「VIVIMAGE E10」(HDMI出力)
「Vankyo S30」(Android 10)
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