防水対応の8インチタブレット「OUKITEL RT3 Pro」。早くも「キャンプや登山でも快適に使えそう」と評判です。
しかし、その一方で、「ふつうのタブレットの方が軽くて使いやすいのでは?」という口コミもあり、購入を迷っている人も多くいるようです。
そこで今回は、通常のタブレットよりも使いやすい点がよく分かるように、次の6点を重点的に解説します。
- デザインと耐久性(サイズ、重量、防水、耐衝撃)
- プロセッサ性能(ベンチマーク、Antutu、原神)
- メモリ・ストレージ、バッテリー
- ディスプレイ
- 通信性能(4G通信、通話、楽天モバイル、技適)
- カメラ性能
また、前モデル「OUKITEL RT3」や「OUKITEL RT8」との違いもわかるように紹介!Antutuベンチマークやゲーム性能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
防水で8インチRT3 Proの価格は約2万5千円・他の防水タブレットよりお買い得か?
「OUKITEL RT3 Pro」(オキテル アール3ティープロ)は2024年10月25日に中国 OUKITELから発売された8インチの防水タブレットです(出荷は11/1)。
最新のAndroid 14 OSとMediaTek Helio G81プロセッサを搭載し、
お風呂でも使えるIP68/IP69K防水防塵と、登山でも使える頑丈な「MIL-STD-810H」規格に対応しています。
価格はAmazonで25,415円(税込・セール価格)です。
一方、前モデルには2022年12月21日に発売されたMediaTek Helio P22搭載の8型「OUKITEL RT3」(Android 13)があります。
このタブレットは当初、工事現場などで使える頑丈なタブレットとして売り出されましたが、
日本では主に「お風呂で使う防水タブレット」として使われ、非常に高い人気がありました。
現在でも販売されており、価格はAmazonで19,900円(OUKITEL RT3)です。
8インチの防水タブレットは非常に珍しく、現在、購入できるのは「Ulefone Armor Pad Lite」ぐらいです。
こちらはMediaTek MT8766、Android 13搭載でIP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810Hにも対応しています。
価格はAliExpressで21,192円です。
防水タブレットはその他にAGMから発売された11インチのタフネス タブレット「AGM PAD P2 ACTIVE」(Android 14)がAmazonで39,999円で発売中です。
こちらはIP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H対応で、360°回転スタンドやショルダーストラップがついた専用 保護ケースが付属する個性的なモデルです。
そのほか、OUKITELから発売された防水対応の11インチ タブレット「OUKITEL RT8」(Android 13)もAmazonクーポン適用で36,900円発売中です。
こちらは、強力な防水防塵性能を備えつつ、2K液晶、MediaTek Helio G99、20000 mAh バッテリーを搭載するなどハイスペックな仕様です。
(まとめ)
防水タブレットを選ぶ際には、スペックが高い10インチ以上の防水タブレットを購入するという選択肢もあります。
また、防水に対応していない8インチのタブレットで性能が高く、2万円台のものを選ぶという選択肢もあります。
例えばSnapdragon 6 Gen 1搭載の8.4型「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」はクーポン適用でAmazon クーポン適用で25,199円で購入できます。
「OUKITEL RT3 Pro」は2万円台でコスパが高いですが、本当に他のタブレットをよりもお買い得なのでしょうか?
新モデルのくわしい性能(メリット)を見てみましょう。
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公式ページ:OUKITEL RT3 PRO Rugged Tablet 8-inch 5150 mAh Battery Android 14 NFC
タフネスさを極めたコンパクトなデザイン・使えるシーンも倍増する
新モデル「OUKITEL RT3 Pro」は高い耐久性を備えつつ、コンパクトなデザインになっています。
例えば、登山などのアウトドアで防水防塵のタブレットを持っていくとき、
10インチ以上のサイズだと、バックに入りきらないなどの問題が生じます。
しかし、RT3 Proの場合は片手でもラクラクと持てる8インチのコンパクトなサイズで、
バックにも余裕で収納できます。
<サイズ・重量を比較>
- 1.「OUKITEL RT3 Pro」・・・207 x 134 x 13.9 mm / 538 g
- 2.「OUKITEL RT3」・・・209 x 136.6 x 14 mm / 538.1 g
- 3.「OUKITEL RT8」・・・265.1 x 176.7 x 15.1 mm / 996 g
- 4.「OUKITEL RT7」・・・260.5 x 182.1 x 23.5 mm / 1176.5g
落としても壊れない頑丈な作り・日常のシーンでも大活躍!
タブレットを外出先に持ち出すとき、最も怖いのはうっかり落として壊してしまうことです。
せっかく購入したタブレットが一瞬で使い物になってしまうので、カバーをつけるなどの対策が必要になります。
しかし、RT3 Proの場合はそんな心配は全く不要です。
MIL-STD-810Hに準拠した高い耐衝撃性能を備えているため、うっかり落としてぐらいでは絶対に壊れません。
それは、背面ボディを見てもらえば分かるとおり、全体がゴムラバーでおおわれ、落下の衝撃を緩和できるからです。
この耐衝撃性があれば、例えば、登山の途中でうっかり落として岩場にガッツリぶつかったとしても全く平気です。
落としても全く怖くないので、室内のフィットネス バイクの前に置いたり、高い台の上に置いたりしてもへっちゃらです。
もちろん、カバーやケースなどは一切つけなくてOKです。
強力な防水と防塵性能で使うシーンを選ばない
RT3 ProはIP68/IP69Kという最強レベルの防水防塵性能を備えているため、あらゆるシーンでタブレットを活用できます。
例えば、屋外でタブレットを使っているとき、突然雨が降ってきて、タブレットがびしょ濡れになってもOKです。
また、お風呂での使用中にうっかり水没させてしまっても壊れることはありません(※30分以内まで耐えられます。ポートを塞ぐキャップなどはしっかりしている必要あり)。
さらに強力な防塵性能を備えているため、うっかり砂場に落としても壊れることはありません。
もちろん、粉塵が多い工事現場や作業場、農業などの畑作業、ガーデニングなどの土いじりでも余裕で耐えられます。
そのほかにも、キッチンや台所、海やプール、キャンプなど、あらゆるシーンで安全に使用できます。
RT3 Proがあればタブレットの活用シーンが増えて非常に便利です。
MediaTek Helio G81の性能とAntutuベンチマーク
「OUKITEL RT3 Pro」は屋外のアウトアドアでも使える頑丈なタブレットですが、動作が遅すぎると使い物になりません。
事前にプロセッサ(CPU)性能を調べて、どのくらい快適に動作するのかをよく確認しておきましょう。
MediaTek Helio G81とは?
「OUKITEL RT3 Pro」はMediaTek Helio G81プロセッサを搭載しています。このプロセッサはMediaTek社が開発した、スマートフォンやタブレット向けのSoC (System-on-a-Chip) です。
主にエントリーレベルのデバイスに搭載されており、ハイスペックではないものの、実用的に使える性能と省電力性を備えています。
具体的には12プロセスで製造された8コア、最大最大2.0GHz駆動のCPUを搭載。
内蔵のGPUはARM Mali G52 MC2で、MediaTekのHyperEngine 2.0 Liteゲームテクノロジーに対応し、
ゲームもスムーズに再生できます。
Antutu ベンチマークは?
Antutu V10 ベンチマーク総合は約 23万 前後 を記録しています(OKITELの公式ページに記載あり)。
性能的にはUnisoc T606 (Teclast M50 Mini)に近く、
MediaTek Helio G85 (Redmi Pad SE 8.7)や、Snapdragon 680 (Redmi Pad SE / Orbic TAB8 4G)、
Helio G80 (Lenovo Tab B9/Lenovo Tab M9)よりも少し低くなります。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合で比較したものです。
- 1.Snapdragon 8+ Gen 1 (LAVIE Tab T9 T0995/HAS /Lenovo Legion Y700 2023)・・・Antutu 総合で約 135万 前後
- 2.Snapdragon 6 Gen 1 (Alldocube iPlay 60 Mini Turbo)・・・Antutu 総合で約 55万 前後
- 3.MediaTek Helio G99 (Alldocube iPlay 60 mini Pro / HEADWOLF Fpad 5)・・・Antutu 総合で約 40万 前後
- 4.Snapdragon 695 5G (dtab Compact d-52C)・・・Antutu 総合で約 40万 前後
- 5.Unisoc T616 (HEADWOLF Fpad 3)・・・Antutu 総合で約 30万
- 6.Snapdragon 680 (Redmi Pad SE / Orbic TAB8 4G)・・・Antutu総合で約 27万 前後
- 7.MediaTek Helio G85 (Redmi Pad SE 8.7)・・・Antutu総合で約 26万 前後
- 8.Helio G80 (Lenovo Tab B9/Lenovo Tab M9)・・・Antutu総合で約 26万
- 9.Unisoc T606 (Teclast M50 Mini)・・・Antutu 総合で25万 前後
- 10.MediaTek Helio G81(OUKITEL RT3 Pro)・・・Antutu 総合で23万 前後
使用感は?
動作は特別 速くはありませんが、遅いわけではありません。
ウェブ ブラウジング、動画視聴、SNSの利用など、日常的な使い方であれば問題なく動作します。
ただし、OSやアプリの起動はやや遅いです。いったん起動させてしまえば問題ありませんが、その点が気になる人も多いです。
ゲーム性能
ゲームは比較的軽めのものであれば動作します。
グラフィック性豊かなゲームは遅延が生じるのでおすすめしません。
エミュレーターアプリを使ったレトロゲームは快適にプレイできます。
<各ゲームタイトルのフレームレート>
- 原神(Genshin Impact)・・・最低画質設定で平均25~30FPS程度。プレイできますが、カクつきを感じる場面もあるかもしれません。
- Call of Duty: Mobile・・・低~中画質設定で平均30~40FPS程度。設定を調整すればプレイ可能です。
- Apex Legends Mobile・・・最低画質設定でもフレームレートが安定せず、快適なプレイは難しいです。
- PUBG Mobile・・・HD画質、高フレームレート設定で平均30FPS程度。スムーズにプレイできます。
- Mobile Legends: Bang Bang・・・高画質設定で平均60FPS程度。安定したプレイが可能です。
- Among Us・・・問題なくプレイできます。
- マインクラフト・・・描画距離を短めに設定すれば、30~40FPS程度でプレイ可能です。ただし、MODを大量に導入したり、高画質テクスチャを使用すると、フレームレートが低下する可能性があります。
メモリ、ストレージ容量、バッテリー駆動時間など詳細スペックを確認
新モデル「OUKITEL RT3 Pro」は日常生活で快適に使えるプロセッサ性能を備えていますが、
メモリやストレージも動作に影響するため、しっかりと確認しておきたいところです。
また、屋外で使用することが多くなるため、バッテリーがどのくらいもつのかもしっかりと確認しておく必要があります。
メモリは?
4GB LPDDR4 メモリを搭載しています。
最近では4GBメモリでは少ない方になりますが、プラス12GBの仮想メモリ機能で最大16GBまで拡張できます。
さすがに、メモリ16GBになると、ブラウジングのスクロールでもかくつくことがなくなり、スムーズに遷移します。
また、スムーズに動かなかったゲームが動いたり、複数アプリを同時に使っても処理速度が遅くならないなどのメリットもあります。
メモリを増やすことによって、Webでの調べものやアプリの使用、動画の視聴などでも遅延が生じないので、イライラすることもありません。
ストレージは?
ストレージ容量は128GBです。かなり多い容量なので、このままでも十分ですが、
別売のmicroSDカードを利用することで、最大1TBまで拡張できます。
さすがに1TBまで容量が増えると、容量不足になることはないでしょう。
写真や動画をたっぷり保存できるので、旅行先で撮影した写真や動画を大量に保存したい人にぴったりです。
なお、出かけるまえに動画をダウンロードしておいて、屋外の外出先で動画をゆっくりと楽しむという使い方もできちゃいます。
アウトドアの休憩時に動画を楽しむのもありですね。
バッテリーは?
バッテリー容量は5150 mAh です。一般的なスマホにも搭載されている充分な量です。
駆動時間はスタンバイで900時間、通話で22時間、音楽で16時間、ビデオ再生で6時間、ゲームで6時間です。
キャンプなどの屋外で使用したとしても一日は余裕でもつので、バッテリー切れの心配はありません。
旅行などの長時間のフライトでも安心ですね。
充電はType-Cを使った10W充電で、約180分でフルチャージできます。
また、リバースチャージ機能に対応し、他のスマホやUSB機器に給電も可能です。
うっかりスマホを充電し忘れても安心です。
<メモリ、ストレージ、バッテリーを比較>
- 1.「OUKITEL RT3 Pro」・・・4GB(最大16GB)、128GB、5150 mAh
- 2.「OUKITEL RT3」・・・4GB(最大7GB)、64GB、5150 mAh
- 3.「OUKITEL RT8」・・・8GB、128GB、15000 mAh
- 4.「OUKITEL RT7」・・・12GB、128GB、20000 mAh
ディスプレイはHDでも十分か?強度やグローブモードは?
新モデル「OUKITEL RT3 Pro」は屋外で使用することが多いため、ディスプレイの見やすさは重要です。
また、うっかり落とした場合に耐えられるかどうか、液晶表面の強度も必ず確認しておく必要があります。
ディスプレイサイズと解像度は?
「OUKITEL RT3 Pro」は8インチのIPS ディスプレイを搭載しています。
解像度は800 x 1200 ドットでHD画質です。
フルHDと比べると、高精細ではありませんが、実際にはどのように見えるのでしょうか?
実機で確認してみると、思った以上にキレイに見えます。
最新の映像技術を採用しているせいか、写真や動画はもちろん、テキストの文字も十分にはっきりと見えます。
見やすいか?
ただし、輝度は最大380nitで、直射日光下では見にくくなる傾向があります。
日が当たらない場所や曇りの日は見やすく表示できるので、問題はありません。
また、ベゼルは狭く、画面がより大きく見えるため、見やすさも問題ありません。
画面比率87.8%とワイドで、動画も快適に視聴できます。
液晶の表面の強度は?
液晶表面はCorning Gorilla Glass 5の強化ガラスで保護されているため、
傷がつきにくいのはもちろん、落下しても割れてしまうことはありません。
キャンプなどで持ち歩きを頻繁にする人も安心して使用できます。
グローブモードに対応しているか?
手袋をしたままでもタッチ操作できるグローブモードに対応しているのでしょうか?
実機で試してみたところ、手袋でもタッチ操作できました(設定→システムでグローブモードを選択する必要あり)。
冬場や作業現場など、手袋を外せない状況でも快適使えるので、非常に便利です。
<ディスプレイを比較>
- 1.「OUKITEL RT3 Pro」・・・8インチ、解像度 800 x 1200 ドットのIPS
- 2.「OUKITEL RT3」・・・8インチ、解像度 800 x 1200 ドットのIPS
- 3.「OUKITEL RT8」・・・11インチ、解像度 2000 x 1200 ドットのIPS
- 4.「OUKITEL RT7」・・・10.1インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS
通信性能をチェック!4G LET通信、Wi-Fi、Bluetoothは?
新モデル「OUKITEL RT3 Pro」は屋外で使用する機会が多くなるため、通信性能も十分に確認する必要があります。
4G通信
4G通信に対応しているため、スマホが故障した際にSIMを入れ替えて通信することもできます。
もちろん、タブレット用に別途SIMを契約していれば、そのまま通信することも可能です。
SIMについては、ドコモやソフトバンク、au、楽天モバイル回線のSIMが利用できます。
もちろん、デュアルSIMに対応しているので、仕事用とプライベート用のSIMカードを同時に使用できます。
対応バンドの詳細をスペックの下に書いておいたので、気になる人はチェックしてみてください。
グローバルバンド対応で、海外旅行や出張などでも使用できます。
Wi-Fi
Wi-Fi 5のacデュアルバンドに対応し、高速なワイヤレス通信を利用できます。
動画視聴、オンラインゲーム、ビデオ通話なども利用できます。
ただし、Wi-Fi 6には対応していないので、通信速度は超高速ではありません。
Bluetooth
Bluetooth 5.0、もしくは5.3に対応してます。
ワイヤレスのイヤホンやゲームパッド、キーボード、マウスに接続できます。
<通信性能を比較>
- 1.「OUKITEL RT3 Pro」・・・4G LET通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0
- 2.「OUKITEL RT3」・・・4G LET通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0
- 3.「OUKITEL RT8」・・・4G LET通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0
- 4.「OUKITEL RT7」・・・4G LET通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0
カメラ性能の詳細をチェック!画素数や機能、写り具合、動画撮影を確認
新モデル「OUKITEL RT3 Pro」はコンパクトなサイズでスマホのように写真撮影できるため、カメラ性能も重要になります。
特に屋外で写真撮影する人は、どのくらい快適に撮影できるのか、チェックしておく必要があります。
カメラの仕様は?
背面は16MP + 0.3MPの2眼構成です。前面は8MPのシングルカメラです。
背面の補助カメラは深度用で、背景をぼかした立体的な写真を撮影できます。
<カメラの仕様>
- 背面のメインカメラ・・・16MP、Sony -OV16880、1/3.06、F2.0、81°、AF、LEDフラッシュ、
- 背面の補助カメラ・・・0.3MP、GALAXYCORE – GC032A、1/10、F2.2、深度用
- 前面のフロントカメラ・・・8MP、Sony – IMX219、1/4、F2.0、78°
写りはいいのか?
ソニーセンサーを採用しているだけあって、写りは比較的良い方です。しかし、センサーサイズが小さいため、風景写真にはあまり適していません。
どちらかというと、記念に記録しておくためのカメラです。
機能は?
自撮り用として、ビューティモード、ポートレートモードが利用できます。また、背景をぼかした写真を撮影できるぼけモードも利用できます。
そのほか、夜景撮影用のナイトモード、高コントラストで明るく撮影できるHDRモードなども利用できます。
動画撮影は?
背面カメラで1080@30fps、前面カメラで720P@30fpsの動画撮影が可能です。
4Kアクションカメラなどと比べると、画質はかなり劣りますが、記録用としては十分な画質です。
<カメラの画素数を比較>
- 1.「OUKITEL RT3 Pro」・・・背面 16MP + 0.3MP、前面 8MP
- 2.「OUKITEL RT3」・・・背面 16MP、前面 5MP
- 3.「OUKITEL RT8」・・・背面 48MP + 32MP、前面 16MP
- 4.「OUKITEL RT7」・・・背面 48MP + 20MP + 16MP、前面 32MP
「OUKITEL RT3 Pro」のデメリット
「OUKITEL RT3 Pro」はコンパクトで耐久性も高く、非常に使いやすいタブレットですが、弱点もあります。
購入前によく確認しておきましょう。
デメリット1:ジャイロスコープセンサーがない
「OUKITEL RT3 Pro」はジャイロスコープセンサーや周囲光センサーがありません。
ジャイロスコープセンサーは、コンパスセンサーとともに地図アプリで利用されるものです。
本来であればリアルタイムの進行方向と目的地までの距離などが確認できますが、
ジャイロセンサーがないため、地図アプリでは方角(※コンパスセンサーあり)のみ表示されます。
これはジャイロセンサーがある場合と比べて、非常に使いづらいです。
GPSセンサー(GPS/Galileo/Glonass/Beidou)が強力であるのに、
そのメリットを十分に活かしきれないといってもいいでしょう。
デメリット2:周囲光センサーがない
周囲光センサーは環境光センサーとも呼ばれ、周囲の明るさに応じてディスプレイの明るさを調整する際に使用します。
OUKITEL RT3 Proの場合はそのセンサーがないため、自動で明るさを調整することができません。
そのため、ディスプレイの輝度を上げたままにしておくと、バッテリーの消耗が激しくなります。
デメリット3:指紋認証が使えない
「OUKITEL RT3 Pro」は顔認証には対応していますが、指紋認証には対応してません。
せっかくグローブモードに対応しているのに、指紋認証でタッチでロック解除できないのは不便です。
顔認証が使えなかった場合、結局、グローブをとってからPINコードを入力することになります。
「OUKITEL RT3 Pro」のスペック
- ディスプレイ 8インチ、解像度 800 x 1200 ドットのIPS
※14:9/380nit/188 ppi/画面比率87.8%/Corning Gorilla Glass 5 - リフレッシュレート 60Hz
- プロセッサ MediaTek Helio G81(MTK6769)
※12nm/8コア/最大2.0GHz - CPU 2x 2.0 GHz Cortex-A75 + 6x 1.7 GHz Cortex-A55
- GPU ARM Mali G52 MC2
- RAM(メモリ)4GB LPDDR4
- 仮想メモリ +12GBで最大16GBまで
- ストレージ 128GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
- バッテリー 5150 mAh
- 駆動時間 スタンバイで900時間、通話で22時間、音楽で16時間、ビデオ再生で6時間、ゲームで6時間、
- 充電 10W充電、リバースチャージ、時間:180分
- 背面カメラ 16MP + 0.3MP
- 前面カメラ 8MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4Ghz+5GHz)、Bluetooth 5.0
- 衛星測位 GPS/Galileo/Glonass/Beidou
- NFC 対応・利用できます
- インターフェース USB Type-C (OTG)
- センサー Gセンサー、コンパス
- スピーカー デュアルスピーカー
- 防水防塵 IP68/IP69K
- 耐久性 MIL-STD-810Hに準拠・耐寒(-45度)・耐熱(75度)・耐衝撃(背面をゴムラバーで保護)
- アウトドアツール 対応
- ハンドストラップ 付属しません
- ラジオ 対応(FM)
- 生体認証 顔認証
- 動作温度 -20℃~55℃
- OS Android 14 (OTA対応)
- サイズ 207 x 134 x 13.9 mm
- 重量 538 g
- カラー ブラック、オレンジ、グリーン
- 付属品 充電アダプター、TypeC充電ケーブル、SIMピン、マニュアル(説明書)
- 4G通信 対応
- SIMカード NanoSIM(デュアルSIM + TFカード)
対応バンド
「OUKITEL RT3 Pro」は4G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMに対応しています。
基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。
対応バンドは以下の通りです。
4G FDD:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/25/26/B28A/B28B/66
TDD:B38/B39/B40/B41
3G WCDMA:B1/B2/B4/B5/B8/
2G GSM:B2/B3/B5/B8
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
楽天モバイル回線にどれぐらい対応しているか?
4G回線は楽天モバイルの主要バンドであるB1、B3、B18、およびTD-LTEバンドであるB41に対応しています。
3G回線は楽天モバイルの主要バンドであるB1に対応しています。
したがって、4G、3G回線で快適に通信、通話できる性能を持っています。
ただし、楽天モバイルは、自社回線エリア以外ではパートナー回線(au)を利用します。OUKITEL RT3 Proはauのパートナー回線で必要なバンドの一部に対応していません。そのため、パートナー回線エリアでは通信速度が遅くなったり、圏外になる可能性があります。
また、プラチナバンド(Band 18/26)は、電波が建物内や地下に届きやすく、繋がりやすい周波数帯です。OUKITEL RT3 ProはBand 18に対応していますが、Band 26には対応していません。そのため、建物の奥まった場所などでは電波状況が不安定になる可能性があります。
「OUKITEL RT3 Pro」の評価
7つの基準で「OUKITEL RT3 Pro」を5段階で評価してみました。
- 画面の見やすさ:★★★
- デザイン:★★★
- 耐久性:★★★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★★
<総合評価>
OUKITELから発売された防水対応の8インチ タブレットです。
ハイスペックではないものの、実用的に使える性能や耐久性を備えており、
コストパフォーマンスにも優れています。
他のタブレットよりも良い点は?
他の8インチタブレットよりも良い点は、「場所を選ばず、あらゆるシーンで使える」という点です。
強力な防水防塵性能とMIL規格に対応しているため、キャンプや登山、建設現場、など
通常のタブレットでは使いづらいシーンでも安心して使えます。
性能は低くないのか?
ディスプレイはHD画質ですが、実機で試したところ十分に合格レベルです。
プロセッサ性能やバッテリー性能、通信性能なども、それほど高くはないものの、
日常生活で快適に使える性能は備えているといえます。
どんな人に最適か?
屋外の外出先で常にタブレットを使いたいと考えている人に最適です。
コンパクトサイズで重さも500g程度なので、手で持ちながらの移動も簡単で、
落下しても故障するリスクは全くありません。
スマホのようにタブレットを持ち歩き、動画を観たり、
写真を撮影したり、Webで調べものをしたい人に最適です。
(まとめ)
性能がそれほど高くないので、ゲーム用のタブレットにはなりませんが、
常に持ち歩いて使える、コンパクトで頑丈なタブレットです。
スマホよりもタブレットをメインに使いたい人におすすめします。
「OUKITEL RT3 Pro」の価格・購入先
「OUKITEL RT3 Pro」はOUKITEL公式サイト、またはAmazonなどのECサイトで購入できます。
OUKITEL公式サイト
$229.99(日本円で約35346円)※23%OFFのセール価格
で販売されています。
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ECサイト
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AliExpressで23,443円、
米国 Amazon.comで$239.99 ($80 OFFクーポン付き)、
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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
おすすめの類似製品を紹介
「OUKITEL RT3 Pro」に似た性能をもつタブレットも販売されています。
「Ulefone Armor Pad Lite」
Ulefoneから発売された防水対応の8インチ タブレットです(2023年9月 発売)。
Android 13 Go Edition、MediaTek MT8766、3GB LPDDR4xメモリ、HD+ IPS液晶、32GBストレージ、7650 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。
また、最大6GBまでのメモリ拡張、グローブモード、サイド指紋認証、NFC/Google Pay、カスタムキー(ショートカットキー)、デュアル ステレオスピーカー、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H規格、拡張コネクタ、ハンドストラップ(キックスタンド付き)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、AliExpressで21,192円、です。
関連記事:多機能「Ulefone Armor Pad Lite」と8型タブレットを比較
「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」
Alldocubeから発売された8.4インチのタブレットです(2024年9月26日発売)。
Android 14、Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1、8GB LPDDR5 メモリ、フルHDのIPS液晶、128GB UFS3.1、5500 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。
また、4K映像出力、18W PD急速充電、最大16GBまでのメモリ拡張、Widevine L1、最大512GBまでのストレージ拡張、ジャイロスコープ、振動モーター、自動明るさ調整、USB 3.1 Type-C (OTG/)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで28,899円(税込・3700円 OFFクーポン)、楽天市場で32,999円(送料無料)、です。
関連記事:ゲームに最適「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」の評価
「AGM PAD P2 ACTIVE」
AGMから発売された11インチのタフネス タブレットです。Android 14、MediaTek Helio G99 (MT8781) 、8GBメモリ、10.95のフルHD+液晶、256GBストレージ、7850mAhバッテリ、背面50MPカメラ、前面8MPカメラ搭載で、
IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H(耐衝撃)、保護ケース(360°回転スタンド、ショルダーストラップ付き、付属)、
20W急速充電、リフレッシュレート 90Hz、Widevine L1、クアッド BOXステレオスピーカー、4G LET通信、デュアル シリコンマイク、Bluetooth ワイヤレスキーボード(別売)、スタイラスペン(別売)、顔認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のacデュアルバンド、Bluetooth 5.2、4衛星測位のGPSナビゲーションに対応しています。
価格は、Amazonで39,999円(税込・ケース付き)、AliExpressで40,181円、米国 Amazon.comで$299.99 です。
関連記事:防水で高性能「AGM PAD P2 ACTIVE」のメリット・デメリット
「OUKITEL RT8」
OUKITELから発売された防水対応の11インチ タブレットです(2024年3月 発売)。
Android 13、MediaTek Helio G99、6GB LPDDR4 メモリ、11インチの2K液晶、256GBストレージ、20000 mAh バッテリー、背面48MP+20MP+5MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、リフレッシュレート 90Hz、4G LET通信、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H準拠の耐寒・耐熱・耐衝撃、アウトドアツール、ハンドストラップ、
FMラジオ、最大12GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、ジャイロセンサー、NFC、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.1、4衛星測位のGPSに対応しています。
価格は、Amazonで41,900円(税込・5000 OFFクーポン付き)、楽天市場で61,506円(送料無料)、AliExpressで38,766円、です。
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