コスパに優れた防水タブレット「OUKITEL RT9」。早くも「最大24GBメモリで屋外でも快適に使えそう」と評判です。
しかし、その一方で、「前モデルの方が性能が高くていいのでは?」との口コミがあり、購入を迷っている人も多くいるようです。
そこで今回は、その性能の違いがよく分かるように、次の7点を重点的に解説します。
- デザイン(ハンドストラップ、サイズ・重量・カラー)
- ディスプレイ・グローブモード
- プロセッサ性能(UNISOC T606、Antutu、ゲーム性能)
- メモリ・ストレージ
- バッテリー・充電
- カメラ性能
- 通信性能(4G LET通信)
また、前モデル「OUKITEL RT8」、「OUKITEL RT7」、「OUKITEL RT6」との違いも紹介!Antutuベンチマークやゲーム性能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「OUKITEL RT9」が発売開始!防水対応でコスパが高い
10.1インチの防水タブレット「OUKITEL RT9」が発売されました。日本のAmazonやAliExpressで発売中で、価格もかなり安いです。ハンドストラップも付属するのでコスパがいいですね。
「OUKITEL RT9」とは?
「OUKITEL RT9」(オキテル アールティー9)は2024年11月に発売された防水対応のタブレットです(発表は2024年9月)。
画面サイズは10.1インチで、OSは最新のAndroid 14を採用しています。
プロセッサはUNISOC T606で、エントリーモデルになりますが、メモリはなんと最大24GBまで拡張できてしまいます。
また、256GBストレージとストレージ容量も多く、バッテリー容量は通常のタブレットの2倍多い 11000 mAh を搭載。
これだけバッテリー容量が多いと、山登り、キャンプ、釣り…、どんなアウトドアシーンでも、バッテリー切れの心配はありませんね。
ちなみにリバースチャージ(OTG逆充電)にも対応しているため、スマホやデジカメ、ゲーム機などにも給電できますよ。
防水性能が高く頑丈・お買い得な点も多い
もちろん、IP68/IP69Kの最高レベルの防水防塵に対応しているため、急な雨で濡れてもへっちゃらです。
MIL-STD-810H対応で落下の衝撃にも強いため、コンクリートの地面に落としてもびくともしません。
しかも、片手で持てるハンドストラップつき。
カメラ性能(背面、前面に16MP)も比較的高く、SIMフリーの4G LET通信に対応しているなど、
お買い得な要素が満載なタブレットです。
早速どんなタブレットなのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:RT9 Rugged Tablet 10.1-inch 2K Display 11000mAh Battery – OUKITEL
価格は安いか?ライバル機の価格もチェック!
新モデル「OUKITEL RT9」は現在、セール中で、Amazonクーポン適用で27,175円で販売されています。また、AliExpressではさらに安い価格の22,618円(アプリから割引クーポンを取得可)で販売中です。
一方、2024年3月に発売された前モデル「OUKITEL RT8」はAmazonで39,900円(セール価格)、AliExpressで37,874円で発売中です。こちらは11インチの2K液晶、MediaTek Helio G99、20000 mAh バッテリー搭載とかなりスペックが高く、背面48MP+20MP+5MPの3眼カメラも搭載されています。
また、さらにスペックが高い「OUKITEL RT7」はAmazonで55,920円、AliExpressで51,022円で発売中。こちらは32000mAhバッテリー搭載で、5G通信にも対応しています。
そのほか、2023年7月下旬に発売された「OUKITEL RT6」がAmazonで45,900円、AliExpressで39,879円で発売中。こちらは自立可能なキックスタンド付きで、10.1インチのフルHD液晶、MediaTek MT8788、20000mAhバッテリーを搭載。SIMフリーの4G LET通信にも対応しています。
ライバル機は今いくらなのか?
現在、Amazonでブラックフライデーセール(12/6まで)が開催されているため、防水タブレットもかなり安く販売されています。
まず、UMIDIGIから発売された11インチの防水タブレット「UMIDIGI Active T1」はAmazonで26,320円で発売中です。こちらはAndroid 13、2K液晶、Unisoc T616、10000mAhバッテリ搭載で、クアッド ステレオスピーカーやホットキー(ショートカットキー) も利用できるようになっています。
また、DOOGEEから発売された10.4インチの防水タブレット「DOOGEE R10」がAmazonで25,900円(税込)で発売中です。このモデルはAndroid 13、MediaTek Helio G99、82K液晶、10800mAhバッテリー搭載で、クアッド BOXスピーカー、4G LET通信、Wi-Fi 6対応でまだまだ十分に使えるモデルです。
そのほか、AGMから発売された10.36インチの防水タブレット「AGM PAD P1」がAmazonで23,999円(税込・セール価格)で発売中。FOSSiBOTから発売された10.4インチの防水タブレット「FOSSiBOT DT1」も25,400円でセール販売中です。
デザインをチェック!厚さは?ビジネスシーンでも使えるか?
新モデル「OUKITEL RT9」はその堅牢なボディと洗練されたデザインが魅力のタブレットです。
ミリタリーテイストの無骨な外観は、見るからに頑丈そうで、過酷な環境での使用にも耐えうるタフネスさを備えています。
しかし、ただ頑丈なだけではありません。エッジの効いたシャープなラインや無駄を削ぎ落としたシンプルなフォルムは、スタイリッシュな印象を与え、ビジネスシーンでも違和感なく使用できます。
厚さは14.2 mmで、前モデル「OUKITEL RT8」や「OUKITEL RT7」よりも薄くなっています。
カラーは、落ち着きがあり、洗練された印象を与えるブラックと、鮮やかでエネルギッシュな印象を与えるオレンジの2色を用意しています。
さらに、人間工学に基づいた設計により、長時間使用しても疲れにくいグリップ感を実現しています。
<サイズ・重量を比較>
- 1.「OUKITEL RT9」・・・251.2 x 170 x 14.2 mm / 850 g
- 2.「OUKITEL RT8」・・・265 x 176.7 x 15 mm / 996.7 g
- 3.「OUKITEL RT7」・・・249.1 mm x 167.8 mm x 19.8 mm / 1212g g (5G)
- 4.「OUKITEL RT6」・・・249.1 × 167.8 × 17.3mm / 1.03 kg
ハンドストラップが付属
新モデル「OUKITEL RT9」はハンドストラップが付属します。
これを装着することで、片手でタブレットをしっかりと保持できるようになり、移動中や作業中でも安定した操作が可能です。
建設現場や工場など、両手を頻繁に使う必要がある環境では特に役立ちます。
また、落下防止にも役立ち、不意の事故から大切なタブレットを守ります。
ディスプレイを確認・解像度は十分か?屋外では見やすい?
新モデル「OUKITEL RT9」は10.1インチの大画面ディスプレイを搭載し、鮮明な映像で動画視聴や電子書籍の読書を楽しめます。
HD画質に対応したIPS液晶は視野角が広く、複数人で画面を共有する際にも便利です。
400nitの高輝度ディスプレイは、太陽光下でも見やすく表示できるため、屋外での使用も安心です。
また、液晶表面には強化ガラス「INX Glass」を採用し、傷や衝撃にも強いので、安心して持ち運べます。
<ディスプレイの仕様>
- 画質・・・HD
- 画面占有率・・・78%
- ピクセル密度・・・149ppi
- 輝度・・・400nit
- 強化ガラス・・・INX Glass
前モデルと比較
前モデル「OUKITEL RT8」は11インチのフルHDディスプレイを搭載しているので、
新モデル「OUKITEL RT9」よりも約1インチ大きく、解像度も高くなります。
「OUKITEL RT7」と「OUKITEL RT6」もフルHDディスプレイを採用で、高精細な表示が可能です。
ただし、HD画質であってもそれほど粗い画質ではありません。
屋外で動画視聴やWbeサイトの閲覧、電子書籍などを利用するのには十分な画質です。
<ディスプレイを比較>
- 1.「OUKITEL RT9」・・・10.1インチ、解像度 800 x 1280 ドットのIPS
- 2.「OUKITEL RT8」・・・11インチ、解像度 1900 x 1200 ドット
- 3.「OUKITEL RT7」・・・10.1インチ、解像度 1900 x 1200 ドット
- 4.「OUKITEL RT6」・・・10.1インチ、解像度1900 x 1200ドット
グローブモードに対応
新モデル「OUKITEL RT9」はグローブモードを搭載しており、手袋を着用したままでもスムーズにタッチパネルを操作できます。
冬の寒い屋外でも、手袋を外すことなく快適にタブレットを使用することが可能です。
建設現場や工場など、作業中に手袋を外せない環境でも、OUKITEL RT9なら作業効率を落とすことなく、タブレットを活用できます。
また、医療現場など、衛生面を考慮して手袋を着用しなければならない状況でも便利です。
プロセッサ性能を確認・サクサク動く?ゲームは?
新モデル「OUKITEL RT9」はUnisoc T606 オクタコアプロセッサを搭載し、スムーズな動作を実現します。
12nmプロセスで製造されたCPUは、電力効率にも優れており、バッテリーの持ちにも貢献します。
また、AnTuTu V10 ベンチマーク総合のスコアは約25万点(244702)と、
ウェブでの調べもの、SNSのチェック、動画視聴など、一般的な用途において十分に快適に使える性能を備えています。
負荷の軽いゲームであれば、快適にプレイすることも可能です。
前モデルと比較
前モデル「OUKITEL RT8」はMediaTek Helio G99搭載でAntutu総合で約40万を記録していたため、
スコアが約15万も下がることになります。
このぐらいの差があると、Webブラウジングで、やはり体感で速度の違いを感じます。
通信速度もWi-Fi 6対応でないので、若干引っ掛かるような遅延が生じます。
しかし、それ以外では取り立てて不便を感じるほど遅くはありません。
OSの起動がやや遅い感じがしますが、それも一度起動させてしまうと、大きな問題にはなりません。
高速ではありませんが、日常使いにはまずまず快適に使えるレベルです。
<Antutu ベンチマークを比較>
- 1.「OUKITEL RT9」・・・Antutu 総合 25万前後(UNISOC T606)
- 2.「OUKITEL RT8」・・・Antutu 総合 40万前後(MediaTek Helio G99)
- 3.「OUKITEL RT7」・・・Antutu 総合 37万前後(MediaTek Dimensity 720)
- 4.「OUKITEL RT6」・・・Antutu 総合 25万前後(MediaTek MT8788)
ゲーム性能
Unisoc T606はエントリークラスのCPUであるため、最新の3Dゲームを最高設定で快適にプレイするのは難しいですが、設定を調整することで多くのゲームを楽しむことができます。
具体的なゲームタイトルとFPSは以下の通りです。
<各ゲームタイトルのFPS>
- 原神・・・最低設定で30FPS程度。プレイ可能なレベルですが、快適なプレイは難しいでしょう。
- 鳴潮 (Wuthering Waves)・・・最低設定でも30FPSを維持するのはやや難しいです。快適なプレイには、より高性能なCPUを搭載したデバイスが必要です。
- Call of Duty: Mobile・・・低設定で30~40FPS程度。激しい戦闘シーンではフレームレートが低下する可能性があります。
- PUBG Mobile・・・低設定で30FPS程度。スムーズなプレイには、画質設定を下げる必要があるでしょう。
- Apex Legends Mobile・・・激しい戦闘シーンや、多くのプレイヤーが集まるエリアでは、フレームレートが15FPSを下回ることもあり、カクつきや遅延が発生する可能性があります。
- ウマ娘 プリティーダービー・・・30~40FPS程度。ライブシーンなど、描画負荷の高い場面ではフレームレートが低下する可能性があります。画質設定を調整することで、より安定したプレイが期待できます。
- マインクラフト・・・30~60FPS程度。描画範囲や描画品質の設定によってフレームレートが大きく変動します。軽量化MODなどを導入することで、より快適にプレイできるでしょう。
- Subway Surfers、Temple Run 2 などのカジュアルゲーム・・・60FPSで安定してプレイ可能。
メモリ、ストレージを確認・容量は十分か?拡張はできる?
新モデル「OUKITEL RT9」は6GB LPDDR4 メモリを搭載しています。
このメモリはLPDDR4規格の高速な転送のほか、プラス18GBの仮想メモリ機能で最大24GBまで拡張できます。
これにより、複数のアプリを同時に起動してもスムーズな動作を実現。動画視聴、ゲーム、ブラウジングなど、様々なタスクを快適にこなせます。
ストレージは?
ストレージは大容量256GBで、写真、動画、アプリなどを大量に保存できます。
もちろん、microSDカードで最大1TBまで拡張できるので、万が一、ストレージ容量が足りなくなった場合でも安心です。
また、高速なUFS2.2規格に対応しているため、アプリの起動やファイルの読み込みが速く、ストレスを感じることなく使用できます。
前モデルと比較
前モデル「OUKITEL RT8」とはメモリの容量が同じですが、拡張できる容量は新モデル「OUKITEL RT9」の方が2倍多くなっています。
「OUKITEL RT7」は最初から12GBメモリを搭載しているため、RT9よりも2倍多いメモリ容量を搭載していることになります。
<メモリ・ストレージを比較>
- 1.「OUKITEL RT9」・・・6GB LPDDR4(最大24GB)/ 256GB UFS2.2
- 2.「OUKITEL RT8」・・・6GB LPDDR4(最大12GB)/ 256GB UFS2.2
- 3.「OUKITEL RT7」・・・12GB LPDDR4(最大24GB)/ 256GB UFS2.2
- 4.「OUKITEL RT6」・・・8GB LPDDR4 / 256GB UFS2.2
バッテリー・充電を確認・長く使える?充電スピードは?
新モデル「OUKITEL RT9」は11000mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間の使用を可能にします。
最大1900時間のスタンバイ、48時間の通話、9時間の動画再生に対応しており、外出先でもバッテリー切れの心配なく、安心して使用できます。
また、18Wの急速充電にも対応しているため、210分で充電が完了し、すぐに使用を再開できます。
さらに、OTGリバース充電(リバースチャージ)機能を搭載し、モバイルバッテリーとしても活用可能。スマートフォンやその他のデバイスを充電できるため、緊急時にも安心です。
前モデルと比較
前モデル「OUKITEL RT8」と「OUKITEL RT6」は20000 mAh バッテリー搭載で、33W急速充電に対応しているため、
新モデル「OUKITEL RT9」よりも約2倍多いバッテリー容量と、約2倍高速な充電スピードを利用できるようになっています。
「OUKITEL RT7」は最も多い32000mAhで、RT9の約3倍多いバッテリー容量になっています。
<バッテリー・充電を比較>
- 1.「OUKITEL RT9」・・・11000 mAh / 18W急速充電
- 2.「OUKITEL RT8」・・・20000 mAh / 33W急速充電
- 3.「OUKITEL RT7」・・・32000mAh / 33W急速充電
- 4.「OUKITEL RT6」・・・20000 mAh / 33W急速充電
カメラ性能をチェック!画質はきれいか?機能、撮影モードは?
新モデル「OUKITEL RT9」は背面16MPカメラと前面16MPの高画質カメラを搭載し、美しい写真や動画を撮影できます。
センサーにはサムスン製のイメージセンサーを採用し、鮮やかな色彩と精細な描写を実現。
メインカメラはF1.8の明るいレンズを搭載し、暗い場所でもノイズを抑えたクリアな写真が撮影できます。
また、1080pのフルHD動画撮影にも対応し、大切な瞬間を鮮明に残せます。
さらに、前面カメラは1600万画素とポートレート撮影機能で、美しい自撮り写真を撮影できます。
<カメラの仕様>
- 背面の16MPカメラ・・・Samsung- IMX398、1/2.8、F1.8、77°、AF、LEDフラッシュ
- 前面の16MPカメラ・・・Samsung – S5K3P3SP、1/3.1、F2.2、82.8°、FF
<動画撮影>(背面)1080@30fps (前面)1080@30fps
前モデルと比較
前モデル「OUKITEL RT8」は背面に48MP+20MP+5MPの3眼カメラ、前面に32MPカメラを搭載するなど、
新モデル「OUKITEL RT9」よりも高性能なカメラを搭載しています。
また、完全な暗闇でも撮影できるナイトビジョンや背景ぼかし、モノクロモード、ビューティモード、夜景モード、プロモードなどが利用できるようになっているなど、
機能面で大きな差があります。
新モデル「OUKITEL RT9」はエントリーモデルのため、オートフォーカスやLEDフラッシュ、など基本的な機能のみで、特別な機能は搭載していません。
動画撮影での手ブレ補正やスローモーション撮影なども利用できないので、あまり期待はし過ぎない方がいいでしょう。
<カメラの画素数を比較>
- 1.「OUKITEL RT9」・・・背面16MP / 前面16MP
- 2.「OUKITEL RT8」・・・背面48MP+20MP+5MP / 前面32MP
- 3.「OUKITEL RT7」・・・背面48MP+20MP+2MP / 前面32MP
- 4.「OUKITEL RT6」・・・背面16MP / 前面16MP
通信性能をチェック!SIMフリーの4G LET通信対応?ドコモ、楽天モバイル回線は使える?
新モデル「OUKITEL RT9」は幅広い周波数帯に対応した4G LTE通信に対応し、外出先でも快適に通信できます。
ドコモ回線や楽天モバイル回線で利用できる主要なバンドにも対応しており、安定した高速通信で、動画視聴やオンラインゲームもスムーズに楽しめます。
また、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応し、2枚のSIMカードを同時に待ち受け可能。
仕事用とプライベート用で回線を分けたり、データ通信専用SIMと音声通話専用SIMを使い分けるなど、柔軟な運用が可能です。
さらに、VoLTEにも対応し、高音質通話も楽しめます。
Bluetoothについて
Bluetooth 5.0に対応し、様々なデバイスとワイヤレスで接続できます。
ワイヤレスイヤホンで高音質な音楽を楽しんだり、Bluetoothキーボードを接続して快適に文字入力したり、
ワイヤレスマウスでPCライクな操作を実現したりと、多様な使い方が可能になります。
前モデルと比較
前モデル「OUKITEL RT7」は4G通信以外にも5G通信に対応したモデルも用意し、OUKITEL RT9より高速なモバイル通信が利用できます。
「OUKITEL RT8」はRT9とほぼ同じ通信性能ですが、Bluetoothのバージョンがより新しい5.1になっています。
「OUKITEL RT6」はBluetoothのバージョンが 4.2でやや古くなっています。
<通信性能を比較>
- 1.「OUKITEL RT9」・・・4G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0
- 2.「OUKITEL RT8」・・・4G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1
- 3.「OUKITEL RT7」・・・5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1
- 4.「OUKITEL RT6」・・・4G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2
「OUKITEL RT9」のデメリット
「OUKITEL RT9」はコスパの高いタブレットですが、残念ながらデメリットがあります。購入前によく確認しておきましょう。
ジャイロ、環境光センサーなし
ジャイロセンサーがないため、画面の自動回転や、一部のゲームアプリ、VRアプリなどで、正確な動作や操作ができない可能性があります。また、環境光センサーがないため、周囲の明るさに応じて画面の輝度を自動調整する機能が使えません。
Wi-Fi 6に対応していない
Wi-Fi 6に対応していないため、Wi-Fi 6対応ルーターとの接続時に、高速通信や安定した接続の恩恵を受けられません。
フルHD液晶でない
10.1インチのディスプレイに対して、解像度は800×1280とやや低めです。フルHDではないHD画質のため、高精細な画像や動画を楽しむには物足りないと感じるかもしれません。
本体が重い・厚みもある
約850gと、一般的なタブレットに比べて重量があります。長時間の手持ち操作や持ち運びには負担となる可能性があります。また、約14.2mmと、一般的なタブレットに比べて厚みがあります。携帯性やスタイリッシュさを重視する方には気になるかもしれません。
カメラの画質はやや物足りない
前後16MPのカメラを搭載していますが、画質は標準的なレベルです。暗い場所での撮影や、細部まで鮮明に記録したい場合には、物足りないと感じる可能性があります。
超高速にサクサク動くわけではない
Unisoc T606プロセッサはエントリークラスのCPUで、負荷の高いゲームや高度な処理を必要とする作業には向いていません。
スピーカーの音質が特別優れているわけではない
一般的なデュアルスピーカー搭載で、ステレオスピーカーやクアッドスピーカーと比べると、音質はあまり良くありません。
「OUKITEL RT9」のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度 800 x 1280 ドットのIPS
※HD/画面占有率78%/149ppi/400nit/INX Glass - リフレッシュレート 60Hz
- プロセッサ UNISOC T606
※12nm/64bit/8コア/最大1.6GHz - CPU 2* Cortex-A75 1.6 GHz + 6* Cortex-A55 1.6 GHz
- GPU ARM Mali-G571 @650MHz
- RAM(メモリ)6GB LPDDR4
- 拡張メモリ +18GBで最大24GBまで
- ストレージ 256GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
- バッテリー 11000 mAh
- 駆動時間 スタンバイで1900時間、通話で48時間、音楽で30時間、ビデオ再生で9時間、ゲームで11時間
- 充電 18W急速充電、リバースチャージ、時間:210分
- 背面カメラ 16MP
- 前面カメラ 16MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4Ghz+5GHz)、Bluetooth 5.0
- 衛星測位 GPS/Galileo/Glonass/Beidou
- NFC 非対応・利用できません
- インターフェース USB Type-C (OTG)
- センサー Gセンサー、コンパス
- スピーカー デュアルスピーカー
- 防水防塵 IP68/IP69K
- 耐久性 MIL-STD-810Hに準拠・耐寒(-45度)・耐熱(75度)・耐衝撃(背面をゴムラバーで保護)
- アウトドアツール 対応
- ハンドストラップ 対応(付属)
- ラジオ 対応
- 生体認証 顔認証
- OS Android 14(OTAアップデート、Google Playストア対応)
- サイズ 251.2 x 170 x 14.2 mm
- 重量 850 g
- カラー ブラック、オレンジ
- 付属品 電源アダプター x 1、USB ケーブル x 1、保護フィルム x 1、カード針 x 1、ユーザーマニュアル x 1、拡張アクセサリ、ハンドストラップ
- 4G通信 対応
- SIMカード NanoSIM(デュアルSIM + TFカード)
対応バンド
「OUKITEL RT9」は4G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMに対応しています。
基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。
対応バンドは以下の通りです。
4G FDD:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28A/B28B/B66 TDD:B38/B40/B41
3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8
2G GSM: B2/3/5/8
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
楽天モバイルの対応バンドにどれくらい対応しているか?
楽天モバイルの主要な対応バンドであるBand 3、Band 18、Band 26をすべてカバーしています。
そのため、この端末は楽天モバイル回線で利用できる可能性が高いです。
ただし、必ずしもすべての地域で快適に利用できることを保証するものではありません。
楽天モバイルのネットワークは、エリアや時間帯、電波状況などによって通信速度や品質が変動することがあります。
「OUKITEL RT9」の評価
7つの基準で「OUKITEL RT9」を5段階で評価すると以下のようになります。
- 画面の見やすさ:★★★
- 耐久性:★★★★★
- デザイン:★★★★
- 通信:★★★★
- 機能(拡張性):★★★
- 使いやすさ:★★★
- 価格:★★★★
<総合評価>
OUKITEL RTシリーズの最新モデルになります。
前モデル「OUKITEL RT8」や「OUKITEL RT7」と違い、
スペックを抑えて価格を安くしたエントリーモデルになります。
性能は前モデルに劣りますが、2万円台で購入できる点はやはり魅力的です。
屋外専用で使う2台目のタブレットとしても十分に価値があります。
「UMIDIGI Active T1」の方がいいか?
「UMIDIGI Active T1」はUnisoc T616プロセッサや2Kディスプレイ搭載で、
新モデル「OUKITEL RT9」よりも性能がやや高くなります。
また、クアッド ステレオスピーカーやホットキー(ショートカットキー) を搭載し、
オプションで筆圧ペンやキーボードを用意するなど、
RT9よりもワンランク上の機能、拡張性を備えています。
価格が安ければ、「UMIDIGI Active T1」の方がお買い得ですが、
唯一、OSがAndroid 13で、RT9よりもやや古くなる点に注意してください。
他の防水タブレットの方がいい?
OSがAndroid 13で良いのなら、他の防水タブレットもおすすめです。
特に「DOOGEE R10」、「AGM PAD P1」などはMediaTek Helio G99 搭載で、比較的パワフルに動作します。
画面の解像度も高く、
大容量バッテリーや音質のいいスピーカーも搭載されているので、
自宅で使うメインのタブレットとしても利用できます。
ただし、セール以外では価格は高くなります。
2万円台で購入できることは滅多にないので、安くなったときがねらい目です。
「OUKITEL RT9」はどんな人に最適か?
ずばり、タブレットを主に屋外で利用し、耐久性を重視する人に最適です。
通常のタブレットと違い、防水防塵と耐衝撃性能が別格なほど優れているので、
外で使っても(タブレットを)絶対に壊したくないという人にぴったりです。
ただし、プロセッサ性能はあまり高くないので、
高速に動作させたり、負荷の高いゲーム用に使用するのには適していません。
耐久性の高さとコスパを重視する人におすすめします。
「OUKITEL RT9」の価格・購入先
「OUKITEL RT9」はOUKITEL公式サイトやAmazonなどのECサイトで購入できます。
OUKITEL公式サイト
$249.99(日本円で37472円)で販売されています。
OUKITEL公式サイトで「OUKITEL RT9」をチェックする
※支払い方法はクレジットカード、Paypalです。
ECサイト
Amazonで29,175円(税込・2000円 OFFクーポン付き)、
AliExpressで22,618円、
米国 Amazon.comで$219.99(日本円で32975円)、
で販売されています。
Amazonで「OUKITEL RT9」をチェックする
楽天市場で「OUKITEL RT9」をチェックする
ヤフーショッピングで「OUKITEL タブレット」をチェックする
AliExpressで「OUKITEL RT9」をチェックする
米国 Amazon.comで「OUKITEL RT9」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「OUKITEL RT9」に似た性能をもつタブレットも販売されています。
「UMIDIGI Active T1」
UMIDIGIから発売された11インチの防水タブレットです。
Android 13、Unisoc T616、8GB LPDDR4X メモリ、2K液晶、128GBストレージ、10000mAhバッテリ、背面16MP+8MPの2眼カメラ、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。
また、最大16GBまでのメモリ拡張、 クアッド ステレオスピーカー、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810G (耐衝撃、耐寒、耐熱)、ホットキー(ショートカットキー) 、グローブモード/ブルーライト軽減、筆圧スタイラスペン、磁気キーボード(別売)、FMラジオ(ヘッドセットなし)、WPS Officeアプリ、顔認証、SIMフリーの4G LET通信、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで26,320円(セール価格)、楽天市場で32,900円(送料無料)、AliExpressで24,988円、米国 Amazon.comで$174.99、です。
関連記事:「UMIDIGI Active T1」タフでも薄い? 最新の防水防塵 タブレットと徹底 比較!
「DOOGEE R10」
DOOGEEから発売された10.4インチの防水タブレットです。
Android 13、MediaTek Helio G99 (MT6789) 、8GB LPDDR4Xメモリ、2K液晶、128GB UFS2.1ストレージ、10800mAhバッテリー、背面20MPのメインカメラ、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。
また、クアッド BOXスピーカー、4G LET通信、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール、Widevine L1、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで25,900円(税込)、楽天市場で43,298円(送料無料)、です。
関連記事:「DOOGEE R10」頑強で美しい? 高性能タフ タブレットと徹底 比較!
「AGM PAD P1」
AGMから発売された10.36インチの防水タブレットです。Android 13、MediaTek Helio G99 (MT8781)、8GBメモリ、フルHD液晶、256GBストレージ、7000mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ(AF対応)、前面5MPのフロントカメラ搭載で、
IP68/IP69K防水防塵、デュアル BOXステレオスピーカー、4G LET通信、18W急速充電、最大2TBまでのストレージ拡張、専用キーボード(別売・マグネット接続)、顔認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで23,999円(税込・セール価格)、楽天市場で47,737円(送料無料)、ヤフーショッピングで51,498円、AliExpressで24,295円、米国 Amazon.comで $179.99 です。
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「FOSSiBOT DT1」
FOSSiBOTから発売された10.4インチの防水タブレットです。Android 13、MediaTek MT8788、8GBメモリ、2K液晶、256GBストレージ、11000 mAhバッテリー、背面48MPのメインカメラ(PDAF対応)、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。
また、4G通信、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール、クアッドBOXスピーカー、ステレオサウンド、18W急速充電、最大16GBまでのメモリ拡張、Wi-Fiディスプレイ、2K動画撮影、最大1TBまでのストレージ拡張、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、3つの衛星測位に対応したGPSナビゲーションに対応しています。
価格は、Amazonで25,400円(セール価格)、楽天市場で38,780円、AliExpressで25,629円、です。
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