2022年2月中旬に発売される「FFF-TAB10A0」と格安タブレットと徹底 比較!価格やAntutuベンチマーク、スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2022年12月8日、「FFF-TAB10B1」が発売されました。
※2022年1月から「FFF-TAB10A1」も発売中です。
「FFF-TAB10A0」の特徴
「FFF-TAB10A0」の特徴をまとめてみました。
RK3566&2GBメモリ&Android 11 Go
「FFF-TAB10A0」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサを搭載。Antutuベンチマーク総合で約100,000点を記録し、快適に動作します。また、2GBメモリ搭載でスムーズに動作。OSは軽量版Android 11 Go editionでGoogle Playストアも利用できます。
HD液晶・32GBストレージ・5000mAh
「FFF-TAB10A0」は10.1インチ、解像度1280×800 ドットのIPS液晶を搭載。視野角の広いIPSパネル採用で、5点マルチタッチ操作にも対応しています。また、32GBストレージを内蔵。別売のmicroSDカードで最大256GBまで拡張できます。そのほか、動画視聴で約3時間25分駆動できる5000mAhバッテリーを搭載。Type-C充電も利用できます。
5MPカメラ・Type-C・ステレオスピーカー
「FFF-TAB10A0」は背面500万画素カメラを搭載。前面には200万画素カメラを搭載し、Web会議やオンライン授業などで活用できます。また、OTG対応のType-C端子を搭載。キーボードやマウスなどと有線で接続できます。そのほか、ステレオスピーカーを搭載。高音質なサウンドで音楽を楽しめます。
公式ページ IRIE 10.1インチタブレットPC | FFF-TAB10A0
価格を比較
「FFF-TAB10A0」と「Vastking Kingpad Z10」、「BMAX i9」、「Teclast P25」の価格を比較してみました。
「FFF-TAB10A0」
「FFF-TAB10A0」は、Amazonで13,900円、楽天市場で21,969円 (税込)、ヤフーショッピングで13,900円 (税込)で販売されています。
※13,900円は限定100台の発売セール価格。通常価格は19,800円になります。
「Vastking Kingpad Z10」
「Vastking Kingpad Z10」は、Amazonで13,999円(Z10m・2000円OFFクーポン付き)、楽天市場で17,504円 (税込)、ヤフーショッピングで17,378 円(税込)、米国Amazon.comで$105.99、で販売されています。
「BMAX i9」
「BMAX i9」は、Amazonで12,990円(2000円OFFクーポン付き)、楽天市場で19,317円 (税込)、ヤフーショッピングで14,289 円、AliExpressでUS $117.96で販売されています。
「Teclast P25」
「Teclast P25」は、楽天市場で14,980円 (税込)、ヤフーショッピングで15,980 円、AliExpressでUS $95.39、Banggoodで14,049円で販売されています。
Antutuベンチマークを比較
「FFF-TAB10A0」と「Vastking Kingpad Z10」、「BMAX i9」、「Teclast P25」のAntutuベンチマークスコアを比較してみました。
「FFF-TAB10A0」
Antutuベンチマーク総合で約100,000
<CPU> Rockchip RK3566
<プロセッサ性能を解説>
22nmプロセスで製造されたRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサを搭載し、Antutuベンチマーク総合で約100,000点を記録しています。同じプロセッサはAndroid TV BOXや中華ゲーム機にも搭載されています。
Unisoc SC7731E搭載の「Vastking Kingpad Z10」と比較すると約6万3千ほどスコアが高くなります。Allwinner A133搭載の「BMAX i9」、「Teclast P25」と比較すると約3万7千ほどスコアが高くなります。
性能的には動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、Web会議、オンライン授業などで快適に動作します。Androidの3Dゲームは一応動作しますが、負荷が高めのゲームは遅延が生じるため適していません。PS1、SFC、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。
「Vastking Kingpad Z10」
Antutu総合で約37,000
<CPU> Unisoc SC7731E クアッドコア
※「Vankyo S10」、「Teclast P80H」(2020)と同じプロセッサ
「BMAX i9」
AnTuTu総合で約63,000
<CPU> Allwinner A133
※「Teclast P80」と同じプロセッサ
「Teclast P25」
AnTuTu総合で約63,000
<CPU> Allwinner A133
※「BMAX MaxPad I9」、「Teclast P80」と同じプロセッサ
スペックを比較
「FFF-TAB10A0」と「Vastking Kingpad Z10」、「BMAX i9」、「Teclast P25」のスペックを比較してみました。
「FFF-TAB10A0」のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280×800 ドットのIPS液晶
※HD/16:10/5点マルチタッチ - プロセッサ Rockchip RK3566 クアッドコア
※22nm /最大2.0GHZ - GPU G52 2EE
- RAM(メモリ) 2GB
- ストレージ 32GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大256GBまで
- バッテリー 5000mAh リチウムイオンバッテリ 3.7V
- 駆動時間 約3時間25分(画面明るさ最大、音量40%でYoutubeをライブ視聴した場合)
- ACアダプター 入力:AC100-240V 50-60Hz 出力:5V 2A ケーブル長:約75cm(Type-A to C)
- 背面カメラ 5MP
- 前面カメラ 2MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n (2.4GHz)、Bluetooth 4.0
※GPSは非対応 - インターフェース Type-C (OTG)
- スピーカー ステレオスピーカー(8Ω/1W x 1)
- マイク コンデンサーマイクロホン
- Google Playストア 対応・利用できます
- 筐体の素材 プラスチック
- OS Android 11 Go edition
- サイズ 252 × 154 × 10.1 mm
- 重量 約504g
- カラー ブラック
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「Vastking Kingpad Z10」のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280 x 800 ドットのIPS液晶
※目の保護モード(ブルーライト低減) - プロセッサ Unisoc SC7731E クアッドコア 1.3 GHz
- GPU ARM Mali T820、600MHz
- RAM(メモリ) 2GB
- ストレージ 32GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大512GBまで
- バッテリー 6000 mAh
- 駆動時間 通常使用で最大12時間、スタンバイで20日間
- 充電 Type-C充電に対応・5V/2A(10W)
- 背面カメラ 8MP
- 前面カメラ 2MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.2、GPS (Wi-Fi・チップ内蔵でオフラインGoogleマップ利用可)
- インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
- スピーカー デュアルスピーカー
- 生体認証 顔認識
- ボディの素材 金属(フルメタル)
- 音声認識 Google アシスタント対応
- OS Android 11 Go Edition
- Google Playストア 対応
- サイズ 240 x 160 x 9 mm
- 重量 546g
- カラー グレイ
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「BMAX i9」のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280 x 800 ドットのIPS液晶
※HD - プロセッサ Allwinner A133 クアッドコア
- GPU IMG PowerVR GE8300
- RAM(メモリ)2GB
- ストレージ 32GB
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 5000mAh /3.7V
- 駆動時間 6~8時間
- 背面カメラ 5MP ※オートフォーカス対応
- 前面カメラ 2MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.2
- インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
※Wi-Fiディスプレイ対応 - センサー Gセンサー
- スピーカー 2つのチャンネルスピーカー(3Dサラウンドサウンド)
- 筐体の素材 金属(メタル)
- 生体認証 顔認証
- OS Android 10 ※Go Editionである可能性あり
- Google Playストア 対応・利用できます
- サイズ 241 x 168 x 8.9 mm
- 重量 520g
- カラー シルバー
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「Teclast P25」のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280 x 800 ドットのIPS液晶
※16:10 - プロセッサ Allwinner A133 クアッドコア
※64bit/4コア/AI - GPU GE8300
- RAM(メモリ) 2GB
- ストレージ 32GB
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 5000 mAh
- 背面カメラ 5MP
- 前面カメラ 2MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
- スピーカー デュアルステレオスピーカー
- オーディオ Teclast ピュアサウンドオーディオシステム
- 筐体の素材 フルメタル(金属)
- OS Android 11
- サイズ 248.0 mm X 163.0 mm X 9.3 mm
- 重量 510 g
- カラー グレー
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「FFF-TAB10A0」のメリット・デメリット
「FFF-TAB10A0」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・HD画質のIPS液晶・5点マルチタッチに対応
「FFF-TAB10A0」は10.1インチで解像度1280×800 ドットのIPS液晶を搭載。画質はHDで、5点マルチタッチ操作に対応しています。
一方、「Vastking Kingpad Z10」は10.1インチで解像度1280 x 800 ドットのIPS液晶(ブルーライト低減)を搭載しています。「BMAX i9」は10.1インチで解像度1280 x 800 ドットのIPS液晶を搭載しています。「Teclast P25」は10.1インチで解像度1280 x 800 ドットのIPS液晶を搭載しています。
・2GBメモリ&32GBストレージ搭載で快適に使える
「FFF-TAB10A0」は2GBメモリ搭載でスムーズに動作します。また、32GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大256GBまで拡張できます。
一方、「Vastking Kingpad Z10」、「BMAX i9」、「Teclast P25」は2GBメモリと32GBストレージを搭載しています。
・5000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応
「FFF-TAB10A0」は5000mAhバッテリー搭載で、動画再生で 約3時間25分駆動できます。また、Type-C充電も利用できます。
一方、「Vastking Kingpad Z10」は6000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「BMAX i9」と「Teclast P25」は5000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。
・背面5MPカメラ&前面2MPカメラが使える
「FFF-TAB10A0」は背面5MP(500万画素)カメラ&前面2MP(200万画素)カメラが使えるようになっています。
一方、「Vastking Kingpad Z10」は背面8MP&前面2MPカメラを搭載しています。「BMAX i9」は背面5MP(※オートフォーカス対応)と前面2MPカメラを搭載しています。「Teclast P25」は背面5MP&前面2MPカメラを搭載しています。
・Wi-Fi(2.4GHz)&Bluetooth 4.0に対応
「FFF-TAB10A0」はWi-Fi(2.4GHz)対応でワイヤレス通信に対応しています。また、Bluetooth 4.0対応でワイヤレス機器とも接続できます。
一方、「Vastking Kingpad Z10」はWi-Fi(2.4GHz)&Bluetooth 4.2&GPSに対応しています。「BMAX i9」はWi-Fi(2.4GHz)&Bluetooth 4.2に対応しています。「Teclast P25」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 4.2に対応しています。
・厚さ10.1 mmで重さ約504gの薄型軽量デザイン
「FFF-TAB10A0」は厚さ10.1mmで重さ約504gの薄型軽量デザインになっています。
一方、「Vastking Kingpad Z10」は厚さ9mmで重さ546gになっています。「BMAX i9」は厚さ8.9 mmで重さ520gになっています。「Teclast P25」は厚さ9.3mmで重さ510gになっています。
・軽量版Android 11 Go edition搭載でGoogle Playストアが使える
「FFF-TAB10A0」は軽量版Android 11 Go edition搭載で軽快に動作します。また、Google Playストア対応で、データ通信を最大で40%節約できる検索アプリ「Google Go」、軽量な地図アプリ「Maps Go」、メールアプリ「Gmail Go」、カメラアプリ「Camera Go」、Googleフォトの縮小版「Gallery Go」、ファイル管理アプリ「Files Go」、動画ダウンロードもできる「YouTube Go」なども利用できます。
一方、「Vastking Kingpad Z10」はAndroid 11 Go Editionを搭載しています。「BMAX i9」はAndroid 10を搭載しています。「Teclast P25」はAndroid 11を搭載しています。
デメリット
・Wi-Fiデュアルバンドに対応していない
「FFF-TAB10A0」は高速で途切れにくい通信が利用できるWi-Fiデュアルバンドに対応していません。
一方、「Teclast P25」はWi-Fiデュアルバンドに対応しています。「Vastking Kingpad Z10」と「BMAX i9」はWi-Fiデュアルバンドに対応していません。
・GPSナビゲーションが使えない
「FFF-TAB10A0」はGPSナビゲーションが使えません。
一方、「Vastking Kingpad Z10」はGPSナビゲーションが使えます。「BMAX i9」と「Teclast P25」はGPSナビゲーションが使えません。
「FFF-TAB10A0」の評価
「FFF-TAB10A0」の評価を紹介します。
スペック:★★★
通信:★★★
機能:★★★
デザイン:★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
結論から述べると、このタブレットは意外なほどヒットするでしょう。
その理由は軽量版Android 11 Go edition&Rockchip RK3566 クアッドコアプロセッサ&2GBメモリとの組み合わせで快適に動作するからです。
Android Goに対しては「40MB以上のアプリがインストールできない」と勘違いしている人もいるようですが、実はそれはあくまでGoogleからの推奨(アプリのサイズは40 MB未満としてください)であり、Go edition発足当時の古い話です。端末のスペックが上がれば、Go editionであっても40MB以上のアプリも動作します。
そもそも「FFF-TAB10A0」に搭載されているRockchip RK3566はAntutu総合で約10万を記録しているため、一般的なAndroid 11 OSでも問題なく動作するレベルです。しかもAndroid 11 Goからは2GBメモリ搭載も可能になっており(※従来は1GBまで)、その点で過去のAndroid Go端末とは大きく異なっています。
ただし、他の一般的なタブレットよりも「高速」に動作するわけではありません。やはり負荷の高いゲームアプリなどでは遅延が生じるでしょう。あくまで「YouTube Go」などの動画視聴、KindleやKoboなどの電子書籍、音楽再生、SNS、ネットでの調べもの(軽量版「Google Go」)が不満を感じることなく使えるレベルだと考えておいた方がいいでしょう。
発売時の価格は13,900円(限定100台の発売セール価格。通常価格は19,800円)。日本メーカーのタブレットで1万5千円以下というのは相当安いです。約2万円なら買う必要はありませんが、1万円台の前半ならお買い得でしょう。ゲーム用にはならないので子供が使うオンライン授業用のタブレットとしてもおすすめできます。
「FFF-TAB10A0」の販売・購入先
「FFF-TAB10A0」は、
Amazonで13,900円、
楽天市場で21,969円 (税込)、
ヤフーショッピングで13,900円 (税込)、
で販売されています。
※13,900円は限定100台の発売セール価格。通常価格は19,800円になります。
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他のタブレットと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「FFF-TAB10B1」
★「FFF-TAB10A1」
★「TECLAST P30S」
★「Teclast P25T」
「BMAX i9」
「Fire HD 10」(2021)
「Blackview Oscal Pad 8」(Android 11)
「Hyjoy HB901」(9インチ・Android 10 Go)
他のFFFタブレットと比較
他にもFFFタブレットが販売されています。ぜひ比較してみてください。
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