2020年12月に発売された「SOYES S10-H」と最新の小型スマホを徹底 比較して紹介!価格やAntutuベンチマーク、スペック、カメラ性能の違いに加えて、メリット・デメリットも紹介します。
※2021年、「SOYES S10 MAX」が発売されました。
※2020年9月から「SOYES XS11」も発売中です。
※2020年1月から「SOYES S10」も発売中です。
「SOYES S10-H」の特徴
「SOYES S10-H」の特徴をまとめてみました。
Android 9.0の新機能が使える
「SOYES S10-H」はAndroid 9.0 OSを搭載。Android 6.0だった前モデル「SOYES S10」では使えなかった新しいUI、バッテリー節約、ディスプレイの自動明るさ調整、電源ボタン長押しでのスクリーンショット、スマホ使いすぎ防止などの機能が使えるようになっています。
3.49インチの液晶&・2100mAhバッテリー
「SOYES S10-H」は3.46インチ、解像度340 x 800 pxのTFT液晶を搭載。3.0インチだった前モデル「SOYES S10」よりも見やすくなっています。また、バッテリーは1900mAhから2100mAhに増量。より長い時間使えるようになっています。
3GBメモリ&最大64GBストレージで快適に使える
「SOYES S10-H」は3GBメモリを搭載し、遅延なくスムーズに動作します。また、最大で64GBのストレージを搭載したモデルを用意。32GB搭載だった前モデル「SOYES S10」よりも2倍多いデータを保存できるようになっています。
価格を比較
「SOYES S10-H」と、「Unihertz Atom L」、「Rakuten Mini」、「Palm Phone」の価格を比較してみました。
「SOYES S10-H」
「SOYES S10-H」は、Amazonで22,800円(32GBモデル)、ヤフーショッピングで15,980 円、Banggoodで13,287円、AliExpressでUS $92.86 – 108.93 で販売されています。
「Unihertz Atom L」
「Unihertz Atom L」は、Amazonで30,499円、楽天市場で 29,800円 (税込)、ヤフーショッピングで60,700 円、AliExpressでUS $283.99 で販売されています。
「Rakuten Mini」
「Rakuten Mini」は、楽天市場で18,700円 (税込)、ヤフーショッピングで12,000 円で販売されています。
「Palm Phone」
「Palm Phone」は、Amazonで43,980円、楽天市場で24,800円 (税込・中古良品・1,240ポイント)、ヤフーショッピングで30,200円 (税込・新品同様)、米国 Amazon.comで$249.00 (日本発送は+ $29.9)、で販売されています。
Antutuベンチマークを比較
「SOYES S10-H」と、「Unihertz Atom L」、「Rakuten Mini」、「Palm Phone」のAntutuベンチマークスコアを比較してみました。
※Antutuスコアとは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した評価点のこと。
「SOYES S10-H」
Antutu総合で約20,000
<CPU> MediaTek MTK6580M ※「SOYES XS11」と同じプロセッサ
<プロセッサ性能の解説>
Antutuベンチマークスコアが他の小型スマホと比べて非常に低いです。しかし、同じプロセッサを搭載する「SOYES XS11」のレビュー動画を確認してみると、実にサクサクと動作しています。おそらく小型サイズの液晶を搭載していること、3GBメモリを搭載しているためだと思われますが、このサイズでは十分なパフォーマンスを発揮するようです。
動画レビューの中では簡単な3Dゲーム、ストリーミング動画再生、カメラ撮影の様子が映っています。写真、動画の映像は特別にキレイではありませんが、ちょっと撮影するには十分な画質で実用的に使えるようです。スピーカー搭載で音楽再生も快適です。
「Unihertz Atom L」
Antutu総合で約140,000
<CPU> MediaTek Helio P60
※「UMIDIGI Power3」と同じプロセッサ
「Rakuten Mini」
Antutu総合で「88396」、CPUで「40260」、GPUで「9355」、MEMで「27680」、UXで「11101」。
<CPU> Qualcomm Snapdragon 439
「Palm Phone」
Antutu総合で「59333」、CPUで「28040」、GPUで「8958」、UXで「17630」、MEMで「4705」。
<CPU> Qualcomm Snapdragon 435(MSM8940)
スペックを比較
「SOYES S10-H」と、「Unihertz Atom L」、「Rakuten Mini」、「Palm Phone」のスペックを比較してみました。
「SOYES S10-H」のスペック
- ディスプレイ 3.46インチ、解像度340 x 800 pxのTFT液晶
- プロセッサ MediaTek MTK6580M クアッドコア
※32bit/4コア/最大1.3GHz - CPU Quad core Arm Cortex-A7
- GPU ARM Mali-400 MP2 (416 MHz)
- RAM(メモリ) 3GB
- ストレージ 32/64GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで
- バッテリー 2100mAh
- 背面カメラ 5MP
- 前面カメラ 2MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/n/g(2.4/5GHz)、Bluetooth 4.0、GPS(AGPS、Beidou)
- NFC 非対応・利用できません
- インターフェース USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
- 生体認証 顔認証
- OS Android 9.0
※Google Play 対応 - サイズ 102 x 45 x 10.5 mm
- 重量 60g
- カラー ブラック、グリーン、ピンク
- SIMカード nano SIM(デュアルSIM)
- 対応バンド ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au回線に対応
4G FDD-B1/B3/B5/B8, TDD-B38/B39/B40/B41
3G WCDMA/B1/B8/B5
2G GSM850/900/1800
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「Unihertz Atom L」のスペック
- ディスプレイ 4.0インチ、解像度1136 x 640 pxの液晶
- プロセッサ MediaTek Helio P60 オクタコア
※12nm/64bit/8コア - GPU Mali-G72 MP3 800 MHz
- RAM(メモリ) 6GB LPDDR4X
- ストレージ 128GB eMMC 5.1
- バッテリー 4300mAh
- 充電 急速充電に対応・5V/2Aよりも2時間以上速い
- 背面カメラ 48MP
- 前面カメラ 8MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2、GPS(Beidou+Glonass)
- NFC&Google Pay 対応
- インターフェース USB Type C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
- センサー 指紋(フロントマウント)、G-sersor、ジャイロスコープ、近接、周囲光センサー、コンパス、圧受容器
- FMラジオ 対応
- 防水防塵 IP68防水防塵
- 耐久性 MIL-STD-810G対応・耐衝撃、耐寒、耐熱
- 生体認証 顔認証、指紋認証
- OS Android 10
- サイズ 134.5 x 65 x 17.5mm
- 重量 232g
- カラー ブラック
関連記事:「Unihertz Atom L」とミニタフネススマホを徹底 比較!
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「Rakuten Mini」のスペック
- ディスプレイ 約3.6インチ、解像度1,280 × 720のTFT液晶
※HD - プロセッサ Qualcomm Snapdragon 439 オクタコア
※12 nm / 64bit / 8コア / 最大2.0GHz - GPU Adreno 505
- RAM(メモリ) 3GB
- ストレージ 32GB
- バッテリー 約1,250mAh
- 駆動時間 連続スタンバイ時間(LTE) 約160時間 / 連続通話(通信)時間(LTE) 約5.4時間
- 充電 USB経由で行う ※ワイヤレス充電には非対応
- 背面カメラ 約1,600万画素
- 前面カメラ 約500万画素
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS
- インターフェース USB 2.0 Type-C
- センサー 加速度計、近接、照度、GPS
- OS Android 9.0 Pie
- おサイフケータイ(FeliCa) / NFC 対応/対応
- 防滴 / 防塵 対応 (IPX2 / IP5X)
- 生体認証 顔認証 ※指紋認証には非対応
- VoLTE 非対応(Rakuten, docomo, au, SoftBank)
- テザリング(Wi-Fi) 対応 8台
- サイズ 約106.2 x 約53.4 x 約8.6 (mm)
- 重量 約79g
- カラー ナイトブラック / クールホワイト / クリムゾンレッド(4月以降発売予定)
関連記事:「Rakuten Mini」のスペック、Antutu、性能、比較、価格、バンド
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「Palm Phone」のスペック
- ディスプレイ 3.3インチ、解像度1280×720のIPS液晶
※ 445ppi / 画面比率 61.6% / 16:9 / Corning Gorilla Glass 3 - プロセッサ Qualcomm Snapdragon 435(MSM8940) オクタコア 1.4GHz
- GPU Adreno 505
- RAM(メモリ) 3GB
- ストレージ 32 GB(
- 外部ストレージ microSDカードで最大256GBまで
- バッテリー容量 800mAh(取り外し不可)
- 駆動時間 通常使用時で 8時間ほど。連続待受時間は3日間以上
- 充電 PD充電に対応
- 背面カメラ 1200万画素
- 前面カメラ 800万画素
- 動画撮影 1080p@30fpsをサポート
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 b/g/n (2.4GHz)、Bluetooth 4.2 Low Energy、GPS(A-GPS)
- NFC&Google Pay 非対応・利用できません
- インターフェース USB Type-C、3.5mmジャック
- センサー Gセンサー、ジャイロスコープ、GPS、接近センサー、光センサー、 デジタルコンパス
- 機能 ジェスチャーパッド」機能、「Life Mode」機能、Googleアシスタント 起動ボタン
- 防水 IP68の防水・防塵に対応
- OS Android 8.1
- サイズ 約 56.0(W)×96.6(D)×7.4(H)mm
- 重量 62.5g
- カラー ブラック
- SIMカード Nano SIM(シングル仕様)
- 対応バンド 4G LET B1 / 3 / 7 / 8 / 20、3G B1 / 2 / 5 / 8
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カメラ性能を比較
「SOYES S10-H」と、「Unihertz Atom L」、「Rakuten Mini」、「Palm Phone」のカメラ性能を比較してみました。
「SOYES S10-H」
背面カメラ 5MP
前面カメラ 2MP
超広角 対応・120度
望遠 非対応・ズームはあり
マクロ撮影 対応
機能 マクロ撮影、AIスマートビューティショット(美顔補正)、120度の超広角ワイドアングル撮影、バーチャルポートレート、フロントディープショット
<カメラ性能を解説>
スペック上では背面5MPとなっていますが、写真で確認するとレンズが3つ搭載されており、どうやらメインカメラのほかに超広角とマクロ/深度用のレンズが搭載されているようです。画素数は低いですが、120度の超広角、マクロ撮影が使えるのは非常に便利です。また、AI機能も備えているようで背景をぼかした写真も簡単に撮影できるようです。美顔補正機能もついており、細かく設定できるのも大きなメリットです。
「Unihertz Atom L」
背面カメラ 48MP
前面カメラ 8MP
超広角 非対応
望遠 非対応・ズームはあり・最大4倍まで
マクロ撮影 非対応・5~6cmほどまで近づいて撮影は可能
機能 4800万画素の超高解像度撮影、手ブレ補正(電子式EIS)、最大4倍までのズーム撮影、オートフォーカス、フラッシュ、顔認識、タッチフォーカス、HDR、パノラマ、ジオタグ
「Rakuten Mini」
背面カメラ 16MP
前面カメラ 5MP
超広角 非対応
望遠 非対応・ズームはあり
マクロ撮影 非対応
機能 フィルター機能(西部、パルマ、メトロ、エッフェル、暖色、モデナ、フィルム、VOGUE、オーリーの9種類)、ビューティモード(美顔補正・肌の調整)、タイマー、スマイルショット、ちらつき防止、動画撮影
「Palm Phone」
背面カメラ 12MP
前面カメラ 8MP
超広角 非対応
望遠 非対応・ズームはあり
マクロ撮影 非対応
機能 オートフォーカス、LEDフラッシュ、タッチフォーカス、HDR、顔認識、パノラマ、ジオタグなど
「SOYES S10-H」のメリット・デメリット
「SOYES S10-H」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・3.46インチのTFT液晶が見やすい
「SOYES S10-H」は3.46インチ、解像度340 x 800 pxのTFT液晶を搭載。画質は十分に色鮮やかで動画も快適に見られるレベルです。また、3.46インチのため、3.0インチの小型スマホよりも画面が見やすくなっています。
一方、「Palm Phone」は3.3インチ、解像度1280×720のIPS液晶を搭載し、「SOYES S10-H」よりも画面がやや小さくなります。「Unihertz Atom L」は4.0インチ、解像度1136 x 640 pxの液晶を搭載、「Rakuten Mini」は約3.6インチ、解像度1,280 × 720のTFT液晶を搭載を搭載しています。
・3GBメモリ&最大64GBストレージで快適に使える
「SOYES S10-H」は3GBメモリを搭載し、スムーズに動作します。また、32/64GBストレージを搭載し、大量の写真、音楽、アプリなどを保存することができます。ストレージはmicroSDカードで最大128GBまで拡張することができます。
一方、「Unihertz Atom L」は6GB LPDDR4Xメモリと128GB eMMC 5.1ストレージを搭載、「Rakuten Mini」は3GBメモリ&32GBストレージを搭載、「Palm Phone」は3GBメモリ&32GBストレージを搭載しています。
・2100mAhバッテリーでPD充電に対応
「SOYES S10-H」は2100mAhバッテリー搭載で長時間動作します。また、Type-C端子搭載で高速なPD充電も利用できます。
一方、「Unihertz Atom L」は4300mAhバッテリーで急速充電(PD充電)に対応、「Rakuten Mini」は約1,250mAhバッテリー搭載でPD充電に対応、「Palm Phone」は800mAhバッテリー搭載でPD充電に対応しています。
・Wi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 4.0に対応
「SOYES S10-H」は高速で途切れにくいWi-Fiデュアルバンドに対応しています。Bluetoothのバージョンは4.0でやや古めになっています。
一方、「Unihertz Atom L」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 4.2に対応、「Rakuten Mini」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 5.0に対応、「Palm Phone」はWi-Fi (2.4GHz)&Bluetooth 4.2 に対応しています。
・厚さ10.5 mmで重さ60gの薄型軽量ボディ
「SOYES S10-H」は厚さ10.5 mmで重さ60gの薄型軽量デザインになっています。胸ポケットにもすっぽりとおさまります。
一方、「Unihertz Atom L」は厚さ17.5mmで重さ232g、「Rakuten Mini」は厚さ 約8.6で重さ約79g、「Palm Phone」は厚さ7.4(H)mmで重さ62.5gになっています。
デメリット
・NFCに対応していない
「SOYES S10-H」はNFCに対応していません。Google Payによる電子マネー決済も利用できません。
一方、「Unihertz Atom L」はNFC&Google Payに対応、「Rakuten Mini」はNFC&おサイフケータイ(FeliCa) に対応しています。「Palm Phone」はNFCに対応してません。
・視野角の広いIPS液晶でない
「SOYES S10-H」はTFT液晶で視野角の広いIPS液晶ではありません。斜めの角度からではやや見づらくなるかもしれません。
一方、「Palm Phone」は視野角の広いIPS液晶になっています。「Unihertz Atom L」はどうやらTFT LCD液晶のようです。「Rakuten Mini」はTFT液晶です。
「SOYES S10-H」の販売・購入先
「SOYES S10-H」は、
Amazonで22,800円(32GBモデル)、
ヤフーショッピングで15,980 円、
Banggoodで13,287円、
AliExpressでUS $92.86 – 108.93 、
で販売されています。
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★「Unihertz Jelly 2」(3.0インチ)
「SOYES S10」(3.0インチ・防水防塵)
「iPhone SE 2」(2020・4.7インチ)
「K-touch i10」(3.46インチ)
「Ulefone Armor X7 Pro」(5インチ・タフネス)
「Unihertz Titan」(4.6インチ)
★「iPhone SE 2」(2020・4.7インチ)
★「Unihertz Atom」(2.45インチ)
★「SOYES XS11」(2.5インチ)
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