8.8型「One-Netbook X1 Mini」のメリット・デメリット

One-Netbook X1 Mini top
3in1スタイルで使えるUMPC「One-Netbook X1 Mini」。早くも「コンパクトでサクサクと使えそう」と評判です。しかし「性能が上がっていない」との口コミがあり、購入をためらっていいる人もいるのではないでしょうか?

そこで今回はその性能を確かめるため、5つの観点で検証していきます。

  1. ディスプレイ
  2. リフレッシュレート
  3. プロセッサ(CPU)
  4. ストレージ
  5. サイズ・重量

また、前モデル「ONEXPLAYER X1」との違いや引き継いだメリットも紹介!購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

このページ内の目次

「One-Netbook X1 Mini」が発売開始!

2024年6月27日、日本で中国 One-Netbook Technology の新製品「One-Netbook X1 Mini」が発売されました(※予約受付中で発送は8月初旬)。

ノートパソコン、ゲーミング機器、タブレットの3つの使い方ができる8.8インチのポータブルゲーミングPC(3in1 UMPC)です。

One-Netbookからは2024年3月にCore Ultra 7 155H 搭載の「ONEXPLAYER X1」が発売されています。

このポータブルゲーミングPCは超ハイエンドな性能で、「負荷の高いPCゲームでもサクサクとプレイできる」と評判でした。

新モデルは新たにAMD Ryzen 7 8840U プロセッサを搭載し、よりコスパに優れるモデルになっているようです。

早速、どんなポータブルゲーミングPCなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。

公式ページ: ONEXPLAYER X1 mini | ONEXPLAYER 日本公式サイト

「ONEXPLAYER X1」との違い1:8.8インチのLPTSディスプレイに変更

One-Netbook X1 Mini ディスプレイ

新モデル「One-Netbook X1 Mini」は8.8インチで解像度 2560 x 1600ドットのLPTS ディスプレイを搭載しています。

一方、前モデル「ONEXPLAYER X1」は10.95インチ、解像度2560×1600ドットのLPTS ディスプレイを搭載していました。

新モデルの方が前モデルよりも2.15インチ(5.46cm)小さくなり、よりコンパクトなサイズになっています。

ディスプレイの仕様

アスペクト比 16:10、輝度500nitsの明るくワイドな液晶で、DCI-3 97%に対応した豊かな色再現、10点マルチタッチ 操作に対応しています。

一方、前モデル「ONEXPLAYER X1」はアスペクト比16:10、輝度540nitsで、DCI-3 100%、sRGB 138%、ちらつきを抑えるDC調光、10点 マルチタッチ操作に対応していました。

新モデルは前モデルよりも輝度がわずかに下がっています。また、sRGB 138%、ちらつきを抑えるDC調光には対応していません。

「ONEXPLAYER X1」との違い2:リフレッシュレート 144 Hzに対応

新モデル「One-Netbook X1 Mini」はリフレッシュレート 144 Hzに対応しています。

一方、前モデル「ONEXPLAYER X1」はリフレッシュレート 120 Hzに対応していました。

新モデルの方が前モデルよりもリフレッシュレートの値が高くなり、より滑らかで残像が少ない映像を再生できるようになっています。

違い3:Ryzen 7 8840U プロセッサに変更

One-Netbook X1 Mini CPU

新モデル「One-Netbook X1 Mini」はZen 4アーキテクチャ採用のAMD Ryzen 7 8840U プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは4nmプロセス、8コア、16スレッド、最大5.1GHz駆動のCPUを搭載し、AI処理に最適化されています。

具体的にはAMD Ryzen AI エンジンを搭載し、最大 16 TOPSのNPUパフォーマンスを記録し、トータル プロセッサー パフォーマンスでは最大 38 TOPSを記録しています。

内蔵のGPUはAMD Radeon 780M (12コア、2700 MHz)で、DirectX 12や最大4台までのマルチモニター、AMD FreeSyncに対応しています。

また、新たに導入された「AMD SmartShift MAX テクノロジー」では電力の割り振りが最適化され、システムのパフォーマンスが向上。

「AMD SmartAccess Memory テクノロジー」も導入したことで、グラフィックス メモリに瞬時にフル アクセスできるようになり、ゲーミング性能が15%向上しています。

一方、前モデル「ONEXPLAYER X1」は Intel Core Ultra 7 155H (7nm/64bit/16コア/22スレッド/最大4.8GHz)、もしくはIntel Core Ultra 5 125H (7nm/64bit/14コア/18スレッド/最大4.5GHz)プロセッサを搭載していました。

AMD Ryzen 7 8840Uのベンチマーク

新モデル「One-Netbook X1 Mini」が搭載するAMD Ryzen 7 8840U プロセッサをベンチマークで測定してみました。

PassmarkのCPUベンチマークで「24306」

Geekbench 6でシングルコア 「2477」、マルチコア 約「9132」

Cinebench R23 シングルコア「1807」、マルチコア「13450」

<GPU>

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアで約「8000」前後

iGPU-FP32 グラフィックスコアで「4201」

<NPU>

人工知能 (AI) と機械学習 (ML) パフォーマンスで「16」

他のCPUと比較

他のCPUを搭載する10機種と比較すると、AMD Ryzen 7 8840U プロセッサは4番目に高いスコアでした。

1.Ryzen Z1 Extreme (ROG Ally X / Lenovo Legion Go)・・・Passmark:25328

2.Core Ultra 7 155H (ONEXPLAYER X1/MSI Claw A1M)・・・Passmark:25009

3.Ryzen 7 7840U (AYANEO Flip DS/AOKZOE A2/AYANEO SLIDE/AYANEO GEEK 1S/AYANEO KUN/ONEXFLY)・・・Passmark:25007

4.★ AMD Ryzen 7 8840U (One-Netbook X1 Mini / GPD WIN Mini 2024)・・・Pasmark:24306

5.Core Ultra 5 135H (MSI Claw A1M)・・・Passmark:24100

6.Ryzen 7 6800U (AOKZOE A2)・・・Passmark:20636

7.Ryzen 5 8640U (GPD WIN Mini 2024)・・・Passmark:19592

8.Ryzen 7 4800U (AYANEO NEXT LITE)・・・Passmark:16709

9.AMD Ryzen 5 4500U (AYANEO NEXT LITE)・・・Passmark:10938

10.AMD APU 3.5GHz (Steam Deck OLED)・・・Passmark:8683

グラフィック性能を比較

CPU内蔵のGPUはRadeon 780M グラフィックスで3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアで約「8000」前後を記録しています。

AMDのRadeon GPUの中では最も高いスコアでグラフィックスコアが高く、NVIDAのグラフィックボード「GTX 1650」に近い性能です。

また、インテルのCore Ultra 9 185Hが内蔵するインテル Arc グラフィックスも同じくらいのスコアになっています。

他のCPUが内蔵するGPUと比較すると、以下のようになります。

1.Radeon 780M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後

2.Intel Arc graphics・・・3DMark Fire Strike:8000 前後

3.Radeon 760M・・・3DMark Fire Strike:7800 前後

4.Radeon 680M・・・3DMark Fire Strike:6000 前後

5.8 RDNA 2 CU (Steam Deck OLED)・・・3DMark Fire Strike:5000

原神のFPS

原神は画質「低」設定で 50-60 FPSで動作します。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは30 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

プレイできるゲーム

AMD Ryzen 7 8840U プロセッサはAIによってゲームのパフォーマンスが向上しています。

そのため、多くのPCゲームを高フレームレートでプレイできます。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

原神 Genshin Impact・・・50-60 FPS

Fall Out 4・・・60 FPS

NARAKA:BLADEPOINT・・・60 FPS

God of War・・・65 FPS

Ghost of Tsushima・・・65 FPS

Forza Horizon 5・・・65 FPS

Red Dead Rademption 2・・・60 FPS

Cyberpunk 2077 ・・・63 FPS

Call of Duty Modern Warfare 3・・・ 57 FPS

The Witcher3:Wild Hunt・・・53 FPS

Final Fantasy 7R・・・60 FPS

GTA 5・・・71 FPS

Baldur’s gate 3・・・39 FPS

「ONEXPLAYER X1」との違い4:M.2 2230/2242 ストレージに変更

One-Netbook X1 Mini ストレージ

新モデル「One-Netbook X1 Mini」は512GB/1TB/2TB M.2 2230/2242 PCle 4.0×4ストレージを搭載しています。

一方、前モデル「ONEXPLAYER X1」は1TB/2TB/4TB M.2 2280 PCle 4.0×4 ストレージを搭載していました。

新モデルは前モデルよりも最大で搭載できるストレージの容量が2TB分 少なくなっています。

また、新モデルは新たにM.2 2230/2242規格を採用しています。この規格は前モデルの2280規格よりも小型化されています。

ストレージの交換に対応

新モデル「One-Netbook X1 Mini」は新たにストレージの交換に対応しています。

やり方は簡単で背面キックスタンドの裏にあるパネルのネジを取り外して交換するだけです。

最大で搭載できるストレージ容量は2TBまでになります。

一方、前モデル「ONEXPLAYER X1」はストレージの交換ができませんでした。

違い5:重さ710g・よりコンパクトなサイズに変更

新モデル「One-Netbook X1 Mini」はサイズ 210.6 x 129.2 x 20 mm、重量 約 710 gになっています。

一方、前モデル「ONEXPLAYER X1」はサイズ 252 × 163 × 13 mm、重量 約 789 g でした。

新モデルの方が前モデルよりも小さいサイズになり、重さも79 g 軽くなっています。

より小さく軽量な新モデルの方が携帯性が高いといえます。

「ONEXPLAYER X1」から引き継いだメリット

新モデル「One-Netbook X1 Mini」が前モデル「ONEXPLAYER X1」から引き継いだメリットは全部で9つあります。

以下、その項目に沿って解説していきます。

  1. コントローラー
  2. バッテリー・充電
  3. OCuLink ポート
  4. USBポート
  5. メモリ
  6. スピーカー
  7. 冷却システム
  8. 生体認証
  9. アプリ

メリット1:X1の専用コントローラーが使える

One-Netbook X1 Mini コントローラー

新モデル「One-Netbook X1 Mini」はX1シリーズ用の専用コントローラーが用意されています。

このコントローラーは本体のタブレットに装着できるほか、単体のゲームパッドとしても利用できます。

また、背面に2つのカスタムキーを搭載し、ボタンのマッピング、キーマクロの設定、ターボバーストの使用に対応。

内蔵バッテリーは1200mAhで、約12時間の連続使用が可能になっています。

そのほか、人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインを採用。S字カーブのデザインで手にフィットしやすくなっています。

メリット2:長持ち65.02Whバッテリーで100W PD急速充電に対応

新モデル「One-Netbook X1 Mini」は65.02Wh (16890mAh)バッテリーを搭載しています。

駆動時間は15Wゲームプレイで約2.5時間、5Wゲームプレイで約6時間、オフラインビデオ再生で約11時間です。

また、TDP 5Wの省電力モードを利用することで、最大 6時間の連続使用が可能です。

充電は100W PD急速充電に対応し、GaN急速充電アダプターを使用して30分で50%まで回復させることができます。

メリット3:OCuLink ポートでグラフィック性能を向上

One-Netbook X1 Mini ポート

新モデル「One-Netbook X1 Mini」は前モデルと同じくOCulink ポートが搭載されています。

このポートは最大64Gbpsの高速転送が可能で、ONEX GPUやGPD G1などの外付けGPUと接続し、そのグラフィック性能をフルに引き出すことができます。

メリット4:2つのフル機能USB4ポートが使える

新モデル「One-Netbook X1 Mini」は2つのフル機能のUSB4 Type-Cポートを搭載しています。

このポートは40Gbpsの高速転送や100WのPD充電、4Kビデオ出力に対応しています。

また、1つのUSB 3.2 Type-A ポートを搭載し、他のUSB機器と接続できます。

メリット5:最大64GBのLPDDR5X メモリを搭載

新モデル「One-Netbook X1 Mini」は16GB/32GB/64GB LPDDR5X-7500 MHz デュアルチャンネル メモリを搭載しています。

LPDDR5X 規格は最大8.5Gbpsの転送が可能で、LPDDR4(最大3.2Gbps)規格よりも2倍以上 高速になっています。

メリット6:HARMANの高音質なスピーカーが使える

新モデル「One-Netbook X1 Mini」はHarman AudioEFX オーディオに対応したデュアルスピーカーを搭載しています。

このスピーカーを利用して、HARMAN社認定の高精細かつクリアな高音質なサウンドを再生できます。

メリット7:冷却システムで安定して動作する

新モデル「One-Netbook X1 Mini」は最新の冷却システムが搭載されています。

具体的には、油圧式ベアリングと組み合わせた高効率ファンとアルミニウムフィン、2つのヒートパイプで熱を効率的に放散。

エアフローが最大化された通気孔から本体内の熱を放出できます。

この冷却システムにより、オーバーヒートすることなく、負荷の高いゲームでも安定して動作できます。

メリット8:顔認証と指紋認証で安全にロック解除できる

新モデル「One-Netbook X1 Mini」はAIカメラとWindows Hello機能を利用し、顔認証指紋認証によるロック解除が可能になっています。

この生体認証を利用することで、パスワードを入力するよりも、安全にロック解除できます。

メリット9:管理用アプリ「OneXConsole 」アプリが使える

新モデル「One-Netbook X1 Mini」は管理用コンソール アプリ「OneXConsole 」が利用できます。

このアプリでは異なるプラットフォームのゲーム管理や設定(ファン速度、コア消費電力調整、CPUステータスなど)を行えます。

また、「ゲームクラウドアーカイブ転送」機能を搭載し、同じソフトウェアを搭載したデバイス間でゲームの進行状況を同期することができます。

「One-Netbook X1 Mini」のデメリットは1つ!

One-Netbook X1 Mini キーボード

One-Netbook X1 Mini」のデメリットを1つ紹介します。

専用コントローラー、キーボード、ペンが付属しない

One-Netbook X1 Mini」はオプションで専用コントローラーやキーボード、筆圧ペンが用意されていますが、すべて別売になります。

専用コントローラーは10,800(税込)円です。※キャンペーン中は専用コントローラーがプレゼントされます。

ONEXPLAYER X1 専用コントローラー – One-Netbookストア https://www.one-netbook.jp/onex1-controller/

専用キーボードは10,800(税込)円です。

ONEXPLAYER X1 専用カバーキーボード(101英語キーボード配列) – One-Netbookストア https://www.one-netbook.jp/onex1-keyboard/

専用の4096筆圧デジタルスタイラスペン(WGP)は8,800(税込)です。

ONEXPLAYER X1専用 4096筆圧デジタルスタイラスペン(WGP) – One-Netbookストア https://www.one-netbook.jp/onexplayer-x1-4096styluspen/

「One-Netbook X1 Mini」のスペック

  • ディスプレイ 8.8インチ、解像度 2560 x 1600ドットのLPTS
    ※WQXGA/16:10/輝度500nits/DCI-3 97%/sRGB 138%/DC調光/10点マルチタッチ
  • リフレッシュレート 144 Hz
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 8840U
    ※4nm/8コア/16スレッド/最大5.1GHz/Zen 4
  • GPU AMD Radeon 780M (12コア,2700 MHz, RDNA 3)
  • NPU AMD Ryzen AI (最大 16 TOPS)
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB/64GB LPDDR5X-7500 MHz
  • ストレージ 512GB/1TB/2TB (M.2 2230/2242 PCle 4.0×4)
  • 拡張ストレージ M.2 2230/2242 PCle 4.0×4で最大2TBまで、microSD 4.0カードで最大2TBまで
  • バッテリー 65.02 Wh (16890mAh)
  • 駆動時間 15Wゲームプレイで約2.5時間、5Wゲームプレイで約6時間、オフラインビデオ再生で約11時間
  • 充電 100WのPD急速充電(GaN急速充電アダプター:30分で50%まで回復)
  • カメラ フロントAIカメラ
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2
  • インターフェース USB4 Type-C (フル機能) x2、USB 3.2 Type-A x1、microSDカードスロット 4.0 (300MN/s,最大2TB)x1、3.5mm オーディオ x1、OCuLink (PCle 4.0×4) x1
  • スピーカー Harman AudioEFX (x2)、HARMAN社認定、8Ω/1W
  • タッチペン 4096段階の筆圧検知 タッチペン(別売)
  • コントローラー ホールトリガー、L1/R1ボタン、ALPS社製ジョイスティック、十字キー、重さ約125g
  • モーター 従来のバイブレーションモーター
  • ジャイロ 6軸ジャイロセンサー(3軸ジャイロセンサー+3軸加速センサー)
  • 冷却システム 速度:4700RPM、ベアリング:油圧ベアリング、フィン素材:アルミニウム、放熱面積:26000 mm2、ヒートパイプの数:2
  • 生体認証 指紋認証(電源ボタンに指紋センサー搭載)、顔認証
  • オプション 専用カバーキーボード、専用コントローラー、専用コントローラーコネクター、専用液晶保護フィルム、専用ケース
  • アプリ OneXConsole (管理用コンソール)
  • OS Windows 11
  • サイズ 210.6 x 129.2 x 20 mm
  • 重量 約 710 g
  • カラー ブラック

「One-Netbook X1 Mini」の評価

6つの基準で「One-Netbook X1 Mini」を5段階で評価すると以下のようになります。

スペック:★★★★★

デザイン:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★

「One-Netbook X1 Mini」はこんな人におすすめ!

ポータブルゲーミングPCとしてだけでなく、8.8インチのタブレットとしても使いたい人に最適です。

10.95インチだった前モデル「ONEXPLAYER X1」よりも小型化したことで携帯性がぐんとアップ。

単体での重さは約 789 gと、一般的なノートPCと比べてもかなり軽量です。

また、小型サイズながらもAMD Ryzen 7 8840U プロセッサ搭載でパワフルに動作するのも魅力的です。

前モデルが搭載するCore Ultra 7 155Hよりはやや性能が劣るものの、

ほとんどのPCゲームが60 FPS以上で動作するのは非常に大きなメリットです。

ゲーミング性能では専用のX1コントローラーで快適に操作できるほか、

OCuLink ポートや本格的な冷却システムも搭載されており、完成度は高いといえます。

そのほか、ストレージの交換にも対応するようになったのが非常に便利です。

内蔵ストレージは512GB/1TB/2TB (M.2 2230/2242 PCle 4.0×4)から選べますが、

少ない容量を選んでも、後から容量を増やて便利です。

これはAndroidタブレットにはない仕様で、大容量ストレージのWindowsタブレットとして使いたい人に最適です。

「One-Netbook X1 Mini」のキャンペーン情報

7月25日までの先行予約キャンペーンが実施されています。

期間内に予約すると、

通常価格より5%オフになり、専用コントローラーもプレゼントされます。

そのほか、周辺機器セットが20%オフになる特典も付いています。

「One-Netbook X1 Mini」の価格・販売先

One-Netbook X1 Mini 正面

One-Netbookストア

16GB+512GBで139,800円、16GB+1TBで146,110円、

32GB+1TBで160,360円、32GB+2TBで177,460円、

64GB+2TBで216,600円、

で販売されています。

One-Netbookストアで「One-Netbook X1 Mini」をチェックする

ECサイト

※販売予定です。

Amazonで「One-Netbook X1 Mini」をチェックする

楽天市場で「One-Netbook X1 Mini」をチェックする

ヤフーショッピングで「One-Netbook X1」をチェックする

AliExpressで「One-Netbook X1 Mini」をチェックする

米国 Amazon.comで「One-Netbook X1 Mini」をチェックする

類似製品の紹介

One-Netbook X1 Mini」に似たポータブルゲーミングPCも販売されています。

「ROG Ally X」

ASUSから発売されたRyzen Z1 Extreme搭載の7型ポータブルゲーミングPCです。フルHDのIPS タッチスクリーン、1TB PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD (2280)、80WHrsバッテリー搭載で、デュアル ステレオスピーカー、指紋認証、AURA SYNC、USB4 Gen2、Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2に対応しています。

7月1日(月)11:00 AM から予約受付を開始します。販売先はASUSストアです。

価格は、未定です。

関連記事:「ROG Ally X」に買い替えは必要か? 変更点を詳細に調べてみた

「GPD WIN Mini 2024」

GPDから発売されたRyzen 7 8840U / Ryzen 5 8640U搭載の7型ポータブルゲーミングPCです。フルHDのLTPS液晶、512GB / 2TB M.2 NVMeストレージ、44.24Wh バッテリー搭載で、カスタムキー (L4 / R4)、AAC スーパーリニア・デュアルスピーカー、リフレッシュレート 最大120GHz、冷却システム、バックライト付きのQWERTYキーボード、ホール効果ジョイスティック、USB 4.0、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで149,800円(税込・Ryzen 7 8840U 32GB/512GB)、楽天市場で154,800円(送料別・8840U・32GB/2TB)、ヤフーショッピングで167,522円(32GB/2TB)、リンクスダイレクトで166,000(税込・8840U・32GB/2TB)、AliExpressで150,849円、米国 Amazon.comで$1,249.95です。

関連記事:「GPD WIN Mini 2024」の変更点とCPU性能を調査してみた

「Lenovo Legion Go」

レノボから発売された8.8型のポータブルゲーミングPCです。WQXGA液晶、Ryzen Z1 Extremeプロセッサ、49.2Whrバッテリ、512GB M.2 SSD、着脱式のコントローラー搭載で、Wi-Fi 6Eにも対応しています。

価格は、Amazonで110,880円(税込)、楽天市場で108,760円(送料無料)、ヤフーショッピングで114,000円(送料無料)、レノボ公式サイトで134,860円~、米国 Amazon.comで$884.99です。

関連記事:「Lenovo Legion Go」が革新を起こす?最新 ポータブルゲーミングPCと徹底 比較!

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