日本版「POCO F6 Pro」とF5 Pro、F4 GTとの違いを解説

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POCO F6 Pro」と前世代モデル F5 Pro、F4 GTの違いを解説!Antutuベンチマークやカメラ性能、デメリット、評価、詳細な価格 情報も掲載しています。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「POCO F6 Pro」 が発売開始!

2024年5月23日、日本で中国 メーカー Xiaomi(シャオミ)がグローバル展開するPOCO(ポコ)ブランドの新製品「F6 Pro」(エフ6 プロ)が発売されました。

Xiaomi HyperOS (Android 14 ベース) を搭載した6.67インチのスマートフォンです。

シャオミからは2022年6月にSnapdragon 8 Gen 1を搭載した国内版「POCO F4 GT」が発売され、

まるでゲーミングスマホのようなハイスペックな性能で評判になりました。

新モデルは2023年5月に海外で発売された「POCO F5 pro」(Snapdragon 8+ Gen 1搭載)よりも性能が高いことで、早くも話題になっています。

もちろん、技適認証済みで日本でも使えますよ。

それでは早速どんなスマートフォンなのか、詳しく見ていきましょう。

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公式ページ: POCO F6 Pro – Xiaomi Japan

Snapdragon 8 Gen 2の性能

POCO F6 Pro CPU

POCO F6 ProはQualcomm Snapdragon 8 Gen 2 プロセッサを搭載しています。4nm プロセスで製造された8コア、最大 3.19GHz駆動のCPUで、AI処理に優れているという特徴があります。

具体的にはQualcomm AI エンジン (Qualcomm Hexagon)を搭載し、前世代よりも最大 4.35 倍 高速化しているほか、AI 推論で必要とする電力効率が 60% 向上しています。

また、搭載されているKryo CPUにより、35% パフォーマンスが高速化し、電力効率も40%向上。Qualcomm Adreno GPU によるグラフィック レンダリングが25%向上しているほか、Snapdragon X70 5G モデム による高速な5G通信、Wi-Fi 6 の2 倍以上となる最大 5.8 Gbps で通信できるWi-Fi 7もサポートしています。

Antutu ベンチマーク

POCO F6 Proが搭載するQualcomm Snapdragon 8 Gen 2 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で「1,642,770」(約 164万)を記録してと公式サイトで公開されています。

ただし、実機で実際に計測してみると、150万ほどになることが多いです。

例: Antutu V10 総合で「1503417」、CPUで「347642」、GPUで「599559」、MEMで「279255」、UXで「276961」

同じプロセッサは「ROG Phone 7」、「Zenfone 10」、「Xperia 5 V」、「AQUOS R8」、「Galaxy S23 Ultra」などにも搭載されており、再び調べてみたところ、やはりAntutu V10 ベンチマークで総合で150万から160万前後を記録していました。

前モデル「POCO F5 Pro」はSnapdragon 8+ Gen 1搭載でAntutu V10 ベンチマークで総合で約110万 前後を記録していました。

POCO F4 GT」はSnapdragon 8 Gen 1搭載でAntutu V10 ベンチマークで総合で約100万 前後を記録していました。

POCO X6 Pro」はMediatek Dimensity 8300 Ultra 搭載で、Antutuベンチマーク総合で約146万を記録していました。

Snapdragon 8 Gen 2性能を比較

POCO F6 Proが搭載するQualcomm Snapdragon 8 Gen 2 プロセッサは他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 8 Elite (POCO F7 Ultra)・・・Antutu:約 240万 前後
  2. MediaTek Dimensity 9300+(Xiaomi 14T Pro)・・・Antutu:約 230万 前後
  3. Snapdragon 8 Gen 3 (POCO F7 Pro)・・・Antutu:約 200万 前後
  4. Dimensity 8400 Ultra (POCO X7 Pro)・・・Antutu:約 156万
  5. Exynos 2400e (Galaxy S24 FE)・・・Antutu:約 150万 前後
  6. Snapdragon 8s Gen 3 (AQUOS R9 Pro)・・・Antutu:約 150万 前後
  7. Snapdragon 8 Gen 2 (POCO F6 Pro)・・・Antutu:約 150万 前後
  8. Dimensity 8300 Ultra (POCO X6 Pro)・・・・・・Antutu:約 140万 前後
  9. Tensor G4 (Google Pixel 9a)・・・Antutu:約 100万 前後
  10. Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万 前後

比較から分かること

最新・上位チップセットとの比較

最新世代のフラッグシップチップセットと比較すると、Snapdragon 8 Gen 2の位置づけがより明確になります。

例えば、Snapdragon 8 Gen 3(約200万点)やMediaTek Dimensity 9300+(約230万点)、さらに高性能なSnapdragon 8 Elite(約240万点)といったチップセットは、Snapdragon 8 Gen 2のスコアを大きく上回っています。

これは、Snapdragon 8 Gen 2が最新の最上位クラスからは一世代前の性能レベルにあることを示しています。

同等・下位チップセットとの比較

一方で、Snapdragon 8 Gen 2は、他の多くの高性能チップセットと比較しても遜色ない性能を持っています。

データを見ると、Snapdragon 8s Gen 3(約150万点前後)やExynos 2400e(約150万点前後)、Dimensity 8400 Ultra(約156万点)といった、新しい世代の準ハイエンド(アッパーミドル)クラスのチップセットとほぼ同等のスコアを記録しています。

また、Dimensity 8300 Ultra(約140万点前後)よりは一段高く、Tensor G4(約100万点前後)やSnapdragon 7 Gen 3(約85万点前後)といったミドルレンジクラスのチップセットに対しては、明確に優れた性能を持っていることがわかります。

総合的な性能評価

これらの比較から、Snapdragon 8 Gen 2は、最新の最高峰には及ばないものの、依然として非常に高性能なチップセットであると言えます。その性能は、新しい世代の準ハイエンドチップセットに匹敵するレベルであり、一般的な用途はもちろん、グラフィック負荷の高いゲームなど、多くの場面でユーザーに満足のいく体験を提供できる実力を持っています。

したがって、Snapdragon 8 Gen 2搭載端末は、コストパフォーマンスに優れた高性能モデルとして魅力的な選択肢となり得ます。

ゲーム性能

POCO F6 Pro ゲーム

Snapdragon 8 Gen 2を搭載するデバイスは、AnTuTuベンチマーク(V10)において、総合スコアでおおよそ150万点前後の性能を示します。このスコアは、様々なゲームを高設定で快適にプレイできることを意味します。

Snapdragon 8 Gen 2を搭載したデバイスのゲーム性能について、AnTuTuベンチマーク約150万点という結果を踏まえ、人気のゲームタイトルにおける動作状況を以下にまとめます。

人気ゲームタイトルのFPS

  • 原神 (Genshin Impact): 広大なファンタジー世界を冒険するオープンワールドアクションRPGです。グラフィック設定を「最高」、フレームレートを60 FPSに設定した場合、テイワット大陸の探索や戦闘において、多くの場面で安定して60 FPSに近い数値を維持します。特に元素反応が飛び交う激しい戦闘シーンでも大きなカクつきは少なく、非常に滑らかなプレイ体験が得られます。一部の極端に負荷が高いエリアや演出ではわずかに変動することもありますが、全体として快適そのものです。
  • タワーオブファンタシー (Tower of Fantasy): アニメ調のグラフィックで描かれる広大な未来世界を冒険するオープンワールドMMORPGです。グラフィック設定を高めに設定し、フレームレートを90 FPSや120 FPS(対応ディスプレイの場合)に設定しても、フィールドの探索や、他のプレイヤーとの共闘ボス戦などで高いフレームレートを維持します。大人数が密集する場面以外では、非常に滑らかなプレイが可能です。
  • 鳴潮 (Wuthering Waves): 文明崩壊後の世界を舞台にしたオープンワールドアクションRPGです。グラフィック設定を高くしても、フィールド探索や、回避・反撃が重要な戦闘システムにおいて、60 FPS付近での滑らかな動作を実現します。特に高速なアクションが求められる場面でも、キャラクターの動きがスムーズで、爽快な戦闘を楽しめます。
  • 崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail): 美麗なグラフィックが特徴のスペースファンタジーRPGです。最高画質設定、フレームレート60 FPS設定で、開拓クエストの進行や模擬宇宙の探索、戦闘アニメーションに至るまで、常に安定して60 FPSを保ちます。キャラクターの必殺技演出なども滑らかに描画され、ロード時間も短く、ストレスなく銀河の旅を楽しめます。

バトルロイヤルゲームタイトルのFPS

  • PUBG Mobile: リアルな戦場体験を提供する人気のバトルロイヤルゲームです。グラフィック設定を「HDR」や「ウルトラHDR」、フレームレート設定を「極限」(60 FPS) や「90 FPS」(対応設定)にした場合でも、安定したフレームレートでのプレイが可能です。遠くの敵を視認しやすく、精密な射撃が求められる場面でも滑らかに動作し、ドン勝への道をサポートします。
  • Apex Legends Mobile: スピーディーな戦闘とキャラクターごとのアビリティが特徴のチームベースバトルロイヤルです。グラフィック設定とフレームレート設定を共に「最高」(60 FPS)に設定しても、戦闘中の激しい動きやアビリティのエフェクトが多発する場面でも、安定して60 FPSを維持します。キャラクターコントロールが非常にスムーズで、ハイスピードな戦闘を存分に楽しめます。
  • Call of Duty: Mobile: 世界的な人気を誇るFPSシリーズのモバイル版で、バトルロイヤルモードとマルチプレイヤーモードがあります。グラフィック品質「最高」、フレームレート設定「最大」(対応ディスプレイなら120 FPS等も)で、どちらのモードにおいても非常に高いフレームレートを維持し続けます。敵との遭遇から射撃までの応答性が極めて高く、プロレベルのパフォーマンスを発揮します。
  • Fortnite: クラフト要素が特徴的な人気のバトルロイヤルゲームです。グラフィック設定を「最高」、フレームレートを60 FPSに設定した場合、建築バトルや混戦状態においても、概ね安定して60 FPSでの動作を見せます。視点の移動や建築操作が滑らかで、快適にプレイを進めることができます。
  • 荒野行動 (Knives Out): 100人で最後の生き残りを目指すバトルロイヤルゲームの代表作の一つです。画質設定を「最高」、フレームレート設定を「120」(対応ディスプレイの場合)などに設定しても、広大なマップでの移動や激しい銃撃戦において、高いフレームレートを安定して維持します。敵の発見やエイム操作がスムーズに行え、競技性の高いプレイを支えます。

その他のゲームタイトルのFPS

  • ウマ娘 プリティーダービー: 実在の競走馬をモチーフにしたキャラクターを育成するシミュレーションゲームです。グラフィック設定を最高にし、「レース設定」や「ライブ設定」を高画質にしても、育成パートの進行、迫力あるレースシーン、華やかなウイニングライブのすべてにおいて、極めて滑らかに動作します。カクつきを感じる場面はほとんどなく、快適にトレーナー業に専念できます。
  • Fate/Grand Order: 人気シリーズ「Fate」を題材にしたスマートフォン向けRPGです。ゲームの仕様上、フレームレートは基本的に60 FPSが上限ですが、サーヴァントが入り乱れる戦闘や、派手なエフェクトを伴う宝具演出においても、フレームレートが落ちることなく常に安定して60 FPSで動作します。ロードも速く、イベント周回なども快適に行えます。
  • Pokémon GO: 現実世界を歩いてポケモンを捕まえたり、バトルしたりする位置情報ゲームです。AR機能の使用時、レイドバトルやジムバトルなど、比較的負荷のかかる状況でも安定した動作を示します。アプリの起動やマップ表示もスムーズで、ストレスなくポケ活に励むことができます。

カメラ性能:日常がアートに変わるカメラ体験を

POCO F6 Proの50MPトリプルカメラで、日常の瞬間を特別な一枚に。この記事では、そのカメラ性能の魅力に迫ります。

(※上のYouTube動画でPOCO F6 Proのサンプル写真やカメラ機能を確認できます。ぜひご覧だください。)

光を捉えるメインカメラ:Light Fusion 800センサーの実力

POCO F6 Proのカメラシステムの核となるのが、5000万画素のメインカメラです。ここに搭載されている「Light Fusion 800イメージセンサー」は、従来よりも光を取り込む面積が62%も向上しました。これにより、特に光量が少ない薄暗いカフェでのディナーや、夜景といったシーンでも、驚くほど明るく、ノイズの少ないクリアな写真を撮影できます。

個人的な感想としても、昼間の撮影では被写体の輪郭がくっきりと描写され、色鮮やかで全体的に明るい印象の写真が撮れるため、非常に使いやすいカメラだと感じています。

明暗差も忠実に再現:Dual Native ISO Fusion Max技術

メインカメラには「Dual Native ISO Fusion Max技術」も採用されています。これは、明るい部分と暗い部分が混在するような、明暗差の大きいシーンで特に威力を発揮します。

例えば、晴れた日の木陰でのポートレート撮影や、逆光での風景撮影などでも、白飛びや黒つぶれを抑え、光と影の細やかなディテールまで忠実に描き出してくれます。これにより、目で見たままの、あるいはそれ以上にドラマチックな写真を残すことが可能です。

光学式手ブレ補正(OIS)でブレずにクリア

POCO F6 Proのメインカメラには、光学式手ブレ補正(OIS)が搭載されています。これは、写真を撮る際のわずかな手の揺れを物理的に補正してくれる機能です。歩きながらの撮影や、ズームを使った撮影、そして特に光量の少ない夜景撮影などで効果を発揮し、ブレのないシャープな写真や動画を得るのに役立ちます。

個人的にも、OISのおかげで夜景撮影が格段に楽になり、三脚を使わなくても満足のいく明るく鮮やかな写真を撮れることが増えました。

多彩な撮影モードで表現の幅が広がる

メインカメラに加えて、POCO F6 Proは800万画素の超広角カメラと200万画素のマクロカメラも搭載しています。超広角カメラ(視野角119°)を使えば、広大な風景や大人数での集合写真も一枚に収めることが可能です。

マクロカメラでは、花や昆虫、料理の細部など、小さな被写体にぐっと近づいて、普段見ることのできないミクロの世界を捉えられます。さらに、「バーストショットモード2.0」で動きの速い被写体を連写したり、「フィルムカメラ」機能でアナログ風の質感を楽しんだり、「ナイトモード」で夜景をより美しく撮るなど、多彩な撮影機能があなたのクリエイティビティを刺激します。

動画撮影も高画質:8Kからスローモーションまで

POCO F6 Proは、静止画だけでなく動画撮影機能も充実しています。最大で8K(24fps)という超高解像度でのビデオ録画に対応しており、細部まで鮮明な映像記録を残せます。

もちろん、一般的な4K(最大60fps)や1080p(最大60fps)での撮影も可能です。さらに、720pで最大1920fps、1080pで最大960fpsという驚異的なスローモーション撮影も楽しめます。

日常の何気ない瞬間を、映画のようなドラマチックなスロー映像で表現してみるのも面白いでしょう。「ステディビデオ」機能を使えば、手持ちでの移動撮影でも安定した滑らかな映像が撮れます。

「映える」写真ならおまかせ

POCO F6 Proのカメラは、特に色鮮やかな描写が得意です。撮影した写真は、SNSなどで「映える」、あるいは「エモい」と評されるような、印象的な仕上がりになる傾向があります。

例えば、色とりどりの料理をより美味しそうに、おしゃれなファッションアイテムをより魅力的に、美しい夕焼けの風景をより感動的に捉えることができるでしょう。難しい設定をしなくても、シャッターを押すだけで、記憶に残る鮮やかな写真が手軽に撮れるのは大きな魅力です。

セルフィーも妥協なし:16MPフロントカメラ

前面には1600万画素のフロントカメラを搭載しており、セルフィー(自撮り)も高画質で楽しめます。ポートレートモードを使えば、背景を自然にぼかして被写体を引き立てた写真を撮影できます。また、「RAWドメインアルゴリズム」により、暗い場所や複雑な光の条件下でのセルフィーでも、明るくノイズの少ない、きれいなポートレート撮影が可能です。ナイトモードやHDR、手のひらシャッターなど、便利な機能も搭載されており、様々なシーンで活躍します。

POCO F6 Pro カメラの魅力まとめ

POCO F6 Proのカメラについて、その魅力をまとめました。

  • 高画質メインカメラ: 5000万画素のLight Fusion 800センサーとF値1.6の明るいレンズで、暗所でも明るくクリアな撮影が可能。
  • 優れたダイナミックレンジ: Dual Native ISO Fusion Max技術により、明暗差の大きいシーンでも白飛び・黒つぶれを抑制。
  • 手ブレ補正搭載: 光学式手ブレ補正(OIS)により、手ブレを抑えたシャープな写真・動画撮影を実現。
  • 多彩なカメラ構成: 超広角カメラ(8MP)、マクロカメラ(2MP)も搭載し、様々な画角での撮影に対応。
  • 豊富な撮影機能: バーストショット、50MPモード、フィルムカメラ、ナイトモード、ポートレートモードなど、表現の幅を広げる機能が満載。
  • 高性能な動画撮影: 最大8K録画や高フレームレートのスローモーション撮影に対応。
  • 「映える」描写力: 色鮮やかで印象的な写真が手軽に撮影可能。
  • 高画質セルフィー: 1600万画素フロントカメラと各種機能で、どんな状況でも美しい自撮りを実現。

カメラの仕様

1.背面の50MP(メインカメラ)・・・Light Fusion 800イメージセンサー、2.0μm 4-in-1スーパーピクセル、F値1.6、1/1.55インチセンサーサイズ、6Pレンズ、OIS(光学式手ブレ補正)

2.背面の8MP(超広角)・・・F値2.2、FOV 119°

3.背面の2MP(マクロ)・・・F値2.4

4.前面の16MP・・・広角、電子式手ブレ補正

機能(背面)バーストショットモード2.0、5000万画素モード、フィルムカメラ、ドキュメントモード、プロモード、パノラマ、モーションキャプチャー、ナイトモード、ポートレートモード、長時間露光、HDR

(前面)フロントカメラ写真機能、ナイトモード、ポートレートモード、フィルムカメラ、HDRパームシャッター、タイムバースト

ビデオ撮影(背面)8Kビデオ録画@24fps4Kビデオ録画@24fps、30fps、または60fps1080p HDビデオ録画@30fps、または60fps720p HDビデオ録画@30fpsスローモーションビデオ: 720p@120fps / 240fps / 480fps / 960fps / 1920fps 1080p@120fps / 240fps / 960fps

(前面)1080p HDビデオ録画@30fps、または60fps720p HDビデオ録画@30fpsフロントカメラビデオ機能ビデオテレプロンプタータイムラプスショートフィルム

バッテリー切れの不安から解放されるPOCO F6 Pro。充電も高速

POCO F6 Pro バッテリー・充電

スマートフォンのバッテリー残量を気にする日々は、もう終わりです。POCO F6 Proは、パワフルなパフォーマンスを一日中支える大容量バッテリーと、わずかな時間で充電が完了する驚異的な充電スピードを両立しました。

これにより、充電のためにスマートフォンの使用を制限したり、モバイルバッテリーを持ち歩いたりするストレスから解放され、もっと自由に、もっとアクティブにスマートフォンライフを楽しむことができます。

一日中遊びつくせる!安心の5000mAh大容量バッテリー

POCO F6 Proには、5000mAhの大容量バッテリーが搭載されています。これは、動画視聴や人気の高いゲーム「原神」のような高負荷なアプリのプレイ、SNSのチェックなどを一日中続けたとしても、十分に対応できる容量です。

個人的な意見としても、朝から晩まで使い込んでもバッテリー残量に余裕があると感じます。

前モデルの「POCO F4 GT」が4700mAhだったことと比較すると、バッテリー容量は約6%増加しており、より長時間の使用が可能になりました。CPUの効率向上も相まって、バッテリー持ちの良さを実感できるはずです。

驚異のスピード!120Wハイパーチャージの実力

バッテリー容量だけでなく、充電速度もPOCO F6 Proの大きな魅力です。付属の専用充電器を使えば、最大120Wの「ハイパーチャージ」が利用できます。

公式発表では、ディスプレイをオフにして「ブースト充電速度機能」を有効にした場合、わずか約19分でバッテリーを0%から100%まで満充電できるとされています。

実際に試したら、ブースト機能をオンにすればほぼ公称値通りの時間で充電が完了し、オフの場合でもプラス10分程度、つまり約30分で満充電に達しました。

朝起きて充電し忘れていた時や、急な外出前でも、短い時間で十分なバッテリー量を確保できるこのスピードは、一度体験すると手放せなくなる快適さです。

前モデル「POCO F5 Pro」との比較:充電スタイルの変化

前モデルの「POCO F5 Pro」は5160mAhのバッテリーと67W急速充電、そして30Wのワイヤレス充電に対応していました。一方、POCO F6 Proはバッテリー容量がわずかに5000mAhとなったものの、有線充電速度は67Wから120Wへと約1.8倍に大幅向上しました。

これにより、充電にかかる時間は劇的に短縮されています。ただし、POCO F6 Proワイヤレス充電には対応していません。充電の速さを最優先するならF6 Pro、置くだけ充電の利便性も重視するならF5 Pro、という選択基準がありましたが、F6 Proの圧倒的な充電速度は、ワイヤレス充電がない点を補って余りある魅力と言えるでしょう。

バッテリーを守る賢い充電技術

POCO F6 Proは、ただ速く充電できるだけではありません。「POCO Surge P2充電チップセット」と「Surge G1バッテリーチップセット」という2つの専用チップを用いた「POCOバッテリーマネジメントシステム」を搭載し、バッテリーの安全性と寿命にも配慮しています。

例えば、ゲーム中や動画撮影中など、スマートフォンに負荷がかかっている状態でも充電速度を維持しつつ温度上昇を抑える「高負荷時スマート充電」や、バッテリーの健康状態を学習して充電方法を最適化し、劣化を遅らせる「Battery health 3.0」といった機能があります。

夜間も安心:スマート充電と休止モード

さらに、夜間の充電習慣にも対応しています。「夜間スマート充電」機能は、ユーザーの睡眠パターンを学習し、就寝中にゆっくりと充電を進め、起床時間に合わせて満充電になるように調整します。これにより、バッテリーが満充電の状態で長時間放置されることを防ぎ、バッテリーへの負荷を軽減して寿命を延ばす効果が期待できます。

また、万が一バッテリー残量が極端に少なくなった場合でも、「休止モード(ハイバネーションモード)」をオンにすれば、バッテリー残量わずか1%で約2時間の待受、または約30分の通話が可能になる(POCOラボデータ)ため、緊急時の連絡手段を確保する上で心強い味方となります。

POCO F6 Pro バッテリー&充電の魅力まとめ

POCO F6 Proのバッテリーと充電に関する主な魅力を以下にまとめます。

  • 大容量バッテリー: 5000mAh搭載で、動画視聴やゲームも一日中楽しめる安心の持続力。
  • 超急速充電: 120Wハイパーチャージに対応し、わずか約19分で満充電が可能(ブースト機能ON時)。
  • 充電器同梱: 120W対応の充電器が付属しており、別途購入不要。
  • 進化した充電速度: 前モデルPOCO F5 Pro(67W)から充電速度が約1.8倍に向上。
  • 賢いバッテリー管理: Surge P2/G1チップによる管理システムで、安全性とバッテリー寿命に配慮。
  • スマート充電技術: 高負荷時や夜間の充電を最適化し、バッテリー劣化を抑制。
  • 緊急時モード: 休止モードにより、バッテリー残量1%でも一定時間使用可能。
  • ワイヤレス充電非対応: 前モデルF5 Proとは異なり、ワイヤレス充電には対応していない点に注意。

前世代モデルと比較

1.「POCO F6 Pro」・・・5000 mAh / 120W 急速充電

2.「POCO F5 Pro」・・・5160 mAh / 67W急速充電、30Wワイヤレス充電

3.「POCO F4 GT」・・・4700 mAh / 120W急速充電

4.「POCO X6 Pro」・・・5000 mAh / 67W急速充電

120Hz の6.67 有機ELディスプレイで息をのむ美しさ

POCO F6 Pro ディスプレイ

ここでは、POCO F6 Proの6.67インチWQHD+ Flow AMOLEDディスプレイについて詳しく紹介します。

WQHD+解像度が生み出す、圧倒的な精細感

POCO F6 Proのディスプレイ解像度はWQHD+(3200 x 1440)。これは画素密度で言うと526 ppiに達し、非常に高精細です。

前モデルの「POCO F4 GT」がフルHD+(2400 × 1080)だったことと比較すると、その差は歴然。より細かな部分までくっきりと表示されるため、高画質な写真や動画のディテールを余すことなく楽しめますし、ウェブサイトの小さな文字も潰れることなく鮮明に読み取れます。

個人的にも、この高解像度のおかげで電子書籍を読む際に文字が非常になめらかに見え、長時間読んでいても目が疲れにくいと感じています。

驚異のピーク輝度4000nit!屋外でも鮮明

特筆すべきは、その圧倒的な明るさです。POCO F6 Proのディスプレイは、ピーク輝度(瞬間的に出せる最大の明るさ)で4000nitという驚異的なスペックを誇ります。通常時でも700nit、ハイブライトネスモード(HBM)では1200nitと、非常に明るい表示が可能です。これにより、太陽光が降り注ぐ屋外でも画面が白飛びしたり、見えにくったりすることがありません。

個人的にも、真夏の強い日差しの下で地図アプリを確認したり、写真を撮ったりする際に、画面がはっきりと見えるのでストレスなく使えています。加えて、5,000,000:1という高いコントラスト比により、引き締まった黒と鮮やかな色彩表現を実現しています。

120Hzリフレッシュレートで、かつてない滑らかさ

画面の滑らかさも、POCO F6 Proのディスプレイの大きな魅力です。最大120Hzのリフレッシュレートに対応しており、1秒間に120回画面を更新することができます。これにより、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSをスクロールする際や、ウェブサイトを閲覧する際の表示が非常になめらかになります。

また、120Hz表示に対応したゲームでは、キャラクターの動きや背景の描画がよりスムーズになり、快適なプレイ体験が得られます。個人的には、この滑らかなスクロールのおかげで、ブラウジング時の目の負担が軽減されたように感じています。

使用状況に応じてリフレッシュレートを1Hzから120Hzまで自動調整する機能も搭載されており、滑らかさとバッテリー消費のバランスも考慮されています。

ゲーム体験を加速する、高速タッチレスポンス

滑らかな表示だけでなく、タッチ操作への反応速度も重要です。POCO F6 Proは、最大480Hzのタッチサンプリングレートに対応。さらに、ゲーム中の特定のモード(ゲームターボモード)では、最大2560Hzという驚異的なインスタントタッチサンプリングレートを実現します。

これにより、画面に触れた指の動きを瞬時に検知し、遅延の少ない操作が可能です。特に、「PUBG Mobile」や「Apex Legends Mobile」のような一瞬の反応が勝敗を分けるFPSゲームや、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のようなリズムゲームにおいて、その効果を大きく実感できるでしょう。

私自身、タッチの反応が非常に良いため、シビアな操作が求められるゲームでも、思った通りのプレイができると感じています。

豊かな色彩表現:68億色とHDRサポート

色の表現力も卓越しています。POCO F6 Proのディスプレイは12ビットカラーに対応し、約687億色もの色を表示できます。これにより、グラデーションなども非常に滑らかに表現され、よりリアルで深みのある映像を楽しめます。

また、DCI-P3という広色域規格にも対応しており、鮮やかで忠実な色再現が可能です。さらに、HDR10+やDolby VisionといったHDR(ハイダイナミックレンジ)規格にも対応。NetflixやAmazon Prime Videoなどで配信されている対応コンテンツを視聴すれば、明るい部分と暗い部分の表現力が格段に向上し、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえます。

個人的には、Dolby Vision対応の映画を見ると、光のきらめきや闇の深さが際立ち、映像への没入感が格段に高まると感じています。

目に優しい、インテリジェントな表示機能

長時間ディスプレイを見る現代人のために、POCO F6 Proは目の保護機能も充実させています。ブルーライトをハードウェアレベルで低減し、画面のちらつき(フリッカー)を抑える機能は、ドイツの第三者認証機関であるTÜV Rheinlandから認証を受けています。特に注目したいのが、最大3840Hzという非常に高い周波数で行われるPWM調光です。

これにより、画面の輝度を低くした際(暗い場所での使用時など)に発生しがちなちらつきを大幅に抑制し、目の疲れを軽減します。

個人的にも、就寝前に暗い部屋でスマートフォンを使うことが多いのですが、このおかげで目のチカチカ感が少なくなり、快適に利用できています。その他にも、周囲の光に合わせて色温度を調整する機能や、読書に適した表示にするモードなど、目に優しい機能が満載です。

使いやすさへの配慮:ウェットタッチと画面内指紋認証

実用面での配慮も行き届いています。ディスプレイには「ウェットタッチテクノロジー」が採用されており、手が濡れていたり、雨の中で操作したりする場面でも、タッチの認識精度が向上しています。料理中にレシピを確認したり、お風呂上がりに少し手が湿っていたりしても、誤操作が少なくスムーズに使えるのは、個人的に非常に便利だと感じています。

また、セキュリティ面では、画面内に指紋センサーを搭載。画面に触れるだけで素早くロックを解除できます。さらに、この指紋センサーは心拍数のモニタリング機能も兼ね備えています。ディスプレイはフラットな形状で、最初から保護フィルムが貼られているのも嬉しいポイントです。

POCO F6 Pro ディスプレイの魅力まとめ

POCO F6 Proのディスプレイに関する主な魅力を以下にまとめます。

  • 高解像度・高精細: 6.67インチ WQHD+ (3200×1440) Flow AMOLEDディスプレイ搭載 (526 ppi)。
  • 圧倒的な明るさ: ピーク輝度4000nitで、屋外での視認性も抜群。
  • 滑らかな表示: 最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応し、スクロールや動画再生がスムーズ。
  • 高速タッチレスポンス: 最大480Hz (インスタント2560Hz) のタッチサンプリングレートで、ゲーム操作も快適。
  • 豊かな色彩表現: 12bit・約687億色表示、DCI-P3広色域、HDR10+、Dolby Vision対応。
  • 目に優しい機能: TÜV認証取得、最大3840Hzの高周波PWM調光で目の負担を軽減。
  • 実用的な機能: ウェットタッチ対応で濡れた手でも操作可能、画面内指紋認証(心拍数モニタリング対応)。
  • フラットディスプレイ: 保護フィルム貼り付け済みで、使いやすいフラット形状。

前世代モデルと比較

  • 1.「POCO F6 Pro」・・・6.67インチ、解像度 3200 x 1440 px のAMOLED
  • 2.「POCO F5 Pro」・・・6.67インチ、解像度 3200 x 1440 px のAMOLED
  • 3.「POCO F4 GT」・・・6.67インチ、解像度2400 × 1080 px のAMOLED
  • 4.「POCO X6 Pro」・・・6.67インチ、解像度 2712 × 1220 pxのAMOLED

前世代モデルも同じ6.67インチですが、新モデルは「POCO F4 GT」、「POCO X6 Pro」よりも解像度が高く、高精細な映像を映し出せるようになっています。

薄型軽量でメタルフレーム採用。洗練された佇まい、POCO F6 Proのデザイン哲学

POCO F6 Proは、ただ高性能なだけではありません。手に取った瞬間から感じる高級感と、使いやすさを考慮したデザインが魅力です。無駄を削ぎ落としたフォルムに、質感の高い素材を組み合わせることで、持つ喜びを感じさせてくれます。カラーバリエーションは、神秘的な輝きを放つ「ホワイト」と、力強さを感じさせる「ブラック」の2色展開。どちらも個性的でありながら、洗練された印象を与えます。

滑らかな手触りと光沢のコントラスト:背面の魅力

本体背面には、ガラス素材にフロスト加工という特殊な処理が施されています。これにより、シルクのように滑らかでサラサラとした独特の手触りを実現しています。

個人的には、このマットな質感がとても気に入っていて、指紋が付きにくい点も嬉しいポイントです。光の当たり具合によって微妙に表情を変える繊細な模様も施されており、ただのスマートフォンではない、特別な存在感を放っています。一方で、カメラが収められている部分は光沢仕上げになっており、マットな背面との対比がデザインのアクセントになっています。

カラーで魅せる個性:ホワイトとブラック

「ホワイト」モデルは、「月の照らされた側面」がモチーフ。まるで雪山に輝く満月のような、清らかで神秘的な雰囲気を醸し出しています。一方、「ブラック」モデルは「月のダークサイド」をイメージしており、エネルギーと緊張感を表現した暗い模様が特徴です。

特にブラックモデルは、カメラユニットの周囲に施されたゴールドのアクセントが目を引きます。個人的には、このブラックとゴールドの組み合わせは大胆で高級感があり好みですが、かなり存在感が強いので、落ち着いたデザインが好きならホワイトの方がしっくりくるかもしれません。

頑丈さと高級感を両立するメタルフレーム

サイドフレームには、頑丈なアルミニウム素材(メタルフレーム)が採用されています。これにより、デザイン的な美しさだけでなく、日常的な使用における耐久性も高められています。フレームのエッジ処理や、ディスプレイとの繋ぎ目も非常に丁寧に仕上げられており、安価なスマートフォンにありがちな粗さを感じさせません。

この細部へのこだわりが、製品全体の高級感を底上げしていると私は感じています。しっかりとした剛性感があり、安心して使うことができます。

サイズと重量感:前モデルとの比較

POCO F6 Proのサイズは、縦160.86mm × 横74.95mm × 厚さ8.41mm、重量は209gです。前モデルの「POCO F5 Pro」(縦162.78mm × 横75.44mm × 厚さ8.59mm、重量204g)と比較すると、縦幅が約1.9mm短く、厚みも約0.2mm薄くなりましたが、横幅は約0.5mm増え、重量も5g増加しています。また、「POCO F4 GT」(重量210g)よりはわずかに軽くなっています。全体として、フラッグシップ級の性能を詰め込みながらも、持ちやすさを意識したサイズ感にまとめられていると言えるでしょう。

持ちやすさへの工夫と実際の使用感

数字だけ見ると少し大きく重く感じるかもしれませんが、背面パネルの左右が緩やかにカーブしているデザインのおかげで、手に持った時のフィット感は良好です。個人的には、このカーブのおかげで、スペック上の横幅よりもスリムに感じられ、意外と握りやすい印象です。

ただし、やはり209gという重さはそれなりに感じるため、寝転がって長時間動画を見たり、ゲームをしたりすると、少し腕が疲れてくるかもしれません。片手でのキーボード入力は十分可能ですが、画面上部の通知パネルを下ろす際などには、持ち替える必要があると感じました。

細部へのこだわりとインターフェース

ディスプレイはフラットな形状で、扱いやすいのが特徴です。最初から保護フィルム(試供品)が貼られている点も親切です。背面のカメラユニットは、個人的な計測ではSIMカード約4枚分ほどの厚みがあり、存在感があります。

本体右側面には電源ボタンと音量ボタンが配置され、左側面には何もありません。下部側面には、SIMカードトレイ(デュアルSIM対応、microSD非対応)、マイク、USB Type-Cポート、スピーカーが並びます。上部側面には、もう一つのマイクと、家電リモコンとして使える赤外線ブラスターが搭載されています。

付属品について思うこと

付属品として、本体を保護するケースが同梱されています。これは嬉しいポイントですが、個人的には付属のケースのデザインが少し残念でした。

本体色にかかわらずグレーの半透明なシリコンケースなのですが、せっかく本体デザインが洗練されているので、もう少し一体感のあるクリアケースや、本体カラーに合わせたホワイト/ブラックのケースだったら良かったなと感じています。多くの人は、別途自分好みのケースを購入することになるかもしれません。

POCO F6 Pro デザインの魅力まとめ

POCO F6 Proのデザインに関する主な魅力を以下にまとめます。

  • 洗練されたデザイン: マットな背面ガラスと光沢のあるカメラユニットの対比が美しい。
  • 質感の高い素材: 背面には滑らかなフロスト加工ガラス、側面には頑丈なアルミフレームを採用。
  • 選べる2つのカラー: 神秘的な「ホワイト」と力強い「ブラック」、それぞれに魅力的なコンセプト。
  • 持ちやすさへの配慮: 背面の緩やかなカーブにより、サイズ以上に手にフィットしやすい。
  • 丁寧な仕上げ: フレームとディスプレイの繋ぎ目など、細部の作り込みが綺麗。
  • 前モデルからの変化: POCO F5 Pro比で縦幅・厚みが減少し、横幅・重量が増加。
  • 実用的なインターフェース: 使いやすいボタン配置、赤外線ブラスター搭載。
  • フラットディスプレイ: 扱いやすく、保護フィルム(試供品)も貼り付け済み。
  • 付属品: 保護ケースが同梱されている(デザインは好みが分かれる可能性あり)。

前世代モデルと比較

  • 1.「POCO F6 Pro」・・・サイズ 160.86 x 74.95 x 8.41 mm、重量 209 g
  • 2.「POCO F5 Pro」・・・サイズ 162.78 x 75.44 x 8.59 mm、重量 204 g
  • 3.「POCO F4 GT」・・・サイズ 162.5 x 76.7 x 8.5 mm、重量 210 g
  • 4.「POCO X6 Pro」・・・サイズ 160.45 x 74.34 x 8.25 mm、重量 186 g

新モデルは前モデル「POCO F5 Pro」よりも縦幅が1.92mm小さくなり、横幅は0.49mm大きくなっています。重さは新モデルの方が5g重いです。4機種中、最も薄く軽いのは「POCO X6 Pro」です。

12GB メモリとUFS 4.0 ストレージ搭載で爆速レスポンス

スマートフォンの「サクサク感」を左右する重要な要素、それがメモリ(RAM)とストレージです。POCO F6 Proは、この両方に現行世代で最速クラスの規格を採用することで、アプリの起動からデータの読み書きまで、あらゆる動作で圧倒的なスピードと快適さを実現しました。

大容量12GBメモリでマルチタスクも余裕綽々

POCO F6 Proは、全モデルに12GBという大容量のメモリ(RAM)を搭載しています。しかも、採用されているのは最新規格の「LPDDR5X」。これは最大8.5Gbpsという非常に高速なデータ転送速度を誇ります。

この大容量かつ高速なメモリのおかげで、複数のアプリを同時に立ち上げても動作が重くなることはありません。例えば、人気のヘビー級ゲーム「原神」や「崩壊:スターレイル」をプレイしながら攻略サイトを見たり、高画質な動画編集アプリ「CapCut」で作業しながら他のアプリをチェックしたりといった、負荷の高いマルチタスクも余裕でこなします。

個人的にも、アプリの切り替えが驚くほどスムーズで、たくさんのアプリを開きっぱなしにしていても全くストレスを感じないのは、本当に快適だと感じています。さらに、Xiaomi HyperOSの機能により、ストレージの一部を仮想メモリとして利用するメモリ拡張機能も利用可能です(具体的な拡張容量は非公開)。

前モデルから飛躍的に高速化:LPDDR5Xの実力

このLPDDR5Xメモリの搭載は、前モデルからの大きな進化点です。「POCO F5 Pro」や「POCO F4 GT」に搭載されていたのはLPDDR5規格で、その最大転送速度は6.4Gbpsでした。POCO F6 ProのLPDDR5X(最大8.5Gbps)は、これと比較して約33%も高速化されています。

この速度向上は、アプリの起動時間の短縮や、ゲーム中のデータ読み込み速度の向上など、スマートフォンのあらゆる動作のレスポンス向上に貢献し、よりキビキビとした操作感をもたらします。

アプリもデータもたっぷり保存:選べる大容量ストレージ

スマートフォンの使い勝手を左右するもう一つの要素が、データを保存するストレージ容量とその速度です。POCO F6 Proは、256GBモデル(69,980円)と512GBモデル(79,980円)の2種類が用意されており、使い方に合わせて選ぶことができます。

注目すべきはその規格で、こちらも現行最速クラスの「UFS 4.0」を採用しています。これにより、アプリや写真、動画などのデータを非常に高速に読み書きできます。

個人的には、最近のゲームは数十GBを超えるものも珍しくないので、容量を気にせずインストールできる512GBモデルがおすすめです。高画質な写真や4K動画もためらうことなく撮影・保存できるので、クリエイティブな用途にも最適です。

UFS 4.0で読み書き速度が倍増!

ストレージ規格の進化も見逃せません。前モデルの「POCO F5 Pro」や「POCO F4 GT」が採用していたのは「UFS 3.1」規格で、その最大転送速度は約2320MB/sでした。POCO F6 Proが採用する「UFS 4.0」は、最大転送速度が約4640MB/sと、なんと約2倍に向上しています。

この差は、アプリのインストールやアップデートにかかる時間の短縮、大容量ファイルのコピーや移動速度の向上、そしてゲームのロード時間短縮など、様々な場面で体感できます。一度この速度に慣れてしまうと、もう元には戻れないと感じるほどです。ちなみに、「POCO X6 Pro」もPOCO F6 Proと同じLPDDR5XメモリとUFS 4.0ストレージを採用しており、同様の高速性能を持っています。

microSDカード非対応について

注意点として、POCO F6 Proは外部ストレージであるmicroSDカードには対応していません。もし大量のデータを持ち歩きたい場合や、頻繁にデータの受け渡しをする場合には少し不便に感じるかもしれません。

しかし、内蔵ストレージが256GBまたは512GBと大容量なので、一般的な使い方であれば容量不足に悩むことは少ないはずです。個人的には、512GBモデルを選べば、ほとんどのケースで容量を気にする必要はないと感じていますし、読み書き速度の速い内蔵ストレージの方が総合的な快適性は高いと考えています。

必要であれば、Google DriveやDropboxといったクラウドストレージサービスを活用するのも良いでしょう。

POCO F6 Pro メモリ&ストレージの魅力まとめ

POCO F6 Proのメモリとストレージに関する主な魅力を以下にまとめます。

  • 大容量&高速メモリ: 全モデル12GBのLPDDR5Xメモリ(最大8.5Gbps)を搭載し、マルチタスクも快適。
  • メモリ性能の向上: 前モデル(LPDDR5)比で転送速度が約33%高速化。
  • 選べる大容量ストレージ: 256GBと512GBのUFS 4.0ストレージモデルを用意。
  • 超高速ストレージ: UFS 4.0採用により、前モデル(UFS 3.1)比で読み書き速度が約2倍に向上。
  • 快適な動作: アプリ起動、データ転送、ゲームのロード時間などが大幅に短縮。
  • メモリ拡張対応: Xiaomi HyperOSにより仮想メモリの利用が可能。
  • microSD非対応: 外部ストレージは利用できない点に注意が必要。
  • 価格設定: 12GB/256GBモデルが69,980円、12GB/512GBモデルが79,980円。

前世代モデルと比較

  • 1.「POCO F5 Pro」・・・8/12GB LPDDR5 + 128/256GB/512GB UFS3.1
  • 2.「POCO F4 GT」・・・8/12GB LPDDR5 + 128/256GB UFS3.1
  • 3.「POCO X6 Pro」・・・8GB / 12GB LPDDR5X + 256GB / 512GB UFS 4.0

新モデル「POCO F6 Pro」は最も高速なメモリ規格とストレージ規格を採用しています。「POCO F5 Pro」と「POCO F4 GT」はともに最大6.4GbpsのLPDDR5メモリと最大2320MB/sのUFS3.1ストレージを採用しています。

「POCO X6 Pro」は新モデルと同じメモリ・ストレージ規格を採用しています。

メモリ 転送速度の違い

  • 1.「LPDDR4」・・・最大3.2Gbps
  • 2.「LPDDR4X」・・・最大4.266Gps
  • 3.「LPDDR5」・・・最大6.4Gbps
  • 4.「LPDDR5X」・・・最大8.5Gbps

ストレージ 転送速度の違い

  • UFS4.0・・・最大4640MB/s
  • UFS3.1・・・最大2320MB/s
  • UFS 2.2・・・最大1160MB/s
  • eMMC 5.1・・・400MB/秒

先進的な通信機能で次世代の繋がりをその手に

スマートフォンにとって、安定した高速通信はもはや必須の機能です。POCO F6 Proは、最新のWi-Fi規格への対応や、繋がりやすさを追求したアンテナ設計、そして高音質なワイヤレス接続を実現するBluetoothなど、通信機能においても妥協がありません。これにより、いつでもどこでも快適なネットワーク体験を提供し、あなたのデジタルライフをさらに豊かにします。

未来の速度を体験!Wi-Fi 7対応

POCO F6 Proは、次世代の無線LAN規格である「Wi-Fi 7 (IEEE 802.11be)」にいち早く対応しています。これは、現在主流のWi-Fi 6と比較して理論上の最大通信速度が約5倍となる、まさに未来のスピードです(理論値最大46Gbps)。

この超高速通信が可能になれば、高画質な8K動画のストリーミング再生や、数十GBクラスの大容量ゲームのダウンロード、クラウドへの大容量ファイルのアップロードなどが、これまでとは比較にならないほど短時間で完了します。オンラインゲームでの遅延もさらに少なくなり、より快適なプレイが期待できます。

ただし、このWi-Fi 7の性能を最大限に引き出すには、対応するWi-Fi 7ルーターが必要であり、お住まいの地域やネットワーク環境によっては利用できない場合がある点には注意が必要です。個人的には、まだWi-Fi 7対応ルーターは高価で種類も少ないですが、将来的な普及を見据えてこのスペックに対応しているのは非常に魅力的だと感じています。数年後には、家のネット環境が劇的に変わるかもしれません。

繋がりやすさを強化:デュアルウィングアンテナ設計

いくらWi-Fi規格が速くても、電波が安定して届かなければ意味がありません。POCO F6 Proは、本体側面の金属フレームと一体化した「デュアルウィングアンテナ」設計を採用。

これにより、アンテナの面積が従来比で170%も増加し、信号強度(電波の掴む力)が最大で39%向上するとされています。家の中でWi-Fiの電波が届きにくい部屋や、電波状況が不安定な場所でも、より安定した通信が期待できます。

個人的には、自宅の特定の場所でWi-Fiが途切れがちだったので、このアンテナ設計による改善効果にはかなり期待しています。繋がりやすさという基本性能がしっかり強化されているのは嬉しいポイントです。

高音質&低遅延を実現するBluetooth 5.3

ワイヤレスイヤホンやスピーカーとの接続に欠かせないBluetoothも、最新バージョンの「Bluetooth 5.3」に対応しています。これにより、接続の安定性や省電力性能が向上しています。

さらに重要なのが対応コーデックです。POCO F6 Proは、iPhoneで標準的なAACはもちろん、ハイレゾ相当の高音質データを伝送できる「LDAC」や「LHDC 5.0」にも対応しています。SonyのWH-1000XM5のようなLDAC対応ヘッドホンと組み合わせれば、ワイヤレスとは思えないほどの高精細なサウンドを楽しむことができます。

個人的には、普段からLDAC対応イヤホンを使っているので、この対応は非常に嬉しいポイントです。また、次世代のBluetoothオーディオ規格「LE Audio」で使われる「LC3」コーデックや、複数人で同じ音声を共有できる「Auracast」にも対応しており、将来的な機能拡張にも備えています。

正確な位置情報:高精度GNSSポジショニング

地図アプリやナビゲーション、フィットネスアプリなどで重要になるのが位置情報の精度です。POCO F6 Proは、高精度なGNSS(全球測位衛星システム)ポジショニングに対応。さらに、AIを活用して最適な衛星信号を選択し、ビル街や谷間など電波が反射しやすい場所での測位誤差を低減する技術を搭載しています。

これにより、都市部や山間部などでも位置情報の精度が最大25%向上するとされています。「Google マップ」などの地図アプリでナビを使う際も、より正確なルート案内が期待でき、道に迷うリスクを減らせます。個人的には方向音痴なので、地図アプリの精度向上は本当に心強いです。ランニングやサイクリングの記録も、より正確になります。

デュアルSIM対応とNFCについて

POCO F6 Proは、nanoSIMカードを2枚挿入できるデュアルSIMに対応しています。これにより、例えば仕事用とプライベート用で電話番号を使い分けたり、通信用と通話用で異なるキャリアのSIMを組み合わせたりといった柔軟な使い方が可能です。また、NFC機能も搭載していますが、提供される機能は国や地域によって異なる場合があります。

ここで注意したいのは、日本国内で広く利用されている「FeliCa(おサイフケータイ)」には対応していない点です。モバイルSuicaや楽天Edy、iD、QUICPayといった、FeliCaを利用する電子マネーや決済サービスは利用できません。個人的には、キャッシュレス決済はQRコード決済をメインに使っているので大きな問題はありませんが、日常的にモバイルSuicaなどを使っている方は、この点を十分に考慮する必要があります。

POCO F6 Pro 通信機能の魅力まとめ

POCO F6 Proの通信機能に関する主な魅力を以下にまとめます。

  • 次世代Wi-Fi対応: Wi-Fi 7 (IEEE 802.11be) に対応し、超高速通信の可能性を提供。
  • 強化されたアンテナ: デュアルウィングアンテナ設計により、信号強度が最大39%向上。
  • 最新Bluetooth搭載: Bluetooth 5.3に対応し、安定性と省電力性が向上。
  • 高音質ワイヤレス: LDAC、LHDC 5.0コーデックに対応し、ハイレゾ相当の高音質再生が可能。
  • 将来性: LE Audio (LC3コーデック)、Auracastに対応。
  • 高精度GPS: AI活用により、複雑な環境でも位置情報の精度が最大25%向上。
  • デュアルSIM対応: nanoSIMを2枚利用可能で、柔軟な回線運用を実現。
  • NFC搭載: 一部のNFC機能に対応(地域により異なる)。
  • FeliCa(おサイフケータイ)非対応: 日本独自の決済機能には対応していない点に注意。

冷却システムで高いパフォーマンスを持続

POCO F6 Pro 冷却システム

POCO F6 Proに搭載されている高性能CPU「Snapdragon 8 Gen 2」のパワーを最大限に、そして持続的に引き出すためには、優れた冷却システムが不可欠です。どれだけ強力なエンジンを積んでいても、熱で性能が落ちてしまっては意味がありません。POCO F6 Proは、その点を深く理解し、POCO史上でも最高クラスの先進的な冷却技術を投入することで、高負荷な状況でも安定したパフォーマンスを発揮できるよう設計されています。

第4世代へ進化!LiquidCool Technology 4.0 with IceLoop

POCO F6 Proが採用するのは、POCO独自の冷却技術の第4世代にあたる「LiquidCool Technology 4.0 with IceLoop」です。これは単なるマイナーチェンジではなく、内部構造から見直された新しい冷却システムです。スマートフォンの内部で発生した熱を、より効率的に吸い上げ、素早く広範囲に拡散させることで、CPUなどの重要な部品が高温になるのを防ぎます。これにより、パフォーマンスの低下(サーマルスロットリング)を抑制し、快適な動作を長時間維持することが可能になります。

POCO史上最大級!5000mm²の大型ステンレス鋼チャンバー

この冷却システムの心臓部とも言えるのが、熱を吸収・拡散させる「ベイパーチャンバー」です。POCO F6 Proでは、素材に熱伝導率の高いステンレス鋼を使用し、その面積はなんと5000mm²にも達します。これはPOCOのIceLoopシステムとしては過去最大規模であり、CPUなどから発生した熱を広範囲で効率よく受け止めることができます。まるで大きなヒートシンクが内蔵されているようなもので、熱を素早く吸い上げる能力が格段に向上しています。

新構造で熱効率が3倍向上!?一方向循環の秘密

LiquidCool Technology 4.0の大きな特徴が「IceLoop」と呼ばれる新しい内部構造です。従来のベイパーチャンバー(VC冷却)は、内部で気化した熱媒体(液体)と液化した熱媒体が混在しやすい構造でした。しかしIceLoopでは、蒸気(熱い)と液体(冷たい)の通り道を分離し、熱が一方向にスムーズに循環する構造を採用しています。

これにより、熱の移動効率が劇的に向上し、公式によれば従来のVC冷却と比較して放熱効率が最大で3倍も改善されたとされています。熱が滞ることなく、効率的に本体全体へ拡散され、外部へ放出されるイメージです。

長時間ゲームも安心!安定したパフォーマンスを維持

この強力な冷却システム「LiquidCool Technology 4.0 with IceLoop」の恩恵を最も実感できるのは、やはり高負荷な処理が続く場面でしょう。例えば、最高画質設定での「原神」のような3Dグラフィックを多用するゲームの長時間プレイや、4K動画の撮影、そして「CapCut」などを使った動画編集作業などです。

これらの場面ではCPUに大きな負荷がかかり発熱しますが、POCO F6 Proの冷却システムが効果的に熱を処理するため、パフォーマンスの低下が抑えられ、カクつきや処理落ちの少ない安定した動作が持続します。

個人的にも、ベンチマークテストで150万点を超えるスコアを叩き出している通り、実際に重いゲームを長時間プレイしても、熱による性能低下を感じにくいのは、この冷却システムのおかげだと強く感じています。

熱は感じる?実際の使用感について

これだけ強力な冷却システムを搭載していても、物理法則には逆らえません。特にゲームプレイや急速充電中など、高い負荷がかかると本体は確実に熱を持ちます。サイドフレームがアルミ素材でできているため、その熱が手に伝わりやすいと感じるかもしれません。個人的な意見としても、高負荷時には「あ、熱くなってきたな」と感じることはあります。

しかし、重要なのはその熱が原因で動作が不安定になったり、極端にパフォーマンスが落ちたりすることが少ないという点です。熱は感じるものの、実用上問題になるほどのレベルではなく、むしろ高性能CPUのパワーをしっかり引き出すために、効率よく熱を外部に逃がしている証拠とも言えるでしょう。

POCO F6 Pro 冷却システムの魅力まとめ

POCO F6 Proの冷却システムに関する主な魅力を以下にまとめます。

  • 最新冷却技術: POCO独自の第4世代「LiquidCool Technology 4.0 with IceLoop」を搭載。
  • 大型ベイパーチャンバー: POCO史上最大級の5000mm²ステンレス鋼製チャンバーで効率的に熱を吸収。
  • 革新的な内部構造: 蒸気と液体の分離・一方向循環(IceLoop)により、放熱効率が従来比最大3倍向上(公式値)。
  • パフォーマンス維持: 高性能CPU「Snapdragon 8 Gen 2」の性能を長時間安定して引き出す。
  • 高負荷時も安心: 長時間ゲームや動画編集など、負荷の高い場面でもパフォーマンス低下を抑制。
  • 熱伝導: アルミフレーム採用のため、高負荷時には本体の熱を感じやすい側面もある。
  • 実用上の安定性: 熱は感じるものの、動作の安定性は高く、実用上問題になることは少ない。

AI機能(AIGC)でスマホ体験を革新!

スマートフォンの進化は止まりません。近年、特に注目されているのがAI(人工知能)、とりわけ「生成AI(AIGC)」の活用です。POCO F6 Proは、この最先端技術を積極的に取り入れ、写真編集から日常の使い勝手向上まで、これまでのスマートフォン体験を一段階引き上げる、新しいスマート機能を提供します。この記事では、POCO F6 Proが搭載するAI機能の魅力に迫ります。

写真編集がもっと楽しく、もっと自由に!AI編集機能

POCO F6 ProAI機能の中でも、特に私が注目しているのが、標準の「ギャラリー」アプリに組み込まれた高度な写真編集機能です。これらは生成AIのパワーを活用しており、これまで専門的なソフトが必要だったような編集が、驚くほど簡単に、そして自然な仕上がりで行えます。

  • AIマジック消しゴムプロ (Eraser Pro): 観光地で撮った記念写真に、意図せず他の人が写り込んでしまった…そんな経験はありませんか?この機能を使えば、写真内の不要な人物や物を指でなぞるだけで、AIがそれらを自然に消去し、背景を違和感なく補完してくれます。個人的に試してみましたが、その精度は非常に高く、驚くほど綺麗に消えるので、これは積極的に使っていきたいと思える機能です。まるで魔法のように、理想の一枚を作り出すことができます。
  • AI拡張 (AI Expansion): 撮った写真の構図が少し物足りない、あるいはSNS用に写真の縦横比を変えたいと思った時に役立つのがこの機能です。写真のフレームを広げると、AIが元の画像の雰囲気に合わせて、足りない部分の背景を違和感なく生成してくれます。例えば、被写体に寄りすぎた写真を少し引いた構図にしたり、縦長の写真を自然な形で横長のパノラマ風にしたりすることも可能です。写真表現の可能性がぐっと広がります。

これからに期待!その他のAI機能

写真編集以外にも、POCO F6 Proには様々なAI機能が搭載されている、または今後のアップデートで提供される予定です。

  • AIアルバムサーチ: スマートフォンに溜まった大量の写真の中から、目的の写真を探すのは大変ですよね。この機能は、例えば「猫」や「夕焼け」、「去年の旅行」といったキーワードで検索すると、AIが関連する写真を賢く見つけ出してくれる機能のようです(※提供状況は要確認)。写真整理の手間を大幅に減らしてくれます。
  • AI字幕 (Real-time subtitles): YouTubeなどの動画コンテンツを視聴中に、リアルタイムで字幕を生成し、さらに翻訳までしてくれる機能も搭載される可能性があります(※提供状況は要確認)。外国語の動画を見たり、音声が出せない状況で内容を把握したりするのに非常に便利です。語学学習にも役立ちそうですね。
  • AIポートレート: 人物の顔写真をAIが分析し、より魅力的なポートレート写真へと自動で加工・生成してくれる機能も予定されています。レビュー時点ではまだ試せませんでしたが、今後のアップデートで利用可能になるとのこと。セルフィーをよく撮る方にとっては、特に楽しみな機能ではないでしょうか。

見えないところでも活躍!システムを支えるAI

POCO F6 ProのAIは、目に見える機能だけでなく、スマートフォンの基本的な動作を裏側で支える役割も担っています。

例えば、位置情報(GPS)の精度向上です。AIが衛星からの信号を分析・最適化することで、高層ビルが立ち並ぶ都市部や、電波が届きにくい山間部などでも、位置情報の精度が最大で25%向上するとされています。

これにより、「Google マップ」などの地図アプリでのナビゲーションがより正確になり、目的地までスムーズにたどり着けるようになります。個人的には方向感覚に自信がないので、この精度向上は本当にありがたい機能です。

利用には注意点も:ベータアクセスとOTAアップデート

ここで少し注意点です。これらの先進的なAI機能の一部は、提供開始当初はPOCOコミュニティを通じてベータ版として提供されたり、あるいは発売後のOTA(無線アップデート)を通じて順次提供されたりする場合があります。

そのため、購入してすぐに全てのAI機能が利用できるとは限りません。現在(2025年3月時点)では多くの機能が正式リリースされている可能性もありますが、もし特定のAI機能を目当てに購入を検討している場合は、最新の提供状況を確認することをおすすめします。個人的には、新しい機能が追加されていくのは楽しみですが、こうした提供方式であることは理解しておく必要があると感じています。

POCO F6 Pro AI機能の魅力まとめ

POCO F6 ProのAI機能に関する主な魅力を以下にまとめます。

  • 生成AI(AIGC)活用: 写真編集を中心に、高度なAI機能を搭載。
  • AIマジック消しゴムプロ: 写真内の不要なオブジェクトを自然に消去可能。精度が高いと評判。
  • AI拡張: 写真の背景をAIが自然に生成し、構図の変更や拡張が可能。
  • その他の期待機能: AIアルバムサーチ、AI字幕、AIポートレートなどの機能も搭載または提供予定(※提供状況は要確認)。
  • システム最適化: AIによるGNSS精度向上(最大25%)など、見えない部分でもAIが活躍。
  • 提供方法に注意: 一部の機能はベータアクセスやOTAアップデートでの提供となる可能性がある。

Xiami Hiper OSの築く新時代

スマートフォンの使い心地を決定づける上で、OS(オペレーティングシステム)は非常に重要な役割を担っています。POCO F6 Proには、Xiaomiが長年培ってきた技術を結集して開発した、全く新しいOS「Xiaomi HyperOS」が搭載されています。

これは単なるバージョンアップではなく、Xiaomiエコシステム全体の連携を見据えた、次世代のプラットフォームです。Android 14をベースにしながら、独自の機能と最適化が施され、POCO F6 Proの持つポテンシャルを最大限に引き出します。

MIUIからの進化:HyperOSが目指すもの

これまでのPOCOスマートフォン(例:POCO F5 Proなど)には、「MIUI」というOSが搭載されていました。MIUIも洗練されたOSでしたが、主にスマートフォンやタブレットでの利用を前提としていました。一方、Xiaomi HyperOSは、「Human x Car x Home」というコンセプトのもと、スマートフォンだけでなく、タブレット、スマートウォッチ、さらにはスマート家電や将来的には自動車まで、あらゆるXiaomiデバイスをシームレスに繋ぎ連携させることを目指しています。

個人的には、Xiaomiのスマートバンドやタブレットなど、複数のデバイスを使っているので、このOSレベルでの連携強化は非常に魅力的で、今後のエコシステムの広がりに大きな期待を寄せています。

デバイス連携で可能性が広がる「HyperConnect」

HyperOSの核心とも言えるのが、デバイス間のシームレスな連携を実現する「HyperConnect」機能です。これにより、まるで一つのデバイスを操作しているかのような、スムーズな連携体験が可能になります。

例えば、POCO F6 Proで見ていた動画の続きをXiaomiタブレットで再生したり、タブレットの大きな画面で作業しながら、手元のPOCO F6 Proのカメラを起動してビデオ会議に参加したり、スマートフォンのモバイルデータ通信をタブレットで簡単に共有したりといったことが可能になります。

個人的には、スマホでコピーしたテキストや画像を、PCやタブレットにそのままペーストできるユニバーサルクリップボード機能が特に便利だと感じています。デバイス間の垣根を越えた、新しいワークスタイルやライフスタイルを実現します。

パフォーマンスとゲーム体験の向上

Xiaomi HyperOSは、見た目や連携機能だけでなく、パフォーマンスの最適化にも注力しています。POCO F6 Proに搭載されている高性能CPU「Snapdragon 8 Gen 2」の能力を最大限に引き出すため、OSレベルでの緻密なパフォーマンススケジューリング(処理の割り当て)やメモリ管理が行われています。これにより、日常的な操作はもちろん、負荷の高いアプリもスムーズに動作します。

特にゲーム体験向上のための機能「WildBoost Optimization 3.0」は、HyperOSの一部としてOTAアップデートを通じて提供され、フレームレートの安定化やタッチレスポンスの向上など、より快適なゲームプレイをサポートします。個人的には、OSレベルでゲーム体験が向上するのは、ゲーマーとして非常に嬉しいポイントです。

AI機能との連携強化

POCO F6 Proが搭載する様々なAI機能(AIマジック消しゴムプロ、AI拡張など)も、Xiaomi HyperOS上で最適に動作するように設計されています。

OSとAI機能が密接に連携することで、よりシームレスで直感的な操作感を実現し、AIによるインテリジェントな機能がユーザー体験をさらに向上させます。今後、OTAアップデートなどを通じてAI機能が追加・強化されていく際にも、OSレベルでの対応がスムーズに行われることが期待されます。

セキュリティへの取り組み:独自開発「TEE」

スマートフォンには、連絡先、写真、決済情報など、多くの個人情報が保存されています。そのため、OSのセキュリティは非常に重要です。Xiaomi HyperOSでは、Xiaomiが独自に開発した「TEE(Trusted Execution Environment)」と呼ばれるセキュリティシステムを採用しています。これは、パスワードや指紋・顔認証データといった特に機密性の高い情報を、OSの他の部分から隔離された、ハードウェアレベルで保護された領域で処理する技術です。

これにより、悪意のあるソフトウェアなどから重要な個人情報を守り、より安全にスマートフォンを利用することができます。個人的には、これだけ多くの情報をスマホで扱う時代なので、こうした目に見えない部分でのセキュリティ強化は、大きな安心感に繋がります。

POCO F6 Proを彩るXiaomi HyperOSの魅力まとめ

POCO F6 Proに搭載されたXiaomi HyperOSの主な魅力を以下にまとめます。

  • 新世代OS搭載: Android 14ベースのXiaomi独自OS「Xiaomi HyperOS」を採用。
  • エコシステム連携: スマホ、タブレット、ウェアラブル、スマート家電など、Xiaomiデバイス間のシームレスな連携を実現する「HyperConnect」機能。
  • MIUIからの進化: デバイス連携を強化し、より広範なXiaomiエコシステムに対応。
  • パフォーマンス最適化: Snapdragon 8 Gen 2の性能を引き出し、ゲーム支援機能(WildBoost 3.0)も提供(OTA経由)。
  • AI機能との統合: OSレベルでAI機能と連携し、スムーズでインテリジェントな体験を提供。
  • セキュリティ強化: 独自開発の「TEE」により、機密情報をハードウェアレベルで保護。
  • 将来性: 今後のアップデートによる機能追加や連携デバイスの拡大が期待される。

POCO F6 Proのスペック(仕様)

POCO F6 Pro 2台 背面

  • ディスプレイ 6.67インチ、解像度 3200 x 1440 pxのAMOLED
    ※20:9/526ppi/最大輝度4000 nits/12ビットカラー深度、68億色/DCI-P3/Pro HDR/HDR10+/Dolby Vision/TÜV ローブルーライト認証
  • 液晶の機能 ウェットタッチ、最大3840Hz PWM調光、オリジナルカラーPRO、サイクルモード、読書モード、太陽光ディスプレイ、アダプティブカラー、アダプティブHDRディスプレイ、360°環境光センサー
  • リフレッシュレート 最大120Hz
  • タッチサンプリングレート 最大480Hz
  • プロセッサ Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 オクタコア
    ※4nm/64bit/8コア/最大3.19GHz
  • GPU Qualcomm Adreno
  • RAM(メモリ)12GB LPDDR5X
  • メモリ拡張 合計 最大13~19GB (RAM拡張テクノロジー3.0)
  • ストレージ 256GB/512GB UFS 4.0
  • バッテリー 5000 mAh
  • 充電 120Wハイパーチャージ (19分で100%)、120W同梱充電器USB、Type-C、高負荷のスマート充電、Battery health 3.0、夜間のスマート充電、休止モード
  • 背面カメラ 50MP+8MP+2MP
  • 前面カメラ 16MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 7 、Bluetooth 5.3 (AAC / LDAC / LHDC 5.0 / LC3 / ASHA / Auracast対応)
  • 衛星測位 Beidou: B1I+B1C+B2a | GPS: L1+L5 | Galileo: E1+E5a | GLONASS: G1 | QZSS: L1+L5 | NavIC: L5AGNSS
  • NFC 対応(※おサイフケータイ、Felicaには非対応)
  • インターフェース USB Type-C (OTG)
  • センサー 近接センサー、360°環境光センサー、加速度計、電子コンパス、ジャイロスコープ、IRブラスター、フリッカーセンサー
  • スピーカー ステレオデュアルスピーカー
  • オーディオ ドルビーアトモス(Dolby Atmos)、ハイレゾオーディオ認定、ハイレゾオーディオワイヤレス認定
    ※MP3、FLAC、APE、AAC、OGG、WAV、AMR、AWBなどのオーディオ形式をサポート
  • マイク 内臓
  • 冷却システム LiquidCoolテクノロジー4.0、5000mm²のステンレス鋼、蒸気と液体の分離設計および一方向循環構造
  • 振動モーター X軸リニア振動モーター
  • IRブラスター 対応
  • 生体認証 画面内指紋認証、AI顔認証
  • OS Xiaomi HyperOS (Android 14ベース)
  • サイズ 160.86 x 74.95 x 8.41 mm
  • 重量 209 g
  • カラー ホワイト、ブラック
  • 附属品 ACアダプタ(試供品)/ USB Type-Cケーブル(試供品)/ SIM取り出し用ピン(試供品)/ ソフトケース(試供品)/クイックスタートガイド
  • 5G通信 対応
  • SIMカード NanoSIM (デュアルSIM)

対応バンド:POCO F6 Pro

POCO F6 Pro」は5G通信に対応しています。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G:n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/77/78
  • 4G:LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66 4G:LTE TDD: B38/40/41/48
  • 3G:WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
  • 2G:GSM:850/900/1,800/1,900MHz

対応バンドの詳細

NTTドコモ (docomo):

  • 5G: n78に対応。ドコモの主要5Gバンドの一つです。(ただし、ドコモ独自のn79には非対応)
  • 4G LTE: Band 1 (主要バンド)、Band 3 (東名阪バンド)、Band 19 (プラチナバンド) に対応。Band 28にも対応。主要なバンドをカバーしており、全国的に利用可能と考えられます。
  • 3G WCDMA: Band 1 (主要バンド)、Band 6/19 (FOMAプラスエリア) に対応。3Gサービス終了までは利用可能です。
  • 結論: 5Gはn79非対応な点を除けば、4G LTEの主要バンド(特にプラチナバンドのB19)に対応しているため、概ね良好に利用可能です。

ドコモ回線ならahamoがおすすめ! → ahamoについての記事を読む

au (KDDI):

  • 5G: n77, n78に対応。auの主要5Gバンドをカバーしています。(ミリ波n257は非対応)
  • 4G LTE: Band 1 (主要バンド)、Band 3 (一部エリア/ローミング用)、Band 18 (プラチナバンド、Band 26を内包)、Band 28 に対応。主要なバンド、特にプラチナバンドのB18に対応しているため、全国的に利用可能と考えられます。 (Band 41には非対応)
  • 3G WCDMA: auの3Gサービスはすでに終了しています。
  • 結論: 5G、4G LTEともに主要バンド(特にプラチナバンドのB18)に対応しており、良好に利用可能です。

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ソフトバンク (SoftBank):

  • 5G: n77に対応。ソフトバンクの主要5Gバンドの一つです。(ミリ波n257は非対応)
  • 4G LTE: Band 1 (主要バンド)、Band 3 (主要バンド)、Band 8 (プラチナバンド)、Band 28 に対応。主要なバンド、特にプラチナバンドのB8に対応しているため、全国的に利用可能と考えられます。(Band 41には非対応)
  • 3G WCDMA: Band 1 (主要バンド)、Band 8 (プラチナバンド) に対応。3Gサービス終了までは利用可能です。
  • 結論: 5G、4G LTEともに主要バンド(特にプラチナバンドのB8)に対応しており、良好に利用可能です。

ソフトバンク回線ならLINEMOがおすすめ! → LINEMOについての記事を読む

楽天モバイル (Rakuten Mobile):

  • 5G: n77に対応。楽天モバイルの主要5Gバンドです。(ミリ波n257は非対応)
  • 4G LTE: Band 3 (自社回線・主要バンド)、Band 18 (パートナー回線=auローミング・プラチナバンド) に対応。自社エリアと、ローミングエリアの両方で利用可能です。
  • 3G WCDMA: 楽天モバイルは3Gサービスを提供していません。
  • 結論: 自社回線のBand 3と、エリアカバーで重要なパートナー回線のBand 18の両方に対応しているため、良好に利用可能です。

楽天モバイル回線についてはこちらで紹介! → 楽天モバイルについての記事を読む

まとめ:

ご提示の対応バンドを持つ端末は、日本の4キャリアすべてにおいて、主要な4G LTEバンド(プラチナバンド含む)およびSub-6の5Gバンドに対応しており、基本的に問題なく利用できる可能性が高いです。

注意点:

ドコモの5Gバンドn79には非対応です。n79のみで提供されているエリアでは5G通信ができませんが、n78も広く使われているため大きな問題にならないことが多いです。

ミリ波(n257)には対応していません。ミリ波は超高速ですがエリアが非常に限定的なため、現時点では非対応でも大きな影響はないでしょう。

各キャリアが使用する補助的なLTEバンド(B41, B42など)には一部非対応ですが、主要バンドとプラチナバンドを抑えているため、通信自体に大きな支障が出る可能性は低いです。

実際の利用には、SIMカードとの相性やAPN設定が必要になる場合があります。

ご自身の利用したいキャリアに合わせて、安心して利用できるスペックと言えるでしょう。

なお、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

POCO F6 Proのデメリット

POCO F6 Pro」のデメリットを紹介します。

おサイフケータイが使えない

POCO F6 Pro」はNFCに対応していますが、日本のFelicaには非対応で、おサイフケータイによるキャッシュレス決済が利用できません。

防水防塵に対応していない

POCO F6 Pro」は防水防塵に対応していません。海外で販売されている「POCO F6」はIP64の生活防水に対応しています。

microSDカードが使えない

POCO F6 Pro」はmicroSDカードスロットがないため、ストレージ容量を増やすことができません。

3.5mmイヤホンジャックがない

POCO F6 Pro」は3.5mmイヤホンジャックがありません。使用する場合はType-C変換アダプターが必要になります。

POCO F6 Proの評価

POCO F6 Pro 背面

2023年5月に海外で発売された「POCO F5 pro」の後継モデルになります。

日本国内モデルは2022年6月に発売された「POCO F4 GT」以来になり、POCOブランドでは約2年ぶりの新モデルになります。

プロセッサはQualcomm Snapdragon 8 Gen 2Antutu V10 総合で約 164万ほど。

最新のゲーミングスマホに搭載されているSnapdragon 8 Gen 3と比べると、約 66万ほどの差がありますが、一世代前のゲーミングスマホ並みの性能を持っていることは確かです。

原神など負荷の高いAndroid ゲームも快適にプレイでき、動画編集やCGのレンダリングまでこなせるパワフルな性能を持っているといえます。

また、背面カメラは前モデルの64MP+8MP+2MPから50MP+8MP+2MPに変更されたものの、背景の生成や除去などの豊富なAI機能が追加されています。

前面カメラでもAIを活用したポートレート撮影ができたり、8Kや4Kに対応したビデオ撮影が利用できたりするなど、やはり性能的に充実しているといえます。

そのほか、5000 mAhバッテリー搭載で120Wハイパーチャージに対応。

WQHD+ 120Hz 有機ELディスプレイやWi-Fi 7 の超高速通信、Dolby Atmos対応のデュアル ステレオスピーカー、冷却システム「LiquidCool Technology 4.0」にも対応しています。

全体的にハイスペックな仕様で、まるでゲーミングスマホのような性能を持っています。

前モデルよりもAI機能が充実していることで、より使いやすくなったといえます。

ただし、NFC対応でもおサイフケータイが使えません。防水防塵にも対応していないので、完全な日本向け仕様であるとはいえません。

この点をどう評価するのかによって「POCO F6 Pro」の評価も変わってくるでしょう。

「POCO F6 Pro」 の発売時の価格は69,980円。

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 プロセッサを搭載した高性能でコスパのいいスマホを探している人におすすめです。

POCO F6 Proの価格・購入先

POCO F6 Pro 正面

シャオミオンラインストア

69,980円で販売されています。

シャオミオンラインストアで「POCO F6 Pro」をチェックする

ECサイト

Amazonで69,980円、

楽天市場で69,980~79,980円(送料無料)、

AliExpressで75,870円、

で販売されています。

Amazonで「POCO F6 Pro」をチェックする

楽天市場で「POCO F6 Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「POCO F6 Pro」をチェックする

AliExpressで「POCO F6 Pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「POCO F6 Pro」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介

POCO F6 Pro」と似た性能を持つスマートフォンも販売されています。

POCO F7 Ultra

POCOから発売された6.67インチのスマートフォンです(2025年3月27日発売)。

Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、12GBまたは16GB LPDDR5Xメモリ、3200 x 1440ピクセルのFlow AMOLEDドットディスプレイ、256GBまたは512GB UFS 4.1ストレージ、5300mAhバッテリー、背面50MP(メイン)+50MP(望遠)+32MP(超広角)の3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、IP68防水防塵、NFC、120Wハイパーチャージ(ワイヤレス充電対応)、画面内超音波指紋センサー、AI顔認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0に対応しています。

価格は、Amazonで99,980円~、楽天市場で99,980円~、AliExpressで101,714円、です。

関連記事:POCO F7 Ultra/Pro徹底比較レビュー!7つの違いと買うべきか解説

POCO X7 Pro

シャオミ傘下のPOCOから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年1月10日発売)。

Android 15ベースのHyperOS 2、Mediatek Dimensity 8400 Ultra、8GB / 12GB LPDDR5Xメモリ、1.5KのAMOLED液晶、256GB / 512GB UFS 4.0、6000 mAh、背面50MP+8MPの2眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。

また、IP68防水防塵、リフレッシュレート 120Hz、タッチサンプリングレート 480Hz、冷却システム、X軸リニアモーター、赤外線ブラスター、画面内指紋認証、AI顔認証、Dolby Atmos、ハイレゾオーディオ、ハイレゾオーディオワイヤレス、FC/Google Pay、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 6.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで49,980円、楽天市場で49,980、ヤフーショッピングで54,980円、AliExpressで51,852円、米国 Amazon.comで$390.00、で販売されています。

関連記事:ハイエンド級でも高コスパ!POCO X7 Proのゲーム性能を徹底レビュー!

Nothing Phone (3a)

Nothing Technologyから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年3月11日発売)。

Android 15ベースのNothingOS 3.1、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3、12GBメモリ(インドを除く、一部モデルは8GB)、1080 x 2392 のフレキシブルAMOLED液晶、256GBストレージ(一部モデルは128GB)、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+8MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、進化したGlyphインターフェース、Essentialキー、Essential Space、50W急速充電、望遠撮影、120Hzアダプティブリフレッシュレート、IP64防水防塵、Google Pay対応NFC、ディスプレイ内指紋認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPS、5G通信に対応しています。

価格は、AliExpressで50,322円(8GB+128GBモデル・12GB+256GBモデルは84,333円)、米国 Amazon.comで$499.00、です。

関連記事:Nothing Phone (3a)レビュー!2aと比較!価格・スペック・評価

Galaxy A55 5G

サムスンから発売された6.6型のAndroid 14 (One UI 6.1)スマホです。Exynos 1480、50MP+12MP+5MPの3眼カメラ、ステレオスピーカー搭載で、おサイフケータイ、IP68防水防塵、25W急速充電に対応しています。

価格は、Amazonで67,777円、楽天市場で81,480円(送料無料・海外版A556E・SIMフリー)、ヤフーショッピングで73,439円(送料無料・海外版A5560・SIMフリー)、AliExpressで54,702円(海外版・SIMフリー)、米国 Amazon.comで$366.99 (日本円で約57528円)、です。

関連記事:サムスン「Galaxy A55 5G」の変更点とカメラ性能を解説 

motorola edge 40 neo

モトローラから発売された6.55型のAndroid 13 スマホです。MediaTek Dimensity 7030、50MP + 13MP 2眼カメラ 搭載で、68W TurboPower チャージ、おサイフケータイ、IP68防水防塵、5G通信に対応しています。

価格は、Amazonで49,818円(税込)、楽天市場で49,772円(税込)、ヤフーショッピングで54,800円、です。

関連記事:新型「motorola edge 40 neo」の変更点とカメラ性能を解説

Google Pixel 8a

Googleから発売された6.1型のAndroid 14スマホです。Tensor G3、64MP + 13MPの2眼カメラ搭載で、編集マジック、クリア音声通話 機能、おサイフケータイ、IP67防水防塵、5G通信に対応しています。

価格は、Amazonで72,600円(税込)、楽天市場で67,798円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,214円(未使用品)、AliExpressで74,911円、です。

関連記事:SIMフリーで最強「Google Pixel 8a」の変更点とAI機能を解説 

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他にもシャオミのスマートフォンが販売されています。歴代のPOCOスマホも多数販売されているのでぜひ比較してみてください。

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