「auのpovoが意外といい」という噂、気になっている方も多いのではないでしょうか? 格安SIMの中でも特に注目を集めているpovoですが、実際どうなのか、イマイチ分かりづらいという声も耳にします。
本当に自分に合っているサービスなのか、他の格安SIMと比べてどうなのか、疑問は尽きないですよね。
そこでこの記事では、povoのメリット・デメリットはもちろん、料金プランや評判、auからの乗り換え方法、さらには解約方法や対応端末まで、徹底的に調査した結果をまとめました。
【この記事で分かること】
- 1.povoの基本情報
- 2.povoの特徴・メリット
- 3.povoの料金プラン
- 4.povoで実施中のキャンペーン情報
- 5.povoのデメリット・注意点
- 6.povoの評判・口コミ
- 7.povoの申し込み方法
- 8.auからpovoへの変更方法
- 9.povoの解約方法
- 10.povoの対応バンド
povoがどんなサービスなのか、その実態を深く掘り下げ、読者の皆さんが最適なモバイルプランを選択できるよう、分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、povoに乗り換えるべきか、それとも他のサービスを検討すべきか、きっと答えが見えてくるはずです。
※本ページはアフィリエイト広告・プロモーションを含んでいます。
povoとは?
povoは、KDDI・沖縄セルラー電話が提供するauの通信サービスのブランドです。2021年3月23日にサービスを開始しました。従来の料金プランとは異なり、オンライン手続きに特化することでコストを削減し、その分をユーザーに還元する形で設計されたブランドとなっています。
通信回線はauの4G/5Gネットワークを利用するため、安定した通信品質を提供します。また、申し込みからサポートまでオンラインで完結することにより、運営コストを削減し、その分、利用料金に反映させるビジネスモデルを構築しています。
povoという名称は?
「povo」という名称は、以下の2つの言葉を組み合わせた造語です。
- point of view: 英語で「新たな視点」、「観点」を意味します。
- ab ovo: ラテン語で「卵から」、「最初から」を意味します。
この名前には、既成概念にとらわれず、ゼロベースから新しいモバイル通信サービスのあり方を提案していくというKDDIの意気込みが込められています。
競合のオンライン専用ブランド
同様にオンライン特化型のサービスとして、以下のブランドが競合として挙げられます。
- NTTドコモ: ahamo (アハモ)
- ソフトバンク: LINEMO (ラインモ)
povoの特徴:自由度の高い料金プラン
「povo」の最大の特徴は、基本料金が0円であることです。ユーザーは、データ容量、通話オプション、コンテンツなどの「トッピング」を自由に組み合わせることで、自分だけの料金プランをカスタマイズできます。 利用状況に合わせて、必要な時に必要なトッピングを追加できるため、無駄なく利用できる点が魅力です。
柔軟なデータトッピング
データ容量が不足した場合は、様々な容量・期間のトッピングが用意されています。例えば、24時間データ使い放題、1GB(7日間)、3GB(30日間)など、状況に応じた選択が可能です(これらの容量や期間、料金は例であり、変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください)。
au回線とeSIM、そしてオンライン完結
povoは、auの4G/5Gネットワークを利用しているため、全国の広いエリアで安定した高速通信を利用できます。また、eSIMに対応しているため、デュアルSIM運用も容易です。eSIM対応機種であれば、現在利用中の回線を解約することなく、povoをサブ回線として追加することが可能です。
さらに、申し込みからサポートまで、全てオンラインで完結します。
公式ページ povo2.0|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン
povoの料金プラン:基本プランとトッピング
povoの料金体系は、月額基本料金0円の「基本プラン」に、必要に応じて「トッピング」を追加していく方式です。
基本プランの内容
基本プランには、以下のサービスが含まれています。
- 国内通話:30秒ごとに22円(税込)
- 国内SMS送信:1通あたり3.3円(税込、70字まで)
トッピングの種類
トッピングは、大きく分けて「データトッピング」、「コンテンツトッピング」、「通話トッピング」の3種類があります。
データトッピング
データ容量を追加するためのトッピングです。利用期間や容量に応じて、様々な選択肢があります。(以下は一例であり、変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください)
- 1.データ使い放題(24時間):330円(税込)
- 2.データ追加1GB(7日間):390円(税込)
- 3.データ追加3GB(30日間):990円(税込)
- 4.データ追加20GB(30日間):2,700円(税込)
- 5.データ追加60GB(90日間):6,490円(税込)
- 6.データ追加150GB(180日間):12,980円(税込)
コンテンツトッピング
特定のコンテンツが使い放題になるトッピングです。(以下は一例であり、変更される可能性があります)
- DAZN使い放題パック(7日間):760円(税込)
- smash.使い放題パック(24時間):220円(税込)
通話トッピング
通話をお得に利用するためのトッピングです。(以下は一例であり、変更される可能性があります)
- 5分以内通話かけ放題:月額550円(税込)
- 通話かけ放題:月額1,650円(税込)
このように、povoは基本プランに加えて、自分の使い方に合わせて必要なトッピングを選ぶことで、無駄なく柔軟に料金プランを組み立てられるのが特徴です。
povoのキャンペーン:お得な情報をチェック!
「povo」のキャンペーンは、新規ユーザーの獲得、既存ユーザーの利用促進、特定サービスの利用促進など、さまざまな目的で実施されています。主な特徴は以下の通りです。
新規加入・乗り換え特典:
データボーナスプレゼント: 新規加入時や他社からの乗り換え(MNP)時に、キャンペーンコードの入力や特定のトッピング購入を条件に、データ容量がプレゼントされることが多いです。
au PAY 残高還元: 他社からの乗り換えで、特定のトッピングを購入すると、au PAY 残高が還元されるキャンペーンもあります。
割引: 新規加入者向けに、特定のトッピングを割引価格で提供する場合があります(例:ウェルカムトッピング)。
既存ユーザー向け特典:
データトッピング購入特典: 特定のデータトッピングを購入すると、追加のデータ容量や、抽選でプレゼントがもらえるキャンペーンがあります。
長期利用特典: 特定の期間以上povoを利用しているユーザーを対象としたキャンペーンが実施されることがあります。
特定サービス利用促進: 「通話かけ放題」オプションの利用促進や、「海外データトッピング」の購入促進など、特定のサービス利用を促すキャンペーンがあります。
期間限定キャンペーン:
季節限定キャンペーン: 新生活シーズンや、特定のイベント(クリスマス、年末年始など)に合わせて、期間限定のキャンペーンが実施されることがあります。
不定期キャンペーン: 期間限定で、特定のトッピングがお得になるキャンペーンや、プレゼントキャンペーンなどが不定期に開催されます。
外部サービスとの連携:
Googleストアとの連携: Googleストアで対象商品を購入したユーザーに、povoの新規契約時に使える特典を提供するなど、外部サービスとの連携キャンペーンもあります。
Pontaポイントとの連携: Ponta関連サービスとの連携キャンペーンも実施されています。
これらのキャンペーンをうまく活用することで、povoをよりお得に利用することができます。ただし、キャンペーンには適用条件や期間が設定されているため、詳細をよく確認してから利用することが重要です。
詳細はこちらで確認できます。
キャンペーン一覧|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
povoのデメリット:利用前に知っておきたい注意点
povoは魅力的な料金プランや自由度の高さが特徴ですが、利用前に知っておくべきデメリットも存在します。
オンライン専用サービスであること:
- 店舗でのサポートがない: 申し込み、契約変更、各種問い合わせは、すべてオンライン(ウェブサイトやアプリ)での手続きとなります。auショップなどの実店舗では、povoに関する手続きや相談はできません。
- 問い合わせはチャットが基本: 質問や相談は、オンラインチャットでの対応が基本となります。電話でのサポートはありません。
キャリアメールの提供がない:
- @au.com などのキャリアメールアドレスは提供されません。Gmailなどのフリーメールアドレスを別途用意する必要があります。
- auのキャリアメールを引き続き利用したい場合は、povoへの移行後に別途「auメール持ち運び」サービス(有料)への申し込みが必要です。
通信制限時の速度が遅い:
データ容量を使い切った後の通信速度は、最大128kbpsに制限されます。これは、ahamoやLINEMOの最大1Mbpsと比較するとかなり低速です。
データ容量の自動チャージがない:
データ容量は自動でチャージされません。使い切った場合は、自分で追加のデータトッピングを購入する必要があります。
auの各種割引サービスとの併用不可:
auで利用できていた「家族割」などの割引サービスは、povoでは適用されません。
データ容量の繰り越しができない:
購入したデータ容量には有効期限があり、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことはできません。
長期間トッピング購入がない場合の利用停止:
180日間以上、有料トッピングの購入がない場合、利用停止または契約解除となる可能性があります。
SIMロック解除が必要な場合がある:
2021年10月以前にau、ソフトバンク、ワイモバイルで購入した端末を利用する場合、SIMロック解除が必要になることがあります。事前に確認が必要です。
SIMフリー端末、または2021年10月以降に上記キャリアで購入した端末であれば、SIMロック解除は不要です。
一部サービスの利用制限:
留守番電話サービスや転送サービスは利用できません(Android端末では簡易留守録機能が利用できる場合があります)。
これらのデメリットを理解した上で、自身の利用スタイルに合っているかどうかを検討することが重要です。
povoの評判
povoの評判をネットで調べてみると、意外な指摘が次々と見つかりました。
・通信速度が遅いときがある
通信の速度制限時に128kbpsしか出ないことで不満に感じるユーザーも多いようです。一方で下りの通信速度はau回線とあまり感じず、満足しているユーザーが多いようです。
・上り速度が異常に遅い
下り速度が速いのに対し、上り速度(アップロード用)が遅いと指摘するユーザーがいました。インスタに動画をアップできないで困っているそうです。
・開通までが速い
eSIMに対応していることで、契約してからすぐに使えるようになったと報告するユーザーが多かったです。一方でオンラインで何度もトラブって開通できないユーザーもいるようですが、それほど多くはなかったです。
・2台目端末用としてはちょうどいい
povoを利用しているユーザーの多くはどうやら他の回線をメインで使っているようです。データ容量を使い切ったり、タブレットなどの他デバイスで通信したり、eSIMに切り替えて使ったりするユーザーが多いようです。特にpovoの1GBトッピング(390円/7日間)を一時的に利用するユーザーもかなり多いようです。
povoへ申し込む方法:オンラインで簡単手続き
povoの申し込みは、オンラインで簡単に行うことができます。店舗での手続きは不要です。
申し込み手順
- 公式サイトへアクセス: povoの公式サイトにアクセスし、「お申込みはこちら」または類似のボタンをクリックします。
- 画面の指示に従って手続き: 画面の指示に従い、必要事項を入力していきます。
- 本人確認: 本人確認書類(後述)をアップロードします。
- 支払い方法の登録: 支払い用のクレジットカード情報を登録します。
- SIMの選択: 物理SIMまたはeSIMを選択します。(eSIMの場合は、対応端末が必要です。)
- 申し込み完了: 申し込み内容を確認し、問題がなければ申し込みを完了します。
申し込みに必要なもの
- クレジットカード: 利用料金の支払いに使用します。
- 本人確認書類: 以下のいずれか1点が必要です。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 在留カード
- 利用予定の端末:SIMフリー端末、またはSIMロック解除済みの端末が必要です。eSIMを利用する場合は、eSIM対応端末が必要です。
キャリアメールアドレスの継続利用(希望者のみ)
ドコモ、au、ソフトバンクで利用していたキャリアメールアドレスをpovoでも継続利用したい場合は、別途「メール持ち運びサービス」(有料、月額330円など)への申し込みが必要です。povoへの移行手続き完了後、各キャリアのウェブサイトから申し込みます。
Amazonからの申し込み
Amazon.co.jpからもpovoの申し込みが可能です。Amazonで購入したエントリーパッケージを利用して申し込む形になります。
Amazonで「povo」をチェックする
これらの手順で、povoへの申し込みは完了します。オンラインでの手続きに慣れていない方でも、比較的簡単に申し込むことができるでしょう。
auからpovoへ変更する方法:オンラインでスムーズに移行
「auからpovo」への変更は、オンラインで手続きが完結します。
変更手順
- 専用ページへアクセス: povo公式サイトの「ご利用手続き(auから変更のお客さま)」ページ(https://povo.jp/procedure/au/)にアクセスします。
- 「auからの変更手続き」をクリック: ページ下部にある「auからの変更手続き」または類似のボタンをクリックします。
- 画面の指示に従って手続き: 画面の指示に従い、必要事項を入力していきます。
- SIMの選択: 物理SIMまたはeSIMを選択します。(eSIMの場合は対応端末が必要です。)
- 変更完了: 申し込み内容を確認し、問題がなければ変更手続きを完了します。
キャリアメールアドレスの継続利用(希望者のみ)
auで利用していたキャリアメールアドレス(@au.com、@ezweb.ne.jpなど)をpovoでも継続利用したい場合は、povoへの移行完了 後 に、別途「auメール持ち運び」(有料)の申し込みが必要です。povo移行 前 に申し込むと、エラーになる場合があるので注意してください。申し込みは、auのウェブサイト(https://www.au.com/mobile/service/aumail_portability/)から行います。
注意点
auからpovoへの変更の場合、SIMロック解除は原則不要です(ただし、一部の古い端末では必要な場合があります)。 *auを解約する事になるので、契約解除料が発生する場合があります。 *auスマートバリューや家族割などの割引が適用されなくなります。
これらの手順で、auからpovoへの変更が完了します。オンラインで簡単に手続きできるため、店舗に行く手間が省けます。
povoの解約方法:オンラインで手続き、手数料なし
「povoの解約」は、オンラインで手続きが可能です。解約手数料はかかりません。
解約手順
- 解約ページへアクセス: povo公式サイトの解約ページ(https://povo.jp/support/guide/cancelation/)にアクセスします。
- 適切なボタンを選択: ページ下部にあるボタンの中から、自身の状況に合ったものを選択します(例:povo2.0を解約、povo1.0からMNP転出など)。
- 画面の指示に従って手続き: 画面の指示に従い、必要事項を入力し、解約手続きを進めます。
注意点
- 解約後のサービス利用: 解約手続きが完了すると、即座にpovoのサービスが利用できなくなります。
- 解約手数料: 解約に伴う手数料は発生しません。
- SIMカードの返却:
- 物理SIMカードを利用している場合は、SIMカードを返却します。(eSIMを利用している場合は返却不要です。)
- MNP転出: 他社へ乗り換える場合は、「解約」ではなく「MNP転出」の手続きが必要です。povoのウェブサイトからMNP予約番号を取得し、転出先の携帯電話会社でMNP転入手続きを行います。
これらの手順で、povoの解約が完了します。オンラインで簡単に手続きでき、解約手数料もかからないため、気軽に利用を終了できます。
povoの対応バンド:au回線を利用
povoは、auの4G LTE/5Gネットワークを利用しています。
4G LTE対応バンド
povo (au回線) が対応している4G LTEのバンドは以下の通りです。
Band 1 (2.1GHz帯): 主要バンド、Band 3 (1.7GHz帯): 東名阪エリアで使用、Band 11 (1.5GHz帯):、Band 18 (800MHz帯): プラチナバンド、Band 26 (800MHz帯): プラチナバンド (Band 18を内包)
Band 28 (700MHz帯):、Band 42 (3.5GHz帯): キャリアアグリゲーション用
重要なバンド
上記のバンドの中でも、特に重要なのは以下のバンドです。
- Band 1: 全国的に利用される主要バンド。
- Band 18/26: プラチナバンドと呼ばれる800MHz帯。屋内や郊外でも電波が届きやすい。
povoを利用する端末を選ぶ際は、これらのバンドに確実に対応しているかを確認することが重要です。特にBand 18/26に対応していない端末だと、場所によっては圏外になったり、通信速度が遅くなったりする可能性があります。
5G対応バンド
povoが対応している5Gのバンドは以下の通りです。
n77 (Sub6): 3.7GHz帯、n78 (Sub6): 3.7GHz帯、n257 (ミリ波): 28GHz帯
5Gを利用するには、5G対応端末が必要です。また、5Gエリア内でなければ5G通信は利用できません。
これらのバンド情報を参考に、povoを快適に利用できる端末を選びましょう。
もう一つのau回線!UQ mobileの魅力とは?povoとの違いも紹介
「povoとUQ mobileは、どちらもau回線を利用したサービスですが、料金プラン、サービス内容、サポート体制などに違いがあります。より詳しく比較したい方は、こちらの記事もご覧ください。
UQ mobileスマホ乗り換えで節約!おすすめ12機種と選び方【2025年最新】
SIMフリーのおすすめAndroidスマホ
SIMフリーのおすすめAndroidスマホは以下の記事にまとめています。ぜひ活用してみてください。
2万円台で買えるリッチなスマホ おすすめの全機種 ラインナップ 一覧
2万円前後のAndroidスマホをまとめて紹介しています。
注文殺到で売れまくり! 3万円台で買えるハイスペックスマホ まとめ
3万円台のハイスペックなAndroidスマホをまとめて紹介しています。
5万円前後のハイスペックなAndroidスマホをまとめて紹介しています。
超ハイスペックなスマホをまとめて紹介しています。