2022年10月7日に発売された「PICO 4」と最新VRデバイスを徹底 比較!価格、できること・機能、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2022年 6月から「Pico Neo3 Link」も発売中です。
「PICO 4」の特徴
「PICO 4」の特徴をまとめてみました。
4K以上のLCDスクリーン・空間オーディオ・20W急速充電
「PICO 4」は解像度4320 ✕ 2160ドットのLCDスクリーンを搭載。ピクセル密度1200ppi、視野角105度の高精細でワイドな映像を4K以上の画質で再生できます。また、本体のヘッドバンド部にステレオスピーカーを内蔵。空間オーディオ対応で立体的なサウンドも楽しめます。そのほか、5300mAhバッテリー搭載で、ゲームプレイで3時間の駆動が可能。Quick Charge QC 3.0による20W急速充電も利用できます。
6DoF対応・モーショントラッカー・円弧型コントローラー
「PICO 4」はフレームの周囲に4つのSLAMカメラを配置。6DoFの高精度なトラッキングが可能になっています。また、両足に装着して足の動きを追跡するモーショントラッカーを用意。3DoFトラッキングに対応し、バーチャルな世界でより柔軟に動けるようになっています。そのほか、赤外線センサーを配置した「HyperSense振動コントローラー」を用意。バーチャル空間でより広い範囲の動きを検知できる6DoFに対応するほか、よりリアルな触覚フィードバックにも対応しています。
Picoストア・フィットネス機能・PICO Worlds
「PICO 4」はPICO StoreとSteamVRを通じて、ゲーム、フィットネス、ビデオ、ソーシャルなどのコンテンツが利用できます。また、新たにフィットネスの進歩を管理する「PICO Fitness Program」を導入。過去のゲームプレイデータやVRモーションのトラッキングによるエネルギー消費量を確認できます。2023年にメタバースプロジェクト「PICO Worlds」を提供する予定。カスタマイズしたアバターを使い、他のユーザーとスムーズにコミュニケーションできます。
価格を比較
「PICO 4」と「Meta Quest 2」、「VIVE Flow」、「Pico Neo3 Link」の価格を比較してみました。
「PICO 4」
「PICO 4」は、Amazonで49,000円、楽天市場で49,000円~ (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで44,800円~ (税込・送料無料)、AliExpressでUS $374.19で販売されています。
※海外での価格:128GBストレージモデルが429ユーロ(約6万100円)、256GBストレージモデルが499ユーロ(約6万9890円)
「Meta Quest 2」
「Meta Quest 2」は、Amazonで51,980円(64GBモデル)、楽天市場で54,399円 (64GB・税込・送料無料)、ヤフーショッピングで59,400 円(128GB・税込)、ビックカメラで59,400円 (128GB・税込・送料無料)、AliExpressでUS $474.99米国 Amazon.comで$399.99で販売されています。
「VIVE Flow」
「VIVE Flow」は、Amazonで59,900円、楽天市場で59,900円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで58,590 円(税込)、ビックカメラで59,900円 (税込)で販売されています。
「Pico Neo3 Link」
「Pico Neo3 Link」は、Amazonで49,280円、楽天市場で49,250円 (税込)、ヤフーショッピングで49,180円(税込/送料無料)、ビックカメラで49,280円 (税込)で販売されています。
できること・機能を比較
「PICO 4」と「Meta Quest 2」、「VIVE Flow」、「Pico Neo3 Link」のできること・機能を比較してみました。
「PICO 4」
できること
4K以上の画質で動画視聴、VRゲーム(Steam PCゲーム、Picoストア対応)、動画視聴(Amazonプライムビデオ、YouTube、Netflix、、huluなど)、アート鑑賞、瞑想、フィットネス、SteamVR・Pico Storeからのアプリダウンロード
機能
フィットネス機能、PICO Worlds、モーショントラッカー(両足に装着)、6DoFトラッキング(4つのSLAMカメラで高精度)、ハンドトラッキング(開発者モード)、最大90Hzのリフレッシュレート、パススルー機能(フル機能)、コントローラー操作(赤外線センサー・触覚フィードバック)、瞳孔間距離(IPD)の調節、PC接続、20W急速充電
「Meta Quest 2」
できること
VRゲーム、対応するPCゲーム、Steamゲーム、動画の視聴(YouTube、DMM、Netflix、Amazonプライム・ビデオなど)、Oculus Questストア・Riftストアからのアプリダウンロード、通話・メール(Facebookアカウントを利用)、バーチャル空間でのコミュニケーション(「バーチャルキャスト」など)、チャット(「VRChat」など)、リモートワーク(「Infinite Office」など)、バーチャル空間での観光・旅行 など
機能
ハンドトラッキング機能(バーチャル空間でのジェスチャー操作)、Oculus Link機能(PCと接続)、6DoF対応
「VIVE Flow」
できること
スマホと接続しミラーリング、動画視聴(YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオ、huluなど)、バーチャル会議、VRプレゼン(「VIVE Sync」)、ゲーム(VIVEPORTからダウンロード)、アート鑑賞(STYLYアプリ利用)、瞑想(アプリ利用)
※基本的にスマホのミラーリングを利用するため、5G通信も利用可能です。
機能
視度調整、冷却機能、スマホとペアリング(Bluetooth)、簡単な着脱(2段階ヒンジ)、ジェスチャー操作、189gの軽量設計、75Hzのリフレッシュレート、100°の視野角、空間オーディオ(スピーカー)、ノイズキャンセリング(マイク)
「Pico Neo3 Link」
できること
4K動画の視聴、VRゲーム(PCゲーム対応)、動画視聴(Amazonプライムビデオ、YouTube、Netflix、、huluなど)、アート鑑賞、瞑想、フィットネス、SteamVR・Pico Storeからのアプリダウンロード
機能
PC接続(DisplayPort利用)、6DoF操作、最大120Hzのリフレッシュレート、正確なトラッキング(4つの広角カメラ)、コントローラー操作(32個の光学センサーを搭載)、瞳孔間距離(IPD)の3段階の調節
スペックを比較
「PICO 4」と「Meta Quest 2」、「VIVE Flow」、「Pico Neo3 Link」のスペックを比較してみました。
「PICO 4」のスペック
- ディスプレイ 解像度:4320✕2160
※4K+解像度/片眼2160×2160ドット/1200ppi/視野角105度/パンケーキレンズ/20.6PPD(角解像度)/TUF低ブルーライト認証 - リフレッシュレート 72/90Hz
- パススルー機能 対応・フルカラー
- トラッキング 6DoF空間ポジショニング、独自の無指向性SLAM、赤外線光学ポジショニングシステム、光学センサー、モーショントラッカー(3DoF)
※外部センサー不要/PC接続不要で動作 - ハンドトラッキング 開発者モードで利用可能
- IPD(瞳孔間距離) サポート、62-72mm
- メガネ 対応・メガネスペーサーを同梱
- CPU Qualcomm Snapdragon XR2
※7nm/最大2.84GHz - GPU 不明
- RAM(メモリ) 8GB
- ストレージ 128GB/256GB
- バッテリー 5300mAh
- 駆動時間 ゲームプレイで3時間
- 充電 20W急速充電、Quick Charge QC 3.0
- 通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、2×2 MIMO、Bluetooth 5.1
- インターフェース USB
- コントローラー 6DoF、HyperSenseブロードバンドモーター、4.15V AA アルカリ電池
- オーディオ デュアルステレオスピーカー、空間オーディオ、デュアルマイク
- シースルー 対応
- 筐体の素材 ※バランス設計で快適な装着感
- フィットネス PICO Fitness Program、自社開発のCalSenseフィジカルフィットネスモニタリングアルゴリズム
- キャスト機能 対応
- アプリストア SteamVR、Pico Storeのコンテンツをプレイ可能
- OS PICO OS 5.0
- サイズ 163(W)×255~310(D)×80(H)mm
- 重量 295g
- カラー ホワイト
- 付属品 コントローラー * 2、眼鏡スペーサー、ノーズパッド * 1、コントローラーストラップ * 1、USB-C 電源アダプタ *1、USB-C-電源 * 1、ユーザーガイド* 1
関連記事:VRヘッドセットのおすすめはコレ! スマホ&PC用 全機種を比較
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「Meta Quest 2」のスペック
- ディスプレイ 解像度1,832×1,920ドットの高速スイッチLCDディスプレイ
※メガネの上から着用可 - 最大リフレッシュレート 72Hz ※アップデートで90Hzに対応
- トラッキング 6DoF
※外部センサー不要/PC接続不要で動作 - IPD(瞳孔間距離) 58、63、68mmで調整
- CPU Qualcomm Snapdragon XR2
※Qualcomm Snapdragon 865と同等の性能を発揮 - GPU 不明
- RAM(メモリ) 6GB
- ストレージ 128GB、256GB
- インターフェース USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、電源ボタン、LEDインジケータ
- オーディオ スピーカーはヘッドセットに内蔵・ヘッドフォンなしで使用可能
- ボディの素材 布のソフトストラップ(頭部固定)
- 対応アプリ 従来モデルと互換性あり
※ヘッドセットと互換性のあるPCを接続することで、Riftストア(https://www.oculus.com/experiences/rift/?locale=ja_JP)のソフトがプレイ可能 - アプリストア Oculus Questストア (https://www.oculus.com/experiences/quest/)
- コントローラー 2本・サイズ:9×12cm・重量126g・電源 単3電池×2
- バッテリー駆動時間 ゲームで約2時間、動画視聴で約3時間
- 充電 約2.5時間
- ACアダプター 製品に付属
- サイズ
ストラップ折りたたみ状態:191.5×102×142.5mm(同)
ストラップ展開状態:191.5×102×295.5mm(同) - 重量 503g
- カラー ライトグレー
関連記事:「Meta Quest 2」とスタンドアロンVRヘッドセットを徹底 比較!
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「VIVE Flow」のスペック
- ディスプレイ 合計3.2k (2 x 2.1” LCD片目あたり1600 x 1600)
※視野角最大100° - 最大リフレッシュレート 75 Hz
- トラッキング 2個のカメラによるインサイドアウト形式の6DoFトラッキング
※外部センサー不要/PC接続は利用不可 - IPD(瞳孔間距離) 非対応・利用できません
- 焦点距離調整 対応・焦点距離調整により、それぞれのレンズの焦点を簡単に補整
- CPU Snapdragon XR
- RAM(メモリ) 4GB
- ストレージ 64GB
- インターフェース USB-C、ボタン
- 通信 Wi-Fi、Bluetooth 5.0
- オーディオ 空間オーディオ対応のステレオスピーカー、エコーとノイズキャンセリング機能付きデュアルマイク、Bluetoothヘッドホン対応
- 冷却機能 あり・安定したパフォーマンスと快適性を保つ強制冷却機能
- 筐体の素材 交換可能なフェイスクッションとテンプルパッド
- 筐体の特徴 超軽量、メガネ型、折りたたみ式、独自設計の2段階ヒンジ
- 対応アプリ ※スマホ接続でミラーリング
- アプリストア VIVEPORTストア
- コントローラー スマートフォンを接続してコントローラとして利用可能
- バッテリー駆動時間 最大2時間
- 充電 外部電源 (モバイルバッテリーなど)
- ACアダプター 対応・モバイルバッテリーから給電可能
- 対応機種 Android P以降 ※CPUがExynosのものは非対応
- サイズ 不明
- 重量 189g (+50g [1.2mケーブル])
- カラー ブラック
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「Pico Neo3 Link」のスペック
- ディスプレイ 解像度3664×1920ピクセル
※773ppi/4K解像度/視野角98度 - 最大リフレッシュレート 最大120Hzのリフレッシュレートに対応
- トラッキング 6DoF対応・4つのカメラでより正確なトラッキングを実現
※外部センサー不要/PC接続不要で動作/PC接続用アクセサリーを同梱 - IPD(瞳孔間距離) 3段階(58/63.5/69mm)で調節可能
- CPU Qualcomm Snapdragon XR2プロセッサ
- RAM(メモリ) 6GB
- ストレージ 256GB
- 通信 Wi-Fi 6 (802.11ax/2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.1、2×2 MIMO ※有線PC接続可
- インターフェース USB 3.0、DisplayPort、3.5mmヘッドフォン出力
- オーディオ 3D立体音響に対応するステレオスピーカー、無指向性デュアルマイク
- 筐体の素材 ※人間工学を考慮した設計で快適な装着感
- アプリストア SteamVR、Pico Storeのコンテンツをプレイ可能
- コントローラー 32個の光学センサーを搭載したコントローラーが2本付属(6DoFコントローラー×2)、単3形アルカリ乾電池×4
- バッテリー駆動時間 最大3時間
- 充電 USBポートを利用
- ACアダプター 付属
- サイズ 135(W)×112(H)×190(D) mm(ヘッドセット)
- 重量 約385g(バンド含まず)
- カラー ホワイト
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「PICO 4」のメリット・デメリット
「PICO 4」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・4K以上の高画質・視野角105度の超ワイドな映像を再生
「PICO 4」は解像度4320✕2160ドット(片眼2160×2160ドット)のLCDスクリーンを搭載。ピクセル密度1200ppi、視野角105度の高精細でワイドな映像を4K以上の画質で再生できます。
一方、「Meta Quest 2」は解像度1832×1920ドットの高速スイッチLCDスクリーンを搭載しています。「VIVE Flow」は片目あたり1600×1600ドット(合計で3.2K)のスクリーンを搭載しています。「Pico Neo3 Link」は4K解像度(解像度3664×1920ピクセル)のスクリーンを搭載しています。
・最大90Hzのリフレッシュレートに対応
「PICO 4」はリフレッシュレート72/90Hz(可変)に対応し、より滑らかに映像を再生できます。
一方、「Meta Quest 2」は最大90Hzリフレッシュレートに対応しています。「VIVE Flow」は75Hzリフレッシュレートに対応しています。「Pico Neo3 Link」は最大120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
・6DoFに対応・4つのカメラでより高精度なトラッキング
「PICO 4」は体の前後・左右・上下の動きを認識する「6DoF」に対応しています。フレームの周囲に4つのSLAMカメラを配置したことで、従来モデルよりもより高精度にトラッッキングできます。
一方、「Meta Quest 2」、「VIVE Flow」、「Pico Neo3 Link」も6DoFに対応しています。
・PCと接続してSteam VRゲームもプレイできる
「PICO 4」はPCと有線接続してSteam VRゲームをプレイすることができます。また、Pico Storeのコンテンツも利用できます。
一方、「VIVE Flow」はPCと接続できません。「Meta Quest 2」と「Pico Neo3 Link」はPCと有線接続してSteam VRゲームをプレイすることができます。
・128GB/256GBストレージ内蔵でアプリを大量に保存できる
「PICO 4」は128GB/256GBストレージを内蔵し、アプリを大量に保存することができます。
一方、「Meta Quest 2」は128GB/256GB(※旧モデルは64GB)ストレージを内蔵しています。「VIVE Flow」は64GBストレージを搭載しています。「Pico Neo3 Link」は256GBストレージを内蔵しています。
・5300mAhバッテリー内蔵で20W急速充電に対応
「PICO 4」は5300mAhバッテリー搭載で、ゲームプレイで3時間駆動できます。また、Quick Charge QC 3.0による20W急速充電も利用できます。
一方、「Meta Quest 2」はゲームで約2時間、動画視聴で約3時間駆動できるバッテリーを搭載しています。「VIVE Flow」はバッテリーを内蔵していません。「Pico Neo3 Link」は最大3時間駆動できるバッテリーを搭載しています。
・Wi-Fi 6&Bluetooth 5.1に対応
「PICO 4」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.1や2×2 MIMOにも対応しています。
一方、「Meta Quest 2」はWi-Fi、Bluetoothに対応しています。「VIVE Flow」はWi-Fi、Bluetooth 5.0に対応しています。「Pico Neo3 Link」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.1&2×2 MIMOに対応しています。
・厚さ80mmで重さ295gの薄型軽量デザイン
「PICO 4」は厚さ80mmで重さ295gの薄型軽量デザインになっています。
一方、「Meta Quest 2」は厚さ102mmで重さ503gになっています。「VIVE Flow」はサイズ不明で重さ189gになっています。「Pico Neo3 Link」は厚さ112mmで重さ約385gになっています。
・「Pico Store」、「SteamVR」からアプリをダウンロードできる
「PICO 4」は「Pico Store」、「SteamVR」からアプリをダウンロードすることができます。
一方、「Meta Quest 2」はOculus Questストア、SteamVR(PC接続時)からアプリをダウンロードできます。「VIVE Flow」はスマホと接続し、スマホのコンテンツをミラーリングできます。「Pico Neo3 Link」は「Pico Store」、「SteamVR」からアプリをダウンロードすることができます。
・フィットネス機能が利用できる
「PICO 4」は新たにフィットネスの進歩を管理する「PICO Fitness Program」を導入。過去のゲームプレイデータやVRモーションのトラッキングによるエネルギー消費量を確認できます。
一方、「Meta Quest 2」、「VIVE Flow」、「Pico Neo3 Link」はフィットネス機能が利用できます。
・「PICO Worlds」に対応
「PICO 4」は2023年にメタバースプロジェクト「PICO Worlds」を提供する予定。カスタマイズしたアバターを使い、他のユーザーとスムーズにコミュニケーションできます。
一方、「Meta Quest 2」と「VIVE Flow」は「PICO Worlds」が利用できません。「Pico Neo3 Link」は「PICO Worlds」に対応する予定です。
デメリット
・視度調整に対応していない
「PICO 4」は視力が低い人も見られるように視度を調整する機能が搭載されていません。※メガネを装着するためのスペーサーが同梱します。
一方、「VIVE Flow」は視度調整が利用できます。「Meta Quest 2」と「Pico Neo3 Link」は視度調整が利用できません。
・Oculus Questストアが利用できない
「PICO 4」はOculus Questストアが利用できません。
一方、「Meta Quest 2」はOculus Questストアが利用できます。「VIVE Flow」と「Pico Neo3 Link」はOculus Questストアが利用できません。
「PICO 4」の評価
「PICO 4」の評価を紹介します。
スペック:★★★★★
通信:★★★★★
機能:★★★★★
デザイン:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★
<総合評価>
PICOの最新VRデバイスになります。2022年6月に発売された「Pico Neo3 Link」よりも大幅に小型軽量化されており、新機能も追加されています。
また、ディスプレイは4Kから4K以上に高画質化。より高精度に改善された6DoFトラッキングや、両足に装着するモーショントラッカー、赤外線センサーを備えた円弧型コントローラーも利用できます。
そのほか、VRモーションのトラッキングによるエネルギー消費量を確認できる機能を搭載。2023年にはメタバースプロジェクト「PICO Worlds」を提供し、カスタマイズしたアバターを使い、他のユーザーとスムーズにコミュニケーションできるようになります。
なお、「PICO Worlds」の紹介動画(YouTube)はすでに公開済み。動画では個別にカスタマイズしたアバーターを使い、ユーザー同士がスポーツや音楽などでコミュニケーションできる様子が紹介されています。これが想像以上の完成度で大注目です。
一応、Meta Quest2でも「VRChat」アプリで他ユーザーとコミュニケーションできますが、アバターの柔軟なカスタマイズは難易度が高く、自由度が低いのが現状です。また、「PICO Worlds」のように仮想ワールド内でいっしょにスポーツを楽しんだりすることもできません。したがって、VRChatよりも、どうやら「PICO Worlds」の方がユーザーが望んだ理想のバーチャル空間であるといえそうです。ただし、提供時期が2023年なので現時点でこれ以上のことは分かりませんが・・・・。
「PICO 4」の発売時の価格は128GBモデルが429ユーロ(約6万100円)、499ユーロ(約6万9890円)。新モデルのMeta Quest2とあまり変わらない価格なので、かなりお買い得。Quest2よりも高精度なトランキングができる高性能なVRデバイスを探している人におすすめです。
※YouTube動画でも紹介しています。「PICO 4」仮想空間で自由に動けるVRヘッドセットが登場!性能をざっくり解説
「PICO 4」の販売・購入先
「PICO 4」は、
Amazonで49,000円、
楽天市場で49,000円~ (税込・送料無料)、
ヤフーショッピングで44,800円~ (税込・送料無料)、
AliExpressでUS $374.19、
で販売されています。
※海外での価格:128GBストレージモデルが429ユーロ(約6万100円)、256GBストレージモデルが499ユーロ(約6万9890円)
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他のVR/ARデバイスと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報、性能、価格などが分かるようになっています。
★「DPVR E4」(PC接続・Steam VR・90度のフリップアップ)
「VIVE Flow」
「Rokid Air」(ARグラス・視度調整・音声操作)
「Nreal Air」(ARグラス)
「VIVE Pro」
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