ソニー「PlayStation VR2」と人気VRデバイスと徹底 比較!価格、できること・機能、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価、詳細な価格情報、おすすめの類似製品を紹介します。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「PlayStation VR2」の特徴
2023年2月22日に発売された「PlayStation VR2」の特徴をまとめてみました。
4K HDR・120fpsリフ・シネマティックモード
「PlayStation VR2」は解像度2000×2040ドットのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。4K HDR対応の高解像度でリアルな映像が楽しめます。また、リフレッシュレート最大120Hzに対応し、より滑らかな映像を再生することが可能。視野角は約100度から約110度になり、よりワイドな映像が楽しめるようになっています。
そのほか、仮想空間上の巨大な画面で、VR対応していないゲームや映画などのコンテンツが楽しめる「シネマティックモード」を搭載。ヘッドセット装着時でも周囲の環境が見られる「シースルービュー」やプレイエリアを部屋の環境に応じて拡大、調整できる機能も利用できます。
4つのカメラ・視線トラッキング・6軸モーションセンサー
「PlayStation VR2」は新たに「インサイド・アウト・トラッキング」を採用し、4つのカメラで、プレイヤーとコントローラーをトラッキング。本体以外のカメラなしで、プレイヤーの動きや向きをゲーム内により正確に反映できます。
また、「視線トラッキング」に対応し、プレイヤーの目の動きを検知することが可能。目の動きだけで照準を合わせたり、周囲を見回したりすることができるようになります。そのほか、6軸検知に対応したモーションセンサーを搭載。頭の前後、左右、上下の3方向を検知し、VR空間内の体の位置まで追跡できます。
Senseコントローラー・3Dオーディオ・触覚フィードバック
「PlayStation VR2」は新たに自然と手にフィットするオーブ型デザインの「Senseコントローラー」を用意。ボタンを押さなくても触れるだけで指を認識する「フィンガータッチ機能」に対応しています。
また、「テンペスト3Dオーディオ技術」に対応し、プレイヤー位置や頭の動きによってゲーム内のサウンドが変化。キャラクターが耳元でささやく声を聞いたり、銃声や足音で敵味方を区別したりすることもできます。そのほか、触覚フィードバック機能「ヘッドセットフィードバック」を搭載。本体に搭載されたモーターで、ゲームプレイに応じた振動を感じることができます。
※YouTube動画でも紹介しています。ぜひご覧ください。
公式ページ:PlayStation VR2 | PlayStation (日本)
PlayStation VR2 先行予約応募受付のご案内 | PlayStation (日本)
価格を比較
「PlayStation VR2」と「PICO 4」、「Meta Quest 2」、「VIVE Flow」の価格を比較してみました。
「PlayStation VR2」
「PlayStation VR2」は、Amazonで95,000円 (税込・CFIJ-17000)、楽天市場で70,482円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで69,724円(税込)、米国 Amazon.comで$1,196.11、ソニーストアで税込89,980円、で販売されています。
「PICO 4」
「PICO 4」は、楽天市場で90,378円(送料無料)、AliExpressで55,768円で販売されています。
「Meta Quest 2」
「Meta Quest 2」は、Amazonで54,630円(税込・128GBモデル)、楽天市場で54,499円 (128GB・税込・送料無料)、ヤフーショッピングで52,000円(128GB・税込)、AliExpressでUS $405.00、米国 Amazon.comで $349.00で販売されています。
「VIVE Flow」
「VIVE Flow」は、Amazonで50,200円、楽天市場で55,360円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで58,590 円(税込)、ビックカメラで59,900円 (税込・送料無料)で販売されています。
できること・機能を比較
「PlayStation VR2」と「PICO 4」、「Meta Quest 2」、「VIVE Flow」のできること・機能を比較してみました。
「PlayStation VR2」
できること
PS5との接続、VRゲーム(PS5およびPS5対応)、動画視聴(360Channel、YouTube、Netflix、、huluなど)、4K HDR、シネマティックモード(非VRゲームもプレイ可能)、PlayStation Storeからのダウンロード
機能
「インサイド・アウト・トラッキング」、「視線トラッキング」、6軸モーションセンサー、リフレッシュレート最大120Hz、「シースルービュー」、「フォービエイテッド・レンダリング」技術、「Senseコントローラー」、「フィンガータッチ」、「テンペスト3Dオーディオ技術」、「ヘッドセットフィードバック」、ゲームの録画機能(別売のPS5用HDカメラを利用)
レンズ間距離の調整、HDR機能
「PICO 4」
できること
4K以上の画質で動画視聴、VRゲーム(Steam PCゲーム、Picoストア対応)、動画視聴(Amazonプライムビデオ、YouTube、Netflix、、huluなど)、アート鑑賞、瞑想、フィットネス、SteamVR・Pico Storeからのアプリダウンロード
機能
フィットネス機能、PICO Worlds、モーショントラッカー(両足に装着)、6DoFトラッキング(4つのSLAMカメラで高精度)、最大90Hzのリフレッシュレート、コントローラー操作(赤外線センサー・触覚フィードバック)、瞳孔間距離(IPD)の調節、PC接続、20W急速充電
「Meta Quest 2」
できること
VRゲーム、対応するPCゲーム、Steamゲーム、動画の視聴(YouTube、DMM、Netflix、Amazonプライム・ビデオなど)、Oculus Questストア・Riftストアからのアプリダウンロード、通話・メール(Facebookアカウントを利用)、バーチャル空間でのコミュニケーション(「バーチャルキャスト」など)、チャット(「VRChat」など)、リモートワーク(「Infinite Office」など)、バーチャル空間での観光・旅行 など
機能
ハンドトラッキング機能(バーチャル空間でのジェスチャー操作)、Oculus Link機能(PCと接続)、6DoF対応
「VIVE Flow」
できること
スマホと接続しミラーリング、動画視聴(YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオ、huluなど)、バーチャル会議、VRプレゼン(「VIVE Sync」)、ゲーム(VIVEPORTからダウンロード)、アート鑑賞(STYLYアプリ利用)、瞑想(アプリ利用)
※基本的にスマホのミラーリングを利用するため、5G通信も利用可能です。
機能
視度調整、冷却機能、スマホとペアリング(Bluetooth)、簡単な着脱(2段階ヒンジ)、ジェスチャー操作、189gの軽量設計、75Hzのリフレッシュレート、100°の視野角、空間オーディオ(スピーカー)、ノイズキャンセリング(マイク)
「PlayStation VR2」のスペック
- ディスプレイ 解像度2000 x 2040 pxのOLED
- リフレッシュレート 120Hz (90Hz可変)
- 視野角 110度
- トラッキング 6DoF対応(3軸ジャイロ・3軸加速度)・4つのカメラでより正確なトラッキングを実現
- IPD(瞳孔間距離) 調整可能
- CPU 不明
- GPU 不明
- RAM(メモリ) 不明 ※前モデルは1GB
- ストレージ 非搭載・PS5に依存
- カメラ ヘッドセットとコントローラーの追跡用の4つの組み込みカメラ / 目ごとのアイトラッキング用赤外線カメラ
- インターフェース USB Type-C、マイク、ステレオヘッドホンジャック
- センサー モーション センサー: 6 軸モーション センシング システム (3 軸ジャイロスコープ、3 軸加速度計) アタッチメント センサー: IR 近接センサー
- フィードバック ヘッドセットの振動
- オーディオ 入力:内蔵マイク / 出力:ステレオヘッドホンジャック
- 筐体の素材 プラスチック
- 対応アプリ PlayStation VR
- アプリストア PlayStation Store
- コントローラー PlayStation VR2 Senseコントローラー
- バッテリー 非搭載
- ACアダプター 付属
- サイズ 不明
- 重量 不明
- カラー ホワイト
関連記事:VRヘッドセットのおすすめはコレ! スマホ&PC用 全機種を比較
Amazonで「PlayStation VR2」をチェックする
楽天市場で「PlayStation VR2」をチェックする
ヤフーショッピングで「PlayStation VR2」をチェックする
プレイステーションVR公式サイトで「PlayStation VR2」をチェックする
米国 Amazon.comで「PlayStation VR2」をチェックする
「PICO 4」のスペック
- ディスプレイ 解像度:4320✕2160
※4K+解像度/片眼2160×2160ドット/1200ppi/視野角105度/パンケーキレンズ/20.6PPD(角解像度)/TUF低ブルーライト認証 - リフレッシュレート 72/90Hz
- トラッキング 6DoF空間ポジショニング、独自の無指向性SLAM、赤外線光学ポジショニングシステム、光学センサー、モーショントラッカー(3DoF)
※外部センサー不要/PC接続不要で動作 - IPD(瞳孔間距離) サポート、62-72mm
- メガネ 対応・メガネスペーサーを同梱
- CPU Qualcomm Snapdragon XR2
※7nm/最大2.84GHz - GPU 不明
- RAM(メモリ) 8GB
- ストレージ 128GB/256GB
- バッテリー 5300mAh
- 駆動時間 ゲームプレイで3時間
- 充電 20W急速充電、Quick Charge QC 3.0
- 通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、2×2 MIMO、Bluetooth 5.1
- インターフェース USB
- コントローラー 6DoF、HyperSenseブロードバンドモーター、4.15V AA アルカリ電池
- オーディオ デュアルステレオスピーカー、空間オーディオ、デュアルマイク
- シースルー 対応
- 筐体の素材 ※バランス設計で快適な装着感
- フィットネス PICO Fitness Program、自社開発のCalSenseフィジカルフィットネスモニタリングアルゴリズム
- キャスト機能 対応
- アプリストア SteamVR、Pico Storeのコンテンツをプレイ可能
- OS PICO OS 5.0
- サイズ 163(W)×255~310(D)×80(H)mm
- 重量 295g
- カラー ホワイト
- 付属品 コントローラー * 2、眼鏡スペーサー、ノーズパッド * 1、コントローラーストラップ * 1、USB-C 電源アダプタ *1、USB-C-電源 * 1、ユーザーガイド* 1
関連記事:「PICO 4」はQuest越え確実? 最新VRデバイスと徹底 比較!
Amazonで「PICO 4」をチェックする
楽天市場で「PICO 4」をチェックする
ヤフーショッピングで「PICO 4」をチェックする
ビックカメラで「PICO 4」をチェックする
PICO公式サイトで「PICO 4」をチェックする
「Meta Quest 2」のスペック
- ディスプレイ 解像度1,832×1,920ドットの高速スイッチLCDディスプレイ
※メガネの上から着用可 - 最大リフレッシュレート 72Hz ※アップデートで90Hzに対応
- トラッキング 6DoF
※外部センサー不要/PC接続不要で動作 - IPD(瞳孔間距離) 58、63、68mmで調整
- CPU Qualcomm Snapdragon XR2
※Qualcomm Snapdragon 865と同等の性能を発揮 - GPU 不明
- RAM(メモリ) 6GB
- ストレージ 128GB、256GB
- インターフェース USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、電源ボタン、LEDインジケータ
- オーディオ スピーカーはヘッドセットに内蔵・ヘッドフォンなしで使用可能
- ボディの素材 布のソフトストラップ(頭部固定)
- 対応アプリ 従来モデルと互換性あり
※ヘッドセットと互換性のあるPCを接続することで、Riftストア(https://www.oculus.com/experiences/rift/?locale=ja_JP)のソフトがプレイ可能 - アプリストア Oculus Questストア (https://www.oculus.com/experiences/quest/)
- コントローラー 2本・サイズ:9×12cm・重量126g・電源 単3電池×2
- バッテリー駆動時間 ゲームで約2時間、動画視聴で約3時間
- 充電 約2.5時間
- ACアダプター 製品に付属
- サイズ
ストラップ折りたたみ状態:191.5×102×142.5mm(同)
ストラップ展開状態:191.5×102×295.5mm(同) - 重量 503g
- カラー ライトグレー
関連記事:「Meta Quest 2」とスタンドアロンVRヘッドセットを徹底 比較!
Amazonで「Meta Quest 2」をチェックする
楽天市場で「Meta Quest 2」をチェックする
ヤフーショッピングで「Meta Quest 2」をチェックする
ビックカメラで「Meta Quest 2」をチェックする
米国 Amazon.comで「Meta Quest 2」をチェックする
「VIVE Flow」のスペック
- ディスプレイ 合計3.2k (2 x 2.1” LCD片目あたり1600 x 1600)
※視野角最大100° - 最大リフレッシュレート 75 Hz
- トラッキング 2個のカメラによるインサイドアウト形式の6DoFトラッキング
※外部センサー不要/PC接続は利用不可 - IPD(瞳孔間距離) 非対応・利用できません
- 焦点距離調整 対応・焦点距離調整により、それぞれのレンズの焦点を簡単に補整
- CPU Snapdragon XR
- RAM(メモリ) 4GB
- ストレージ 64GB
- インターフェース USB-C、ボタン
- 通信 Wi-Fi、Bluetooth 5.0
- オーディオ 空間オーディオ対応のステレオスピーカー、エコーとノイズキャンセリング機能付きデュアルマイク、Bluetoothヘッドホン対応
- 冷却機能 あり・安定したパフォーマンスと快適性を保つ強制冷却機能
- 筐体の素材 交換可能なフェイスクッションとテンプルパッド
- 筐体の特徴 超軽量、メガネ型、折りたたみ式、独自設計の2段階ヒンジ
- 対応アプリ ※スマホ接続でミラーリング
- アプリストア VIVEPORTストア
- コントローラー スマートフォンを接続してコントローラとして利用可能
- バッテリー駆動時間 最大2時間
- 充電 外部電源 (モバイルバッテリーなど)
- ACアダプター 対応・モバイルバッテリーから給電可能
- 対応機種 Android P以降 ※CPUがExynosのものは非対応
- サイズ 不明
- 重量 189g (+50g [1.2mケーブル])
- カラー ブラック
Amazonで「VIVE Flow」をチェックする
楽天市場で「VIVE Flow」をチェックする
ヤフーショッピングで「VIVE Flow」をチェックする
ビックカメラで「VIVE Flow」をチェックする
「PlayStation VR2」のメリット・デメリット
「PlayStation VR2」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・4K HDRの高解像度な映像出力・視野角110度のワイドな映像も
「PlayStation VR2」は解像度2000×2040ドットのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。
4K HDR対応の高解像度でリアルな映像が楽しめます。
一方、「PICO 4」は解像度4320✕2160ドット(片眼2160×2160ドット)のLCDスクリーンを搭載し、視野角105度の高精細でワイドな映像を4K以上の画質で再生できます。
「Meta Quest 2」は解像度1832×1920ドットの高速スイッチLCDスクリーンを搭載しています。「VIVE Flow」は片目あたり1600×1600ドット(合計で3.2K)のスクリーンを搭載しています。
・リフレッシュレート最大120Hzに対応
「PlayStation VR2」はリフレッシュレート最大120Hzに対応し、より滑らかな映像を再生できます。
一方、「PICO 4」はリフレッシュレート72/90Hz(可変)に対応し、より滑らかに映像を再生できます。「Meta Quest 2」は最大90Hzリフレッシュレートに対応しています。「VIVE Flow」は75Hzリフレッシュレートに対応しています。
・6軸モーションセンサーに対応・4つのカメラでより高精度なトラッキング
「PlayStation VR2」は6軸検知に対応したモーションセンサーを搭載。頭の前後、左右、上下の3方向を検知し、VR空間内の体の位置まで追跡できます。また、新たに「インサイド・アウト・トラッキング」を採用し、4つのカメラで、プレイヤーとコントローラーをトラッキング。本体以外のカメラなしで、プレイヤーの動きや向きをゲーム内により正確に反映できます。
一方、「PICO 4」は体の前後・左右・上下の動きを認識する「6DoF」に対応しています。「Meta Quest 2」、「VIVE Flow」も6DoFに対応しています。
・PS5と接続してVRゲームが楽しめる
「PlayStation VR2」はPS5と接続してVRゲームが楽しめます。
一方、「PICO 4」はPCと接続してSteam VRゲームなどがプレイできます。「Meta Quest 2」はPCと有線接続してSteam VRゲームをプレイすることができます。「VIVE Flow」ははPCと接続できません。
・PS5のストレージを活用できる
「PlayStation VR2」はPS5のストレージ(1TB)を活用してゲームを保存することができます。
一方、「PICO 4」は128GB/256GBストレージを内蔵しています。「Meta Quest 2」は128GB/256GB(※旧モデルは64GB)ストレージを内蔵しています。「VIVE Flow」は64GBストレージを搭載しています。
・PS5の電源を利用・充電の手間がかからない
「PlayStation VR2」はPS5の電源を利用して駆動できるため、充電の手間がかかりません。
一方、「PICO 4」は5300mAhバッテリー内蔵で20W急速充電に対応しています。「Meta Quest 2」はゲームで約2時間、動画視聴で約3時間駆動できるバッテリーを搭載しています。「VIVE Flow」は接続したスマホのバッテリーを利用して駆動できます。
・PS5接続でWi-Fi6、Bluetooth 5.1、有線LAN通信が利用できる
「PlayStation VR2」はPS5と接続することで、Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)およびBluetooth 5.1、有線LAN通信が利用できるようになります。
一方、「PICO 4」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.1に対応しています。「Meta Quest 2」はWi-Fi、Bluetoothに対応しています。「VIVE Flow」はWi-Fi、Bluetooth 5.0に対応しています。
・小型・軽量化したボディ
「PlayStation VR2」は前モデルよりも小型・軽量化されたボディを採用しています。
一方、「PICO 4」は厚さ80mmで重さ295gの薄型軽量デザインになっています。「Meta Quest 2」は厚さ102mmで重さ503gになっています。「VIVE Flow」はサイズ不明で重さ189gになっています。
・PlayStation Storeからゲームをダウンロードできる
「PlayStation VR2」はPlayStation Storeからゲームをダウンロードすることができます。
一方、「PICO 4」は「Pico Store」、「SteamVR」からアプリをダウンロードできます。「Meta Quest 2」はOculus Questストア、SteamVR(PC接続時)からアプリをダウンロードできます。「VIVE Flow」はスマホと接続し、スマホのコンテンツをミラーリングできます。
・シネマティックモードでVRに対応していないゲームも楽しめる
「PlayStation VR2」はシネマティックモードで動画やVRに対応していないゲームを楽しめるようになっています。
一方、「PICO 4」と「Meta Quest 2」はPCと接続することで、VRに対応していないゲームをプレイできます。「VIVE Flow」はVRに対応していないスマホのゲームをプレイできます。
・Senseコントローラーで快適に操作できる
「PlayStation VR2」は新たに自然と手にフィットするオーブ型デザインの「Senseコントローラー」を用意。ボタンを押さなくても触れるだけで指を認識する「フィンガータッチ機能」に対応しています。
一方、「PICO 4」は赤外線センサーを配置した「HyperSense振動コントローラー」を用意しています。「Meta Quest 2」は2つの専用コントローラーで操作できます。「VIVE Flow」は専用コントローラーがありません。
デメリット
・単体で利用できない・PS5接続が必須
「PlayStation VR2」は単体で利用することができません。PS5との接続が必須になります。
一方、「PICO 4」と「Meta Quest 2」は単体で利用できます。「VIVE Flow」はスマホ接続が必須になります。
・PCと接続できない・Steamゲームに非対応
「PlayStation VR2」はPCと接続することができません。Steamゲームにも対応していません。
一方、「PICO 4」と「Meta Quest 2」はPC接続対応でSteamゲームもプレイできます。「VIVE Flow」は基本的にPCと接続不可でSteamゲームにも対応していません(※例外あり)。
「PlayStation VR2」の評価
「PlayStation VR2」の評価を紹介します。
スペック:★★★★★
通信:× ※PS5と接続
機能:★★★★★
デザイン:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2016年10月に発売された初代「PlayStation VR」の後継モデルになります。前モデルから大幅に改良が加えられており、スペックも高くなりましたが、一部のユーザーから「価格が高い」という指摘を受けているようです。
この指摘はおそらく「PlayStation 5」の価格が5万円台であることをふまえて、その周辺機器としての「PlayStation VR2」はそれよりも安くていいはずという考えに基づいているのでしょう。たしかに10代から20代の若者にとって7万円を超える価格は「高い」といえます。
しかし、純粋にVRデバイスとして考えた場合はどうでしょうか?「PlayStation VR2」には、他のVRデバイスにはない機能、例えばプレイヤーの目の動きを検知する「視線トラッキング」やプレイヤー位置や頭の動きによってゲーム内のサウンドが変化する「テンペスト3Dオーディオ技術」などが搭載されています。
また、これらに加えて4K HDR対応の有機ELディスプレイや「Senseコントローラー」が使えることを考えると、明らかに「Meta Quest 2」や「PICO 4」よりも価格が高くなることは当然です。「Meta Quest 2」の128GB版は約6万円ですから、「PlayStation VR2」はそれよりもわずか1万5千円程度しか高くなっていません。
このように考えると、「PlayStation VR2」の価格は決して高いとは言えず、むしろ「安い」と考えた方がいいでしょう。実際、この価格の公正さについては、「PlayStation VR2」が発売され、その驚異的な性能を体験を通して実証された後に証明されるはずです。
「PlayStation VR2」の発売時の価格は税込74,980円。超リアルなVR空間でゲームを楽しみたい人におすすめです。
「PlayStation VR2」の販売・購入先
ソニーストア
税込89,980円、で販売されています。
ソニーストアで「PlayStation VR2」をチェックする
※支払い方法はレジットカード、d払い、楽天ペイ、PayPay、LINE Pay、メルペイです。
ECサイト
Amazonで95,000円 (税込・CFIJ-17000)、
楽天市場で70,482円(税込・送料無料)、
ヤフーショッピングで69,724円(税込)、
米国 Amazon.comで$1,196.11、
で販売されています。
Amazonで「PlayStation VR2」をチェックする
楽天市場で「PlayStation VR2」をチェックする
ヤフーショッピングで「PlayStation VR2」をチェックする
米国 Amazon.comで「PlayStation VR2」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「PlayStation VR2」に似た性能をもつVR/MRヘッドセットも販売されています。
「PICO 4 Ultra」
Pico Technologyから発売されたPico ストア、Steam VR対応のMRヘッドセットです(2024年9月20日発売)。
Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、2.56インチのMini-LEDディスプレイ(片目 解像度 2160 x 2160 px)、12GB LPDDR5メモリ、256GB UFS 3.1ストレージ、5700mAhバッテリー、32MPのカラーシースルーカメラx2、iToF深度センサーカメラx1、環境トラッキングカメラx4を搭載しています。
また、MR(複合現実)世界の体験、モーショントラッカー「PICO Motion Tracker」(全身トラッキング・別売)、パノラマワークスペース、PICO 4 Ultraコントローラー、リフレッシュレート 90Hz、45W急速充電(QC 4.0 / PD 3.0)、デュアルステレオスピーカー、空間オーディオ、4つのマイク、メガネの装着(スペーサー同梱)、Wi-Fi 7、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで89,800円(税込)、楽天市場で92,164円(送料無料)、AliExpressで105,679円、です。
関連記事:MR対応「PICO 4 Ultra」とMeta Quest 3を比較
「Meta Quest 3」
Metaから発売されたMRヘッドセットです(2023年10月10日 発売)。Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、8GBメモリ、解像度2064 x 2208ドットのInfinite Display、次世代パンケーキレンズ、128GB、512GBストレージ、平均2.2時間駆動するバッテリー、18 PPDの2つのRGBカメラを搭載しています。
また、MR世界の体験、「カラーパススルー」、「Xbox Cloud Gaming」、Meta Quest Touch Plusコントローラー(触覚フィードバック・付属)、40%音量アップしたステレオスピーカー、、空間オーディオ、リフレッシュレート 90Hz、120Hz (テスト機能使用時)、調節可能なソフトストラップ、USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、PC接続、Wi-Fi 6E、Bluetooth、Metaストアに対応しています。
価格は、Amazonで81,400円(税込)、楽天市場で81,400円(送料無料)、ヤフーショッピングで83,957円、米国 Amazon.comで$528.01 です。
関連記事:MR機能付きの「Meta Quest 3」とQuest 2を比較
「Meta Quest 3S」
Metaから発売されたMetaストア対応のMRヘッドセットです(2024年10月15日発売)。Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、8GBメモリ解像度1832 x 1920ドットのInfinite ディスプレイ、フレネルレンズ、128GB、256GBストレージ、平均2.5時間駆動する4324mAhバッテリー、18 PPDの2つのRGBカメラを搭載しています。
また、MR世界の体験、「カラーパススルー」、「Xbox Cloud Gaming」、Meta Quest Touch Plusコントローラー(触覚フィードバック・付属)、40%音量アップしたステレオスピーカー、空間オーディオ、リフレッシュレート 90Hz、120Hz、調節可能なソフトストラップ、USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、PC接続、Wi-Fi 6E、Bluetoothに対応しています。
価格は、Amazonで48,800円(税込・128GBモデル・256GBモデルは64,900円)、米国 Amazon.comで$350.03 (128GB + Elite Strap)、です。
関連記事:「Meta Quest 3S」がQuest 3よりもお得な理由を解説!
「DPVR P2」
DPVRから発売されたスタンドアロン対応のVRヘッドセッドです(2024/2/22発売)。Qualcomm Snapdragon XR1、6GBメモリ、5.46インチで解像度3664×1920ドットの高解像度ディスプレイ、 128GBストレージ、最大4時間駆動できる5700mAhバッテリ、microSDカードスロットを搭載しています。
また、タッチパッド操作、ストレージ拡張(最大1TB)、IPD 瞳孔間距離の調整(58mm/64mm/70mm)、リフレッシュレート 75Hz、3DoFトラッキング、専用コントローラー(3DoF対応)、デュアル ステレオスピーカー、サラウンドサウンド再生、専用チャージングドックでの充電、DCポートからの給電、、ジャイロスコープ(傾きの検知)、ノイズキャンセリング対応 Bluetooth イヤホン(※別売)、USB Type-C、Wi-Fi、Bluetooth 5.0 BLEに対応しています。
価格は、Amazonで48,000円、楽天市場で58,060円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,530円、米国 Amazon.comで$398.00、です。
関連記事:「DPVR P2」はMeta越えの意欲作か? 最新VRヘッドセットと徹底 比較!
「VIVE XR Elite」
HTCから発売されたXRヘッドセットです(2023/2月以降に発売)。
Qualcomm Snapdragon XR2、12GBメモリ、両目3840 x 1920pxのディスプレイ、128GBストレージ、取り外し可能な26.6 Whバッテリークレードルを搭載しています。
また、IPD調整(メガネなしで使用可)、XRパススルー機能、最大リフレッシュレート90Hz、ハンドトラッキング機能、6DoF、デュアルスピーカー、空間オーディオ、「VIVEストリーミング」、「VIVERSE」 (メタバース)、PC接続、単体での使用、Viveport ストアに対応しています。
価格は、Amazonで143,550円(税込)、楽天市場で142,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで149,808円、AliExpressで206,043円、です。
関連記事:「VIVE XR Elite」はMetaより快適? 人気VRデバイスと徹底 比較!
その他のおすすめ動画製品は?
その他のおすすめ動画製品は以下のページでまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
VRヘッドセットのおすすめはコレ!スマホ&PC用 全機種を比較
最新のVRヘッドセットをまとめて紹介しています。
スマートグラスはARグラスを選べ! おすすめモデルと選び方を紹介
ARグラスをまとめて紹介しています。
スティック型ストリーミング端末はどれがベスト? 最新の全機種と使い方を紹介!
スティック型のストリーミング端末をまとめて紹介しています。
テレビチューナーはどれを買うべき? スマホ・タブレット・PC用のおすすめ機種を紹介!
スマホ・タブレット・PC用テレビチューナーを紹介しています。