高速で安い「N-One NPad X1」のメリット・デメリットを解説

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N-One NPad X1」のメリット・デメリットを解説!Helio G99のAntutuベンチマーク、原神のFPS、ゲーム、スペック、評価、詳細な価格情報も掲載しています。

※2024年7月、「N-one Npad Ultra」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「N-One NPad X1」が発売開始!

2024年2月、中国のタブレット メーカー N-one(エヌ ワン)の新製品「N-One NPad X1」が発売されました。

Android 13とHelio G99を搭載した11インチのタブレットです。

N-oneからは2023年3月にHelio G99搭載の「N-One NPad X」が発売されています。

このタブレットは「思ったよりサクサク動く」、「コスパが高い」と評判でした。

新モデルはその性能を受け継ぎつつ、より使いやすく進化しているようです。

もちろん、原神などの人気ゲームもプレイできますよ。

それでは早速どんなタブレットなのか、その性能を詳しく見ていきましょう。

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公式ページ:NPad X1-N-one Official -Android Tablet PC,Laptop,Mini PC,Computer Accessories https://www.n-onepc.com/product/npad-x1

Antutuベンチマーク

 

投稿者: @akibaburari
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N-One NPad X1」が搭載するMediatek Helio G99 (MTK8781) プロセッサは、

Antutu V10 ベンチマーク総合で約 40万 (396,217) 前後を記録しています。

例:Antutu V10 総合で「396217」、CPUで「129069」、GPUで「63536」、MEMで「102931」、UXで「100681」

他のCPUと比較

他のCPUを搭載するタブレット 14機種 とAntutuベンチマークで比較すると、

MediaTek Helio G99 プロセッサは6番目に高いスコアを記録していました。

1.Snapdragon 870 (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:約 80万

2.Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu:約 62万

3.MediaTek Kompanio 1300T (Lenovo Tab P11 Pro 2nd Gen)・・・Antutu:約 60万

4.MediaTek Dimensity 7050 (Lenovo Tab P12)・・・Antutu:約 52万

5.Exynos 1280 (Galaxy Tab S6 Lite 2024)・・・約 43万

6.★ MediaTek Helio G99 (Teclast T50 Max/Headwolf HPad5)・・・Antutu:約 40万

7.Qualcomm Snapdragon 720G (Galaxy Tab S6 Lite 2023)・・・約 37万

8.Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・Antutu:約 27万

9.MediaTek Helio G88 (Lenovo Tab B11/Lenovo Tab M11)・・・Antutu:約 26万

10.UNISOC T606 (Teclast T50HD/HEADWOLF Wpad 5/Alldocube iPlay 60)・・・Antutu:約 25万

11.MediaTek MT8788 (aiwa tab AS10 6)・・・Antutu:約 20万 前後

12.MediaTek MT8183 (Fire HD 10 2022 11 Gen)・・・Antutu:約 20万 前後

13.Allwinner A523 (TECLAST P30T)・・・Antutu:16万 以上

14.MediaTek MT8766 (Teclast P26T)・・・Antutu:10万 前後

メリット1:Helio G99でパワフルに動作する

新モデル「N-One NPad X1」はMediaTek Helio G99 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは6nmプロセスで製造された8コア、最大2.2GHz駆動のCPUを搭載し、省電力でパワフルに動作するという特徴があります。

内蔵のGPUはARM Mali-G57 MC2で、2K 30fpsの映像出力やビデオ エンコード規格のH.264, H.265 / HEVCをサポートしています。

そのほか、MediaTek HyperEngine 2.0 Lite ゲーミングテクノロジーに対応し、負荷の高いゲームでもスムーズに動作できるようになっています。

原神のFPS

人気ゲーム「原神」はグラフィック設定「中」、50-60 FPS で快適にプレイできます。

グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは24 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

プレイできるゲーム

MediaTek Helio G99 プロセッサはパワフルでゲームに最適化されているため、多くのゲームが動作します。

各ゲーム タイトルのフレームレートは以下の通りです。

原神 Genshin Impact・・・30 FPS

PUBG Mobile・・・53 FPS

Call of Duty: Mobile・・・55 FPS

フォートナイト Fortnite・・・28 FPS

Shadowgun Legends・・・48 FPS

World of Tanks Blitz・・・60 FPS

Mobile Legends: Bang Bang・・・56 FPS

そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。

メリット2:11インチのフルHD+液晶が高精細で見やすい

N-One NPad X1」は 10.95インチで解像度 2000 x 1200ドットのIPSディスプレイを搭載しています。

高精細なフルHD+画質で動画も快適に視聴できます。

一方、「Redmi Pad」は10.61インチ、解像度1200×2000ドットの2Kディスプレイを搭載しています。「Alldocube iPlay 50 Pro」は10.4インチで解像度2000×1200ドットのフルビューディスプレイを搭載しています。「Teclast T50 2023」は11インチで解像度2000 x 1200 ドットのLCD液晶を搭載しています。

メリット3:最大16GBメモリと128GB UFSストレージで快適

N-One NPad X1」は8GB LPDDR4メモリ搭載で、+8GBの仮想メモリ機能で最大16GBまで拡張できます。

また、128GB UFSストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。

一方、「Redmi Pad」は3GB/4GB LPDDR4Xメモリ(※海外版は6GBあり)と64GB/128GB UFS2.2 (※海外版は128GB/256GB)ストレージを搭載しています。「Alldocube iPlay 50 Pro」は8GB LPDDR4Xメモリと128GB UFS2.1ストレージを搭載し、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。

「Teclast T50 2023」は8GB LPDDR4Xメモリと128GBストレージを搭載し、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。

メリット4:8600mAhバッテリー搭載で18W PD急速充電に対応

N-One NPad X1」は8600mAhバッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能です。また、Type-Cポートを介した18W PD急速充電も利用できます。

一方、「Redmi Pad」は8000mAhバッテリー搭載で18W急速充電に対応しています。「Alldocube iPlay 50 Pro」は6000mAhバッテリー搭載で18W急速充電に対応しています。「Teclast T50 2023」は7500mAhバッテリー搭載で18W急速充電に対応しています。

メリット5:背面20MP+2MPカメラと前面8MPカメラで撮影できる

N-One NPad X1」は背面に20MP+2MPの2眼カメラを搭載し、2000万画素の超高解像度撮影やマクロ撮影、背景ぼかしが利用できます。

また、前面には8MPカメラを搭載し、ビデオ通話やオンライン会議・授業、チャットなどに活用できます。

一方、「Redmi Pad」は背面8MPカメラと前面8MPカメラを搭載しています。「Alldocube iPlay 50 Pro」は背面8MP(AF対応)カメラと前面5MPカメラを搭載しています。「Teclast T50 2023」は背面20MP(AF対応)カメラと前面8MPカメラを搭載しています。

メリット6:Wi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0、GPSに対応

N-One NPad X1」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0によるワイヤレス接続に対応しています。

また、5つの衛星測位(GPS/GALILEO/GLONASS/BDS/A-GPS)に対応したGPSナビゲーションも利用できます。

一方、「Redmi Pad」はWi-Fi 5のデュアルバンド&Bluetooth 5.3に対応しています。「Alldocube iPlay 50 Pro」と「Teclast T50 2023」はWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

メリット7:SIMフリーの4G LET通信に対応

N-One NPad X1」はSIMスロット搭載でSIMフリーの4G LET通信に対応しています。Wi-Fi環境のない場所でも単体で通信できます。

一方、「Redmi Pad」は4G LET通信に対応していません。「Alldocube iPlay 50 Pro」と「Teclast T50 2023」はSIMフリーの4G LET通信に対応しています。

メリット8:厚さ7.5mmで重さ525gの薄型軽量デザイン

N-One NPad X1」は厚さ7.5mmで重さ525gの薄型軽量デザインを採用しています。また、本体カラーとしてグレーを用意しています。

一方、「Redmi Pad」は厚さ7.05mmで重さ445gの薄型軽量デザインになっています。「Alldocube iPlay 50 Pro」は厚さ8.4mmで重さ466gの薄型軽量デザインになっています。「Teclast T50 2023」は厚さ7.5mmで重さ510gの薄型軽量デザインになっています。

メリット9:4チャンネルスピーカーで高音質なサウンドを再生できる

N-One NPad X1」は4チャンネルスピーカーを搭載し、高音質なサウンドを再生できます。

一方、「Redmi Pad」はDolby Atmos対応のクアッドスピーカーを搭載しています。「Alldocube iPlay 50 Pro」はデュアルBOXスピーカーを搭載しています。「Teclast T50 2023」はクアッドステレオスピーカーを搭載しています。

メリット10:Android 13の新機能が使える

N-One NPad X1」はAndroid 13を搭載し、新機能も使えるようになっています。

Android 13には、

テーマ別アイコンデザイン(サードパーティ製アプリを含む)、クイック設定の変更(ボタンの位置変更・タイル数の増加・不要な実行中アプリを停止)、ホーム画面のカスタマイズ、メディアコントロール(音楽でデザインが変化)、テキストのコピーツール、アプリごとの言語設定、おやすみ時間モードのカスタマイズ(設定項目が増加)、「バイブレーションとハプティクス」(通話のバイブレーションなどの設定項目が追加)、

通知の制御(ユーザーに許可を求める)、クリップボード履歴の自動消去、特定の写真や動画のみにアクセスを許可、空間オーディオ、Bluetooth LE Audio(音楽を他のユーザーと共有)、Chromebookとの連携、端末間でコピー&ペースト、タブレットのマルチタスク、手のひらとスタイラスペンの別タッチ登録

などの機能が追加されています。

一方、「Redmi Pad」はMIUI for Pad OS (Android 12ベースのMIUI 13)を搭載し、Androidアプリも利用できます。「Alldocube iPlay 50 Pro」はAndroid 12を搭載しています。「Teclast T50 2023」はS Android 12を搭載しています。

「N-One NPad X1」のデメリット

N-One NPad X1」のデメリットを紹介します。

デメリット1:ジャイロセンサーがない

新モデル「N-One NPad X1」は快適な位置ゲームのプレイに必要なジャイロセンサーを搭載していません。

そのため、「ポケモンGO」、「信長の野望 出陣」、「ドラゴンクエストウォーク」、「Pikmin Bloom」、

「駅メモ!ステーションメモリーズ!」、「妖怪ウォッチ ワールド」などの位置ゲームが快適にプレイできません。

デメリット2:90Hz リフレッシュレートに対応していない

N-One NPad X」は高リフレッシュレートに対応していないため、より滑らかに映像を再生することができません。

一方、「Redmi Pad」はリフレッシュレート90Hzに対応し、遅延なくより滑らかに映像を再生することができます。「Alldocube iPlay 50 Pro」と「Teclast T50 2023」は高リフレッシュレートに対応していません。

デメリット3:Wi-Fi 6に対応していない

N-One NPad X」はWi-Fi 6には対応していません。

一方、「Redmi Pad」、「Alldocube iPlay 50 Pro」、「Teclast T50 2023」もWi-Fi 6に対応していません。

「N-One NPad X1」のスペック

  • ディスプレイ 11インチ、解像度2000 x 1200ドットのIPS
    ※FHD+/フルラミネイト
  • プロセッサ Mediatek Helio G99 (MTK8781)
  • GPU Malí-G57
  • RAM(メモリ)8GB LPDDR4
  • 拡張メモリ +8GBで最大16GBまで
  • ストレージ 128GB UFS
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 8600mAh /3.8V
  • 充電 18W PD急速充電、Type-C
  • 背面カメラ 20MP+2MP
  • 前面カメラ 8MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • 衛星測位 GPS/GALILEO/GLONASS/BDS/A-GPS
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカードスロット、NanoSIMカードスロット
    ※3.5mmイヤホンジャックはなし
  • センサー 光センサー、近距離センサー
  • スピーカー 搭載
  • マイク 搭載
  • 筐体の素材 メタル(金属)
  • OS Android 13
  • サイズ 258 x 162 x 7.5 mm
  • 重量 525g
  • カラー グレー
  • 付属品 9V2A充電器、アダプター
  • 4G LET通信 対応
  • SIMカード NanoSIM

対応バンド

N-One NPad X1」は4G LET 通信に対応しています。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

4G LTE: B1/B3/B5 /B7/B8/B20 B38 B39 B40
3G WCDMA: 900(B8) /1900(B2)/ 2100(B1) 850(B5)
2G G/M:850,900,1800,1900

4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天
モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

「N-One NPad X1」の評価

N-One NPad X1」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

世界で最も注目されている新鋭のタブレットメーカー「N-One」によるハイスペックなAndroid 13タブレットです。全体的にスペックが高く、SIMフリーの4G LET通信にも対応しています。

プロセッサはHelio G99でAntutuベンチマーク総合で約35万ほど。「Redmi Pad」、「Alldocube iPlay 50 Pro」にも搭載されていますが、「Alldocube iPlay 50 Pro」は日本Amazonでまだ販売されておらず、実質的に「Redmi Pad」だけが入手可能な状態です。

ただし、「Redmi Pad」は3GB/4GB LPDDR4Xメモリ搭載で、「N-One NPad X1」はその2倍以上の容量となる8GB LPDDR4メモリ搭載です。ストレージ容量も「Redmi Pad」が64GB/128GB UFS 2.2であるのに対し、「N-One NPad X1」は最低でも128GB UFSになっています。

こうした点から「N-One NPad X1」は「Redmi Pad」よりも性能が高く、より使いやすいタブレットであることは明らかです。

Alldocube iPlay 50 Pro」とはスペックがそれほど変わりませんが、発売されるのかどうかさえ怪しい「Alldocube iPlay 50 Pro」を待つよりは「N-One NPad X1」の日本発売の方が早そうです。

N-One NPad X1」の発売時の価格はUS$199.99 (Banggood・プレオーダー価格・日本円で2万6千円ほど)。

Android 13を搭載したハイスペックなタブレットを探している人におすすめです。

「N-One NPad X1」の価格・販売先

N-One NPad X1」は、

Amazonで38,900円 (税込・13000円 OFFクーポン付き)、

楽天市場で34,980円(送料無料)、

ヤフーショッピングで38,741円(送料無料)、

AliExpressでUS $189.99 (日本円で約28,502円)、

で販売されています。

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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

 

他のN-One NPad タブレットと比較する

他にもN-One NPad タブレットが発売されています。ぜひ比較してみてください。

1:2024年1月、「N-one Npad Q」が発売されました。

2:2023年8月、「N-One NPad Max」が発売されました。

3:2023年3月、「N-One NPad S」が発売されました。

4:2023年3月から「N-one Npad Air」(新版・Android 12)も発売中です。

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