第11世代「Kindle (2022)」のできること、機能、評価を解説!新しくなったディスプレイやフロントライトなどの性能、他の電子書籍リーダーとの比較、メリット・デメリット、スペック、詳細な価格情報、おすすめの類似製品も掲載しています。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
第11世代「Kindle (2022)」が日本で発売開始!
2022年10月12日、日本で米国 Amazonの新製品「Kindle (2022)」(キンドル 2022)が発売されました。
Amazon Kindleストアに対応した6インチの電子書籍リーダーです(第11世代)。
アマゾンから2019年3月20日に第10世代「Kindle (2019)」が発売されています。
この電子書籍リーダーは「フロントライト付きで暗い場所でも読書できる」、「コンパクトサイズでバッテリーのもちもいい」と評判でした。
新モデルはディスプレイ性能やページめくりの速度が向上していることで話題になっています。
もちろん、背景が黒色になるダークモードも使えますよ。
それでは早速どんな電子書籍リーダーなのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
この製品の購入はこちら→ 楽天市場のリンク
公式ニュースリリース:Amazon、より軽くコンパクトになった、新世代「Kindle」と「Kindleキッズモデル」を発売 | アマゾンジャパン合同会社のプレスリリース
6インチの反射抑制スクリーンを採用・ダークモードも利用できる
第11世代「Kindle (2022)」は6インチ反射抑制スクリーンを搭載しています。
このスクリーンは太陽光下の明るい場所でも見やすく表示できるという特徴があります。
解像度は前モデルの約3倍となるピクセル数の300ppi(※前モデルは167ppi)になり、
文字や画像をより鮮明に表示することができます。
また、エントリーモデルのKindleとして初めてダークモードに対応。
画面の背景を黒色にし、文字を白色にすることで、目の負担を軽減しながら読書できます。
<ダークモードのメリット>
- 目の疲れ軽減・・・暗い背景に白い文字のコントラストがはっきりするため、目が疲れにくくなります。
- バッテリー消費の抑制・・・液晶画面の場合、黒い画素は少ない電力で表示できるため、バッテリーの持ちが長くなる可能性があります。
- 雰囲気のある読書・・・暗い画面は落ち着いた雰囲気を作り出し、より没入感のある読書体験を提供します。
他の電子書籍リーダーと比較
一方、「Kobo Clara 2E」は6.0インチのE Ink HD 1200 タッチスクリーン(ダークモード対応)を搭載しています。
「Meebook P6」は6インチ、解像度1448x 1072 ドットのE ink Carta HDスクリーンを搭載しています。
「BOOX Poke4 Lite」は6インチ、解像度758 x 1024pxのE Ink Cartaスクリーンを搭載しています。
LED4個のフロントライトを搭載・暗い場所でも快適に読書できる
第11世代「Kindle (2022)」はLED4個を備えたフロントライトを搭載しています。
このフロントライトは前モデルと比較して最大25%明るくなり、
暗い場所でもより快適に読書できるようになっています。
また、手動で明るさを調整することが可能。
画面の上部タップで表示されるバーで簡単に明るさを調整できます。
※色温度を変更することはできません。
他の電子書籍リーダーと比較
一方、「Kobo Clara 2E」はフロントライト「ComfortLight PRO」を搭載しています。
「Meebook P6」は寒色のみ、24段階で調整できるフロントライトを搭載しています。
「BOOX Poke4 Lite」は暖色及び寒色、32段階で調整できるフロントライトを搭載しています。
16GBストレージ内蔵・数千冊の電子書籍を保存できる
第11世代「Kindle (2022)」は16GBストレージを内蔵しています。
前モデルよりも2倍多い容量になり、数千冊の電子書籍(テキストベース)を保存することができます。
また、クラウド保存に対応。
Amazonアカウントで購入したKindle本は、すべてAmazonのクラウドに自動的に保存されます。
そのため、Kindle端末やKindleアプリを複数持っている場合でも、どの端末からでもダウンロードして読むことができます。
※microSDカードでストレージ容量を増やすことはできません。
他の電子書籍リーダーと比較
一方、「Kobo Clara 2E」は16GBストレージを内蔵しています。
「Meebook P6」は16GBストレージ(拡張可能)を搭載しています。
「BOOX Poke4 Lite」は16GB eMMC(※実利用可能領域は7GB)を搭載しています。
最大6週間駆動できるバッテリーを搭載・Type-C充電に対応
第11世代「Kindle (2022)」は最大6週間駆動するバッテリーを搭載しています。
1日30分程度の読書であれば、一か月以上充電なしで利用できる計算で、外出先での読書にも最適です。
充電は高速充電可能なUSB Type-Cを採用し、9W以上の充電アダプターで約2時間でフルチャージできます。
PCとUSB接続して充電することもでき、その場合は約4時間でフルチャージできます。
他の電子書籍リーダーと比較
一方、「Kobo Clara 2E」は一度の充電で数週間駆動できるバッテリーを搭載し、Type-C充電に対応しています。
「Meebook P6」はスタンバイで最大5週間駆動できるバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。
「BOOX Poke4 Lite」は1500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。
厚さ8.0mmで重さ158gの薄型軽量デザイン・デニムカラーも用意
第11世代「Kindle (2022)」は厚さ8.0mmで重さ158gの薄型軽量デザインを採用しています。
また、ブラックの他にデニムカラーも用意しています。
他の電子書籍リーダーと比較
一方、「Kobo Clara 2E」は厚さ8.5mmで重さ170gになっています。「Meebook P6」は厚さ8mmで重さ150gになっています。「BOOX Poke4 Lite」は厚さ7.1mmで重さ150gになっています。
キッズモデルを用意
第11世代「Kindle (2022)」は子供用のキッズモデルを用意しています。
キッズコンテンツを1年間使い放題で楽しめるAmazon Kids+と2年保証、3種(スペースホエール、ユニコーンバレー、サブマリン)の保護カバーがセットになっています。
他の電子書籍リーダーと比較
一方、「Kobo Clara 2E」、「Meebook P6」、「BOOX Poke4 Lite」はキッズモデルを用意していません。
Kindleストアに対応
第11世代「Kindle (2022)」はKindleストアに対応し、小説、ビジネス書、コミックなど、様々なジャンルの電子書籍を購入できます。
また、有料の読み放題サービス「Kindle Unlimited」、「Prime Reading」も利用できます。
- Kindle Unlimited・・・月額料金で、数百万冊のKindle本が読み放題になるサービスに加入できます。
- Prime Reading・・・Amazon Prime会員であれば、追加料金なしで数千冊のKindle本が読み放題になります。
他の電子書籍リーダーと比較
一方、「Kobo Clara 2E」は楽天Koboストアに対応しています。「Meebook P6」と「BOOX Poke4 Lite」はGoogle Playストアに対応し、KindleアプリやKoboアプリも利用できます。
第11世代「Kindle (2022)」のデメリット
第11世代「Kindle (2022)」のデメリットを紹介します。
デメリット1:ストレージ容量を増やせない
第11世代「Kindle (2022)」はmicroSDカードスロットがないために、ストレージ容量を増やすことができません。
一方、「Meebook P6」はmicroSDカードで最大256GBまでストレージ容量を増やすことができます。「Kobo Clara 2E」と「BOOX Poke4 Lite」はストレージ容量を増やすことができません。
デメリット2:防水に対応していない
第11世代「Kindle (2022)」は防水に対応していません。
一方、「Kobo Clara 2E」はIPX8規格に準拠した防水性能に対応しています。「Meebook P6」は防水に対応していません。「BOOX Poke4 Lite」はIPX8の防水に対応しています。
第11世代「Kindle (2022)」のスペック
- ディスプレイ 6インチ反射抑制スクリーン
※300ppi/フォント最適化技術/16階調グレースケール - フロントライト LED 4個
- ページ送りボタン なし・利用できません
- プロセッサ 不明
- RAM(メモリ) 不明
- ストレージ 16GB ※端末本体に数千冊保存可能(一般的な書籍の場合)
- バッテリー駆動時間 最大6週間
- 充電 Type-C・時間:PCからUSBで約4時間、USB充電アダプター(9W)で約2時間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n(2.4GHz)
※ワイヤレス接続対応、コンテンツのダウンロード時にPC不要
※パスワード認証によるWEP、WPAおよびWPA2セキュリティに対応 - インターフェース USB Type-C
- カバー 純正ファブリックカバー(ブラック)を用意(自動スリープ/スリープ解除に対応)
- ブックカバー表示機能 対応
- キッズモデル あり
- 防水 非対応
- フラットベゼル 非対応
- 明るさ自動調整機能 なし・利用できません ※色調調節ライトは利用可
- 自動画面回転機能 なし・利用できません
- OS 独自OS
※販売後の最後の日から最低4年後までソフトウェアのセキュリティアップデートを保証 - サイズ 157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm
- 重量 158g
- カラー ブラック、デニム
- 付属品 USB-C 充電ケーブル、クイックスタートガイド
- 対応ファイルフォーマット Kindleフォーマット8(AZW3)、Kindle(AZW)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRCに対応。HTML、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、PMP、EPUB、TXT、RTF は変換して対応
※「Kindleパーソナル・ドキュメントサービス」でEPUBファイルを送信すると自動的にKindleで閲覧可能な形式に変換される
第11世代「Kindle (2022)」の機能・できること まとめ
Type-C高速充電、16GBストレージ保存、最大6週間の駆動、フロントライト(色調調節ライト/LED 4個 )、ダークモード、300ppi表示、純正ファブリックカバー(ブラック・別売)
Whispersync機能(異なる端末でも続きをすぐ読める)、クラウドストレージ(Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能)、
フォント最適化、文字サイズ変更(8種類)、ウィキペディア検索、辞書検索、Wi-Fi(2.4GHz)、Prime Reading(プライム会員は読み放題)、ハイライト機能、Kindleストア
第11世代「Kindle (2022)」の評価
第11世代「Kindle (2022)」の評価を紹介します。
スペック:★★★
通信:★★★
機能:★★★
デザイン:★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2019年に発売された「Kindle 2019」(第10世代)の後継モデルになります。
ディスプレイ解像度が167ppiから300ppiになり、見やすさが大幅に向上。ダークモードやフロントライトも利用できます。また、ストレージ容量が8GBから16GBに増強。ポートはmicroUSBからUSB Type-Cに変更されています。
そのほか、最大6週間駆動できるバッテリーを搭載。自動スリープ/スリープ解除に対応した純正ファブリックカバー(ブラック)を用意するほか、子供用のキッズモデルも用意しています。
発売時の価格は10,980円~。
決して高性能ではありませんが、高解像度ディスプレイやフロントライト搭載で、「Kindle Paperwhite」に近い性能を持っています。初めての電子書籍リーダーとしては十分な性能を持っており、初心者にもおすすめのモデルです。
第11世代「Kindle (2022)」の価格・販売先
ECサイト
Amazonで広告ありモデルが12,980円(広告なしモデルは14,980円)、
ヤフーショッピングで12,803円(税込)、
AliExpressでUS $131.98、
米国 Amazon.comで$119.99、
で販売されています。
Amazonで「Kindle 2022」(第11世代)をチェックする
楽天市場で「Kindle 6インチ」(2022・第11世代)をチェックする
ヤフーショッピングで「Kindle 6インチ」( 2022・第11世代)をチェックする
米国 Amazon.comで「Kindle 2022」(第11世代)をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
第11世代「Kindle (2022)」に似た性能をもつ電子書籍リーダー、E inkタブレットも販売されています。
「Kindle (2024)」
Amazonから発売された6インチの電子書籍リーダーです(2024年10月16日 発売)。
解像度300ppiのAmazon 反射抑制ディスプレイ、LED 4個のフロントライト、16GBストレージ、最大6週間 駆動するバッテリーを搭載しています。
高速なページめくり、明るさ調整(フロントライト・手動)、クラウド保存、純正ファブリックカバー(別売)、16階調グレースケール、フォント最適化技術、USB-C、Wi-Fi (2.4GHz) 、Kindleストアに対応しています。
価格は、Amazonで19,980円(税込・広告なし)、米国 Amazon.comで$129.99、です。
関連記事:新型「Kindle (2024)」とPaperwhite、Koboを比較
「Kobo Clara Colour」
楽天から発売されたカラー表示対応の6型 電子書籍リーダーです(2024年5月1日発売)。
6インチのE Ink Kaleido 3 タッチスクリーン、デュアル 2.0 GHz プロセッサ、約 16GBの内蔵メモリ(ストレージ)、最大 42日間 駆動できる1500 mAhバッテリーを搭載しています。
また、150 ppiのカラー表示、300 ppiのモノクロ表示、IPX8防水、フロントライト技術「ComfortLight PRO」、ダークモード、USB Type-C ポート、ブラウザ、Pocket、3種類の専用カバー(スリープカバー、ベーシックスリープカバー、クリアケース)、テクスチャー加工(背面)、Wi-Fi 5のac デュアルバンド、楽天Kobo 電子書籍 ストアに対応しています。
※モノクロ表示のみに対応した「Kobo Clara BW」(N365-KJ-BK-S-EP)も販売中です。
価格は、楽天市場で21,637円(送料無料)、ヤフーショッピングで24,800円、米国 Amazon.comで$149.99 です。
関連記事:フルカラー「Kobo Clara Colour」のメリット・デメリットを解説
「Kindle Paperwhite (2024)」
Amazonから発売された7インチの電子書籍リーダーです(2024年10月16日 発売)。
解像度300ppiのE-inkスクリーン、16GBストレージ、一度のフル充電で最大12週間利用できるバッテリー、LED 17個を使った色調調節ライト(カスタマイズ可)を搭載しています。
また、高速なページめくり、IPX8等級の防水(お風呂 対応)、反射を抑えるコーティング、クラウドストレージへの保存、ブックカバー表示機能、16階調グレースケール、フォント最適化技術、USB Type-C、Wi-Fi通信、Amazon Kindleストアに対応しています。
価格は、Amazonで27,980円(税込・シグニチャーエディションは32,980円)、米国 Amazon.comで$179.99です。
関連記事:第12世代「Kindle Paperwhite」と新型Kindleを比較
「BOOX Go 6」
Onyxから発売された6インチのE inkタブレットです(2024年8月26日)。Android 12、Qualcomm 2.0GHz オクタコア プロセッサ、2GB LPDDR4X メモリ、HD Carta 1300 ガラス スクリーン、32GB eMMC ストレージ、1500 mAhバッテリー、microSDカードスロット、マイク搭載で、
ストレージ拡張、マグネットカバー(別売)、2色フロントライト、Google Playストア(サードパーティ製アプリの追加)、10GBのOnyxクラウドストレージ(無料)、USB Type-C (OTG/オーディオ ジャックとして使用可)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで27,800円(税込)、楽天市場で27,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで27,800円、です。
関連記事:「BOOX Go 6」とPoke5、Page、Go Colorの違いを解説
「Meebook M6」
Boyueから発売されたAndroid 11の6.0型 E inkタブレットです。300ppiのHD E Inkスクリーン、クアッドコア 1.8GHzプロセッサ、3GBメモリ、32GBストレージ、2200 mAhバッテリー搭載で、
最大1TBまでストレージ拡張、2色フロントライト(24段階・暖色と寒色)、Google Playストア(電子書籍アプリおよびサードパーティ製アプリの追加)辞書(翻訳)、読書モード(ダーク色)、ZReaderアプリ、オリジナルレザーケース(付属)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで21,799円(税込)、楽天市場で27,729円(送料無料)、AliExpressで18,087円、米国 Amazon.comで$159.00、です。
関連記事:最大1TBの「Meebook M6」と6型E inkタブレットを比較
他のAmazon Kindle電子書籍リーダーと比較
他にもAmazon Kindle電子書籍リーダーが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
今買うべき電子書籍リーダーはKindleか? 最新モデルを比較
その他のおすすめタブレットは?
その他のおすすめタブレットは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
楽天のKobo端末をまとめて紹介しています。
Eink液晶を搭載したタブレットをまとめて紹介しています。
BOOXのE-inkタブレットで読書が超快適に! カラー&超大型など最新機種 まとめ
BOOXのE inkタブレットをまとめて紹介しています。
Meebook (LIKEBOOK) E-ink タブレットの最新モデルと選び方を紹介!
MeebookのE inkタブレットをまとめて紹介しています。