2022年10月12日に発売された「Kindle 2022」(第11世代)と6型電子書籍リーダーを徹底 比較!価格や機能・できること・スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2022年11月30日、10.2型「Kindle Scribe」が発売されました。
「Kindle 2022」(第11世代)の特徴
「Kindle 2022」(第11世代)の特徴をまとめてみました。
6型反射抑制スクリーン・ダークモード・フロントライト
「Kindle 2022」(第11世代)は6インチ 反射抑制スクリーンを搭載。解像度は約3倍のピクセル数の300ppi(※前モデルは167ppi)になり、文字や画像をより鮮明に表示することができます。また、エントリーモデルのKindleとして初めてダークモードに対応。屋外でも読書しやすくなっています。そのほか、LED4個を備えたフロントライトを搭載。色調調節にも対応し、暗い室内でも快適に読書できます。
16GBストレージ・最大6週間バッテリ・Type-C高速充電
「Kindle 2022」(第11世代)は16GBストレージを内蔵。前モデルよりも2倍多い容量になり、数千冊の電子書籍(テキストベース)を保存することができます。また、最大6週間駆動するバッテリーを搭載。充電は高速充電可能なUSB Type-Cを採用し、9W以上の充電アダプターで約2時間でフルチャージできます。
デニムカラー・専用カバー・キッズモデル
「Kindle 2022」(第11世代)はブラックカラーの他に、デニムカラーを用意。本体の重さは前モデルよりも16g軽い158gになっています。また、オプションで純正ファブリックカバー(ブラック)を用意。自動スリープ/スリープ解除に対応しています。そのほか、子供用のキッズモデルを用意。キッズコンテンツを1年間使い放題で楽しめるAmazon Kids+と2年保証、3種(スペースホエール、ユニコーンバレー、サブマリン)の保護カバーがセットになっています。
価格を比較
「Kindle 2022」(第11世代)と「Kobo Clara 2E」、「Meebook P6」、「BOOX Poke4 Lite」の価格を比較してみました。
「Kindle 2022」(第11世代)
「Kindle 2022」(第11世代)は、Amazonで広告ありモデルが12,980円(広告なしモデルは14,980円)、ヤフーショッピングで12,803円(税込)、AliExpressでUS $131.98、米国 Amazon.comで$119.99で販売されています。
「Kobo Clara 2E」
「Kobo Clara 2E」は、楽天市場で19,900円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで19,900円(税込・送料無料)、米国 Amazon.comで$139.99で販売されています。
「Meebook P6」
「Meebook P6」は、Amazonで17,698円(likebook P6で検索)、ヤフーショッピングで19,806 円(Meebook 6インチ)で販売されています。
「BOOX Poke4 Lite」
「BOOX Poke4 Lite」は、楽天市場で22,800円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで22,800 円 (税込・送料無料)、SKTネットショップで22,800 円で販売されています。
機能・できることを比較
「Kindle 2022」(第11世代)と「Kobo Clara 2E」、「Meebook P6」、「BOOX Poke4 Lite」の機能・できることを比較してみました。
「Kindle 2022」(第11世代)
Type-C高速充電、16GBストレージ保存、最大6週間の駆動、フロントライト(色調調節ライト/LED 4個 )、ダークモード、300ppi表示、純正ファブリックカバー(ブラック・別売)
Whispersync機能(異なる端末でも続きをすぐ読める)、クラウドストレージ(Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能)、フォント最適化、文字サイズ変更(8種類)、ウィキペディア検索、辞書検索、Wi-Fi(2.4GHz)、Prime Reading(プライム会員は読み放題)、ハイライト機能、Kindleストア
「Kobo Clara 2E」
IPX8防水、ダークモード、ComfortLight PRO(フロントライト・明るさと色温度を調整)、専用スリープカバー&専用ベーシックスリープカバー(自立可能・マグネット接続・スタンド・スリープモードでON/OFF自動切り替え)、Type-C充電、、Wi-Fiデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth、TypeGenius(12種類のフォントと50以上のフォントスタイル)、楽天Kobo電子書籍ストア(端末から電子書籍を購入)、楽天ポイントで電子書籍を購入
「Meebook P6」
ストレージ拡張(最大256GBまで)、フロントライト(24段階寒色のみ)、Android 8.1、Google Playストア(アプリの追加)、、アプリで動画&音楽再生、OTG、Type-C充電、Wi-Fi(2.4GHz)、Bluetooth 5.0、新しいUI、日本語表示、ZReaderアプリ(テキスト調整)、辞書(翻訳)、読書モード(ダーク色)、オリジナルレザーケース(付属)
「BOOX Poke4 Lite」
フロントライト(32段階で調整可能)、NeoReaderアプリ(PDFやEPUBなど20種類のフォーマットに対応)、USB Type-C(OTG)、ハイライト、ブックマーク、ビューの分割、Wi-Fi (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、オーディオファイルの再生(スピーカーなし)、Android 11の機能、Google playストア(アプリの追加)、BOOXストア
スペックを比較
「Kindle 2022」(第11世代)と「Kobo Clara 2E」、「Meebook P6」、「BOOX Poke4 Lite」のスペックを比較してみました。
「Kindle 2022」(第11世代)のスペック
- ディスプレイ 6インチ反射抑制スクリーン
※300ppi/フォント最適化技術/16階調グレースケール - フロントライト LED 4個
- ページ送りボタン なし・利用できません
- プロセッサ 不明
- RAM(メモリ) 不明
- ストレージ 16GB ※端末本体に数千冊保存可能(一般的な書籍の場合)
- バッテリー駆動時間 最大6週間
- 充電 Type-C・時間:PCからUSBで約4時間、USB充電アダプター(9W)で約2時間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n(2.4GHz)
※ワイヤレス接続対応、コンテンツのダウンロード時にPC不要
※パスワード認証によるWEP、WPAおよびWPA2セキュリティに対応 - インターフェース USB Type-C
- カバー 純正ファブリックカバー(ブラック)を用意(自動スリープ/スリープ解除に対応)
- ブックカバー表示機能 対応
- キッズモデル あり
- 防水 非対応
- フラットベゼル 非対応
- 明るさ自動調整機能 なし・利用できません ※色調調節ライトは利用可
- 自動画面回転機能 なし・利用できません
- OS 独自OS
※販売後の最後の日から最低4年後までソフトウェアのセキュリティアップデートを保証 - サイズ 157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm
- 重量 158g
- カラー ブラック、デニム
- 付属品 USB-C 充電ケーブル、クイックスタートガイド
- 対応ファイルフォーマット Kindleフォーマット8(AZW3)、Kindle(AZW)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRCに対応。HTML、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、PMP、EPUB、TXT、RTF は変換して対応
※「Kindleパーソナル・ドキュメントサービス」でEPUBファイルを送信すると自動的にKindleで閲覧可能な形式に変換される
関連記事:今買うべき電子書籍リーダーはKindleか? 最新モデルを比較
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「Kobo Clara 2E」のスペック
- ディスプレイ 6.0インチ、解像度1448 x 1072 pxのCarta E Ink HD 1200 タッチスクリーン
※300ppi/ダークモード対応 - フロントライト ComfortLight PRO (内蔵、ナチュラルライト機能・明るさと色温度を調整可能)
- ページめくり 画面のタップ / スワイプ操作
- プロセッサ 不明
- RAM(メモリ) 不明
- ストレージ 約16GB (テキストベースの本:約15,000点分/コミック:約375点分)
- バッテリー駆動時間 数週間
- ワイヤレス通信 WiFi 802.11 ac/b/g/n (デュアル バンド)、Bluetooth
- インターフェース USB Type-C
- 防水 IPX8 規格準拠 (水深 2 m / 最大 60 分耐久)
- オプション Kobo Clara 2E専用 ベーシックスリープカバー
- OS 独自OS
- サイズ 159.0 x 112.0 x 8.5 mm
- 重量 170 g
- カラー ディープオーシャンブルー
- フォント 日本語フォント、欧文フォント、サイズ調整可
- 対応ファイルフォーマット EPUB / EPUB3 / PDF / JPEG / GIF / PNG / BMP / TIFF / TXT / HTML / RTF / CBZ / CBR / MOBI / FlePub
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「Meebook P6」のスペック
- ディスプレイ 6インチ、解像度1448x 1072 ドットのE ink Carta HDスクリーン
※300 ppi/タッチ対応/ナイトモード(ダーク色) - フロントライト 24段階・寒色のみ
- プロセッサ クアッドコア 1.5GHz
- RAM(メモリ) 1GB
- ストレージ 16GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大256GBまで拡張可
- バッテリー 1750 mAh
- 駆動時間 スタンバイで最大5週間
- 充電 5V/1.5A もしくは5V/2A ※急速充電は不可
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 5.0
- インターフェース USB Type-C (OTG)
- スピーカー なし
- マイク なし
- スタイラスペン 専用ペンなし・利用できません
- アプリ ZReader
- Google Playストア プリインストール済み
- OS Android 8.1
- サイズ 152.5 x 113.8 x 8mm
- 重量 150g
- カラー ブラック
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「BOOX Poke4 Lite」のスペック
- ディスプレイ 6インチ、解像度758 x 1024pxのE Ink Cartaスクリーン
※212dpi/静電容量方式タッチ - フロントライト 暖色及び寒色、32段階で調整可
- プロセッサ Qualcomm Snapdragon 630 クアッドコア
※14nm/64bit/4コア/最大 2.2 GHz - GPU Qualcomm Adreno 508
- RAM(メモリ) 2GB LPDDR4X
- ストレージ 16GB eMMC ※実利用可能領域は7GB
- バッテリー 1500mAhバッテリー
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
- インターフェース USB Type-C (OTG)
- スピーカー なし
- マイク なし
- スタイラスペン 専用ペンなし・利用できません
- 生体認証 なし・指紋認証には対応していません
- OS Android 11 ※Google Playストア対応
- サイズ 153 × 107 × 7.1mm
- 重量 150g
- カラー ブラック、ホワイト
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「Kindle 2022」(第11世代)のメリット・デメリット
「Kindle 2022」(第11世代)のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・6インチの反射抑制スクリーン・ダークモードに対応
「Kindle 2022」(第11世代)は6インチ反射抑制スクリーンを搭載。解像度は約3倍のピクセル数の300ppi(※前モデルは167ppi)になり、文字や画像をより鮮明に表示することができます。また、エントリーモデルのKindleとして初めてダークモードに対応。屋外でも読書しやすくなっています。
一方、「Kobo Clara 2E」は6.0インチのE Ink HD 1200 タッチスクリーン(ダークモード対応)を搭載しています。「Meebook P6」は6インチ、解像度1448x 1072 ドットのE ink Carta HDスクリーンを搭載しています。「BOOX Poke4 Lite」は6インチ、解像度758 x 1024pxのE Ink Cartaスクリーンを搭載しています。
・フロントライト搭載で色調調節に対応
「Kindle 2022」(第11世代)はLED4個を備えたフロントライトを搭載。色調調節にも対応し、暗い室内でも快適に読書できます。
一方、「Kobo Clara 2E」はフロントライト「ComfortLight PRO」を搭載しています。「Meebook P6」は寒色のみ、24段階で調整できるフロントライトを搭載しています。「BOOX Poke4 Lite」は暖色及び寒色、32段階で調整できるフロントライトを搭載しています。
・16GBストレージ内蔵
「Kindle 2022」(第11世代)は16GBストレージを内蔵。前モデルよりも2倍多い容量になり、数千冊の電子書籍(テキストベース)を保存することができます。
一方、「Kobo Clara 2E」は16GBストレージを内蔵しています。「Meebook P6」は16GBストレージ(拡張可能)を搭載しています。「BOOX Poke4 Lite」は16GB eMMC(※実利用可能領域は7GB)を搭載しています。
・最大6週間駆動できるバッテリー搭載でType-C高速充電に対応
「Kindle 2022」(第11世代)は最大6週間駆動するバッテリーを搭載。充電は高速充電可能なUSB Type-Cを採用し、9W以上の充電アダプターで約2時間でフルチャージできます。
一方、「Kobo Clara 2E」は一度の充電で数週間駆動できるバッテリーを搭載し、Type-C充電に対応しています。「Meebook P6」はスタンバイで最大5週間駆動できるバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「BOOX Poke4 Lite」は1500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。
・Wi-Fi(2.4GHz)通信に対応
「Kindle 2022」(第11世代)はWi-Fi通信に対応し、PC不要でコンテンツをダウンロードできます。
一方、「Kobo Clara 2E」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetoothに対応しています。「Meebook P6」はWi-Fi(2.4GHz)&Bluetooth 5.0に対応しています。「BOOX Poke4 Lite」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 5.0に対応しています。
・厚さ8.0mmで重さ158gの薄型軽量デザイン・デニムカラーも用意
「Kindle 2022」(第11世代)は厚さ8.0mmで重さ158gの薄型軽量デザインを採用しています。また、ブラックの他にデニムカラーも用意しています。
一方、「Kobo Clara 2E」は厚さ8.5mmで重さ170gになっています。「Meebook P6」は厚さ8mmで重さ150gになっています。「BOOX Poke4 Lite」は厚さ7.1mmで重さ150gになっています。
・キッズモデルを用意
「Kindle 2022」(第11世代)は子供用のキッズモデルを用意しています。キッズコンテンツを1年間使い放題で楽しめるAmazon Kids+と2年保証、3種(スペースホエール、ユニコーンバレー、サブマリン)の保護カバーがセットになっています。
一方、「Kobo Clara 2E」、「Meebook P6」、「BOOX Poke4 Lite」はキッズモデルを用意していません。
・Kindleストアに対応
「Kindle 2022」(第11世代)はKindleストアに対応し、有料の読み放題サービス「Kindle Unlimited」、「Prime Reading」も利用できます。
一方、「Kobo Clara 2E」は楽天Koboストアに対応しています。「Meebook P6」と「BOOX Poke4 Lite」はGoogle Playストアに対応し、KindleアプリやKoboアプリも利用できます。
デメリット
・ストレージ容量を増やせない
「Kindle 2022」(第11世代)はmicroSDカードスロットがないために、ストレージ容量を増やすことができません。
一方、「Meebook P6」はmicroSDカードで最大256GBまでストレージ容量を増やすことができます。「Kobo Clara 2E」と「BOOX Poke4 Lite」はストレージ容量を増やすことができません。
・防水に対応していない
「Kindle 2022」(第11世代)は防水に対応していません。
一方、「Kobo Clara 2E」はIPX8規格に準拠した防水性能に対応しています。「Meebook P6」は防水に対応していません。「BOOX Poke4 Lite」はIPX8の防水に対応しています。
「Kindle 2022」(第11世代)の評価
「Kindle 2022」(第11世代)の評価を紹介します。
スペック:★★★
通信:★★★
機能:★★★
デザイン:★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2019年に発売された「Kindle 2019」(第10世代)の後継モデルになります。
ディスプレイ解像度が167ppiから300ppiになり、見やすさが大幅に向上。ダークモードやフロントライトも利用できます。また、ストレージ容量が8GBから16GBに増強。ポートはmicroUSBからUSB Type-Cに変更されています。
そのほか、最大6週間駆動できるバッテリーを搭載。自動スリープ/スリープ解除に対応した純正ファブリックカバー(ブラック)を用意するほか、子供用のキッズモデルも用意しています。
発売時の価格は10,980円~。
決して高性能ではありませんが、高解像度ディスプレイやフロントライト搭載で、「Kindle Paperwhite」に近い性能を持っています。初めての電子書籍リーダーとしては十分な性能を持っており、初心者にもおすすめのモデルです。
「Kindle 2022」(第11世代)の販売・購入先
「Kindle 2022」(第11世代)は、
Amazonで広告ありモデルが12,980円(広告なしモデルは14,980円)、
ヤフーショッピングで12,803円(税込)、
AliExpressでUS $131.98、
米国 Amazon.comで$119.99、
で販売されています。
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他のE inkタブレットと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報や機能・できること、価格などが分かるようになっています。
★「BOOX Palma」(6.18インチ・18:9液晶・Android 11)
★「BOOX Poke5」(6型・Android 11・microSDカード)
★「Meebook M6」(6型・Android 11・最大1TBストレージ拡張)
★「BOOX Leaf2」(7インチ・Android 11)
★「Kindle Scribe」(10.2インチ・手書き機能)
「BOOX Nova Air C」(7.8型・カラー表示)
「Kobo Sage」(8インチ)
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