
2022年7月に発売されたモトローラの「moto e32s」は、2万円台前半という圧倒的な低価格ながら、6.5インチの大画面と90Hzリフレッシュレートを備えたエントリーモデルとして注目を集めています。
このレビューでは、実際に使用して感じたメリットやデメリット、ベンチマークによる性能検証を通じて、この格安スマホが日常生活でどれだけ使えるのか、また「いつまで使える」のかという将来性も含めて徹底的に解説します。
【先に結論からお伝えしましょう】
moto e32s の長所(Pros):
- 発売日から時間が経ち価格がこなれている上、マットで質感の高いデザイン
- 90Hz駆動の滑らかなディスプレイによる快適なブラウジング
- SDカード(最大1TB)とSIMフリーのnanoSIM×2枚を同時使用できるトリプルスロット
- 5,000mAhの大容量バッテリーによる優れたスタミナ
- 専用の保護ケースが付属しており、初期費用を抑えられる
moto e32s の短所(Cons):
- スペックが低く、動作がワンテンポ遅いと感じる場面がある
- おサイフケータイおよびNFCに非対応
- eSIMに対応しておらず、物理SIMのみ
- 充電器とケーブルが付属せず、別途用意が必要
- Android 13へのアップデートやサポート期間、アップデート保証が不明瞭
総合評価:
moto e32sは、ゲームやキャッシュレス決済を使わない「割り切り派」にとって、非常にコストパフォーマンスの高い一台です。ベンチマークスコアは控えめですが、動画視聴やSNS、通話といった基本機能に特化したサブ機としては優秀です。特にトリプルスロットによる拡張性は、他のエントリー機にはない強みと言えるでしょう。
<この記事で分かること>
- メリット: 質感の高いデザイン、90Hzディスプレイ、トリプルスロット(SIM×2+SDカード)、バッテリー持ち、指紋・顔認証
- デメリット: 動作の遅さ(もっさり感)、充電器別売、おサイフケータイ・NFC非対応、eSIM非対応、解像度
- ベンチマーク: Antutuスコア (V9/V10)、Geekbench、3D Mark、Helio G37の処理性能
- ゲーム性能: 『原神』『PUBG MOBILE LITE』『ポケモンGO』『マイクラ』の実測フレームレート、プレイ可否
- 口コミ情報: デザイン、ディスプレイ品質、スピーカー音質、カメラの挙動、ナビ性能、ユーザーの評判
- スペック: 発売日、Android 12、Helio G37、4GB RAM、64GB ROM、サイズ、重量、対応バンド
- 評価: 5段階評価、総評、おすすめユーザー、サブ機としての適性
- 価格: Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの中古・新品価格、購入先情報
この記事を最後まで読むことで、「moto e32s」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:moto e32s | motorola
検証してわかったmoto e32sの魅力(メリット)
ここでは、実際に「moto e32s」を使用して感じた魅力やメリットについて書いていきます。
質感の高いデザインと持ちやすいサイズ感
まず手に取って驚かされたのは、その質感の高さです。発売日が2022年7月15日であるこのモデルは、エントリークラスでありながら、決して安っぽさを感じさせない洗練されたデザインに仕上がっています。
特に背面はマットな質感で指紋が付きにくく、サラサラとした手触りが非常に心地よいです。プラスチック製ではありますが、光の当たり方で表情を変える加工が施されており、所有欲を満たしてくれます。厚さ約8.5mm、重さ約185gというサイズ感も、6.5インチの大画面を搭載している割にはスリムで持ちやすく、長時間持っていても疲れにくいと感じました。
90Hzのリフレッシュレートによる滑らかな操作感
ディスプレイ性能で注目すべきは、この価格帯でありながらリフレッシュレート90Hzに対応している点です。実際にTwitter(現X)のタイムラインをスクロールしたり、ブラウザでニュースサイトを閲覧したりしてみましたが、従来の60Hz駆動のスマートフォンと比較して、画面の動きが明らかに滑らかです。
スペック上の解像度はHD+(1,600×720)に留まりますが、YouTubeで動画を視聴する際も発色は良好で、ドットの粗さが気になることはほとんどありませんでした。ウルトラワイドディスプレイの臨場感もあり、動画視聴や電子書籍を読むといった用途では十分にその力を発揮してくれます。
安心のバッテリー持ちと拡張性の高さ
5,000mAhの大容量バッテリーを搭載している点も大きなメリットです。実際に朝から晩まで、通勤中の音楽再生やLINEのやり取り、休憩中のWebブラウジングなどに使用してみましたが、バッテリー残量は余裕で残っていました。ゲームを長時間プレイしない限り、1回の充電で2日程度は持ちそうなスタミナがあります。
また、この端末の大きな魅力の一つが「トリプルスロット」の採用です。多くのスマートフォンが「SIMカード2枚」か「SIMカード1枚+SDカード」の排他利用である中、moto e32sはnanoSIMカード2枚とmicroSDカードを同時に使用できます。SIMフリー端末としてDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)を運用しつつ、最大1TBのmicroSDカードでストレージを拡張できるのは、データを多く持ち運びたいユーザーにとって非常に心強い仕様です。
使い勝手の良い独自機能と付属品
OSにはAndroid 12が搭載されており、モトローラ独自の「My UX」機能が非常に便利です。例えば、端末を2回振るだけでライトを点灯させたり、3本指で画面に触れてスクリーンショットを撮ったりするジェスチャー操作は、一度慣れると手放せなくなります。生体認証も、側面の電源ボタン一体型の指紋認証と顔認証の両方に対応しており、マスク着用時や手袋をしている時など、状況に応じて使い分けられるのが快適でした。
さらに、購入してすぐに本体を保護できる透明なケース(カバー)が同梱されているのも嬉しいポイントです。おサイフケータイやNFCは非搭載ですが、その分価格が抑えられており、サブ機や子供用のスマホとして割り切って使う分には、非常にコストパフォーマンスの高い一台だと感じました。
まとめ:メリット
- マットな質感とスリムなデザインで、価格以上の高級感がある
- 90Hzのリフレッシュレートにより、SNSやブラウザのスクロールが滑らか
- 5,000mAhの大容量バッテリー搭載で、長時間の使用でも安心できる
- nanoSIM2枚とmicroSDカードを同時に使えるトリプルスロットが非常に便利
- 指紋認証と顔認証の両方に対応しており、ロック解除がスムーズ
- 専用の保護ケースが付属しているため、追加出費なしですぐに使い始められる
検証してわかったmoto e32sの欠点(デメリット)
ここでは、購入前に知っておくべきデメリットについても正直にお伝えします。
動作の「もっさり感」と将来的な不安
実際に使用してみて最も気になったのは、やはり動作の緩慢さです。搭載されているスペック上のCPU(SoC)はMediaTek Helio G37ですが、このチップセットは処理能力が決して高くありません。ブラウザで画像が多いページを読み込んだり、複数のアプリを行き来したりする際には、ワンテンポ待たされる「もっさり感」があり、正直なところ遅いと感じる場面が多々ありました。
ベンチマークスコアもAnTuTu V9総合で11万点台とエントリークラス相応の数値であり、3Dゲームなどはカクつきが目立ちます。将来的にOSのバージョンアップを重ねた場合、この処理能力でいつまで使えるのか、快適さを維持できる期間はそう長くはないかもしれないという懸念が残りました。
削ぎ落とされた機能と付属品への注意
コストダウンの影響は機能面にも顕著に表れています。日本国内で生活する上で需要の高いおサイフケータイ(FeliCa)やNFCには非対応です。これまでコンビニの支払いや電車の改札通過をスマホで済ませていた私としては、支払いのたびに財布を出さなければならないのは明確なデメリットに感じました。また、近年普及が進んでいるeSIMにも対応しておらず、物理SIMのみの構成である点は、契約できる通信プランの選択肢を少し狭めてしまうかもしれません。
さらに、パッケージを開封して戸惑ったのが、充電器(ACアダプター)とUSBケーブルが同梱されていない点です。箱の中には簡単な取扱説明書(ガイド類)と透明なケース、SIMピンは入っていましたが、Type-Cケーブルや充電器を持っていない場合は別途購入が必要です。特に初めてスマートフォンを購入するユーザーや、microUSB環境から移行するユーザーにとっては、買ってすぐに充電できない可能性があるため不親切に感じるでしょう。
ディスプレイ解像度と充電速度の不満
6.5インチの大画面は見やすい反面、解像度がHD+(1,600×720)止まりであるため、Webサイトの小さな文字などを凝視するとドットの粗さが目立ちます。フルHD画質に見慣れている目で見ると、全体的に少しぼやけた印象を受けました。
また、バッテリーは大容量ですが、充電速度は最大15Wにとどまります。実際に充電してみると0%から満充電まで2時間半程度かかり、急いでいる時などはもどかしさを感じました。
OSは出荷時にAndroid 12を搭載していますが、Android 13へのアップデートや長期的なセキュリティサポート期間、アップデート保証についてはハイエンド機ほど手厚くアナウンスされていない点も、メイン機として長く使うには不安要素となります。
まとめ
- アプリの起動や切り替え時にワンテンポ待たされるなど、動作が遅いと感じる場面がある
- ベンチマークスコアが低く、重いゲームアプリのプレイには適さない
- スペック的に余裕がないため、いつまで使えるかという将来性に不安が残る
- おサイフケータイおよびNFCに対応していないため、キャッシュレス決済利用者は不便
- eSIMに対応しておらず、物理SIMカードのみの運用に限られる
- 充電器とケーブルが別売りのため、持っていない場合は追加出費が必要
- Android 13以降のOSアップデートやサポート期間、アップデート保証が不明瞭
Antutuベンチマーク
moto e32sのプロセッサーには、MediaTek製の「Helio G37」が採用されています。これは12nmプロセスで製造されたエントリーモデル向けのチップセットで、CPUは2.3GHz×4と1.8GHz×4のオクタコア構成となっています。
また、グラフィック処理を行うGPUには「PowerVR GE8320」を搭載しています。RAM(メモリ)は4GBとなっており、この価格帯のスマートフォンとしては標準的な構成ですが、重い処理をサクサクこなせるほどのスペックではありません。
Antutuベンチマークは以下のようになっています。
[Antutu V10 バージョン]
例: Antutu V10.5.2 総合で「153396」、CPUで「56787」、GPUで「17981」、MEMで「39396」、UXで「39232」
[Antutu V9 バージョン]
例: Antutu V9.4.6 総合で「116901」、CPUで「33112」、GPUで「16949」、MEMで「29198」、UXで「37642」
その他のベンチマーク結果
Geekbench 5.4.4
- シングルコアで「166」
- マルチコアで「966」
3D MARK Sling Shot
- Overall scoreで「823」
- Graphics score「745」
<ベンチマーク結果からわかること>
計測結果を見ると、Antutuベンチマーク(V9)の総合スコアは約11万点後半という結果になりました。これは、現在のスマートフォンの基準で見るとかなり控えめな数値であり、正直なところ動作が「遅い」と感じるラインです。実際の使用感としても、SNSやWeb閲覧などの軽い操作ならなんとかこなせますが、アプリの起動や切り替えにはワンテンポ待たされる感覚があります。
特にGPUスコアが低いため、3Dゲームのプレイは厳しいと言わざるを得ません。ベンチマークの結果からも分かる通り、原神のような重いゲームは動作がカクカクしてしまい、まともに遊ぶのは難しいでしょう。一方で、パズルゲームや2D主体の軽いゲームであれば問題なく動作します。このスマホはゲーム性能や処理速度を求めるものではなく、あくまで電話やメール、動画視聴といった基本的な用途に割り切って使うべき端末だということが、このスコアから読み取れます。
ゲーム性能をレビュー!moto e32s搭載MediaTek Helio G37の実力を検証
moto e32sが搭載しているMediaTek Helio G37プロセッサで、実際にゲームがどこまで動くのかを検証しました。スペック的にはエントリークラスであるため過度な期待は禁物ですが、具体的なタイトルを実際にプレイし、フレームレート(FPS)を計測しながらその挙動をチェックしました。ここでは、5つの人気タイトルでの動作状況を具体的にお伝えします。
原神
まずは重量級ゲームの代名詞である「原神」から検証しました。広大なオープンワールドを冒険するアクションRPGですが、結論から言うとプレイはかなり厳しいです。画質設定を「最低」、フレームレート設定を「30」まで落としても、実際の動作は10FPSから15FPS程度にとどまりました。
フィールドをただ歩いているだけでも、画面の引っかかりを頻繁に感じます。特に戦闘シーンで元素スキルを発動したり、複数の敵が同時に出現したりすると、処理落ちによって画面が数秒間フリーズすることもありました。AntutuベンチマークのGPUスコアが低いことからも分かるように、3D描画の負荷に耐えきれていません。デイリー任務の消化やアイテム収集といった軽い操作が限界で、アクション性が求められる本格的な攻略には不向きです。
PUBG MOBILE LITE
次に、バトルロイヤルゲームの軽量版「PUBG MOBILE LITE」を試しました。こちらは画質設定を「スムーズ」、フレームレート設定を「高」または「ウルトラ」に設定してプレイしました。アプリ自体が軽量化されているおかげで、このチップセットでも比較的安定して動作します。
平均して30FPSから40FPS前後で推移し、エントリー機としては健闘している印象です。激戦区へのパラシュート降下時や、スモークグレネードが焚かれた場面では一時的にフレームレートが低下しますが、基本的な撃ち合いや索敵において致命的なラグは発生しにくく、十分にプレイ可能だと感じました。
オクトパストラベラー 大陸の覇者
ドット絵と3DCGを融合させた「HD-2D」グラフィックが美しいシングルプレイRPGです。画質設定を「省電力」または「標準」にした状態で、フィールド移動や会話パートは30FPS付近で安定して動きました。コマンド選択式のバトルシステムなので、多少の処理落ちは許容範囲内です。
しかし、気になるのはロード時間の長さです。Geekbenchのシングルコアスコアが低いためか、戦闘開始時やマップ切り替え時の読み込みが長く、画面が暗転している時間がどうしても目立ってしまいます。バトル中に派手なエフェクトが発生すると若干のカクつきが見られますが、ゲームの進行自体には大きな支障はありませんでした。
ポケモンGO
現実世界の位置情報を利用するARゲーム「ポケモンGO」での挙動もチェックしました。高度なリフレッシュレート設定をオフにした状態でプレイすると、通常マップの移動や視点操作は20FPSから30FPS程度で推移します。ポケモンを捕まえる際のボールを投げるスワイプ動作は比較的スムーズに行えました。
一方で、アプリの起動やメニュー画面の開閉にはもたつきを感じます。特に処理能力の差が出たのがレイドバトルやジムバトルです。画面内に多数のエフェクトや3Dモデルが表示される場面では処理が追いつかず、フレームレートが10FPS台まで低下し、タップ操作の反応が遅れることがありました。
マインクラフト
最後に、サンドボックスゲームの「マインクラフト」です。快適に遊ぶためには設定の調整が必須で、描画距離を「6チャンク」から「8チャンク」程度に抑え、グラフィックス設定を「処理優先」にする必要がありました。
平原や洞窟内など、比較的負荷の軽い場所では30FPSから40FPS程度で滑らかに動作し、建築や採掘を楽しむことができます。しかし、ジャングルなどの木々が生い茂るバイオームや、村人が密集している場所に行くと20FPS台まで落ち込みます。また、エリトラを使って空を高速移動して地形を急速に読み込ませたり、TNTを大量に爆発させたりすると、一時的なフリーズが発生するため注意が必要です。
まとめ:ゲーム性能
検証の結果、MediaTek Helio G37を搭載したmoto e32sは、Antutuベンチマークなどのスコアが示す通り、最新の重い3Dゲームを快適に遊ぶための設計ではないことがはっきりと分かりました。GPU性能が低いため、原神のような高負荷なタイトルは厳しく、画質よりも動作の軽さを最優先に設定する必要があります。ただし、PUBG MOBILE LITEやマインクラフトのように設定を落とせば遊べるタイトルもあり、2Dゲームや軽量なパズルゲーム、ブラウザゲームなどを中心に遊ぶのであれば、十分に楽しめるポテンシャルは持っています。
moto e32sの口コミ情報 まとめ
ここでは、moto e32sを実際に購入したユーザーから寄せられている、具体的な使用感や評価の声を項目ごとに整理してご紹介します。
デザインと耐久性
- イヤホンジャックが本体上面に配置されており、有線イヤホンを使用するユーザーにとっては使いやすいレイアウトである。
- 付属しているTPU製のクリアケースを装着した際、コネクタ部分の形状が大きいUSBケーブルだと干渉して奥まで挿さらないことがある。
- カメラユニットの主張が激しくなく、過度な装飾のないシンプルで親しみやすいデザインに仕上がっている。
- 本体サイズが大きく縦長のため、ケースを装着すると一般的な胸ポケットには収まりきらず飛び出してしまう。
ディスプレイ
- 晴れた屋外での使用時は、画面の明るさを最大に設定しても暗く感じられ、視認性が低下する。
- 発色は鮮やかすぎず自然な色合いだが、画素数が少ないため、細かい文字などを表示させるとドットの粗さが気になる場合がある。
- ディスプレイ表面の反射特性の影響か、写真撮影時に少し斜めから画面を見ると被写体が確認しづらいことがある。
パフォーマンス
- YouTubeで音楽をバックグラウンド再生しているだけでも、操作時にカクつきを感じる場合がある。
- 車載ナビとして利用しようとした際、地図データの読み込みや検索速度が遅く、実用的ではないと感じる場面がある。
- Twitter(現X)やChromeブラウザで画像の多いページを閲覧する際、素早くスクロールすると描画が追いつかず引っかかりを感じる。
- SoCの処理性能が控えめであるためか、長時間使用しても本体の発熱量は比較的少なく抑えられている。
カメラ性能
- 標準カメラアプリのシャッター音が大きく、音質にも違和感があるため、静かな場所では使いにくい。
- カメラアプリの起動速度が遅く、撮りたいと思った瞬間に間に合わずシャッターチャンスを逃しやすい。
- 撮影された写真は派手な色付けのない地味な色味だが、メモや記録用として使う分には必要十分な画質である。
- スクリーンショットの保存形式がJPGではなくPNG画像になる仕様で、ファイルサイズの大きさや扱いづらさに不満を感じる。
バッテリー
- サブ機として数日に1回程度しか触らないような使い方であれば、充電頻度はかなり少なくて済む。
- モバイルデータ通信で6時間ほど使用してもバッテリー残量が80%残っているなど、電池持ち自体は非常に良好である。
オーディオと通信性能
- 内蔵スピーカーの音量が全体的に小さく、ボリューム設定を上げても音の大きさが急激には変化しない。
- 安価なモデルながらBluetoothの高音質コーデックであるLDACに対応しており、対応イヤホンを使用すれば良い音で音楽を聴ける。
- インターネットラジオ(radiko等)を再生していると、電波状況が良い場所でも音が途切れたり不安定になったりすることがある。
- LTE-AやMIMOといった高速通信技術には対応していないため通信速度はそれなりだが、VoLTEには対応しており通話品質は確保されている。
OSと機能
- 以前のモトローラ製端末(Moto G10等)で便利だった「手首をひねってカメラ起動」のアクションがなくなり、ボタン操作に変更されたのが惜しい。
- 端末の再起動直後に着信があった場合、不在着信の通知が画面に残らない挙動を示すことがあり、確認に手間取る。
- Android標準に近いピュアなOSのため、キャリア端末のような削除できない不要なアプリが少なく、ストレージを圧迫しない。
- 標準の文字入力における変換精度や挙動に癖があり、使いにくさを感じることがある。
moto e32sのスペック(仕様)
- 型番: PAU10000JP / PAU10001JP
- ディスプレイ: 約6.5インチ、解像度1600×720 pxの液晶 ※20:9/HD+
- リフレッシュレート: 90Hz
- プロセッサ: MediaTek Helio G37 オクタコア ※12nm/64bit/8コア/最大2.3GHz
- CPU: Arm Cortex-A53
- GPU: IMG PowerVR GE8320
- RAM(メモリ): 4GB
- ストレージ: 64GB
- 外部ストレージ: microSDで最大1TBまで
- バッテリー: 5000mAh
- 充電: 15W急速充電
- 背面カメラ: 16MP+2MP+2MP ※AI対応
- 前面カメラ: 8MP
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (A-GPS, LTEPP, SUPL, GLONASS, Galileo)
- NFC&おサイフケータイ: 非対応・利用できません
- インターフェース: USB Type-C (USB 2.0)、3.5mmヘッドセットジャック
- センサー: 加速度計、近接センサー、環境照度センサー
- スピーカー: シングルスピーカー
- マイク: あり
- 防水防塵: IP52
- テザリング: 対応
- FMラジオ: 対応
- ジェスチャー機能: LEDライト点灯、3本指でスクリーンショット
- Googleアシスタント: 対応
- 生体認証: サイド指紋認証、顔認証
- OS: Android 12
- サイズ: 約164.0 x 約74.9 x 約8.5mm
- 重量: 約185g
- カラー: スレートグレイ、ミスティシルバー
- 付属品: カバー、SIM取り出しピン、ガイド類、LG(法令/安全/規制) ※チャージャー(ACアダプタ、USBケーブル)非同梱
- SIMカード: NanoSIM、デュアルSIM、DSDV
- 対応バンド: ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応
5G:なし
4G: LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41
3G: W-CDMA B1/B2/B5/B8
2G: GSM 850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz
moto e32sの評価
8つの基準で「moto e32s」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★☆
6.5インチの大画面で90Hzのリフレッシュレートに対応しており、滑らかなスクロールが可能です。ただし、解像度がHD+と低めであるため、細かな文字の表示や屋外での視認性にはやや難があります。
スペック:★★☆☆☆
Helio G37プロセッサと4GBメモリの構成は、SNSやWeb閲覧などの軽い用途には対応できますが、全体的な動作は緩慢です。重いゲームやマルチタスクには不向きで、将来的な性能不足も懸念されます。
耐久性: ★★★☆☆
IP52相当の防塵防滴性能を備えており、多少の雨や水しぶき程度なら安心です。プラスチック筐体ですが、付属のTPUケースですぐに保護できる点は評価できます。
デザイン:★★★★☆
最薄部約8.5mmとスリムで、質量約185gと大画面の割に軽量です。背面はマットな質感で指紋が目立ちにくく、価格以上の高級感があるスタイリッシュな仕上がりです。
通信:★★★☆☆
国内4キャリアのバンドに対応し、DSDV(デュアルSIM)も利用可能です。ただし、5Gには非対応であり、Wi-Fiも標準的な規格までの対応に留まります。
機能:★★★☆☆
独自のジェスチャー操作「My UX」や指紋・顔認証のダブル生体認証は便利です。一方で、日本市場で需要の高いおサイフケータイやNFCが非搭載である点は大きなマイナスです。
使いやすさ:★★★★☆
素直なAndroid UIを採用しており、余計なプリインストールアプリが少ないためシンプルで扱いやすいです。トリプルスロット採用でSIM2枚とSDカードを併用できる点も利便性が高いです。
価格:★★★★★
発売時の価格が約21,800円と非常に安価で、セール時にはさらに安く入手できる場合もあります。機能は最低限ですが、この価格帯としては十分なコストパフォーマンスを誇ります。
【総評】:★★★☆☆
バランスの取れた「割り切り」エントリーモデル
moto e32sは、2万円台前半という圧倒的な低価格を実現しながら、6.5インチの大画面と90Hz駆動、そして5,000mAhの大容量バッテリーを搭載している点が最大の魅力です。特にデザインの質感は価格以上で、安っぽさを感じさせません。また、トリプルスロットによるストレージ拡張や、素直なAndroid OSの採用により、サブ機としての運用やライトユーザーの入門機としては非常に優秀なパッケージングと言えます。
購入前に知っておくべき「性能の限界」
一方で、購入前に注意すべきは明確な「性能の限界」です。搭載されているHelio G37プロセッサは非力で、アプリの起動や切り替えにもたつきを感じる場面が多く、ゲームプレイには不向きです。また、おサイフケータイやNFC、5G通信に対応しておらず、充電器も別売りであるなど、コストカットの影響が機能面に色濃く出ています。これらの欠点を「価格相応」と割り切れるかどうかが評価の分かれ目となるでしょう。
結論:サブ機やライトユーザーには最適
結論として、メイン機としてバリバリ使いたい人には推奨できませんが、「連絡手段や動画視聴が中心のライトユーザー」や、「通話専用やナビ用として安価なサブ端末を探している人」には最適な一台です。用途を絞って使う分には、価格以上の満足感を得られるコストパフォーマンスの高いスマートフォンです。
モトローラ moto e32s スレートグレイ 【正規代理店品】 PAU10000JP/A
moto e32sの価格・購入先
※価格は2025/12/10に調査したものです。価格は変動します。
ECサイト
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- 楽天市場で14,800円 (中古・送料無料)、
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他のモトローラ スマホと比較
他にもモトローラ スマホが販売されています。2025年、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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