
2022年2月に発売された「AQUOS wish」(SH-M20)は、「シンプルで飾らないスマホ」をコンセプトに、必要な機能を凝縮した5G対応のエントリーモデルとして注目を集めています。
このレビューでは、AQUOS wishが日々の生活にどれだけ馴染むのか、実際の使い心地やスペック、そして気になる口コミまで徹底的に検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
AQUOS wish の長所(Pros):
- MIL規格準拠のタフネス性能とアルコール除菌対応で清潔・安心
- 再生プラスチックを使用したマットでシンプルなデザインとケースなしでも使いやすい手触り
- nanoSIMとeSIMのDSDV対応(楽天モバイルやドコモ回線などの併用に便利)
- 発売から2年間のアップデート保証があり、長く使える
AQUOS wish の短所(Cons):
- カメラ性能は控えめで、特に夜景や暗所に弱い
- タッチ感度やスクロールに「もっさり感」を感じることがある
- ワイヤレス充電には非対応
- 原神などの重いゲーム性能は期待できない
総合評価:
AQUOS wishは、Web閲覧や連絡手段を主とするライトユーザーや、頑丈なサブ機を求める方に最適な一台です。Snapdragon 480 5Gによる必要十分な動作と、おサイフケータイなどの便利機能が魅力。一方で、カメラやゲーム性能は価格なりであるため、割り切った使い方ができる人にとって、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となります。
<この記事でわかること>
- メリット:シンプルデザイン、MIL規格、サイズ感、eSIM設定、DSDV(SIM 2枚)、5G通信
- デメリット:カメラ暗所性能、タッチ感度、もっさり感、ワイヤレス充電非対応、ストレージ容量
- ベンチマーク:Antutuスコア、Snapdragon 480 5G、処理能力、動作感
- ゲーム性能:原神、ポケモンGO、ウマ娘、マインクラフト、フレームレート、発熱
- 口コミ情報:評判、タッチパネル、発熱問題、バッテリー持ち、カバー、ケース
- スペック:AQUOS wish (SH-M20) 仕様詳細、対応バンド、IGZO(非搭載)、サイズ、重量、wish シリーズ
- 評価:5段階評価、総評、メリット・デメリット、いつまで使えるか、アップデート保証
- 価格:購入先、Amazon、楽天、ヤフー、中古、SIMフリー、SH-M20
この記事を最後まで読むことで、「AQUOS wish」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ: AQUOS wishの特長|AQUOS:シャープ
検証してわかった「AQUOS wish」の魅力(メリット)
ここでは「AQUOS wish」を実際に使用して気づいたメリットについて紹介します。
シンプルさを極めたデザインと携帯性
実際に手に取ってみてまず感じたのは、その手触りの良さと「飾らない」デザインの心地よさです。筐体には再生プラスチック材が35%使用されており、マットな質感が指紋を目立たなくさせています。最近のスマートフォンは光沢のあるガラス素材で高級感を出す傾向にありますが、この「AQUOS wish」は逆にその素朴さが新鮮で、ケースを付けずにそのまま使いたくなるような親しみやすさがありました。
サイズ感も絶妙です。約5.7インチのディスプレイを搭載しながら、幅約71mmに抑えられており、片手での操作が非常に楽だと感じました。ポケットにすっと収まる携帯性の良さは、大型化が進む最近のモデルの中では貴重な存在です。カラーバリエーションのオリーブグリーンやチャコールも、自然な色合いで日常に溶け込む落ち着きがあります。
安心のタフネス性能と衛生面での配慮
日常使いで最も安心感を覚えたのは、そのタフネスさです。防水(IPX5/7)・防塵(IP6X)はもちろんのこと、米国国防総省の調達基準であるMIL-STD-810H準拠の耐衝撃性能を備えているため、うっかり落としてしまっても壊れにくいという安心感は絶大です。実際に外で使う際も、天候や場所を気にせずガシガシ使えるのは大きなメリットだと感じました。
また、昨今の状況で嬉しいのが、アルコール除菌シートで拭き取りが可能である点です。帰宅後にさっと本体を拭いて清潔に保てるのは、毎日触れるデバイスとして非常に評価できるポイントです。長く清潔に使いたいというニーズにしっかり応えてくれていると感じました。
5G対応と柔軟なSIM運用が可能
エントリーモデルでありながら、しっかり「5G」に対応している点も評価できます。WebブラウジングやSNSの読み込みも、5Gエリア内ではスムーズに行えました。さらに注目すべきは、「nanoSIM」と「eSIM」のデュアルSIM(DSDV)に対応していることです。
実際に私は「楽天モバイル」の回線と他社のSIMを組み合わせて設定してみましたが、スムーズに開通できました。SIMフリーモデル(SH-M20)だけでなく、キャリア版でもこの仕様は共通しており、用途に合わせて回線を使い分けられるのは非常に便利です。対応バンドも充実しており、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの主要4キャリアの回線をカバーしているため、乗り換えの際も安心です。
独自の便利機能と長期サポート
SHARP製スマホならではの機能「Payトリガー」も、実際に使ってみるとその便利さに驚きました。指紋センサーを長押しするだけで、「PayPay」などの決済アプリを一瞬で起動できるため、レジ前でもたつくことがありません。指紋センサーが側面に独立して配置されていることについては賛否あるようですが、私はポケットから取り出す動作の中で自然にロック解除と決済準備ができるこの配置を使いやすいと感じました。
また、発売から2年間で最大2回のOSバージョンアップが保証されている点も、長く使い続けたいユーザーにとっては大きな魅力です。いつまで使えるかという不安を解消してくれるこのサポート体制は、中古市場や型落ちとして購入する場合でも安心材料になります。
まとめ:メリット
- マットな質感と再生プラスチックを使用したシンプルで飽きのこないデザイン
- 幅約71mmのコンパクトボディで片手操作がしやすく携帯性が高い
- 防水・防塵に加え、MIL規格準拠の耐衝撃性能を持ち、アルコール除菌シートでも拭ける
- エントリーモデルながら5Gに対応し、高速通信が可能
- nanoSIMとeSIMのDSDVに対応しており、楽天モバイルなど複数回線の運用が容易
- 「Payトリガー」機能により、指紋センサー長押しで決済アプリを即座に起動できる
- 発売から2年間のOSバージョンアップ保証があり、長期間安心して利用できる
検証してわかった「AQUOS wish」の欠点(デメリット)
ここでは実際に「AQUOS wish」を使って知った欠点(デメリット)を紹介します。
物足りなさを感じるカメラ性能
実際に日常の記録用としてカメラを使ってみましたが、やはりエントリーモデルなりの限界を感じる場面が多々ありました。特に気になったのは暗所での撮影です。夜景モードは搭載されていますが、自動で切り替わらないため手動で設定する必要があり、シャッターを切ってから保存されるまでの待ち時間も長く感じました。出来上がった写真もノイズが目立ち、全体的に解像感が甘い印象です。
また、標準搭載されている「Camera Go」アプリは非常にシンプルで使いやすい反面、機能が最小限に絞られています。細かい設定をしてこだわりの一枚を撮りたいというシーンでは、調整の余地が少なく物足りなさを覚えました。明るい屋外でのスナップ程度なら問題ありませんが、思い出をきれいに残したい旅行やイベントでのメインカメラとしては心もとないのが正直なところです。
気になるタッチ感度と処理速度
操作していて最もストレスを感じたのは、タッチパネルの感度とレスポンスです。ウェブサイトを閲覧している際、スクロール操作に対して画面の動きがワンテンポ遅れるような「もっさり感」がありました。特にガラスフィルムを貼った状態ではタッチの反応が悪くなることがあり、文字入力のフリック操作で誤入力が頻発したことには閉口しました。
処理性能に関しても、やはり重いゲームは厳しいと言わざるを得ません。「原神」のような高負荷な3Dゲームはもちろん、比較的軽いとされるパズルゲームでも、演出が重なるとカクつくことがありました。普段使いのアプリでも、アプリの切り替えや起動時に一瞬待たされる感覚があり、サクサクとした操作感を求める人には向かないと感じました。
ワイヤレス充電非対応とストレージ容量の不安
充電周りでは、ワイヤレス充電(Qi)に対応していない点が惜しいと感じました。最近はエントリークラスでも対応機種が増えている中、ケーブルを抜き差ししなければならないのは、日々のルーティンとして少々手間に感じます。置くだけ充電の便利さに慣れている人は、デスク周りの環境を見直す必要があるでしょう。
ストレージ(ROM)に関しては64GBと、現代のスマートフォンとしては少なめです。システム領域で一部が使われているため、実際にユーザーが使える空き容量はさらに少なくなります。幸いなことにSDカードスロットは搭載されており、最大1TBまでのmicroSDカードで容量を補うことは可能です。しかし、アプリ自体はSDカードに移動できないものも多いため、多くのアプリを入れたり、写真や動画を本体に溜め込んだりするとすぐに容量不足に陥るリスクがあります。
まとめ:デメリット
- 暗所での撮影に弱く、夜景モードの手動切り替えや処理待ち時間がストレスになる
- カメラアプリの機能が最小限で、こだわった撮影には不向き
- スクロール時の追従性が悪く、操作に「もっさり感」がある
- ガラスフィルム使用時にタッチ感度が低下し、文字入力などで誤操作が起きやすい
- 重い3Dゲームや負荷のかかるアプリの動作は厳しく、カクつきが見られる
- ワイヤレス充電に対応しておらず、ケーブル接続が必要
- 本体ストレージが64GBと少なく、写真などを保存するにはmicroSDカードがほぼ必須
Antutuベンチマーク
「AQUOS wish」は、プロセッサー(SoC)に「Qualcomm Snapdragon 480 5G Mobile Platform」を搭載しています。これは8nmプロセスで製造されたオクタコアCPU(2.0GHz×2 + 1.8GHz×6)で構成されており、GPUには「Adreno 619」を採用しています。
Antutuベンチマークは以下のようになっています。
[Antutuバージョン 9]
例: Antutu V9 総合で「278480」、CPUで「93842」、GPUで「66715」、MEMで「58328」、UXで「59595」
エントリーモデル向けのチップセットではありますが、従来の同クラス製品と比較すると性能は大幅に底上げされています。例えば、約2年前に発売された「AQUOS sense3」と比較すると約2.5倍ものスコア向上が見られ、2017年のハイエンド向けSoC「Snapdragon 835」に近い水準に達しています。実際に使用してみても、WEBブラウジングやSNSのチェックといった普段使いの範囲であれば、処理能力不足を感じる場面は少なかったです。
ゲーム性能をレビュー!AQUOS wishが搭載するSnapdragon 480 5G実力を検証
AQUOS wishが搭載する「Qualcomm Snapdragon 480 5G」の実力を測るため、実際に人気ゲーム5タイトルをプレイし、その挙動を検証しました。エントリーモデルでありながら、どの程度遊べるのか、具体的なフレームレート(FPS)の変化とともにレポートします。
原神
重量級オープンワールドRPGの「原神」は、この端末にとって最大の試練と言えます。グラフィック設定を「最低」または「低」まで落とすことで、フィールド探索中はなんとか20~30 FPSでのプレイが可能でした。素材集め程度ならこなせますが、敵が密集する戦闘シーンや、派手なエフェクトが飛び交う元素爆発の発動時にはGPUへの負荷が限界に達し、10 FPS台までガクンと落ち込む場面があります。特に「スメール」や「フォンテーヌ」といった描写が複雑な新エリアでは、画質を極限まで下げても全体的に動作が重く、快適なプレイは難しいと感じました。
PUBG MOBILE (PUBGモバイル)
バトルロイヤルゲームの「PUBG MOBILE」では、設定次第で実用的なプレイが可能です。画質を「スムーズ」、フレームレート設定を「高」に調整したところ、概ね30 FPSを維持して遊ぶことができました。エントリー機ですが、この設定ならパラシュート降下時や激しい銃撃戦の最中でも大きな処理落ちは回避できています。ただし、倍率スコープを使って遠くを描写した際や、終盤の安全地帯に多くの車両が集まるような高負荷な局面では、フレームレートがわずかに不安定になることもありました。快適さを優先するなら、グラフィック品質は上げずに遊ぶのが最適解です。
ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)
育成シミュレーションの「ウマ娘」は、標準的な画質設定において30 FPS前後で動作しました。育成パートでのテキスト送りやコマンド選択といったUI操作は非常に軽快で、データの読み込みもスムーズでストレスを感じません。一方で、メインとなるレースシーンでは、数十人のウマ娘が一団となって駆け抜ける最終直線で描画負荷が高まり、若干のコマ落ちが生じる場合があります。また、最高画質でのライブシアター鑑賞は、カメラワークが激しく切り替わる場面で滑らかさに欠けるため、基本的には標準設定での利用をおすすめします。
ポケモンGO
位置情報ゲームの定番「ポケモンGO」は、プレイ状況によって30~60 FPSの間を変動しながら動作します。通常のフィールドマップ閲覧や、野生のポケモンにボールを投げる捕獲画面ではレスポンスが良く、指の動きに合わせてきびきびと反応してくれました。しかし、大人数が参加するレイドバトルや、複雑なエフェクトが重なる「GOロケット団」とのバトルでは処理が追いつかず、画面がカクつくことがあります。また、GPS通信と3D描画を常時行うため本体が熱を持ちやすく、長時間プレイしていると発熱により徐々に動作が重くなる傾向が見られました。
マインクラフト
サンドボックスゲームの「マインクラフト」は、設定を欲張らなければかなり快適です。描画距離(チャンク)を8~10程度に抑えることで、40~60 FPSの滑らかな動作を確保できました。初期状態に近い平坦な地形や、小規模な拠点での活動であれば非常に安定した挙動を見せます。一方で、TNTを一度に大量爆発させたり、複雑なレッドストーン回路を持つ自動化装置を多数稼働させたりといったCPU負荷の高い状況を作ると、フレームレートは大幅に低下します。モバイル環境で手軽にサバイバル生活を楽しむ分には、必要十分なパフォーマンスを持っていると言えるでしょう。
まとめ:ゲーム性能
実際に複数のタイトルを遊んでみて、AQUOS wishはSnapdragon 480 5Gというエントリークラスのチップセットでありながら、設定を適切に調整することで多くのゲームを遊べるポテンシャルを持っていることがわかりました。最新の重量級3Dタイトルを最高画質で楽しむのは流石に難しいですが、画質を下げて負荷をコントロールすれば、実用的な動作を維持できるタイトルも多いです。エントリーモデルであることを理解した上で、カジュアルにゲームを楽しむのであれば、バランスの良い選択肢になると感じました。
AQUOS wishの口コミ情報 まとめ
ここでは、「AQUOS wish」を実際に使ったユーザーのリアルな口コミ・評判を紹介します。
デザインと耐久性
- マットでサラサラとした質感のプラスチック筐体は、安っぽさはあるものの指紋が目立ちにくく、ケースなしでも使いやすい手触りである。
- オリーブグリーンやチャコールといったカラーバリエーションは、シンプルで落ち着きがあり、飽きのこないデザインである。
- 本体は比較的コンパクトで軽量なため、胸ポケットへの収まりが良く、携帯性に優れている。
- 側面にある音量ボタン、アシスタントキー、電源ボタン、指紋センサーが中央寄りに密集しており、押し間違いが発生しやすい配置である。
- 電源ボタンと指紋認証センサーが一体型ではなく分かれている仕様は、操作の動線として不便さを感じさせる。
- 充電用のUSB Type-Cポートの位置が微妙に使いづらいと感じる場合がある。
- 防水・防塵に加え、MIL規格準拠の耐衝撃性能を備えているため、ラフに扱える安心感がある。
- 付属品は最小限で、保護ケースやフィルムは同梱されていないため別途購入が必要である。
ディスプレイ
- 5.7インチのHD+液晶は、画面サイズが小さめなこともあり、解像度の低さの割にはドットの粗さが目立たず綺麗に見える。
- IGZO液晶ではなくTFT液晶を採用しており、視野角が狭く、角度によっては画面が暗く見えることがある。
- 明るさの自動調整機能の精度が低く、屋外や明るい場所でも画面が暗くなりすぎて視認性が落ちることがある。
- 画面四隅の角丸(R)が大きく取られており、一部の表示内容が欠けて見える場合がある。
- タッチパネルの感度が全体的に低く、特にガラスフィルムを貼ると反応が悪化し、操作にストレスを感じることがある。
パフォーマンス
- Snapdragon 480 5Gを搭載しており、Web閲覧やSNS、動画視聴などのライトな用途であれば問題なく動作する。
- スクロール操作に対して画面の追従がワンテンポ遅れるような「もっさり感」があり、俊敏なレスポンスは期待できない。
- 個体差があるようだが、テザリングや動画視聴などの負荷がかかると本体が激しく発熱し、機能制限やフリーズが発生する場合がある。
- メモリ4GBでは複数のアプリを切り替える際に再読み込みが発生しやすく、スムーズさに欠ける場面がある。
- 特定の条件下(初期化直後やアプリダウンロード時など)で異常な発熱を起こすケースが報告されている。
カメラ性能
- 日中の明るい屋外であれば、メモや記録用として十分な画質の写真が撮れる。
- 暗所や夜景撮影ではノイズが多く、白飛びもしやすいため、綺麗な写真を撮ることは難しい。
- QRコードの読み取り時にピントが合いにくく、認識に時間がかかることがある。
- 標準の「Camera Go」アプリは機能が簡素で、細かな設定や調整ができないため物足りない。
- カメラユニットが出っ張っていないため、机に置いた際にガタつかない点は評価できる。
バッテリー
- ライトユーザーの使い方であれば2〜3日は充電なしで持ち、バッテリー持ちは良好である。
- 5G通信やテザリングを常時使用するとバッテリーの減りが速く、1日持たないこともある。
- スリープ状態でもバッテリー消費が激しいと感じる場合があり、個体や設定による差が見られる。
- 充電中にバッテリーへの負担を減らす「インテリジェントチャージ(ダイレクト給電)」機能は、長く使う上で有用である。
オーディオと通信性能
- モノラルスピーカーだが、割と低音まで出るなど音質はそこまで悪くない。
- イヤホンジャックを搭載しており、有線イヤホンを手軽に使用できる。
- 5Gエリア内では通信速度が速く、快適なデータ通信が可能である。
- Wi-Fiやモバイルネットワークの接続が不安定になり、通信が切断される現象に遭遇することがある。
- nanoSIMとeSIMのDSDVに対応しており、楽天モバイルと他社回線を組み合わせるなどの運用が容易である。
OSと機能
- 指紋センサーの長押しで決済アプリを起動できる「Payトリガー」は便利だが、意図せず起動してしまう誤作動も多い。
- 側面の指紋認証センサーは感度が甘く、一回で認証されないことや、反応が遅いことが多い。
- 側面のGoogleアシスタントキーは使用頻度が低く、誤操作の原因になるため邪魔に感じることがある。
- おサイフケータイ(FeliCa)に対応しているため、日常の決済手段として十分に活用できる。
- 独自の「スクロールオート」機能などがデフォルトでオンになっており、操作に違和感を与える場合があるため設定変更が推奨される。
- 発売から2年間のOSバージョンアップが保証されており、セキュリティ面でも長く安心して使える。
AQUOS wishのスペック(仕様)
- ディスプレイ: 約5.7インチ、解像度720 × 1520 ドット HD+ 液晶
- プロセッサ: Qualcomm Snapdragon 480 5G Mobile Platform 2.0GHz+1.8GHz オクタコア
- GPU: Adreno 619
- RAM(メモリ): 4GB LPDDR4X
- ストレージ: 64GB UFS 2.1
- 外部ストレージ: microSD/SDHC/SDXCカード(最大1TB)
- バッテリー: 3730mAh
- 駆動時間: 連続通話時間:約2,460分(VoLTE)、連続待受時間:約600時間(LTE)
- 充電: 急速充電、USB Power delivery Revision3.0、時間:約130分(ACアダプターSH-AC05使用時)
- 背面カメラ: 有効画素数 約1,300万画素(13MP)
- 前面カメラ: 有効画素数 約800万画素(8MP)
- ワイヤレス通信: IEEE802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.1、GPS (GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSSみちびき対応)、5G通信
- NFC&おサイフケータイ: 対応
- インターフェース: USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
- スピーカー: モノラルスピーカー
- 音声認識: エモパー Ver 13.1
- 防水防塵: IPX5/IPX7・IP6X
- 耐久性: MIL-STD-810H準拠・耐衝撃(落下)など全18項目
- 生体認証: 指紋認証(サイド配置)
- 機能: Payトリガー、スクロールオート、Clip Now、ゲーミングメニュー、かんたんモード、Bright keep、インテリジェントチャージ、からだメイト、Smart home HUBなど
- OS: Android 11(発売日から2年間、最大2回のOSバージョンアップ対応)
- サイズ: 約147mm × 約71mm × 約8.9mm
- 重量: 約162g
- カラー: オリーブグリーン、アイボリー、チャコール
- SIMカード: nanoSIM/eSIM DSDV対応
- 対応バンド:
5G:n3 / n28 / n77 / n78 / n79、
4G LTE:B1 / B2 / B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B28 / B38 / B39 / B41、
3G:B1 / B2 / B5 / B6 / B8 / B19、
2G GSM:850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz
AQUOS wishの評価
8つの基準で「AQUOS wish」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★☆☆☆
解像度はHD+にとどまり、視野角の狭さや、自動調整で画面が暗くなりすぎる点が気になりました。
スペック:★★★☆☆
Snapdragon 480 5G搭載により、従来のエントリー機より処理性能は向上しましたが、重いゲームには不向きです。
耐久性:★★★★★
防水・防塵に加え、MIL規格18項目に準拠したタフネス仕様と、アルコール除菌シートで拭ける点は非常に優秀です。
デザイン:★★★★☆
再生プラスチックを使用したマットな質感は指紋が目立ちにくく、シンプルで手に馴染むサイズ感が好印象です。
通信:★★★★☆
5Gに対応し、nanoSIMとeSIMのDSDV運用が可能で、主要4キャリアのバンドを網羅している点は非常に便利です。
機能:★★★★☆
おサイフケータイや独自の「Payトリガー」に加え、2年間のOSアップデート保証がある点は高く評価できます。
使いやすさ:★★★☆☆
コンパクトで携帯性は抜群ですが、ボタン配置が密集しており、タッチパネルの感度やスクロールの追従性に難があります。
価格:★★★★☆
2万円台から購入可能で、機能と耐久性を考えればコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
総合評価:★★★★☆
進化を感じる「飾らない」魅力
「AQUOS wish」を実際に検証して感じた最大の魅力は、そのコンセプト通り「シンプルで飾らない」使いやすさにあります。マットな手触りの筐体は安っぽさを感じさせず、むしろ日常の道具として親しみやすいデザインです。何より、落としても壊れにくいMIL規格準拠のタフネス性能と、アルコール除菌シートで清潔に保てる点は、今の時代に非常にマッチしています。
性能面でも、Snapdragon 480 5Gを搭載したことで、Web閲覧やSNS、動画視聴といった普段使いにおいて、従来のエントリーモデルとは一線を画す快適さを手に入れました。さらに、5G通信への対応や、eSIMを活用したデュアルSIM運用が可能であること、指紋センサーを活用した「Payトリガー」など、現代のスマートフォンに求められる実用的な機能がしっかりと詰め込まれています。
購入前に知っておくべき注意点
一方で、コストカットの影響が色濃く出ている部分も理解しておく必要があります。特にカメラ性能に関しては、明るい屋外での記録用と割り切る必要があり、暗所撮影やこだわった一枚を撮りたい場合には力不足を感じるでしょう。また、画面スクロール時の独特の「もっさり感」や、ガラスフィルム使用時のタッチ感度の低下は、操作の快適性を重視する人にとってはストレスになる可能性があります。
ストレージ容量が64GBと少ないため、写真や動画をたくさん撮る場合はmicroSDカードでの運用が前提となります。また、ワイヤレス充電には非対応であり、充電器やケーブル、保護ケースなどが付属していないため、これらを別途用意する必要がある点も購入前の確認事項です。
どんな人に最適か
「AQUOS wish」は、スマートフォンに対して「ハイスペックなゲームやカメラ性能」よりも、「日常生活での安心感と実用性」を求める人に最適な一台です。具体的には、連絡手段やキャッシュレス決済、Web検索がメインのライトユーザーや、仕事用や2台目として壊れにくく電池持ちの良いサブ機を探している人に強くおすすめできます。価格を抑えつつも、長く清潔に、そして安心して使い続けられるスマートフォンと言えるでしょう。
SHARP AQUOS wish オリーブグリーン SIMフリースマホ eSIM 5G対応
AQUOS wishの価格・購入先
※価格は2025/12/28に調査したものです。価格は変動します。
ECサイト(Amazon、楽天、ヤフー)
[AQUOS wish SH M20・SIMフリー]
- Amazonで22,800円(税込)、
- 楽天市場で7,800円(中古・送料無料)
- ヤフーショッピングで9,980円(中古)、
で販売されています。
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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり
ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
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