ガーミンのアウトドア向けスマートウォッチ「INSTINCT」のスペック、特徴、魅力、価格を紹介! 「Germin vivoactive 3」との比較・違いも合わせて掲載していきます。
※2022年11月8日、「Garmin Instinct Crossover」が発売されました。
※2022年2月11日、「Garmin Instinct 2」が発売されました。
※2019年11月から「Instinct Tactical / Tide」も発売中です。
強力GPS&ナビゲーション機能を備えたスマートウォッチ ガーミン「Instinct」
ガーミン「INSTINCT」(インスティンクト)はスマートウォッチとしても使えるGPSアウトドアウォッチ。耐熱・耐衝撃・耐水に対応した頑強なボディに光学式心拍センサ、ABCセンサ(方位・気圧・高度)を搭載。GLONASS、みちびき、GALILEOに対応した強力なGPS通信機能や半透過のモノクロ液晶を備えるほか、ディスプレイ上でのナビゲーション機能、アウトドア向けの機能、ライフログ機能、25種類以上のマルチスポーツアプリが利用できるようになっている。
公式ページ
https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/instinct-graphite
公式レビュー動画 ディスプレイの見え方やボディの質感・操作・特徴がわかる
ガーミン「INSTINCT」のスペック 一覧
- ディスプレイ:直径45.0mm、解像度128×128ピクセルのモノクローム半透過メモリインピクセル(MIP)
※レンズ素材:化学強化ガラス - 計測できるもの ステップ数、消費カロリー(心拍ベース)、上昇階数、移動距離、週間運動量、睡眠(スリープモニタリング)、心拍数、MoveIQ、方位・気圧・高度、最大酸素摂取量VO2max、フィットネスレベル(フィットネス年齢)、ストレストラッキング(ストレススコア)、ライフログなど
- バッテリー駆動時間:時計モード最大14日間 GPSモード最大14時間、ウルトラトラックモード最大35時間
- 防水:防水100m
- 耐久性 米国MIL規格の耐熱、耐衝撃、耐防水をクリア
- ワイヤレス通信:Bluetooth(R)、 ANT+(R)、Wi-Fi、GPS(みちびき、GLONASS、GALILEO)
- 内蔵センサー:光学式心拍センサー、ABCセンサー(方位・気圧・高度)
- スマートフォン連携機能:通知機能、天気情報、スマホ探索
- 重量:52g
- 本体の厚さ:15.3mm
ガーミン「INSTINCT」の特徴と魅力
ガーミン「INSTINCT」にはどのような魅力があるのだろうか? スペックや機能、前モデル「Garmin vivoactive 3」と比較しながら、その実力と魅力に迫ってみたい。
強力GPS&ナビゲーション機能で道に迷わない
ガーミン「INSTINCT」の最大の魅力は強力なGPS機能を備えている点にある。通常のスマートウォッチではGPSのみ対応になっているが、「INSTINCT」の場合はその他にも人工衛星「みちびき」、「GLONASS」、「GALILEO」の3つに対応し、現在位置はもちろん、目的地へのナビゲーションも的確かつスムーズに行える。前モデル「Garmin vivoactive 3」のように「みちびき」+「GLONASS」でも強力であるが、山岳地帯など過酷な自然環境下ではうまく通信できないリスクも高くなる。やはり、ガーミン「INSTINCT」のように「GALILEO」にも対応していた方が無難だ。
また、ガーミン「INSTINCT」には日本百名山のポイント情報もあらかじめセットされており、山岳頂上までのナビゲーションも快適。通ってきたルートをたどり、スタート地点に戻れるようにナビゲートする「トラックバック(Trackback)機能」も利用できるので帰り道で迷うこともない。スマートフォンの専用アプリとGarmin Exploreウェブサイトであらかじめルート情報を作成することもできるなどナビゲーション機能が非常に充実している。
健康管理にも使える
ガーミン「INSTINCT」には、光学式心拍センサーとABCセンサー(方位・気圧・高度)が搭載されており、さまざまな計測が可能になっている。例えば、通常の活動量計としてステップ数、消費カロリー(心拍ベース)、上昇階数、移動距離、週間運動量、睡眠(スリープモニタリング)が可能であり、リストバンド型の活動量計は不要になる。また、ハイエンドなスマートウォッチで利用できる最大酸素摂取量VO2maxやフィットネスレベル(フィットネス年齢)、ストレストラッキング(ストレススコア)、MoveIQなども計測可能になっており、かなり高度なレベルで健康状態やスポーツの成果を把握できる。
バッテリー駆動時間が長い
ガーミン「INSTINCT」はGPSモードで最長14時間も駆動する。前モデル「Garmin vivoactive 3」が最長11時間だったので、3時間ほど長いことになる。「Germin vivoactive 3」のようにカラー液晶ではないが、やはり外出先で長時間駆動するのは心強いもの。スマートフォンのバッテリーが切れて使いものにならなくなっても、GPS機能で現在地と目的地が分かるのが非常に便利だ。
ボディが頑強でタフ
ガーミン「INSTINCT」のボディは前モデル「Garmin vivoactive 3」(5気圧防水)と違い、100m防水に対応。アメリカ国防総省が定める標準規格であるMIL-STD-810G(耐熱、耐衝撃、耐防水)もクリアし、過酷な自然環境下でも安心して利用できる。また、通常のスマートウォッチはうっかり壁にぶつけてしまっても壊れてしまうことがあるが、ガーミン「INSTINCT」は化学強化ガラスを採用した繊維強化ポリマー製ケースを採用しているため、ちょっとぶつけただけではビクともしない。壊れにくく、長期間使えるのもガーミン「INSTINCT」の魅力の一つである。
コスパが非常に高い
ガーミン「INSTINCT」はアウトドア仕様であるにもかかわらず、35000円程度で購入できる。通常のアウトドア仕様のスマートウォッチは安くても5〜6万円程度。高いものは10万円程度するものもある。しかも、スマートウォッチ・活動量計としての機能も充実。強力GPS&ナビゲーション機能も付いているなどお買い得感の高いGPSウォッチに仕上がっている。
ガーミン「INSTINCT」の魅力 まとめ
ガーミン「INSTINCT」はアウトドア向けに作られたタフネス仕様のGPSウォッチだ。スマートウォッチとしての機能も充実しており、スマートフォンからの通信機能や各種の活動量を測るライフログ機能も利用できる。
また、本体に光学式心拍センサーとABCセンサー(方位・気圧・高度)を搭載し、最大酸素摂取量VO2max、フィットネスレベル、ストレス、睡眠、MoveIQなどを計測することが可能。スマートフォンとはBluetoothで連携し、通知、カレンダー、天気情報などを本体のディスプレイ上で直接確認できて非常に便利だ。
そのほか、みちびき、GLONASS、GALILEOに対応したGPS通信が利用可能。広範囲のナビゲーションが可能なほか、スタート地点に戻れるようにナビゲートする「トラックバック(Trackback)機能」も利用できるのが魅力的。ボディは米国MIL規格の耐熱、耐衝撃、耐防水をクリアし、高コントラストで日差しの中でも見やすい半透過のモノクロディスプレイも備えている。
ガーミン「INSTINCT」のスペック詳細
以下、ガーミン「INSTINCT」の詳細なスペック情報を掲載していきます。
ディスプレイはどうなってる?
ガーミン「INSTINCT」のディスプレイは直径45.0mmで、解像度は128×128dpi。画面はモノクロ(半透過メモリインピクセルMIP)。レンズ素材には化学強化ガラスを採用し、高コントラストであるため、明るい日差しの中でも見やすくなっている。
何を計測するの?
ガーミン「INSTINCT」の本体には光学式心拍センサーとABCセンサー(方位・気圧・高度)を搭載。最大酸素摂取量VO2max、フィットネスレベル(フィットネス年齢)、ストレストラッキング(ストレススコア)、ステップ数、消費カロリー(心拍ベース)、上昇階数、移動距離、週間運動量、睡眠(スリープモニタリング)、MoveIQなどのライフログも計測できる。
スマートフォンと連携できる? アプリは?
ガーミン「INSTINCT」とスマートフォンとはBluetoothで連携することが可能。メール・着信などの通知を本体のディスプレイ上で確認できるほか、カレンダー、天気情報、スマホ探索などの機能も利用できる。また、ハイキング、ランニング、バイク、スイミング、カヤック、スキー、SUPなどアウトドア系スポーツアプリが利用可能。室内ウォーキング、ヨガ、レップカウントなどジムトレーニングで活用できる。なお、アプリはスマートフォン用の「Garmin Connect Mobile」を使用。ペアリングすることで、自動アップロード、ライブ追跡、GroupTrack機能が利用できる。
ボディはどうなってる?
ガーミン「INSTINCT」のボディは水深100mに耐える防水に対応。アメリカ国防総省が定める標準規格であるMIL-STD-810G(耐熱、耐衝撃、耐防水)もクリアし、過酷な自然環境下でも安心して利用できる。また、強度と耐久性を向上させ、耐スクラッチ性に優れた化学強化ガラスを採用した繊維強化ポリマー製ケースを採用。バンドは十分な通気性を備えたシリコン製で、取り外し可能なベルトループが2つ付いている。
機能はどうなってる?
ガーミン「INSTINCT」の本体に3軸電子コンパスと気圧高度計を内蔵。GPSの他に複数の衛星測位システム「GLONASS」、「みちびき」、「Galileo」に対応し、電波の受信しにくい環境でも快適に現在位置や広範囲のナビゲーション機能が利用できる。
また、方位・気圧・高度が測れるABCセンサー機能を搭載。スマートフォンの専用アプリとGarmin Exploreウェブサイトとで作成したルート情報によるナビゲーションが可能。日本百名山のポイント情報もプレロード済みで山岳頂上までのナビゲーションも快適に利用できるほか、通ってきたルートをたどり、スタート地点に戻れるようにナビゲートする「トラックバック(Trackback)機能」も利用できる。
バッテリーは?
ガーミン「INSTINCT」のバッテリー駆動時間はスマートウォッチモードで最長14日、GPSモードで最長14時間、UltraTracモードで最長35時間(※設定により異なる)。
ワイヤレス通信は?
ガーミン「INSTINCT」のワイヤレス通信はBluetooth、ANT+Wi-Fi に対応。衛星測位はGPS、みちびき、GLONASS、GALILEO。
サイズや重さ、色は?
ガーミン「INSTINCT」のサイズは45(幅)×45(高さ)×15.3(奥行)mm。重量は52g。ボディカラーは、グラファイト、ツンドラ、フレームレッドの3色を用意する。
前モデル「Germin vivoactive 3」との違いは?
ガーミン「INSTINCT」は、3万円台で購入できる前モデル「Garmin vivoactive 3」とどのように違っているのだろうか? スペックを比較してみると、「Garmin vivoactive 3」はアウトドアに耐えられるタフネス性がなく、防水レベルも「5気圧防水」(通常の水仕事に耐えられる程度)にとどまっている。
また、ガーミン「INSTINCT」がGPSモードで最大14時間駆動できるのに対し、「Garmin vivoactive 3」は11時間ほどと駆動時間がやや短い。GPSに関してはガーミン「INSTINCT」がみちびき、GLONASS、GALILEOに対応するのに対し、「Garmin vivoactive 3」はみちびき、GLONASSのみにとどまっている。
ただし、「Garmin vivoactive 3」はもともとスポーツ向けのGPSウォッチであり、アウトドアに使用しないのであればかなり高性能なスマートウォッチとして使える。ガーミン「INSTINCT」のような強力なGPS機能やナビゲーション機能がないものの、活動量の計測やスマートウォッチの連携機能も充実している。アウトドアで使う予定がなければ、「Garmin vivoactive 3」を選択してもいいだろう。
前モデル「Garmin vivoactive 3」のスペック
- ディスプレイ :直径1.2インチ(30.4 mm)、解像度240 x 240 ピクセルのカラー タッチスクリーン
※半透過メモリインピクセル(MIP)/レンズ素材 特殊強化ガラス - 防水 : 5気圧防水
- 駆動時間:GPSモードで最大11時間 、Smartモードで最大7日間
- 時計機能: 時間/日付 GPS時間同期 自動サマータイム設定 アラーム タイマー ストップウォッチ Face It™対応
- センサー: GPS+みちびき GLONASS Garmin Elevate™ 光学式心拍計 気圧高度計 コンパス 加速度計 温度計
- サイズ: 43.4 x 43.4 x 11.7 mm 外周:127-204mm
- 重量: 43.0 g
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ガーミン「Instinct Tactical / Tide」も発売開始!
2019年にはガーミン「Instinct Tactical / Tide」も発売された。詳しくは以下のページにまとめてあるので、そちらを参照してほしい。
ガーミン「Instinct Tactical / Tide」スペック・機能・価格 まとめ
新たに新色モデルが追加!
2019年4月11日から新色「Sunburst」(サンバースト)、「Lakeside Blue」(レイクサイドブルー)、「Sea Foam」(シーフォーム)が発売されました。
ガーミン「INSTINCT」の価格は?
ガーミン「INSTINCT」は、
Amazonで32,799円、
楽天市場で36,080円〜 (税込)、
ヤフーショッピングで32,832 円〜、
で販売されています。
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