MediaTek Helio G85搭載の10.1インチタブレット「Lenovo Tab」。早くも「2万円台でも十分な性能でコスパもいい」と評判です。
レノボからはエントリー向けのタブレット「Lenovo Tab B11」も販売されていますが、価格が3万円台と初心者向けにしては少々高い価格がネックでした。
今回発売された「Lenovo Tab」は2万円台のお手頃価格で、しかも日常的なタスクも快適にこなせる十分な性能。
高精細なディスプレイと臨場感あふれるデュアル ステレオ スピーカーで動画視聴ができるなど、タブレット初心者に最適な性能を備えています。
しかもキックスタンド付きのクリアケースが付属。2回のOSアップグレード提供でAndroid 16まで使えるなど、お買い得な要素が満載です。
今回の記事ではそんな魅力あふれる「Lenovo Tab」を徹底解剖するべく、以下の8点を重点的に解説します。
- 外観・デザイン(接続ポート、サイズ・重量)
- ディスプレイ
- プロセッサ性能(ベンチマーク、ゲーム性能)
- メモリ・ストレージ
- スピーカー・オーディオ
- カメラ性能
- バッテリー・充電
- OS(アップデート)
また、前モデル「Lenovo Tab B11」との違いも紹介!MediaTek Helio G85のAntutuベンチマーク、ゲーム性能(FPS)、購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
Lenovo Tabが発売早々人気沸騰で一時販売中止に!
2025年1月に発売された「Lenovo Tab」(ZAEH0063JP)に注文が殺到し、販売が一時的に中心されました(2/5現在)。2万円台というコストパフォーマンスの良さで、最新のAndroid 14 OSを採用している点が注目を集めているようです。
日常使いに十分なパフォーマンス
「Lenovo Tab」は、MediaTek Helio G85プロセッサと4GB LPDDR4Xメモリを搭載し、日常的なタスクをスムーズにこなせる性能を備えています。このプロセッサは、Xiaomi「Redmi Pad SE 8.7」や「TECLAST M50 Plus」など、他の人気タブレットにも採用されており、Antutu V10ベンチマーク総合で約27万点を記録するなど、その実力は折り紙付きです。「PUBG MOBILE」や「Minecraft」などの人気ゲームも快適にプレイできます。
美しい映像と迫力サウンド
10.1インチのディスプレイは、1920 x 1200ドットの高解像度で、写真や動画を鮮やかに映し出します。400nitの輝度で屋外でも見やすく、10点マルチタッチに対応しているため、直感的な操作が可能です。さらに、デュアルステレオスピーカーとドルビーアトモスの組み合わせにより、「Netflix」や「Amazon Prime Video」の映画鑑賞もまるで映画館にいるような臨場感で楽しめます。
自立可能なクリアケースが付属
付属のクリアケースはキックスタンドを搭載し、タブレットを立てて使用することができます。例えば、新幹線や飛行機での移動中に映画を楽しむ際に、手で持たずにテーブルに置いて視聴することができます。また、オンライン会議中に資料を確認したり、レシピを見ながら料理をしたりする際にも、ハンズフリーで画面を見ることができ便利です。
一日余裕でもつバッテリー・急速充電にも対応
約9時間駆動する5100mAhバッテリーと15W急速充電に対応し、外出先でも安心して使用できます。例えば、カフェで作業中にバッテリー残量が少なくなっても、急速充電で短時間で充電できるのですぐに作業を再開できます。
その他の特徴
そのほか、OSはAndroid 14 + Lenovo ZUI 16 で、2回の OSアップグレード、 4年間のセキュリティ パッチが提供されるなど、お買い得な要素が満載です。どうやらLenovo Tabは、コストパフォーマンスに優れた、エンタメも仕事も快適にこなせるタブレットのようですね!
それでは早速、どんなタブレットなのか、もっとくわしくその価格や特徴(メリット)を見ていきましょう。
このタブレットの購入はこちら→ Amazon リンク
公式ページ:Lenovo Tab | ZAEH0063JP | レノボ・ ジャパン
価格をチェック!他メーカーのタブレットよりも安いのか?
「Lenovo Tab」はレノボ公式サイトで24,200円(税込・送料無料)で販売されていましたが、注文が殺到し、2/5現在は一時的に販売が中止されています。これから再入荷する予定なので、欲しい人はこまめにレノボ公式ページをチェックしておいた方がいいでしょう。
なお、Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングでは販売されていませんでした。おそらく、しばらくした後で楽天市場やヤフーショッピングで販売されると思われます。
「Lenovo Tab B11」
2024年2月20日に発売された「Lenovo Tab B11」はAmazonで32,450円で販売中です。こちらはエンタメを存分に楽しめる10.95インチの大画面タブレットです。映画や動画を鮮やかに映し出す高精細ディスプレイと、迫力あるサウンドを奏でるクアッドスピーカーを搭載。さらに、付属のスタイラスペンでイラストを描いたり、メモを取ったりと創造性を広げられます。
約465gの軽量ボディは持ち運びにも便利で、場所を選ばず活躍します。Android 13 (※Android 14にアップグレード可能)を搭載し、Google Playストアから豊富なアプリをダウンロードして、自分好みにカスタマイズ可能です。
「nubia Pad SE」
2025年1月17日以降に発売された「nubia Pad SE」はAmazonで29,800円で販売中です。こちらは驚きの価格で充実したエンタメ体験を提供する11インチタブレットです。鮮やかな10.95インチディスプレイと迫力あるクアッドスピーカーで、動画や音楽を思う存分楽しめます。
7510mAhの大容量バッテリーで、長時間の使用も安心。さらに、アプリ複写やマルチ画面など、便利な機能が充実しており、エンタメだけでなく、日々の作業効率アップにも貢献します。軽量でスリムなデザインも魅力で、どこにでも気軽に持ち運べます。
「Teclast T60 AI」
2025年1月15日に発売された「Teclast T60 AI」はAmazonクーポン適用で実質19,900円で販売中です。こちらは先進のAI機能を搭載した11.97インチの大画面タブレットです。動画を高画質化するAIビデオアップスケーリング、色調を最適化するAIカラー最適化など、エンタメ体験を向上させる機能が満載。
さらに、AIジェスチャーコントロールやAI姿勢認識など、操作性を高める機能も充実しています。PCモードを搭載し、キーボードと接続すれば、ノートパソコンのように使用することも可能。ビジネスシーンでも活躍します。
「DOOGEE U11」
2024年11月20日に発売された「DOOGEE U11」はAmazonで13,900円で販売中です。こちらは最新Android 15を搭載した10.1インチタブレットです。動画視聴に最適なWidevine L1対応ディスプレイ、最大16GBまで拡張可能なメモリ、そして8580mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間快適に利用できます。
さらに、スタイラスペンやBluetoothキーボードにも対応し、ビジネスシーンでも活躍。充実した機能ながら、驚くほど手頃な価格で、コストパフォーマンスに優れています。
外観:薄くてスタイリッシュ!しかも高級感も十分なデザイン
Lenovo Tabは、低価格ながらもスタイリッシュで高級感のあるデザインを採用しています。
深みのあるルナグレーのカラーリングは、まるで月の光を思わせるような落ち着きがあり、上質な雰囲気を演出。アルミニウム合金製のフルメタル筐体は、薄型で手になじみやすく、衝撃にも耐えられるほどの頑丈さを感じさせます。
背面には、控えめでありながら存在感のあるLenovoのロゴが配置され、シンプルなデザインにアクセントを加えています。カメラは円形で隅に1つ配置されていますが、あまり大きくなく、目立たずにデザインされています。
シンプルながらも充実したインターフェース
側面にはUSB 2.0 Type-Cポート、3.5mmイヤホンジャック、電源ボタンを配置し、上面にはmicroSDメディアカードリーダー、マイクロフォン、音量のボリュームボタンを配置。スピーカーは左右に1つずつ配置し、シンプルながらも充実したインターフェースを備えています。
キックスタンドで大活躍する機能的なクリアケース
同梱のクリアケースは、タブレット本体の美しいデザインを損なうことなく、傷や汚れから守ってくれます。さらに、キックスタンドが付いているので、動画視聴やビデオ通話など、ハンズフリーでタブレットを使用したい時に便利です。
例えば、人気の動画配信サービス「Netflix」で映画を楽しむ時や、「Zoom」でオンライン会議に参加する際に、両手を自由に使えるので快適です。縦置きと横置きの両方に対応しています。
多彩なシーンで活用できる優れたデザイン
さらに、発売予定のフォリオケース(※発売未定)を使えば、よりスタイリッシュにタブレットを持ち運ぶことができます。ビジネスシーンでは、重要なプレゼン資料を閲覧する際に、洗練されたデザインがクライアントに好印象を与えます。プライベートでは、カフェで電子書籍を読む時や、旅行先で写真撮影を楽しむ際に、個性を引き立ててくれるはずです。
<サイズ・重量を比較>
- 1.「Lenovo Tab」・・・※現在、不明。後で追記します。
- 2.「Lenovo Tab B11」・・・約 255.3 × 166.3 × 7.2 mm / 約 465g
- 3.「Lenovo Tab M11」・・・約 255.3 x 166.3 x 7.2 mm / 約 465 g
- 4.「Lenovo Tab B9」・・・約 215.43 x 136.76 x 7.99 mm / 約 344 g
ディスプレイ:鮮やかな映像美で、エンタメの楽しさを満喫!
Lenovo Tab は、10.1インチの大画面に、高精細な1920 x 1200ドットのIPSディスプレイを搭載。WUXGAの解像度が、写真や動画を細部まで鮮やかに表現し、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえます。
例えば、Amazon Prime Videoで配信されている最新の映画を鑑賞する際には、俳優の表情や風景の細部まで鮮明に映し出され、まるで映画館にいるかのような没入感を体験できます。
屋外でも快適な明るさでいつでもどこでも快適
400nitの輝度は、直射日光が差し込む明るい場所でも画面が見やすく、屋外での使用にも最適です。例えば、晴れた日の公園で電子書籍を読む際、従来のタブレットだと画面の反射で見づらかったり、輝度を最大にしても文字が読みづらかったりすることがありましたが、Lenovo Tabなら快適に読書を楽しむことができます。
また、カフェのテラス席で動画を視聴する場合も、周囲の明るさに負けることなく、鮮明な映像を楽しむことができます。もちろん、屋外で建築現場で設計図面を確認したり、不動産の現地調査で物件情報を確認したりする際にも十分な明るさで見やすく表示できます。
10点マルチタッチで直感的な操作性を実現
10点マルチタッチに対応しているので、まるで画面に直接触れて操作しているかのような、直感的な操作が可能です。例えば、ゲームアプリ「PUBGモバイル」では移動、照準、射撃、アイテムの使用など、様々な操作を同時に行う必要がありますが、Lenovo Tabなら複数の指を滑らせて同時に操作することで、スムーズかつ直感的にプレイすることが可能です。
斜めからでも見やすいIPS液晶で複数人でも快適
視野角の広いIPS液晶を採用しているため、斜めから見ても色合いや明るさの変化が少なく、複数人で画面を共有する際にも便利です。例えば、旅行先で撮影した写真や動画をみんなで見る時、ゲームをプレイする時、プレゼンテーション資料を共有するときでも、全員で鮮明な映像を楽しむことができます。
前モデルと比較
Lenovo TabとLenovo Tab B11のディスプレイは画面サイズに違いがあります。Lenovo Tabは10.1インチであるのに対し、Lenovo Tab B11は10.95インチとわずかに大きく、より広い表示領域を確保できます。
動画視聴や電子書籍を読む際に、B11の方がより快適な体験を提供する可能性があります。ただし、解像度は同じであるため、精細さには大きな違いはありません。輝度やパネルの種類も同等であるため、画質の面ではほぼ互角と言えるでしょう。
<ディスプレイを比較>
- 1.「Lenovo Tab」・・・10.1インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS(400nit)
- 2.「Lenovo Tab B11」・・・10.95インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS(400nit)
- 3.「Lenovo Tab M11」・・・10.95インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS(400nit)
- 4.「Lenovo Tab B9」・・・9.0インチ、解像度1340 x 800ドットのIPS(400nit)
プロセッサ性能:MediaTek Helio G85で、スムーズなパフォーマンスを実現
Lenovo Tabは、MediaTek Helio G85プロセッサを搭載し、スムーズで快適な操作性を実現しています。Helio G85は、12nmプロセスで製造された64bit対応のオクタコアプロセッサで、最大2.0GHzのクロック周波数で動作します。パワフルな処理能力により、アプリの起動や切り替え、ウェブブラウジングなど、あらゆる操作をスムーズに行うことができます。
例えば、複数のアプリを同時に開いて作業する場合でも、スムーズに動作し、ストレスを感じさせません。また、重いゲームアプリをプレイする場合でも、快適に動作し、ゲームの世界に没頭することができます。
美しいグラフィックをスムーズに表示
グラフィック処理には、Mali-G52 MC2 GPUを採用。美しいグラフィックのゲームや動画を、スムーズに表示することができます。例えば、高画質の3Dゲームをプレイする場合でも、カクつきや遅延を抑え、美しい映像を楽しむことができます。また、高解像度の動画を視聴する場合でも、スムーズに再生することができます。
Antutuベンチマーク
Lenovo Tabに搭載されているMediaTek Helio G85 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約 27万点を記録しています。同じプロセッサはシャオミの「Redmi Pad SE 8.7」にも搭載されています。
例: Antutu V10 総合で「271307」、CPUで「89666」、GPUで「40310」、MEMで「64954」、UXで「76377」
一方、「Lenovo Tab B11」はMediaTek Helio G88 プロセッサを搭載し、Antutu V9で約 25万点を記録していました。Antutu V10に換算すると、おそらく28万前後になるはずです。
MediaTek Helio G85 性能を比較
MediaTek Helio G85の性能を比較してみました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合のスコアで比較したものです。
- MediaTek Helio G99 (OPPO Pad Neo/N-one Npad X1/Headwolf HPad5)・・・Antutu:約 40万
- Snapdragon 685 (LAVIE Tab T11 T1175/JAS、N-one Npad Ultra)・・・Antutu:約 35万
- Unisoc T620 (Teclast T50 Plus)・・・Antutu:30万 前後
- MediaTek Helio G88(Lenovo Tab B11/Lenovo Tab M11)・・・Antutu:約 28万
- MediaTek Helio G85(Lenovo Tab)・・・Antutu:約 27万
- Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・Antutu:約 27万
- MediaTek Helio G80(Lenovo Tab B9)・・・Antutu:約 26万
- UNISOC T606 (DOOGEE U11/Teclast T50HD/HEADWOLF Wpad 5/Alldocube iPlay 60)・・・Antutu:約 25万
- Rockchip RK3562 (DOOGEE U10)・・・Antutu総合で約 25万 前後
- MediaTek MT8788 (aiwa tab AS10-2)・・・Antutu総合で約 20万 前後
<比較から分かること>
同じMediaTekのHelioシリーズと比較すると、Helio G99には大きく劣りますが、Helio G80よりはわずかに高いスコアです。Helio G88とほぼ同等の性能です。
QualcommのSnapdragonと比較すると、Snapdragon 685には劣りますが、Snapdragon 680とは同程度の性能です。
UnisocのSoCと比較すると、Unisoc T620よりは低いスコアですが、UNISOC T606よりは高いスコアです。
Rockchip RK3562やMediaTek MT8788などのエントリークラスのSoCとは同程度の性能です。
ゲーム性能
MediaTek Helio G85のAntutuベンチマーク結果を考慮すると、ゲーム性能はエントリークラスです。最新の3Dゲームを最高設定で快適にプレイするのは難しいですが、設定を調整することで、多くのゲームを楽しむことができます。
以下は、Helio G85でのゲームプレイについて、具体的なタイトルとFPSを挙げたものです。
<各ゲームタイトルのFPS>
- 原神: 低設定で30FPS程度。原神は非常に負荷の高いゲームであるため、Helio G85では快適にプレイするのは難しいです。低設定にしても、フレームレートの低下やカクつきが発生する可能性があります。
- タワーオブファンタジー: 中設定で30〜40FPS程度。タワーオブファンタジーも負荷の高いゲームですが、原神よりは比較的軽いので、中設定でプレイできる可能性があります。ただし、混雑したエリアや戦闘シーンでは、フレームレートが低下する可能性があります。
- 鳴潮 (Wuthering Waves): 低設定で30FPS程度。鳴潮はまだリリースされていませんが、原神やタワーオブファンタジーと同程度の負荷がかかると予想されます。そのため、Helio G85では低設定でのプレイが限界でしょう。
- 崩壊:スターレイル: 中設定で40〜50FPS程度。崩壊:スターレイルは、ターン制RPGなので、リアルタイムの3Dアクションゲームほど負荷は高くありません。そのため、Helio G85でも中設定で比較的快適にプレイできる可能性があります。
- 荒野行動: 低設定で30〜40FPS程度。荒野行動は、バトルロイヤルゲームなので、広大なマップを移動したり、多数のプレイヤーと戦闘したりする際に、負荷が高くなります。Helio G85では、低設定でプレイするのがおすすめです。
- PUBG Mobile: 低設定で30FPS程度。PUBG Mobileも負荷の高いゲームです。Helio G85では、低設定にしてもフレームレートの低下やカクつきが発生する可能性があります。
- Call of Duty Mobile: 低設定で30〜40FPS程度。Call of Duty Mobileは、比較的軽いゲームなので、Helio G85でも低設定でプレイできる可能性があります。ただし、激しい戦闘シーンでは、フレームレートが低下する可能性があります。
- Minecraft: 中設定で60FPS程度。Minecraftは、負荷の軽いゲームなので、Helio G85でも中設定で快適にプレイできます。
- Among Us: 高設定で60FPS。Among Usは、2Dゲームなので、Helio G85でも高設定で快適にプレイできます。
上記のFPSはあくまでも目安であり、実際のプレイ環境やゲームの設定によって変動します。また、最新のゲームほど要求スペックが高くなる傾向があるので、Helio G85では快適にプレイできない可能性があります。
Helio G85を搭載したデバイスでゲームをプレイする場合は、ゲームの要求スペックを確認し、設定を調整する必要があるでしょう。
メモリとストレージ:大容量とパワフルなパフォーマンスで、快適さがアップ!
Lenovo Tab は、4GB LPDDR4XのRAMを搭載し、複数のアプリを同時に開いてもスムーズな動作を実現します。例えば、Webブラウザでニュース記事を読みながら、SNSで友達とメッセージをやり取りしたり、動画を見ながらメモを取ったりといった、マルチタスクも快適に行えます。
また、LPDDR4Xは、従来のメモリよりも高速で低消費電力なので、バッテリーの持ちにも貢献。外出先でも安心して長時間使用できます。
より多くのアプリを快適に
また、Android OSに標準に搭載されている仮想メモリ機能にも対応している可能性が高く、必要に応じてストレージ容量をRAMとして活用することで、より多くのアプリを快適に利用できます。メモリを大量に消費するゲームアプリ「原神」をプレイする場合でも、スムーズな動作で快適にゲームを楽しむことができます。
ストレージ容量もたっぷり
ストレージは64GB eMMC 5.1を採用。写真、動画、音楽などをたっぷり保存できます。例えば、Amazon Musicでダウンロードしたお気に入りの音楽をオフラインで再生したり、Netflixで配信されている映画をダウンロードして移動中に楽しんだり、旅行の思い出の写真や動画をたくさん保存したりできます。
容量無限大!? microSDカードでエンタメをもっと自由に!
さらに、microSDカードスロットを搭載しているので、ストレージ容量を拡張することも可能です。最大1TBまでのmicroSDカードに対応しているので、容量不足の心配をすることなく、安心してコンテンツを楽しめます。
例えば、高画質の映画をたくさんダウンロードしてオフラインで楽しみたい場合、動画配信サービスのNetflixやAmazon Prime Videoなどのアプリからダウンロードした作品をmicroSDカードに保存しておけば、タブレット本体のストレージを圧迫しません。
また、音楽ストリーミングサービスのSpotifyやApple Musicで、オフライン再生用にたくさんの楽曲を保存したり、旅行などで撮影した高画質の写真や4K動画も、容量を気にせず保存したりすることもできます。
前モデルと比較
Lenovo TabとLenovo Tab B11を比較すると、ストレージ容量に違いがあることが分かります。ストレージ容量はLenovo Tabが64GB eMMC 5.1であるのに対し、Lenovo Tab B11は128GB eMMCと倍の容量を備えています。ただし、microSDカードによる拡張が可能なので、それほど不便を感じることはないかもしれません。
<メモリ・ストレージを比較>
- 1.「Lenovo Tab」・・・4GB LPDDR4X / 64GB eMMC 5.1
- 2.「Lenovo Tab B11」・・・4GB LPDDR4X / 128 GB eMMC
- 3.「Lenovo Tab M11」・・・4GB LPDDR4X / 64GB eMMC 5.1
- 4.「Lenovo Tab B9」・・・4GB LPDDR4X / 64GB eMMC 5.1
オーディオ性能:デュアル ステレオスピーカーで臨場感バッチリのサウンドを!
Lenovo Tab は、デュアルステレオスピーカーを搭載し、パワフルで臨場感あふれるサウンドを提供します。動画視聴や音楽鑑賞はもちろん、ゲームプレイも、より没入感のある体験に。
例えば、迫力のあるアクション映画を鑑賞する際には、爆発音や銃声がリアルに響き渡り、まるで映画館にいるかのような臨場感を味わえます。また、お気に入りのアーティストのライブ映像を見る際には、会場の熱気や臨場感をそのままに感じることができます。
Dolby Atmosで、立体的で奥行きのあるサウンドを
Dolby Atmosに対応しているので、立体的で奥行きのあるサウンドを楽しむことができます。音に包み込まれるような感覚を味わえ、今まで以上にコンテンツに没頭できます。例えば、音楽ゲーム「Deemo II」をプレイする際には、繊細なピアノの音色から壮大なオーケストラの演奏まで、豊かで奥行きのあるサウンドを楽しむことができます。
ワイヤレスでも有線でも、高音質サウンドを
Bluetooth 5.3に対応しており、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンとの接続もスムーズ。遅延の少ない安定した接続で、高音質な音楽を楽しめます。
例えば、通勤・通学中にワイヤレスイヤホンで音楽を聴いたり、自宅でリラックスしながらワイヤレスヘッドホンで映画を楽しんだりする際に、ストレスなく音楽を楽しめます。また、3.5mmイヤホンジャックも搭載しているので、有線イヤホンも使用可能です。
前モデルと比較
Lenovo TabとLenovo Tab B11を比較すると、スピーカーに違いがあることが分かります。
Lenovo Tabはデュアルステレオスピーカーを搭載しているのに対し、Lenovo Tab B11はクアッドスピーカーを搭載しています。B11の方がスピーカーの数が多い分、より臨場感のあるサウンドを楽しめる可能性があります。
ただし、どちらもDolby Atmosに対応しているため、音質の差はスピーカーの数だけにとどまらず、実際に音を聞いてみないと判断できない部分もあるでしょう。
<スピーカー・オーディオを比較>
- 1.「Lenovo Tab」・・・デュアル ステレオ スピーカー / Dolby Atmos
- 2.「Lenovo Tab B11」・・・クアッドスピーカー / Dolby Atmos
- 3.「Lenovo Tab M11」・・・クアッドスピーカー / Dolby Atmos
- 4.「Lenovo Tab B9」・・・デュアル ステレオ スピーカー / Dolby Atmos
カメラ性能:写真撮影もビデオ通話も快適に
Lenovo Tabは、高性能なカメラとAndroid 14の最新カメラ機能を組み合わせることで、写真撮影やビデオ通話をより快適に楽しめるタブレットです。背面には8MPのカメラを搭載し、オートフォーカス機能で被写体を瞬時に捉え、鮮明な写真を撮影できます。旅行先の美しい風景を写真に収めたり、友人との楽しい瞬間を記録したり、様々なシーンで活躍します。
Google Lensで、世界が広がる
Google Lensにも対応しているので、カメラで写したものを検索したり、テキストを翻訳したり、様々な情報にアクセスすることができます。例えば、街中で見かけた気になる花の名前を調べたり、海外旅行でレストランのメニューを日本語に翻訳したり、美術館で見た絵画について詳しく知ったりと、活用の幅が広がります。
クリアなビデオ通話で、スムーズなコミュニケーション
前面には5MPのカメラを搭載。ビデオ通話で、相手にクリアな映像を届けられます。オンライン会議で相手に自分の表情をしっかりと伝えたり、遠くに住む家族とビデオチャットで楽しい時間を共有したり、スムーズなコミュニケーションをサポートします。
最新のAndroid 14で、さらに高画質に
さらに、Lenovo Tabは最新のAndroid 14に対応。強化されたカメラ機能を活用することで、より高画質で美しい写真や動画を撮影できます。例えば、強化されたHDR機能で明暗差の激しいシーンでも白飛びや黒つぶれを抑え、より自然で鮮やかな写真にしたり、スムーズな操作で意図した倍率に素早く合わせたりすることができます。
<Android 14のカメラ機能>
- 強化されたHDR: 従来よりもダイナミックレンジが広がり、明暗差の激しいシーンでも白飛びや黒つぶれを抑え、より自然で鮮やかな写真が撮影できます。
- 部分的な色合いの変更: 写真の一部だけ色を変えたり、モノクロにしたりするなど、より高度な編集が可能になります。
- 非圧縮画像のサポート: JPEGなどの圧縮形式ではなく、RAW形式など非圧縮での画像保存が可能になります。
- 改善されたズーム: ズーム操作がよりスムーズになり、意図した倍率に素早く合わせやすくなります
- プライバシー強化: カメラやマイクの使用状況を通知バーで確認できるようになり、どのアプリがカメラやマイクを使用しているかを一目で把握できます。
前モデルと比較
Lenovo TabとLenovo Tab B11を比較すると、前面カメラの画素数で違いがあることが分かります。
前面カメラはLenovo Tabが500万画素であるのに対し、Lenovo Tab B11は800万画素と高くなっています。前面カメラは主にビデオ通話や自撮りなどに使用されます。
B11の方が画素数が高い分、より鮮明な画像を撮影できます。オンライン会議などで相手に自分の顔をクリアに見せたい場合、B11の方が有利です。
<カメラの画素数を比較>
- 1.「Lenovo Tab」・・・背面8MP / 前面5MP
- 2.「Lenovo Tab B11」・・・背面8MP / 前面8MP
- 3.「Lenovo Tab M11」・・・背面8MP / 前面8MP
- 4.「Lenovo Tab B9」・・・背面8MP / 前面2MP
バッテリー:一日中使えるロング駆動で急速充電、スタンバイモードに対応
Lenovo Tab は、5100mAhの大容量バッテリーを搭載し、約9時間の長時間駆動を実現。映画鑑賞、読書、ウェブ browsing など、思う存分タブレットを楽しむことができます。例えば、長時間のフライト中も映画を途切れずに楽しんだり、外出先で電子書籍を長時間読んだりすることが可能です。バッテリー残量を気にせず、安心して使えます。
急速充電で、待ち時間なし
さらに、15Wの急速充電に対応し、付属の20W充電アダプターを使えば、短時間で充電が完了します。忙しい朝でも、コーヒーを一杯飲む間に充電が完了し、すぐにタブレットを使える状態にできます。Type-Cコネクタを採用しているので、充電ケーブルの向きを気にせず、簡単に接続できます。
スタンバイモードでデジタルフレームに
また、スタンバイモードでは、タブレットを鮮やかなデジタルフォトフレームや美しい時計に変身させることができます。充電中もタブレットを有効活用できるので、リビングや寝室に置いてインテリアとしても楽しめます。例えば、お気に入りの家族写真をスライドショーで表示したり、スタイリッシュな時計として活用したりできます。
前モデルと比較
Lenovo TabとLenovo Tab B11を比較すると、バッテリー容量と充電速度で違いがあることが分かります。
バッテリー容量はLenovo Tabが5100mAhであるのに対し、Lenovo Tab B11は7040mAhと大きく、より長時間の使用が期待できます。
一方、充電速度はLenovo Tabが15W急速充電に対応しているのに対し、Lenovo Tab B11は10W充電と遅くなっています。
まとめると、Lenovo Tab B11はバッテリー容量が大きく、長時間の使用が可能である点がメリットです。しかし、充電速度はLenovo Tabの方が速いため、充電時間を重視する場合はLenovo Tabを選ぶ方が良いでしょう。
<バッテリー・充電を比較>
- 1.「Lenovo Tab」・・・5100 mAh / 15W急速充電
- 2.「Lenovo Tab B11」・・・7040mAh / 10W充電
- 3.「Lenovo Tab M11」・・・7040mAh / 10W充電
- 4.「Lenovo Tab B9」・・・5100 mAh / 10W充電
OS:最新のAndroid 14とZUI 16で、より快適で安全に
Lenovo Tabは、最新のAndroid 14を搭載し、快適でスムーズな操作性を実現しています。Android 14は、プライバシー強化、セキュリティ向上、パフォーマンス最適化など、多くの新機能や改良が加えられた最新のAndroid OSです。
例えば、アプリがクリップボードの履歴にアクセスする際には通知が表示されるようになり、個人情報の保護が強化されています。また、セキュリティアップデートがより迅速に行われるようになり、常に最新のセキュリティ対策でタブレットを守ることができます。
Lenovo独自のZUI 16で、使いやすさを追求
Lenovo Tabは、Android 14をベースにLenovo独自のZUI 16を採用。直感的な操作性と美しいデザインで、より使いやすくカスタマイズされたインターフェースを提供します。ZUI 16は、マルチタスク機能の強化やパフォーマンスの向上など、Lenovo Tabを最大限に活用するための様々な機能を搭載しています。
例えば、画面を分割して2つのアプリを同時に表示する機能や、フローティングウィンドウでアプリを操作する機能など、マルチタスクを効率的に行うための機能が充実しています。
長期にわたって安心して使える
さらに、Lenovoは2回のOSアップグレードを保証。常に最新のAndroid OSを使用することができ、最新の機能やセキュリティ更新を享受できます。つまり、Android 16までアップデートが保証されているので、安心して長く使い続けることができます。また、4年間のセキュリティパッチを提供することで、長期にわたって安心してタブレットを使用できます。
<Lenovo ZUI 16の特徴>
視覚的な進化
- 刷新されたUIデザイン: よりモダンで洗練されたデザインに。
- 新しいアイコンと壁紙: 視覚的な魅力を高める新しいアイコンと壁紙。
- カスタマイズ可能なテーマ: 好みに合わせてテーマをカスタマイズ可能。
パフォーマンスと効率
- パフォーマンスの最適化: アプリの起動速度向上、システムの安定性向上など。
- バッテリー寿命の向上: 電力消費を最適化し、バッテリー駆動時間を延長。
- ストレージの最適化: 不要なファイルの削除やアプリの圧縮により、ストレージ容量を効率的に利用。
便利な機能
- マルチウィンドウ: 複数のアプリを同時に表示・操作可能。
- フローティングウィンドウ: アプリをフローティングウィンドウで表示し、他のアプリを使用しながら操作可能。
- スマートサイドバー: よく使うアプリや機能に素早くアクセスできるサイドバー。
- ジェスチャーコントロール: 画面に触れずに操作できるジェスチャーコントロール機能。
- ゲームモード: ゲームプレイに最適な環境を提供するゲームモード。
セキュリティとプライバシー
- プライバシーダッシュボード: アプリの権限やデータアクセスを管理。
- アプリロック: 特定のアプリをパスワードで保護。
- セキュリティセンター: デバイスのセキュリティ状態をチェックし、ウイルス対策などを実行。
その他の機能
- Dolby Atmosサポート: 臨場感あふれるサウンド体験を提供。
- Super Resolution: 低解像度の画像を高解像度に変換。
- Eye Careモード: ブルーライトをカットし、目の疲れを軽減。
- ZUI 16は、これらの機能によって、ユーザーに快適で効率的なタブレット体験を提供することを目指しています。
前モデルと比較
Lenovo TabとLenovo Tab B11を比較すると、OSとUIに違いがあることが分かります。Lenovo TabはAndroid 14をベースにLenovo独自のZUI 16を搭載しており、さらにAndroid 16までのアップデートが保証されています。
一方、Lenovo Tab B11はAndroid 13を搭載しており、Android 14へのアップデートが保証されています。最新のOSやセキュリティアップデートを重視する場合は、Tabを選ぶと良いでしょう。
<OSを比較>
- 1.「Lenovo Tab」・・・Android 14 + Lenovo ZUI 16(Android 16まで)
- 2.「Lenovo Tab B11」・・・Android 13(Android 14まで)
- 3.「Lenovo Tab M11」・・・Android 13(Android 14まで)
- 4.「Lenovo Tab B9」・・・Android 12
「Lenovo Tab」のデメリット
Lenovo Tab は魅力的な機能を多く備えたタブレットですが、一部に制限があることも事実です。ここでは、Lenovo Tab のデメリットとして考えられる点を詳しく解説し、どのようなユーザーに影響があるのかを検討します。
1.リフレッシュレートが90Hzに対応していない
Lenovo Tab のリフレッシュレートは 60Hz です。90Hz や 120Hz のリフレッシュレートに対応したタブレットと比べると、画面のスクロールや動画再生時に、わずかにカクつきを感じることがあります。特に、動きの速いゲームをプレイする場合には、この差が気になる可能性があります。
影響を受けるユーザー:ゲーマー、スムーズな画面表示にこだわるユーザー
2.Wi-Fi 6 に対応していない
Lenovo Tab は Wi-Fi 5 までの対応です。最新の Wi-Fi 6 に対応していないため、Wi-Fi 6 対応ルーターの性能を最大限に活かすことができません。Wi-Fi 6 は、より高速な通信速度と安定した接続を提供するため、今後普及が進むにつれて、対応していないことがデメリットになる可能性があります。
影響を受けるユーザー:高速なインターネット回線を利用しているユーザー、Wi-Fi 6 対応ルーターを使用しているユーザー
3.クアッドスピーカーではない
Lenovo Tab はデュアルステレオスピーカーを搭載していますが、クアッドスピーカーではありません。そのため、クアッドスピーカー搭載タブレットと比べると、音の広がりや臨場感に劣る可能性があります。
影響を受けるユーザー:タブレットで映画や音楽をよく楽しむユーザー、音質にこだわるユーザー
4.4G LTE 通信や GPS に対応していない
Lenovo Tab は Wi-Fi モデルのみの販売で、4G LTE 通信や GPS に対応していません。そのため、外出先でモバイルデータ通信を利用したり、ナビゲーションアプリを使用したりすることができません。
影響を受けるユーザー:タブレットを外出先で利用したいユーザー、ナビゲーションアプリをよく利用するユーザー
5.専用スタイラスペンやキーボードが用意されていない
Lenovo Tab には、専用のスタイラスペンやキーボードが用意されていません。そのため、手書き入力や文書作成など、より高度な作業を行う場合には、別途スタイラスペンやキーボードを購入する必要があります。
※レノボからは純正のワイヤレスキーボードが販売されています。製品名は「Lenovo マルチデバイス ワイヤレス キーボード – 日本語」。価格は5,940円(税込・送料無料)です。
影響を受けるユーザー:タブレットでイラストを描いたり、メモを取ったりしたいユーザー、タブレットで文書作成など、ビジネス用途で利用したいユーザー
上記のデメリットは、すべてのユーザーに影響するわけではありません。自身の利用シーンや目的に合わせて、Lenovo Tab が適切な選択肢かどうかを判断することをおすすめします。
「Lenovo Tab」のスペック
- 型番 製品番号: ZAEH0063JP
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS
※WUXGA/400nit/10点マルチタッチ - リフレッシュレート 60Hz
- プロセッサ MediaTek Helio G85
※12nm/64bit/8コア最大2.0GHz - GPU Mali-G52 MC2
- RAM(メモリ)4GB LPDDR4X (オンボード)
- ストレージ 64GB eMMC 5.1
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 5100 mAh リチウムイオンポリマー
- 駆動時間 約9時間
- 充電 15W急速充電、20W充電アダプター付属、Type-C
- 背面カメラ 8MP ※オートフォーカス、Google Lens対応
- 前面カメラ 5MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3
- インターフェース USB 2.0 Type-C ポート(OTG機能付き)、microSDメディアカードリーダー、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- スピーカー デュアル ステレオ スピーカー
- オーディオ ドルビーアトモス 対応
- マイク 内蔵
- ケース クリアケース(キックスタンド付き)、フォリオケース(発売未定)
- 筐体 フルメタル、アルミニウム合金
- Officeアプリ なし
- OS Android 14 + Lenovo ZUI 16 (※2回の OSアップグレード、 4年間のセキュリティ パッチ)
- サイズ 不明
- 重量 約 不明
- カラー ルナグレー
- 付属品 マニュアル類、AC アダプター、USB ケーブル、クリアケース
「Lenovo Tab」の評価
8つの基準で「Lenovo Tab」を5段階で評価してみました。
- 画面の見やすさ:★★★★
- スペック:★★★
- デザイン:★★★★
- 耐久性:★★★
- 通信:★★★
- 機能:★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★★
<総合評価>
レノボから発売された10.1インチのエントリー向けタブレットです。フルメタルの高級感あふれるボディにフルHDディスプレイやデュアルステレオスピーカーを搭載するなど、低価格でも必要十分な性能を備えています。
「Lenovo Tab B11」の方がいいのか?
レノボのエントリー向けタブレットには「Lenovo Tab B11」もあります。「Lenovo Tab」よりもワンランク上の性能で、価格は約7千円ほど高くなります。
主な違いはディスプレイ、リフレッシュレート、ストレージ容量、バッテリー容量、前面カメラ、スピーカー、OSなどの性能です。
特に注意したいのは「Lenovo Tab B11」の方が大きい「10.95インチ」のディスプレイで、90Hzのリフレッシュレートに対応している点です。
「Lenovo Tab」は10.1インチで、60Hzリフレッシュレート対応なので、画面の大きさや滑らかな映像再生においてはやや不利になります。
また、「Lenovo Tab B11」の方がストレージ容量が約2倍多いこと(128GB)、4G LET通信に対応したモデルを用意していること、筆圧ペンが使えることも大きな違いです。
IP52 相当の防水防塵に対応していたり、Lenovo Freestyle使用でセカンドモニタとして利用できたりと、「Lenovo Tab B11」の方が便利な点は多々あります。
ただし、「Lenovo Tab」はキックスタンド付きのクリアケースが付属したり、2回のOSアップグレードが提供されたりと、B11にはないメリットがあります。
そのメリットと、価格と性能とのバランスをよく考えて、最終的にどちらかに決めた方がいいでしょう。
「Lenovo Tab」に最適な人は?
ズバリ、動画視聴やWebでの調べもの、SNSチェックなどに使いたい初心者ユーザーに最適です。
MediaTek Helio G85と4GB LPDDR4Xの組み合わせは日常的なタスクを処理するのに十分な性能で、
動画視聴などの用途であればサクサクと快適にこなせます。
microSDカードスロットが使えるので、スマホの写真をタブレット側に写して保存するといった使い方もできます。
また、10.1インチの高精細なフルHDディスプレイとデュアル ステレオスピーカー搭載で、NetflixやAmazonプライムなどの動画視聴も快適です。
負荷がそれほどかからないのであれば、Androidゲームもある程度プレイ可能です。
「Lenovo Tab」の価格は約2万5千円。
手頃な価格なので、これからタブレットを思う存分使いたいと考えているユーザーにおすすめです。
「Lenovo Tab」の価格・購入先
※2/5現在、一時的に売り切れ中。再入荷予定あり。
レノボ公式サイト
24,200円(税込・送料無料)で販売されています。
レノボ公式サイトで「Lenovo Tab」をチェックする
※支払い方法はクレジットカード、銀行振り込み、Amazon Payです。
ECサイト
※販売予定です。
Amazonで「Lenovo Tab」をチェックする
楽天市場で「Lenovo Tab」をチェックする
ヤフーショッピングで「Lenovo Tab」をチェックする
AliExpressで「Lenovo Tab」をチェックする
米国 Amazon.comで「Lenovo Tab」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「Lenovo Tab」に似た性能をもつタブレットも販売されています。
「Lenovo Tab B11」
Lenovoから発売された10.95インチのタブレットです(2024年2月20日 発売)。
Android 13(※Android 14にアップグレード可能)、MediaTek Helio G88、4GB LPDDR4xメモリ、フルHDのワイド液晶、128GBストレージ、7040mAhバッテリ、背面8MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、4G LET通信(LETモデルのみ)Lenovo Tab Pen (筆圧4096・付属)、IP52防水防塵、クアッドスピーカー、ドルビーアトモス、リフレッシュレート 90Hz、Miracast、TÜV認証ブルーライト軽減、ストレージ拡張、Google キッズスペース、ペアレンタル コントロール、顔認証、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、BLuetooth 5.1に対応しています。
価格は、Amazonで32,450円、楽天市場で31,180円送料無料、ヤフーショッピングで31,180円、AliExpressで22,630円(Lenovo Tab K10)、です。
関連記事:LET対応「Lenovo Tab B11」とSIMフリータブレットを比較
「nubia Pad SE」
ZTEジャパンから発売された11インチのタブレットです(2025年1月17日以降に発売)。
Android 14、UNISOC T760、6GB LPDDR4X メモリ、128GBストレージ、7510 mAhバッテリー、背面1300万画素のメインカメラ、前面500万画素のフロントカメラを搭載しています。
また、クアッドスピーカー、22.5W急速充電、合計 最大12GBまでのメモリ拡張、IP42防水防塵、「Neovision 5.0」、クイックナビゲーション、アプリ複写、マルチ画面(画面分割)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで29,800円(税込)、楽天市場で29,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで29,800円、です。
関連記事:nubia Pad SE タブレットはエンタメに強い!ゲーム性能をレビュー
「Teclast T60 AI」
Teclastから発売された12インチのタブレットです(2025年1月15日 発売)。
Allwinner A733、6GB LPDDR5 メモリ、フルHD+液晶、256GB eMMC 5.1ストレージ、8000 mAhバッテリー、背面13MP+0.08MPカメラ、前面5MPカメラを搭載しています。
また、DP映像出力、「AIビデオアップスケーリング」、「AIカラー最適化」、「AIジェスチャーコントロール」、「AI姿勢認識」、「AIテキスト抽出」、PCモード、
合計 最大16GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、18W 急速充電、デュアル BOXスピーカー、Sweet 4サウンドシステム、フォリオケース(別売)、USB Type-C 3.0 (OTG) x1、Type-C 2.0(OTG) x1Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応しています。
価格は、Amazonで27,900円(税込・8000円OFFクーポン付きで実質19,900円)、ヤフーショッピングで23,480円、です。
関連記事:Teclast T60 AIレビュー!革新的な機能でリードする12インチタブレット
「DOOGEE U11」
DOOGEEから発売された10.1インチのタブレットです(2024年11月20日に発売)。Android 15、HD IPS液晶、UNISOC T606、4GB LPDDR4Xメモリ、128GBストレージ、8580mAh バッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。
また、リフレッシュレート 90HzWidevine L1 対応、WPS Office、最大16GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、スタイラスペン入力、ワイヤレス投影、FMラジオ、Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで13,900円、楽天市場で17,900円(送料無料)、AliExpressで15,645円、米国 Amazon.comで$149.99、です。
関連記事:DOOGEE U11レビュー!1万円台でAndroid 15が使える格安タブレット
他のレノボ タブレットと比較
他にもレノボのタブレットが販売されています。2025、2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
Lenovoタブレットが新モデル登場で再び人気! 全機種を比較
その他のおすすめAndroidタブレットは?
その他のおすすめAndroidタブレットは以下のページにまとめてあります。
Android 15で使えるタブレット【2025年最新】全機種を徹底比較!
最新のAndroid 15 タブレットをまとめて紹介しています。
Android 14で使えるタブレット 2024 最新 機種 まとめ
最新のAndroid 14 タブレットをまとめて紹介しています。
HDMI出力できるタブレットをまとめて紹介しています。
一度は手に入れてみたい超ハイスペックなAndroidタブレット まとめ
最強スペックのAndroidタブレットをまとめて紹介しています。