ゲームに最適「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」の評価

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo top
Snapdragon 6 Gen 1搭載の8.4型タブレット「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」。早くも「負荷の高いゲームもサクサクと動きそう」と評判です。しかしその一方で、「ゲーム用として使える性能なのか、よく分からない」という人も多くいるようです。

そこで今回はその性能を明らかにするため、次の6点を重点的に解説します。

  1. プロセッサCPU)性能
  2. 映像出力
  3. メモリストレージ
  4. バッテリー充電
  5. 通信性能
  6. ディスプレイ

<引き継いだメリット>

  1. センサー(ジャイロセンサー、振動モーター、光センサー)
  2. スピーカー
  3. カメラ
  4. デザイン(サイズ・重量)

また、前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」との違いや引き継いだメリットも紹介!Antutuベンチマークやゲーム性能、原神のFPS、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

このページ内の目次

「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」が発売開始!

2024年9月26日、中国のタブレット メーカー Alldocube(オールドキューブ)の新製品「iPlay 60 Mini Turbo」(アイ プレイ 60 ミニ ターボ)が発売されました。

Snapdragon 6 Gen 1とAndroid 14を搭載した8.4インチのタブレットです。

Alldocubeからは2024年5月にHelio G99搭載の8.4型「Alldocube iPlay 60 mini Pro」(Alldocube OS 3.0)が発売されています。

このタブレットは「サクサク動いてゲームも快適」、「独自のOSで機能も豊富」と評判でした。

新モデルはこれまで以上にゲームが快適に動作し、外部モニターに映像出力できることで話題になっています。

もちろん、新CPUと最大16GBメモリ(8GB+仮想8GB)の組み合わせで、原神などの人気ゲームもサクサクと動きますよ。

それでは早速どんなタブレットなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ AliExpress リンク

公式ページ:Alldocube iPlay 60 mini Turbo – Alldocube Global 

違い1:Snapdragon 6 Gen 1の性能とAntutuベンチマーク

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo Antutu

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」はQualcomm Snapdragon 6 Gen 1 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサはQualcommが2022年に発表したミドルレンジ向けのSoC(System on a Chip)で、

4nmプロセスで製造された8コア、最大2.2GHz駆動のCPU(ARM-A78x4@2.2GHz + ARM-A55x4@1.8GHz)を搭載しています。

また、内蔵のGPUはQualcomm Adrenoで、第7世代のQualcomm AI エンジンも搭載。

Snapdragon 695 5Gと比較して、CPU性能が最大40%、GPU性能が最大35%向上し、

高画質な動画やAndroidのゲームをスムーズに再生します。

Antutu V10 ベンチマーク総合は約 55万 前後 を記録しています。

同じプロセッサはスマートフォンの「AQUOS sense8」や「Xperia 10 VI」などにも搭載されています。

例: Antutu V10 総合で「557359」、CPUで「188701」、GPUで「111238」、MEMで「125340」、UXで「132080」

一方、前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」はMediaTek Helio G99 (MT8781)プロセッサを搭載し、

Antutu V10 ベンチマーク総合で約40万 (396401) 前後を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「396401」、CPUで「131378」、GPUで「62439」、MEMで「97342」、UXで「105242」

Snapdragon 6 Gen 1の性能を比較

他のタブレットが搭載するCPUと比較すると、

Snapdragon 6 Gen 1 プロセッサは9機種中、2番目に高いスコアを記録していまいた。

1.Snapdragon 8+ Gen 1 (LAVIE Tab T9 T0995/HAS /Lenovo Legion Y700 2023)・・・Antutu 総合で約 135万 前後

2.★ Snapdragon 6 Gen 1 (Alldocube iPlay 60 Mini Turbo)・・・Antutu 総合で約 55万 前後

3.MediaTek Helio G99 (Alldocube iPlay 60 mini Pro / HEADWOLF Fpad 5)・・・Antutu 総合で約 40万 前後

4.Snapdragon 695 5G (dtab Compact d-52C)・・・Antutu 総合で約 40万 前後

5.Unisoc T616 (HEADWOLF Fpad 3)・・・Antutu 総合で約 30万

6.Snapdragon 680 (Redmi Pad SE / Orbic TAB8 4G)・・・Antutu総合で約 27万 前後

7.MediaTek Helio G85 (Redmi Pad SE 8.7)・・・Antutu総合で約 26万 前後

8.Helio G80 (Lenovo Tab B9/Lenovo Tab M9)・・・Antutu総合で約 26万

9.Unisoc T606 (Teclast M50 Mini)・・・Antutu 総合で25万 前後

違い2:Type-Cで4K映像出力できる・大画面でゲームプレイも可

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo 映像出力

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」はUSB 3.1 Type-Cポートを搭載し、4K映像に対応しています。

映像出力するにはType-CからHDMIへ変換するアダプターを使い、タブレットとディスプレイ/テレビを接続。

接続は高精細な4K画質でタブレットの画面をディスプレイ/テレビに映し出すことができます。

4K解像度(3840×2160ピクセル)はフルHDの4倍の画素数を持つため、より鮮明で細やかな映像になります。

そのため、ゲームや動画などで、その場にいるかのような、よりリアルで美しい映像を楽しめます。

一方、前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」はType-Cポートからの映像出力が利用できませんでした。

Alldocubeのタブレットで映像出力するには、新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」が必要になります。

違い3:最大16GB LPDDR5メモリと128GB UFS3.1でより高速に転送できる

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo 側面

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」は8GB LPDDR5 メモリ搭載で、

+8GBの仮想メモリで合計 最大16GBまで拡張・増設できます。

LPDDR5規格は最大6.4Gbpsの転送が可能で、LPDDR4 規格(最大3.2Gbps)やLPDDR4X 規格(最大4.266Gps)よりも高速に転送できます。

また、ストレージはUFS3.1規格の 128GB で、

microSDカードで最大512GBまで拡張・増設できます。

UFS3.1規格は最大2320MB/sの転送が可能で、UFS 2.2(最大1160MB/s)やeMMC 5.1(400MB/秒)よりも高速に転送できます。

前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」は8GB LPDDR4メモリ(最大16GB)と128GBストレージ(最大512GB)を搭載していました。

新モデルは前モデルからメモリ、ストレージの容量は変わっていませんが、

メモリの規格、ストレージの規格がより高速に転送できるものに変更され、

アプリやOSの起動がより高速に動作するようになっています。

違い4:長持ち5500 mAhバッテリー搭載で18W PD急速充電を利用できる

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo 充電

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」は容量 5500 mAh のバッテリーを搭載しています。

駆動時間は公開されていませんが、一般的な8型タブレットで約2日間使えることが報告されています。

バッテリーは省電力技術により、より長い時間 駆動することもできます。

また、Type-Cポートを介した18W PD急速充電に対応し、短時間で充電を完了させることもできます。

一方、前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」は容量 6050 mAh のバッテリーを搭載していました。

新モデルよりも550mAh多い容量です。

充電は18W PD急速充電で新モデルと同じです。

違い5:Wi-Fi 5の無線LANとBluetooth 5.0対応で快適に通信できる

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」はWi-Fi 5の無線LANとBluetooth 5.0に対応しています。

Wi-Fi 5の無線LANはWi-Fi 4(IEEE 802.11n)に比べて最大通信速度が大幅に向上しているため、

動画ストリーミングやオンラインゲームなどに活用できます。

Bluetooth 5.0は最大400m離れた場所からでも通信が可能で、ワイヤレスのゲームパッドやイヤホン、ヘッドホン、キーボード、マウスなどに接続できます。

一方、前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」は4G LET通信、Wi-Fi 5の無線LANとBluetooth 5.0、GPSに対応していました。

新モデルは前モデルと異なり、SIMフリーの4G LET通信GPSナビゲーションが利用できなくなっています。

違い6:8.4インチのフルHD液晶・輝度350nitの明るさでちらつきを抑えるDC調光に対応

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo ディスプレイ

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」は8.4インチの(解像度 1920 x 1200ドット)のIPSディスプレイを搭載しています。

このディスプレイは輝度350nitの明るく高精細なフルHD液晶で、ちらつきを抑えるDC調光やマルチタッチ操作、自動明るさ調整、目の負担を軽減するブルーライト低減に対応しています。

前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」も同じディスプレイを搭載していましたが、輝度は320nitで、DC調光には対応していませんでした。

新モデルは前モデルよりも画面がより明るくなり、ちらつきを抑えるDC調光に対応したことで、見やすさが大幅に向上しています。

「Alldocube iPlay 60 mini Pro」から引き継いだメリット

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」が前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」から引き継いだメリットを紹介します。

メリット1:ジャイロセンサー、光センサー、振動モーターを利用できる

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」は前モデルと同じくジャイロスコープセンサーと、光センサー、振動モーターを搭載しています。

ジャイロスコープセンサーは傾きを検知して、ゲームの操作に反映できます。

タブレットの場合は本体を傾けることで、レースゲームの車を操作したり、FPSゲームなどでゲーム内の視点、照準を操作したりできます。

光センサーは環境光センサーとも呼ばれ、周囲の明るさ(明るい、暗いの度合)を検知し、画面の明るさを最適な状態に調整してくれます。

振動モーターはゲームの爆発シーンなどで臨場感のある衝撃を体験できるようにするものです。これがあると、ゲームの臨場感がアップします。

メリット2:デュアル BOXスピーカーで高音質なステレオサウンドを再生できる

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo スピーカー

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」は前モデルと同じくデュアル BOXスピーカーを搭載しています。

このスピーカーはSmart PA アンプフィルターを内蔵し、高音質なステレオサウンドを再生できます。

メリット3:背面13MPカメラと前面5MPカメラで快適に撮影できる

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」は背面に13MPカメラを、前面に5MPカメラを搭載しています。

背面カメラは1300万画素で、オートフォーカスを利用できます。

前面カメラは800万画素で、ポートレート撮影やビデオ通話などに活用できます。

メリット4:厚さ7.9 mmの薄型メタルボディでスペースグレーカラーを用意

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」はCNC加工のフルメタルボディで、スタイリッシュで高級感のある外観になっています。

厚さは7.9mmと非常に薄く、重さも310 gと軽くなっています(前モデルからサイズは変更されていません)。

カラーはスペースグレーカラーのみで、前モデルと同じです。

※新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」のデザインは上のYouTube動画からでも確認できます。ぜひご覧ください。

「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」のデメリット

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo 画面

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」のデメリットを紹介します。

リフレッシュレート 144Hzに対応していない

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」はリフレッシュレート 144Hzに対応していません。

そのため、ゲームや動画の動きの激しいシーンで、残像の少ない、より滑らかな映像を再生できません。

一方、「LAVIE Tab T9 T0995/HAS」と「Lenovo Legion Y700 2023」はリフレッシュレート 144Hzに対応しています。

ゲームアシスタント機能がない

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」は特別なゲームアシスタント機能を搭載していません。

一方、「LAVIE Tab T9 T0995/HAS」はゲームアシスタント機能を搭載し、「パフォーマンス/バランス/省電力」から最適なパフォーマンスを選択できるようになっています。

冷却システムがない

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」は冷却システムを搭載していません。

そのため、長時間のゲームプレイで本体が高熱になり、遅延などのトラブルが生じることがあります。

一方、「Lenovo Legion Y700 2023」は冷却システムを搭載しています。

Wi-Fi 6に対応していない

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」はWi-Fi 6に対応していません。

そのため、Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した高速通信が利用できません。

ゲーム機やPCなどを利用したストリーミングプレイでは遅延が生じ、快適にプレイできないことがあります。

一方、「LAVIE Tab T9 T0995/HAS」と「Lenovo Legion Y700 2023」はWi-Fi 6に対応しています。

「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」のスペック

  • ディスプレイ 8.4インチ、解像度 1920 x 1200ドットのIPS
    ※FHD+/270ppi/輝度350nit/DC調光/静電容量式マルチタッチ/自動明るさ調整
  • Widevine L1 対応 (1080P・HDストリーミングのサポート・Netflix HD)
  • プロセッサ Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1
    ※4nm/64bit/8コア/最大2.2GHz
  • CPU Octa-core(ARM-A78x4@2.2GHz + ARM-A55x4@1.8GHz)
  • GPU Qualcomm Adreno
  • RAM(メモリ)8GB LPDDR5
  • 拡張メモリ +8GBの仮想メモリで合計 最大16GBまで
  • ストレージ 128GB UFS3.1
  • 外部ストレージ microSDカードで最大512GBまで
  • バッテリー 5500 mAh /3.8V ※省電力技術
  • 充電 18W PD急速充電、Type-C
  • 背面カメラ 13MP ※AF対応
  • 前面カメラ 5MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • 衛星測位 なし
  • インターフェース USB 3.1 Type-C (OTG/PD充電/DP映像出力)、3.5mm イヤホンジャック
  • センサー 重力センサー、光センサー、ジャイロスコープ、モーター
  • スピーカー デュアル BOXスピーカー x2、Smart PA アンプフィルター、オーディオチューニング
  • マイク 内臓
  • キーボード Bluetoothキーボード(別売)
  • FMラジオ 非対応(利用できません)
  • 振動モーター ハプティクス(触感フィードバック)
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Android 14 ※Google Playストア対応
  • サイズ 202.7 x 126 x 7.9 mm
  • 重量 310 g
  • カラースペースグレー
  • 付属品 ACアダプタ(試供品)、SD取り出し用ピン(試供品)、USB Type-C ケーブル(試供品)、ユーザーマニュアル(説明書、保証書)

ゲーム性能

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo ゲーム

新モデル「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」が搭載するQualcomm Snapdragon 6 Gen 1 プロセッサは、パワフルでゲームに最適化されているため、多くのゲームが動作します。

人気ゲーム「原神」はグラフィック設定「低」、50-60 FPS で快適にプレイできます。

グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは24 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

各ゲームのフレームレート

  • 原神 Genshin Impact・・・54 FPS [Low]
  • PUBG Mobile・・・66 FPS [Low]
  • Call of Duty: Mobile・・・60 FPS [Low]
  • フォートナイト Fortnite・・・24 FPS [Low]
  • Shadowgun Legends・・・67 FPS [Low]
  • World of Tanks Blitz・・・57 FPS [Ultra]
  • Mobile Legends: Bang Bang・・・42 FPS [Ultra]

そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。

エミュレーター

Androidアプリの豊富なエミュレーターを利用できます。

PS2ゲームは一応動作しますが、比較的軽いものだけ快適に動作します。負荷の高いゲームは遅延が生じるので注意してください(エミュレーターはAetherSX2です。APKPureなどの外部ストアからダウンロードできます)。

PSP、DC(ドリームキャスト)、N64(ニンテンドー64)、などのゲームはほとんど快適に動作し、遅延があまり生じません。

意外と負荷の高いYabaSanshiro2 エミュレーターを利用したSS(セガサターン)のゲームも快適に動作します。

その他の比較的 軽いPS1、SFC(スーパーファミコン)、MD(メガドライブ)、FC(ファミコン)、GBA(ゲームボーイアドバンス)、PCE(PCエンジン)、NEOGEO(ネオジオ)のゲームも動作します。

なお、エミュレーターはGoogle Playストアからダウンロードできます。ほとんど無料ですが、有料になるものもあります。

おすすめのエミュレーターはRetroArch、DuckStation、PPSSPP、YabaSanshiro2 です。

「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」の評価

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo FPS

6つの基準で「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」を5段階で評価してみました。

スペック:★★★★

デザイン:★★★★

通信:★★★

機能:★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Alldocubeから発売されたSnapdragon 6 Gen 1搭載の8.4型タブレットです。

前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」よりも性能が高く、ゲームに最適な性能を備えています。

Snapdragon 6 Gen 1の性能についてはベンチマークで見たとおり、Helio G99よりも少し性能が高い程度です。

しかし、LPDDR5規格の最大16GBメモリとUFS3.1規格のストレージ(128GB)で、

より高いパフォーマンスを発揮できるように改善されています。

また、他の一般的なタブレットと違い、Type-Cから映像出力できるというメリットもあります。

そのため、ディスプレイと接続して大画面でゲームをプレイしたり、

複数のコントローラーを用意して二人で対戦プレイを楽しんだりすることが可能になっています。

さらにアンプフィルター内蔵のデュアル BOXスピーカー搭載で比較的音が良いのも大きなメリットです。

傾けて操作できるジャイロスコープセンサーや、爆発などの衝撃を体験できる振動モーター

ちらつきを抑えるDC調光に対応したディスプレイも採用されており、

これらの点もゲームに適しているといえます。

ただし、本格的なゲーミングタブレットと比べると、リフレッシュレート 144Hzや冷却システム、

Wi-Fi 6に対応していないなどのデメリットもあります。

完全に「ゲーミングタブレット」といえる性能ではないので、

あくまでゲームに適したタブレットとして捉えておいた方がいいでしょう。

(まとめ)

新モデルは「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」はゲームに適した性能を多く持ち、

Helio G99プロセッサを搭載したタブレット以上に、ゲームで高いパフォーマンスを発揮できるようになっています。

本格的なゲーミングタブレットと比べると劣る部分がいくつかありますが、

価格を考えると非常にコストパフォーマンスに優れているといえます。

「Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」の価格・販売先

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo 正面

ECサイト

AliExpressで29,512円、

で販売されています。

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AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

 

おすすめの類似製品を紹介

Alldocube iPlay 60 Mini Turbo」に似た性能をもつタブレットも発売されています。

「LAVIE Tab T9 T0995/HAS」

NECから発売された8.8インチのタブレットです(2024/2/15発売)。

Android 13、Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1、8GB LPDDR5Xメモリ、2.5KのワイドLED液晶、128GBストレージ、6550 mAhバッテリー、背面 13MP+2MPの2眼のメインカメラ、前面 8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、リフレッシュレート 144Hz、X軸リニアモーター、ゲームアシスタント機能、DP映像出力、ステレオスピーカー、Dolby Atmos、ステレオマイク、PD急速充電、LAVIE Tab デジタルペン3 (筆圧4096段階・別売)、

ストレージ拡張 (microSD)、USB 3.2 Gen 2 Type-C x1(クライアント機能/OTG/映像出力/充電)、USB 2.0 Type-C x1(クライアント機能、OTG対応、充電兼用)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで109,780円(税込)、楽天市場で81,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで83,900円、です。

関連記事:「LAVIE Tab T9 T0995/HAS」は最強ハイエンド? 高性能 8型タブレットと徹底 比較!

「Lenovo Legion Y700 2023」

レノボから発売された8.8インチのタブレットです(2023年8月発売)。

Android 13 + ZUI 15、Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1、12GB/16GB LPDDR5Xメモリ、解像度2560 x 1600 pxのIPS液晶、256GB/512GBストレージ、6550mAhバッテリー、背面13MP+2MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを備搭載しています。

また、デュアル ステレオスピーカー、Dolby Atmosサウンド、冷却システム、デュアルX軸リニアバイブレーター、45W急速充電、リフレッシュレート 144Hz、タッチサンプリングレート 240Hz、USB-C 3.1 Gen2 (OTG/DP映像出力) 、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で98,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで72,800円、AliExpressで45,241円、です。

関連記事:「Lenovo Legion Y700 2023」ゲームで最強か? 高性能8型タブレットと徹底 比較!

「Alldocube iPlay 60 mini Pro」

Alldocubeから発売された8インチのAlldocube OS 3.0 タブレットです。MediaTek Helio G99、フルHDのIPS液晶、6050 mAhバッテリー、13MPカメラ、デュアルBOXスピーカー搭載で、ステレオサウンド、顔認証、Widevine L1、18W PD急速充電、Wi-Fi 5に対応しています。

価格は、Amazopnで28,999円(税込・6000円OFFクーポン付き)、楽天市場で27,999円(送料無料)、AliExpressで23,610円、米国 Amazon.comで$179.99 ($20 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:激変した「Alldocube iPlay 60 mini Pro」の性能を解説

「HEADWOLF Fpad 5」

HEADWOLFから発売された8インチのAndroid 14 タブレットです。 Helio G99、フルHD液晶、128GB UFS 2.1 ストレージ、5500mAhバッテリ、13MPカメラ搭載で、Widevine L1、4G LET通信、デュアル BOXスピーカー、顔認証に対応しています。

価格は、Amazonで26,999円 (税込・6000円OFFクーポン付き)、楽天市場で24,499円(送料無料・ポイント3倍あり)、AliExpressで18,609円、米国 Amazon.comで$189.99 です。

関連記事:「HEADWOLF Fpad 5」新OSでコスパよし? 最新のミニ タブレットと徹底 比較!

他のAlldocube タブレットと比較

他にもAlldocubeのタブレットが販売されています。8インチモデルのほかに10インチ、11インチモデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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