スマートディスプレイのEcho Show 8(第3世代)。早くも「機能も音質もすごい!」と評判です。
AmazonからはすでにEcho Show 8(第2世代)が発売され、その優れた画質や音質、カメラ性能で話題になっていました。
今回発売されたEcho Show 8(第3世代)はそのオーディオ性能やカメラ性能、プロセッサ性能を強化した注目のモデルです。
特に、空間オーディオに対応し、より没入感のあるサウンド体験が可能になった点は驚き!
Zigbee、Matter、Threadに対応したスマートホームハブを内蔵し、対応した機器と簡単に接続できるようになった点も非常に便利です!
今回の記事はそんな魅力あふれるEcho Show 8(第3世代)を、
「第2世代モデルとの違い」に注目し、以下の5つの観点を重点的に検証していきます。
- 機能
- オーディオ
- ビデオ通話
- プロセッサ
- デザイン
また、Google「Nest Hub 2」ではできない「Echo Show 8(第3世代)」ならではのメリットも紹介!できることや購入する前に知っておきたいデメリット、評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「Echo Show 8(第3世代)」が発売開始!
2024年8月1日、日本でAmazonの新製品「Echo Show 8(第3世代)」(エコーショー8)が発売されました。
Alexaに対応した8インチのスマートディスプレイです。
Amazonからは2021年6月に「Echo Show 8(第2世代)」が発売されています。
このスマートディスプレイは「動作が速くて機能も豊富」、「高画質なカメラが便利」と評判でした。
新モデルはその性能を受け継ぎつつ、さらに性能を向上させているようです。
もちろん、ビデオ通話やエアコンなどのスマート家電との連携もできますよ。
それでは早速、どんなスマートディスプレイなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
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公式ニュースリリース:Amazonの新しい Echo Show 8(第3世代)を販売開始 – About Amazon | Japan
違い1:画面表示の自動調整機能に対応・ビジュアルIDやウィジェットでさらに便利に
Echo Show 8 (第3世代) は、これらの進化したディスプレイ機能によって、情報をより見やすく、よりパーソナルに、そしてより使いやすく提供し、あなたの毎日を、よりスマートに、より快適にサポートします。
距離に応じて表示が変化!AIによる画面表示の自動調整機能
Echo Show 8 (第3世代) は、AIを活用した画期的な「画面表示の自動調整機能」を搭載。これは、ユーザーとデバイスの距離をAIがリアルタイムで認識し、表示内容を自動的に最適化する、第2世代モデルにはなかった先進的な機能です。
例えば、朝、リビングのソファでくつろぎながらEcho Show 8 (第3世代) を見ると、大きな文字で今日の天気予報と主要ニュースの見出しが表示されます。
朝食の準備のためにキッチンに立ち、Echo Show 8 (第3世代) に近づくと、自動的に表示が切り替わり、天気予報の詳細な情報や、ニュース記事の内容が表示されます。これにより、遠くからでも、近くからでも、常に最適な情報を一目で確認でき、忙しい朝の時間を有効活用できます。
家族それぞれの”欲しい”情報を表示!ビジュアルID機能
Echo Show 8 (第3世代) は、事前にビジュアルIDを登録することで、ユーザーを認識し、その人に合わせた情報を表示する「ビジュアルID」機能を搭載しています。
例えば、
- 小学生のお子さんがEcho Show 8 (第3世代) の前に立つと、Amazon Kids+で最近視聴したアニメのエピソードや、おすすめのゲームが表示されます。
- お父さんが近づくと、Yahoo!ファイナンスでチェックしている株価情報や、最近読んだKindle本の続きが表示されます。
- お母さんが近づくと、クックパッドで検索したレシピや、お気に入りのアーティストの新曲情報が表示されます。
このように、家族一人ひとりの興味や好みに合わせたコンテンツを表示することで、家族みんながEcho Show 8 (第3世代) をより便利に、より楽しく活用できます。
よく使う機能にワンタップでアクセス!ウィジェット機能
Echo Show 8 (第3世代) は、ホーム画面にウィジェットのショートカットアイコンを表示できるようになりました。これにより、よく使う機能やスマートホームデバイスの操作が、さらに簡単になりました。
例えば、
- リビングの照明のアイコンをタップすれば、照明のオン/オフや明るさの調整ができます。
- 音楽再生アイコンをタップすれば、Amazon Musicで最近聴いたプレイリストをすぐに再生できます。
- カレンダーアイコンをタップすれば、今日の予定やリマインダーをすぐに確認できます。
これらのウィジェットは、自分の使いやすいようにカスタマイズできるので、Echo Show 8 (第3世代) を、より自分好みに、より便利に使いこなすことができます。
<機能の比較>
- 第3世代モデル・・・画面表示の自動調整機能に対応
- 第2世代モデル・・・画面表示の自動調整機能に非対応
違い2:空間オーディオの立体感のあるサウンドを再生できる
Echo Show 8 (第3世代) は、進化した空間オーディオ技術によって、あなたのエンターテインメント体験を、より豊かで、より感動的なものへとレベルアップさせてくれます。
まるで映画館やコンサートホールにいるような没入感
Echo Show 8 (第3世代) は、サウンド体験を劇的に進化させました。新たに搭載された空間オーディオ技術は、音を立体的に配置することで、まるで音が四方八方から聞こえてくるかのような感覚を生み出します。
例えば、Prime Videoで映画『DUNE/デューン 砂の惑星』を視聴すれば、砂漠の広大な風景や、巨大なサンドワームの迫力ある動きが、音を通してリアルに感じられ、まるで映画の世界に入り込んだかのような没入感を味わえます。
また、Amazon Music Unlimitedで、ベルリン・フィルのコンサートのライブ音源を再生すれば、ホールに響き渡るオーケストラの壮大なサウンドに包み込まれ、自宅にいながらにして、コンサートホールにいるかのような贅沢な体験ができます。
低音はより深く、サウンドはよりクリアに
Echo Show 8 (第3世代) は、2つの52mmネオジムスピーカーとパッシブバスラジエーターを搭載。スピーカー構成自体は第2世代モデルから変更ありませんが、空間オーディオ技術への対応により、音質が大幅に向上しています。
特に、第2世代モデルから強化されていた低音域が、さらにパワフルになり、深みと迫力が増しています。例えば、Billie Eilishの「bad guy」を再生すれば、ベースラインの重低音が体の芯まで響き渡り、楽曲の世界観をより深く堪能できます。また、ボーカルや楽器の音色も、よりクリアで鮮明に再現されるため、アーティストの息づかいまで感じられるような、臨場感あふれるサウンドを楽しめます。
面倒な設定は不要!手軽に空間オーディオを楽しめる
Echo Show 8 (第3世代) で空間オーディオを楽しむために、特別な機器や設定は必要ありません。Echo Show 8 (第3世代) 単体で、空間オーディオに対応したコンテンツを再生できます(対応スマートフォンが必要になる場合があります。
iPhoneならiOS 17以上、Android スマホなら最新のGoogle Pixel シリーズなど)。Amazon Music UnlimitedやApple Musicなどの対応音楽配信サービスで、空間オーディオ対応の楽曲(例えば、Dolby Atmosや360 Reality Audioフォーマットの楽曲)を検索し、再生するだけで、すぐにその迫力サウンドを体験できます。また、Prime Videoで、Dolby Atmos対応の映画やドラマを視聴すれば、臨場感あふれるサウンドで、映画の世界に没入できます。
<オーディオの仕様を比較>
第3世代モデル・・・空間オーディオに対応
第2世代モデル・・・空間-ディオに非対応
違い3:カメラ位置を中央に変更・自動フレーミング機能でビデオ通話が快適に
Echo Show 8 (第3世代) は、進化したカメラ機能によって、ビデオ通話をより自然で快適なものにし、さらに、セキュリティカメラとしても活用することもできます。
カメラが中央に!自然なアイコンタクトで、会話が弾む
Echo Show 8 (第3世代) は、ビデオ通話体験を大きく向上させました。第2世代モデルでは右端にあったカメラを、デバイスの中央に配置。これにより、ビデオ通話中に画面を見ながら話しても、相手にはあなたがカメラ目線で話しているように見え、より自然なアイコンタクトを実現します。
例えば、遠方に住む家族とのビデオ通話で、お互いの顔を見ながら近況を報告し合ったり、オンライン会議でプレゼンテーションをしながら、相手の反応を確認したりする際に、よりスムーズで、より人間味あふれるコミュニケーションが可能になります。
常にあなたを主役に!進化した自動フレーミング機能
Echo Show 8 (第3世代) は、自動フレーミング機能もさらに進化しました。ビデオ通話中にあなたが部屋の中を動き回っても、カメラが自動的にあなたを追尾し、常にフレームの中心に捉え続けます。
例えば、キッチンで料理をしながら、友人とのビデオ通話を楽しむ際、レシピを確認するために冷蔵庫に移動したり、材料を取りに棚へ移動したりしても、カメラがあなたを追いかけ、常に最適な構図で映像を届けます。まるで、プロのカメラマンが撮影しているかのような、自然でスムーズな映像で、会話に集中できます。
高画質カメラと安心のプライバシー設計
Echo Show 8 (第3世代) は、第2世代モデルと同じ1300万画素の高画質カメラを搭載。鮮明で美しい映像でビデオ通話を楽しめます。例えば、オンラインヨガレッスンに参加する際、インストラクターの動きを細部まで確認したり、オンライン飲み会で、友人の表情をクリアに見たりすることができます。
もちろん、プライバシーにも配慮。物理的なカメラカバーと、マイク/カメラのオン/オフボタンが付いているので、ビデオ通話を使用しない時は、カメラをオフにしておくことができ、安心して利用できます。
セキュリティカメラとしても活躍、外出先から自宅を見守り
Echo Show 8 (第3世代) のカメラは、Alexaアプリと連携させることで、セキュリティカメラとしても活用できます。例えば、旅行中に、自宅の様子をスマートフォンで確認したり、ペットを飼っている方は、外出先からペットの様子を見守ったりすることができます。
<カメラの位置を比較>
- 第3世代モデル・・・本体上部の中央に配置
- 第2世代モデル・・・本体上部の右端に配置
違い4:AI対応のオクタコアSoCに変更・より高速に動作するように改善
Echo Show 8 (第3世代) は、AI対応の高速プロセッサによって、あらゆる操作を、よりスムーズに、より快適にし、あなたの毎日を、よりスマートに、より豊かにサポートします。
AIの力を最大限に引き出す、Amazon AZ2 ニューラルネットワークエンジン
Echo Show 8 (第3世代) は、その心臓部に、Amazon AZ2 ニューラルネットワークエンジン内蔵のオクタコアSoCを搭載。このパワフルなプロセッサは、特にAI処理能力を大幅に向上させ、Echo Show 8 (第3世代) を、より賢く、よりパーソナルなデバイスへと進化させました。
例えば、
- ビジュアルID機能: 事前に登録した家族の顔を認識し、それぞれに合わせた情報(例えば、お父さんには株価情報、お母さんにはレシピ、子供には学習アプリなど)を表示します。
- 画面表示の自動調整機能: ユーザーとデバイスの距離をAIが認識し、遠くにいる時は天気予報やニュースの見出しを大きく表示、近づくと詳細情報を表示するなど、表示内容を自動的に最適化します。
これらの高度なAI機能は、Amazon AZ2 ニューラルネットワークエンジンによって、高速かつスムーズに処理されます。
アプリの起動も、動画再生も、サクサク快適!
Echo Show 8 (第3世代) は、従来のMediaTek MT 8183から、Amazon AZ2 ニューラルネットワークエンジン内蔵のオクタコアSoCにプロセッサが変更されたことで、基本的な処理性能も大幅に向上しています。例えば、「アレクサ、YouTubeで猫の動画を見せて」と話しかけると、ほぼ瞬時にYouTubeアプリが起動し、可愛らしい猫の動画が再生されます。また、Prime Videoで映画を視聴する際も、動画の読み込みが速く、再生中に映像が途切れることもありません。
スマートホーム操作も、思いのままに
Echo Show 8 (第3世代) は、スマートホームデバイスの操作も、より快適に行えます。例えば、「アレクサ、リビングの電気を消して」と話しかけると、ほぼ同時に照明が消灯します。
Google Nest Hub (第2世代) など、他のスマートディスプレイでは、音声コマンドからデバイスの動作までに、若干のタイムラグが生じる場合がありますが、Echo Show 8 (第3世代) では、そのような遅延を最小限に抑え、ストレスフリーなスマートホーム体験を提供します。
Philips Hue(別売)などのスマート照明の色や明るさを、音声コマンドで細かく調整する際も、Echo Show 8 (第3世代) は、あなたの指示に瞬時に反応し、理想的な照明環境をすぐに作り出します。
<プロセッサの比較>
- 第3世代モデル・・・Amazon AZ2ニューラルネットワークエンジン内蔵のオクタコアSoC
- 第2世代モデル・・・MediaTek MT 8183
違い5:背面のデザインが大幅に変更。見えないところにもこだわり!
Echo Show 8 (第3世代) は、細部にまでこだわり抜かれたデザインによって、より洗練され、より上質に、そして、より使いやすく進化しました。
一見すると同じ?しかし、細部に宿る進化
Echo Show 8 (第3世代) は、正面から見ると、第2世代モデルと同様に、四隅が丸みを帯びた、8インチのフラットなスクリーンを持つ、親しみやすいデザインを踏襲しています。しかし、手に取って細部を観察すると、その進化は明らかです。
背面デザインの変更で、より洗練された印象に
Echo Show 8 (第3世代) の背面は、第2世代モデルから大きく変更されました。第2世代モデルでは、背面全体をファブリック素材のスピーカーグリルが覆っていましたが、第3世代モデルでは、上部にスペースを残し、スピーカーを下部に配置。これにより、背面の上部から、タブレットのような形状が少し見えるようになり、より洗練された、モダンな印象を与えます。例えば、キッチンカウンターに置いた場合、調理器具や食器など、他のアイテムとの調和がより美しくなり、空間全体をスタイリッシュに演出します。
奥行きの増加がもたらす、安定感と高級感
Echo Show 8 (第3世代) は、第2世代モデルよりも奥行きが7mm長くなっています (107mm)。このわずかな変化が、デバイス全体の安定感を高め、より高級感のある佇まいを実現しています。例えば、リビングのサイドボードに置いた場合、その安定感のあるフォルムが、空間に落ち着きと品格をもたらします。
フレームレスガラスカバーで、没入感を高める
Echo Show 8 (第3世代) のスクリーンには、フレームレスのガラスカバーが採用されています。これにより、画面とベゼルの境界線がほとんど目立たなくなり、映像への没入感がさらに高まります。例えば、Prime Videoで映画を視聴する際、フレームの存在を気にすることなく、映画の世界に集中できます。また、デジタルフォトフレームとして使用する際も、写真がより美しく、より魅力的に表示されます。
インテリアに馴染む、2色のカラーバリエーション
Echo Show 8 (第3世代) は、第2世代モデルと同様、グレーシャーホワイトとチャコールの2色展開。どんなインテリアにも馴染みやすい、人気のカラーを継承しています。
- グレーシャーホワイト: 清潔感があり、明るい空間を演出します。例えば、白を基調とした北欧風のインテリアや、ナチュラルテイストのリビングにぴったりです。
- チャコール: 落ち着いた印象で、モダンな空間にマッチします。例えば、モノトーンで統一された寝室や、インダストリアルデザインの書斎におすすめです。
<サイズ・重量の仕様を比較>
- 第3世代モデル・・・サイズ 200 x 139 x 106 mm、重量 1034 g
- 第2世代モデル・・・サイズ 200 x 130 x 99 mm、重量 1037g
Googleよりも優れた「Echo Show 8(第3世代)」のメリット
Google「Nest Hub 2」にはできない「Echo Show 8(第3世代)」のメリットを紹介します。
メリット1:ビデオ通話が使える
Google「Nest Hub 2」はカメラが搭載されていないため、ビデオ通話ができません。
ビデオ通話はスマホやタブレットのアプリからも利用できますが、
一定の場所において使うスマートディスプレイの方が、まるで固定電話のようで使いやすいです。
新モデル「Echo Show 8(第3世代)」は13MPの高精細なカメラと自動フレーミング機能が使えて便利です。
Google「Nest Hub 2」を使っているユーザーからすると、このビデオ通話機能が非常に羨ましく思います。
メリット2:Amazonプライムビデオを視聴できる
Google「Nest Hub 2」はAmazonプライムビデオを視聴することができません。
パソコンからキャストして表示させようとしてもうまく表示できません。
新モデル「Echo Show 8(第3世代)」は音声やタッチ操作で
直接Amazonプライムビデオにアクセスできるので便利です。
特にスマートディスプレイはハンズフリーで操作できるため、
何か作業をしながら動画を視聴するのに適しています。
例えば自宅で仕事をしながらAmazonプライムビデオを視聴することも・・・。
作業効率が落ちるかもしれませんが、一度使うとやみつきになります。
メリット3:Alexaスキルでカスタマイズできる
Google「Nest Hub 2」はAlexaスキルを追加してカスタマイズできる機能がありません。
そのため、一定の使い方に限られてしまいます。
しかし、新モデル「Echo Show 8(第3世代)」なら、
Alexaスキルを追加して、どんどん使いやすくカスタマイズできます。
たとえば、カラオケのスキルを追加したり、radikoスキルを追加して特定の放送局を指定して再生できたりします。
「Echo Show 8(第3世代)」のデメリット
「Echo Show 8(第3世代)」のデメリットを紹介します。
デメリット1:Youtubeアプリに対応していない
「Echo Show 8(第3世代)」はYouTubeアプリを使えません。YouTubeを視聴する場合はブラウザ経由(Amazon SilkかFirefox)になります。
一方、「Nest Hub 2」はYouYubeアプリを使用できます。
デメリット2:健康管理に関する機能がない
「Echo Show 8(第3世代)」は健康管理に関わる機能を備えていません。
一方、「Nest Hub 2」は睡眠モニタリング機能を搭載し、睡眠時間や睡眠の質を計測できます。
「Echo Show 8(第3世代)」のスペック
- ディスプレイ 8.0インチ、解像度 1280 x 800 px のタッチスクリーン
※自動フレーミング機能/自動色彩調整機能 - プロセッサ Amazon AZ2ニューラルネットワークエンジン内蔵のオクタコアSoC
- 電源 ACアダプター
- カメラ 前面 13MP ※カメラカバー付き
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth(A2DP/AVRCP)
- インターフェース 電源ポート、マイク、カメラ(ON/OFFボタン)
- スピーカー 2.0インチ (52 mm) ネオジムスピーカー x2(パッシブ低音ラジエーター付き・低音域を強化)
- オーディオ 空間オーディオに対応
- スマートホームハブ Zigbee、Matter、Threadボーダールーター
- Alexaアプリ iOS、Android、Fire OS、もしくは、パソコンのブラウザから使用可能
- 機能 Amazon wifi簡単セットアップ、ユーザー補助機能、プライバシー機能、モーション機能、低電力モード、自動フレーミング(話し中の人を正面に拡大表示)
- プライバシー機能 ウェイクワード検出技術、通知用インジケータ、マイク/カメラ オン/オフボタン、内蔵カメラカバー、音声録音の確認および削除など
- 言語 日本語、英語、日英バイリンガルを含む、世界15カ国の国と地域の言語に対応
- OS 独自OS (新品発売の4年後まで、ソフトウェアのセキュリティアップデートあり)
- サイズ 200 x 139 x 106 mm
- 重量 1034 g
- カラー チャコール、グレーシャーホワイト
- 付属品 電源アダプタ(30W – ケーブル1.5m)、クイックスタートガイド
「Echo Show 8(第3世代)」でできること まとめ
「Echo Show 8(第3世代)」でできることをまとめてみました。
新しく追加された機能
- 画面表示の自動調整機能(ビジュアルID、ウィジェットを含む)
- 空間オーディオの再生
- より快適な自動フレーミング機能
- より高速な動作(AI処理でも高速)
- スマートホームハブ機能(他のスマートホーム製品とスムーズに接続)
第2世代モデルで利用できた機能
- 自動フレーミング機能、自動色彩調整機能
- 13MPカメラを使ったビデオ通話
- 2.0インチネオジムスピーカー(パッシブ低音ラジエーター付き・低音域を強化)の高音質な音楽再生
- Alexa字幕、拡大鏡機能、画面色の反転、色の補正機能
- プライバシー設定
- タイマー機能(アラーム・リマインダー)
- スキルの追加(2,500種類以上)
- 削除機能
- 定型アクション機能
- フォトフレーム機能
他のEcho Showと共通した機能
音楽・ラジオの再生(Amazon Music、Spotify、dヒッツ powered by レコチョク、うたパス、Apple Music、radiko.jpなど)※有料
動画配信サービスの再生(Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、Paravi(パラビ)、ひかりTV、AbemaTV)※有料
スマート家電の操作
ニュースの再生 ※無料
Alexaスキルの追加
その他(天気、鉄道運行状況の確認、タイマーのセット、各種リストへの項目追加、カレンダーへの予定の追加、リマインダーの設定)
Echo Show 8(第3世代)の評価
6つの基準で「Echo Show 8(第3世代)」を5段階で評価すると以下のようになります。
- スペック:★★★★
- デザイン:★★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★
<総合評価>
2021年6月に発売された「Echo Show 8(第2世代)」の後継モデルになります。
新たにデザインを一新し、プロセッサ、オーディオ性能、機能を強化しています。
注目すべき点は3点あります。
一点目は「画面表示の自動調整機能」に対応している点です。
名前からどんな機能なのか推測しにくいですが、簡単に言うと、いわゆるAIを使った個人の最適化機能です。
ユーザーに合わせてスマートディスプレイ側が表示内容を変えたり、見え方を自動で変更したりできます。
従来モデルではまだAI機能に対応していませんでしたが、新モデル「Echo Show 8(第3世代)」ではバッチリと対応してきました。
二点目はそうしたAI機能を使うために適したAZ2ニューラルネットワークエンジン内蔵のソケットに変更していることです。
あまり大々的に宣伝されてはいませんが、将来的に見るとこれが前世代モデルとのもっとも大きな違いです。
なぜなら、今後バージョンアップを重ねて「AI機能」を追加できるからです。
大規模なアップデートはないかもしれませんが、いずれ「AIと対話する機能」が追加されるでしょう。
技術的な問題でまだ実現していませんが、映像を表示できる「スマートディスプレイと対話する」という新しい用途が生まれてきそうです。
三点目は空間オーディオに対応したことです。
第2世代モデルでも十分に低音の効いたサウンドを再生できますが、新モデルはさらに音に厚みが増し、
これまで以上に快適に音楽を再生できるように改善されています。
スマートフォンではまだ一部の機種しか対応していないので、
スマホで聞いたいた音楽を、あえて音質のいい「Echo Show 8(第3世代)」に切り替えて聴くという新しい使い方ができそうです。
新モデル「Echo Show 8(第3世代)」の発売時の価格は22,980円(税込)。
Google「Nest Hub 2」と比べるとかなり高額になりましたが、AI機能を備えていることを考えると妥当なところでしょう。
8インチの高性能なスマートディスプレイを探している人におすすめです。
Echo Show 8(第3世代)の価格・購入先
ECサイト
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- 楽天市場で18,980円(送料無料)、
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で販売されています。
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おすすめの類似製品を紹介
「Echo Show 8(第3世代)」に似たスマートディスプレイも販売されています。
「Echo Show 15(第2世代)」
Amazonから発売された15.6インチのAlexa対応スマートディスプレイです(2024年11月21日に発売)。
2.0インチウーファー、0.6インチツイーター、13MPカメラ、広角レンズを搭載しています。
Fire TV機能、空間オーディオ、3.3倍のデジタルズーム機能、自動フレーミング機能、ノイズ低減、カメラカバー(プライバシー保護)、スマートハブ機能(Zigbee、Thread、Matter)
Alexa音声操作、壁掛け(マウント付属)、スタンド(別売)、Wi-Fi 6E、Bluetooth (A2DP)に対応しています。
価格は、Amazonで47,980円(税込)、です。
関連記事:Echo Show 15(第2世代)レビュー!音質やカメラはどう進化した?
「Nest Hub 2」
Googleから発売された7インチのGoogle Home 対応 スマートディスプレイです。ARM クアッドコアプロセッサ、低音強化のフルレンジスピーカー搭載で、
睡眠モニタリング機能、メディアコントロール(ジェスチャー操作)、目覚ましディスプレイ、明るさと色の自動調節、3つのマイク、Chromecast、無線規格「Thread Radio」、フォトフレーム機能、「ルーティン」機能、「ボイスマッチ」機能、Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、楽天市場で5,980円、ヤフーショッピングで11,000円 です。
関連記事:「Nest Hub 2」で快眠? 小型スマートディスプレイと徹底比較!
「Echo Show 10(第3世代)」
Amazonから発売された10.1インチのAlexa対応スマートディスプレイです。350度回転するHDタッチスクリーン、MediaTek 8183、2.1チャンネルスピーカー搭載で、350度の首振りモーション機能、ビデオ通話、ライブビュー、スキル共有、高音質な音楽再生、自動フレーミング、Zigbeeスマートホームハブ、ユーザー補助機能、プライバシー機能、モーション機能、低電力モード、Wi-Fi、Bluetooth、MIMOに対応しています。
価格は、Amazonで29,980円(税込)、楽天市場で35,469円(送料無料)、です。
関連記事:「Echo Show 10」は超優秀? 10型スマートディスプレイと徹底 比較!
「Echo Show 5(第3世代)」
Amazonから発売された5.5インチのAlexa対応スマートディスプレイです。MediaTek MT 8169 B、2MPカメラ(カメラカバー付き)、1.7インチ(44mm)のフルレンジスピーカー搭載で、
カレンダー表示、フォトフレーム、ビデオ通話、見守り、カメラカバー、マイクのオン/オフボタン、低電力モード、Alexa Cast機能、タイマー機能(アラーム・リマインダー)、スキルの追加(2,500種類以上)、Matter規格、Wi-Fi通信、Bluetooth接続に対応しています。
価格は、Amazonで12,980円、楽天市場で10,980~16,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで11,480円(送料無料)です。
関連記事:「Echo Show 5(第3世代)」は超便利? 小型スマートディスプレイと徹底 比較!
「New Bridge AN-M010」
慶洋エンジニアリングから発売されたAndroid TV 搭載のスマートモニターです。11.6インチのHD IPS液晶、Amlogic S805X2、4GB メモリ、128GBストレージ、スピーカー(2W + 2W)、キックスタンド搭載で、
HDMI入力端子(ゲーム機、DVDプレーヤーなどの映像出力)、Googleアシスタント(音声リモコン付き)、Chormecast Built-in、最大256GBまでのストレージ拡張、動画配信サービス、音楽ストリーミング、USB端子、DC電源入力端子、AV入力端子、ヘッドホン出力端子、データ再生用USB端子、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2に対応しています。
価格は、Amazonで19,800円(税込)、楽天市場で18,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで19,800円、です。
関連記事:スマートモニター「New Bridge AN-M010」のできることを解説
「Xiaomi TV A Pro 43 2025」
シャオミから発売されたGoogle TV OSを搭載したチューナーレステレビ(スマートテレビ)です(43V型、55V型、65V型、75V型の4モデルを用意)。
10億色の量子ドットLEDディスプレイ、クアッド A55 プロセッサ、2GBメモリ、8GBストレージ、2つの8Wスピーカー搭載で、
Dolby Audio、DTS:X、DTS Virtual:Xサウンド、Googleアシスタント、キャスト機能(Miracast)、動画配信サービスの視聴、ストリーミング音楽の再生、USB 2.0 x1、HDMI x3(eARC付き1ポート)、コンポジット入力(AV)、イーサネット(有線LAN)、光デジタルオーディオ出力、3.5mmヘッドホンジャック、CI+スロット、Wi-Fi 2.4GHz/5GHz、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで39,800円(税込・43型)、楽天市場で39,800円(送料無料)です。
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