Echo Show 15(第2世代)レビュー!音質やカメラはどう進化した?

Echo Show 15 2024 top
2024年11月21日に発売された「Echo Show 15(第2世代)」は、15.6インチの大画面を搭載し、前モデルから大幅な進化を遂げた壁掛け対応のスマートディスプレイです。

このレビューでは、第1世代との違いや、実際に使って感じたメリット・デメリットを徹底検証しました。

Echo Show 15(第2世代)のメリット(Pros):

  • Fire TV機能が完全統合され、Alexa対応音声認識リモコンが標準付属
  • 2ウェイ4スピーカー構成で音質と低音が劇的に向上
  • 13MPカメラが中央配置になり、自動フレーミングで見守りも快適
  • Matter/Thread対応のスマートホームハブ機能を内蔵

Echo Show 15(第2世代)のデメリット(Cons):

  • 価格が約4.8万円に上昇(スタンドは別売り)
  • HDMIなどの外部入力端子は非搭載
  • グレアパネルのため照明の映り込みがある

総合評価:

第2世代は、カメラ位置や音質など第1世代の弱点を克服した「完成形」です。特にリモコン付属によるFire TVの操作性は抜群で、キッチンのテレビ代わりとして最適解となります。価格は約6万円(スタンド込)と高価ですが、壁掛けでスマートホームを一元管理したいユーザーには、価格に見合うだけの体験価値がある一台と言えるでしょう。

この記事でわかること

  • デザイン:15.6インチ、額縁風デザイン、壁掛け設置、VESA対応モニターアーム、第1世代(中古)とのカメラ配置の差、HDMIなど外部入力の有無、プライムデー購入時の付属品
  • 初期セットアップ:アカウント連携、Wi-Fi自動接続、設置テンプレート、ウィジェット 一覧の設定
  • ディスプレイ:15.6インチフルHD、グレアパネル、モニターとして使う、改造やAndroid化不要のアプリ動作、フォトフレーム機能、カレンダーの常時表示
  • 操作性:Fire TV統合、音声認識リモコン、改造やAndroid化不要のレスポンス、ハイブリッド操作
  • 音質:2ウェイ4スピーカー、独立ツイーター、低音強化、外部スピーカー接続、歌詞表示
  • ビデオ通話:13MP高画質カメラ、上部中央配置、自動フレーミング、物理カメラカバー、見守り機能
  • スマートホーム連携:Matter/Thread対応、ビジュアルID、ホーム画面カスタマイズ、ハブ機能
  • 比較Echo Show 15(第1世代)Echo Show 11Echo Show 8(第4世代)Echo Show 5(第3世代)
  • スペック:ハードウェアの仕様詳細
  • 評価:5段階評価、総評、最適なユーザー、メリット・デメリット
  • 価格:購入先、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピング、中古、最安値、プライムデー

この記事を最後まで読むことで、Echo Show 15(第2世代)を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ニュースリリース:Amazon Newsroom – Amazon、「Echo Show 15(第2世代)」を国内で発売

デザインとインターフェース:Echo Show 15(第2世代)の洗練されたボディと進化点

Echo Show 15 2024 スタンド

ここでは、Echo Show 15(第2世代)の実機に触れて感じたサイズ感やデザインの質感、そしてインターフェースの使い勝手について詳細にレビューしていきます。

インテリアに溶け込む15.6インチの「額縁」デザイン

箱から取り出して設置してみると、15.6インチというサイズは圧巻です。一般的なノートPCと同等の画面サイズですが、黒いフレームと白いマット(ベゼル)のデザインにより、デジタルガジェットというよりは、一つのインテリアやアート作品のような佇まいを感じます。幅408mm × 高さ257mmという大きさは、デスクに置けば視界いっぱいに情報が表示され、まさに「モニターとして使う」のに十分な迫力があります。

重量は約2.3kgあり、手に持つとずっしりとした重みを感じますが、この重さが壁掛けやスタンド設置時の安定感に繋がっています。リビングに設置して「カレンダー 常時表示」や「ウィジェット 一覧」を出しておけば、家族全員が見やすい情報掲示板として機能し、生活空間に自然に溶け込むデザインだと感じました。

第1世代との決定的な違い:カメラ位置と本体サイズの微増

Echo Show 15 2024 デザイン

見た目は前モデルとそっくりですが、「第1世代」と並べて比較すると確かな「違い」が見えてきます。まずサイズですが、第1世代(幅402mm × 高さ252mm × 奥行35mm)に対し、第2世代(幅408mm × 高さ257mm × 奥行36mm)は全体的に数ミリ大きくなり、重量も約100g増加しました。

最も分かりやすい進化点はカメラです。「中古」市場で出回る第1世代では左上にあったカメラが、第2世代ではベゼルの上部中央に移動しました。これによりビデオ通話時の目線が自然になり、デザインの左右対称性も向上しています。さらに、カメラの画質も5MPから13MPへと大幅に強化されており、見た目だけでなく性能面でも明確な進化を実感できました。

操作性を左右するボタンと接続ポート

Echo Show 15 2024 側面

本体上部には、マイク/カメラのオンオフボタン音量ボタン、そしてカメラカバーの開閉スイッチが配置されています。物理的なシャッターでカメラを塞ぐことができる点は、プライバシーを重視するユーザーにとって大きな安心材料です。ボタンのクリック感もしっかりしており、操作性は良好です。

背面には電源ポートがありますが、HDMI入力などの「外部入力」端子は搭載されていません。そのため、PCのサブモニターとして有線接続する使い方はできませんが、ブラウザ機能やキャスト機能を駆使することで、擬似的に情報の表示板として活用することは可能です。

背面中央に窪みがあり、そこからケーブルを上下左右に逃がせる設計になっているため、壁掛け時でもケーブルが邪魔にならず、スッキリと配線できる点は非常に好印象でした。

壁掛けとモニターアームの活用

Echo Show 15 2024 背面

Echo Show 15の真骨頂はやはり「壁掛け」にあります。同梱されている壁掛け用マウントとテンプレートを使えば、DIY初心者でも水平を取りながら設置できるよう配慮されています。実際に壁に取り付けてみると、わずか36mmという薄さのおかげで壁からの出っ張りが少なく、部屋全体がスマートな印象になりました。

また、背面には100mmピッチのVESAマウント穴が用意されています。これにより、一般的な「モニターアーム」に取り付けて使用することも可能です。デスクサイドにアームで固定すれば、自由に角度や位置を調整できる最強のサブ情報端末になります。賃貸などで壁に穴を開けられない場合や、デスクワークのお供として使いたい場合には、モニターアームでの運用が最適解と言えるでしょう。一部のユーザーが行うような「改造」や無理な「Android化」をしなくとも、標準機能と設置の工夫だけで十分にガジェットとしての面白さを引き出せます。

待望の音声認識リモコンと充実の付属品

Echo Show 15 2024 リモコン

第2世代の大きなトピックは、Alexa対応音声認識リモコンが標準で付属していることです。第1世代では別売りだったり、そもそもFire TV機能が後から追加されたりと変遷がありましたが、今回は最初からFire TVを楽しむための準備が整っています。リモコン自体のサイズはコンパクトで、Fire TV Stickなどに付属するものと同様の操作感です。タッチ操作だけでなくリモコン物理ボタンで操作できるようになったことで、動画視聴時の快適性が劇的に向上しました。

その他の付属品として、30Wの電源アダプタ1.5mのケーブル、壁掛け用のアンカーやネジが一通り揃っています。開封してすぐに設置・利用開始できるパッケージングは、ユーザーフレンドリーで好感が持てます。特に「プライムデー」やセールなどで購入し、すぐに使い始めたいユーザーにとって、追加で何も買い足さなくて良いのは嬉しいポイントです。

まとめ:デザインとインターフェース

  • サイズ感:15.6インチの大画面は視認性が高く、モニターライクな運用に最適
  • 設置性:付属マウントでのスマートな壁掛けに加え、VESA対応でモニターアームも利用可能
  • 第1世代との違い:サイズと重量がわずかに増加し、カメラ位置が中央へ移動して画質も13MPへ向上
  • リモコン:音声認識リモコンの標準付属により、離れた場所からの操作性が劇的に改善
  • 配慮:物理カメラカバーや配線ガイドなど、プライバシーと美観を両立させる設計

初期セットアップ:Echo Show 15(第2世代)の設定は簡単?Fire TV設定も統合されたスムーズな手順

Echo Show 15 2024 フォトフレーム

ここでは、開封から実際に使えるようになるまでのセットアップ手順を、物理的な設置とソフトウェア設定の両面からレビューしていきます。壁掛けを前提とした大画面モデルならではのポイントや、第2世代で変化したセットアップフローについて詳しく見ていきましょう。

コンセント位置と壁の下地確認が設置のキモ

まず直面するのが、どこにどう設置するかという物理的な課題です。Echo Show 15はバッテリーを搭載していないため、常に電源アダプタを接続しておく必要があります。そのため、「コンセント位置」から逆算して設置場所を決める必要がありました。付属のケーブルは1.5mありますが、壁掛けにする場合はケーブルが垂れ下がって見栄えが悪くならないよう、配線モールを使うなどの工夫が必要です。

設置にあたっては、付属の「設置テンプレート」が非常に役に立ちました。これを壁に当てて水平を取り、ネジ穴の位置をマーキングするだけで位置決めが完了します。ただし、日本の住宅によくある石膏ボードの壁に取り付ける場合は、「壁の下地確認」が必須です。付属のアンカーやネジを使う前に、設置場所の裏に柱があるか、あるいは石膏ボード用のアンカーがしっかり効くかを確認しました。

ここを怠ると2.3kgの本体が落下するリスクがあるため、慎重に行いました。私の場合は、賃貸でも跡が目立ちにくいホッチキス止めの「壁美人」を使用しましたが、純正マウントもシンプルで取り付けやすい構造になっています。

ストレスフリーなアカウント連携とアプリ設定

物理的な設置が終われば、電源を入れてソフトウェアの設定です。Amazonで購入時に「アカウントをリンクする」を選択していたため、「アカウント連携済み発送」の恩恵を受けることができました。電源を入れると既に私のアカウントが認識されており、Wi-FiパスワードもAmazonに保存されている情報を利用して「Wi-Fi自動接続」が完了しました。面倒なパスワード入力を大画面のソフトウェアキーボードで行う必要がなく、このスムーズさは感動的です。もし手動で入力する場合でも、画面が大きいのでスマホやタブレット感覚で快適に入力できます。

スマホのAlexaアプリとの連携も即座に行われました。「ホームデバイス登録」としてアプリに表示され、そこから「Amazon Photos連携」の設定を行えば、すぐに家族の写真をスライドショーとして表示できます。また、カメラ性能が向上したおかげか、「ビジュアルID」の登録もスムーズでした。カメラの前に立つだけでユーザーを認識し、自分用のカレンダーを表示してくれる機能は、家族で共有するデバイスとして非常に便利です。

動画視聴へ直結するFire TV設定とウィジェット

第1世代との最大の違いを感じたのが、セットアップの後半部分です。第1世代では通常のEchoとしてセットアップした後、アップデートを経てFire TV機能を追加する形でしたが、第2世代では初期設定のフローの中にFire TVのセットアップが完全に統合されています。アプリのダウンロードや機能制限の設定などが一連の流れで行われるため、迷うことがありません。

また、この流れの中で付属の音声認識リモコンの「リモコンペアリング」も行われます。画面の指示に従ってボタンを押すだけで完了し、セットアップが終わった瞬間からPrime VideoやYouTubeをリモコン操作で快適に楽しむことができました。

セットアップ完了後のホーム画面カスタマイズも楽しみの一つです。「ウィジェットギャラリー」からカレンダーや買い物リストを選んで配置しましたが、15.6インチの大画面のおかげで情報の視認性が抜群です。使っていない時は「フォトフレームモード」になり、インテリアとしても機能します。第1世代よりもセットアップ全体がエンターテインメント寄りになっており、単なる情報端末から「楽しめるディスプレイ」へと進化したことを最初から実感できました。

まとめ:初期セットアップ

  • 物理的な準備:バッテリー非搭載のためコンセント位置の確保が最優先
  • 設置のしやすさ:付属のテンプレートを使えば水平出しや位置決めは簡単
  • アカウント連携:購入時の紐付け設定によりWi-Fi入力などの手間が省ける
  • 第1世代との違い:Fire TVのセットアップとリモコンペアリングが初期フローに統合されスムーズに
  • カスタマイズ:大画面を活かしたウィジェット配置とフォトフレーム機能で実用性と美観を両立

ディスプレイと操作性:Echo Show 15(第2世代)のFire TV機能と快適なレスポンスを検証

Echo Show 15 2024 ストリーミング

ここでは、Echo Show 15(第2世代)の最大の特徴である15.6インチディスプレイの品質と、Fire TV機能を統合したことによる操作性の変化について、実機を使って徹底的にレビューしていきます。

15.6インチの迫力とグレアパネルの特性

まず目を引くのは、やはり15.6インチのフルHD(1920×1080)液晶ディスプレイです。タブレットとは一線を画すサイズ感で、少し離れた場所からでも文字や映像がはっきりと確認できます。発色は非常に鮮やかで、Amazon Photosの写真を表示した際の色味も自然で美しいと感じました。視野角も広く、斜めからキッチンで料理をしながら見ても色が反転することなく視認性は良好です。

ただし、光沢(グレア)パネルを採用しているため、設置場所には注意が必要です。窓際や照明の真下に置くと映り込みが激しく、特に暗い映画のシーンでは自分の顔が映り込んでしまうことがありました。「壁掛け」や「モニターアーム」を使って角度を調整し、反射を避ける工夫をするとより快適に視聴できます。

第1世代との違い:見えない部分で進化したレスポンス

スペック表だけを見ると、ディスプレイの解像度は「Echo Show 15(第1世代)」と同じですが、実際に操作してみるとその「違い」は歴然としています。第1世代では画面遷移やウィジェットの表示に一瞬の間があり、ユーザーの間でも「もっさり感」が指摘されていました。しかし、第2世代ではプロセッサがAmazon AZ2になり、タッチレスポンスが飛躍的に向上しています。

中古」市場で第1世代が安く出回っていることもありますが、毎日使うデバイスとしての快適さを求めるなら、動作が軽快な第2世代を選ぶ価値は十分にあります。画面をスワイプした時の追従性やアプリの起動速度が速く、ストレスを感じさせません。このサクサク感こそが、外観からは分からない最大の進化点と言えるでしょう。

直感的なハイブリッド操作と物理ボタン

操作方法は「音声・タッチ・リモコン」の3つを状況に応じて使い分けるスタイルです。基本的には画面を「タッチ操作」してウィジェットを動かしたり、Alexaに話しかけて天気を聞いたりしますが、動画を見る際は付属の「音声認識リモコン」が主役になります。

本体上部には音量ボタンマイクオン/オフの物理ボタンがありますが、リモコンが手元にあればわざわざ本体に手を伸ばす必要はほとんどありません。特に壁掛け設置の場合、高い位置にある物理ボタンは押しにくいため、全てを手元で完結できるリモコンの恩恵は絶大です。リモコンの反応も良く、ボタンを押してから画面が反応するまでのラグも最小限に抑えられています。

Fire TV機能で動画視聴を検証

本機を「モニターとして使う」最大のメリットは、Fire TV機能が統合されている点です。実際にYouTubeNetflixPrime Videoを視聴してみましたが、Wi-Fi 6Eに対応しているおかげか、高画質な動画もバッファリングで止まることなくスムーズに再生されました。第1世代ではアップデートで後から対応した機能ですが、第2世代では最初から最適化されており、専用のFire TV Stickを使っているのと変わらない感覚で操作できます。

一部のマニアックなユーザーが行うような「改造」や無理な「Android化」をしなくても、公式のアプリストアからTVerやU-NEXTなどをインストールして楽しめるのは大きな魅力です。ただし、Netflixなどの一部アプリではタッチ操作が制限され、リモコン操作が必須となる場面がありました。この点でも、リモコンが標準付属になったことは非常に合理的です。HDMIなどの「外部入力」端子はありませんが、エンタメ再生専用機としては十分な機能を持っています。

ブラウザ活用とデジタルフォトフレームとしての完成度

Echo Show 15 2024 カレンダー

Silkブラウザを使えば、Webサイトの閲覧も可能です。ソフトウェアキーボードのレスポンスも良く、キッチンでレシピ検索をする程度の軽いブラウジングなら快適にこなせます。また、使用していない時は「デジタルフォトフレーム」として機能し、部屋の雰囲気をガラリと変えてくれます。「カレンダー 常時表示」の設定をしつつ、美しい風景写真をスライドショーで流すことができるため、単なる家電ではなくインテリアの一部として活躍します。

ホーム画面には「ウィジェット 一覧」から必要な情報を配置できますが、写真の表示エリアと情報のバランスが良く、ごちゃごちゃした印象を与えません。Bluetoothで高音質な「外部スピーカー」に接続してBGMを流しながら、お気に入りの写真を眺める時間は、このデバイスならではの贅沢な体験でした。「プライムデー」などで「最安値」を狙えば、高機能なフォトフレームとしてもコストパフォーマンスは高いと感じます。

まとめ:ディスプレイと操作性

  • ディスプレイ:15.6インチフルHDは鮮やかだが、グレアパネルのため映り込み対策が必要
  • 第1世代との違い:解像度は同じだが、プロセッサ強化により操作の「もっさり感」が解消された
  • 操作性:タッチとリモコンの使い分けが快適で、特に壁掛け時はリモコンが必須級の便利さ
  • 動画視聴:Wi-Fi 6E対応でストリーミングが安定し、Fire TV機能がネイティブに動作する
  • フォトフレーム:ブラウザも実用的で、待機画面はインテリア性の高いフォトフレームとして完成されている

音質:Echo Show 15(第2世代)のオーディオは劇的進化?音楽と映画で実力を試す

Echo Show 15 2024 オーディオ

ここでは、Echo Show 15(第2世代)の音質について、ハードウェアの進化と実際の聴こえ方をレビューしていきます。単なる情報表示パネルから、本格的なオーディオ機器へと変貌を遂げたサウンドの実力を検証しました。

2ウェイ4スピーカー構成による圧倒的な変化

筐体サイズはほとんど変わっていませんが、音響設計は別物と言っていいほど刷新されています。Echo Show 15(第1世代)が「1.6インチフルレンジドライバー」を2基搭載していたのに対し、第2世代では「0.6インチツイーター」2基と「2.0インチウーファー」2基の計4スピーカー構成へと進化しました。

高音域を担当するツイーターと、中低音域を担当するウーファーが独立した「2ウェイステレオ」構成になったことで、音の解像度が物理的に向上しています。第1世代を使っていた頃は、音が平面的で「ラジオの延長」のように感じることがありましたが、第2世代では音に厚みと奥行きが生まれました。公式スペックで謳われている「2倍に強化された低音」 は伊達ではなく、スピーカーの数とサイズの両面で大幅なビルドアップが図られています。

実際に聴いて感じた「独立ツイーター」の恩恵と低音の迫力

実際にAmazon Musicでポップスやロックを再生してみると、その違いに驚かされました。特に「ボーカル」やニュースの音声が非常に「クリアな音声」として届きます。これは独立したツイーターが高音域を繊細に描写しているおかげでしょう。第1世代ではバックグラウンドの演奏とボーカルが混ざり合って「くぐもらず」に聞こえるか心配な場面もありましたが、第2世代でははっきりと分離して聞こえます。

低音に関しては、映画の爆発音やベースラインの響きに「迫力あるサウンド」を感じられるようになりました。ただし、設置方法による音質の変化には注意が必要です。スピーカーは側面から背面にかけて配置されているため、壁掛け設置した場合は壁が反響板の役割を果たし、低音が豊かに増幅されます。一方で、スタンドを使って空間に浮かせた状態で設置すると、音が後ろに抜けてしまい、少し低音が軽く感じることがありました。音質を最優先するなら、「壁掛け効果」を活かした設置がおすすめです。

歌詞表示が楽しい音楽配信サービスとの相性

15.6インチの大画面は、音楽体験を視覚的にも豊かにしてくれます。Amazon Music再生時には、アルバムアートと共に「歌詞表示」がカラオケのように流れるため、友人を招いた際のBGM再生機としても優秀です。SpotifyやApple Musicなどの他社サービスもAlexaスキル経由で利用可能で、いつものプレイリストをこの大画面と強化されたスピーカーで楽しめるのは大きなメリットです。

もし、さらに重低音が欲しい場合や、こだわりのオーディオ環境がある場合は、Bluetooth接続で「外部スピーカー」に出力することも可能です。しかし、第2世代のスピーカー性能であれば、BGM用途や日常的な動画視聴において、わざわざ外部機器を繋ぐ必要性を感じることは少なくなりました。

直感的な「再生中のメディア」機能とマルチルーム連携

音楽ライフを快適にする機能として、「再生中のメディア」機能の使い勝手が向上しています。例えば、キッチンにあるEcho Show 15で聴いていた音楽を、リビングのEcho Studioに移動させたい場合、画面をタップするだけでシームレスに切り替えが可能です。

また、複数のEchoデバイスで同時に音楽を流す「マルチルームミュージック」のグループ化も、以前はスマホアプリを開いて設定する必要がありましたが、第2世代ではディスプレイ上の操作だけで完結します。この「ミュージックハブ」としての操作性は非常に直感的で、家中のオーディオ機器の指揮官として機能します。タップ操作への反応もAZ2プロセッサのおかげでスムーズなので、選曲や音量調整でストレスを感じることはありませんでした。

まとめ:音質

  • スピーカー構成:フルレンジ2基(第1世代)から、ツイーター+ウーファーの4基構成(第2世代)へ進化
  • 音質の変化:独立ツイーターによりボーカルがクリアになり、低音の迫力が2倍に向上
  • 設置による影響:壁掛け設置の方が壁の反響を利用でき、低音がより豊かに響く
  • 視覚体験:15.6インチの大画面での歌詞表示やアルバムアートが音楽の楽しさを倍増させる
  • 連携機能:画面タップだけでデバイス間の再生切り替えやグループ化が可能になり、操作性が向上

ビデオ通話とコミュニケーション機能:Echo Show 15(第2世代)の劇的なカメラ進化と見守り性能

Echo Show 15 2024 カメラ

ここでは、第1世代からハードウェア面で最も大きな進化を遂げたカメラ性能と、それによって実用性が格段に向上したコミュニケーション機能についてレビューしていきます。単なるビデオ通話だけでなく、家族の安心を守るツールとしての実力を検証しました。

13MPへの高画素化と「中央配置」が変えた通話体験

実際にビデオ通話を試して最初に感動したのは、圧倒的な画質の向上です。「第1世代」のカメラは5MP(500万画素)で、薄暗い部屋ではノイズが目立つこともありましたが、第2世代では13MP(1300万画素)へと大幅にスペックアップしています。相手側のスマホに映るこちらの映像が非常に鮮明で、肌の質感や部屋の細部までクリアに伝わるようになりました。

さらに、カメラの配置が「本体左端」から「本体上部中央」へ移動したことが、使い勝手を劇的に改善しています。以前は画面を見て話すと相手からは視線がずれて見えてしまいましたが、中央配置になったことで自然とカメラ目線になり、違和感のない会話が可能になりました。加えて、3.3倍ズームに対応した「自動フレーミング」機能が優秀です。

キッチンで料理をしながら左右に移動しても、カメラが滑らかに私を追いかけて常に画面中央に捉え続けてくれます。撮影範囲も前世代比で2倍以上と広くなっており、子供たちが並んで映っても見切れることなく、「広角見守り」カメラとしての完成度が高まりました。

生活音を消すノイズ低減と「呼びかけ」の利便性

コミュニケーション機能では、Alexa特有の「呼びかけ」機能が便利です。相手の応答操作を待たずに接続できるため、子供部屋にいる家族に「ご飯できたよ」と伝えるような家庭内インターホンとして重宝します。ここで効果を発揮したのが、新搭載の「ノイズ低減技術」です。換気扇を回しているキッチンから話しかけても、雑音がきれいにカットされ、声だけがクリアに届いていると通話相手から好評でした。

また、家族が不在の時には「ビデオメッセージ」を残す使い方がおすすめです。テキストよりも温かみがあり、何より13MPの高画質映像で表情まで伝わるため、単なる連絡事項以上のコミュニケーションが生まれます。ハンズフリー通話の品質が上がったことで、デバイスに近づいて大声を出す必要がなくなり、部屋のどこにいても自然に会話できるようになったのは大きなメリットです。

物理シャッターとボタンによる盤石のプライバシー保護

リビングや寝室にカメラ付きデバイスを置くことに抵抗がある方もいるでしょう。Echo Show 15(第2世代)は、その不安を解消する物理的な仕掛けを備えています。本体上部にあるスイッチをスライドさせるだけで、内蔵された「物理カメラカバー」がレンズを覆い隠します。カバーを閉じるとレンズ部分が白くなるため、遠目からでも「今は撮られていない」ことが一目で分かり、心理的な安心感が段違いです。

また、マイク/カメラのオン・オフボタンも独立して用意されており、ボタン一つで電子的に機能を遮断することも可能です。意図しない録音が心配な場合でも、「アレクサ、今日しゃべったことを全部消して」と言えば音声履歴を削除できる機能もあり、プライバシー管理は徹底されています。

外出先からの「遠隔ライブビュー」で見守る

外出中にふと自宅のペットの様子が気になった時、スマホのAlexaアプリから「ライブビュー」機能を使えば、瞬時に自宅のEcho Show 15のカメラにアクセスできます。第1世代よりも広視野角になったおかげで、部屋の隅にいる猫の姿もしっかり確認できました。

スマホ連携もスムーズで、外出先から声をかけると、Echo Show 15のスピーカーからこちらの声が流れます。帰宅が遅くなる時に子供に声をかけたり、留守番中のペットに話しかけたりと、見守りカメラ専用機顔負けの使い勝手です。ただの高画質化にとどまらず、家族のつながりを強化するデバイスとして確実に進化していました。

まとめ:ビデオ通話

  • 画質と配置:13MP高画素化と上部中央への移動により、視線が合う自然で鮮明な通話を実現
  • 自動追尾:3.3倍ズーム対応の自動フレーミングが動き回る被写体を逃さず捉える
  • 音声品質:ノイズ低減技術により、生活音がある環境でも声がクリアに届く
  • 安心設計:物理カメラカバーとマイクオフボタンで、プライバシーを確実に保護できる
  • 見守り活用:広視野角化したカメラとスマホ連携により、外出先からのライブビューがより実用的に

スマートホーム連携と音声操作:Echo Show 15(第2世代)が家の司令塔になる

Echo Show 15 2024 部屋

ここでは、Echo Show 15(第2世代)をスマートホームの中心として使った際の実用性をレビューします。単なるディスプレイ付きスピーカーではなく、家電操作のハブとして、また家族の情報共有ボードとして、生活をどのように変えてくれるのかを検証しました。

家族全員の予定を「ひと目」で把握できるホーム画面

15.6インチの大画面を最大限に活かせるのが「ウィジェットカスタマイズ」です。私はホーム画面の左側に大きな「カレンダー同期」ウィジェットを配置し、右側に「やることリスト(ToDo)」と「スマートホームのお気に入り」を並べてみました。GoogleカレンダーやiCloudカレンダーと同期させることで、仕事の予定と子供の学校行事がひと目で把握でき、わざわざスマホを取り出す手間がなくなりました。この視認性の良さは、他の小型Echo Showシリーズとは一線を画すメリットです。

また、カメラ機能の進化と合わせて感動したのが「ビジュアルID」の精度です。画面の前に立つだけでカメラが私を認識し、私専用の予定や未読の付せんを自動で表示してくれます。家族それぞれに最適化された情報が瞬時に切り替わる様子は未来的で、共有デバイスとしての完成度の高さを感じました。

外部ハブ不要!最強のスマートホームハブ機能

Echo Show 15 2024 スマートハブ

「第1世代」との最大の違いであり、買い替えの動機になり得るのが、スマートホームハブ機能の強化です。第1世代には搭載されていなかったZigbeeThreadの通信機能が内蔵されました。これにより、「Thread/Zigbee対応」のスマート電球やセンサーをセットアップする際、別途専用のブリッジやハブを用意する必要がありません。

さらに「Matterコントローラー」としても機能するため、メーカーの垣根を超えたMatter対応製品をスムーズに登録・操作できました。実際にMatter対応のスマートプラグを接続してみましたが、反応速度が非常に高速です。「スマートホームダッシュボード」をタップすれば、家中の照明やエアコンの状態が一覧表示され、指先一つで操作できる快適さは、一度味わうと戻れません。

生活に馴染む高精度な音声認識と定型アクション

料理中など手が離せない場面での「ハンズフリー操作」こそ、このデバイスの真骨頂です。換気扇が回っている騒がしいキッチンからでも、「アレクサ、タイマーを3分セットして」という声を「高精度音声認識」がしっかりと拾ってくれます。

私が特に便利だと感じたのは「定型アクション」の活用です。「アレクサ、おはよう」の一言で、リビングの照明をつけ、今日の天気とニュースを読み上げ、エアコンを入れるという一連の動作が遅延なく実行されます。AZ2プロセッサの恩恵か、音声コマンドに対する反応がキビキビとしており、待たされるストレスを感じません。日々のルーティンを自動化することで、朝の忙しい時間に少しだけ余裕が生まれました。

Wi-Fi 6E対応で実現した盤石の接続安定性

家庭内でWi-Fiに接続するデバイスが増え続ける中、Echo Show 15(第2世代)が「Wi-Fi 6E」に対応したことは地味ながら大きな進化です。PCやスマホ、ゲーム機が同時に通信している夕方の時間帯でも、スマートホーム機器への命令が詰まることなく通りました。「接続安定性」が高く、ネットワークの混雑による遅延を感じさせないのは、家のインフラを担うデバイスとして非常に信頼できます。Alexaアプリを使った「簡単セットアップ」も健在で、ネットワーク設定やデバイス追加もガイダンス通りに進めるだけで完了するため、初心者でも迷うことなく「家の司令塔」を構築できるでしょう。

まとめ:スマートホーム連携

  • 視認性:15.6インチの大画面とウィジェットにより、家族の予定やタスクを一覧で把握しやすい
  • 個人認識:ビジュアルIDがユーザーを識別し、カレンダーなどの情報を自動でパーソナライズ
  • ハブ機能の進化:Thread/Zigbeeを内蔵し、外部ハブなしで多様なデバイスを直接接続可能
  • 操作性:Matterコントローラーとしてのレスポンスが良く、ダッシュボードでのタッチ操作も快適
  • 通信品質:Wi-Fi 6E対応により、混雑したネットワーク環境下でも安定した動作を実現

検証してわかったEcho Show 15(第2世代)のメリット・デメリット

Echo Show 15(第2世代)を実際に生活の中に導入し、動画視聴からスマートホーム操作まで様々なシーンで使い倒してみました。その中で見えてきた、確かな進化による「メリット」と、購入前に知っておくべき「デメリット」を包み隠さず紹介します。特に第1世代からの買い替えを検討している方にとって、この変化が価格差に見合うものなのか、判断材料となるよう比較を交えて解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:Fire TV機能の完全統合とリモコン標準付属(第1世代は後付け・リモコン別売)

最大のメリットは、Fire TV機能が初期状態からシステムに深く統合されている点です。第1世代では発売後のアップデートで対応した後付け機能でしたが、第2世代ではセットアップ時から組み込まれており、挙動が非常に安定しています。さらに、Alexa対応音声認識リモコンが標準で付属しているのが決定的な違いです。

第1世代ではリモコンが別売りで、タッチ操作だけではNetflixなどのアプリが使いにくい場面がありましたが、第2世代では開封直後から専用機と同等の快適な操作感で動画を楽しめます。リモコンを使って離れた場所からコンテンツを選べるため、壁掛け設置の実用性が飛躍的に向上しました。

メリット2:2ウェイ4スピーカーで音質・低音が大幅強化(第1世代はフルレンジ2基)

音質の向上は、聴いた瞬間に分かるレベルの進化です。第1世代は1.6インチフルレンジドライバー2基のみで、低音が弱く音が平面的になりがちでした。対して第2世代は、0.6インチツイーター2基と2.0インチウーファー2基の計4スピーカー構成に変更されています。

これにより、高音域のクリアさと低音域の迫力が同時に強化されました。特に低音は「2倍」と謳われる通り厚みが増しており、映画のアクションシーンや音楽再生時の満足度が格段に上がっています。ニュースの読み上げ音声もツイーターのおかげではっきりと聞こえ、BGM専用機としても十分に通用するクオリティです。

メリット3:13MP高画質カメラ&中央配置で通話が自然に(第1世代は5MP・左端配置)

ビデオ通話を頻繁に利用するユーザーにとって、カメラの刷新は大きな恩恵です。第1世代のカメラは5MPで、配置も本体の左上隅にあったため、画面を見て話すと相手からは目線がずれて見えてしまいました。

第2世代では解像度が13MPに向上し、配置も本体上部中央に変更されました。これにより、PCのウェブカメラのように自然に視線が合うようになり、映像も鮮明です。さらに自動フレーミング機能と3.3倍ズームが加わり、部屋の中で動き回っても自動で追尾してくれるため、「見守りカメラ」としての実用性も大幅にアップしています。

メリット4:Matter/Thread対応スマートホームハブ内蔵(第1世代はハブ機能非搭載)

スマートホームの司令塔としての能力も強化されています。第2世代はWi-Fiに加え、Thread、Zigbee、そしてMatterコントローラー機能を内蔵しています。これにより、別途ハブを用意しなくても、対応するスマート電球やセンサーを直接Echo Show 15に接続して操作可能です。

第1世代にはこれらのハブ機能が搭載されておらず、連携できるデバイスに制限がありました。第2世代では、スマートホームダッシュボードから家中のデバイスを一元管理でき、AZ2プロセッサの処理能力向上も相まって、タッチ操作や音声操作に対する反応が高速化しています。

メリット5:Wi-Fi 6E対応で動画ストリーミングが安定(第1世代はWi-Fi 5)

通信規格が最新のWi-Fi 6Eに対応したことも、地味ながら重要なメリットです。第1世代はWi-Fi 5(802.11ac)までの対応でした。

家族がスマホやゲーム機でWi-Fiを帯域を占有しているような混雑した環境でも、6GHz帯を利用できるWi-Fi 6Eルーターと組み合わせることで、高画質な動画ストリーミングも止まることなくスムーズに再生できます。Fire TV機能で4K動画や高ビットレートのコンテンツを楽しむ際、この通信安定性は大きな武器となります。

メリット6:VESAマウント対応でモニターアーム設置が可能(全世代共通)

これは第1世代からの継続機能ですが、背面に100mmピッチのVESAマウント穴がある点は大きなメリットです。壁掛けが難しい賃貸住宅でも、市販のモニターアームを使えばデスクサイドに設置でき、角度や位置を自由に調整できる「最強のサブディスプレイ」として運用できます。純正スタンドも用意されていますが、アームを使うことでデスク上のスペースを有効活用できるため、個人的にはアームでの運用を強くおすすめします。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:価格が約1.6倍に上昇(第1世代は29,980円)

最大のネックは価格です。第1世代の発売時価格が29,980円(税込)だったのに対し、第2世代は47,980円(税込)と大幅に値上がりしています。機能が向上しているとはいえ、約1.8万円の差は小さくありません。

さらに、別売りのスタンド(約12,980円)を合わせると総額は約6万円に達します。この価格帯になると、安価なチューナーレステレビや高機能なタブレットも選択肢に入ってくるため、純粋なコストパフォーマンスという点では第1世代に劣ると感じざるを得ません。

デメリット2:HDMIなどの外部映像入力端子は非搭載(PCモニター利用不可)

15.6インチというサイズ感から「PCのサブモニター」として使いたくなりますが、HDMI入力やUSB-Cによる映像入力には対応していません。あくまでAmazonのサービスやアプリを表示するためのデバイスであり、PC画面を映すにはキャスト機能などを使う必要がありますが、遅延があるため実用的ではありません。

第1世代のころから要望が多かった機能ですが、第2世代でも実装されませんでした。「モニターのように見えるが、モニターとしては使えない」という点は、購入前に必ず理解しておくべき制約です。

デメリット3:グレアパネルによる映り込み(第1世代と同様)

ディスプレイは光沢(グレア)仕様のため、設置場所によっては照明や窓からの光が盛大に反射します。特に暗いシーンが多い映画を見ていると、自分の顔や部屋の背景が映り込んでしまい、没入感が削がれることがあります。

壁掛け設置の場合、角度調整が難しいため、映り込みを避ける位置選びがシビアになります。反射防止フィルムを貼るなどの対策も考えられますが、大画面ゆえに貼る作業も一苦労です。この点は第1世代から変わらない弱点と言えます。

デメリット4:スタンド設置では低音が弱くなる傾向(壁掛け推奨)

音質は強化されましたが、スピーカーが背面寄りにある構造上、設置方法によって聴こえ方が変わります。壁掛け時は壁が反響板となって低音が増幅されますが、スタンドで空中に浮かせた状態だと音が後ろに抜けてしまい、せっかくの強化された低音が少し軽く感じられることがあります。

音質を最大限に引き出すには壁掛けがベストですが、設置環境を選べないユーザーにとっては、スペック通りの迫力を感じにくい可能性があります。

デメリット5:ホーム画面への広告表示

大画面でフォトフレームとして使えるのが魅力ですが、ホーム画面の下部などにAmazonからの「おすすめ」や広告が表示されることがあります。設定で表示頻度を減らすことは可能ですが、完全にゼロにして純粋な写真だけを表示し続けることが難しい場合があります(口コミ情報に基づく)。

インテリアとして導入したのに、ふとした瞬間に広告が目に入ると興ざめしてしまいます。有料のデバイスである以上、表示コンテンツのコントロール権はもう少しユーザーに委ねてほしいと感じる部分です。

まとめ:メリット・デメリット

検証の結果、Echo Show 15(第2世代)は、第1世代で不満点として挙げられていた「音質」「カメラ位置」「Fire TVの操作性」を見事に解消した正統進化モデルであることが分かりました。特にリモコンの標準付属とスピーカーの強化は、このデバイスを「単なる情報端末」から「エンターテインメントの中心」へと押し上げています。

一方で、外部入力がない点や大幅な価格上昇など、導入のハードルが上がっているのも事実です。しかし、壁掛けでスッキリと設置できる動画視聴&スマートホームハブを探しているなら、これに代わる製品は他になく、価格に見合う価値は十分にあると感じました。

Echo Show 15(第2世代)のスペック

  • ディスプレイ: 15.6インチ、解像度 1920 x 1080 (1080p)、輝度 400ニト、タッチスクリーン (GFFタッチ)
  • プロセッサ: Amlogic PopcornA (Pop1) オクタコア (Cortex-A55 最大1.5GHz)、Amazon AZ2 ニューラルネットワークエンジン
  • RAM(メモリ): 3GB
  • ストレージ: 16GB eMMC
  • オーディオ: 2.0インチウーファー x 2、0.6インチツイーター x 2
  • カメラ: 13MP (対角視野角 124度、カメラカバー付き)
  • マイク: 4マイク構成の遠距離マイクアレイ(マイクのオン/オフボタン付き)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E (802.11ax)、Bluetooth 5.0 (BLE対応)
  • インターフェース: 電源ポート、カメラ/マイクのON/OFFボタン、音量ボタン
  • センサー: RGB ALS周囲光センサー、加速度センサー
  • 機能: Fire TV機能、プライバシー機能、ユーザー補助機能、Alexa機能
  • アプリ: Alexaアプリ
  • OS: Fire OS 7 (Android 9ベース)
  • サイズ: 幅408mm x 高さ257mm x 奥行36mm
  • 重量: 2.3kg
  • 電源: ACアダプター (30W)
  • 付属品: Alexa対応音声認識リモコン(2024 – 電池同梱)、電源アダプタ (30W – 白) 及びケーブル (1.5m – 白)、壁掛け用マウント、アンカー、ネジ、壁掛け用テンプレート、クイックスタートガイド

Echo Show 15(第2世代)の評価

8つの評価基準で「Echo Show 15(第2世代)」を5段階で評価してみました。

項目別評価

デザイン:★★★★★

15.6インチの「額縁風デザイン」はインテリアに自然に溶け込み、壁掛け設置することで部屋を圧迫せずスマートに見せることができます。

ディスプレイ:★★★★☆

フルHDの鮮明な映像美は魅力的ですが、光沢(グレア)パネルのため、設置場所によっては照明の映り込みが気になる場合があります。

操作性:★★★★★

プロセッサの進化によりタッチ操作のレスポンスが向上し、付属の「音声認識リモコン」によって動画選択が劇的に快適になりました。

音質:★★★★☆

2ウェイ4スピーカー構成となり、第1世代と比較して低音の迫力と音声のクリアさが大幅に向上しましたが、スタンド設置では音が抜けやすい傾向があります。

カメラ・ビデオ通話:★★★★★

13MPへの高画素化と「中央配置」、さらに自動フレーミング機能により、ビデオ通話や見守りカメラとしての実用性が完璧なレベルに達しました。

スマートホーム連携:★★★★★

Matter、Thread、Zigbee対応のハブ機能を内蔵しており、ウィジェットでの一覧性も高く、家の司令塔として申し分ない性能です。

機能:★★★★☆

Fire TV機能の完全統合やWi-Fi 6E対応など進化していますが、HDMI入力などの外部入力端子が非搭載である点だけが惜しまれます。

コストパフォーマンス:★★★☆☆ 性能は向上しましたが、第1世代の29,980円から47,980円へと大幅に値上がりしており、スタンドも別売りのため導入コストは高めです。

総合評価:★★★★☆

【総評】第1世代の弱点を克服した「完成形」への進化

この第2世代は、第1世代ユーザーが感じていた不満点をほぼ全て解消した「完成形」と言えます。特にカメラ位置が上部中央に変更されたことでビデオ通話の違和感がなくなり、スピーカーが4基に増えたことで「音が軽い」という弱点も克服されました。プロセッサの強化によりタッチ操作のもっさり感も消え、毎日ストレスなく使えるデバイスへと進化しています。

リモコン付属で「キッチンの小型テレビ」として使える

Fire TV機能がシステムに統合され、Alexa対応音声認識リモコンが標準付属したことは最大のトピックです。アプリの起動や動画の検索がリモコン一つでスムーズに行え、Wi-Fi 6E対応により高画質動画も安定して再生できます。単なるスマートディスプレイを超え、キッチンの小型テレビ代わりとして十分に機能します。

約6万円の価格とHDMI非対応という制約

導入のハードルとなるのはやはり価格です。本体だけで約4万8千円、スタンドを含めると約6万円という価格設定は、安価なタブレットやテレビと比較すると割高に感じるかもしれません。また、HDMI入力がないためPCのサブモニターとしては使えないことや、光沢液晶による映り込みがある点は、設置場所や用途を事前によく検討する必要があります。

「壁掛け」と「スマートホーム一元管理」なら買う価値あり

壁掛け設置が可能で、スマートホーム機器を一元管理したい方には自信を持っておすすめできます。家族の予定を共有する掲示板として、また高音質なBGM・動画プレーヤーとして、リビングやダイニングの質を一段上げてくれる一台です。価格に見合うだけの体験価値は確実にあります。

Amazon Echo Show 15 (エコーショー15) 第2世代 (2024年発売) – 15.6インチ フルHDスマートディスプレイ with Alexa、Fire TV機能搭載、Alexa対応音声認識リモコン同梱

Echo Show 15(第2世代)の価格・購入先

※価格は2026/01/09に調査したものです。価格は変動します。

※Amazonのプライムデーセールで大幅に安くなる場合があります。中古品はまだ出回っていないようです。

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフー)

  • Amazonで47,980円(税込・)、
  • 楽天市場で45,677円、
  • ヤフーショッピングで47,980円、

で販売されています。

Amazonで「Echo Show 15」をチェックする

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米国 Amazon.comで「Echo Show 15」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Echo Show 15(第2世代)」に似た性能をもつスマートディスプレイやスマートモニターも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Echo Show 11

Amazonから発売された10.95インチのAlexa対応スマートディスプレイです(2025年11月19日 発売)。

10.95インチ フルHDタッチスクリーン (1920 x 1200)、AIアクセラレーター搭載のAmazon AZ3 Proプロセッサー、前面13MPカメラ(※物理シャッター付き)、マイク、2.8インチウーファー x 1およびフルレンジドライバー x 2を搭載しています。

また、次世代AI「Alexa+(アレクサ プラス)」(※対応予定)、「マイク/カメラ 無効ボタン」、画面表示の自動調整機能(Omnisense技術対応)、空間オーディオ処理技術、スマートホームハブ機能(Zigbee、Matter、Threadボーダールーター対応)、自動フレーミング機能、自動色彩調整機能に対応。

ビデオ通話、フォトフレーム機能、プライバシー設定、タイマー機能(アラーム・リマインダー)、各種アプリの利用(Prime Video、Netflix、Spotifyなど)、Wi-Fi 6E、Bluetoothにも対応しています。

✅価格は、Amazonで39,980円(税込)、楽天市場で39,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで39,980円、です。

👉関連記事:Amazon Echo Show 11徹底レビュー!アレクサ プラスで激変か?

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Echo Show 8(第4世代)

Amazonから発売された8.7インチのAlexa対応スマートディスプレイです(2025年11月12日 発売)。

解像度1280 x 800のHDタッチスクリーン、Amazon AZ3 Pro with AI Acceleratorプロセッサー、前面13MPカメラ(自動フレーミング対応)、マイク、2.8インチウーファー x 1とフルレンジドライバー x 2を搭載しています。

また、次世代AI「Alexa+(アレクサ プラス)」(※対応予定)、「マイク/カメラ 無効ボタン」、空間オーディオ、自動色彩調整、スマートホームハブ機能(Zigbee、Matter、Threadボーダールーター対応)に対応。

ビデオ通話、フォトフレーム機能、プライバシー設定(マイク/カメラ オン/オフボタン、内蔵カメラカバー)、Wi-Fi 6E、Bluetoothにも対応しています。

✅価格は、Amazonで34,980円(税込)、楽天市場で34,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで34,980円、です。

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Echo Show 5(第3世代)

Amazonから発売されたAlexa対応で5.5インチスマートディスプレイです。重さ456gのコンパクトな小型ボディにAZ2 Neural Edge (MediaTek MT 8169 B)プロセッサ、前面2MPカメラ(カメラカバー付き)を搭載しています。

また、1.7インチ(44mm)のフルレンジスピーカーによる高音質な音楽再生、カレンダー表示、フォトフレーム(Amazon Photos対応)、ビデオ通話(2MPカメラ内蔵)、見守り(内蔵2MPカメラ、ドアベル、カメラ使用)カメラカバーに対応。

マイクのオン/オフボタン、低電力モード、Alexa Cast機能、タイマー機能(アラーム・リマインダー)、スキルの追加(2,500種類以上)、Matter規格、Wi-Fi通信、Bluetooth接続にも対応しています。

✅価格は、Amazonで12,980円、楽天市場で11,800円、ヤフーショッピングで12,980円、です。

👉関連記事:Echo Show 5 第3世代をレビュー! 音質・画質・機能を徹底比較!

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Xiaomi TV A 32 2025

シャオミから発売された32インチのスマートテレビ(チューナーレステレビ)です(2024年11月21日に発売)。

Google TV OS、HDディスプレイ、クアッド A55、2GBメモリ、8GBストレージを搭載しています。

10Wの2chスピーカー、ステレオサウンド、Dolby Audio、DTS:X、DTS Virtual:Xサウンド、ブルーライト低減、光デジタルオーディオ出力、Google アシスタント、

リフレッシュレート 60Hz、Chromecast built-in、キャスト機能、ミラーリング、スマートホームコントロールハブ、

USB 2.0 x1、HDMI x2、コンポジット入力(AV)、有線LAN、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0に対応しています。

✅価格は、Amazonで16,800円(税込)、楽天市場で22,800円(送料無料)、です。

👉関連記事:【驚愕コスパ】Xiaomi TV A 32 2025レビュー!実力を徹底解説

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Xiaomi TV A Pro 43 2025

シャオミから発売されたGoogle TV OSを搭載したチューナーレステレビ(スマートテレビ)です(43V型、55V型、65V型、75V型の4モデルを用意)。

10億色の量子ドットLEDディスプレイ、クアッド A55 プロセッサ、2GBメモリ、8GBストレージ、2つの8Wスピーカーを搭載しています。

また、Dolby Audio、DTS:X、DTS Virtual:Xサウンド、Googleアシスタント、キャスト機能(Miracast)、動画配信サービスの視聴、ストリーミング音楽の再生、USB 2.0 x1、HDMI x3(eARC付き1ポート)、コンポジット入力(AV)に対応。

イーサネット(有線LAN)、光デジタルオーディオ出力、3.5mmヘッドホンジャック、CI+スロット、Wi-Fi 2.4GHz/5GHz、Bluetooth 5.0にも対応しています。

✅価格は、Amazonで34,800円(税込・43型)、楽天市場で39,800円(送料無料)です。

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