「ASUS PN42」を買うべきか? 高コスパでパワフルなミニPCと徹底 比較!


2023年7月に発売された「ASUS PN42」と高コスパでパワフルなミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「ASUS PN42」の特徴

ASUS PN42」の特徴をまとめてみました。

Intel N100搭載・DDR4メモリ・ ファンレス設計

ASUS PN42」は第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された4コア4スレッド、最大3.4GHz 駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで「5683」(Core i7-6700HQ相当)を記録しています。また、転送速度が25.6GB/sのDDR4 3200メモリを搭載可能。最大16GBまで搭載できます。

そのほか、ファンレス設計でノイズを低減した静音な動作が可能。本体はサイズ 127.5 x 132 x 57.6 mm、重さ1.0 kgの小型デザインで、モニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています。

M.2 NVMe SSD・4つのスロット・7つのUSBポート

ASUS PN42」はNVMe規格でPCIe 3.0接続のSSD ストレージを搭載可能。最大転送速度 40Gbpsの高速転送が利用できます。また、ストレージ用の4つのスロットを搭載。128GB M.2 NVMe SSDを合計4つ搭載できます。そのほか、4つのUSB 3.2 Gen2ポートと3つのUSB 2.0ポートを搭載。合計7つのUSBポートで外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

4K 2画面出力・Wi-Fi 6E・クリアな通話

ASUS PN42」は1つのディスプレイポートと1つのHDMI 2.0bポートを搭載。2つのポートを組み合わせて4K 2画面出力も利用できます。また、Wi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6E」に対応。Bluetooth 5.2や2.5Gのギガビット有線LAN通信も利用できます。そのほか、双方向のAIノイズキャンセリングに対応し、クリアなオンライン音声通信が利用可能。

OSはWindows 11 Proをプリインストールし、「Amazonアプリストア プレビュー」の10,000点以上のAndroidアプリやMicrosoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用したLinuxのGUIアプリ、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)なども利用できます。

公式ページ: ASUS ExpertCenter PN42|Mini PC|ASUS 日本

価格を比較

ASUS PN42」と「MINISFORUM UM560XT」、「GMKtec NucBox M2」、「BMAX B6 Plus」の価格を比較してみました。

「ASUS PN42」

ASUS PN42」は、Amazonで43,454円 (税込)、楽天市場で47,800円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで40,300円 (PN42-SN044AU・税込)、米国 Amazon.comで$225.00 (海外版・PN42-BBFN1000X1FU・日本円で約31,409円)で販売されています。

※ベアボーンモデルのため、メモリとストレージを別途購入する必要があります。

「MINISFORUM UM560XT」

MINISFORUM UM560XT」は、Amazonで54,818円(税込・Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、楽天市場で60,180円料(送料無料・ポイント2倍あり・Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、ヤフーショッピングで62,800円(Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、

MINISFORUM公式サイトで49,280円(税込・ベアボーンモデルは33,980円)、AliExpressでUS $335.79 (Ryzen 5 5600H・16GB+512GB・日本円で約46,875円)、米国 Amazon.comで$369.00 (Ryzen 5 5600H・16GB+512GB・日本円で約51,512円)で販売されています。

「GMKtec NucBox M2」

GMKtec NucBox M2」は、Amazonで50,384円 (特選タイムセール価格・税込・Core-i7 11390H・32G+1TBモデル)、楽天市場で54,276円(送料無料・ i7 11390H 16G+512GB)、GMKtec公式サイトで$339.59 ($60 OFFクーポン付き・日本円で約47,406円)、AliExpressでUS $329.99 (16GB+512GBモデル・日本円で約46066円)で販売されています。

「BMAX B6 Plus」

BMAX B6 Plus」は、AmazonでCore i3-1000NG4モデルが33,999円(税込・7000円 OFFクーポン付き)、Core-i5-1030NG7モデルが41,999円 (税込・7000円 OFFクーポン付き)、Core i7-1060NG7モデルが49,999円(税込・10000円OFFクーポン付き)、米国 Amazon.comで$249.99 ( Intel i3-1000NG4・日本円で約34,898円)で販売されています。

スペックを比較

ASUS PN42」と「MINISFORUM UM560XT」、「GMKtec NucBox M2」、「BMAX B6 Plus」のスペックを比較してみました。

「ASUS PN42」のスペック

  • 製品名 ASUS ExpertCenter PN42 (ベアボーン)
  • 型番:PN42-SN044AU
  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ)DDR4 SO-DIMM 3200 ※最大16GBまで
  • 搭載ストレージ 128GB M.2 NVMe PCIe 3.0 SSD x4 (1 x M.2 2280 PCIe Gen3)
  • 電源 65W 電源アダプター、19Vdc、3.42A、
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G LAN、 Realtek RTL8125B-CG or Realtek RTL8125BG-CG
  • 側面(前面) インターフェース USB 3.2 Gen2 x2、マイク端子 x1、オーディオジャック x1、IR レシーバー x1
  • 背面インターフェース USB 3.2 Gen1 x2、USB 2.0 x3、DisplayPort 1.4 x1、HDMI 2.0b x1、2.5G RJ45 LAN(1 x optional) x2、Configurable port(options: COM, VGA, DisplayPort 1.4, HDMI, USB TypeC w/DP)x1、 DC-in x1
  • オーディオ Realtek ALC3251 HD Audio CODEC
  • 音声通信 双方向 AIノイズキャンセリング(クリアなオンライン音声通信)
  • 映像出力 4K 2画面出力
  • 冷却ファン なし・ファンレス設計
  • 消費電力 最大約65W
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 127.5 x 132 x 57.6 mm
  • 重量 1.0 kg
  • カラー ブラック
  • 付属品 VESAマウント、ACアダプター、電源コード、ユーザーマニュアル、製品保証書

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「MINISFORUM UM560XT」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5600H
    ※7nm/64bit/6コア/12スレッド/最大4.2GHz
  • GPU Radeon グラフィックス 1800MHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 (8GB×2 デュアルチャンネル)
  • 拡張メモリ 最大64GB (SODIMM スロット×2、各32GBまで拡張可能)
  • ストレージ 256GB/512GB M.2 2280 PCIe SSD
  • ストレージ拡張 2.5 インチ SATA HDD スロット ×1 (SATA 3.0 6.0Gb/s、拡張上限なし、7mm以内対応)
  • 電源 DC 19V (電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、BlueTooth 5.2 (M.2 2230 WIFI サポート)
  • 有線LAN 2.5ギガビット
  • インターフェース Type-C (USB3.2 DP1.4) ×1、Type-C(USB3.2 Data Only 前側)×1、Type-A (USB3.2 Gen2×2 ,USB2.0 ×2) ×4、HDMI ×2、イーサネットポート(RJ45) ×1、3.5mm オーディオジャック ×1、DMIC ×1、Clear CMOS ×1
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×2、USB-C ポート (Dispaly1.2 4K@60Hz、前側)
  • オーディオ出力 HDMI×2、3.5mm オーディオジャック
  • 冷却システム スマートファン、液体金属、デュアルヒートシンク、4つの通気孔
  • VESAマウント 対応(100×100mm規格)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 127×128×47mm
  • 重量 約652 g
  • カラー ブラック

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「GMKtec NucBox M2」のスペック

  • プロセッサ 第11世代 (Tiger Lake) インテル Core i7-11390H
    ※10nm/64bit/4コア/8スレッド/最大5.00GHz/TDP 最大35W
  • GPU Intel Iris Xe グラフィックス 1.40GHz
  • RAM(メモリ)16GB/32GB DDR4 3200 MHz
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 512GB/1TB SSD M.2 2280 PCIe 3.0
  • 拡張ストレージ M.2で最大2TB、PCIe 4.0
  • 電源 ACアダプター (20V/5A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C (DP/DATA) x1、USB3.2(Gen1x1)x3、USB2 .0 x1、HDMI2.0 (4K@60Hz) x2、2.5G ギガビット有線LAN (RJ45) x1、3.5mmヘッドフォンジャック x1、DCポート x1
  • 映像出力 4K 3画面出力
  • 冷却システム インテリジェントファン、熱伝導に強い銅素材、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro ※Linuxをサポート
  • サイズ 114mm x 106mm x 42.5mm
  • 重量 425g
  • カラー ブラック

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「BMAX B6 Plus」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i3-1000NG4 / Intel Core-i5-1030NG7
    ※Core i3-1000NG4:10nm/2コア/4スレッド/最大3.2GHz
    ※Core-i5-1030NG7:10nm/4コア/8スレッド/最大3.5GHz
  • GPU Intel Iris Plus Graphics 900MHz
  • RAM(メモリ) 12GB LPDDR4 (i3-1000NG4) / 16GB LPDDR4 (i5-1030NG7)
  • ストレージ 512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSD (Slot x2)
  • 拡張ストレージ M.2 NVMe SSDで拡張可能
  • 電源 ACアダプター、12V/3A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 4.2
  • 有線LAN ギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C (フル機能) x 1、USB 3.0 x 3、HDMI 2.0b x 2、有線LAN(RJ45) x 1
  • 映像出力 4K 3画面出力
  • 冷却システム スマートファン + 2つの銅製ヒートパイプ
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 12.4 x 11.2 x 4.3 cm
  • 重量 不明
  • カラー グリーン

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ベンチマークを比較

ASUS PN42」と「MINISFORUM UM560XT」、「GMKtec NucBox M2」、「BMAX B6 Plus」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「ASUS PN42」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5683」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

<プロセッサ性能を解説>

10nmプロセスで製造された4コア、4スレッドの第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで「5683」を記録しています。

このスコアはCore i7-6700HQ相当で、第10世代のCore i3-1005G1にも近いスコアです。

同じプロセッサは「LarkBox X 2023」、「GMKtec NucBox G2」、「Beelink EQ12」、「MINISFORUM UN100」、「TRIGKEY G5」、「TRIGKEY G4」(2023)、ノートPCの「CHUWI GemiBook xPro」にも搭載されています。

CPU内蔵のGPUは第12世代の「Intel UHD Graphics」で、グラフィック周波数は750MHz、24の実行ユニットを搭載しています。

公式ページによると、人気ゲームの「Genshin Impact」がフレームレート 30FPS、「DOTA 2」が40FPS、「GRID: Autosport」が60FPS、「GTA V」が50FPS、「CS GO」が60FPS、「Forza Horizon 4」が30FPSで動作することが確認されています。

Intel N95と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約900高くなります。

Celeron N5095と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1100高くなります。

Celeron N5100と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1800高くなります。

Celeron J4125と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約2000高くなります。

性能的にはOffice文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどで快適に動作する性能を持っています。

動画編集ソフトは軽めのものなら問題なく動作します。ただし、負荷の高いエンコード作業では時間がかかることもあるので注意してください。

ゲームは軽めのPCゲームなら動作しますが、負荷の高い本格的なPCゲームは動作しないので注意してください。PS2の一部を含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「MINISFORUM UM560XT」

<CPU> AMD Ryzen 5 5600H

Passmarkによるベンチマークスコアは「17182」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1620」、マルチコアで「5719」。

<GPU> Radeon グラフィックス 1800MHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2300」前後。

「GMKtec NucBox M2」

<CPU> Core i7-11390H

Passmarkによるベンチマークスコアは「10500」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1715」、マルチコアで「5432」。

<GPU> Intel Iris Xe グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4700」。

「BMAX B6 Plus」

<CPU> Core i3-1000NG4

Passmarkによるベンチマークスコアは「3744」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1099」、マルチコアで「1839」。

<CPU> Core-i5-1030NG7

Passmarkによるベンチマークスコアは「5885」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1143」、マルチコアで「2792」。

<GPU> Intel Iris Plus

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2746」。

「ASUS PN42」のメリット・デメリット

ASUS PN42」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・DDR4 3200メモリを搭載可能・最大16GBまで搭載できる

ASUS PN42」は転送速度が25.6GB/sのDDR4 3200メモリを採用し、最大16GBまで搭載できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」は16GB/32GB DDR4 デュアルチャンネルメモリ搭載で、合計で最大64GBまで拡張できます。「GMKtec NucBox M2」は16GB/32GB DDR4 メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「BMAX B6 Plus」は12GB/16GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。

・M.2 NVMe SSDストレージを採用

ASUS PN42」はNVMe規格でPCIe 3.0接続のSSDを搭載可能。最大転送速度 40Gbpsの高速転送が利用できます。また、ストレージ用の4つのスロットを搭載。128GB M.2 NVMe SSDを合計4つ搭載できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」は256GB/512GB M.2 2280ストレージを搭載しています。「GMKtec NucBox M2」はPCIe 3.0接続のM.2 SSDストレージを512GB/1TB搭載しています。「BMAX B6 Plus」は512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSDストレージを搭載しています。

・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2に対応

ASUS PN42」はWi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6E」に対応しています。また、Bluetooth 5.2や2.5Gのギガビット有線LAN通信も利用できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。「GMKtec NucBox M2」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。「BMAX B6 Plus」はWi-Fi 6とBluetooth 4.2に対応しています。

・2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応

ASUS PN42」は2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応しています。

一方、「MINISFORUM UM560XT」と「GMKtec NucBox M2」は2.5G ギガビット有線LAN通信に対応しています。「BMAX B6 Plus」はギガビット有線LAN通信を利用できます。

・7つのUSBポートを搭載

ASUS PN42」は、4つのUSB 3.2 Gen2ポートと3つのUSB 2.0ポートを搭載。合計7つのUSBポートで外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」は2つのType-Cポートと2つのUSB3.2 Gen2、2つのUSB2.0ポートを搭載しています。「GMKtec NucBox M2」は1つのType-Cポートと3つのUSB3.2ポート、1つのUSB2 .0ポートを搭載しています。「BMAX B6 Plus」は1つのType-Cポートと3つのUSB 3.0ポートを搭載しています。

・4K 2画面出力に対応

ASUS PN42」は1つのディスプレイポートと1つのHDMI 2.0bポートを搭載。2つのポートを組み合わせて4K 2画面出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」は2つのHDMI 2.0ポートとType-Cポートと組み合わせて、4K 3画面出力を利用できます。「GMKtec NucBox M2」は2つのHDMI2.0ポートとType-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。「BMAX B6 Plus」は2つのHDMI2.0bポートとType-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。

・AIノイズキャンセリング対応でクリアなオンライン音声通信が利用できる

ASUS PN42」は双方向のAIノイズキャンセリングに対応し、クリアなオンライン音声通信が利用できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」、「GMKtec NucBox M2」、「BMAX B6 Plus」はAIノイズキャンセリングに対応していません。

・ファンレス設計で静音で動作する

ASUS PN42」はファンレス設計でノイズを低減した静音な動作が可能です。

一方、「MINISFORUM UM560XT」はスマートファンやデュアルヒートシンクを採用した強力な冷却システムを搭載しています。「GMKtec NucBox M2」はインテリジェントファンと熱伝導に強い銅素材を採用した冷却システムを搭載しています。「BMAX B6 Plus」はスマートファンと2つの銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載し、長時間でも安定して動作します。

・VESAマウントに対応

ASUS PN42」はモニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています。

一方、「MINISFORUM UM560XT」と「GMKtec NucBox M2」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。「BMAX B6 Plus」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

・厚さ57.6mmで重さ1.0kgの小型ボディ・ブラックカラーを用意

ASUS PN42」はサイズ 127.5 x 132 x 57.6 mm、重さ1.0 kgの小型デザインで、ブラックカラーを用意しています。

一方、「MINISFORUM UM560XT」はサイズ 127×128×47mm、重さ約652 gの小型デザインで、ブラックカラーを用意しています。「GMKtec NucBox M2」はサイズ 114mm x 106mm x 42.5mmの小型メタルボディで、ブラックカラーを用意しています。「BMAX B6 Plus」はサイズ 12.4 x 11.2 x 4.3 cmの小型デザインで、グリーンカラーを用意しています。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

ASUS PN42」はindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの機能が利用できるようになっています。

一方、「MINISFORUM UM560XT」と「GMKtec NucBox M2」、「BMAX B6 Plus」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

デメリット

・メモリとストレージを別途購入する必要あり

ASUS PN42」はベアボーンPCのため、メモリとストレージを別途用意する必要があります。

一方、「MINISFORUM UM560XT」、「GMKtec NucBox M2」、「BMAX B6 Plus」はメモリとストレージを搭載したモデルを用意しています。

・2.5インチのSATA HDD/SSDが使えない

ASUS PN42」は2.5インチのSATA HDD/SSDが使えません。

一方、「MINISFORUM UM560XT」は2.5インチのSATA HDD/SSDが使えます。「GMKtec NucBox M2」と「BMAX B6 Plus」は2.5インチのSATA HDD/SSDが使えません。

「ASUS PN42」の評価

ASUS PN42」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

<総合評価>

ASUSから発売されたIntel N100搭載のベアボーンPCです。プロセッサとOS(Windows 11 Pro)は用意する必要がありませんが、メモリとストレージは別途用意する必要があります。メモリとストレージを別途購入する場合は少なくてもプラス1万円以上かかるため、「ASUS PN42」の価格は実質的に5万円台となります。

そこで問題となるのが、ベアボーンPCは本当にお得なのかという問題です。5万円出すのであれば、メモリやストレージを搭載したミニPCを購入した方がお買い得かもしれません。例えば、「MINISFORUM UM560XT」はRyzen 5 5600H搭載で、Intel N100搭載の約3倍のPassmarkベンチマークスコアを記録しています。

また、「GMKtec NucBox M2」はCore i7-11390H搭載で約2倍高いスコアを記録しています。そのほかにもIntel N100搭載のミニPCが2~3万円台で販売されており、第10世代のCore i3やi5を搭載する「BMAX B6 Plus」も3~4万円台で販売されています。そう考えると、「ASUS PN42」を購入するメリットはあまりなさそうに思えてきます。

しかし、「ASUS PN42」はメモリやストレージの拡張も簡単にでき、工具なしでもメンテナンスしやすいというメリットがあります。また、他のミニPCと違い、ファンレス設計静音で動作するため、静かな環境で使いたい場合にも有利です。そして、ASUSという有名企業による高品質な製品であることも大きなメリットで、ドライバーなどのサポート体制もしっかりしています。そう考えると、自分でPCをカスタマイズしたいユーザーにとっては「ASUS PN42」の方が便利に使えそうです。

ASUS PN42」の発売時の価格は47,800円(税込・送料無料)。自分でカスタマイズできるIntel N100搭載のベアボーンPCを探している人におすすめです。

「ASUS PN42」の販売・購入先

ASUS PN42」は、

Amazonで43,454円 (税込)、

楽天市場で47,800円(税込・送料無料)、

ヤフーショッピングで40,300円 (PN42-SN044AU・税込)、

米国 Amazon.comで$225.00 (海外版・PN42-BBFN1000X1FU・日本円で約31,409円)、

で販売されています。

※ベアボーンモデルのため、メモリとストレージを別途購入する必要があります。

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ヤフーショッピングで「ASUS PN42」をチェックする

米国 Amazon.comで「ASUS PN42」をチェックする

ASUS 公式オンラインストア「ASUS Store Online」

 

 

 

他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「GEEKOM Mini IT12」(Core i7-12650H / Core i5-12450H)

MINISFORUM UM560XT

GMKtec NucBox M2

BMAX B6 Plus

LarkBox X 2023」(Intel N100・4K 3画面出力)

GMKtec NucBox G2」(Intel N100・4K 3画面出力)

Beelink SER5 Pro 5800H」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面出力)

BMAX B7 Power」(Core i7-11390H・4K 3画面出力)

TRIGKEY S5 Pro」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面出力)

MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

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