「Retroid Pocket Flip」操作性バツグンか? Android 携帯ゲーム機と徹底 比較!


2023年4月に発売された「Retroid Pocket Flip」と最新のAndroid 携帯ゲーム機を徹底 比較!価格や対応エミュレーター、収録ゲーム数、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年12月、4.7型「Retroid Pocket 4 /4Pro」が発売されました。

「Retroid Pocket Flip」の特徴

Retroid Pocket Flip」の特徴をまとめてみました。

4.7型タッチ液晶・ホールスライダー・5000mAhバッテリ

Retroid Pocket Flip」は4.7 インチで解像度750 x 1334 pxのタッチスクリーンを搭載。最大輝度450nitsの明るい液晶で、レトロゲームも快適にプレイできます。また、高精度な2つのホールエフェクトスライダーボタンを搭載し、 押下してL3/R3ボタンとして利用することも可能。アナログショルダーボタンやカスタマイズできるM1/M2 ボタンも備えています。

そのほか、5000mAhバッテリーを搭載し、約2日間の駆動が可能。Type-Cポートを介して急速充電も利用できます。

Unisoc T618・4GB+128GB・Android 11

Retroid Pocket Flip」はUnisoc T618 オクタコア プロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された8コア最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約20万を記録し、Androidの人気ゲームも快適に動作します。また、4GB LPDDR4メモリを搭載し、スムーズに動作。ストレージは128GB eMMC 5.1で、別売のmicroSDカード拡張することもできます。

そのほか、OSにAndroid 11を採用。Google Playストア対応でAndroidゲームがプレイできるほか、エミュレーターアプリを利用してPSPやゲームボーイ、ニンテンドー64などのレトロゲームもプレイできます。

ストリーミング・HDMI映像出力・アクティブ冷却

Retroid Pocket Flip」はWi-Fi 5のデュアルバンドに対応。Moonlightアプリを利用してプレイステーションやXbox、PC(Steamなど)ゲームをストリーミングプレイできます。また、microHDMIを介した映像出力に対応し、テレビやモニターの大画面でプレイすることが可能。OTG対応のType-CポートやBluetoothを利用して、外部のゲームパッドとも接続できます。そのほか、ヒートシンクを利用したアクティブ冷却に対応し、効率よく熱を排出することが可能。本体は重さ270g折り畳み式で、気軽に携帯できます。

公式ページ: Retroid Pocket Flip

価格を比較

Retroid Pocket Flip」と「ANBERNIC RG405M」、「Powkiddy X18S」、「ANBERNIC RG353V」の価格を比較してみました。

「Retroid Pocket Flip」

Retroid Pocket Flip」は、AliExpressでUS $154.64 (日本円で約23,431円)、米国 Amazon.comで$179.99 (日本円で約27,272円)、Retroid Pocket公式サイトで$164.00 (日本円で約24,850円)、で販売されています。

「ANBERNIC RG405M」

ANBERNIC RG405M」は、Amazonで26,999円 (税込・ANBERNIC公式)、ヤフーショッピングで27,999円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $183.99、ANBERNIC公式サイトで23,299円、米国 Amazon.comで$219.99で販売されています。

「Powkiddy X18S」

Powkiddy X18S」は、Amazonで25,999円(税込・ブラックモデル)、ヤフーショッピングで25,199円(税込・ブラックモデル)、AliExpressでUS $133.86 (ブラックモデル)、Powkiddy公式サイトで$139.99 USD (セール価格・ブラックモデル)、米国 Amazon.comで$255.99 (ブラックモデル)で販売されています。

「ANBERNIC RG353V」

ANBERNIC RG353V」は、Amazonで17,299円、ヤフーショッピングで17,314 円 (送料無料)、AliExpressでUS $130.65 (Vモデル)、Banggoodで18,775円(Vモデル)、米国 Amazon.comで$149.99(Vモデル)で販売されています。

対応エミュレーター・収録ゲーム数を比較

Retroid Pocket Flip」と「ANBERNIC RG405M」、「Powkiddy X18S」、「ANBERNIC RG353V」の対応エミュレーター・収録ゲーム数を比較してみました。

「Retroid Pocket Flip」

対応エミュレーター

CPS1/CPS2/CPS3,PSP,PS2,PS1,GENESIS,Dreamcast,Mame,GBA/GBC/GB、Wii、N64、NDS,3DS,FC,FBA,SFC,NES,GC、NEOGEO,NEOGEO Poket,NEOGEO Poket Color,PCE,SMS、MSX,SegaCD,Sega Saturn,Saga Genesis,SMS,SGG,Sega 32x,Sega SG-1000,WS,WSC,Atari Lynx,Atari 7800,Atari 2600,VirtuaBoy,3DOなど41種類以上

※基本的にAndroidのエミュレーターアプリで動作します。Google Playストアにも対応します。

収録ゲーム数

収録ゲーム数 数千以上 ※ダウンロード必須でAndroidエミュレーターアプリを使用します。Google Playストアのゲームもダウンロードできます。

<補足>

Antutuベンチマーク総合で約200,000 <CPU> UNISOC T618

「ANBERNIC RG405M」

対応エミュレーター

PS2,Wii,NGC,3DS,PSP,DC,PS1,NDS,N64,GBA,GBC,GB,SFC,FC,SMSなど20種類以上

収録ゲーム数

128GBで3172ゲーム、256GBで4267ゲーム

<補足>

Antutuベンチマーク総合で約200,000 <CPU> UNISOC T618

「Powkiddy X18S」

対応エミュレーター

GAMECUBE、PS、DC、MAME、SFC、GBA、PCE、MD、PSP、WSC、N64、GBCなど多数

収録ゲーム数

ダウンロードで数千 ※Androidゲームに対応(APKで追加)

<補足>

Antutuベンチマーク総合で約200,000 <CPU> UNISOC T618

「ANBERNIC RG353V」

対応エミュレーター

PSP,DC,SS,PS1,NDS,N64,CPS1,CPS2,CPS3,FBA,NEOGEO,GBA,GBC,GB,SFC,、FC,MD,SMS,GG,MSX,PCE,WSC,N-Gage, Indie games など20種類以上

収納ゲーム数

4000以上 ※TFカードに収録/要ダウンロード

<補足>

Antutuベンチマーク総合で約100,000 <CPU> Rockchip RK3566

スペックを比較

Retroid Pocket Flip」と「ANBERNIC RG405M」、「Powkiddy X18S」、「ANBERNIC RG353V」のスペックを比較してみました。

「Retroid Pocket Flip」のスペック

  • ディスプレイ 4.7 インチ、解像度 750 x 1334 pxのタッチスクリーン
    ※最大輝度450nits
  • プロセッサ Unisoc Tiger T618
    ※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz
  • CPU 2*A75@2.0GHz + 6*A55@2.0GHz
  • GPU Mali G52 MC2@850MHz
  • RAM(メモリ) 4GB LPDDR4x @1866MHz(3733Mbps)
  • ストレージ 128GB eMMC 5.1
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
  • バッテリー 5000mAh
  • 充電 急速充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • ストリーミング Moonlightアプリ対応
  • インターフェース USB Type-C、microHDMI、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
  • 映像出力 HDMI 720P
  • スピーカー デュアルスピーカー (1W x2)
  • 操作 クリック可能な L3/R3 を備えたホール効果スライダー、アナログトリガー、プログラム可能な M1/M2 ボタン、二重射出成形の ABXY ボタン
  • 冷却 アクティブ冷却
  • 筐体 プラスチック、折り畳み式
  • Google Playストア 対応
  • OS Android 11 ※OTAアップデート サポート
  • サイズ 139 x 82 x 25.4mm
  • 重量 270g
  • カラー スポートレッド、ウォーターメロン、ブラック、インディゴ、16bit US

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「ANBERNIC RG405M」のスペック

  • ディスプレイ 4インチ、解像度640×480ドットのIPSタッチスクリーン
  • プロセッサ UNISOC T618 オクタコア
    ※12nm/64bit/8コア/2.0GHz
  • GPU Mali G52-3EE-2コア @850MHz
  • RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X @1866MHz
  • ストレージ 128GB eMMC(システム)
  • 外部ストレージ microSD 128GB/256GB (ゲーム用・最大2TBまで拡張可能)
  • バッテリー 4500mAh
  • 駆動時間 7時間
  • 充電 2時間
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
    ※ストリーミングプレイ(Moonlight)対応
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、TFカードスロット x1、3.5mmイヤホンジャック
  • センサー 6軸ジャイロセンサー
  • スピーカー ステレオスピーカー
  • 操作 ホールジョイスティック
  • ゲームの追加 対応
  • システム言語 日本語を含むマルチ言語に対応
  • 筐体 アルミニウム合金、CNCプロセス
  • OS Android 12
  • サイズ 16.3 x 7.6 x 1.59 cm
  • 重量 不明
  • カラー ブラック、グレー

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「Powkiddy X18S」のスペック

  • ディスプレイ 5.5インチ、解像度720 x 1280 pxのIPS液晶
    ※折り畳み式/スリープ対応
  • プロセッサ UNISOC T618 オクタコア
  • GPU ARM Mali G52
  • RAM(メモリ) 4GB
  • ストレージ 64GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大512GBまで
  • バッテリー 5000 mAh
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB Type-C、miniHDMI
  • センサー Gセンサー、P/Lセンサー、ジャイロスコープ、ホールセンサー、GPSセンサー
  • スピーカー デュアルスピーカー
  • マイク 搭載
  • バイブレーション 対応
  • 言語 日本語を含むマルチ言語に対応
  • 筐体の素材 ABS樹脂
  • ゲームの追加 対応
  • Google Play 対応
  • OS Android 11
  • サイズ 152 x 92 x 22.5 mm
  • 重量 307g
  • カラー ブラック、ホワイト

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「ANBERNIC RG353V」のスペック

  • モデル RG353V / RG353VS
  • ディスプレイ 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
    ※4:3/マルチタッチ対応/OCAフルフィット
    ※353VSはタッチ操作に非対応
  • プロセッサ Rockchip RK3566 クアッドコア
    ※64bit/4コア/Cortex-A55
  • GPU Mali-G52-2EE
  • RAM(メモリ) 2GB LPDDR4
    ※353VSは1GB LPDDR4
  • ストレージ Android:32GB eMMC 5.1、Linux: 16GB TF
    ※353VSは16GB TFのみ
  • 外部ストレージ microSDカードで最大512GBまで拡張可能
    ※2つのTFカードスロットを搭載
  • バッテリー 3200 mAh
  • 駆動時間 6時間
  • 充電 Type-C
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
  • インターフェース Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック
  • スピーカー デュアルステレオスピーカー
  • システム言語 日本語を含むマルチ言語に対応
  • OS Android 11 + Linux (64bit/32bitアプリ対応)
    ※353VSはLinux (64bit/32bitアプリ対応)
  • サイズ 12.6×8.3×2.1cm
  • 重量 180 g
  • カラー ブラックスケルトン、グレイ、ホワイト、パープルスケルトン  ※353VSはブラックスケルトン、グレイ

関連記事「ANBERNIC RG353V/VS」タテ型で最強? レトロ携帯ゲーム機と徹底 比較!

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「Retroid Pocket Flip」のメリット・デメリット

Retroid Pocket Flip」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・4.7インチのHD+タッチ液晶・最大輝度450nitsで明るく見やすい

Retroid Pocket Flip」は4.7 インチで解像度750x1334pxのタッチスクリーンを搭載。最大輝度450nitsの明るい液晶で、レトロゲームも快適にプレイできます。

一方、「ANBERNIC RG405M」は4インチで解像度640×480ドットのHD IPSディスプレイ(タッチ対応)を搭載しています。「Powkiddy X18S」は5.5インチで解像度720 x 1280 pxのIPS液晶(タッチ対応)を搭載しています。「ANBERNIC RG353V」は縦型のボディに3.5インチのIPS液晶(解像度640x480px)を搭載しています。

・高精度なホールスライダーやアナログショルダーボタン、M1/M2 ボタン搭載で快適に操作できる

Retroid Pocket Flip」は高精度な2つのホールエフェクトスライダーボタンを搭載し、 押下してL3/R3ボタンとして利用することも可能。アナログショルダーボタンやカスタマイズできるM1/M2 ボタンも備えています。

一方、「ANBERNIC RG405M」は高精度なホールジョイスティックとショルダーボタンで快適に操作できます。「Powkiddy X18S」は本体に2つのジョイスティックレバーを搭載し、タッチスクリーンにマッピング(ボタン割り当て)することもできます。「ANBERNIC RG353V」は

・41種類以上のエミュレーターに対応

Retroid Pocket Flip」は41種類以上のエミュレーターに対応しています。

一方、「ANBERNIC RG405M」は20種類以上のエミュレーターに対応しています。「Powkiddy X18S」はゲームキューブ、N64、DC、PSPゲームなど多数のエミュレーターに対応しています。「ANBERNIC RG353V」はPSPやドリームキャスト、ニンテンドー64など20種類以上のエミュレーターに対応しています。

・Unisoc T618搭載で高速に動作する

Retroid Pocket Flip」はUnisoc T618 オクタコア プロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約20万を記録し、Androidの人気ゲームも快適に動作します。

一方、「ANBERNIC RG405M」と「Powkiddy X18S」はUNISOC T618搭載で高速に動作します。「ANBERNIC RG353V」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサ搭載で、Antutuベンチマーク総合で約10万を記録しています。

・4GB LPDDR4xメモリ搭載でスムーズに動作

Retroid Pocket Flip」は4GB LPDDR4メモリを搭載し、スムーズに動作します。

一方、「ANBERNIC RG405M」と「Powkiddy X18S」は4GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。「ANBERNIC RG353V」は 2GB LPDDR4メモリを搭載しています。

・128GB eMMC 5.1ストレージ搭載で、microSDカードで拡張できる

Retroid Pocket Flip」は128GB eMMC 5.1で、別売のmicroSDカードで拡張することもできます。

一方、「ANBERNIC RG405M」は128GB eMMC(システム用)搭載で最大2TBまで拡張できます。「Powkiddy X18S」は64GBストレージ搭載で最大512GBまで拡張できます。「ANBERNIC RG353V」は32GBストレージを内蔵しています。

・5000mAhバッテリー搭載で急速充電に対応

Retroid Pocket Flip」は5000mAhバッテリーを搭載し、約2日間の駆動できます。また、Type-Cポートを介して急速充電も利用できます。

一方、「ANBERNIC RG405M」は4500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Powkiddy X18S」は5000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「ANBERNIC RG353V」は3200mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・Wi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応

Retroid Pocket Flip」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドに対応しています。また、Bluetooth 5.0に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「ANBERNIC RG405M」はWi-Fi通信とBluetooth 5.0に対応しています。「Powkiddy X18S」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応しています。「ANBERNIC RG353V」はWi-Fi 5のデュアルバンド&Bluetooth 4.2に対応しています。

・ストリーミングプレイに対応

Retroid Pocket Flip」はMoonlightアプリを利用してプレイステーションやXbox、PC(Steamなど)ゲームをストリーミングしてプレイできます。

一方、「ANBERNIC RG405M」、「Powkiddy X18S」、「ANBERNIC RG353V」はMoonlightアプリを利用してストリーミングプレイできます。

・microHDMIポート搭載でで映像出力できる

Retroid Pocket Flip」はmicroHDMIを介した映像出力に対応し、テレビやモニターの大画面でプレイできます。

一方、「ANBERNIC RG405M」はHDMI映像出力に対応していません。「Powkiddy X18S」はminiHDMIで映像出力できます。「ANBERNIC RG353V」はminiHDMI端子を搭載し、テレビや外部モニターに映像出力することができます。

・厚さ25.4mmで重さ270gの小型軽量デザイン・折り畳み式で5色カラーを用意

Retroid Pocket Flip」は厚さ25.4mmで重さ270gの小型軽量デザインになっています。また、折り畳み式を採用し、本体を折りたたんで携帯できます。そのほか、本体カラーとしてスポートレッド、ウォーターメロン、ブラック、インディゴ、16bit USの5色カラーを用意しています。

一方、「ANBERNIC RG405M」はサイズ16.3 x 7.6 x 1.59 cmの小型軽量デザインで、ブラック、グレーの2色カラーを用意しています。「Powkiddy X18S」はサイズ152 x 92 x 22.5 mm、重さ307gの折り畳み式ボディを採用し、ブラック、ホワイトの2色カラーを用意しています。「ANBERNIC RG353V」は厚さ2.1cmで重さ180gのタテ型、小型軽量デザインになっています。

・デュアルスピーカー搭載で音がいい

Retroid Pocket Flip」はデュアルスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。

一方、「ANBERNIC RG405M」はステレオスピーカーを搭載しています。「Powkiddy X18S」はデュアルスピーカーを搭載しています。「ANBERNIC RG353V」はデュアルステレオスピーカーを搭載しています。

・アクティブ冷却に対応・オーバーヒートの心配なし

Retroid Pocket Flip」はヒートシンクを利用したアクティブ冷却に対応し、効率よく熱を排出し、長時間のゲームプレイでもオーバーヒートすることなく安定して動作します。

一方、「ANBERNIC RG405M」、「Powkiddy X18S」、「ANBERNIC RG353V」はアクティブ冷却に対応していません。

・Android 11搭載でGoogle playストアに対応

Retroid Pocket Flip」はOSにAndroid 11を採用しています。また、Google Playストア対応でAndroidゲームがプレイできるほか、エミュレーターアプリを利用してPSPやゲームボーイ、ニンテンドー64などのレトロゲームもプレイできます。

一方、「ANBERNIC RG405M」はAndroid 12を搭載し、Androidの人気ゲームもプレイできます。「Powkiddy X18S」はAndroid11搭載で、ファームウェアをダウンロードすることでGoogle系アプリ(GMS)をインストールすることができます。「ANBERNIC RG353V」はAndroid 11 + LinuxのデュアルOSを搭載し、OSを切り替えて使用できます。

デメリット

・ジャイロセンサーを搭載していない

Retroid Pocket Flip」は傾きを検知するジャイロセンサーを搭載していません。

一方、「ANBERNIC RG405M」は6軸ジャイロセンサーを搭載し、本体を傾けた直感的な操作が可能です。「Powkiddy X18S」と「ANBERNIC RG353V」はジャイロセンサーを搭載していません。

「Retroid Pocket Flip」の評価

Retroid Pocket Flip」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Retroid Pocketから発売された折り畳み式の携帯ゲーム機です。Android 11搭載で、2022年11月に発売された「Retroid Pocket 3+」に似たスペックになっています。

注目は2つの「ホールエフェクトスライダー」を搭載している点です。

YouTubeの動画レビューで確認したところ、これが非常に滑らかで操作しやすそうです。360度動き、押下してL3/R3ボタンとしても利用できるのが便利です。ホールセンサー内蔵などで高精度な操作が可能なため、FPSゲームや格闘ゲームでも微妙な操作が可能です。今のところ、携帯ゲーム機の中でトップクラスの高い操作性であるといえそうです。

また、アクティブ冷却を採用している点も大きなメリットです。

現在発売されているAndroid搭載の携帯ゲーム機は、ほとんど冷却システムを備えておらず、PSPなど負荷が高めのゲームを動作させると発熱温度が高くなりすぎるという問題があります。ヒートシンクを採用したアクティブ冷却であれば温度を下げて安定してプレイできますが、今のところ対応している機種は非常にまれです。

そのほか、Unisoc T618プロセッサと4GBメモリを搭載。すでに公開されている動画レビューではPS2ゲームが動作していることも確認できます。

なお、折り畳み式のボディ採用なのも大きなメリットです。すでに発売されている折り畳み式の「Powkiddy X18S」はかなり人気が高く、新たにブラックモデルも追加されています。

Retroid Pocket Flip」の発売時の価格はAliExpressでUS $232.95。Retroid Pocket公式サイトでは$164.00で販売されているので、そっちの方がお得かもしれません。折り畳み式のAndroid携帯ゲーム機を探している人におすすめです。

「Retroid Pocket Flip」の販売・購入先

Retroid Pocket Flip」は、

AliExpressでUS $154.64 (日本円で約23,431円)、

米国 Amazon.comで$179.99 (日本円で約27,272円)、

Retroid Pocket公式サイトで$164.00 (日本円で約24,850円)、

で販売されています。

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他の携帯ゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報や性能、価格などが分かるようになっています。

★「Retroid Pocket 4 /4Pro」(4.7型・Dimensity 900/1100)

★「ANBERNIC RG ARC」(4インチ・Android 11+Linux)

★「ANBERNIC RG405V」(4インチ・タテ型・T618・ジャイロ)

★「Powkiddy RGB30」(4.0インチ・Linux・RK3566)

★「ANBERNIC RG Nano」(タテ型・1.54インチ)

★「ANBERNIC RG353PS」(3.5インチ・Linux・RK3566)

★「Powkiddy X55」(5.5インチ・Linux・RK3566)

★「Powkiddy X28」(5.5型・Android 11・マッピング)

ANBERNIC RG405M

Powkiddy X18S

ANBERNIC RG353V

ANBERNIC RG353M

Powkiddy RK2023

ANBERNIC RG353P

GPD XP Plus

AYN Odin」(Pro/Lite)

Logitech G CLOUD

Razer Edge

その他のおすすめ携帯ゲーム機は?

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