「Kobo Elipsa 2E」書き味アップ? 手書き対応のE inkタブレットと徹底 比較!


2023年4月20日に発売される「Kobo Elipsa 2E」手書き対応のE inkタブレットを徹底 比較!価格や機能・できること・スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※現在、予約販売中です。

「Kobo Elipsa 2E」の特徴

Kobo Elipsa 2E」の特徴をまとめてみました。

10.3 E Ink液晶・ComfortLight PROライト

Kobo Elipsa 2E」は10.3インチで解像度1404 × 1872ドットのE Ink Carta 1200 タッチスクリーンを搭載。Koboシリーズで最も大きなサイズで、文庫本やPDFファイルも大きく見やすく表示できます。また、フロントライト技術「ComfortLight PRO」を採用したフロントライトを搭載。周囲の環境に合わせて、明るい白色からオレンジ色の電球色まで明るさ調整できるようになっています。

充電式のKoboスタイラス2で手書き入力

Kobo Elipsa 2E」は専用スタイラスペン「Koboスタイラス2」を用意し、電子書籍に手書きのメモを書き込むことが可能。新たに充電式を採用したことで、Type-Cから給電できるようになり、使用しないときは、ペン後方にある「消しゴムパーツ」を軽くタッチするだけで電源OFFの状態にすることができます。また、「Kobo Elipsa 2E」本体側面のマグネットに取り付けることが可能。摩耗したペン先は新しいものと交換することもできます。

32GBストレージ・Wi-Fi・専用スリープカバー

Kobo Elipsa 2E」は前モデルと同じく32GBストレージを搭載。テキストベースの小説で約28,000冊分、コミックで約700冊を保存することができます。また、Wi-Fi 5デュアルバンドに対応し、楽天のKoboストアから電子書籍を直接購入し、ダウンロードすることが可能。ブラウザでWebサイトを閲覧することもできます。そのほか、専用のスリープカバー(別売)を用意。ペンホルダー付きで、オートスリープ機能も利用できます。

公式ページ: Kobo Elipsa 2E:楽天Kobo電子書籍ストア

価格を比較

Kobo Elipsa 2E」と「Kindle Scribe」、「HUAWEI MatePad Paper」、「BOOX Tab Ultra」の価格を比較してみました。

「Kobo Elipsa 2E」

Kobo Elipsa 2E」は、楽天市場で52,800円(税込・送料無料)で販売されています。

「Kindle Scribe」

Kindle Scribe」は、Amazonで59,980円(ペン&カバーセット品は66,960円)、楽天市場で52,511円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで44,980円(税込・送料無料・箱不良品)、米国 Amazon.comで$459.97で販売されています。

「HUAWEI MatePad Paper」

HUAWEI MatePad Paper」は、Amazonで63,980円 (税込)、楽天市場で64,801円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで45,078円 (税込・送料無料・中古品)、AliExpressでUS $429.00 (日本円で約61124円)で販売されています。

「BOOX Tab Ultra」

BOOX Tab Ultra」は、Amazonで83,800円 (税込)、楽天市場で83,800円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで79,800 円 (税込・送料無料)、SKTNETSHOPで83,800円 (税込)、BOOX公式ストアで$499.99、米国 Amazon.comで$499.99 (日本円で約71238円)で販売されています。

機能・できることを比較

Kobo Elipsa 2E」と「Kindle Scribe」、「HUAWEI MatePad Paper」、「BOOX Tab Ultra」の機能・できることを比較してみました。

「Kobo Elipsa 2E」

スタイラスペン「Koboスタイラス2」(充電式・本体にマグネットで着脱)で手書き入力、電子書籍にメモ書き込み、ノート機能、ComfortLight Pro(フロントライト)、見開き表示、高速ページめくり機能、楽天Kobo電子書籍ストア(端末から電子書籍を購入)、楽天ポイントで電子書籍を購入、Type-Cで充電、スリープカバー(ペンホルダー付き・オートスリープ機能・自立可能・マグネットで着脱)、Wi-Fi (電子書籍の購入・ブラウザなど)

「Kindle Scribe」

手書き機能(ノート、メモ帳、日記、罫線付き、白紙、ToDoリストなどのテンプレートを用意/フォルダ管理)、、専用スタイラスペン(スタンダード/プレミアム・充電&ペアリング不要)、自動回転、Type-C高速充電、16/32/64GBストレージ保存、最大12週間の駆動、フロントライト(色調調節/明るさ自動調節/LED35個 )、300ppi表示、ファブリク/レザー/プレミアムレザーカバー(別売)、ダークモード、

Whispersync機能(異なる端末でも続きをすぐ読める)、クラウドストレージ(Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能)、フォント最適化、文字サイズ変更、ウィキペディア検索、辞書検索、Wi-Fi(2.4GHz)ハイライト機能、Kindleストア、「Kindle Unlimited」(有料読み放題サービス)、Prime Reading(プライム会員)、Wi-Fi (2.4GHz)

「HUAWEI MatePad Paper」

筆圧4096段階の手書き入力(HUAWEI M-Pencil 第2世代)、メモの作成(音声録音、画面分割も可)、PDFへの書き込み、手書き文字のテキスト変換、画面分割、ワイヤレス充電、アプリの追加(「HUAWEI AppGallery」)、電子書籍ストア「HUAWEI Books」、

電子書籍の閲覧、オーディオブックの視聴、急速充電(22.5W充電器が付属)、32段階のバックライト調整、リフレッシュレート調整、指紋認証、Wi-Fi 6通信、Bluetooth 5.2

「BOOX Tab Ultra」

4モード(HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モード)、ストレージ拡張(microSDカード)、「BOOX Pen2 Pro」で手書き入力、「キーボード付き2-in-1磁気ケース」(ノートPCスタイル)、指紋認証(電源ボタン)、ハイパーリンク(ノートをすばやく参照)、記録マーク(録音データ中にマークしてジャンプできる)、クラウド同期(メモ、本の注釈)、ウィジェット、自動回転、BOOXスーパーリフレッシュ、物理ボタンでページめくり、ジェスチャー操作、NeoReader(Androidアプリの追加)

「BOOX Drop」(PC間で高速データ転送)、5GBの無料クラウドストレージ、シングルスピーカーによる音楽再生、デジタルノート機能、自動回転(重力センサー)、2色フロントライト(寒色及び暖色)、Android 11、BOOXストア、OTG(Type-CでUSB機器と接続)、ブラウジング、Wi-Fiデュアルバンド、PDF翻訳機能、読書設定(目次、ブックマーク、用語検索、書き込み位置、音声読み上げ、スライドショー、一覧表示)フォーマット変更(ページ付け、拡大、トリミング、余白カット)コントラスト設定(文字強調表示、画像シャープ化、すかしのホワイト化、暗色強調)ナビゲーション(コミック、文章、リフロー)、スクリーン分割)、Wi-Fi (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0

スペックを比較

Kobo Elipsa 2E」と「Kindle Scribe」、「HUAWEI MatePad Paper」、「BOOX Tab Ultra」のスペックを比較してみました。

「Kobo Elipsa 2E」のスペック

  • ディスプレイ 10.3インチ、解像度1404×1872ドットのE Ink Carta 1200 タッチスクリーン
    ※227ppi
  • ライト ComfortLight PRO (フロントライト内蔵、ナチュラルライト機能)
  • ページめくり 画面のタップ / スワイプ操作
  • プロセッサ 不明
  • RAM(メモリ) 不明
  • ストレージ 約32GB (テキストベースの本:約 28,000 点分 /コミック:約 700 点分)
  • バッテリー駆動時間 数週間
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)
  • インターフェース USB Type-C
  • スタイラスペン Koboスタイラス2(充電式・USB-C・電源OFF対応・ペン先交換・ノート機能で本に直接メモ・消しゴムボタンとカスタマイズ可能な機能ボタンあり・付属・単品販売あり)
  • 防水 非対応
  • 機能 ノート機能(自由にメモやノートを取れる)
  • アクセサリー スリープカバー(ブラック・ペンホルダー付き・オートスリープ機能)
  • OS 独自OS
  • 対応PC Windows 7 もしくはそれ以上Mac OS X 10.9 もしくはそれ以上
  • サイズ 227.3 x 192.8 x 7.9 mm
  • 重量 386 g
  • カラー ブラック
  • 対応ファイルフォーマット EPUB / EPUB3 / PDF / JPEG / GIF / PNG / BMP / TIFF / TXT / HTML / RTF / CBZ / CBR / MOBI / FlePub
  • 付属品 スタイラスペン 1 本、専用スリープカバー(スタンドとして利用可・マグネットで着脱可) 1 個

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「Kindle Scribe」のスペック

  • ディスプレイ 10.2インチ、解像度300ppiのE-inkスクリーン
    ※画面の自動回転に対応/反射抑制スクリーン/フォント最適化技術/16階調グレースケール
  • フロントライト 搭載(色調調節、明るさ自動調節、LED 35個)
  • プロセッサ 不明
  • RAM(メモリ) 不明
  • ストレージ 16GB / 32GB /64GB
    ※Amazonのコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能
  • バッテリー駆動時間 読書:1回の充電で最大12週間利用可能、手書き機能:1回の充電で最大3週間利用可能
  • 充電 USB-C充電、PCからUSB経由での充電で約7時間。USB-C充電アダプター (9W) 経由での充電で約2.5時間
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 b/g/n(2.4GHz)
  • インターフェース Type-C (OTG)
  • ページ送りボタン なし・利用できません
  • スタイラスペン(付属) スタンダードペン(ペアリング・充電不要・マグネット装着)、プレミアムペン(カスタマイズ可能なショートカットボタン、消しゴムやマーカー、付箋追加など)
  • カバー ファブリク/レザー/プレミアムレザーカバー(別売)、スリープモード対応、ブックカバー表示機能(利用可)
  • 防水 非対応・利用できません
  • 筐体の素材 再生利用プラスチック48%使用 (本体)、再生利用アルミニウム100%使用 (本体)
  • 手書き機能 ノート、メモ帳、日記、罫線付き、白紙、ToDoリストなどのテンプレートを用意、フォルダ管理
  • OS 独自OS ※新品として販売された最後の日から少なくとも4年後まで、ソフトウェアのセキュリティアップデートを保証
  • サイズ 196x230x5.8mm
  • 重量 433g
  • カラー タングステン

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「HUAWEI MatePad Paper」のスペック

  • ディスプレイ 10.3インチ、解像度1404×1872ドットのE Inkスクリーン
    ※227 PPI/画面占有率86.3%/32段階の明るさ調整/リフレッシュレート調整
  • フロントライト  寒色のみ
  • プロセッサ Kirin 820E ヘキサコア
    ※7nm/6コア
  • GPU Mali-G57 MP6
  • RAM(メモリ) 4GB
  • ストレージ 64GB
  • バッテリー 約3625mAh
  • 駆動時間 スタンバイで約4週間(28日間)
  • 充電 22.5W急速充電 (1.5時間の充電で6日間駆動)
    ※タブレットは10V / 2.25Aの急速充電をサポート、標準充電器は10V /2.25AMAXをサポート
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2 BLE、2 x 2 MIMO
  • インターフェース USB 2.0 Type-C (OTG)
  • センサー 重力センサー、ホールセンサ、指紋センサー
  • スピーカー デュアルスピーカー
  • マイク クアッドマイク
  • オーディオ HUAWEI Histen7
  • スタイラスペン 第2世代 M-Pencil、筆圧4096段階、26msの低遅延、付属
  • ストア HUAWEI Books(10万冊)
  • 生体認証 指紋認証センサー
  • カバー 専用カバー 付属
  • アプリ HUAWEI AppGallery、メモリアプリ(手書きをテキスト変換、画面分割、音声録音、PDF署名、テンプレート)
  • OS HarmonyOS 2
  • サイズ 約182.7×225.2×6.65mm
  • 重量 約360g
  • カラー ブラック

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「BOOX Tab Ultra」のスペック

  • ディスプレイ 10.3インチ、解像度1872×1404ドットのE-Ink Carta
    ※227dpi/HDガラススクリーン/フラット/カバーレンズ付き/タッチ対応/ペン入力/静電容量式/全面ラミネート加工
  • フロントライト 寒色、暖色
  • プロセッサ Qualcomm オクタコア
  • GPU 独自の高速リフレッシュGPU
  • RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X
  • ストレージ 128GB UFS2.1
  • 拡張ストレージ microSDカードで拡張可
  • バッテリー 6300mAh
  • 駆動時間 数週間
  • 充電 Type-C
  • 背面カメラ 16MP ※テキスト変換可
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB-Cポート(OTGサポート/オーディオジャックとして使用)、microSDカードスロット
  • センサー 自動回転用Gセンサー、指紋センサー
  • スタイラスペンBOOX Pen2 Pro (ブラック)、筆圧4096段階の圧力感度、消しゴム付き
  • キーボード 「キーボード付き2-in-1磁気ケース」※マグネット着脱
  • スピーカー デュアルスピーカー
  • マイク デュアルマイク
  • 操作 ボタン、タッチ、ジェスチャー
  • モード HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モード
  • 機能 ハイパーリンク(ノートをすばやく参照)、記録マーク(録音データ中にマークしてジャンプできる)、クラウド同期(メモ、本の注釈)、ウィジェット、自動回転、BOOXスーパーリフレッシュ
  • アプリ NeoReader(700万以上のAndroidアプリをダウンロード可能)
  • 生体認証 指紋認証(電源ボタン)
  • 筐体の素材  メタル(金属) ※背面:指紋防止コーティング
  • OS Android 11
  • サイズ 225 x 184.5 x 6.7 mm
  • 重量 480g
  • カラー ブラック

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「Kobo Elipsa 2E」のメリット・デメリット

Kobo Elipsa 2E」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・10.3インチのE Ink Carta 1200 タッチスクリーンが大型で見やすい

Kobo Elipsa 2E」は10.3インチで解像度1404×1872ドットのE Ink Carta 1200 タッチスクリーンを搭載。Koboシリーズで最も大きなサイズで、文庫本やPDFファイルも大きく見やすく表示できます。

一方、「Kindle Scribe」は10.2インチのE-inkスクリーン(解像度300ppi)を搭載しています。「HUAWEI MatePad Paper」は10.3インチのE inkスクリーンを搭載し、画面占有率86.3%で見やすく表示できます。「BOOX Tab Ultra」は10.3インチのE-Ink Cartaスクリーンを搭載し、自動回転や高速表示に対応しています。

・Koboスタイラス2で手書き入力できる

Kobo Elipsa 2E」は専用スタイラスペン「Koboスタイラス2」を用意し、電子書籍やPDFファイルに手書きのメモを書き込むことができます。また、新たに充電式を採用し、本体側面のマグネットに取り付けることやペン先の交換にも対応しています。

一方、「Kindle Scribe」はスタンダードペンとプレミアムペンの2種類の専用スタイラスペンを用意し、スムーズに手書き入力できます。「HUAWEI MatePad Paper」は筆圧4096段階の第2世代 M-Pencil(付属)で手書き入力できます。「BOOX Tab Ultra」は筆圧4096段階の専用スタイラスペンの「BOOX Pen2 Pro (ブラック)」を同梱し、消しゴム機能も利用できます。

・ComfortLight PRO採用のフロントライトを搭載

Kobo Elipsa 2E」はフロントライト技術「ComfortLight PRO」を採用したフロントライトを搭載。周囲の環境に合わせて、明るい白色からオレンジ色の電球色まで明るさを調整できるようになっています。

一方、「Kindle Scribe」は35個のLEDを備えたフロントライトを搭載し、色調調節や明るさ自動調節機能も利用できます。「HUAWEI MatePad Paper」は32段階でバックライトの明るさを調整できます。「BOOX Tab Ultra」はフロントライト(寒色、暖色)が使えるようになっています。

・32GBストレージ搭載で大量の電子書籍を保存できる

Kobo Elipsa 2E」は前モデルと同じく32GBストレージを搭載し、テキストベースの小説で約28,000冊分、コミックで約700冊を保存することができます。

一方、「Kindle Scribe」は16GB/32GB/64GBストレージを搭載し、大量の電子書籍やPDFファイルなどを保存できるようになっています。「HUAWEI MatePad Paper」は64GBストレージ搭載で大量の電子書籍やPDFファイルのデータを保存できます。「BOOX Tab Ultra」は高速なUFS2.1規格の128GBストレージを搭載。別売のmicroSDカードでストレージ容量を増やすこともできます。

・数週間駆動できるバッテリーを搭載・Type-C充電に対応

Kobo Elipsa 2E」は一度の充電で数週間駆動できるバッテリーを搭載しています。また、Type-Cポートを介した充電も利用できます。

一方、「Kindle Scribe」は1回の充電で最大12週間駆動できるバッテリーを搭載し、Type-Cポートで充電することもできます。「HUAWEI MatePad Paper」は約4週間駆動できるバッテリーを搭載し、22.5W急速充電も利用できます。「BOOX Tab Ultra」は6300mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・Wi-Fi 5のデュアルバンドに対応

Kobo Elipsa 2E」はWi-Fi 5のデュアルバンドに対応し、楽天のKoboストアから電子書籍を直接購入し、ダウンロードすることができます。

一方、「Kindle Scribe」はWi-Fi(2.4GHz)通信に対応し、PC接続なしで電子書籍をダウンロードできます。「HUAWEI MatePad Paper」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。「BOOX Tab Ultra」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応しています。

・厚さ7.9mmで重さ386gの薄型軽量デザイン・ブラックカラーを用意

Kobo Elipsa 2E」は厚さ7.9mmで重さ386gの薄型軽量デザインになっています。また、本体カラーとしてブラックを用意しています。

一方、「Kindle Scribe」は厚さ5.8mmで重さ433gになっています。「HUAWEI MatePad Paper」は厚さ6.65mmで重さ約360gの薄型軽量デザインになっています。「BOOX Tab Ultra」は厚さ6.7mmで重さ480gの薄型軽量デザインになっています。

・専用のスリープカバー(別売)を用意

Kobo Elipsa 2E」は専用のスリープカバー(別売)を用意しています。このスリープカバーはペンホルダー付きで、オートスリープ機能も利用できます。

一方、「Kindle Scribe」は専用カバー(ファブリク/レザー/プレミアムレザーカバー・別売)を用意し、スリープモードやブックカバー表示機能も利用できます。「HUAWEI MatePad Paper」は専用カバーが付属します。「BOOX Tab Ultra」は専用の「Tab Ultra 専用キーボード付きケース」(別売)を用意しています。

・楽天Koboストアから電子書籍をダウンロードできる・楽天ポイントも使える

Kobo Elipsa 2E」は楽天Koboストアから電子書籍をダウンロードできます。また、楽天ポイントを利用して電子書籍を購入することもできます。

一方、「Kindle Scribe」はAmazonのKindleストアから電子書籍をダウンロードでき、Amazonポイントも利用できます。「HUAWEI MatePad Paper」はHarmonyOS 2搭載で、KindleアプリやKoboアプリなども利用できます。「BOOX Tab Ultra」はAndroid 11を搭載し、KindleアプリやKoboアプリなども利用できます。

デメリット

・microSDカードが使えない

Kobo Elipsa 2E」はmicroSDカードでストレージ容量を増やすことができません。

一方、「BOOX Tab Ultra」はmicroSDカードでストレージ容量を増やすことができます。「Kindle Scribe」と「HUAWEI MatePad Paper」はmicroSDカードでストレージ容量を増やすことができません。

・Bluetoothに対応していない

Kobo Elipsa 2E」はBluetoothに対応していないため、ワイヤレス機器と接続することができません。

一方、「Kindle Scribe」はBluetoothに対応していません。「HUAWEI MatePad Paper」はBluetooth 5.2 BLEに対応しています。「BOOX Tab Ultra」はBluetooth 5.0に対応しています。

「Kobo Elipsa 2E」の評価

Kobo Elipsa 2E」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

<総合評価>

2021年6月25日に発売された「Kobo Elipsa」の後継モデルになります。一部のスペック・機能などを強化し、より使いやすい電子書籍リーダーになっています。

前モデルとの大きな違いは専用スタイラスペンです。新モデル「Koboスタイラス2」からは充電式になり、電池式だった従来モデルよりも使い勝手が向上しています。このペンは電源のON/OFFやペン先の交換に対応しており、Kobo Elipsa本体にマグネットで取り付けることも可能です。

また、フロントライトは最新のComfortLight PROに対応し、明るさ調整も可能。カラーはミッドナイトブルーからブラックに変更されています。手書き機能を充実させ、最新ライトに切り替えたことで、前モデル以上に使いやすい大型 電子書籍リーダーになったといえるでしょう。

ただし、ユーザーからの要望が非常に多い「microSDカードスロット」はまたしても非搭載で、「BOOX Tab Ultra」などの海外製E inkタブレットと大きな差をつけられたままです。

また、手書き機能を省いた安価なモデルを販売してほしいという多くの要望も完全に無視しており、「Kindle Scribe」との差別化も十分に図られていないのが現状です。楽天側がユーザーの声に真摯に耳を傾け、製品作りに取り組めば、Amazonを凌ぐデバイスになり得ると思いますが、その意思が全く見られない以上、大きなヒットは望めないでしょう。

Kobo Elipsa 2E」の発売時の価格は46,990円(税込・送料無料)。Koboストアに対応した大型の電子書籍リーダーを探している人におすすめです。

「Kobo Elipsa 2E」の販売・購入先

Kobo Elipsa 2E」は、

楽天市場で52,800円(税込・送料無料・スリープカバーセットは59,800円)、

で販売されています。

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