「MinisForum UM773 Lite」超パワフル級か? 人気のRyzen ミニPCと徹底 比較!


2023年3月下旬に発売される「MinisForum UM773 Lite」と人気のRyzen ミニPCと徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年11月、「MINISFORUM UM780 XTX」(Ryzen 7 7840HS)が発売されました。

※2023年5月23日、「MINISFORUM UM790 Pro」(Ryzen 9 7940HS)が発売されました。

※2023年3月20日、「MINISFORUM HX99G」(Ryzen 9 6900HX)も発売されます。

「MinisForum UM773 Lite」の特徴

MinisForum UM773 Lite」の特徴をまとめてみました。

Ryzen 7 7735HS・最大64GBメモリ・冷却システム

MinisForum UM773 Lite」はAMD Ryzen 7 7735HSプロセッサを搭載。6nmプロセスで製造された8コアプロセッサで、PassmarkのCPUベンチマークで約2万4千を記録しています。また、DDR5規格のメモリを16GB/32GB/64GB搭載。2つのSODIMMスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。

そのほか、パワフルなファン、2本のヒートパイプ、液体金属熱伝導剤を採用した冷却システムを搭載。最新の放熱構造を採用し、低騒音で動作します。

1TB M.2 SSD搭載・2.5インチ拡張ベイ・USB 3.2 Gen2

MinisForum UM773 Lite」は512GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載。PCle4.0接続で最大2TBまで拡張できます。また、拡張ベイを搭載。2.5インチSATA HDD/SSDで拡張することもできます(容量の上限なし)。そのほか、高速にデータ転送できるUSB 3.2 Gen2 Type-Aポートを搭載。2つのUSB 2.0 Gen2 Type-Aポートやデータ転送用のType-Cポートも利用できます。

USB 4.0ポート・8K 3画面出力・VESAマウント

MinisForum UM773 Lite」はUSB 4.0ポートを搭載。8K/60Hz映像出力やケーブル一本でモニターに電源供給できる5V/3A電源出力も利用できるほか、外付とeGPUボックスとも接続できます。また、2つのHDMIポートを搭載。USB 4.0ポートと組み合わせて、3画面 8K出力も利用できます。

そのほか、モニターの背面に設置できるVESAマウントに対応。2.5Gギガビット有線LAN、M.2 2230 Wi-Fiモジュール(Wi-Fi,Bluetooth)も利用できます。

公式ページ: Minisforum UM773 Lite – Minisforum JP

価格を比較

MinisForum UM773 Lite」と「Beelink SER6 Pro」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」の価格を比較してみました。

「MinisForum UM773 Lite」

MinisForum UM773」は、Amazonで108,980円(税込・16348円 OFFクーポン付き・32GB+1TB)、楽天市場で126,498円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで105,000円(税込・送料無料)、日本MinisForum公式サイトで79,980円(32GB+512GB/ベアボーンモデルは55,980円・予約販売価格)、AliExpressでUS $445.55、米国 Amazon.comで$579.99で販売されています。

「Beelink SER6 Pro」

Beelink SER6 Pro」は、Amazonで78,030円(タイムセール価格)、楽天市場で83,200円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで88,736 円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $306.00 (ウェルカム割引)、米国 Amazon.comで$689.00で販売されています。

「GMK NucBox 9」

GMK NucBox 9」は、Amazonで50,980円(税込・8000円OFFクーポンあり)、ヤフーショッピングで78,874 円 (税込)、GMK Tek公式サイトで$419.99 ($50.0 OFFクーポン付き)、AliExpressでUS $380.66で販売されています。

「CHUWI RZBOX」

CHUWI RZBOX」は、Amazonで62,605円(Ryzen 7 5800H・16GB RAM+ 512GB)、楽天市場で61,900円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで69,000円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $639.99(Ryzen 7 5800H・16GB RAM+ 512GB)、Banggoodで783,448円、米国 Amazon.comで$499.00で販売されています。

スペックを比較

MinisForum UM773 Lite」と「Beelink SER6 Pro」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」のスペックを比較してみました。

「MinisForum UM773 Lite」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 7735HS
    ※6nm/8コア/16スレッド/最大4.75GHz
  • GPU AMD Radeon 680M
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB/64GB DDR5 4800MHz
  • 拡張メモリ SODIMMスロットx2、メモリが各32GBに換装可能、合計64GBまで
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 SSD
  • 拡張ストレージ M.2 2280 PCle4.0 SSDで最大2TBまで、2.5インチSATA HDD/SSDスロット 上限なし、7mm以内
  • 電源 ACアダプター DC 19V(電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 ※M.2 2230 WIFI サポート
  • 有線LAN 2.5Gギガビット
  • インターフェース USB 4.0 (8K@60Hz) x1、、Type-C(データ転送のみ)、USB 3.2 Gen2 Type-A x2、USB 2.0 Type-A (Gen2) x2、HDMI ×2 (4K/60Hz)、RJ45 ギガビットイーサネット x1、3.5mmオーディオジャック、Clear CMOS、電源スイッチ、DCポート
  • 映像出力 USB4 (8K@60Hz)×1、HDMI (4K@60Hz) ×2、3画面 8K出力 対応
  • オーディオ出力 HDMI ×2/ 3.5mmコンボジャック
  • 冷却システム パワフルなファン、2本のヒートパイプ、液体金属熱伝導剤、最新の放熱構造、低騒音で動作
  • VESAマウント 対応(100×100mm規格)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 127×128×47mm
  • 重量 不明
  • カラー グレー
  • 付属品 1 × 電源アダプター、1 × 電源ケーブル、1 × ベース、1 × HDMI ケーブル、1 × SATAケーブル、1 × 取り付けブラケット、1 × 取扱説明書(日本語対応)

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「Beelink SER6 Pro」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※8コア/16スレッド/最大4.7GHz
    ※SER6はAMD Ryzen 5 6600H
  • GPU AMD Radeon 680M RDNA 2 Graphics
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5 4800MHZ ※2スロット、最大64GB
  • ストレージ M.2 SSD 500GB NVMe PCIe 4.0 2280 (速度3500MB/s・最大2TBまで)
  • 拡張ベイ 2.5インチ、SATA、7mm、最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター (out 19V 6.32A/in 100-240V)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース USB-C 4.0 x1、USB3.2 Gen2 x3、USB2.0 x1、HDMI x2、有線LAN(2.5G RJ45) x1、3.5mmジャック、DCジャック
  • 冷却システム デュアルファンデザイン採用・CPUファン+システム クール ファン
  • 静音動作 対応
  • VASAマウント 対応
  • 筐体の素材 フルメタル(金属)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 126 x 113 x 42 mm
  • 重量 不明
  • カラー ブラック

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「GMK NucBox 9」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5600U ヘキサコア 2.3GHz
    ※10nm/6コア/12スレッド/最大 4.2GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics 7コア 1800 MHz
  • RAM (メモリ) 16GB DDR4 PCIE 3.0 / 最大 3200MHz / SODIMM スロット×2
  • 拡張メモリ 最大64GB (空きスロット1)
  • ストレージ M.2 SSD 512GB (PCle 3.0 NVMe)
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大2TBまで
  • 電源 DC AC 100~240V,50/60Hz、19V/3.42A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース USB Type-C (PD充電/DP映像出力/転送) x1、USB 3.1 Gen2 x2 (10Gb)、USB 2.0 x2、ギガビット有線LAN (RJ45/2.5G) x1、HDMI 2.0 x2 (4K@60Hz)、microSDカードスロット x1(最大128GB)、3.5mmオーディオジャック、DCポート、Locking Port
  • 映像出力 3台同時出力(Type-C、HDMI x2/4K@60Hz)
  • 冷却 冷却ファン内蔵/放熱性に優れた複合炭素繊維(カーボンファイバー)採用
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro ※Linux、Ubuntu サポート
  • サイズ 123.5 x 111.5 x 36.9mm
  • 重量 820g
  • カラー シルバー

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「CHUWI RZBOX」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
  • GPU Radeon Graphics (8コア)
  • RAM(メモリ) 16GB DDR4 3200MHz
  • 拡張メモリ 最大64GBまで拡張可・2種類の拡張スペースあり
  • ストレージ M.2 SSD 512GB NVMe 2280
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで拡張可能(スロット空き1つあり)
  • 電源 ACアダプター(19V/4.74A,90W)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ax(2.4GHz+5.0GHz/Wi-Fi 6)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN  対応(2つのLAN端子あり)
  • インターフェース USB 2.0 Type-C×1、USB 2.0 Type-A×3、USB 3.0 Type-A×2、HDMI 2.0、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet ×2、3.5mmジャック
  • 筐体の素材 アルミ合金(フルメタル)
  • OS Windows 11 ※LinuxとUbuntuもサポート
  • サイズ 177.5×188.0×61.5(H)mm
  • 重量 1350g
  • カラー ダークグレー

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ベンチマークを比較

MinisForum UM773 Lite」と「Beelink SER6 Pro」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「MinisForum UM773 Lite」

<CPU> AMD Ryzen 7 7735HS

Passmarkによるベンチマークスコアは「24497」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1574」、マルチコアで「9836」。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「5700」。

<プロセッサ性能を解説>

6nmプロセスで製造された8コアプロセッサ「AMD Ryzen 7 7735HS」を搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで約2万4千を記録しています。

内蔵のGPU AMD Radeon 680Mグラフィックスは、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約「5700」を記録しており、グラフィックカードの「GeForce GTX1050」に近いスコアになっています。

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業はもちろん、音楽制作DTMなどでも快適に動作します。

SteamなどのPCゲームもプレイできます。ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームは遊べないので注意が必要です。

PS2やXbox、Wiiなどを含め、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「Beelink SER6 Pro」

<CPU> AMD Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「20553」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。

「GMK NucBox 9」

<CPU> AMD Ryzen 5 5600U

Passmarkによるベンチマークスコアは「15387」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1100」、マルチコアで約「5000」。

<GPU>Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「3735」。

「CHUWI RZBOX」

<CPU> Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21299」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1736」、マルチコアで「7076」。

<GPU> AMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

「MinisForum UM773 Lite」のメリット・デメリット

MinisForum UM773」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・16GB/32GB/64GB DDR5メモリ搭載で最大64GBまで拡張できる

MinisForum UM773 Lite」はDDR5規格のメモリを16GB/32GB/64GB搭載しています。また、2つのSODIMMスロットを搭載し、合計で64GBまで拡張できます。

一方、「Beelink SER6 Pro」は高速なLPDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載し、最大64GBまで拡張できます。「GMK NucBox 9」は16GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「CHUWI RZBOX」は16GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。

・512GB/1TB M.2 SSDストレージ搭載で最大2TBまで拡張できる

MinisForum UM773 Lite」は512GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載。PCle4.0接続で最大2TBまで拡張できます。

一方、「Beelink SER6 Pro」はPCIe 4.0規格のM.2 SSDストレージを500GB搭載しています。「GMK NucBox 9」はM.2 SSD 512Gストレージ搭載で最大2TBまで拡張できます。「CHUWI RZBOX」はM.2 SSD 512GBストレージ搭載で、最大1TBまで拡張できます。

・拡張ベイ搭載で2.5インチSATA HDD/SSDで増設できる

MinisForum UM773 Lite」は拡張ベイを搭載し、2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張することもできます(容量の上限なし)。

一方、「Beelink SER6 Pro」は2.5インチの拡張ベイを搭載し、SATA規格のHDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。「GMK NucBox 9」と「CHUWI RZBOX」は2.5インチの拡張ベイを搭載していません。

・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2

MinisForum UM773 Lite」はM.2 2230 Wi-Fi モジュールを搭載。接続することでWi-Fi 6とBluetooth 5.2も利用できます。

一方、「Beelink SER6 Pro」と「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。

・ギガビット有線LAN通信に対応

MinisForum UM773 Lite」は2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応しています。

一方、「Beelink SER6 Pro」、「GMK NucBox 9」はギガビット有線LANに対応しています。「CHUWI RZBOX」はデュアル有線LAN端子を搭載しています。

・USB 4.0ポートを搭載・外付けeGPUボックスとも接続できる

MinisForum UM773 Lite」はUSB 4.0ポートを搭載。8K/60Hz映像出力やケーブル一本でモニターに電源供給できる5V/3A電源出力も利用できるほか、外付けeGPUボックスとも接続できます。

一方、「Beelink SER6 Pro」はUSB-C 4.0ポートを一つ搭載。DP1.4映像出力や4K 60Hzの出力に対応するほか、外付けeGPUボックスと接続することもできます。「GMK NucBox 9」と「CHUWI RZBOX」はUSB 4.0ポートを搭載していません。

・3画面 8K出力に対応

MinisForum UM773 Lite」は、2つのHDMIポートを搭載。USB 4.0ポートと組み合わせて、3画面 8K出力も利用できます。

一方、「Beelink SER6 Pro」はType-Cポートと2つのHDMIで3台のモニターに同時出力することができます。「GMK NucBox 9」はType-Cポートと2つのHDMI 2.0ポートで3台同時出力が可能。4K画質でマルチモニターが利用できます。「CHUWI RZBOX」はHDMI 2.0&DisplayPort&ミニD-Sub15でディスプレイに出力することができます。

・サイズ 127×128×47mmの小型ボディ・グレーカラーを用意

MinisForum UM773 Lite」はサイズ127×128×47mmの小型ボディになっています。また、本体カラーとしてグレーカラーを用意しています。

一方、「Beelink SER6 Pro」はサイズ 126 x 113 x 42mmの軽量デザインになっています。「GMK NucBox 9」はサイズ 123.5 x 111.5 x 36.9mmで重さ820gになっています。「CHUWI RZBOX」はサイズ177.5×188.0×61.5(H)mmで重さ1350gになっています。

・冷却システムを搭載

MinisForum UM773 Lite」はパワフルなファン、2本のヒートパイプ、液体金属熱伝導剤を採用した冷却システムを搭載しています。また、最新の放熱構造を採用し、低騒音で動作します。

一方、「Beelink SER6 Pro」はデュアルファン冷却システムを搭載し、CPUとシステムをそれぞれ効率的に冷却することができます。「GMK NucBox 9」は大型の冷却ファンを搭載し、熱を効率よく排出することができます。「CHUWI RZBOX」は8mmの銅製ヒートパイプを内蔵した冷却システムを採用しています。

・VESAマウントに対応

MinisForum UM773 Lite」はモニターの背面に設置できるVESAマウントに対応しています。

一方、「Beelink SER6 Pro」、「GMK NucBox 9」はVESAマウントに対応しています。「CHUWI RZBOX」はVESAマウントに対応していません。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

MinisForum UM773 Lite」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11 Proには、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、

「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)

などの機能が追加されています。

一方、「Beelink SER6 Pro」と「GMK NucBox 9」はWindows 11 Proを搭載しています。「CHUWI RZBOX」はWindows 11を搭載しています。

デメリット

・グラフィックカードを搭載できない

MinisForum UM773 Lite」はグラフィックカードを搭載することができません。

一方、「Beelink SER6 Pro」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」もグラフィックカードを搭載できません。

「MinisForum UM773 Lite」の評価

MinisForum UM773 Lite」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

MinisForumから発売されたAMD Ryzen 7 7735HSプロセッサ搭載のミニPCです。プロセッサ、グラフィック性能が非常に高く、映像再生、拡張性にも優れています。

注目のRyzen 7 7735HSプロセッサはPassmarkのCPUベンチマークで約2万4千を記録するなど、まさに「破格」級の性能を発揮する超パワフルなプロセッサです。今回比較した「Beelink SER6 Pro」、「GMK NucBox 9」、「CHUWI RZBOX」の中では最も高速です。

3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約「5700」と非常に高く、Appleの「Mac mini M2」よりもグラフィック性能が優れているようです。

また、USB 4.0ポートを搭載していることで、高速なデータ転送はもちろん、8K/60Hz映像出力やケーブル一本でモニターに電源供給できる5V/3A電源出力も利用できます。さらにグラフィック性能がほしいときは外付けのeGPUボックスと接続可能で、拡張性にも優れています。

MinisForum UM773 Lite」の発売時の価格は81,520円(16GB+512GB/ベアボーンモデルは59,120円)。すでにWindows OSを搭載したパソコンを持っている人はベアボーンモデルの方がお買い得かもしれませんね。Ryzen 7 7735HSプロセッサ搭載の超パワフルなミニPCを探している人におすすめです。

「MinisForum UM773 Lite」の販売・購入先

MinisForum UM773 Lite」は、

Amazonで108,980円(税込・16348円 OFFクーポン付き・32GB+1TB)、

楽天市場で126,498円(税込・送料無料)、

ヤフーショッピングで105,000円(税込・送料無料)、

日本MinisForum公式サイトで79,980円(32GB+512GB/ベアボーンモデルは55,980円・予約販売価格)、

AliExpressでUS $445.55、

米国 Amazon.comで$579.99、

で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「MINISFORUM UM780 XTX」(Ryzen 7 7840HS・8K 4画面 )

★「MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

★「MINISFORUM UM790 Pro」(Ryzen 9 7940HS・8K 4画面)

★「GMKtec NucBox K1 /K2」(Ryzen 7 6800H/7735HS)

★「MINISFORUM UM560XT」(Ryzen 5 5600H・4K 3画面出力)

★「MINISFORUM NAB6」(Core i7-12650H・4K 4画面出力)

★「MINISFORUM HX99G」(Ryzen 9 6900HX)

Beelink SER6 Pro

GMK NucBox 9

CHUWI RZBOX

MINISFORUM MC560」(Ryzen 5 5625U・カメラ付き)

Beelink SEi 12 pro」(第12世代Core i5-1240p)

Mac mini M2」(Apple M2チップ)

Minisforum NUCG5」(第12世代Core i5-1240p)

BMAX B7 Pro」(Core i5-1145G7)

Xiaomi Mini Host」(Core i5-1240p)

ThinkCentre M70s Small Gen 3

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