「BOOX Palma」スマホ感覚で使える? 6型のE-inkタブレットと徹底 比較!


2023年9月19日に日本で発売されたONYX「BOOX Palma」と最新の6型E-inkタブレットを徹底 比較!価格や機能・できること、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

「BOOX Palma」の特徴

BOOX Palma」の特徴をまとめてみました。

18:9の6.13 液晶・ページめくり・3950mAh

BOOX Palma」は6.13インチで解像度824 x 1648 pxのCarta1200フラットスクリーンを搭載。スマートフォンと同じアスペクト比18:9を採用し、暖色、寒色の2色フロントライトや自動明るさ調整にも対応しています。また、本体に物理的なページめくりボタンを搭載。BOOX Super Refreshによる高速でスムーズなページ表示も利用できます。

そのほか、3950mAhバッテリーを搭載し、一度の充電で数週間の駆動が可能。USB-Cポートを介した充電も利用できます。

Qualcomm 8コア・4GB+128GB・Android 11

BOOX Palma」はQualcomm 8コア プロセッサを搭載。Kindle、honto、BOOKWALKERなどの電子書籍アプリやAndroidのサードパーティ製アプリも快適に動作します。また、4GB LPDDR4X アプリを搭載し、スムーズに動作。ストレージは128GB UFS2.1で、microSDカード最大2TBまで拡張できます。

そのほか、OSにAndroid 11を搭載。Google PlayストアOTAアップデートに対応するほか、カレンダーや電子書籍のライブラリ、辞書などを表示するカスタムウィジェットも利用できます。

16MPカメラ・ファンクションボタン・防滴

BOOX Palma」は本体に16MPカメラを搭載。暗いシーンでも明るく撮影できるLEDフラッシュ付きで、ドキュメントのスキャンにも利用できます。また、本体にカスタマイズ可能なファンクションボタンを搭載。スクリーンショットやリフレッシュの実行、E Inkセンターへのアクセス、ホーム、一つ前に戻るなどの操作に割り当てることができます。

そのほか、防滴に対応し、水しぶきなどの水濡れに耐えることが可能。通信面では高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0によるワイヤレス接続も利用できます。

公式ページ:  BOOX Palma – The Official BOOX Store

BOOX Palma – SKT株式会社

価格を比較

BOOX Palma」と「Meebook M7」、「Kindle 2022」(第11世代)、「BOOX Poke5」の価格を比較してみました。

「BOOX Palma」

BOOX Palma」は、Amazonで46,800円 (税込)、楽天市場で46,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで46,800円、SKTネットショップで46,800円(税込)、BOOX公式サイトで$279.99(日本円で約41,363円)で販売されています。

「Meebook M7」

Meebook M7」は、Amazonで30,599円 (税込)、AliExpressでUS $179.99 (日本円で約25,476円)、米国 Amazon.comでUS $167.99 (日本円で約24,817円)で販売されています。

「Kindle 2022」(第11世代)

Kindle 2022」(第11世代)は、Amazonで広告ありモデルが12,980円(広告なしモデルは14,980円)、ヤフーショッピングで12,803円(税込)、AliExpressでUS $131.98、米国 Amazon.comで$119.99で販売されています。

「BOOX Poke5」

BOOX Poke5」は、Amazonで25,800円 (税込)、楽天市場で25,800円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで25,800円 (税込・送料無料)、SKT公式ショップで25,800円、BOOX公式ストアで$169.99 (日本円で約25,112円)で販売されています。

機能・できることを比較

BOOX Palma」と「Meebook M7」、「Kindle 2022」(第11世代)、「BOOX Poke5」の機能・できることを比較してみました。

「BOOX Palma」

16MPカメラ撮影(LEDフラッシュ付・ドキュメントのスキャン対応)、ファンクションボタン(カスタマイズ可・スクリーンショットやリフレッシュの実行など)、BOOX Super Refresh(高速でスムーズなページ表示)、カスタムウィジェットの表示(カレンダーや電子書籍のライブラリ、辞書など)、自動明るさ調整(デュアルトーンフロントライトを利用)、防滴(水しぶきに耐える)、

ページめくりボタン、ストレージ拡張(microSDカード・最大2TBまで)、クラウドストレージ保存、300ppiの高精細なモノクロ表示、自動回転(Gセンサー搭載)、ソフトケース(別売・本体の保護)、音楽・オーディオブックの再生(スピーカー内蔵)、録音(マイク内臓)、send2booxファイル転送プラットフォーム(他デバイスから電子書籍を転送)、BooxDrop(BOOXとPCの間でファイルをすばやく転送)、

2色フロントライト(寒色と暖色・明るさ調整可能)、NeoReaderアプリ(PDFやEPUBなど20種類のフォーマットに対応)、USB Type-C(OTG)、Type-C充電、ハイライト、ブックマーク、ビューの分割、Wi-Fi (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、Android 11(OTAアップデート対応)、Google playストア(電子書籍アプリ、サードパーティ製アプリの追加)、BOOXストア

「Meebook M7」

ページめくりボタン、オーディオブック・音楽の再生(スピーカー内蔵)、ストレージ拡張(最大1TBまで)、2色フロントライト(24段階・暖色と寒色)、アプリで動画・音楽再生(スピーカーなし)、OTG(有線イヤホンの接続に対応)、Type-C充電、Wi-Fiデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0 (ワイヤレスイヤホンの接続に対応)、新しいUI、日本語表示、ZReaderアプリ(テキスト調整)、辞書(翻訳)、読書モード(ダーク色)、オリジナルレザーケース(付属)、Android 11、Google Playストア(電子書籍アプリおよびサードパーティ製アプリの追加)

「Kindle 2022」(第11世代)

Type-C高速充電、16GBストレージ保存、最大6週間の駆動、フロントライト(色調調節ライト/LED 4個 )、ダークモード、300ppi表示、純正ファブリックカバー(ブラック・別売)

Whispersync機能(異なる端末でも続きをすぐ読める)、クラウドストレージ(Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能)、フォント最適化、文字サイズ変更(8種類)、ウィキペディア検索、辞書検索、Wi-Fi(2.4GHz)、Prime Reading(プライム会員は読み放題)、ハイライト機能、Kindleストア

「BOOX Poke5」

ストレージ拡張(microSDカード)、300ppiの高精細な表示、マグネットカバー(別売・本体の保護)、録音(マイク内臓)、send2booxファイル転送プラットフォーム(他デバイスから電子書籍を転送)、BooxDrop(BOOXとPCの間でファイルをすばやく転送)、

2色フロントライト(寒色と暖色・明るさ調整可能)、NeoReaderアプリ(PDFやEPUBなど20種類のフォーマットに対応)、USB Type-C(OTG)、ハイライト、ブックマーク、ビューの分割、Wi-Fi (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、オーディオブック、オーディオファイルの再生(ワイヤレスイヤホン・スピーカーなし)、Android 11(OTAアップデート対応)、Google playストア(電子書籍アプリ、サードパーティ製アプリの追加)、BOOXストア、Type-C充電

スペックを比較

BOOX Palma」と「Meebook M7」、「Kindle 2022」(第11世代)、「BOOX Poke5」のスペックを比較してみました。

「BOOX Palma」のスペック

  • ディスプレイ 6.13インチ、解像度824 x 1648 pxのCarta1200フラットスクリーン
    ※150dpi/18:9/300ppi/静電容量方式タッチ/明るさ自動調整
  • フロントライト CTM付きフロントライト(暖色及び寒色)
  • ページめくりボタン あり
  • プロセッサ Qualcomm 8コア
  • GPU BSR搭載(BOOX Super Refreshによる高速レスポンス)
  • RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X
  • ストレージ 128GB UFS2.1
  • 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで拡張可、10GBのOnyxクラウドストレージ(無料)
  • バッテリー 3950mAh
  • カメラ 16MP、LEDフラッシュ付
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB-C (OTGサポート)、microSDカードスロット、電源、音量(ページめくり)、ファンクションボタン(カスタマイズ可能)
  • センサー Gセンサー
  • スピーカー あり
  • マイク あり
  • 防滴 対応(突然の水しぶきにも対応)
  • カスタムウィジェット 対応
  • スタイラスペン 専用ペンなし・利用できません
  • 保護カバー 専用のソフトケース(別売)
  • 生体認証 なし・指紋認証には対応していません
  • Google Playストア 対応(サードパーティ製アプリ利用可)
  • OS Android 11 ※OTAアップデート対応
  • サイズ 159 x 80 x 8.0 mm
  • 重量 160g
  • カラー ブラック、ホワイト
  • 付属品 USB-Cケーブル×1、カードトレイ取り出しツール×1、クイックスタートガイド×1、保証書 × 1
  • 対応フォーマット:PDF, DJVU, CBR, CBZ, EPUB, AZW3, MOBI, TXT, DOC, DOCX, FB2, CHM, RTF, HTML, ZIP, PRC, PPT, PPTX,PNG, JPG, BMP, TIFF, WAV, MP3

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「Meebook M7」のスペック

  • ディスプレイ 6.8インチ、解像度1648 x 1236 ドットCarta 1200 Einkスクリーン
    ※300ppi/タッチ対応/256階調のグレースケール
  • フロントライト 24段階で調整可・寒色・暖色の2色
  • プロセッサ Cortex A55 クアッドコア 1.8GHz
  • RAM(メモリ) 3GB
  • ストレージ 32GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで拡張可
  • バッテリー 2900 mAh
  • 駆動時間 約5週間
  • 充電 Type-C (5V/2A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、TFカードスロット、ページめくりボタン、電源ボタン
  • スピーカー 搭載・AIボイス リーディング
  • マイク なし
  • スタイラスペン 専用ペンなし・利用できません
  • アプリ ZReader
  • Google Playストア 対応・サードパーティ製アプリ利用可)
  • OS Android 11
  • サイズ 171 x 132.2 x 7.4 mm
  • 重量 235g
  • カラー ブラック/グレー

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「Kindle 2022」(第11世代)のスペック

  • ディスプレイ 6インチ反射抑制スクリーン
    ※300ppi/フォント最適化技術/16階調グレースケール
  • フロントライト LED 4個
  • ページ送りボタン なし・利用できません
  • プロセッサ  不明
  • RAM(メモリ)   不明
  • ストレージ 16GB ※端末本体に数千冊保存可能(一般的な書籍の場合)
  • バッテリー駆動時間 最大6週間
  • 充電 Type-C・時間:PCからUSBで約4時間、USB充電アダプター(9W)で約2時間
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n(2.4GHz)
    ※ワイヤレス接続対応、コンテンツのダウンロード時にPC不要
    ※パスワード認証によるWEP、WPAおよびWPA2セキュリティに対応
  • インターフェース USB Type-C
  • カバー 純正ファブリックカバー(ブラック)を用意(自動スリープ/スリープ解除に対応)
  • ブックカバー表示機能 対応
  • キッズモデル あり
  • 防水 非対応
  • フラットベゼル 非対応
  • 明るさ自動調整機能 なし・利用できません ※色調調節ライトは利用可
  • 自動画面回転機能 なし・利用できません
  • OS 独自OS
    ※販売後の最後の日から最低4年後までソフトウェアのセキュリティアップデートを保証
  • サイズ 157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm
  • 重量 158g
  • カラー ブラック、デニム

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「BOOX Poke5」のスペック

  • ディスプレイ 6インチ、解像度1448 x 1072 pxのHD E Ink Cartaスクリーン
    ※300 ppi/静電容量方式タッチ/AG ガラス フラット カバーレンズ付き/耐衝撃
  • フロントライト デュアルトーン フロントライト(暖色及び寒色、32段階で調整可)
  • プロセッサ Qualcomm クアッドコア
  • RAM(メモリ) 2GB LPDDR4X
  • ストレージ 32GB eMMC
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可能、10GBのOnyxクラウドストレージ(無料)
  • バッテリー 1500mAh
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB Type-C (OTG/オーディオ ジャックとして使用可)、microSDカードスロット
  • スピーカー なし ※ワイヤレスイヤホンでオーディオブック再生が可能
  • マイク 内蔵・利用できます
  • スタイラスペン 専用ペンなし・利用できません
  • カバー マグネットカバー(別売)
  • 機能 send2booxファイル転送プラットフォーム(他デバイスから電子書籍を転送)、BooxDrop(BOOXとPCの間でファイルをすばやく転送)
  • 生体認証 なし・指紋認証には対応していません
  • Google Playストア対応、サードパーティ製アプリ利用可
  • OS Android 11 ※OTAアップデート対応
  • サイズ 148 x 108 x 6.8 mm
  • 重量 160g
  • カラー ブラック

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「BOOX Palma」のメリット・デメリット

BOOX Palma」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・6.13インチのCarta1200フラットスクリーンを搭載・アスペクト比18:9で明るさ自動調整に対応

BOOX Palma」は6.13インチで解像度824 x 1648 pxのCarta1200フラットスクリーンを搭載。スマートフォンと同じアスペクト比18:9を採用し、自動明るさ調整にも対応しています。

一方、「Meebook M7」は6.8インチで解像度1648 x 1236 ドットCarta 1200 Einkスクリーンを搭載しています。「Kindle 2022」(第11世代)は6インチで300ppiの反射抑制スクリーンを搭載しています。「BOOX Poke5」は6インチで解像度1448 x 1072 pxのHD E Ink Cartaスクリーン(タッチ対応)を搭載しています。

・2色フロントライトを搭載

BOOX Palma」は暖色、寒色の2色フロントライトを利用できます。

一方、「Meebook M7」は2色フロントライトを搭載しています。「Kindle 2022」(第11世代)はLED4個を備えたフロントライトを搭載しています。「BOOX Poke5」は 2色のデュアルトーン フロントライトを搭載し、明るさも調整できます。

・ページめくりボタンを搭載

BOOX Palma」は本体に物理的なページめくりボタンを搭載し、次のページへ進む操作や前のページに戻る操作をスムーズに行えます。

一方、「Meebook M7」は本体に物理的なページめくりボタンを搭載しています。「Kindle 2022」(第11世代)と「BOOX Poke5」は物理的なページめくりボタンを搭載していません。

・BOOX Super Refreshで高速でスムーズなページ表示が可能

BOOX Palma」はBOOX Super Refreshによる高速でスムーズなページ表示が利用できます。

一方、「Meebook M7」と「Kindle 2022」(第11世代)、「BOOX Poke5」は高速なリフレッシュに対応していません。

・4GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作する

BOOX Palma」は4GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。

一方、「Meebook M7」は3GBメモリ搭載でスムーズに動作します。「Kindle 2022」(第11世代)は2GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。「BOOX Poke5」は2GB LPDDR4Xメモリを搭載しています。

・128GB UFS2.1ストレージを搭載

BOOX Palma」は128GB UFS2.1ストレージを搭載し、大量の電子書籍、アプリ、ファイルを保存できます。

一方、「Meebook M7」は32GBストレージ搭載で、電子書籍やサードパーティ製のアプリ、PDFファイルなども余裕で保存できます。「Kindle 2022」(第11世代)は16GBストレージを内蔵しています。「BOOX Poke5」は32GB eMMCストレージを搭載しています。

・microSDカードで最大2TBまで拡張できる

BOOX Palma」はmicroSDカードで最大2TBまで拡張できる

一方、「Meebook M7」は本体にmicroSDカードスロットを搭載。別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。「Kindle 2022」(第11世代)はmicroSDカードに対応していません。「BOOX Poke5」は別売のmicroSDカードでストレージ容量を増やせます。

・3950mAhバッテリー搭載でUSB-C充電に対応

BOOX Palma」は3950mAhバッテリーを搭載し、一度の充電で数週間の駆動が可能です。また、USB-Cポートを介した充電も利用できます。

一方、「Meebook M7」は2900mAhの大容量バッテリーを搭載し、一度の充電で約5週間 駆動できます。「Kindle 2022」(第11世代)は最大6週間駆動するバッテリーを搭載し、Type-C高速充電に対応しています。「BOOX Poke5」は1500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・16MPカメラを搭載・LEDフラッシュ付きでドキュメントのスキャンに対応

BOOX Palma」は16MPカメラを搭載し、高精細な写真撮影が可能です。また、LEDフラッシュ付きでドキュメントのスキャンに対応しています。

一方、「Meebook M7」と「Kindle 2022」(第11世代)、「BOOX Poke5」はカメラを搭載していません。

・Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応

BOOX Palma」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドに対応しています。また、Bluetooth 5.0によるワイヤレス接続にも対応しています。

一方、「Meebook M7」と「BOOX Poke5」はWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。「Kindle 2022」(第11世代)はWi-Fi通信に対応し、PC不要でコンテンツをダウンロードできます。

・スピーカーとマイク搭載で音楽再生、録音に対応

BOOX Palma」はスピーカーとマイク搭載で音楽再生、録音などが利用できます。

一方、「Meebook M7」はスピーカーを内蔵し、オーディオブックや音楽の再生に対応しています。「Kindle 2022」(第11世代)と「BOOX Poke5」はスピーカーとマイクを搭載していません。

・カスタムウィジェットが使える

BOOX Palma」はスマートフォンと同じようにカレンダーや電子書籍のライブラリ、辞書などを表示するカスタムウィジェットが利用できます。

一方、「Meebook M7」と「Kindle 2022」(第11世代)、「BOOX Poke5」はカスタムウィジェットを利用できません。

・厚さ8.0mm、重さ160gの薄型軽量デザイン・2色カラーを用意

BOOX Palma」は厚さ8.0mm、重さ160gの薄型軽量デザインで、ブラック、ホワイトの2色カラーを用意しています。

一方、「Meebook M7」は厚さ7.4mmで重さ235gの薄型軽量デザインで、ブラック/グレー カラーを用意しています。「Kindle 2022」(第11世代)は厚さ8.0mmで重さ158gの薄型軽量デザインで、ブラック、デニムの2色カラーを用意しています。「BOOX Poke5」は厚さ6.8mm、重さ160gでブラックカラーを用意しています。

・Android 11搭載でGoogle Playストア、OTAアップデートに対応

BOOX Palma」はAndroid 11を搭載し、Google Playストア、OTAアップデートを利用できます。

一方、「Meebook M7」はOSにAndroid 11を採用し、Google Playストア、サードパーティ製アプリの追加が利用できます。「Kindle 2022」(第11世代)はKindleストアに対応し、有料の読み放題サービス「Kindle Unlimited」、「Prime Reading」も利用できます。「BOOX Poke5」はAndroid 11を搭載し、Google Playストア、OTAアップデートに対応しています。

デメリット

・4G LET通信に対応していない

BOOX Palma」はスマートフォンと違い、4G LET通信が利用できません。

一方、「Meebook M7」と「Kindle 2022」(第11世代)、「BOOX Poke5」も4G LET通信が利用できません。

「BOOX Palma」の評価

BOOX Palma」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

<総合評価>

ONYXから発売されたスマホに近い画面のE-inkタブレットです。16MPカメラファンクションボタンを搭載するなど他のE-inkタブレットにはない独自の特徴を備えています。

ディスプレイは6.13インチCarta1200フラットスクリーンで、アスペクト比はスマホと同じ18:9を採用しています。Android 11搭載でサードパーティ製アプリもほぼすべて使えるため、ほとんどスマホと同じように使えるというメリットがあります。

電車内など狭い空間での読書では、従来のKindleサイズのE-inkタブレットが大きすぎると感じることがよくあります。その点、この「BOOX Palma」はスマホぐらいのサイズで、ちょうど良い感じがします。

また、バッテリー容量は3950mAhですが、省電力なE-inkパネルを採用しているため、数週間の駆動が可能です。スマホを頻繁に使ってバッテリーを消耗しすぎるという人には「BOOX Palma」のようにほとんど充電せずに済む端末を持つと、電気代の節約になるのかもしれません。

そのほか、16MPカメラを搭載。従来のE-inkタブレットではカメラがなかったため、撮影してすぐにモノクロ液晶で見ることができませんでしたが、「BOOX Palma」ではそれが可能になります。カスタマイズ可能なファンクションボタンもあるため、気軽にスクリーンショット撮影ができるというメリットもあります。

BOOX Palma」の発売時の価格は46,800円 (税込)。

Kindle 2022」(第11世代)と比べると、およそ4倍の価格になってしまうのが難点ですが、携帯のしやすさとスマホの充電(電気代)の節約にもなることを考えると、仕方がないのかもしれませんね。スマホのように使える6型のE-inkタブレットを探している人におすすめです。

「BOOX Palma」の販売・購入先

BOOX Palma」は、

Amazonで46,800円 (税込)、

楽天市場で46,800円(送料無料)、

ヤフーショッピングで46,800円、

SKTネットショップで46,800円(税込)、

BOOX公式サイトで$279.99(日本円で約41,363円)、

で販売されています。

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他のE inkタブレットと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報や機能・できること、価格などが分かるようになっています。

Meebook M7

Kindle 2022」(第11世代)

BOOX Poke5

Kobo Clara 2E」(6インチ・Carta 1200・防水)

BOOX Page」(7インチ・ページめくり・Android 11)

Kindle Paperwhite」(第11世代)

BOOX Leaf2」(7インチ・ページめくりボタン)

Kobo Sage」(8インチ・ペン入力・物理ボタン)

Kindle Scribe」(10.2インチ・手書き機能)

BOOX Tab Ultra」(10.3インチ・Android 11)

他のBOOX E inkタブレットと比較

他にもBOOXのE inkタブレットが販売されています。ぜひ比較してみてください。

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