ONYX「BOOX Poke5」と最新の6型E inkタブレットを徹底 比較!価格や機能・できること、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2023年9月19日、「BOOX Palma」(6.13型)が発売されました。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「BOOX Poke5」の特徴
2023年5月5日(※国内版は2023年5月22日)に発売された「BOOX Poke5」の特徴をまとめてみました。
300ppi対応・2色フロントライト・1500mAhバッテリ
「BOOX Poke5」は6インチで解像度1448 x 1072 pxのHD E Ink Cartaスクリーンを搭載。300ppiの高精細で高コントラストのテキスト表示が可能になっています。また、デュアルトーン フロントライトを搭載。寒色・暖色の2色で明るさの調整も利用できます。そのほか、数週間駆動できる1500mAhバッテリーを搭載。Type-Cを介した充電も利用できます。
32GB ストレージ・microSDカード・マグネットカバー
「BOOX Poke5」は「BOOX Poke4 Lite」の2倍多い容量の32GB eMMCストレージを搭載。10GBのOnyxクラウドストレージ(無料)も利用できます。また、microSDカードスロットを搭載。別売のmicroSDカードを利用してストレージ容量を増やすことができます。そのほか、オプションで専用のマグネットカバーを用意。装着することで本体を落下による衝撃から保護できます。
クアッドコア・2GBメモリ・Android 11
「BOOX Poke5」はQualcomm クアッドコア プロセッサを搭載。KindleやKoboなどの電子書籍アプリやサードパーティ製のAndroidアプリも快適に動作します。また、2GB LPDDR4Xメモリを搭載し、スムーズに動作。OSはAndroid 11でGoogle Playストアも利用できます。
そのほか、厚さ6.8 mm、重さ160gの薄型軽量デザインを採用。他デバイスから電子書籍を転送できる「send2booxファイル転送プラットフォーム」、BOOXとPCの間でファイルをすばやく転送できる「BooxDrop」などの機能も利用できます。
公式ページ: BOOX Poke5 – The Official BOOX Store
「BOOX Poke5」の機能
「BOOX Poke5」の機能(できること)は以下の通りです。
- ストレージ拡張(microSDカード)
- 300ppiの高精細な表示
- マグネットカバー(別売・本体の保護)
- 録音(マイク内臓)
- send2booxファイル転送プラットフォーム(他デバイスから電子書籍を転送)
- BooxDrop(BOOXとPCの間でファイルをすばやく転送)
- 2色フロントライト(寒色と暖色・明るさ調整可能)
- NeoReaderアプリ(PDFやEPUBなど20種類のフォーマットに対応)
- USB Type-C(OTG)
- ハイライト、ブックマーク、ビューの分割
- Wi-Fi (2.4GHz/5GHz)
- Bluetoothのワイヤレス接続
- オーディオファイルの再生(ワイヤレスイヤホン・スピーカーなし)
- Android 11(OTAアップデート対応)
- Google playストア(電子書籍アプリ、サードパーティ製アプリの追加)
- BOOXストア
- Type-C充電
他のモデルと比較
他のモデルの機能(できること)は以下の通りです。
「Meebook M6」
ストレージ拡張(最大1TBまで)、2色フロントライト(24段階・暖色と寒色)、アプリで動画・音楽再生(スピーカーなし)、OTG(有線イヤホンの接続に対応)、Type-C充電、Wi-Fiデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0 (ワイヤレスイヤホンの接続に対応)、新しいUI、日本語表示、ZReaderアプリ(テキスト調整)、辞書(翻訳)、読書モード(ダーク色)、オリジナルレザーケース(付属)、Android 11、Google Playストア(電子書籍アプリおよびサードパーティ製アプリの追加)
「Kindle 2022」(第11世代)
Type-C高速充電、16GBストレージ保存、最大6週間の駆動、フロントライト(色調調節ライト/LED 4個 )、ダークモード、300ppi表示、純正ファブリックカバー(ブラック・別売)
Whispersync機能(異なる端末でも続きをすぐ読める)、クラウドストレージ(Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能)、フォント最適化、文字サイズ変更(8種類)、ウィキペディア検索、辞書検索、Wi-Fi(2.4GHz)、Prime Reading(プライム会員は読み放題)、ハイライト機能、Kindleストア
「Kobo Clara 2E」
IPX8防水、ダークモード、ComfortLight PRO(フロントライト・明るさと色温度を調整)、専用スリープカバー&専用ベーシックスリープカバー(自立可能・マグネット接続・スタンド・スリープモードでON/OFF自動切り替え)、Type-C充電、、Wi-Fiデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth、TypeGenius(12種類のフォントと50以上のフォントスタイル)、楽天Kobo電子書籍ストア(端末から電子書籍を購入)、楽天ポイントで電子書籍を購入
「BOOX Poke5」のスペック
- ディスプレイ 6インチ、解像度1448 x 1072 pxのHD E Ink Cartaスクリーン
※300 ppi/静電容量方式タッチ/AG ガラス フラット カバーレンズ付き/耐衝撃 - フロントライト デュアルトーン フロントライト(暖色及び寒色、32段階で調整可)
- プロセッサ Qualcomm クアッドコア
- RAM(メモリ) 2GB LPDDR4X
- ストレージ 32GB eMMC
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能、10GBのOnyxクラウドストレージ(無料)
- バッテリー 1500mAh
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
- インターフェース USB Type-C (OTG/オーディオ ジャックとして使用可)、microSDカードスロット
- スピーカー なし ※ワイヤレスイヤホンでオーディオブック再生が可能
- マイク 内蔵・利用できます
- スタイラスペン 専用ペンなし・利用できません
- カバー マグネットカバー(別売)
- 機能 send2booxファイル転送プラットフォーム(他デバイスから電子書籍を転送)、BooxDrop(BOOXとPCの間でファイルをすばやく転送)
- 生体認証 なし・指紋認証には対応していません
- Google Playストア対応、サードパーティ製アプリ利用可
- OS Android 11 ※OTAアップデート対応
- サイズ 148 x 108 x 6.8 mm
- 重量 160g
- カラー ブラック
- 付属品 USB-Cケーブル×1、カードトレイ取り出しツール×1、クイックスタートガイド×1、保証書 × 1
- ドキュメント形式: PDF、DJVU、CBR、CBZ、EPUB、AZW3、MOBI、TXT、DOC、DOCX、FB2、CHM、RTF、HTML、ZIP、PRC、PPT、PPTX
- 画像フォーマット: PNG、JPG、TIFF、BMP
- オーディオ形式: WAV、MP3
「BOOX Poke5」のメリット
「BOOX Poke5」のメリットを紹介します。
6インチのCartaスクリーンで高精細に表示できる
「BOOX Poke5」は6インチで解像度1448 x 1072 pxのHD E Ink Cartaスクリーン(タッチ対応)を搭載し、300ppiの高精細で高コントラストのテキスト表示が可能になっています。
一方、「Meebook M6」は6インチで解像度1448 x 1072ドットのHD E ink スクリーン(300 ppi)を搭載しています。「Kindle 2022」(第11世代)は6インチ、解像度300ppiの反射抑制スクリーンを搭載し、ダークモードにも対応しています。「Kobo Clara 2E」は6.0インチで解像度1072×1448(300ppi)のCarta E Ink HD 1200タッチスクリーンを搭載しています。
2色のフロントライトで明るさも調整できる
「BOOX Poke5」はデュアルトーン フロントライトを搭載し、寒色・暖色の2色フロントライトで明るさの調整も利用できます。
一方、「Meebook M6」は暖色、寒色に対応した2色のフロントライトを搭載し、24段階で調整することもできます。「Kindle 2022」(第11世代)はLED 4個を備えたフロントライトを搭載し、色調調節にも対応しています。「Kobo Clara 2E」はフロントライト「ComfortLight PRO」を内蔵し、明るさと色温度を調整することもできます。
Qualcomm クアッドコアプロセッサ搭載で高速
「BOOX Poke5」はQualcomm クアッドコアプロセッサ搭載で高速に動作します。
一方、「Meebook M6」は1.8GHzで駆動するクアッドコアプロセッサを搭載し、1.5GHzだった前モデルよりも高速に動作します。「Kindle 2022」(第11世代)と「Kobo Clara 2E」のプロセッサは不明です。
2GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作
「BOOX Poke5」は2GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。
一方、「Meebook M6」は3GBメモリ搭載でスムーズに動作します。「Kindle 2022」(第11世代)と「Kobo Clara 2E」のメモリ容量は不明です。
32GBストレージ搭載で無料クラウドストレージも使える
「BOOX Poke5」は「BOOX Poke4 Lite」の2倍多い容量の32GB eMMCストレージを搭載し、10GBのOnyxクラウドストレージ(無料)も利用できます。
一方、「Meebook M6」は32GBストレージ搭載で、大量の電子書籍を保存できます。「Kindle 2022」(第11世代)と「Kobo Clara 2E」は16GBストレージを内蔵しています。
microSDカードでストレージ容量を増やせる
「BOOX Poke5」はmicroSDカードスロットを搭載し、別売のmicroSDカードを利用してストレージ容量を増やすことができます。
一方、「Meebook M6」は別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。「Kindle 2022」(第11世代)と「Kobo Clara 2E」はmicroSDカードで拡張できません。
1500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応
「BOOX Poke5」は数週間駆動できる1500mAhバッテリーを搭載しています。また、Type-Cを介した充電も利用できます。
一方、「Meebook M6」は2200mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Kindle 2022」(第11世代)は最大6週間駆動できるバッテリー搭載でType-C高速充電に対応しています。「Kobo Clara 2E」は週間駆動できるバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。
Wi-Fi 5の ac とBluetooth 5.0に対応
「BOOX Poke5」は高速で途切れづらいWi-Fi 5のデュアルバンドに対応しています。また、Bluetooth 5.0に対応し、ワイヤレスイヤホン、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスなどともスムーズに接続できます。
一方、「Meebook M6」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応しています。「Kindle 2022」(第11世代)はWi-Fi(2.4GHz)通信に対応しています。「Kobo Clara 2E」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetoothに対応しています。
薄型軽量デザイン・ブラックカラーを用意
「BOOX Poke5」は厚さ6.8mmで重さ160gの薄型軽量デザインになっています。また、本体カラーとしてブラックを用意しています。
一方、「Meebook M6」は厚さ7.1mmで重さ190gの薄型軽量デザインでダークブルーカラーを用意しています。「Kindle 2022」(第11世代)は厚さ8.0mmで重さ158gの薄型軽量デザインで、ブラックとデニムの2色を用意しています。「Kobo Clara 2E」は厚さ8.5mm、重さ170gでディープオーシャンブルーカラーを用意しています。
専用のマグネットカバーを用意
「BOOX Poke5」はオプションで専用のマグネットカバーを用意し、装着することで本体を落下による衝撃から保護できます。
一方、「Meebook M6」はオリジナルのレザーケースが付属します。「Kindle 2022」(第11世代)と「Kobo Clara 2E」はオプションで専用ケースを用意しています。
Android 11搭載でGoogle Playストアに対応
「BOOX Poke5」はAndroid 11搭載でGoogle Playストアも利用できます。また、KindleやKoboなどの電子書籍アプリやサードパーティ製のAndroidアプリもインストールできます。
一方、「Meebook M6」はAndroid 11搭載でGoogle Playストアに対応しています。「Kindle 2022」(第11世代)はKindleストアに対応し、有料の読み放題サービス「Kindle Unlimited」、「Prime Reading」も利用できます。「Kobo Clara 2E」は楽天Koboストアに対応し、購入時に楽天ポイントがもらえるほか、楽天スーパーポイント、楽天キャッシュでの支払いにも対応しています。
「BOOX Poke5」のデメリット
「BOOX Poke5」のデメリットを紹介します。
スピーカーを内蔵していない
「BOOX Poke5」はスピーカーを内蔵していません。※Bluetoothでワイヤレスイヤホンと接続することはできます。
一方、「Meebook M6」、「Kindle 2022」(第11世代)、「Kobo Clara 2E」もスピーカーを内蔵していません。
防水に対応していない
「BOOX Poke5」は防水に対応していません。
一方、「Kobo Clara 2E」はIPX8の防水に対応し、水深2mで最大60分耐えることができます。
「Meebook M6」と「Kindle 2022」(第11世代)は防水に対応していません。
「BOOX Poke5」の評価
「BOOX Poke5」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2022年6月20に発売された「BOOX Poke4 Lite」の後継モデルになります。全体的なスペックを強化し、より使いやすい6型のE inkタブレットになっています。
ディスプレイは6インチで、前モデルよりも解像度がアップ。212dpiから300dpiにアップしたことで、より高精細なテキスト表示が可能になっています。
また、ストレージを16GB eMMCから32GB eMMCに増強。新たにmicroSDカードスロットを搭載したことで、別売のmicroSDカードでストレージ容量を増やすことができます。
なお、microSDカードに対応しているのは、6インチでは「Meebook M6」のみです。「Kindle 2022」(第11世代)や「Kobo Clara 2E」はmicroSDカードでストレージ容量を増やすことができず、やや不便な印象です。
そのほか、オプションで専用のマグネットカバーを用意。従来モデルではなかったマイクも内臓されており、アプリによる録音も可能になっています。
「BOOX Poke5」の発売時の価格は$179.99 (日本円で約2万4千円)。microSDカードに対応した6インチのE inkタブレットを探している人におすすめです。
「BOOX Poke5」の価格・販売先
「BOOX Poke5」は、
楽天市場で25,800円 (税込・送料無料)、
ヤフーショッピングで25,800円 (税込・送料無料)、
SKT公式ショップで25,800円、
BOOX公式ストアで$169.99 (日本円で約25,112円)
で販売されています。
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![](https://ae01.alicdn.com/kf/S7c3bf68ac9b3413792f68c5e201b1bc5d.jpg)
類似モデルの紹介
「BOOX Poke5」に似た性能をもつモデルも販売されています。
「Meebook M6」
Meebookから発売された6型のE-inkタブレットです。OSはAndroid 11で、最大1TBまでのストレージ拡張、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、2色フロントライトに対応しています。
価格は、Amazonで21,299円 (税込)、ヤフーショッピングで23,915円 (税込)、AliExpressでUS $145.99、米国 Amazon.comで$159.00です。
関連記事: 「Meebook M6」(2023)は最大1TB? 人気6型E inkタブレットと徹底 比較!
「Kindle 2022」(第11世代)
Amazonから発売された6型の電子書籍リーダーです。反射抑制スクリーン、16GBストレージ、最大6週間持つバッテリーを備えるほか、ダークモードやフロントライト、Type-C高速充電に対応しています。
価格は、Amazonで広告ありモデルが12,980円(広告なしモデルは14,980円)、楽天市場で13,700円(新品 未開封品・税込・送料無料)、ヤフーショッピングで14,409円(税込・送料無料)、米国 Amazon.comで$119.99です。
関連記事: 「Kindle 2022」(第11世代)はコスパ最高? 6型電子書籍リーダーと徹底 比較!
「Kobo Clara 2E」
楽天から発売された6型の電子書籍リーダーです。最新のCarta E Ink HD 1200タッチスクリーンを採用し、Type-Cポートによる充電やIPX8防水、Wi-Fi ac デュアルバンドに対応しています。
価格は、楽天市場で19,900円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで19,900円(税込・送料無料)、米国 Amazon.comで$119.99です。
関連記事:「Kobo Clara 2E」と6インチの最新E-inkタブレットを徹底 比較!
他のE inkタブレットと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報や機能・できること、価格などが分かるようになっています。
1.「Kobo Clara Colour」(6インチ・カラー対応)
2.「BOOX Palma」(6.18インチ・18:9液晶・Android 11)
3.「BOOX Page」(7インチ・ページめくりボタン)
4.「BOOX Tab Mini C」(7.8インチ・カラー表示)
5.「BOOX Nova Air2」(7.8インチ・Android 11)
6.「BOOX Leaf2」(7インチ・Android 11)
7.「Kindle Paperwhite」(第11世代・2021)
8.「BOOX Nova Air C」(7.8型・カラー表示)
他のBOOX E inkタブレットと比較
他にもBOOXのE inkタブレットが販売されています。ぜひ比較してみてください。
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