「BOOX Tab Ultra C」カラー表示が最高すぎる? 最新E inkタブレットと徹底 比較!


2023年5月10日に発売されたONYX「BOOX Tab Ultra C」と最新の10型E inkタブレットを徹底 比較!価格や機能・できること・スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年11月2日、「BOOX Tab Ultra C Pro」が発売されました。

※2023年10月17日、「BOOX Note Air3 C」が発売されました。

※2023年6月から、「BOOX Tab Mini C」(7.8インチ)が発売中。

※2023年5月から日本版「BOOX Tab Ultra C」が発売中です。

※2023年5月5日、6型「BOOX Poke5」が発売されました。

「BOOX Tab Ultra C」の特徴

BOOX Tab Ultra C」の特徴をまとめてみました。

カラー表示・300ppiのモノクロ表示・フロントライト

BOOX Tab Ultra C」は10.3インチCarta 1200 ガラス スクリーンを搭載。新たに150 ppiカラー表示に対応し、直射日光下でもクリアに表示できます。また、300ppiの高精細なモノクロ表示に対応。BOOXスーパーリフレッシュ テクノロジー採用で、最小限のゴーストで画面をリフレッシュできます。そのほか、 寒色、暖色の2色フロントライトを搭載し、明るさを調整することが可能。Gセンサーによる自動回転4つのモード(HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モード)も利用できます。

Qualcomm Advanced・4GB+128GB・microSDカード

BOOX Tab Ultra C」は新たにQualcomm Advanced オクタコアプロセッサを搭載。独自の専用GPUとの組み合わせで、ページめくりも高速に行えます。また、4GB LPDDR4Xメモリ搭載で遅延なくスムーズに動作。ストレージは高速なUFS2.1規格の128GBで、別売のmicroSDカードで拡張することもできます。そのほか、OSにAndroid 11を搭載し、Google Playストアも利用可能。最新のBOOXファームウェアによる新機能も利用できます。

16MPスキャンカメラ・筆圧ペン・キーボードカバー

BOOX Tab Ultra C」は背面に16MPスキャンカメラを搭載。書類などを高精細に撮影してテキスト変換することができます。また、筆圧4096段階の専用スタイラスペン「BOOX Pen2 Pro (ブラック)」が付属。Notesアプリ内にある豊富なテンプレートやキャンバス、ハイパーリンク機能、デバイス間のメモ同期、10GBの無料クラウドストレージなども利用できます。そのほか、オプションで専用のマグネットキーボードカバーを用意。タイピングしやすいレイアウトでショートカット機能も利用できます。

公式ページ: BOOX Tab Ultra C– The Official BOOX Store 

価格を比較

BOOX Tab Ultra C」と「Bigme inkNoteS」、「Meebook P10 PRO」、「HUAWEI MatePad Paper」の価格を比較してみました。

「BOOX Tab Ultra C」

BOOX Tab Ultra C」は、Amazonで91,800円 (税込)、楽天市場で91,800円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで91,800円 (税込・送料無料)、SKT NETSHOPで91,800円(税込・5月19日発売)、BOOX公式ストアで$599.99(※日本円で約8万1千7百円・2023年5月10日にプレオーダー開始)で販売されています。

「Bigme inkNoteS」

Bigme inkNoteS」は、Amazonで69,999円 (税込・カラー版は92,699円)、AliExpressでUS $759.00 (カラー版はUS $979.30)、米国 Amazon.comで$699.99 (カラー版)で販売されています。

「Meebook P10 PRO」

Meebook P10 PRO」は、Amazonで38,099円 (税込)、楽天市場で51,100円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで42,291円 (税込・送料無料)、米国 Amazon.comで$329.00で販売されています。

「HUAWEI MatePad Paper」

HUAWEI MatePad Paper」は、Amazonで52,400円 (税込・19%OFF価格)、楽天市場で47,520円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで54,230円 (税込・送料無料・開封のみ品)、AliExpressでUS $489.99で販売されています。

機能・できることを比較

BOOX Tab Ultra C」と「Bigme inkNoteS」、「Meebook P10 PRO」、「HUAWEI MatePad Paper」の機能・できることを比較してみました。

「BOOX Tab Ultra C」

カラー表示 (150 ppi)、4モード(HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モード)、ストレージ拡張(microSDカード)、「BOOX Pen2 Pro」(筆圧4096段階・消しゴム付き・付属)で手書き入力、「マグネットキーボードカバー」(ショートカット機能付き、別売)、スキャンカメラ(16MP・テキスト変換)、指紋認証(電源ボタン)、ハイパーリンク(ノートをすばやく参照)、記録マーク(録音データ中にマークしてジャンプできる)、クラウド同期(メモ、本の注釈)、ウィジェット、自動回転、BOOXスーパーリフレッシュ、ジェスチャー操作、NeoReader

「BOOX Drop」(PC間で高速データ転送)、5GBの無料クラウドストレージ、シングルスピーカーによる音楽再生、デジタルノート機能、自動回転(重力センサー)、2色フロントライト(寒色及び暖色)、OTG(Type-CでUSB機器と接続)、ブラウジング、Wi-Fiデュアルバンド、PDF翻訳機能、読書設定(目次、ブックマーク、用語検索、書き込み位置、音声読み上げ、スライドショー、一覧表示)フォーマット変更(ページ付け、拡大、トリミング、余白カット)コントラスト設定(文字強調表示、画像シャープ化、すかしのホワイト化、暗色強調)ナビゲーション(コミック、文章、リフロー)、スクリーン分割)

Google playストア(Androidアプリの追加)、BOOXストア、Android 11

「Bigme inkNoteS」

モノクロ表示(※カラー対応モデルもあり)、手書きノート機能、筆圧4096段階のスタイラスペン入力(マグネット接続、レーザーポインター)、ドキュメントファイルへの手書き入力、パームリジェクション機能、Google playストア(Androidアプリ・Android 11)、指紋認証、4G LET通信、Bluetoothでワイヤレス機器と接続、Wi-Fi 通信、OTG接続、録音、手書き文字からテキスト変換、音楽・オーディオ再生、ストレージ拡張(microSDカードで最大1TBまで)、写真撮影、スキャンOCR機能(写真の文字をテキスト変換)

自動回転、設定の変更(フォント、フォントサイズ、行間隔、レイアウト方向、コントラスト、画面分割、透かし、フリートリミング、2本指で調整および拡大、スクロール)

「Meebook P10 PRO」

専用デジタルペンによる手書き入力、PDFファイルへの注釈 書き込み、Zreaderアプリ(テキストの行間、段落、フォントスペース、画面の余白などの表示調整、マルチ言語対応)、テキスト変換、ノート機能(テンプレート複数あり)、フロントライト(2色)、オーディオブックの再生、アプリで動画&音楽再生、Type-C、PD充電、Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 5.0、専用スリープカバー(自立可能・ペン収納)、Android 11、Google Playストア(Androidアプリの追加)

「HUAWEI MatePad Paper」

筆圧4096段階の手書き入力(HUAWEI M-Pencil 第2世代)、メモの作成(音声録音、画面分割も可)、PDFへの書き込み、手書き文字のテキスト変換、画面分割、ワイヤレス充電

電子書籍の閲覧、オーディオブックの視聴、急速充電(22.5W充電器が付属)、32段階のバックライト調整、リフレッシュレート調整、指紋認証、Wi-Fi 6通信、Bluetooth 5.2、アプリの追加(「HUAWEI AppGallery」、Androidアプリ追加可能)、電子書籍ストア「HUAWEI Books」

スペックを比較

BOOX Tab Ultra C」と「Bigme inkNoteS」、「Meebook P10 PRO」、「HUAWEI MatePad Paper」のスペックを比較してみました。

「BOOX Tab Ultra C」のスペック

  • ディスプレイ 10.3インチ、白黒: 解像度2480 x 1860ドット、カラー: 1240 x 930 ドットのCarta 1200 ガラス スクリーン
    ※白黒: 300ppi/カラー: 150 ppi/フラット/カバーレンズ付き/タッチ対応/ペン入力/静電容量式
  • フロントライト 寒色、暖色の2色フロントライト
  • プロセッサ Qualcomm Advanced オクタコア
  • GPU 専用GPU
  • RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X
  • ストレージ 128GB UFS2.1
  • バッテリー 6300 mAh
  • 駆動時間 数週間
  • 充電 Type-C
  • 背面カメラ 16MP ※スキャン、テキスト変換可
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB-Cポート(OTGサポート/オーディオジャックとして使用)、microSDカードスロット、指紋認識付き電源ボタン
  • センサー 自動回転用Gセンサー、指紋センサー
  • スピーカー デュアルスピーカー
  • マイク デュアルマイク
  • スタイラスペン BOOX Pen2 Pro (ブラック) 、筆圧4096段階の圧力感度、消しゴム付き
  • キーボード マグネットキーボードカバー(包括的なレイアウト、ショートカット、指紋防止コーティング)
  • ケース 3 つ折り保護ケース(別売)
  • 操作 ボタン、タッチ、ジェスチャー
  • モード HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モード
  • 機能 ハイパーリンク(ノートをすばやく参照)、記録マーク(録音データ中にマークしてジャンプできる)、クラウド同期(メモ、本の注釈)、ウィジェット、自動回転、BOOXスーパーリフレッシュ
  • アプリ NeoReader(700万以上のAndroidアプリをダウンロード可能)
  • 生体認証 指紋認証(電源ボタンにセンサー内蔵)
  • OS Android 11 ※Google Playストア対応
  • サイズ 225 x 184.5 x 6.7 mm
  • 重量 480g
  • カラー グレー
  • 付属品 BOOX Pen2 Pro (ブラック)×1、USB-Cケーブル×1、カードトレイ取り出しツール×1、クイックスタートガイド×1 保証書×1
  • ドキュメント形式: PDF、DJVU、CBR、CBZ、EPUB、AZW3、MOBI、TXT、DOC、DOCX、FB2、CHM、RTF、HTML、ZIP、PRC、PPT、PPTX
  • 画像フォーマット: PNG、JPG、BMP、TIFF
  • オーディオ形式: WAV、MP3 サードパーティのアプリをサポート

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「Bigme inkNoteS」のスペック

  • ディスプレイ 10.3インチ、解像度1872 x 1404のE-inkスクリーン
    ※白黒/226PPI
  • フロントライト 36段階(寒色、暖色)
  • プロセッサ オクタコア 2.3GHz
  • RAM(メモリ) 4GB
  • ストレージ 64GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大512GBまで拡張可能
  • バッテリー 4000 mAh リチウムポリマー
  • 背面カメラ 8MP
  • 前面カメラ 5MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 、Bluetooth
  • インターフェース Type-C (OTG)
  • センサー Gセンサー(自動回転)
  • スピーカー 内臓
  • マイク クアッドマイク
  • スタイラスペン 筆圧4096段階
  • 音声コントロール 対応
  • 生体認証 指紋認証
  • 言語 日本語を含む多言語に対応
  • Google Playストア 対応
  • OS Android 11 オープンシステム
  • サイズ 222.1 x 187.6 x 6.6 mm
  • 重量 不明
  • カラー シルバー(左端はブラック)
  • 4G LET通信 対応

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「Meebook P10 PRO」のスペック

  • ディスプレイ 10インチ、解像度1200×1600 ドットのE-ink Cartaスクリーン
    ※200ppi/色温度調整/16色グレースケール/静電容量式タッチスクリーン/フラットガラス
  • フロントライト 寒色・暖色の2色フロントライト
  • プロセッサ クアッドコア1.8GHz
  • RAM(メモリ) 3GB
  • ストレージ 64GB
  • 外部ストレージ microSDカードスロットなし・利用できません
  • バッテリー 3900mAh
  • 駆動時間 スタンバイで5週間
  • 充電 Type-C充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB Type-C (OTG対応)、ホームボタン
  • スタイラスペンペン 専用デジタルペン、筆圧感知に対応、付属
  • 防水 非対応
  • スピーカー シングルスピーカー搭載
  • マイク 搭載
  • ケース 専用ケース 付属
  • アプリ ZReader
  • 筐体の素材 ガラスカバー+アルミニウム・マグネシウム合金
  • 言語 日本語を含むマルチ言語に対応
  • OS Android 11 ※Google Playストア対応
  • サイズ 173.8mm×239.2mm×8.5mm
  • 重量 458g
  • カラー グレー

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「HUAWEI MatePad Paper」のスペック

  • ディスプレイ 10.3インチ、解像度1404×1872ドットのE Inkスクリーン
    ※227 PPI/画面占有率86.3%/32段階の明るさ調整/リフレッシュレート調整
  • フロントライト  寒色のみ
  • プロセッサ Kirin 820E ヘキサコア
    ※7nm/6コア
  • GPU Mali-G57 MP6
  • RAM(メモリ) 4GB
  • ストレージ 64GB
  • バッテリー 約3625mAh
  • 駆動時間 スタンバイで約4週間(28日間)
  • 充電 22.5W急速充電 (1.5時間の充電で6日間駆動)
    ※タブレットは10V / 2.25Aの急速充電をサポート、標準充電器は10V /2.25AMAXをサポート
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2 BLE、2 x 2 MIMO
  • インターフェース USB 2.0 Type-C (OTG)
  • センサー 重力センサー、ホールセンサ、指紋センサー
  • スピーカー デュアルスピーカー
  • マイク クアッドマイク
  • オーディオ HUAWEI Histen7
  • スタイラスペン 第2世代 M-Pencil、筆圧4096段階、26msの低遅延、付属
  • ストア HUAWEI Books(10万冊)
  • 生体認証 指紋認証センサー
  • カバー 専用カバー 付属
  • アプリ HUAWEI AppGallery、メモリアプリ(手書きをテキスト変換、画面分割、音声録音、PDF署名、テンプレート)
  • OS HarmonyOS 2
  • サイズ 約182.7×225.2×6.65mm
  • 重量 約360g
  • カラー ブラック

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「BOOX Tab Ultra C」のメリット・デメリット

BOOX Tab Ultra C」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・カラー表示に対応

BOOX Tab Ultra C」は10.3インチのCarta 1200 ガラス スクリーンを搭載。新たに150 ppiのカラー表示に対応し、直射日光下でもクリアに表示できます。

一方、「Bigme inkNoteS」はモノクロ表示のみのモデルの他にカラー対応モデルを用意しています。「Meebook P10 PRO」と「HUAWEI MatePad Paper」はカラー表示に対応していません。

・300ppiの高精細なモノクロ表示に対応

BOOX Tab Ultra C」は300ppiの高精細なモノクロ表示に対応。BOOXスーパーリフレッシュ テクノロジー採用で、最小限のゴーストで画面をリフレッシュできます。

一方、「Bigme inkNoteS」は10.3インチで解像度1872 x 1404 pxのE-inkスクリーンを搭載しています。「Meebook P10 PRO」は10インチで解像度1200×1600ドットのE-ink Cartaスクリーン (200ppi)を搭載しています。「HUAWEI MatePad Paper」は10.3インチで解像度1404×1872ドットのE Inkスクリーンを搭載しています。

・2色フロントライトを搭載

BOOX Tab Ultra C」は寒色、暖色の2色フロントライトを搭載し、明るさ調整も利用できます。

一方、「Bigme inkNoteS」は36段階で調整できるフロントライトを搭載し、寒色、暖色での表示も利用できます。「Meebook P10 PRO」は寒色・暖色の2色フロントライトを利用できます。「HUAWEI MatePad Paper」は寒色のみのフロントライトに対応しています。

・Qualcomm Advanced オクタコアプロセッサ搭載で高速に動作する

BOOX Tab Ultra C」は新たにQualcomm Advanced オクタコアプロセッサを搭載。独自の専用GPUとの組み合わせで、ページめくりも高速に行えます。

一方、「Bigme inkNoteS」はオクタコア 2.3GHz搭載で高速に動作します。「Meebook P10 PRO」はクアッドコア1.8GHz搭載で高速に動作します。「HUAWEI MatePad Paper」はKirin 820E ヘキサコア搭載で高速に動作します。

・HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モードの4モードが使える

BOOX Tab Ultra C」はHDモード、バランスモード、高速モード、超高速モードの4モードが使えるようになっています。

一方、「Bigme inkNoteS」、「Meebook P10 PRO」、「HUAWEI MatePad Paper」は4つのモードを搭載していません。

・4GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作する

BOOX Tab Ultra C」は4GB LPDDR4Xメモリ搭載で遅延なくスムーズに動作します。

一方、「Bigme inkNoteS」は4GBメモリ搭載で、複数アプリを使用してもスムーズに動作します。「Meebook P10 PRO」は3GBメモリを搭載し、スムーズに動作します。「HUAWEI MatePad Paper」は4GBメモリ搭載でスムーズに動作します。

・128GB UFS2.1ストレージ搭載でmicroSDカードで拡張できる

BOOX Tab Ultra C」は高速なUFS2.1規格の128GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張することもできます。

一方、「Bigme inkNoteS」は64GBストレージ搭載で、microSDカードで最大512GBまで拡張できます。「Meebook P10 PRO」は64GBストレージを搭載しています。「HUAWEI MatePad Paper」は64GBストレージを搭載しています。

・6300mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応

BOOX Tab Ultra C」は6300mAhバッテリー搭載で数週間 駆動できます。また、Type-C充電も利用できます。

一方、「Bigme inkNoteS」は4000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Meebook P10 PRO」はスタンバイで5週間駆動できる3900mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「HUAWEI MatePad Paper」は約3625mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・16MPのスキャンカメラを搭載・テキスト変換もできる

BOOX Tab Ultra C」は背面に16MPのスキャンカメラを搭載し、書類などを高精細に撮影してテキストに変換することができます。

一方、「Bigme inkNoteS」は背面8MPカメラと前面5MPカメラを搭載しています。「Meebook P10 PRO」と「HUAWEI MatePad Paper」はカメラを搭載していません。

・Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応

BOOX Tab Ultra C」は高速で途切れづらいWi-Fi 5のデュアルバンドに対応しています。また、Bluetooth 5.0に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Bigme inkNoteS」はWi-Fi通信とBluetoothに対応しています。「Meebook P10 PRO」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応しています。「HUAWEI MatePad Paper」はWi-Fi 6 とBluetooth 5.2に対応しています。

・デュアルスピーカーとデュアルマイクを搭載

BOOX Tab Ultra C」は高音質なデュアルスピーカーとデュアルマイクを搭載しています。

一方、「Bigme inkNoteS」はスピーカーとクアッドマイクを搭載し、ビデオ通話も利用できます。「Meebook P10 PRO」はシングルスピーカーとマイクを内蔵しています。「HUAWEI MatePad Paper」はデュアルスピーカーとクアッドマイクを搭載しています。

・厚さ6.7mmで重さ480gの薄型軽量デザイン・グレーカラーを用意

BOOX Tab Ultra C」は厚さ6.7mmで重さ480gの薄型軽量デザインになっています。また、本体カラーとしてグレーを用意しています。

一方、「Bigme inkNoteS」は厚さ6.6mmの薄型ボディになっています。「Meebook P10 PRO」は厚さ8.5mmで重さ458gになっています。「HUAWEI MatePad Paper」は厚さ6.65mmで重さ約360gになっています。

・付属のBOOX Pen2 Proで手書き入力できる

BOOX Tab Ultra C」は筆圧4096段階の専用スタイラスペン「BOOX Pen2 Pro (ブラック)」が付属します。また、Notesアプリ内にある豊富なテンプレートやキャンバス、ハイパーリンク機能、デバイス間のメモ同期、10GBの無料クラウドストレージなども利用できます。

一方、「Bigme inkNoteS」は筆圧4096段階に対応した専用のスタイラスペンが付属し、紙のようにスムーズに手書き入力できます。「Meebook P10 PRO」は筆圧感知に対応した専用デジタルペンを用意し、PDFに手書きのメモを書き込むことができます。「HUAWEI MatePad Paper」は筆圧4096段階の第2世代 M-Pencilで手書き入力できます。

・専用のマグネットキーボードカバーを用意・ショートカット機能付き

BOOX Tab Ultra C」はオプションで専用のマグネットキーボードカバーを用意し、タイピングしやすいレイアウトでショートカット機能も利用できます。

一方、「Bigme inkNoteS」と「Meebook P10 PRO」、「HUAWEI MatePad Paper」は専用キーボードカバーを用意していません。

・指紋認証が使える

BOOX Tab Ultra C」は電源ボタンに指紋センサーを内蔵し、タッチするだけで安全かつスピーディにログインできます。

一方、「Meebook P10 PRO」は指紋認証に対応していません。「Bigme inkNoteS」と「HUAWEI MatePad Paper」は指紋認証に対応し、安全かつスピーディにログインできます。

・Android 11 搭載でGoogle Playストアに対応

BOOX Tab Ultra C」はOSにAndroid 11を搭載し、Google Playストアから豊富なアプリをダウンロードできます。また、最新のBOOXファームウェアによる新機能も利用できます。

一方、「Bigme inkNoteS」はOSにAndroid 11を搭載し、Google Playストアにも対応しています。「Meebook P10 PRO」はAndroid 11搭載でGoogle Playストアからアプリをダウンロードすることができます。「HUAWEI MatePad Paper」はHarmonyOS 2搭載で、HUAWEI AppGalleryからアプリをダウンロードできます。

デメリット

・Wi-Fi 6に対応していない

BOOX Tab Ultra C」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応していません。

一方、「HUAWEI MatePad Paper」はWi-Fi 6に対応しています。「Bigme inkNoteS」と「Meebook P10 PRO」はWi-Fi 6に対応していません。

・前面カメラを搭載していない

BOOX Tab Ultra C」は前面カメラを搭載していないため、ビデオ通話が利用できません。

一方、「Bigme inkNoteS」は前面5MPカメラを搭載し、ビデオ通話が利用できます。「Meebook P10 PRO」と「HUAWEI MatePad Paper」は前面カメラを搭載していません。

「BOOX Tab Ultra C」の評価

BOOX Tab Ultra C」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2022年11月に発売された「BOOX Tab Ultra」の後継モデルでカラー表示に対応しています。ONYXからはすでに7.8インチ「BOOX Nova Air C」が発売されていますが、「BOOX Tab Ultra C」はそれよりも大きい10.3インチで、スペックも高くなっています。

注目のカラー表示は150 ppiで、色鮮やかな色表示が可能です。これにより、カラーの電子書籍が快適に読めるようになり、カラーペンで手書き入力も可能になりました。もちろん、電子ペーパーディスプレイなので、直射日光下でも見やすく表示でき、省電力性に優れ、バッテリー駆動時間も非常に長いです。

しかも、動作は通常のAndroidタブレットに負けないぐらい高速です。

プロセッサはQualcomm Advanced オクタコアで、独自のGPUを内蔵しており、それに加えて4モードによる高速モード、超高速モードが利用できます。また、Android 11搭載でGoogle Playストア対応しており、サードパーティ製のAndroidアプリも利用できます。このスペックであれば、たいていのアプリはサクサクで非常に快適に動作するでしょう。

なお、カラー表示に対応した10型E inkタブレットはまだまだ種類が少ないのが現状です。日本で購入できるのはAmazonで販売されている「Bigme inkNoteS」のカラー版ぐらいです。もし実際に使っている人がいたら、それは非常にレアなケースで、かなり注目されることでしょう。

BOOX Tab Ultra C」の発売時の価格は$599.99(※日本円で約8万1千7百円)。モノクロ版と比較してそれほど高額になっていないのが驚きです。カラー表示に対応した10型のE inkタブレットを探している人におすすめです。

「BOOX Tab Ultra C」の販売・購入先

BOOX Tab Ultra C」は、

Amazonで91,800円 (税込)、

楽天市場で91,800円 (税込・送料無料)、

ヤフーショッピングで91,800円 (税込・送料無料)、

SKT NETSHOPで91,800円(税込・5月19日発売)、

BOOX公式ストアで$599.99(※日本円で約8万1千7百円・2023年5月10日にプレオーダー開始)、

で販売されています。※日本版「BOOX Tab Ultra C」は2023年5月12日からSKT NETSHOPで、5月19日からAmazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピングで販売されています。

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他のE inkタブレットと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「BOOX Tab Ultra C Pro」(10.3カラー・ボタン・キーボード)

★「BOOX Note Air3 C」(10.3インチ・Android 12・フルカラー)

★「BOOX Tab Mini C」(7.8インチ・カラー表示・筆圧ペン)

★「BOOX Poke5」(6インチ・Android 11)

Bigme inkNoteS

Meebook P10 PRO

HUAWEI MatePad Paper

BOOX Nova Air C」(7.8インチ・カラー表示)

BOOX Tab Ultra

Kobo Elipsa 2E

Kindle Scribe

BOOX Note Air2 Plus

Supernote A5 X」(10.3インチ)

Lenovo YOGA Paper」(Android 12)

他のBOOXタブレットと比較

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