
2022年11月に発売された「BOOX Leaf2」は 、7インチE Inkディスプレイと待望の物理ページめくりボタンを搭載した電子書籍リーダーとして、多くの読書愛好家から注目を集めています。
このレビューでは、BOOX Leaf2が日々の読書体験をどれだけ快適にするのか、前モデル「BOOX Leaf」からどのように進化したのか、そのパフォーマンスと使い勝手を徹底的に検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
BOOX Leaf2 の長所(Pros):
- 待望の物理ページめくりボタンを本体に搭載し、片手操作が快適
- MicroSDカードスロット(最大512GB)搭載で、漫画や自炊PDFも容量を気にせず保存可能
- 170g(ホワイトモデル)からの薄型軽量デザイン
- ブラック(フラット画面)とホワイト(高コントラスト)から好みの仕様を選べる
- Gセンサー(自動回転)やデュアルスピーカーなど、読書以外の機能も充実
BOOX Leaf2 の短所(Cons):
- 前モデルからCPUがダウングレード(8コア→4コア)し、動作レスポンスが緩慢
- Kindle Oasisなど競合機にある防水機能がないため、お風呂で使えない
- 一部の個体でバックライトの色ムラやバッテリー持ちの不安定さが報告されている
- スタイラス(ペン)入力には非対応
総合評価:
BOOX Leaf2は、動作の遅さや防水非対応といった明確な弱点はあるものの、物理ボタンとMicroSDカードスロットという「読書家」が求める核心的な機能を見事に搭載したデバイスです。複数の電子書籍ストアを1台で管理したい、カスタマイズ性の高い端末を求めるユーザーにとって、強力な選択肢となるでしょう。
<この記事で分かること>
- BOOX Leaf2のメリット(物理ボタン 、SDカードスロット)
- BOOX Leaf2のデメリット(CPU性能 、防水機能のなさ)
- 前モデル「BOOX Leaf」からの変更点、進化したポイント
- ブラックモデルとホワイトモデルの具体的な違い(画面、重さ)
- Kindle OasisやKoboなど、競合機種との比較
- 実際の動作速度、レスポンスは快適か
- 物理ボタンやジェスチャー操作のカスタマイズ性
- バッテリーの実際の持ち具合
- Google Playストア導入の具体的な手順と注意点
- 「Audible」や「Spotify」などオーディオ機能の使い勝手
- MicroSDカードを使った容量の拡張方法
- 項目別に分類したリアルな口コミ情報
- 専門家による5段階評価と詳細な総評
- 最新の価格とお得な購入先
この記事を最後まで読むことで、「BOOX Leaf2」が本当に「買い」なのかどうかが、はっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:BOOX Leaf2 | 7” Portable eReader in Black and White – The Official BOOX Store
検証してわかった「BOOX Leaf2」の魅力(メリット)
ここでは、BOOX Leaf2を実際に使用して感じた魅力やメリットについて詳しく書いていきます。従来の電子書籍リーダーの枠を超えた、その自由度の高さと読書体験の快適さに、純粋な喜びを感じました。
待望の物理ボタン搭載と選べる本体デザイン
前モデルの「BOOX Leaf」では、物理的なページめくりボタンは別売りの専用ケースに搭載されていました。そのため、ボタン操作をしたい場合は、どうしてもケースの重量(約170g)が加わり、本体の軽さが損なわれるジレンマがありました。しかし、このBOOX Leaf2では、ついに本体側に物理ボタンが標準搭載されました。これが非常に快適です。Kindle Oasisのように、端末を片手でしっかりとホールドしたまま、親指だけで「次ページ」「前ページ」の操作が完結します。
注目すべきは、ブラックモデルとホワイトモデルで画面の仕様が異なる点です。ブラックはカバーガラスがあり画面とベゼルが一体化したフラットなデザインで、タッチ操作やジェスチャーがしやすいのが特徴です。一方、ホワイトはベゼルに段差があるものの、カバーガラスがない分コントラストがより高く、文字がくっきりと表示される印象を受けました。好みや用途に応じて選べるのは大きなメリットだと感じます。
MicroSDカード対応と高いカスタマイズ性
前モデル「BOOX Leaf」にはなかったMicroSDカードスロットが搭載されたことも、大きな進化点です。最大512GBまでのMicroSDXCカードに対応しており 、内蔵ストレージ32GBでは心許なかった高画質な漫画データや、自分でスキャンした「自炊」のPDFファイルも容量を気にせず大量に保存できます。
さらに、Androidならではの高いカスタマイズ性も喜びを感じるポイントです。例えば、物理ボタンの「長押し」に「ホームに戻る」や「スクリーンショット」などの機能を割り当てたり、画面端からのスワイプ(ジェスチャー)でフロントライトの明るさや色温度を直感的に調整したりできます。読書体験を自分好みに最適化していく過程は、ガジェット好きとして非常に楽しい時間でした。
Android 11搭載による圧倒的な自由度
BOOX Leaf2最大の魅力は、OSにAndroid 11を搭載し、Google Playストアが利用できる点です。これにより、Amazonの「Kindle」アプリはもちろん、「Kobo」や「Honto」、「DMMブックス」といった、普段スマートフォンやタブレットで使っている様々な電子書籍アプリをインストールし、1台のデバイスに集約できます。
これまでKindle端末だけを使ってきた私にとって、これは感動的な体験でした。ストアごとに端末を使い分ける必要がなくなり、すべての蔵書をこの1台で管理できる開放感は、他の専用端末では味わえません。「Kindle以外の本も読みたい」というニーズに完璧に応えてくれる、まさに汎用電子書籍リーダーです。
まとめ:メリット
- 本体に物理ページめくりボタンが搭載され、ケースなしで快適な片手操作が可能になった。
- MicroSDカードスロット(最大512GB)が追加され、漫画や自炊PDFなど大容量データも安心して保存できる。
- ブラック(フラット画面)とホワイト(高コントラスト画面)の2種類のモデルから、好みに合わせて選べる。
- 物理ボタンの長押しやジェスチャー操作など、OSのカスタマイズ性が非常に高く、自分好みの操作性を追求できる。
- Android 11とGoogle Playストアに対応し、「Kindle」や「Kobo」など複数の電子書籍アプリを1台で利用できる。
検証してわかった「BOOX Leaf2」の欠点(デメリット)
ここでは、BOOX Leaf2を実際に使ってみて感じた、購入前に知っておくべき欠点やデメリットについて書いていきます。魅力的な点が多い反面、特にパフォーマンスと利便性の面でいくつか妥協が必要な点がありました。
進化と退化が混在するスペック
BOOX Leaf2は、前モデル「BOOX Leaf」にはなかったMicroSDカードスロットが搭載され、最大512GBまでストレージを拡張できるようになったのは大きな進化です。これにより漫画なども大量に保存できます。しかし、その一方でCPUは前モデルの8コアから4コアへとダウングレードされています。RAMも2GBと控えめなため、全体的な動作速度は「緩慢」と言わざるを得ません。
Kindle Oasisなどの高速なレスポンスに慣れていると、ストレスを感じるでしょう。特にアプリ起動時やスワイプ操作時に、反応が遅れたり二重にタップされたりすることがありました。物理ボタンでのページめくりは快適ですが、タッチ操作がメインとなるアプリの切り替えなどでは、この遅さが最大の弱点となります。
Google Playストア利用の「一手間」
Google Playストアを利用するためには、購入後に一手間かける必要があります。旧来のBOOX製品と同じく、GSF IDを手動で登録・発行し、Google側に認識されるまで待たなければなりません。私の環境では、実際にアプリをダウンロードできるようになるまで一晩ほどかかりました。最新のBOOX上位モデルではこの手間が不要になっているものもあるだけに、購入後すぐに使い始めたい人にとっては明確なデメリットです。
防水機能の非搭載とハードウェアの懸念
ハードウェア面で最も残念だったのは、防水・防塵機能が一切ないことです。Kindle OasisやKobo Libra 2といった競合機種では対応しているため、本機では対応していません。そのため、お風呂でリラックスしながら読書をしたり、キッチンでレシピを見たりといった使い方ができないのは残念です。また、個体によってはバックライトの色ムラが気になるという意見や、バッテリーの持ちが不安定だという指摘もありました。
まとめ:デメリット
- CPUが前モデルの8コアから4コアにダウングレードされ、RAMも2GBと少なく、動作レスポンスが緩慢。
- タップやスワイプ操作が遅れたり、二重に認識されたりすることがある。
- Google Playストアの利用にはGSF IDの手動登録が必要で、使えるようになるまで時間がかかる。
- 防水機能がないため、お風呂やキッチンなど水回りでの使用ができない。
- PDFや雑誌の閲覧には画面が小さく、ピンチ操作が必要になる。
- 一部の個体ではバックライトの色ムラやバッテリーの不安定さが指摘されている。
BOOX Leaf2の口コミ情報 まとめ
ここでは、BOOX Leaf2を実際に使用したユーザーからの口コミ情報を項目別に整理して紹介します。
デザイン
物理ボタン
- 前モデル「BOOX Leaf」の物理ボタンは別売りケースだったが、Leaf2はついに本体に搭載された。
- 端末を片手で持ったまま親指で操作が完結し、非常に快適だ。
- ボタンの長押しに「ホームに戻る」などを割り当て可能で、カスタマイズ性が高い。
- ボタンの割り当てはKindle Oasisとは上下逆(下が「次ページ」)である。
本体・重量
- ブラックはカバーガラス付きのフラットスクリーン、ホワイトはカバーガラスがなく画面が一段窪んだデザイン。
- ホワイト(170g)はブラック(185g)より軽量。
- ホワイトはカバーガラスがない分、文字がよりくっきり見える。
- ブラックは指紋が目立つが、ホワイトは目立ちにくい。
- 薄型(6.0mm)で軽量、持ち運びが楽。
ポート・その他
- Gセンサー(自動回転)搭載で、端末を横向きにすれば見開き表示にも対応できる。
- 前モデルになかったMicroSDカードスロットが搭載され、ストレージを拡張できるようになった。
- USB Type-Cポートを搭載している。
ディスプレイと操作性
画質
- 7インチ、300dpiのE Ink Carta 1200ディスプレイは、文字が明瞭で紙に近い読書体験。
- 解像度はKindle Oasis(300ppi)と同等だが、コントラストはOasisよりはっきりしている印象。
フロントライト
- 暖色と寒色に対応したデュアルトーンフロントライトを搭載。
- ジェスチャー操作(画面端のスワイプ)で、読書を中断せず明るさや色温度を直感的に調整できて便利。
- バックライトにムラがある個体があり、画面の半分が暗く半分が明るいといった不良報告も。
操作性・リフレッシュ
- E Inkのリフレッシュモードは初期設定が「スピード」だが、画質優先なら「ノーマル」に戻した方が良い。
- 「ページ送りアニメーションのフィルタリング」機能が優秀。ページスワイプ時の汚い残像(モーション)を無くせる。
パフォーマンス
CPU・RAM
- CPUはクアルコム4コアで、前モデル「BOOX Leaf」の8コアからダウングレードしている。
- RAM(メモリ)は2GB (LPDDR4X)。
動作速度
- 全体的な動作レスポンスは緩慢。
- Kindle Oasisなどの高速端末に慣れていると、アプリ起動やタップ、スワイプ操作で遅延や二重認識が頻発しストレスを感じる。
- 物理ボタンでのページめくりは快適だが、タッチ操作メインでは処理が追いつかない。
ストレージ
- 内蔵ストレージは32GB (eMMC)。
- MicroSDカードスロット(最大512GB)が追加され、漫画やPDFも容量を気にせず保存できる。
バッテリー持ちと充電
- バッテリー容量は2000mAh。
- 公称値はスタンバイ26日だが、実際は「そんなに持たない」と感じる。
- 「バッテリーの持ちが不安定」、「バックライト使用で1時間30%以上消費し、4~5時間しか持たない」という深刻な報告も。
オーディオと通信性能
- デュアルスピーカーとマイクを内蔵。
- TTS(テキスト読み上げ)のほか、「Audible」や「Spotify」などの音声サービスも利用できる。
- Bluetooth 5.0対応で、ワイヤレスイヤホンも使用可能。
- Wi-Fiは5GHz帯(802.11ac)にも対応している。
OSと機能
OS・アプリ
- OSはAndroid 11を搭載。
- Google Playストアの利用にはGSF IDの手動登録が必要で、使えるようになるまで一晩ほど待たされた。
- フォントの自由な追加や、スリープ(待ち受け)画面を好きな画像に変更できるなど、カスタマイズ性が高い。
独自機能
- 「ナビボール」(ランチャーアイコン)が便利。アプリ切り替えや機能呼び出しが片手で素早くできる。
- 「BooxDrop」や「PushRead」で、PCやスマホからデータを簡単転送できる。
- Onyxクラウドストレージ(5GBまたは10GB無料)が利用可能。
読書機能
- 標準リーダー「BOOX neo Reader」は、ピンチ操作での文字サイズ変更に非対応。
- しかし、標準アプリなら画面の特定領域タップ(例:右下)に文字サイズ拡大・縮小を割り当てられる。
その他
- 7インチ画面はPDF、新聞、雑誌の閲覧には小さすぎ、都度ピンチ操作が必要で適していない。
- スタイラスによる手書きメモ機能には非対応。
- 発売日から最低3年間のファームウェアアップデート保証あり。
BOOX Leaf2のスペック(仕様)
- ディスプレイ: 7インチ E Ink Cartaスクリーン、解像度1680×1264 (300 dpi) ※ブラックモデルはフラットなカバーガラスあり、ホワイトモデルはベゼルあり(段差あり) ※静電容量方式タッチ
- フロントライト: 暖色および寒色
- プロセッサ: Qualcomm クアッドコア
- RAM(メモリ): 2GB LPDDR4X
- ストレージ: 32GB eMMC
- バッテリー: 2000 mAh
- 駆動時間: スタンバイモードで最大26日間
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 802.11b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
- インターフェース: USB Type-C (OTG/オーディオジャックとして使用可)、microSD (TF) カードスロット、電源ボタン、ページめくりボタン
- センサー: Gセンサー(自動回転)
- スピーカー: デュアルステレオスピーカー
- マイク: あり (Built-in)
- 専用ケース: あり(別売のスリーブケース)
- 言語: Android 11に搭載される全ての言語
- 筐体の素材: 背面:マグネシウム合金
- OS: Android 11
- サイズ: 156 x 137 x 6.0 mm
- 重量: ブラック:185g、ホワイト:170g
- カラー: ブラック、ホワイト
- 付属品: USB-Cケーブル×1、カードトレイ取り出しツール×1、クイックスタートガイド×1、保証書×1、ギフトボックス×1、日本語初期設定マニュアル×1
- ドキュメント形式:: PDF, DJVU, AZW, AZW3, DOC, DOCM, DOCX, EPUB, FB2, FBZ, HTML, MOBI, ODT, PRC, RTF, SXW, TRC, TXT, CHM, PPT, PPTX, ZIP, CBR, CBZ, EPUB3
- 画像フォーマット: PNG, JPG, BMP, TIFF
- オーディオ形式: WAV, MP3
- サードパーティのアプリ: サポート
BOOX Leaf2の評価
10の基準で「BOOX Leaf2」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
ディスプレイの見やすさ: ★★★★★ (5)
300dpiの高解像度E Ink Carta 1200スクリーンは非常に鮮明。特にホワイトモデルはコントラストが高いと評価できる。
ペンでの描画性能: ★☆☆☆☆ (1)
スタイラスによる手書き入力機能には対応していないため、この評価となる。
パフォーマンス: ★★☆☆☆ (2)
CPUが4コア、RAM 2GBと控えめで、前モデルからダウングレード。アプリ起動やスワイプ操作は緩慢で、遅延が目立つ。
機能: ★★★★☆ (4)
待望の物理ページめくりボタン、MicroSDカードスロット、Gセンサー(自動回転)を搭載。読書機能とカスタマイズ性は高い。
接続性: ★★★★★ (5)
5GHz帯Wi-Fi、Bluetooth 5.0、OTG対応USB-C、MicroSDスロットと、E Ink端末としてトップクラスの接続性を備える。
バッテリー: ★★☆☆☆ (2)
容量は2000mAhだが、実際の使用感では「持ちが不安定」という報告が多く、特にバックライト使用時の消費が早い。
デザイン: ★★★★☆ (4)
6mmの薄さと170g(ホワイト)からの軽量設計は秀逸。ブラック(フラット)とホワイト(高コントラスト)で仕様が選べる点も良い。
オーディオ: ★★★★☆ (4)
デュアルスピーカーとマイクを内蔵。AudibleなどのオーディオブックやTTS(テキスト読み上げ)にも対応し、機能は十分。
価格: ★★★☆☆ (3)
発売時価格34,800円前後は、競合のKindle Oasis(32GB)とほぼ同等。機能性を考えれば妥当だが、高価ではある。
使いやすさ: ★★★☆☆ (3)
物理ボタンの操作性は快適だが、動作の遅さがタッチ操作の快適性を損ねている。防水非対応なのも利用シーンを限定する。
【総評】 ★★★☆☆ (3)
物理ボタンとSDカード搭載の「読書」特化型デバイス
BOOX Leaf2の最大の強みは、読書体験に直結するハードウェアの進化にあります。前モデル「BOOX Leaf」では別売りケースが必須だった物理ページめくりボタンが、ついに本体に搭載されました。これにより、端末を片手でしっかりとホールドしたまま、親指だけで快適なページ送りが可能になった点は、純粋な喜びを感じます。
さらに、前モデルにはなかったMicroSDカードスロットが搭載されたことも非常に大きなメリットです。内蔵32GBでは心許なかった高画質な漫画データや、自分でスキャンしたPDFファイルも、最大512GBのカードで容量を気にせず持ち運べます。
最大の妥協点でもある「パフォーマンス」
しかし、これらの機能追加と引き換えに、CPU性能は前モデルの8コアから4コアへとダウングレードされました。RAMも2GBと控えめなため、全体的な動作レスポンスは「緩慢」と言わざるを得ません。
Kindle Oasisなどの高速な専用端末のレスポンスに慣れていると、アプリの起動時やスワイプ操作時に、反応が遅れたり二重にタップされたりすることに明確なストレスを感じます。物理ボタンでのページめくりは快適ですが、ストアの閲覧やアプリの切り替えなど、タッチ操作が必須の場面では処理が追いつかない印象です。
「Oasisキラー」になりきれない理由
本機はKindle Oasisの直接の対抗馬と目されますが、Oasisが持つ防水機能に対応していない点は大きな欠点です。お風呂でリラックスしながら読書をするといった使い方ができないのは、読書端末として非常に残念なポイントです。動作速度の遅さと防水非対応。この2点を許容し、物理ボタンとMicroSDカードスロットという明確なメリットに価値を見いだせるかどうかが、本機の評価を分ける最大のポイントとなるでしょう。
どんな人に最適か
本機は、Kindle、Kobo、Hontoなど複数の電子書籍ストアを使い分けており、それらを1台の端末に集約したいと考えるユーザーに最適です。また、Kindle Oasisの後継機を待ち望んでいるような、物理的なページめくりボタンの快適さを重視する人にも強くおすすめできます。
さらに、MicroSDカードスロットを搭載しているため、漫画や自炊したPDFデータを容量を気にせず大量に持ち運びたい人にも向いています。
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BOOX Leaf2の価格・購入先
※価格は2025/11/02に調査したものです。価格は変動します。
- 楽天市場で17,980円(税込・中古)、
- ヤフーショッピングで18,980円円(税込・中古)、
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他のBOOXタブレットと比較
他にもBOOXタブレットが販売されています。2025年、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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