Lenovo Tab M9レビュー!ZAC30178JPのメリット・デメリット

Lenovo Tab M9 外観
2023年4月8日に発売された「Lenovo Tab M9」(ZAC30178JP)は、片手で持てる9インチという絶妙なサイズ感と、2万円台前半で購入できる手頃な価格で注目を集めているAndroidタブレットです。

このレビューでは、Lenovo Tab M9(Wi-Fiモデル)が電子書籍や動画視聴といった日々のエンタメ体験をどれだけ快適にするのか、その実力を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Lenovo Tab M9 の長所(Pros):

  • 8インチより広く10インチより軽い、絶妙な「9インチ」サイズ
  • メタル素材のデュアルトーンデザインによる高級感
  • Dolby Atmos対応ステレオスピーカーとIPS液晶による没入感
  • SIMフリー(LTE)モデルも選択可能でカーナビ利用にも最適
  • microSDカードで最大2TBまでストレージを拡張可能

Lenovo Tab M9 の短所(Cons):

  • ディスプレイ解像度がHD相当で、近くで見ると粗さを感じる
  • 充電速度が最大10Wと遅く、満充電に時間がかかる
  • 3Dゲームやマルチタスクなどの重い処理には不向き
  • 指紋認証センサーが非搭載(顔認証のみ)

総合評価:

Lenovo Tab M9は、電子書籍リーダーや動画視聴用として非常に優秀なサブ機です。iPadほどの高性能は必要ないけれど、スマホより大きな画面でコンテンツを楽しみたいというニーズに完璧に応えます。重いゲームには向きませんが、軽量で持ちやすく、Dolby Atmosによる音響体験も良好。コストパフォーマンスを重視しつつ、安っぽくないタブレットを探している方には、間違いなく「買い」の一台です。

この記事で分かること

  • メリット: 9インチのサイズ感、片手持ち、読書モード、メタルボディ、高級感、SDカード入れ方、SIMフリーモデルの利便性、純正カバー
  • デメリット: 画面解像度(HD)、充電時間、指紋認証なし、ストレージ容量(32GB)、顔認証の精度
  • ベンチマーク: Antutuスコア、MediaTek Helio G80、処理性能、CPU・GPUスコア
  • ゲーム性能: 原神、PUBG MOBILE、ウマ娘、マイクラ、実測フレームレート(FPS)、発熱
  • 口コミ情報: ケース・カバーの質感、ボタンの操作感、耐久性、システム不具合、OSアップデート、Wi-Fi接続
  • スペック: 発売日、型番(ZAC30178JP, ZAC50029JP)、Android 12、重量(344g)、バッテリー容量、LTE、付属品(説明書など)
  • 評価: 5段階評価、総評、電子書籍リーダーとしての適性、動画視聴、サブ機としての価値
  • 価格: Amazon、楽天市場、中古、購入先

この記事を最後まで読むことで、「Lenovo Tab M9」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Lenovo Tab M9 | スタイリッシュでパワフルな9型タブレット | レノボ・ ジャパン

検証してわかったLenovo Tab M9のメリット

Lenovo Tab M9

ここでは、実際に「Lenovo Tab M9」を使用し、検証してわかった本機の数多くのメリットについて詳しくレビューしていきます。2023年4月8日の発売日以降、手頃な価格でありながら実用性の高いタブレットとして注目を集めているこのモデルですが、具体的にどのような点が優れているのか、日常のシーンを交えて解説します。

絶妙なサイズ感と高級感あるメタルボディ

まず手に取って感動したのは、その絶妙なサイズ感です。従来の8インチタブレットでは電子書籍のコミックが見開きで読みづらく、10インチクラスでは寝転がって使うには重すぎると感じていました。しかし、このLenovo Tab M9は9インチという「ちょうどいい」サイズを採用しており、344gという軽さも相まって、片手で持っても疲れにくいのが最大の魅力です。

デザイン面でも、2万円台のエントリーモデルとは思えない高級感があります。背面には「アークティック グレー」のデュアルトーンデザインが採用されており、メタル素材の冷んやりとした手触りと幾何学模様の滑り止めが、所有欲を満たしてくれます。プラスチック感が強い安価なタブレットとは一線を画すビルドクオリティだと感じました。

没入感を高めるディスプレイとDolby Atmosサウンド

Lenovo Tab M9

エンターテインメント性能において注目すべきは、映像と音のバランスの良さです。ディスプレイは9.0型ワイドIPSパネル(1340×800ドット)を搭載しており、視野角が広く、400ニトの輝度があるため、日中の室内でも画面が明るく見やすいと感じました。YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを楽しむ際、この明るさとIPSパネルの発色の良さが生きてきます。

さらに驚いたのが音質です。この価格帯ではモノラルスピーカーの機種も多い中、本機はDolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載しています。映画を視聴した際、横向きにすると左右から音が広がり、臨場感あるサウンド体験が可能でした。イヤホンなしでも十分な音量と音質でコンテンツを楽しめるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

目に優しい読書モードと安心のバッテリー持ち

Lenovo Tab M9

電子書籍リーダーとしての使い勝手も非常に優秀です。「読書モード」をオンにすると、画面がモノクロやグレースケールに切り替わり、まるで紙の本を読んでいるかのような落ち着いた表示になります。Kindleアプリで長編小説を読む際も、このモードのおかげで目の疲れが軽減されるのを実感しました。

また、持ち運びや長時間の使用においてバッテリー性能は重要ですが、5100mAhの大容量バッテリーは期待以上のスタミナを見せてくれました。スペック上では最大13時間の動画再生が可能とされていますが、実際に週末に映画やYouTubeをまとめて視聴しても、バッテリー残量を気にすることなく楽しめました。10W充電は急速とは言えませんが、Type-Cポート(USB 2.0)での充電に対応しており、汎用性が高いのもポイントです。

用途に合わせて選べるモデルと拡張性

本機は用途に応じてモデルを選べる点も親切です。Wi-Fi環境メインで使うなら高コスパなWi-Fiモデル(型番:ZAC30178JPなど)、外出先でも通信したいならLTE対応のSIMフリーモデル(型番:ZAC50029JP)が選択できます。SIMフリーモデルであれば、格安SIMカードを入れてカーナビ代わりにしたり、移動中にストリーミングを楽しんだりすることも可能です。

ストレージ容量に関しては、標準で32GBまたは64GBですが、microSDカードスロットが搭載されており、最大2TBまで拡張可能です。SDカード入れ方を気にする必要がないほどトレイのアクセスは簡単で、写真や動画データを大量に保存したい場合でも安心です。MediaTek Helio G80プロセッサーは、重い3Dゲームには向きませんが、ブラウジングやSNS、動画視聴といった日常使いではストレスなく動作し、コストパフォーマンスの高さが光ります。

動画視聴を快適にする純正カバーの存在

別売りとはなりますが、純正アクセサリとして「Tab M9用フォリオケースとフィルム」が用意されている点も見逃せません。このケースはスタンド機能を備えており、本体を立ててYouTubeや映画をハンズフリーで楽しむ際に非常に便利です。また、購入時に液晶保護フィルムがセットになっているため、サイズが合うフィルムを別途探す手間が省けるのも嬉しいポイントです。専用設計ならではのフィット感で、Wi-FiモデルやSIMフリーモデルを問わず共通で使用できるため、本体と合わせて検討する価値があります。

検証してわかった魅力(メリット)のまとめ

  • 9インチというサイズは、8インチよりも広く10インチよりも軽い、携帯性と視認性のバランスが取れた「最適解」である。
  • メタル素材を使用したデュアルトーンのデザインは高級感があり、344gと軽量で持ち運びしやすい。
  • IPS液晶とDolby Atmos対応ステレオスピーカーの組み合わせにより、動画視聴時の没入感が高い。
  • 「読書モード」を搭載しており、電子書籍リーダーとして活用する際に目の負担を軽減できる。
  • 5100mAhのバッテリーは最大13時間の動画再生が可能で、長時間の使用でも安心感がある。
  • Wi-Fiモデルに加え、SIMフリー(LTE)モデルもラインナップされており、用途に応じた選択が可能である。
  • microSDカードによる最大2TBまでのストレージ拡張に対応しており、データ容量の不足を補える。
  • 純正のフォリオケース(別売り)はスタンド機能付きで、保護フィルムも同梱されておりアクセサリ選びの手間が省ける。

検証してわかったLenovo Tab M9のデメリット

Lenovo Tab M9

ここまで「Lenovo Tab M9」の魅力についてお伝えしてきましたが、どんな製品にも完璧なものはありません。コストパフォーマンスに優れた本機ですが、価格を抑えているがゆえの妥協点や、実際に使い込んでみて初めて気づいた弱点も確かに存在します。ここでは、購入前に知っておくべき「イマイチな点」について、包み隠さずお伝えします。

解像度の粗さと画面の精細感

まず気になったのは、ディスプレイの解像度です。9インチという画面サイズに対して、解像度は1340×800ドット(HD相当)にとどまっています。動画視聴でYouTubeを流し見する分にはそれほど気になりませんが、電子書籍で細かい文字の雑誌を読んだり、Webブラウジングで小さなテキストを表示したりすると、フルHD以上のスマホ画面に見慣れた目には、文字の輪郭が少し粗く、ドット感を感じることがありました。画質に徹底的にこだわりたい方には、少し物足りなさを感じるかもしれません。

3Dゲームやマルチタスクには不向きな処理性能

本機に搭載されているMediaTek Helio G80プロセッサーと3GB(または4GB)のメモリは、日常使いには十分ですが、ヘビーな用途には力不足を感じました。実際に『アスファルト9』のようなグラフィック重視の3Dゲームをプレイしてみると、画質設定を下げないとカクつきが目立ち、快適とは言えませんでした。また、Chromeで調べ物をしながらYouTubeを見るといったマルチタスク操作を行う際、アプリの切り替えにワンテンポ遅れるような「もっさり感」を感じる場面がありました。

充電時間の長さと生体認証の限定

バッテリー持ちは優秀ですが、充電速度には忍耐が必要です。対応している充電速度が最大10Wであるため、5100mAhの大容量バッテリーを0%から満タンにするには3時間以上かかってしまいました。寝る前に充電し忘れると、朝の急な持ち出しに対応できないため、充電のタイミングには気を使う必要があります。また、生体認証が顔認証のみで、指紋認証センサーが非搭載なのも残念な点です。暗い場所では顔認証が反応しづらく、パスコード入力が必要になる場面があり、iPad miniなどの指紋認証に慣れていると不便に感じました。

内部ストレージの少なさとSDカードの依存度

もっとも注意が必要なのはストレージ容量です。特にエントリーモデル(ZAC30178JP)は32GBしかなく、システム領域を除くと自由に使える空き容量はかなり少なくなります。最近のゲームアプリは容量が大きいため、数本入れるだけで警告が出てしまいました。もちろん、本機にはmicroSDカードスロットが搭載されており、最大2TBまで拡張可能です。写真や動画の保存先としてはSDカードで解決できますが、アプリ自体を大量にインストールしたい場合は、内部ストレージの少なさがボトルネックになると感じました。

検証してわかった欠点(デメリット)のまとめ

  • ディスプレイ解像度がHD(1340×800)止まりであり、細かい文字や画像の表示において粗さが目立つ場合がある。
  • 3Dグラフィックを多用する重いゲーム(『アスファルト9』など)や、頻繁なアプリ切り替えを行うマルチタスク操作では動作が重くなる。
  • 充電速度が最大10Wと遅く、フル充電までに3時間以上を要するため、急ぎの充電には対応しにくい。
  • 指紋認証センサーが搭載されておらず、顔認証のみとなるため、暗所でのロック解除やセキュリティ面で不便さを感じることがある。
  • 基本モデルの内部ストレージが32GBと少なく、microSDカードスロットでの拡張は必須級だが、アプリを大量に入れる用途には向かない。

Antutuベンチマーク

Lenovo Tab M9

Lenovo Tab M9は、Wi-FiモデルやLTEモデルといった型番(ZAC30178JP、ZAC50029JPなど)に関わらず、すべてのモデルで共通して「MediaTek Helio G80」プロセッサーを搭載しています。このSoCは、最大2.0GHzで動作する高性能コア(Cortex-A75)2つと、省電力コア(Cortex-A55)6つを組み合わせたオクタコア構成です。

グラフィックスを処理するGPUには「Mali-G52 MP2」を採用しており、最大950MHzで動作します。これにより、Webブラウジングや動画視聴といった日常的な操作は快適に行えるほか、軽量なゲームであれば問題なく楽しめる処理性能を持っています。

Antutuベンチマークは以下のようになっています。

[Antutuバージョン 10]

例: Antutu V10.1.2 総合で「267777」、CPUで「88762」、GPUで「40136」、MEMで「62827」、UXで「76052」

ゲーム性能:人気タイトルの動作を検証

Lenovo Tab M9に搭載されているプロセッサー「MediaTek Helio G80」の実力を測るため、実際にいくつかの人気ゲームタイトルをプレイし、その挙動とフレームレート(FPS)を検証しました。

原神

広大なオープンワールドを旅する『原神』は、今回の検証でもっとも負荷の高いタイトルでした。画質設定を「最低」まで落とした状態で、フィールド移動時は 20〜30 FPS 程度での動作となります。平原を探索する分には比較的安定していますが、元素爆発のエフェクトが重なる戦闘シーンや、敵が多数出現する場面では 20 FPS を割り込むような「重さ」を感じました。また、長時間プレイすると本体が熱を持ちやすく処理落ちも増えるため、冷却ファンを使うか、デイリーミッションの消化程度に割り切ったプレイが良いと感じました。

PUBG MOBILE

100人で生き残りをかけて戦う『PUBG MOBILE』では、設定を工夫することで実用的な動作が得られました。グラフィック設定を「スムーズ」、フレーム設定を「高」に指定することで、30 FPS 前後の安定したプレイが可能です。激しい銃撃戦や車両での高速移動中には一瞬フレームレートが落ちることもありましたが、エイムに致命的なズレが生じるほどではありません。画質の美しさよりも動作の軽さを優先する設定にすれば、このクラスのタブレットでもドン勝を目指して十分に立ち回れる印象です。

アスファルト:Legends Unite

ド派手な演出が魅力のレースゲーム『アスファルト:Legends Unite』は、GPUへの負荷が大きくそのままでは厳しい場面がありました。デフォルト設定では 20〜25 FPS 程度にとどまり、若干のカクつきを感じます。しかし、設定を「パフォーマンス(低画質)」に変更することで、30 FPS に近い滑らかさを維持しやすくなりました。ニトロ使用時やクラッシュ時の派手な演出で一瞬コマ落ちが発生するものの、コースアウトするような操作遅延はなく、スピード感あるレースを完走できるレベルで楽しめます。

ウマ娘 プリティーダービー

育成シミュレーションの『ウマ娘 プリティーダービー』は、パートによって動作の軽快さが異なります。育成パートやメニュー画面などの2Dアニメーション主体部分は 60 FPS に近い非常にスムーズな挙動で快適そのものです。一方で、3D描画となるレースシーンやウイニングライブでは負荷が高まり、30 FPS 固定での描写となります。カメラワークが激しく切り替わる瞬間にわずかな重さを感じますが、アクションゲームではないため操作への影響はなく、愛馬の活躍やライブパフォーマンスを十分に鑑賞できました。

マインクラフト

自由な建築や冒険が楽しめる『マインクラフト』は、設定次第でかなり快適に遊べることがわかりました。描画距離(チャンク数)を8〜10程度に設定した通常のサバイバルモードでは、40〜60 FPS という軽快な動作でブロックの設置や破壊がスムーズに行えます。ただし、村人が多い大規模な村に入ったり、複雑なレッドストーン回路を多数動かしているエリアに近づくと処理が追いつかず、30 FPS 前後まで低下することがありました。極端な負荷をかけなければ、建築や冒険においてストレスを感じることは少ないでしょう。

ゲーム性能まとめ

検証の結果、MediaTek Helio G80を搭載するLenovo Tab M9は、最新の重量級ゲームを最高画質で楽しむには力不足であることは否めません。特に原神のような高負荷タイトルでは、画質を最低まで落とすなどの妥協が必要です。しかし、PUBG MOBILEマインクラフトのように設定を調整できるタイトルや、ウマ娘のようなシミュレーションゲームであれば、30 FPS前後を維持して十分に遊べることがわかりました。ガチゲーマーには向きませんが、カジュアルにゲームを楽しみたい方には十分実用的な性能だと言えます。

Lenovo Tab M9の口コミ情報 まとめ

Lenovo Tab M9

実際に「Lenovo Tab M9」を使用しているユーザーの声を、スペック表からは読み取れない具体的な使用感としてまとめました。

デザインと耐久性

  • 背面のメタル素材と幾何学模様のテクスチャは滑り止めとしても機能し、安っぽさを感じさせない。
  • 電源ボタンと音量ボタンで表面の加工(手触り)が異なり、指先の感覚だけで区別できる工夫がある。
  • 背面カメラが出っ張っている(カメラバンプがある)ため、平置き時のガタつきを防ぐにはケースの装着が必要。
  • 別売りの純正フォリオケースについては、しっかり保護できるという評価の一方で、薄っぺらく持ちにくいという評価もあり、好みが分かれる。

ディスプレイ

  • 輝度が400ニトあり、日中の明るい場所や屋外でも視認性を確保できる明るさがある。
  • タッチパネルの反応が悪く、アプリの起動や操作時に複数回タップが必要な場面や、一瞬反応が遅れることがある。
  • HD解像度のため、近くで見るとピクセルの粗さが分かるものの、動画視聴などの距離感であれば綺麗に見える。

パフォーマンス

  • CPUスロットリングテスト(高負荷テスト)において、ピーク時から性能が約17%低下する挙動が見られる。
  • アプリ単体の動作は問題ないが、アプリ間の切り替えやバックグラウンドからの復帰時に明確なラグ(遅延)を感じる。

カメラ性能

  • フロントカメラ(200万画素)の画質が低く、ビデオ通話では映像が粗くピクセル化して見えるため、ビジネス用途には厳しい。
  • リアカメラでHDR機能をオンにしても、写真が白っぽく色あせたような仕上がりになりやすく、記録用としての域を出ない。
  • 動画撮影は最大1080pまで対応しており、この価格帯のタブレットとしては標準的な水準を確保している。

バッテリー持ちと充電

  • 動画視聴などの連続使用では長持ちするが、アイドル状態(待機時)でのバッテリー消費が意外と早い。
  • 付属の充電器とケーブルを使用しても充電速度が遅く、満充電まで待つ時間にストレスを感じる場合がある。

オーディオと通信性能

  • スピーカーの音量は十分に出るが、低音が不足しており、音の厚みや豊かさには欠ける。
  • 横持ち時のステレオ感は良好で、動画や映画の視聴において自然な音の広がりを楽しめる。
  • LTEモデルであっても通話用のイヤピース(受話口)がないため、スマートフォンのように耳に当てて通話することはできない。

OSと機能

  • Lenovo特有のカスタマイズが少なく、ピュアAndroidに近いUIのため、シンプルで使いやすい。
  • 3年間のセキュリティアップデートが保証されており、安価なタブレットながら長く安心して使えるサポート体制がある。
  • 「Googleキッズスペース」や「エンターテインメントスペース」など、ファミリー利用やメディア消費に特化した機能があらかじめ組み込まれている。
  • キーボードが表示されない、設定メニューでの検索がスムーズにいかないなど、システム周りで一時的な不具合に遭遇することがある。
  • 不要なプリインストールアプリがいくつかあるが、削除または無効化できるため、実運用上のストレスは少ない。

Lenovo Tab M9のスペック(スペック)

  • 型番: ZAC30178JP
  • ディスプレイ: 9.0型ワイドIPSパネル (1340×800ドット)
  • ※画面比率81.2%/10点マルチタッチ/TÜV認証ブルーライト低減
  • プロセッサ: MediaTek Helio G80
  • ※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz
  • GPU: ARM Mali-G52 MP2, up to 950MHz
  • RAM(メモリ): 3GB LPDDR4x
  • ストレージ: 32GB eMMC
  • 外部ストレージ: microSDカードで最大2TBまで
  • バッテリー: 5100mAh
  • 駆動時間: 動画再生で最大13時間
  • 充電: Type-C、約3時間強
  • 背面カメラ: 8MP
  • 前面カメラ: 2MP
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.1
  • インターフェース: USB 2.0 Type-C、microSDカードスロット、ヘッドホン・ジャック、ボリュームボタン、電源ボタン
  • センサー: 加速度センサー、光センサー、顔認証センサー
  • スピーカー: デュアル ステレオスピーカー
  • オーディオ: Dolby Atmos(ドルビー・アトモス)対応
  • 筐体: メタル(金属)素材、デュアルトーンデザイン
  • 生体認証: 顔認証
  • OS: Android 12 ※3年間のセキュリティアップデート保証
  • サイズ: 約 215.43×136.76×7.99mm
  • 重量: 約 344g
  • カラー: アークティック グレー
  • 付属品: マニュアル類、ACアダプター、USBケーブル、カードスロットピン

Lenovo Tab M9の評価

9つの評価基準で「Lenovo Tab M9」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆

9インチのIPSパネルは視野角が広く明るいですが、HD解像度のため近くで見ると若干の粗さを感じることがあります。

スペック:★★★☆☆

MediaTek Helio G80は日常使いには十分ですが、重い3Dゲームやマルチタスクではパワー不足を感じる場面があります。

デザイン:★★★★★

メタル素材を使用したデュアルトーン仕上げは高級感があり、この価格帯のタブレットとしては出色の出来栄えです。

耐久性: ★★★★☆

金属製の筐体は剛性が高くしっかりとした作りですが、背面カメラが出っ張っているためケースの使用が推奨されます。

通信:★★★☆☆

Wi-Fi 5とBluetooth 5.1に対応し、LTEモデルも選べますが、通話機能(耳当て通話)には対応していません。

機能:★★★☆☆

Dolby Atmosや読書モードは優秀ですが、指紋認証センサーが非搭載で顔認証のみとなる点がセキュリティと利便性で惜しまれます。

拡張性(周辺機器):★★★☆☆ 専用のスタイラスペンやキーボードはありませんが、スタンド機能付きの純正フォリオケース(フィルム同梱)が用意されており、動画視聴の利便性を高められます。

使いやすさ:★★★★☆

8インチよりも広く10インチよりも軽い絶妙なサイズ感で、片手で持っても疲れにくく、電子書籍や動画視聴に最適です。

価格:★★★★★

2万円台前半という低価格ながら高いビルドクオリティと必要十分な性能を備えており、コストパフォーマンスは非常に高いです。

総合評価:★★★★☆(星4つ)

総評絶妙な「9インチ」と価格を超えた質感

検証してわかった最大のメリットは、何と言ってもそのサイズ感とビルドクオリティの高さです。8インチでは少し物足りず、10インチでは重すぎると感じていたユーザーにとって、344gという軽量ボディと9インチ画面の組み合わせは、まさに「ちょうどいい」最適解と言えます。片手で持てる携帯性を維持しながら、コミックの見開き表示や動画の没入感を高めることに成功しています。

また、2万円台のエントリークラスでありながら、メタル素材を採用した筐体はチープさを一切感じさせません。Dolby Atmos対応のステレオスピーカーや、目に優しい読書モードなど、エンターテインメントや読書を楽しむための機能がしっかりと作り込まれている点も非常に魅力的です。価格以上の満足感を得られる一台であることは間違いありません。

割り切りが必要なスペックと機能

一方で、購入前に理解しておくべきデメリットも明確です。ディスプレイ解像度がフルHDではなくHD相当にとどまるため、画質の精細さにこだわる方には物足りなさがあります。また、処理性能はあくまでエントリーからミドルロークラスであり、最新の重い3Dゲームを快適にプレイするには不向きです。充電速度が遅い点や、指紋認証がない点も、日常の使い勝手において少しストレスを感じる要因になるかもしれません。ストレージ容量も32GBと少ないため、SDカードでの運用が前提となるなど、コストダウンの影響は見受けられます。

コンテンツ消費用サブ機として最適

結論として、「Lenovo Tab M9」は、電子書籍リーダーとしての利用や、YouTubeなどの動画視聴をメインとするライトユーザーに最適なタブレットです。「iPadまでは必要ないけれど、スマホより大きな画面でコンテンツを楽しみたい」と考えている方や、持ち運びやすいサブ機を探している方には、これ以上ないコストパフォーマンスを発揮します。ゲーム性能や画質に過度な期待をせず、用途を絞って使う分には、良きパートナーとなってくれるでしょう。

Lenovo レノボ タブレット Tab M9 ZAC30157JP (9.0型ワイド IPS MediaTek Helio G80 4GB 64GB Wi-Fiモデル Bluetooth Android12) アークティックグレー

Lenovo Tab M9の価格・購入先

Lenovo Tab M9

※価格は2025/12/31に調査したものです。価格は変動します。

レノボ公式サイト

※すでに販売を終了しました。

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで24,990円(税込)、
  • 楽天市場で12,980円(中古・国内Wi-Fi版・送料無料)、
  • ヤフーショッピングで11,980円(中古・国内Wi-Fi版)、

で販売されています。

Amazonで「Lenovo Tab M9」をチェックする

楽天市場で「Lenovo Tab M9」をチェックする

ヤフーショッピングで「Lenovo Tab M9」をチェックする

米国 Amazon.comで「Lenovo Tab M9」をチェックする

他のレノボ タブレットと比較

他にもレノボのタブレットが販売されています。2025、2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

Lenovoタブレットが新モデル登場で再び人気! 全機種を比較

その他のおすすめAndroidタブレットは?

その他のおすすめAndroidタブレットは以下のページにまとめてあります。

Android 15で使えるタブレット【2025年最新】全機種を徹底比較!

最新のAndroid 15 タブレットをまとめて紹介しています。

Android 14で使えるタブレット 2024 最新 機種 まとめ

最新のAndroid 14 タブレットをまとめて紹介しています。

HDMI出力できるAndroidタブレット ラインナップ 機種 まとめ

HDMI出力できるタブレットをまとめて紹介しています。

一度は手に入れてみたい超ハイスペックなAndroidタブレット まとめ

最強スペックのAndroidタブレットをまとめて紹介しています。

この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。