「wena 3」とSuica対応スマートウォッチを徹底 比較!


2020年11月27日にソニーから発売された「wena 3」とSuica 対応スマートウォッチを徹底 比較して紹介! 価格や計測できること・機能、スペックの違いをはじめ、メリット・デメリットも紹介します。

※2022年1月28日、ソニー「wena3 Frosted Black Edition Styled for Xperia」も発売されました。製品情報を追記しています。

※2022年1月28日のアップデートでカメラシャッター、ミュージックコントロール機能が追加されました。

「wena 3」の特徴

wena 3」の特徴をまとめてみました。

おサイフケータイ&Alexa音声認識に対応

wena 3」はNFC(Felica)搭載でおサイフケータイが利用可能。Suicaだけでなく、楽天EdyやiD、WAON、LINE Pay、QUIC Payなどを利用して電子マネー決済できます。また、音声認識のAmazon Alexaに対応。ボタンを押して話しかけるだけで天気や交通情報、カレンダーの予定などを確認することができます。

デュアル光学式心拍センサー・VO2 Maxを計測

wena 3」はSony独自のデュアル光学式心拍センサーを搭載。手首や指の動きによって発生するノイズを除去することでより正確な心拍数を計測することができます。また、最大酸素摂取量(VO2 Max)の計測に対応。1分間に摂取できる酸素量の最大値を計測することで、どのくらいの持久力(体力)があるのかを確認することができます。そのほか、睡眠(4段階の眠りの深さ)やストレスレベルの計測が可能。その日のエネルギー残量(=Body Energy)をチェックすることもできます。

バックル部に有機EL液晶・ヘッドは自由に交換可能

wena 3」は一般的なスマートウォッチと異なり、バックル部に有機ディスプレイを搭載。LINE・メール・電話・スケジュール・天気予報・アラームなどの通知を見やすく表示することができます。また、ヘッド(時計部)は今まで使用してきた時計などを利用して自由に取り付けることが可能。有名デザイナーがデザインしたおしゃれなヘッドも複数用意されています。

公式ページ
http://wena.jp/lp/wena_3/

価格を比較

wena 3」と、「Fitbit Charge 4」、「Garmin VENU SQ」、「Apple Watch SE」の価格を比較してみました。

「wena 3」

wena 3」は、Amazonで25,740円(Black WNW-A21A/B)、楽天市場で26,400円 (税込・Black WNW-A21A/B)、ヤフーショッピングで26,400 円 (税込・Black WNW-A21A/B)、ビックカメラで26,400円 (税込・Black WNW-A21A/B)で販売されています。

「Fitbit Charge 4」

Fitbit Charge 4」は、Amazonで19,982円、楽天市場で14,980円 (税込)、ヤフーショッピングで14,980円 (税込)、ビックカメラで21,980円 (税込・2,198ポイント)、米国 Amazon.comで$118.95(日本発送は +$8.54)で販売されています。

「Garmin VENU SQ」

Garmin VENU SQ」は、Amazonで22,545円、楽天市場で24,800円 (税込)、ヤフーショッピングで24,799円 (税込)、ビックカメラで24,800円  (税込・2,480ポイント)、米国 Amazon.comで$189.17(日本発送は+ $28.17) で販売されています。

「Apple Watch SE」

Apple Watch SE」は、Amazonで36,080円、楽天市場で39,400円 (税込)、ヤフーショッピングで38,069円 (税込)、ビックカメラで32,780円 (税込・984ポイント) で販売されています。

計測できること・機能を比較

wena 3」と、「Fitbit Charge 4」、「Garmin VENU SQ」、「Apple Watch SE」の計測できること・機能を比較してみました。

「wena 3」

計測できること

最大酸素摂取量(VO2 Max)、歩数、消費カロリー、移動距離(ペース・ルート・GPSセンサーなしでスマホが必須)、心拍数、睡眠(4段階の眠りの深さ)、ストレスレベル、エネルギー残量

機能

おサイフケータイ、Amazon Alexa音声認識、通知(LINE・メール・電話・スケジュール・天気予報・アラーム)、デュアル光学式心拍センサーによるモニタリング、Qrio Lock、紛失防止(スマホ or wena3 から探索可能)、5気圧防水

※カメラシャッター、ミュージックコントロール機能を追加(1月28日アップデート)

「Fitbit Charge 4」

計測できること

消費カロリー、歩数、上昇階段、心拍数(24時間)、睡眠、距離・スピード(GPSセンサー搭載・リアルタイム)、「相対SpO2」(血中酸素飽和度)、ワークアウト強度(ルート・心拍数ゾーンごと)、女性の健康状態

機能

Fitbit Pay 、Spotifyのコントロール、クイック返信機能(テキストで返信)、エクササイズ自動認識機能、運動リマインダー、着信・カレンダーの予定・スマートフォンのアプリの通知、テキストメッセージの受信、やることリスト、アプリ通知、呼吸セッション(心拍数にもどづく)、天気予報やタイマー、文字盤カスタマイズ、目覚まし機能「スマートウェイク」(近日対応予定)

スポーツモード 屋外ワークアウトモード、20種類以上のエクササイズモード(ランニング、スイミング、クロストレーナー、スポーツなど・GPS使用は7種類)

「Garmin VENU SQ」

計測できること

歩数、消費カロリー、距離・ルート・ペース(GPS内蔵)、VO2 max(最大酸素摂取量)/フィットネス年齢、心拍数、睡眠、ストレスレベル、呼吸数、ブレスワーク、生理周期、水分補給、スポーツモード(20種類・アプリ内蔵)

機能

Garmin Pay(Suicaに対応)、GARMIN COACH(ランニングコーチからアドバイス)、Body Battery エネルギーモニタリング、セーフティ機能(事故検知機能)、音楽再生(Musicモデルのみ対応)、通知(電子メールやテキスト、アラートを受信)、Move IQ、オリジナルワークアウトの作成・ダウンロード、CONNECT IQストア(アプリやウィジェット、ウォッチフェイスなどをダウンロード)

「Apple Watch SE」

計測できること

消費カロリー、心拍数、睡眠、距離、ペース、ラップ、ケイデンス、高度(山の高さを計測)、月経周期など。

スポーツモード(ランニング、ウォーキング、ヨガ、サイクリング、ダンス、高強度のインターバルトレーニングなど)

機能

Apple Pay、「ファミリー共有設定(Family Setup)」機能、「Schooltime Mode」、アクティビティの計測(ムーブ、エクササイズ、スタンドの3つのシンプルな指標で表示)、海外における緊急通報、緊急SOS、転倒検出、GymKit(ワークアウト測定)、ノイズアプリ、コンパス、音声認識「Siri」、天気、カレンダー、リマインダー、App Store、トランシーバー、カメラリモート、スマートフォンの通知・着信、音楽再生

スペックを比較

wena 3」と、「Fitbit Charge 4」、「Garmin VENU SQ」、「Apple Watch SE」のスペックを比較してみました。

「wena 3」のスペック

  • ディスプレイ(バックル部) 有機ELディスプレイ、フルカラーLED x1
    ※Corning® Gorilla® Glass
  • ヘッド(時計部) 18-24mmのものfr取り付け可能
  • プロセッサ 不明
  • RAM(メモリ) 不明
  • ストレージ 不明
  • バッテリー リチウムイオン電池
  • 駆動時間 約1週間
    ※バッテリーが切れた後、約24時間 駆動できる
  • 充電 約1.5時間・wena 3専用充電コネクター、USB Type-Cケーブル
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Bluetooth 5.0
  • NFC&おサイフケータイ 対応・Suica 利用可能
  • インターフェース USB Type-C
  • センサー 加速度センサー、静電タッチセンサー、マイク、照度センサー、心拍センサー
  • 防水 5気圧
  • 音声アシスタント Alexa
  • 材質 SUS316L(バックル部)
  • OS 独自OS
  • 対応OS iOS 11.0以上 / Android 6.0以上
  • バンドの種類 metal(高級感)、leather(カジュアル)、rubber(スポーーティ)
  • 重量
    metal 80.0g
    leather 38.0g
    rubber 32.0g

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「Fitbit Charge 4」のスペック

  • ディスプレイ 大型タッチスクリーン
    ※バックライト(環境光に自動的に対応)
  • バッテリー駆動時間 7日間(GPS使用時は最大5時間)
  • ワイヤレス通信 Bluetooth Low Energy(BLE)
  • NFC 対応(Fitbit Payに対応)
  • 防水 水深50mまでの耐水仕様
  • 対応OS Apple iOS 11 以降、Android OS 7.0 以降、または Windows 10 v1607 以降
  • サイズ 22.7(幅)×35.8(高さ)×12.5(奥行)mm
  • 重量 不明
  • カラー  ブラック、ローズウッド、ストームブルー/ブラック
    ※「Charge 4 Special Edition」は専用のグラナイト/ブラックの織バンド+交換可能な従来のブラックバンドが付属
  • データの同期  iOS や Android のデバイスと自動的に同期・データや傾向、目標の達成状況を Fitbit ダッシュボードに表示
  • アプリ Fitbit アプリ

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「Garmin VENU SQ」のスペック

  • ディスプレイ 1.3インチ、解像度240x240pxのタッチフルカラー液晶
    ※33.1mm / LCD/ Corning Gorilla Glass 3/常時表示モード
  • プロセッサ 不明
  • RAM(メモリ) 不明
  • ストレージ 不明
    ※VENU SQ MusicはSpotifyやAmazon Music、LINE Musicなどのストリーミング配信サービスの楽曲とプレイリストをローカルにダウンロード可能。最大500曲まで保存できる
  • バッテリー駆動時間 スマートウォッチモード:約6日間、GPS+音楽モード:約6時間、GPSのみ:約14時間
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Bluetooth
  • GPS 内蔵・GLONASS/みちびき(補完信号)/Galileo
  • Garmin Pay 対応・「Suica」対応
  • インターフェース 充電端子
  • ストラップ クイックリリースバンド・20mm
  • 防水 5 ATM・5気圧防水・50m防水
  • 内蔵スポーツアプリ 20+
  • OS 独自OS
  • サイズ 33.1mm
  • 重量 37.6g
  • カラー VENU SQ:Shadow Gray/Slate、White/Light Gold、Orchid/Metallic Orchid
    ※VENU SQ Music:Black/Slate、Light Sand/Rose Gold、Navy/Light Gold、Moss/Slate

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「Apple Watch SE」のスペック

  • ディスプレイ
    44mm、解像度368 x 448 pxのRetina液晶(977平方ミリメートルの表示領域)
    40mm、解像度324 x 394pxのRetina液晶(759平方ミリメートルの表示領域)
    ※LTPO OLED/輝度 1,000nit
  • プロセッサ S5 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)
    ※S3と比べて最大2倍高速
  • チップ W3 Appleワイヤレスチップ
  • ストレージ 32GB
  • バッテリー リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵
    最大18時間
  • 充電 磁気充電ケーブル
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz、Bluetooth 5.0
    ※GPS + Cellularモデルもあり
  • NFC&Apple Pay 対応・利用できます
  • スピーカー&マイク 搭載・利用できます
  • センサー GPS/GNSS、コンパス、常時計測の高度計、第二世代の光学式心拍計、加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー
  • 防水 50m防水(5気圧防水・水泳の記録も可能)
  • ケース材質
    GPS + Cellularモデル アルミニウムケース(シルバー、スペースグレイ、ゴールドの仕上げから選択可能)
    GPSモデル アルミニウムケース(シルバー、スペースグレイ、ゴールドの仕上げから選択可能)
    Apple Watch Nike アルミニウムケース(シルバー、スペースグレイの仕上げから選択可能)
    ※セミラックとサファイアクリスタル裏蓋
  • OS watchOS 7
  • サイズ 44mm、40mm
  • 重量
    40 mm(GPS+Cellular) 30.68g
    44 mm(GPS+Cellular) 36.36g
    40 mm(GPS) 30.49g
    44 mm(GPS) 36.20g
  • カラー シルバー、ゴールド、スペースグレイ

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「wena 3」のメリット・デメリット

wena 3」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・大画面の有機EL液晶・タッチ&スワイプ操作でアプリにアクセス

wena 3」はタッチ対応の大画面 有機EL液晶を搭載。スワイプ操作ですばやくアプリにアクセスし、LINEやメール、電話などの通知やスケジュール、天気予報などもチェックできます。

一方、「Fitbit Charge 4」はバックライト付きの大型タッチスクリーン液晶(明るさ自動調整)を搭載、「Garmin VENU SQ」は1.3インチ、解像度240x240pxのタッチフルカラー液晶(常時表示モード・ゴリラガラス)を搭載、「Apple Watch SE」は40/44mm、解像度324 x 394px(or 解像度368 x 448 px)のRetina液晶を搭載しています。

・おサイフケータイでSuicaが使える

wena 3」はNFC(Felica)搭載でおサイフケータイが利用可能。楽天EdyやiD、WAON、LINE Pay、QUIC Payのほかに、交通系ICカード「Suica」が利用できます。
Suicaではwena3本体だけで残高確認が利用できます。また、鉄道・バス・お買いものの他に「タッチでGo!新幹線」、「スマートEX」を利用した新幹線への乗車が利用できます。

一方、「Fitbit Charge 4」はFitbit Payに対応、「Garmin VENU SQ」はGarmin Payに対応、「Apple Watch SE」はApple Payに対応し、電子マネー決済が利用できます。

・音声認識Amazon Alexaが使える

wena 3」は音声認識のAmazon Alexaに対応。ボタンを押して話しかけるだけで天気や交通情報、カレンダーの予定などを確認することができます。また、Alexaスキルを追加することで、さまざまな機能を利用することも可能です。

一方、「Fitbit Charge 4」は音声認識に対応していません(※Fitbit Sense、Fitbit Versa 2およびFitbit Versa 3は音声認識に対応)。「Garmin VENU SQ」は音声認識に対応していません。「Apple Watch SE」は音声認識「Siri」に対応しています。

・「wena 3」は最大酸素摂取量(VO2 Max)を測定できる

wena 3」は最大酸素摂取量(VO2 Max)を測定し、どのくらい持久力(体力)があるのかを測定することができます。そのほか、睡眠(4段階の眠りの深さ)やストレスレベル、エネルギー残量(=Body Energy)も測定できます。

一方、「Apple Watch SE」はVO2 maxの計測に対応していません。「Fitbit Charge 4」はVO2 Maxの測定に非対応(※相対血中酸素飽和度SpO2の計測に対応)です。「Garmin VENU SQ」はVO2 maxの計測に対応(ストレス&呼吸数も対応)しています。

・1週間駆動するバッテリー&予備で1週間プラス

wena 3」は1週間駆動するバッテリーを搭載。バッテリーがなくなっても予備電力がなくなるまで交通系IC機能・電子マネー機能を利用することができます。

一方、「Fitbit Charge 4」は7日間(GPS使用時は最大5時間)駆動するバッテリーを搭載、「Garmin VENU SQ」はスマートウォッチモード:約6日間(GPS+音楽モード:約6時間)駆動するバッテリーを搭載、「Apple Watch SE」は最大18時間駆動するバッテリーを搭載しています。

・3種類のバンドを用意

wena 3」はmetal(高級感)、leather(カジュアル)、rubber(スポーーティ)の3種類のバンドを用意しています。

一方、「Fitbit Charge 4」、「Garmin VENU SQ」、「Apple Watch SE」には3種類のバンドが用意されていません。

デメリット

・GPSセンサーが内蔵されていない

wena 3」はGPSセンサーが搭載されていないため、スマートフォンなしで移動距離・ペース・ルートなどを計測することができません。

一方、「Fitbit Charge 4」と「Garmin VENU SQ」はGPSセンサーを内蔵し、スマホなしで移動距離・ペース・ルートなどを計測できます。「Apple Watch SE」はGPS搭載モデルも用意されています。

・血中酸素が計測できない

wena 3」は「相対SpO2」(血中酸素飽和度)を測定できません。ウイルスなどで体に異常が生じた場合、すばやく察知することができないので不便です。

一方、「Fitbit Charge 4」は「相対SpO2」(血中酸素飽和度)を計測できます。「Garmin VENU SQ」と「Apple Watch SE」は「相対SpO2」(血中酸素飽和度)を計測できません。

・スポーツモードがない

wena 3」は豊富なスポーツモードが用意されていません。スポーツの種類ごとに活動量が計測できないので不便です。

一方、「Fitbit Charge 4」は屋外ワークアウトモード&20種類以上のエクササイズモードを搭載、「Garmin VENU SQ」は20種類のスポーツモードに対応、「Apple Watch SE」は6種類以上のスポーツモードに対応しています。

「wena3 Frosted Black Edition Styled for Xperia」も発売開始!

2022年1月28日、スマートフォン「Xperia 1 III」に合わせたデザインを採用した時計「wena3 Frosted Black Edition Styled for Xperia」も発売されました。

スマートフォンのカメラアプリのシャッターをwena3からアイコンを押すことで遠隔操作できる「カメラシャッター」と、ディスプレイ画面に表示されるアイコンを用いて、音楽の再生と一時停止、曲の送り戻し、ボリュームをコントロールできる「ミュージックコントロール」に対応しています。

また、バックル部にwena 3を搭載しているので機能もそのまま利用できます。Wena 3はSuicaにも対応しているので鉄道・バス・お買いもので電子マネー決済も利用できます。

※現在、売り切れで販売されていないようです。

公式ページ   wena 3 Frosted Black Edition Styled for Xperia | Xperia

「wena 3」の販売・購入先

wena 3」は、

Amazonで25,740円(Black WNW-A21A/B)、

楽天市場で26,400円 (税込・Black WNW-A21A/B)、

ヤフーショッピングで26,400 円 (税込・Black WNW-A21A/B)、

ビックカメラで26,400円 (税込・Black WNW-A21A/B)、

で販売されています。

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