「BMAX X15」と高コスパノートPCを徹底比較！

2020年8月に発売された「BMAX X15」と高コスパノートPCを徹底比較して紹介！価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリットも紹介します。

※2023年2月、「BMAX X15 Plus」(N5095)が発売されました。

「BMAX X15」の特徴

「BMAX X15」の特徴をまとめてみました。

フルHDで大画面のワイド液晶・視野角も広い

「BMAX X15」は大型の15.6インチサイズの液晶を採用しています。解像度は1920 x 1080ドットでフルHD画質。15mmベゼル幅を採用しているため、画面がより広く見えるようになっています。また、IPSパネルを採用しているため、斜めからの角度でも見やすさを維持。Officeでの文書作成もデスクトップPCと変わらない見やすさで作業できます。

SSD 128GBを内蔵・M.2 SSDスロットで拡張

「BMAX X15」はSSD 128GBストレージを内蔵。通常のHDDやeMMCストレージと比べて処理が速いため、OSやアプリの起動も高速になっています。また、本体下部にSSD M.2(SATA_2280 x1)の拡張スロットを搭載。メモリのような形状のため、簡単にストレージ容量を増設することができます。そのほか、Micro SDカードリーダーを搭載。別売のmicroSDカードで気軽にストレージ容量を増やすことができます。

Wi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0に対応

「BMAX X15」は2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使ったワイヤレス通信「Wi-Fiデュアルバンド」に対応。従来よりも高速で途切れづらい通信が利用できます。また、通信速度が2倍、通信距離が4倍、通信容量は8倍になった「Bluetooth 5.0」をサポート。ワイヤレスヘッドホンやキーボード、マウスなどともスムーズに接続できます。

公式ページ
https://www.bmaxit.com/2020/laptops_0808/32.html

価格を比較

「BMAX X15」と、「HP 15s-eq1000」、「IdeaPad S145(AMD)」、「TECLAST F15」の価格を比較してみました。

「BMAX X15」

「BMAX X15」は、Amazonで38,990円(10%OFFクーポン付き)、楽天市場で45,314円 (税込)、ヤフーショッピングで45,056 円、Banggoodで34,706円、AliExpressでUS $289.99、米国Amazon.comで$379.00 で販売されています。

「HP 15s-eq1000」

「HP 15s-eq1000」は、HP公式ストアで35,500円（税抜・税込で39050円）～、楽天市場で45,500円 (税込)で販売されています。

「IdeaPad S145(AMD)」

「IdeaPad S145(AMD)」は、レノボ直販サイトで35,927円（税込・送料無料）、Amazonで48,400円（4500円OFFクーポン付き）、楽天市場で49,302円 (税込)、ヤフーショッピングで49,302円（税込）で販売されています。

「TECLAST F15」

「TECLAST F15」は、Amazonで43,900円（3000円OFFクーポン付き）、楽天市場で54,472円～ (税込)、ヤフーショッピングで53,756円〜（税込）、GearBestで49437 円、Banggoodで42,890円、AliExpressでUS $390.84 で販売されています。

スペックを比較

「BMAX X15」と、「HP 15s-eq1000」、「IdeaPad S145(AMD)」、「TECLAST F15」のスペックを比較してみました。

「BMAX X15」のスペック

ディスプレイ　15.6インチ、解像度1920 x 1080ドットのIPS液晶
※FHD / IPS LCD / 画面占有率 76.5% / ベゼル幅15mm
プロセッサ Gemini Lake世代のインテル Celeron N4100 クアッドコア 1.1GHz
※14nm / 4コア / 4スレッド / 最大2.40 GHz
GPU Intel UHD Graphics 600
RAM（メモリ） 8GB
ストレージ SSD 128GB
拡張ストレージ SSD M.2_SATA_2280 x1、Micro SDカードリーダー x1
バッテリー　38Wh（10000mAh / 3.8V）、リチウムイオンポリマーバッテリー
駆動時間　6～8時間
カメラ　Webカメラ（30万画素）
ワイヤレス通信　Wi-Fiデュアルバンド 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.0 ×2、mini HDMI x1、3.5mm イヤホンジャック
オーディオ　4つのステレオスピーカーを内蔵・マイクあり・専門的な調整済み
キーボード　フルサイズ・英語・ナローベゼル
タッチパッド　大型タッチパッド・ジェスチャー操作
OS　Windows 10 Home 64bit
サイズ 37.5 x 24.3 x 2 cm
重量　約1.8kg
カラー グレイ

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「HP 15s-eq1000」のスペック

ディスプレイ 15.6インチ、解像度 1920×1080ドットのワイドIPS液晶
※フルHD / 非光沢 / 最大1677万色
プロセッサ　AMD Athlon™ Silver 3050U
GPU Radeon™ グラフィックス
RAM（メモリ）　4GB (4GB×1) DDR4-2400MHz
ストレージ　128GB SSD (SATA M.2)
バッテリー　リチウムイオンバッテリ (3セル)
駆動時間　最大 11時間
電源 45W スマートACアダプター（動作電圧:100-240 VAC、動作周波数:50-60 Hz）
カメラ　HP TrueVision HD Webcam (約92万画素)
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.0、機内モードオン/オフボタン付き
インターフェース HDMI 出力端子×1、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2、SuperSpeed USB Type-C® 5Gbps ×1 、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
オーディオ　デュアルスピーカー、Realtek HighDefinition Audio準拠、内蔵マイク
キーボード　日本語配列、テンキー付き
OS　　Windows 10 Home 64bit
サイズ　358 × 242 × 17.9（最薄部）- 19.5（最厚部）mm
重量　約 1.6 kg
カラー　ピュアホワイト

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「IdeaPad S145(AMD)」のスペック

ディスプレイ 15.6インチ、1920×1080ドットのTN液晶
※FHD / 約1,677万色 / 光沢なし / LEDバックライト付
プロセッサ
AMD Athlon™ 300U
AMD Ryzen™ 3 3200U
AMD Ryzen™ 5 3500U
AMD Ryzen™ 7 3700U
GPU
AMD Radeon™ Vega3 グラフィックス
AMD Radeon™ Vega8 グラフィックス
AMD Radeon™ RX Vega10 グラフィックス
RAM（メモリ）　4GB PC4-19200 DDR4 SDRAM
ストレージ SSD 128GB (PCIe NVMe/M.2)
バッテリー　2セルリチウムイオンポリマーバッテリー (固定式)
駆動時間　約 6.3時間
充電時間　約 3.5時間
ACアダプター　AC 100-240V(50/60Hz)/ 重さ約 210g
カメラ　前面:30万画素
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
オーディオ　インテル® ハイデフィニション・オーディオ (Dolby Audio™対応)
スピーカー　ステレオスピーカー
マイク　デジタルマイクロホン
インターフェース　USB3.0 x2、USB2.0 x1、HDMI x1、4-in-1メディアカードリーダー（SD、SDHC、SDXC、MMC）、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック、電源ジャック
OS Windows 10 Home 64bit (日本語版)
サイズ　約 362.2×251.5×19.9mm
重量　約 1.85kg
カラー　シルバー

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「TECLAST F15」のスペック

ディスプレイ　15.6 インチ、解像度 1920 x 1080 ドットのIPS液晶
プロセッサ Gemini Lake世代の Intel Celeron N4100 クアッドコア 1.1GHz
※14nm/ 64bit / 4コア / 4スレッド
GPU Intel UHD Graphics 600
RAM（メモリ） 8GB DDR4
ストレージ 256GB SSD (M.2)
バッテリー　41800mWhポリマーリチウム電池
駆動時間 7時間（※動画再生時で6時間）
電源 12V/2A
カメラ 200万画素
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.0 x2、HDMI x1、microSDカードスロット x1、3.5mmイヤホンジャック x1 、DCポート x1
スピーカー内蔵2チャンネルスピーカー
マイクあり
OS Windows 10 Home 64bit
サイズ 361mm（L）×249.5mm（W）×14.95mm（H）
重量 1.8kg
カラー シルバー
発売日 2019年2月

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ベンチマークを比較

「BMAX X15」と、「HP 15s-eq1000」、「IdeaPad S145(AMD)」、「TECLAST F15」のベンチマークスコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード（以下、グラボ）の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「BMAX X15」

＜CPU＞ Celeron N4100

Passmarkによるベンチマークスコアは「2490」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「382」、マルチコアで「1154」。

＜GPU＞ Intel UHD Graphics 600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。

「HP 15s-eq1000」

＜CPU＞AMD Athlon™ Silver 3050U

Passmarkによるベンチマークスコアは「3233」(CPU)。

＜GPU＞ Radeon™ グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「968」。

「IdeaPad S145(AMD)」

＜CPU＞　AMD Athlon™ 300U

Passmarkによるベンチマークスコアは「4163」(CPU)。

＜CPU＞　AMD Ryzen™ 3 3200U

Passmarkによるベンチマークスコアは「4110」(CPU)。

＜CPU＞　AMD Ryzen™ 5 3500U

Passmarkによるベンチマークスコアは「7209」(CPU)。

＜GPU＞ AMD Radeon™ Vega3 グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1260」。

＜GPU＞ AMD Radeon™ Vega8 グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「 2094」。

「TECLAST F15」

＜CPU＞ Intel Celeron N4100

Passmarkによるベンチマークスコアは「2565」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「382」、マルチコアで「1164」。

＜GPU＞　Intel UHD Graphics 600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。

「BMAX X15」のメリット・デメリット

「BMAX X15」のメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット

・8GBメモリ＆SSD 128GBで快適に動作

「BMAX X15」は8GBメモリとSSD 128GBを搭載し、遅延なく快適に動作します。

一方、「HP 15s-eq1000」と「IdeaPad S145(AMD)」は4GBメモリとSSD 128GBを搭載、「TECLAST F15」は8GB DDR4 メモリとSSD 128GBを搭載しています。

・M.2 SSDでストレージを拡張できる

「BMAX X15」は拡張スロットを搭載し、M.2 SSD（SATA_2280 x1）でストレージ容量を増やすことができます。

一方、「HP 15s-eq1000」、「IdeaPad S145(AMD)」、「TECLAST F15」は拡張スロットが搭載されていないため、M.2 SSDでストレージ容量を簡単に増やすことはできません。基本的に元のストレージと換装して容量を増やすことになります。

・大型のフルHD液晶が見やすい

「BMAX X15」は15.6インチ、解像度1920 x 1080ドットのIPS液晶を搭載しています。

一方、「HP 15s-eq1000」は 15.6インチ、解像度 1920×1080ドットのワイドIPS液晶、「IdeaPad S145(AMD)」は 15.6インチ、1920×1080ドットのTN液晶、「TECLAST F15」は15.6 インチ、解像度 1920 x 1080 ドットのIPS液晶を搭載しています。

・打ちやすいフルサイズキーボード・大型タッチパッド付き

「BMAX X15」は打ちやすいフルサイズの英語キーボードを搭載しています。また、大型タッチパッド搭載でジェスチャー操作にも対応します。

一方、「HP 15s-eq1000」と「IdeaPad S145(AMD)」はフルサイズの日本語キーボード（大型タッチパッド付き）を搭載。「TECLAST F15」はフルサイズの英語キーボード（大型タッチパッド付き）を搭載しています。

・クアッドスピーカーで音がいい

「BMAX X15」は4つのクアッドスピーカーを搭載。高音質なサウンドを楽しむことができます。

一方、「HP 15s-eq1000」はデュアルスピーカーを搭載、「IdeaPad S145(AMD)」はDolby Audio対応のステレオスピーカーを搭載、「TECLAST F15」は内蔵2チャンネルスピーカーを搭載しています。

・Wi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0に対応

「BMAX X15」はWi-FiデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応し、快適に通信できるようになっています。

一方、「HP 15s-eq1000」はWi-Fi6とBluetooth 5.0に対応、「IdeaPad S145(AMD)」と「TECLAST F15」はWi-FiデュアルバンドとBluetooth 4.2に対応しています。

デメリット

・Type-C端子が搭載されていない

「BMAX X15」はUSB 3.0搭載で、Type-C端子は搭載されていません。PD充電も利用できません。

一方、「HP 15s-eq1000」だけはType-C端子を搭載し、高速なデータ転送が可能になっています。

・携帯性がよくない

「BMAX X15」は厚さ2 cmで重さ約1.8kgと携帯性に優れているわけではありません。

一方、「HP 15s-eq1000」は厚さ17.9（最薄部）- 19.5（最厚部）mmで重さ約 1.6 kgと、15.6インチながらも軽量になっています。「IdeaPad S145(AMD)」は厚さ19.9mmで重さ約 1.85kg、「TECLAST F15」は厚さ14.95mmで重さ1.8kgになっています。