「BMAX S13」と激安ノートPCを徹底比較！

2020年5月に発売された「BMAX S13」と激安ノートPCを徹底比較して紹介！価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリットも紹介します。

※2020年9月、「BMAX S13A」が発売されました。スペック情報を追記しています。

※2020年9月から「BMAX Y13 Pro」も発売中です。

※2019年6月から「BMAX X3」も発売中です。

このページ内の目次

「BMAX S13」の特徴

「BMAX S13」の特徴についてまとめてみました。

Gemini Lake ＆ 8GB LPDDR4メモリで快適動作！

「BMAX S13」はGemini Lake世代のIntel Celeron N4000 デュアルコアプロセッサを搭載。Passmarkによるベンチマークスコアは「1535」を記録しています。また、高速なLPDDR4規格のメモリを8GB搭載。SSDストレージも採用しているため、サクサクと軽快に動作します。

128GB SSD搭載・最大1TBまで拡張できる

「BMAX S13」は高速処理が可能な128GB SSD ストレージを搭載しています。また、メモリのような形状で手軽に交換できるM.2 規格の拡張スロットを搭載。最大1TBまで増設できるため、大量の写真・動画・音楽・PDFファイルなども余裕をもって保存することができます。

3mmナローベゼルのフルサイズキーボードを採用

「BMAX S13」は3mmナローベゼルを採用したフルサイズキーボードを搭載。13インチながらも本体とキーボードの間が3mmしかない大型のキーボードで快適にタイピングできるようになっています。また、4.7インチの大型タッチパッドを搭載。2〜4本指を使ったジェスチャー操作（ピンチ、スワイプ、タップ）も可能になっています。

公式ページ BMAX S13
https://www.bmaxit.com/2020/laptops_0423/28.html

価格を比較

「BMAX S13」と、「IdeaPad Slim 150」、「CHUWI HeroBook Pro」、「Teclast F7 Plus」の価格を比較してみました。

「BMAX S13」

「BMAX S13」は、Amazonで25,900円（2000円OFFクーポン付き）、楽天市場で33,049円 (税込)、ヤフーショッピングで30,635円（税込）、Banggoodで32,304円、AliExpressでUS $265.84 で販売されています。

「IdeaPad Slim 150」

「IdeaPad Slim 150」はレノボ直販サイトで 32,648円、Amazonで60,280円〜、楽天市場で49,279円〜(税込)、ヤフーショッピングで59,900円（税込）で販売されています。

「CHUWI HeroBook Pro」

「CHUWI HeroBook Pro」はAmazonで34,000円、楽天市場で45,553円〜 (税込)、ヤフーショッピングで38,580円〜（税込）、GearBestで28376 円、Banggoodで35,989円、AliExpressでUS $269.99 – 287.49 、で販売されています。

「Teclast F7 Plus」

「Teclast F7 Plus」はAmazonで38,900円（2000円OFFクーポン付き）、ヤフーショッピングで45,733円（税込）、GearBestで41473 円、Banggoodで39,261円、AliExpressでUS $309.99 で販売されています。

スペックを比較

「BMAX S13」と、「IdeaPad Slim 150」、「CHUWI HeroBook Pro」、「Teclast F7 Plus」のスペックを比較してみました。

「BMAX S13」のスペック

ディスプレイ　13.3インチ、解像度1920 x 1080ドットのIPS
※ 16:9 / FHD / LCD / タッチには非対応 / ベゼル幅 15mm / 視野角178°
プロセッサ　Gemini Lake世代のIntel Celeron N4000 デュアルコア 1.1GHz
※14nm / 64bit / 2コア / 2スレッド / 最大2.60 GHz
GPU　第9世代の Intel UHD Graphics 600
RAM（メモリ） 8GB LPDDR4
ストレージ 128GB SSD
拡張ストレージ M.2 SATA 2280 x1、TF（Micro SD）カードリーダーx1
※M.2 2280タイプ、最大1TBにアップグレード可能
バッテリー　38Wh（10000mAh / 3.8V）、リチウムイオンポリマーバッテリー
駆動時間　6〜8時間
カメラ 30万画素Webカメラ
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
有線LAN 非対応・利用できません
インターフェース　USB 3.0 ×2、MINI HDMI x1、SDカードスロット、3.5mmヘッドセットジャック
オーディオ　ステレオスピーカーとマイク（チューニング済み）
OS　Windows 10（オンラインで自動的にライセンス認証）
サイズ　317mm（L）×215mm（W）×20.0mm（H）
重量　約1.3kg
カラー　スペースグレー

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「IdeaPad Slim 150」のスペック

ディスプレイ 11.6インチ、解像度1366×768ドットのTN液晶
※ HD / LEDバックライト付 / 約1,677万色 / 光沢なし
プロセッサ　AMD A4-9120E APU
GPU　AMD Radeon™ R3 グラフィックス
RAM（メモリ）　4GB　※増設不可
※PC4-14900 DDR4 SDRAM
ストレージ　SSD 128GB (PCIe NVMe/M.2)
バッテリー 2セルリチウムイオンポリマーバッテリー (固定式)
駆動時間　約 9.9時間
充電時間　約 2.5時間
カメラ　前面:30万画素
ワイヤレス通信　 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
インターフェース　USB 3.0 ×2、HDMI x1、microSDメディアカードリーダー、3.5mmヘッドセットジャック
オーディオ　インテル® ハイデフィニション・オーディオ (Dolby Audio™対応)、ステレオスピーカー、デジタルアレイマイクロホン
OS　Windows 10 Home 64bit (日本語版)
サイズ 約 288x200x18.8mm（最薄部）
重量約 1.2kg
カラー　プラチナグレー

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「CHUWI HeroBook Pro」のスペック

ディスプレイ 14.1インチ、解像度1920 x 1080ドットのIPS液晶
※16:9 / FHD
プロセッサ Gemini Lake世代の Intel Celeron N4000 デュアルコア
※14 nm / 2コア /2スレッド / 64bit / 最大2.8GHz
GPU　Intel UHD Graphics 600
RAM（メモリ） 8GB LPDDR4
ストレージ 256GB SSD M.2
外部ストレージ M.2 SSD (2242/2280) で最大512GB まで / microSDカードで最大128GBまで
バッテリー　38Wh（5000mAh / 7.6V）、リチウムイオンポリマーバッテリー
駆動時間　9時間
カメラ 前面30万画素Webカメラ
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0
インターフェース　 USB 3.0 x 1、USB2.0 x 1、Mini HDMI、microSDメモリーカードスロット×1、3.5mmイヤホンジャック、DC充電ポート
OS　Windows 10 Home 64bit
Office Microsoft Office2010　※要確認
サイズ　33.20 x 21.40 x 2.13 cm
重量　1.39kg
カラー グレイ
発売日 2020年3月

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「Teclast F7 Plus」のスペック

ディスプレイ 14.0インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶
※画面比率 90% / FHD
プロセッサ Intel Celeron N4100 Qual Core 1GHz 最大2.4GHz
GPU Intel HDグラフィックス600
RAM（メモリ） 8 GB LPDDR4
ストレージ 128GB SSD or 256GB SSD
バッテリー 38Wh
駆動時間 連続駆動時時間は8時間
カメラ 200万画素 Webカメラ
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0
インターフェース USB Type-C (充電・データ転送)、USB3.0 x2、Micro HDMI、microSDカードスロット、SSD拡張スロット、3.5mmジャック
OS Windows 10 Home
サイズ 331 x 220 x 14.9 mm
重量 1.5kg
カラー グレイ
発売日 2019年1月

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ベンチマークを比較

「BMAX S13」と、「IdeaPad Slim 150」、「CHUWI HeroBook Pro」、「Teclast F7 Plus」のベンチマークスコアを比較してみました。

「BMAX S13」

＜CPU＞ Intel Celeron N4000

Passmarkによるベンチマークスコアは「1535」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「391」、マルチコアで「688」。

＜GPU＞ Intel UHD Graphics 600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。

「IdeaPad Slim 150」

＜CPU＞　AMD A4-9120E APU

Passmarkによるベンチマークスコアは「1255」(CPU)。

＜GPU＞　AMD Radeon™ R3 グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「420」。

「CHUWI HeroBook Pro」

＜CPU＞　 Intel Celeron N4000 デュアルコア

Passmarkによるベンチマークスコアは「1431」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「397」、マルチコアで「706」。

＜GPU＞　Intel UHD Graphics 600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「391」。

「Teclast F7 Plus」

＜CPU＞　Intel Celeron N4100

Passmarkによるベンチマークスコアは「2273」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「381」、マルチコアで「1197」。

＜GPU＞　 Intel UHD Graphics 600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。

「BMAX S13」のメリット・デメリット

「BMAX S13」のメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット

・極細ベゼルを採用したフルHDのIPS液晶が見やすい

「BMAX S13」は13.3インチのIPS液晶を搭載しています。解像度は解像度1920 x 1080ドットで、高精細なフルHD画質。ベゼル幅 15mmの極細ベゼルを採用しているため、ワイドで迫力ある映像が楽しめます。

一方、「IdeaPad Slim 150」は11.6インチ、解像度1366×768ドットのTN液晶搭載で、HD画質になります。「CHUWI HeroBook Pro」は14.1インチ、解像度1920 x 1080ドットのIPS液晶（フルHD画質）、「Teclast F7 Plus」は14.0インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶（フルHD画質）を搭載しています。

・最大８時間駆動する38Whバッテリーを搭載

「BMAX S13」は38Wh（10000mAh / 3.8V）のリチウムイオンポリマーバッテリーを搭載し、6〜8時間駆動することができます。

一方、「IdeaPad Slim 150」は 2セルリチウムイオンポリマーバッテリーで約 9.9時間、「CHUWI HeroBook Pro」は38Wh（5000mAh / 7.6V）バッテリー搭載で9時間、「Teclast F7 Plus」は38Whバッテリー搭載で 8時間の駆動が可能になっています。

・ワイヤレス通信が快適

「BMAX S13」は高速かつ途切れにくいWi-Fiデュアルバンドに対応しています。また、Bluetooth 5.0に対応し、従来よりも通信速度が2倍、通信距離が4倍、通信容量が8倍になっています。

一方、「IdeaPad Slim 150」はWi-FiデュアルバンドとBluetooth 4.2、「CHUWI HeroBook Pro」と「Teclast F7 Plus」はWi-FiデュアルバンドとBluetooth 4.0に対応しています。

・最薄部6.5mmの超薄型軽量ボディで携帯しやすい

「BMAX S13」（13インチ）は最薄部6.5mm、重さ約1.3kgの薄型軽量デザインを採用しています。一般的なノートPCよりも薄いので、カバンの中にもすっぽりと収まります。

一方、「IdeaPad Slim 150」（11.6インチ）は厚さ18.8mmで重さ約 1.2kg、「CHUWI HeroBook Pro」（14インチ）は厚さ2.13 cmで重さ1.39kg、「Teclast F7 Plus」（14インチ）は厚さ 14.9 mmで重さ1.5kg になっています。

デメリット

・カメラの画質が低い

「BMAX S13」は30万画素Webカメラを搭載しています。200万画素のWebカメラと比べて映像が粗くなるというデメリットがあります。キレイな映像でオンライン授業やテレワーク、Web会議を利用したい人は別途USB カメラを購入した方がいいでしょう。

なお、「IdeaPad Slim 150」と「CHUWI HeroBook Pro」は30万画素、「Teclast F7 Plus」は200万画素 Webカメラを搭載しています。

・USB Type-Cを採用していない

「BMAX S13」はUSB 3.0ポートを2つ搭載していますが、USB Type-Cポートは搭載していません。14.0インの「BMAX X14」はUSB Type-Cポートを搭載しています。また、「Teclast F7 Plus」もUSB Type-Cポートを搭載しています。

「BMAX S13A」も発売中！

2020年9月、「BMAX S13A」が発売されました。日本のAmazonで発売されているものはCeleron N4020プロセッサと6GB DDR4メモリ搭載。チャンネルスピーカー x2も搭載されています。その他のスペックは「BMAX S13」と共通しています。

「BMAX S13A」のスペック

ディスプレイ　13.3インチ、解像度1920 x 1080ドットのIPS液晶
※ 16:9 / FHD / LCD / タッチには非対応 / ベゼル幅 15mm / 視野角178°
プロセッサ Gemini Lake Refresh世代のIntel Celeron N4020 デュアルコア 1.10 GHz
※14nm/2コア/2スレッド/最大2.80 GHz
GPU　第9世代の Intel UHD Graphics 600
RAM（メモリ） 6GB DDR4 2133 MHz（オンボード）
ストレージ SSD 128GB
拡張ストレージ M.2 SATA 2280 x1、TF（Micro SD）カードリーダーx1
※M.2 2280タイプ、最大1TBにアップグレード可能
バッテリー　38Wh（10000mAh / 3.8V）、リチウムイオンポリマーバッテリー
駆動時間　最大5時間
カメラ 720pHD
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
有線LAN 非対応・利用できません
インターフェース　USB 3.0 ×2、MINI HDMI x1、SDカードスロット、3.5mmヘッドセットジャック
スピーカー　チャンネルスピーカー x2
OS　Windows 10（オンラインで自動的にライセンス認証）
サイズ　317mm（L）×215mm（W）×20.0mm（H）
重量　約1.3kg
カラー　スペースグレー